フェリーさんのマイ★ベストレストラン 2010

ただ今2か月遅れでアップ中ですが、こちらだけはどうしても早くご紹介したかったので、30軒ほどすっ飛ばしてアップいたします。
（それ位、良かったってことですよ～・・・）

10月頭っていうと、結婚記念日なのです。（もう23回目の・・）やっぱ記念日はなんかええもん食べたいなぁってことで奥さんと相談。相談するといつも言われるのは、おいしい鉄板焼きで目の前で焼いてくれるステーキが食べたいと・・・・。
こりゃまた、探さなあかんなぁ・・ってことで、以前に行った「さとみ」は閉店してしまっているし、子供のころからよく行っていた「般若」（最近行ってないのでレビューは上げていませんが・・）も候補に上げたのですが、フレッシュさに欠くってことで、一から探すことに・・・。

ネットで探していると、お安く黒毛和牛のステーキを鉄板焼きで食べられるお店であるこちらにたどり着きました。なおかつぐるなびのバリュープランだと5250円でコースを食べられるってことで、3日前に予約して行ってきました。

さて土曜の夕方6時半に予約を入れていたので、この日は飲むつもりだったので、車ではなくバスで・・・。（近所にコインパークはありますが・・）

こちら、今出川通り沿いにあり、ちょうど堀川通りと烏丸通りの中間地点、北側にひっそりと佇んでおります。ええ感じですなぁ・・。京都らしい風情のある外観です。引き戸を開けて入ると・・・おおお、これまたええ感じやないですか！京都らしいお座敷風鉄板焼きです。
もちろん靴を脱いで上がるのですが、鉄板に向かって座るカウンター席のみで、ゆったりした空間と掘りごたつ式で足もおろせますので、こりゃ、ますますええ感じやないですか！！
こういうこじんまりとして、凛とした感じ、大変好きなのです。
MAX10名しか入れませんが、これ位がちょうどええ感じなのです。
ピカピカに磨かれた鉄板、隅々まで掃除が行き届いているようで大変気持ちの良い雰囲気です。

御主人お一人で切り盛りされているので、この人数が限界なのでしょう。味とサービスの品質を保つには、捌ける人数も重要なファクターですからね・・・。御主人は誠実そうな方です。

さて最初に私は生ビール630円、奥さんは下戸なので、ジンジャエール400円にてオーダー。（これ、ぐるなびクーポンも使えて、無料になりました。但し、先にクーポンを出さなければなりませんが・・、お得です・・）

コースの内容

一品
焼き野菜（鉄板焼き）
サラダ
黒毛和牛フィレステーキ120ｇ
ごはん
味噌椀
デザート
飲み物

ということでした。

まずは一品、と言うかこりゃ前菜ですね。
マグロのたたき風と鱧おとし（酢味噌で・・）、冬瓜の煮びたし？かな（ダシが浸みてて旨い！）でしたが、マグロはカルパッチョ風でエクストラバージンのオリーブオイルベースのソースがかかっており、フルーティーな香りとさっぱり感、塩加減も上々でなかなか旨い！！。名残鱧なのでしょうか、鱧おとしも小ぶりではありますが、京都らしさが出た、西京白みその酢味噌で、これまたええ感じ。
さっぱり清涼感のある冬瓜もなかなかのもの。下にはレッドオニオンスライスが敷いてありました。

で、前菜を食べ始めた頃から鉄板焼き開始・・・・。
まずはにんにくをカリカリになるまで焼かれ、賀茂茄子と先口の黒毛和牛フィレ肉が登場です。
鉄板焼きに使用される油も全てオリーブオイルでした。

つけダレとして、おろしポン酢、本生すり下ろし山葵塩、にんにく醤油が出てきました。お肉と山葵塩、最高の組み合わせです。私の好きなもの大集合ってとこですね。嬉しくなります。

焼いている途中、サラダが登場。トマト、えんどう、サニーレタス、人参、オニスラ、ほんの少しだけセロリなどのサラダで、これまたドレッシングは、オリーブオイルベースの爽やか系、香りふわ～～ン系の味付けで、さっぱりしてます。

賀茂茄子が焼きあがり田楽に・・。それに最初のお肉が供されました。賀茂茄子田楽、油で揚げるとうまいのですが、それに近い形で、結構オリーブオイルをかけられ、焼かれてました。田楽の味噌も上々のお味で、おいしいお肉と京野菜を一度に楽しめますなぁ・・。

で、お肉です。ミディアムの焼き加減でお願いしてました。もちろん、山葵塩でいただきますと・・・・、おおお！！かなり柔らかい、ほんでもって肉の甘みと本生山葵の高貴な香り、ほんの少し甘みのある塩（けっしてとがった味ではなくマイルドな塩）、が絶妙にバランスよく口の中に広がりました。こりゃ、うまい！！、かなりうまい！！。久々まっとうなおいしいお肉を食べた感じ。
と同時にホンマにこんな価格でええんかな？とも・・・・・。

ありゃま、こりゃスンゴイ！！ですわ～。こりゃウマいですわ～！！。これでもう少し高いコースの特選黒毛和牛やったらどうなんにゃろ？？・・・。

次にまた焼き野菜と今度はちょっとした黒毛和牛の塊を焼き始められました。
焼き野菜は、シメジとほうれん草（塩・胡椒の他に仕上げに焦がし醤油で・・憎いね～。）、さつまいも（下茹で済）、えりんぎ、万願寺とうがらし（これまた京野菜登場です。）でした。

ここで先口で無くなった山葵をまたすり下ろしていただけ追加していただけました。サーブもキッチリしてます！！。

お肉は先口と変わらずうまいもので、丁度ビールも飲みほしたところだったので、早めにごはんをもらいました。（だってステーキとごはん、日本人にとったら、最高の組み合わせでしょ！！。ウマいですね。）にんにく醤油とおろしポン酢でもいただきましたが、両方とも文句なくウマいタレでした。ポン酢もダシ入りで・・・、にんにく醤油もマイルドな味で・・・。（ごはんおかわりできます。私はビールを飲んでいたので、お腹が膨れ、今回はおかわりなしでしたが・・）

焼き物は全編オリーブオイルですので、あっさりいただけました。お肉の量的にも満足のいくものでしたし、質的にもかなり上質、焼き方も、焼く前の塩胡椒の振り加減も絶妙で、かなりおいしかったです。（ただ、オリーブオイル特有の香りが嫌いな方にはお勧めしません。私の家は、常時焼き物はオリーブオイルで作っていますので、慣れ親しんだ香りで安心感が逆にあったのかもしれませんが・・・）

漬物がまた私の好みの漬物2品で、日の菜と水菜というこれまた京都らしい漬物でした。赤だしはオクラが入っており、こちらもダシが効いている手抜きなしの椀です。

とここで、デザート前に熱い煎茶が出てきました。日本人はやっぱほっこりお茶ですなぁ・・・。

デザートは自家製のチーズケーキと巨峰（皮は丁寧に剥いてあります。）。ぶどうも甘く、チーズケーキは甘さ控えめですが、しっかりチーズの香りのするこれまた手抜きなしの一品でした。

私は紅茶・奥さんはコーヒーにしたのですが、出てきてビックリ！！。一客うん万円はするマイセンの器に入って出てきたではないですか！。うちの奥さんは輸入食器にかなり詳しいのですが、驚いてました。ジノリやロイヤルコペンハーゲンはよく目にしますが、（実際その器で供されるお店もありますが・・）マイセンのこのタイプの器で出てくるところはなかなか無いとのこと・・。シュガーポットもマイセンで、これはかなり凄いことだと思うのですが・・・・。

紅茶は茶葉の香りが芳しく香るかなりええ感じの紅茶で、ちーとだけ時間をかけておつくりになっておられ、かなりええ感じでした。もちろん器はマイセンなので、唇が触れる感じが何とも優しく、これまたええ感じなのです。コーヒーもおいしいと言ってました。

この内容でお代は・・・なんと二人で10500円ポッキリでした。（ポッキリなんて書くと安もん臭くなりますが、ごめんなさい・・）

食事を終え、少し御主人とお話しました。お店は4年前にオープンしたとのこと。屋号の一郎はお父さんのお名前から取ったとのことで、お店を開く前は京都駅にある某鉄板焼き（ステーキ）のお店におられたそうです。
ぐるなびに載せたのは比較的最近とのことで、ほとんど宣伝して来なかったとのことで、こりゃ、ええお店を発見いたしました。
10名でいっぱいになるお店ですが、普通こういう雰囲気のお店では子供は嫌われるのですが、御家族連れもウエルカムだそうです。おいしいお肉を子供さんにも食べていただきたいとのことで、誠実さが言葉の端々に出ていました。

作り手としては御主人しかおられないので、（満席の際はお手伝いされる方が来られるそうですが・・）この人数が、料理の品質とサーブを保てるギリギリの数だそうです。それと上質なお肉や料理の素材を確保するため、必ず事前に予約していただきたいとのことでした。おいしいものを食べるためには、前々日までの予約が必須ですね。
退店の際も店の外までお見送りいただけ、何とも心地よいサービスでした。

素材・味（どの料理も飲み物まで手抜きなし）・サービス・価格と、どの面でもかなりの良さでした。
元来私、大箱のお店やチェーン店、ホテルのバカ高いレストランは好きではないので、こういった真面目に誠実に営業されており、大仰に肉質の良さを謳うわけでもなく、自慢をするわけでもなく、ただお客さんにおいしいものと、気持ち良い空間を提供しようとする心意気があるこういうお店が大好きです！！。

京都の風情漂う凛とした空間でいただく、おいしい黒毛和牛ステーキと京野菜の鉄板焼きのお店です。今出川と言う立地なので、観光の際にも行きやすいと思いますし、京都にお住まいの方にもお勧めできます。お安くおいしいものを食べたい方はレッツゴー！！ですよ～。（もちろんレビュアーの方にも行っていただき感想をお聞きしたいです・・）

こういう埋もれた名店にたまにぶち当たるので、食べ歩きはやめられないですね～。

最後に何度も書きますが、行こうと思われたら、必ず前々日までに予約を入れた方が、最高のパフォーマンスを得られると思います。是非～、超オススメです～。

4.7

（10.12月）

12月は色々イベントが多くて大変です。忘年会もあり、クリスマスもあり、そして娘の誕生日もあるのです。

前回こちらに伺ってから今年の娘の誕生日は此処やな！と思っていましたので、予約をすることに・・・・。で、娘と息子の予定を聞くと二人とも土日は夜バイトがが入っており、夜はダメとのこと。仕方が無いのでお昼で行くことに決定。

で家族4人で伺いました。予め予約時にバースデーユースを告げると、315円アップでデザートをバースデーケーキにできるってことで、メニューB2100円でバースデーケーキに変更でお願いしました。

お昼12時にお願いしていましたので間に合うように店に到着。この日は予約で埋まっているとのことで、全10席全て埋まっていました。

メニューＢの内容は
前菜（3種から選べます）、スープ、メイン（3種から選べます）、デザート、自家製パン（おかわりＯＫ）、飲み物（珈琲・紅茶・エスプレッソから選べます）です。

まずは前菜、私はパテドカンパーニュにし、息子は自家製ベーコンときのこのサラダ、奥さんと娘はサーモンの直火焼き香味風味のサラダ添えにしました。
パテドカンパーニュ　　適度にこってりしたお肉のパテで絶妙の塩加減、自家製のマスタードもええ感じで、これにもサラダが添えられています。うん、良い！！。
自家製ベーコンときのこのサラダ　　　これも少し食べました。最近シェフは燻製に凝っているとのことで、これはかなりおいしいベーコンでした。あっさりドレッシングソースと適度に濃厚なベーコンの旨みが堪りません。塩も辛すぎずこれまたかなりＧＯＯＤです。
サーモンの直火焼き　これもサラダ仕立てで、外側をさっと焼いてあるサーモンでありますが、これまた塩加減が絶妙です。これもかなり○です。

こうなれば、お酒（ワインかビール）を飲みたかったのですが、この後車で動く予定が詰まっており、泣く泣くお水で我慢しました・・・悔しい・・・。
いつも通りおいしいフランスパンとライ麦パンが出てきて、これもおいしいのですなぁ・・・。もちろん奥さまの手作り自家製です。おかわりも無くなる少し前に聞いていただけサーブも完璧です。

スープ　　　聖護院かぶらのポタージュで、まーーったりした口当たりですが、蕪のあっさりした感じが残っており、これまた絶妙の塩加減でおいしいスープです。前回スープはいただいていなかったのですが、これは別で頼めるなら必ず追加したいものです。

メイン、私はメダイのポワレ、あとの3人は若鶏モモ肉とポテトのロティにしました。

メダイのポワレ　　　皮目をパリッと焼いてあり、塩加減も程々、おいしいメダイです。キャベツのソテーしたものが敷かれていますが、これはまぁ普通においしい。ソースはタイムの香りのするトマトソースでしたが、これもまぁ普通においしい感じでした。（もちろん悪くはないです。）

若鶏モモ肉のロティ　四角いポテトとレンズ豆かな？が敷かれています。これはおいしいので、だれも分けてくれませんでした。感想を聞くと肉も柔らかく、かなりおいしいとのこと。食べたかったなぁ・・・。

で、デザートなのですが、ちゃーんとろうそくも付けて頂いて、フルーツショートケーキが出てきました。グレープフルーツ、木イチゴ、キウイ、オレンジなど見た目にもかなりおいしそー。ろうそくを娘が吹き消すと、シェフも奥さまもお店の他のお客さんも拍手していただけ、娘にとって、とーってもうれしいバースデーになったようです。

お味は、甘さ控えめで生クリームがおいしい！。スポンジもふんわり焼かれており、甘味も適度で、うーーーんこれは頼んで大正解でした。
記
念日にもこういう演出していただけますので、お勧めですな。値段もこの内容で2100円はお安い感じですし、バースデーケーキについては一人当たり315円アップと思っていたのですが、さにあらず、一人当たりではなく、315円のみ上がるとのことで、お支払いは4人で8715円！！。サーブ代も取られないですが、よどみない料理出し、お水も少し無くなると注いでいただけ、サーブもかなりよろしいです。

やっぱこちら、これから我が家の定番のお店となりそうです。

4.0


(10.9月)

一年以上前、こちらのお店がオープンしたての時から、京都の懇意にさせて頂いているレビュアーの方から、紹介されていたお店でしたが、お昼に一度伺った時に満席で入れず、そのまま、この日まで延び延びになっていたのです。やっと行って来れました。

どうせなら夜の方がええか！ってことで、当日でしたが、予約を入れ、カウンター席ならOKとのことで、行ってきました。アメリカ留学中の娘と就活が終わり友達と遊びまわっている息子が居ないので、奥さんと二人での訪問となりました。

店の近くのコインパークを教えられていたのですが、3台しか停められず満車で、東に一本離れた太い道で駐車場を見つけました。北野天満宮沿いに一か所駐車場はあるのですが、20分300円とバカ高いのでお気を付けを・・・。

お店は小じんまりした感じで、できたてってこともあり、スカッと綺麗な感じです。私の好きなビストロ的な要素が満載の感じで、店内もテーブル席6席、カウンター席4席と、満席でも10名って感じです。こういう小さなビストロが好きなんです。

落ち着いた色調で、これまたゆっくり落ち着いて食べられる点では、GOODです。カウンター席は厨房が丸見えですので、料理好きの私にはこれまた嬉しい感じでした。

夜のメニューは3500円、6000円のコースのみのようです。6000円はおまかせのようです。3500円のプリフィクスタイプにてお願いしました。前菜、メイン、デザート、ドリンクがそれぞれのラインナップから選べます。

フレンチって言うと気軽にいける価格、こちらのような3000円台のコースのあった、「パザパ」が好きだったのですが、なくなってしまったので、「パザパ」に代わるお店を探していたところだったので、こちらはどうかと行ってきた次第です。

今まであまり飲まなかったのですが、どうも東北へ行ってから毎日飲む癖がついてしまって・・、この日も奥さんが運転してくれるってことで、ちょこっと飲むことに・・。

この日は9月になったのに、日中37度というクソ暑い一日だったので、まずは生ビール525円から始め、スカッといきたかったので、グラスワインの白525円をプラスしました。

さて、3500円のこのコースの内容ですが、

食前の一品
前菜（6品から1品チョイス）
メイン（6品から1品チョイス）
デザート（5品から1品チョイス）か、チーズ（4品から1品チョイス）
飲み物（3品から1品チョイス）

です。

食前の一品は、豚のリエットでした。

豚肉と香味野菜をソテーして煮込んだものをミキサーでペースト状にし、生クリームなどを加えられているそうで、このペーストをカリカリのフランスパンにつけていただきます。
食感はツナの感覚に似ていますが、香りや味わいはもちろん異なり、適度な脂分と豚肉のほのかな香りと若干のクリーミーさが、かなりええ感じです。
仕上げの黒コショウがパンチが効いていて、これまたヨロシ！って感じです。このリエット、後から出てくるパンにも使える位の量ですので、うれしいですなぁ。

パンが出てきました。バケット切りだしとライ麦パンでした。ちゃーんと温めてあり、全粒粉で作られたライ麦パンはかなりのおいしさ！。お聞きすると奥様がお焼きになっているという自家製パンでした。これもええ感じですなぁ・・。


前菜

私はエスカルゴとポテトのグラチネ　ブルゴーニュ風にしました。エスカルゴとジャガイモのグラタンのようなものですね。ほのかに香るにんにくと、バジルの爽やかな香り、パン粉が焦げた部分がまた、おいしい！。塩加減も丁度良い感じです。ポテトはホクホクで、エスカルゴも適度な柔らかさです。うまい！！。

奥さんは、サーモンと貝柱の焼きナスのプレッセ　アンチョビ風味のソースにて。見た目も美しいサーモンと貝柱を焼きナスで巻いたもので、アンチョビ入りのソースでいただく、サラダ仕立ての一品です。
味見させてもらいましたが、夏にはピッタリのメニューで、焼きナスの香りと、適度に脂の乗ったサーモン、甘味のある貝柱とのコラボがうまくいっている感じでした。アンチョビソースですが、他店の塩辛いだけのソースではなくあくまでも、さりげない感じで使われているのがまたヨロシ！です。


メイン料理

私は牛ホホ肉の赤ワイン煮　黒胡椒風味にしました。これは圧巻！！。こちらの看板メニューでは？・・・。
インゲンとブロッコリー、マッシュポテトが添えられており、お腹いっぱいになります。
お肉は想像していた通り、口の中に入れると、とろけるとまではいかないものの、肉の繊維が解けていく感じが何とも心地よい一品です。
ソースがこれまた、秀逸で、他店での赤ワイン煮っていうと、赤ワイン自体の苦みや、アルコール特有の尖った香りがする物が多いのですが、こちらはかなりマイルドな口当たりのソースで、雑味の部分も含め全てやんわりしたソースとなっています。もちろん塩加減も絶妙です。仕上げにたっぷりかけられた黒胡椒がパンチが効いてかなり好きな感じでした。（これは好みが分かれるところでしょうが・・・）今日の一番です。

奥さんは本日の鮮魚で・・。金時鯛のポワレラタﾄゥイユ添え　バルサミコ酢のソースでした。
金時鯛、皮目がパリパリっていうほど、焼いてあり、かなりのカリカリ度です。これまた好きな感じですね。
万願寺とうがらしや、パプリカ・茄子・トマトなどのラタトゥーユの夏野菜が添えられ、これまた良い感じです。
これも少し味見させてもらいましたが、文句ない一品です。バルサミコの豊潤な香りと、爽やかな酸味と甘みがプラスされ、その上バジルソースも少し盛ってあり、なかなか憎い一品でした。


デザートorチーズ

私はフランボワーズの入ったクレームブリュレにしました。結構大きめの器に出てきました。デザート好きにはうれしい感じです。
バニラビーンズたっぷりのカスタードクリームの表面にはパリパリのカラメルでコーティングが・・。フランボワーズの程良い酸味がアクセントになり、甘すぎないクリームが丁度良い感じでした。

奥さんはレモンのタルトで。夏にはぴったりの爽やかな感じのタルトでした。
レモンタルトの上には結構多めの生クリームが乗っており、1カットの大きさがかなり大きめ。これもデザート好きにはうれしいことでしょう。


飲み物

私は紅茶で、奥さんはコーヒーで。（普通逆ですよね・・・）これは、まあ普通のものでした。


食べ終わり、髭がセクシーなイケメンシェフとかわいらしい涼しげな感じの奥様とお話しさせていただきました。
シェフは京大の中にある「ラトゥール」などを手掛ける「円居」で修業された地元出身とのことで、お話していると、私の友人と繋がる部分もあり、話に花が咲きました。
奥様もアンデルセン、ブリアンとパン屋さんでお勤めされていたそうで、どうりでパンがおいしかったのも納得いきました。

非常に柔和な御夫婦で営まれており、いっぺんで好きになってしまいましたこのお店。味的にはまだまだ進化されるような感じでありました。
お一人で作られているのですが、料理が遅れることもなく、程良いペースで出てきましたし、店の雰囲気、人柄、料理の味、価格とのバランス、全てにおいてかなり満足いくものでした。
再訪決定です。っていうか、フレンチはもうこちらで良いかも・・・。

でも小さなお店なので、あまり流行ってしまうと気軽に行けなくなるのがちと悲しいですが、食べログの住人として、良いお店は伝えなければと思い、断腸の思いで掲載させて頂きます。なおかつ、これからも応援したいと思います。

また、この場を借りて、メッセージで教えて頂いた最近はあまりレビューを上げられていないですが、いつも貴重な情報をいただいているJ様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

4.1

もうホントに時間が無いので、怒涛の4連戦の最後がこちらでした。
この前にハンバーガーを食べていたので、がっつりはいけないのですが、こちらのソーセージをどうしても食べておきたかったので、伺いました。

こちらもログハウスの作りで、森のレストランっていうのが良い響きです。本場ドイツで金賞を得たソーセージがあるとのことで、期待が高まります。

薄暮の時刻に伺ったのですが、すでに出来上がっているおばさまたちも居られ、結構おいしく、人気店なのかな？と思いながらメニューを見ます。
ステーキ・ハンバーグからもちろんソーセージやハム・ベーコン物など、おいしそうな料理がいっぱいです。この中からもちろんソーセージ盛り合わせ小1150円とカリカリベーコンのサラダ740円にてオーダー、暫し待ちます。

10分ほどして出てきました。おおお、量が多いです。見た目からしてかなりうまそうなソーセージとベーコンサラダです。
まずは3種のソーセージから・・・・、粒マスタードとケチャップという王道のお伴と共に切り分けていただきますと・・・、程良くジューシー感があり、ハーブの香りもほのかにそれぞれなかなかおいしいじゃないですか！。これはやっぱさすが賞を取るだけの事はあります。付け合わせのピクルスも口替わりには丁度良い爽やか酸味でGOODです。

圧巻はカリカリベーコンサラダでした。厚めに切られた角切りベーコンが、これでもか！って感じで入っています。オリーブがアクセントになっており、ドレッシングがこれまたかなりうまい！玉ねぎベースなのでしょうか？このドレッシングはかなり気に入りました。程良い酸味とこくのあるドレッシングなのです。そして、ベーコンです。かなりしょっぱいのですが、カリカリに外面が焼かれたベーコンは、その香ばしさと肉の旨みが口の中に広がるかなり秀逸な逸品でした。これはかなり素晴らしい。パスタに使いたい感じです。このベーコンだけの為にもう一度京都に帰っても来たい位です。

何故もっと早くこのお店に来なかったのか・・・、もう時間が無い今となっては悔やまれます。お値段はそこそこしますが、値段に見合う味のお店だと思います。も一度行きたい！・・・・・。　　

　3.8

前日にTVで、名取の閖上（ゆりあげ）港が日本一の赤貝の漁港ということを知りました。閖上で水揚げされる赤貝は銀座の三つ星のお寿司屋さんも認めるものであることが放映され、高級赤貝のこわれを使った赤貝丼が閖上にある5店で供されるとのことでした。これは、行かなあかん！！と思い、一路閖上に向けて出発しました

何とかお昼過ぎに、紹介されていたお店「浜や」に着いたのですが、お店に入るとやはり前日TV放映があったところのため、赤貝丼は売り切れとのこと。これではせっかくはるばる来た意味がないので、他のお店を探してみる事に・・・・。それで見つけたのがこちらでした。

お店の前に3台駐車スペースがあります。お店に入ると靴を脱いで上がります。カウンター席8席、掘りごたつ式の座敷がカウンター席の後ろにあります。（6人掛けのお座敷で頂きました。）店内はまだ改装されて間もないのか、もしくは開店して間もないのか、かなり清潔感漂う雰囲気でなかなかよろしいですぞ・・。

さて、お目当ての赤貝丼2100円を注文。（浜やでは2480円）15分くらいかかるとの説明あり、暫し待ちます。他にはほっきめしや、限定の3色丼など閖上の海産物を堪能できるようです。蟹料理も御得意のようです。元はお魚屋さんのようですね・・。

やってきました、赤貝丼！！。おおお、結構な数の赤貝が乗っています。これはお安い感じです。味噌汁も蟹の味噌汁で、大きめのズワイの足一本と小さめの足一本入りです。
まずは味噌汁から・・・おお、蟹のええダシが出ています。上々ですな。漬物はつぼ漬けで、これは普通の感じです。

赤貝丼、白ご飯の上に刻み海苔ときゅうりの千切りが散りばめられており、その上につぶ貝、それに赤貝のひも、赤貝多数という陣容で、これはかなり嬉しい感じ・・。その赤貝は・・・・・・・・・・、ぷっくり、甘味も感じるぷりっとした赤貝です。これが日本一の赤貝なのですね。うーーーーん、これは、うまいかも・・・・・。ひもは文句なくうまかったです。適度に磯の香りがして、ええ感じですな。赤貝本体はもう少し、切り方で細工の欲しいところですが、素材の良さは間違いなさそうです。山葵は・・・生すりおろしではなさそうです。惜しい・・。

日本一の赤貝で作られた赤貝丼、よろしいんじゃないでしょうか！他にもおいしそうな丼や定食もあり、他のものも食べてみたいなぁと思いました。また赤貝丼の食べ比べもしてみたい気になりましたが、浜やは当分お客さんがいっぱいでだめそうです。しかーし、帰り際お寿司屋さんでも赤貝丼ののぼりを見つけましたので、そこでも試してみることができそうですね。ちょっとうれしかったので、評価は甘めで☆0.5上げときます。

　3.7ですが、上げときます。

また、このレビューでレビューアップは週末までお別れです。宜しくお願い致します。

宮城県内で評価の高いお蕎麦屋さんってことで、秋保大滝を見物がてら行ってきました。行くまでは迷うかな？と思ってましたが、そんなことは全然なく、道中看板も何個か出ており、一発でたどり着きました。大滝のほぼド真ん前に位置しております。

お店に入ると満席で、2組待たれていました。日曜のお昼なので仕方ないですね。10分ほど待って、席に案内されました。

今回はざるの大盛でお願いしました。大盛の値段が載っていなかったので、ちーと不安でしたが、まぁええか・・・・。

10分ほど待って出てきました。見た目、これぞ正しき蕎麦の姿って感じです。もう少し薬味の量が欲しい感じもしましたが・・・・。

まずは何も浸けずに蕎麦から・・・・、キリットしまっておりますぞ！。食感も申し分ない！。しかし蕎麦の香りは先週千寿庵で十割の極太そばを食べていたので、さすがにガツンとくる香りはしなかったです。が、そこそこの甘味と香りの蕎麦です。良いですね。つゆは・・・・、これも甘すぎず丁度良い塩梅のものでした。好み的にはもう少し醤油が濃い方が好きですが・・・。

こちらの他店との違いは山葵にあるのでは・・・。香りも良く程良い甘味も持った本生わさびすりおろし・・・芯の部分のみという感じですね。今まで宮城でいただいた山葵の中では一番好きな感じでした。薬味投入し、蕎麦との一体感を見ると、うまく調和されており、なかなか、やっぱり優れものでした。

そば湯はほんのりトロッとタイプです。これも丁度良い感じですね。
で、お支払いは・・・・1070円でした。2枚頼むお江戸のお店と比べて、お安い感じです。
確かにおいしいそばのお店でした。今回は給料日前で天麩羅まで手が伸びませんでしたが、次回は天ざるでって思うのでした・・・。　　

　3.8

（14.9月）

ちょっとしたお祝い事があったので、最初に行ってからすぐに何度か行っていたのですが、ちょっと間があきましたので、久しぶりにこちらに伺いました。家族4人水入らずで久しぶりの外食でした。

急だったので予約が取れないかな？と思っていたのですが、日曜日でしたが、前日に予約を入れたらスンナリ取れました。ちょっとビックリ・・・。以前は1週間前でも思った時間には取れなかったのですが・・・。

今回いただいたもの・・・

○最初の注文
瓶ビール（キリンラガー）580円、ウーロン茶250円2人分、キリンレモン250円
厳選厚切りタン1150円1人前、史上最強のロース1380円2人前、和牛上ロース980円2人前、和牛上ハラミ980円2人前、鶏もも400円2人前、ファミリーサラダ980円、白菜キムチ500円、ライス大350円、ライス小200円2人前にて・・・。（息子はこの後バイクで出かけると言うことだったので最初からご飯を頼んでました）

厚切りタン（塩）　厚切りと言うほど厚切りではなかったですが、ごま油で味付されたネギとスダチで美味しい。肉は柔らかく、程よい甘味もアリ・・・。
史上最強のロース（塩）　これはもう完璧にサイコロステーキです。さっと4面を焼いていただきましたが、口の中でトロケルお肉で、お肉自体もほのかな甘みもアリ、上質な感じが口に広がります。カットされたサーロインステーキのようです。これはマストイート！！ですな。
和牛上ロース　これも口の中でトロケル感じのお肉で、どちらかというと極上のカルビのような味わいです。ただ、脂がかなり多いので、2枚食べれば堪能できます。これも肉自体はかなり美味しい。
和牛上ハラミ　肉本来の赤身の部分の味がよく分かるもので、毎回これは定番で頼んでいます。一番焼肉らしい味って言うか・・・・。肉の旨味がよく分かるもので、うちの家族は皆これが好きです。
鶏もも　これもお肉は柔らかく、味がある鶏肉です・・・。
ファミリーサラダ　かなりの種類のボリューム満点のサラダで、ドレッシングの醤油ドレッシングがかなり美味い！！。適度な酸味と甘味で、これも美味い！！。
白菜キムチ　辛さ控えめでこれもちょっと甘めの味です。これも他店と比するとちょっとだけええ感じかも・・・。

○追加の注文　
和牛カルビ890円1人前、和牛上ハラミ980円1人前、クッパ500円、冷麺750円にて。

和牛カルビ　和牛上ロースに近いサシの入り方ですが、赤身の肉の味もよく分かるもので美味しかったです。ただ、1枚のみ噛み切れない筋の部分が入っておりました・・この点だけ残念・・・。
和牛上ハラミ　前述通り・・。
クッパ　最後の私の〆でいただきましたが、あっさり目のスープですが、薄すぎることなく仕上げにはちょうど良い感じのスープで、細かく刻まれたお肉も入っており、なかなか美味しい一品でした。
冷麺　ちょっとだけ時間はかかりますが、澄み切ったさっぱり系のスープですが、コクもあるもので、酢を多めに入れていただくと涼感溢れる〆の一杯としては最高の物でした。具材はキムチとお肉（ちょっとだけ濃いめの味付け）、椎茸煮とゆで卵半身、白菜キムチにリンゴスライスとこれで決まりでしょう！的な一杯でした。

お肉のタレはしょっぱ過ぎず、薄すぎず、肉本来の味を損なうことのない味付けでかなり好みの味です。

ということでお腹いっぱい、満足満足となり、やっぱお祝い事にはこちらは欠かせないなぁ・・・ということで、皆満足で店を出たのでした。
ちなみにお会計は4人で15000円チョイ、一人4000円行かなくてお腹いっぱい美味しいお肉が食べられるのはやっぱ有難いですね。勿論次回も、ちょっとしたお祝いには使わせていただきますよ～・・・・。

4.0

（10.6月）

今年の就活は困難を極めているそうです。昨年組と今年組が入り乱れて、その上企業の採用人数も減っているそう・・・。そんな中私の息子も４回生となり、昨年末からの就活をしていましたが、この日にやっと内定（内々定らしいですが・・）をいただき、お祝いをしようとのことで、息子に聞きました。焼き肉が食べたいとのことにて、かねてから一度行ってみようと思っていたこちらに家族３人で伺いました。

お肉屋さん経営の焼き肉屋さんってことで、以前に行った「焙屋」とこちらとで迷って、行けてなかったお店だったのです。

この日は平日の夜にもかかわらず、満席でしたが、時間を少しだけずらしたら、行けるとのことにて、何とか行って来れました。超人気店なのです。某TV番組にも出たようで、週末は予約も取りづらい状況のようです。（良かった・・）

駐車場は千本三条を西に行き、JRの高架をくぐってすぐの北西角に共用の駐車場があり、利用券を発行すれば、お店で２時間までコインをいただけます。

席に着くと、もう既に炭が熾っており、臨戦態勢でありました。
まずはお祝いですので、私は生ビール５８０円（奥さんに運転はまかせることにし）、息子はカシスソーダ４８０円で乾杯です。

お肉は・・・・、今宵限りの盛り合わせ５４８０円というおいしそうなものがあるので、それれを一皿、それに和牛ユッケ７４０円、キムチ盛り合わせ７４０円、ナムル盛り合わせ５２０円、それに奥さんのごはん２５０円にてオーダー。

まずは和牛ユッケ、肉の甘味の際立ったおいしいユッケでした、上々の出だし・・・。
キムチは、オイキムチ、カクテキ、白菜とオーソドックスなものですが、漬かり方も酸っぱすぎず、好みの感じで、塩気も丁度良い感じでした。辛さは普通程度ですので、よろしいですね。
ナムルもまた、オーソドックスな大根千切り、モヤシ、ほうれん草なのですが、アスパラもありました。これは普通の感じでした。

今宵限りの盛り合わせは、以下のような内容でした。

ウチヒラの炙り焼き　黒ゴマダレ・・肉の甘味のあるもので、赤身がちでありますが、柔らかく、ネギと水菜を巻いてあり、さっぱり塩味ベースの黒ゴマでいただきます。ゴマの風味が良く、おいしい！。

サガリ厚切りにんにく塩・・・山葵ではなくにんにく塩に変更となっていました。これまた肉自身は柔らかく、サシも程良く入り、そんなにきつくないにんにくの香りの漂う塩で、ええ感じでした。

希少部位千本すじのねぎ塩ダレ・・・１頭から500～600gしか取れない千本のすじの入った様から名づけられた千本すじ。これをネギ塩ダレに漬けてあり、圧巻の食感です。ほんのりショッキリしており、サシも適度に入っており、これは・・・何とも今まであまり食べた事のない肉の味でした。塩ダレもちょい濃い目でビールが進みます。

大トロカルビ濃厚ダレ・・・これはその名の通り、かなりの脂ギッシュな一品で、確かにかなり濃いめの味付け。しかし、上質な脂のため、見た目ほど脂っこさを感じませんでした。口の中でとろけるタイプです。
ウデ姿切り濃厚ダレ・・・で、でかいです。ハサミで切ると通常サイズで7、8枚分になりました。これももちろん肉自身はおいしく、味付けは上記同様濃いめでした。

ここで、追加、レモンチューハイ？円（メニューにはなかったのですが、できるとのことで・・）と梅酒ソーダ？円（これもメニューにはなかったのですが、できるとのことで・・）を追加。
お肉も、和牛上ロース980円、和牛上ハラミ850円、鶏モモ400円を追加。

ロースは、かなりサシが入っており、柔らかくとろける食感です。もちろん肉の甘味もあります。
ハラミは小市民である私たち家族にはピッタリの脂の感じで、これが口に一番合っていたかも・・・。
鶏モモももちろんおいしいです。どれもちーとだけ味付けは濃いめ。つけダレはさっぱり感のあるもので、これもGOODでした。

最後に〆で石焼きビビンパ940円とビビン麺680円をオーダー。
石焼きビビンパは、オーソドックスな具材で、普通においしいものでした。
ビビン麺ももっと辛いか？とおもっていたのですが、意外とマイルドな辛さで、麺はもう少しシャッキリ感のあるものが好みでした。（東北のやまなか家の盛岡冷麺の麺の方が好みです。）

これだけ食べて14000円でおつりがきました。このお肉で、この値段、お得な感じでした。味付けは全体にチョイ濃いめですが、おいしいお肉だったので、よろしいでしょう。
接客も肉の説明も丁寧でしたし、お店の外までお見送りいただけて、良かったです。値段的には「焙屋」の方がお安いですが、肉の質、味的には引けを取るどころか、こちらの方が良いという感じで、デッドヒートですな。
これから焼き肉って言えばこちらと「焙屋」で迷いそうです。（次回はまたこちらになりそうですが・・・）

4.0

今回は仙台の繁華街、国分町にあるお寿司屋さんです。こちらには、杜の都の新名物仙台づけ丼があるとのことで、伺いました。平日の夕方だったのですが、この時間でも仙台づけ丼は食べられるとのことで、楽しみに伺いました。

この仙台づけ丼、仙台にも何か名物丼を作ろうとのことで、東北大学の教授が発案したのがきっかけで、県内の各店で食べられるとのことです。仙台づけ丼の基本は白身魚のづけが入ることとのことで、あとはそのお店お店のバリエーションで提供されるとのことです。

さてこちらのお店、お値段も手頃、内容も良いという情報をお聞きしたので、訪れることとなりました。お店は清潔感漂う、キリッっとした感じで、ネタケースに並べられているネタも良さそうな感じでした。握り手の方もお若い感じですが、とーっても爽やかで好感持てます。

もちろん仙台づけ丼1000円にてお願いしました。夕方早い時間だったので、お客さんは一組だけでしたが、飲み屋街の近くなので、時間が違えばその手の方々で賑わっているようです。料理ができるまで、少しお話をしましたが、こちらは石巻物が多いようです。宮城県は魚介がおいしいので、よろしいですなぁ・・・。

と、色々話していている間に出来上がりました。
仙台づけ丼の他に、自家製手焼き（注文が入ってから焼かれる）の笹かまぼこの乗った皿と、大きなあら汁が付きます。お得な感じです。笹かまの他に玉子とにんじん、大根、きゅうりの浅漬けが付いております。この笹かま、ほわっとした食感で、なかなかおいしいですぞ！。アラ汁も大根とにんじんがゴロン！と入っており、なかなかおいしいアラ汁でした。丁度良い塩加減です。

さて仙台づけ丼です。濃いめの酢と甘めのシャリにガリが細かく刻んであり、干瓢も刻んで入っています。その上に錦糸卵と紫蘇、ネタは金目鯛と鱸のづけ、鮪の炙りづけ、ホタテの炙りづけ、イクラという内容でした。ちと濃いめの味付けですが、このづけ、なかなかおいしいではないですか！。関西風の濃いめのシャリも好感持てます。追加の醤油は全く要りません。何も足さなくても十分にこの丼だけで完結している、なかなか優れものの丼です。気に入りました！。山葵はこの値段なので・・・・。

仙台づけ丼、なかなかおいしい一品でした。手間のかかった笹かまやづけネタで、CPはかなり高いです。
他のお店の丼も試してみたくなってきました。また、冒頭にも書きましたが、ネタが良さそうなので、ぶっとい本生山葵もケースの中にありましたので、本格的なにぎりもかなりおいしそうな感じでした。
車での移動がなければ、地酒とともに、刺身で一杯、焼き物で一杯、〆ににぎりでって感じで、やってみたく思いましたが、この日も車だったので、残念でした・・・。このづけ丼1年前から始まったとのことで、一度は試してみる価値ありですぞ！。　

　3.8

さてさて、今回は仙台名物と行きますか・・・・。

仙台名物と言えば・・・牛タンですね。ということでおいしい牛タン屋さんを何人かの地元の方にお聞きしたところ、仙台市内に数店あるこちらのお店がおいしいとのことでしたので、牛タン一発目はこちらのお店となりました。

富沢駅近くにあるこのお店。夜に伺いましたが、居酒屋さんとしても使えそうな感じでありました。酒類も充実しているようです。（車で移動していますので、私は飲めませんが・・）
カウンターでいただきました。土曜の夜という事で、結構混んでいました。店員さんの威勢も良く気持良い感じの接客でした。

2月末までのセール品として特別定食というのがありまして、牛タンハーフ・牛タンステーキハーフ・刺身2種盛り・小鉢・テールスープ・ソフトドリンクが付いて、なんと1890円！というお得な感じ。これやな！ってことでオーダー暫し待ちます。

カウンター越しに炭で焼かれている牛タンを見ながらの待ち時間は、何ともわくわく感が増しますなぁ・・。
さて出てきました。正しき牛タン定食のスタイルは、麦飯・牛タン焼・漬物・からし漬け・テールスープってことですが、特別定食はそれに、牛タンステーキハーフと刺身（かつおとはまちでした）・小鉢（わかめの酢の物でした）にソフトドリンク（アップルジュースにしました）が付いています。ええ感じ・・・。

お江戸は新宿の「ねぎし」で牛タン焼の定食を最後に食べたのがもう15年も前。それ以来久々の牛タン定食です。
まずはテールスープから・・、４㎝角程のテールが3つ程入っており、あっさりした味わいですが、ちょうど良い塩加減で、なかなかよろしいんじゃないでしょうか。
メインの牛タン焼です。炭で焼かれた少し厚めのお肉です。パクリといきますと・・・おおお、食感はショキッとするというか、いかの刺身を食べた時の噛み心地のもう少し柔らかい感じという感じです。うまい！！。味付けも濃すぎずちょうどよい感じです。これはうまいですね！。この牛タン定食にはもう少し厚めの極定食（1995円）もあるとのことなので、次回は極でいってみたいなぁ・・・。

牛タンステーキは、煮込んであるタンをさっとソテーしてあるようです。こちらの食感は、口の中で、牛タンの肉の繊維が解けて行くような感じで、とろっとした食感です。超柔らかいってやつです。味付けは牛タン焼同様、ちょうど良い味付けです。が、私はやっぱり牛タン焼の方が好きですね。

刺身はかつおとはまちでしたが、はまちは良かったです。わさびは粉ではないので好感持てました。わかめの酢の物も塩気が強いかと思っていたら、さにあらず、これもあっさりの感じでした。

一軒目の牛タン屋さん、おいしかったです。リピート決定ですな！。　　

　3.8

非日常であった長期出張から、日常を取り戻すのに結構時間がかかりそうです。早く元に戻るためにはより京都的な場所に行かなければと思い、義母から教えてもらったこちらに伺いました。
抹茶ものがおいしいとのことで、奥さんと一緒に行ってきました。

先斗町って言うと、30代は遊びまわっていたのですが、当時のお店も結構変わっていき、その時々で顔を変えていくようですね。ちと一抹の寂しさも感じます・・。

こちら、正直義母に教えてもらうまでは知らなかった・・・。いつできたのか？は知りませんが、最近御贔屓にしているお茶のお店ってことで、京都的な日常を取り戻すべく、行ってきた次第です。

最初お店が分からずお店の前を何度か通り過ぎていたようで、注意深く見ながら行くと、わかりました。見つかってしまえばなーんだって感じでしたが、ちと分かりにくかったです。

お店に入るとこの地域特有の舞妓ちゃんの団扇がずらずらとかけてあり、大きめのゆったりしたカウンター席とテーブル席一つと言った小じんまりした小料理屋っぽい作りです。カウンターでいただきました。先客の女性二人組に熱心にお茶について説明される御主人が居られ、奥様？とお二人で切り盛りされているようです。

義母から聞いていた抹茶わらびとお茶のセット1400円とこの日はジメジメ蒸し暑い日だったので、宇治金時氷1000円でお願いしました。お茶は選べましたが、この日のジメジメした感じには、爽やかなのが良いでしょうということで、文山包種茶が良いですよとの御主人のお勧めもあり、それでお願いしました。

まずは宇治金時から出てきました。ふわっとサックリ感のあるかき氷にお抹茶の深緑がおいしさと清涼感を語っています。中にはたっぷり目に金時も入っていました。ちゃーんとスプーンも二つ付けてくれていて、有難いですね。氷を口に入れると・・・・抹茶の濃厚な香りと甘みが口の中に広がり、消えていきます。よろしいですなぁ・・・。うーーん、これぞ京都って感じ・・・。金時も少し甘めですが、しっかりとした粒で、好感持てます。量もなかなか多いですね。

抹茶わらびとこちらのメインのお茶が出てきました。これまた二人で楽しめるようにとちゃんと二つ付いていました。
淹れ方を御主人から伝授され、飲んでみますと・・・・、うわぁ・・・、香りがぶわ～んと口から鼻に抜け、舌に浸みていく、お茶の味が確かに爽やかなのです。若干の甘味も加わったような感じで、これは！ええ感じですなぁ・・。

ゆーったり時間が止まっているような空間で、ゆったりお茶を愉しむ、これって贅沢ですなぁ・・・。ヒーリング作用もあるのでは・・・・。これなんです！京都のお店の良さは・・・・。

抹茶わらびもふるふるの食感で、最初に何もまぶさずにいただきました。これも抹茶の香りがしっかり鼻孔を擽る物でしたし、きなこや黒蜜をつけると尚一層おいしさが増します。これもなかなかの代物です。（これが義母の一番のお勧めです）

いやあ、このお店、気に入りました。時間がゆっくり流れるこの感じ、何でも急いで生きている私のような人間にとっては、ええ感じの癒しでありました。御主人もお茶にはかなり熱い方のようで、お聞きすると丁寧に色々教えていただけました。こういうお店はコミュニケーションも大事ですね。私はかなり気に入りました！。

3.8

御釜から天童で板そばを食い、最終地点定義に到着。こちらに来たら絶対食べなきゃ損！って言われたこちらの三角油揚げをいただきました。この前に板そばを食べていたので、お腹はいっぱいだったのですが、これだけは食べておかないとってことで、焼きめし（味噌焼きおにぎり）は泣く泣く断念し、こちらへ伺うことに・・・。

霧雨の降る中、かなりの人がこのお店に群がっていました。人気なんですね。並んで買おうと見ると豆腐田楽もありおいしそうじゃないですか！。三角油揚げ120円と豆腐田楽120円を購入し、お店の外にあるスペースでいただきました。

まずは、三角油揚げから、七味と醤油を揚げたての厚みのある油揚げにかけて、パクリ！といきますと・・・・、パリッとした食感の後、もちっとした中身で、なかなかおいしいではないですか！これは、これ目当てで定義まで来るってのも分かる気がしました。仙台市内の藤崎でも売っているとのことですが、こちらに来ないと揚げたてパリツ！のこの味は食べられないようで、来て良かったと思いました。

豆腐田楽もあまからのお味噌が程良く、豆腐も大豆の甘味が感じられるもので、なめらかさはさほどでもないですが、これまたなかなかおいしかったです。

いやあ、120円でなかなかおいしいものが食べられました。これを食べがてら、近くに蕎麦屋もあるようなので、ちょっと先の作並温泉で湯につかって、食べて帰るってパターンも、も一度計画しよう
かな？って思いました。（10.5月）　　　


ということで、帰京までもう何日もなくなってきて、も一度だけこちらの三角油揚げを食べたくなり、地元の定義好きの方と一緒に、行ってきました。この日は晴れており、前回とは違い人の多いこと・・・・。みなさん外で食べられているのですが、かなりの人だかりとなっていました。お店に入ると今回は田楽がありませんでした。お客さんの多い時は田楽は無しなのでしょうか？・・・。

さて、一枚120円という安旨グルメの決定版のようなこちらの油揚げをいただきます。パクリといきますと・・・、やっぱパリッとした食感、中はもちっと、油の香りが広がり、七味と醤油のベストマッチな組合せでやっぱりおいしかったです。やっぱ現地で揚げたてを食べるのが最高ですね。もう当分食べられなくなるのが悲しいなぁぁ・・・・。（10.6月）

3.7