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お店の入口
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門をくぐると中庭
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縁側越しに中庭を望む
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メニュー
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鴨せいろ
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上げ底のざる
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鴨つけ汁
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そば・アップ
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鴨肉・アップ
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鴨ネギ
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鴨とそば
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鴨肉団子
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蕎麦湯を注ぎます
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蕎麦湯
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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
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本年、最初の投稿になります。
年末も近いとある土曜日の昼、仕事の関係で戸塚・柏尾方面から瀬谷方面に伸びる県道を通ります。
用事を済ませ、ちょっと遠回りですが、二俣川方面から帰ろうと県道を北上。
１２時近くになり「どこかで昼メシでも・・・・」と考えていると県道の右手、少し小高くなった土地にシブい造りのお屋敷が見え「蕎麦」の文字も見えます。
早速、短い登り坂を登って駐車場に車を停めます。
コチラはかなり歴史を感じる建造物。
農家とも違う「名主」とか「豪商」の家のような雰囲気。
駐車場からお店んお敷地に入ると池のある「中庭」が出迎えてくれます。
その中庭を右に見て暖簾をくぐります。
入ったところが旅館のフロント風になっていてゆったりした感じ。建物はかなり大きいです。
アタシは中庭の見える、縁側のある半個室に案内されます。
さすがに、これだけの雰囲気を誇るお店だけあって、メニューを見るとどれもそれなりの単価。
しかし「蕎麦」は当然として、この雰囲気の中で蕎麦を楽しませてくれるのですから仕方のないところ。
いつもの昼メシ代の２倍以上を覚悟して「鴨せいろ」をお願いします。
縁側越しの中庭を眺め、温かくて香ばしいそば茶を飲みながらつつ待つこと６～７分。
「鴨せいろ」が運ばれてきます。
蕎麦とつけ汁のシンプルなスタイルでの提供。
薬味などはありません。
そばが盛られたざるは真ん中がむくっている上げ底タイプ。あの、浅草・並木藪と同様です。ボリュームが少なくなるのは残念ですが、この方が蕎麦の水が良く切れる気がします。
まずは、蕎麦を手繰ります。
表面のざらつきを感じる手打感のある蕎麦、ノド越しが良いです。ほのかな香りも鼻に抜けて行きます。
ツユは鴨のダシも感じてやや辛さが勝っているものの、甘さとのバランスも良い上質なもの。
鴨肉の他に、軽く炙ったブル切りのネギと三つ葉が浮かんでいます。
そばをつけて手繰ると、ツユとのからみも良く文句なしのウマい鴨せいろです。
つけ汁の鴨はあまり癖は感じません。食べやすい鴨肉。
通常のスライスされた鴨肉と団子状の鴨つみれが入っています。
軽く炙られたネギの香りも良く「鴨ネギ」の相性の良さを十分に感じます。
お店の考え方なので仕方ないのですが、きざみネギとわさびの定番の薬味があれば尚、香り豊かな「鴨ネギ」が楽しめたと思います。
そして、〆は「蕎麦湯」。
濃厚で若干のとろみがある蕎麦湯をツユに注ぎます。
ツユの色がかえしの醤油色から濁り感のある茶色に変化します。
当然のように蕎麦の香りが芳醇に感じられます。
やや辛めのツユと相まって美味しい蕎麦湯を楽しむことが出来ます。
ただ、薬味がないとこの蕎麦湯に浮かべるネギがありません。それがちょっと残念なところでしょうか？。
そばがウマい・・・・は当たり前として、客をもてなす為の施設・雰囲気は文句なし。サービスも高レベルで文句の付けどころがありません。
１つだけ「薬味」があれば・・・です。
それにしても、偶然に発見したお店。
車でないと伺うのは難しいエリアなのかもしれませんが、蕎麦好き・酒好きの女性がいたら是非ともサプライズで同伴してみたい・・・・と思わせてくれる店です。