ルーキー38さんが投稿した三平(東京/雑色)の口コミ詳細

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ルーキー38・土手の風になって

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閉店三平雑色、糀谷/もつ焼き

1

  • 昼の点数:4.8

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/12 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

親子三代で通う「焼き鳥屋」・・・・歴史に幕をおろします

【再訪】

今年最後のレビューになります。
行く年を惜しむようなレビューになってしまいましたが・・・・。

昨年、800レビューで取り上げた、地元の人気店・もつ焼き酒場「三平」。
親子三代で通ったこの名物店、実はこの年末をもって63年の歴史に終止符を打ち、お店を閉めることになりました。

ショックです。
とてもあらたまった文章は書くことは出来ません。

不仲とはいえ、アタシに酒を仕込んでくれた父親との思い出も遠くに行ってしまいました。

何か体の力が抜けたような気分。
ただただ、淋しいかぎり・・・・・。


                 ******************************

'14.08.01

総合800レビュー、東京500レビューの節目は、アタシの地元・六郷で創業60年を誇る人気もつ焼き店から。
地元密着・創業60年のもつ焼き酒場です。

アタシの人生の中で「豚もつ」でも「焼き鳥」と言うようになった原点の店でもあります。
大工だったアタシのオヤジがこの店に通い、たまに「おみやげ」として持って帰ってきた「焼き鳥」こそが、この店の「もつ焼き」だったのです。

成人してからは仲の悪い父子になってしまい、一緒にこの店の暖簾をくぐることはありませんでしたが、アタシがこの店の常連になり、アタシに長女が出来てから小学校の低学年くらいまでは、当時の自宅から歩いて4~5分ほどだったこともあり、近くの銭湯で汗を流した帰りに娘と一緒に立ち寄る・・・・ということで「親子三代」で通ったお店です。

当時は常連父娘ということで店内の「常連写真」にも飾られていたほどです。

その娘とは諸般の事情で最近は会うことも少なくなってきましたが、この店で「焼き鳥」を頬張ったことを覚えているでしょうか?。

さて、コチラのお店、約10年ほど前に建替えました。
建替えてすぐの時に一度顔を出しましたが、こちらも諸般の事情で10年くらい顔を出していませんでした。

最近、この店の近くでリフォーム工事があり、10年ぶりに立ち寄ってみました。

入店は午後3時半頃。
それでも8割方の客入り。10年以上前と変わりません。
店内の焼き台は、以前はオヤジが焼いていたのですが、今は違う人が焼いています。
ホール係は以前と同じ顔もいてチョッと安心。

そして奥からは、オヤジが顔を出しビールや焼き鳥を運んだり、常連らしきお客と話しをしたりしています。

しかし、残念ながら、アタシには気づかず・・・・・。
正直言って、かなりのご高齢なのでアタシのことなんか忘れてしまったかな?といった感じでした。

そして、その翌日、近くの現場の仕事が早く終ったのでまたまたこの店に立ち寄ります。
この日は4時ちょうどくらい。

昨日もそうですが、アタシの最初の注文は「小生とタン塩3本」と決まっています。

そして「がつ生」。

以前は黙っていてもアタシが座るとコレが出てきましたが、今では口に出さないといけません。

またまた奥からオヤジが出てきますが、アタシの顔を見ると「あれっ、〇〇さんじゃない?」と話しかけてきます。
どうやら、アタシの顔を思い出したようです。

「久しぶりです。でも昨日も来たんですよ」と言うと「ごめん、最近ボケちゃってさぁ」と笑います。
「オヤジさんは元気?、子供さんは大きくなった?」と当時のことを思い出しながらしばし話をしました。

やはり居心地の良い店です。

さて、肝心の焼き鳥。
小生を頼むと「おとおし」として「きゅうりの浅漬け」が出ます。コレも昔と変わりません。

タン塩には青海苔をかけていただきながら「がつ生」。
コチラにはたっぷりの酢と軽く醤油、そしてやはり青海苔をたっぷりとかけていただきます。

酢醤油以外にはごま油の香りくらいしかない「珍味」ですが、この独特の歯ごたえがビールのお伴には最適。

1杯目のビールはあっと言う間になくなり小生をおかわり。
おとおしの「きゅうり」がなくなると、昔と同様に塩豆が出されます。


そして、珍しく「あぶら」が売れ残っていたのであぶらを1本、塩で焼いてもらいます。

この「あぶら」はかしらの部分に近いのですが、名前の通り肉塊すべてが「脂身」なのです。
豚肉好きにとってはとてもウマイ一品なのですが、1本食べれば十分・・・・・。

その後、焼き鳥はなんこつを塩で。

アルコールはビールから「レガッタ」に代えます。
コレはウイスキーのウーロン茶割り。以前は「麦茶割り」だったような記憶もありますが、ウーロン茶だったのでしょう。このあたりの記憶は曖昧です。
そして、このレガッタの特徴は「マドラーがポッキー」と言うこと。
コレも昔から変わりません。

焼き鳥は「うずら」を焼いていただいて〆。

ちなみに、こちらの店、肴は「もつ焼き」のみ。
「煮込み」や刺身など、一般の居酒屋にあるようなメニューは一切ありません。

アルコールも「焼酎」は置いてません。

ビールと日本酒、ウイスキーだけ。
ウイスキーは昔は「レッド」だったと記憶していますが、今はサントリーとニッカから選べるようです。
また「ワイン」なんてぇのも置いてありました。それでも「焼酎」「サワー」はありません。

久しぶりに訪れた地元の名店「三平」。

これからまた足繁く通うようになるのかな?。

  • 63年の歴史に幕が・・・・

  • お別れの大ジョッキ(15.12.31)

  • 最後の酒はレガッタ(15.12.31)

  • この勢いはもう見られない・・・・(1512.31)

  • オープンスタイルの店

  • 外のテーブルは常連で満員

  • 札がなくなると売り切れ

  • ドリンクメニュー。昔より増えていました。

  • 小生とおとおし

  • たん塩3本

  • 青海苔をふって

  • 焼き手が変わっていました

  • がつ生。

  • 酢醤油と青海苔をかけます

  • がつ生用の調味料

  • あぶら

  • なんこつ

  • 常連の写真。昔はアタシと娘も写っていました。

  • レガッタ

  • マドラーはポッキー

  • サービスの塩豆

  • うずらはタレで

2015/12/31 更新

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