レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2011/08訪問 2011/08/26
「美味しい東北を食べ尽くそう!2011」・・シリーズ その5.
2011年8月20日(土)夜7時頃、郡山駅から徒歩5分ほどに位置する、会津郷土料理の名店「会津郷土食 鶴我」さんを訪問しました。
カウンターに着席し、まずはモルツの生ビール(680円)をお願いしました。
店内はとても落ち着いた雰囲気で、カウンターに使われている木材などにも「いい味」が感じられます。
お勧めを聞くと、
・会津懐石(5000円)
・おまかせ会津の晩酌つまみ(3000円)(馬刺し付きの5品以上)(こちらには、+500円で、名物桜鍋 or 会津名人が打った数量限定のザルそばが付けられます。)
とのこと!・・のんびり会津銘酒に浸るつもりだったので、おまかせ会津の晩酌つまみ(3000円)をお願いしました。
まずは、①の「お通し」が登場!・・凄い!メッチャ豪華です☆彡
この中で、生キクラゲと鴨スモークが特に美味でした!・・快調な出だしに顔もほころび♪ます。
ここで、お1人一合限定という会津の銘酒「飛露喜」(1380円)をお願いしました。・・さすが!「まろやかで最高の純米酒」という台詞に大納得です!
料理は、②~⑫の11品出てきました!これはCP高いです!
②こづゆ (小汁)、ホタテの貝柱の汁で煮るそうです。会津では祝い事の席に登場するそうです。
③天ぷら、そば塩で頂きます!抜群の風味が加わって美味しかったです。
④そばまんじゅう、七味醤油で頂きます!これも強く印象に残った逸品で、揚げたそば饅頭が美味い!そして甘さと七味の融合が美味でした。
⑤棒鱈煮、会津三大名物の一つだそうです。
⑥厚揚げ田楽、⑦刺身蒟蒻 ・・美味しく食べ進みます。
ここで、会津純米人気酒全11種セット(2800円)をお願いしました。銘柄は写真から読み取って下さい。m(_ _)m トータル3合程度なので、会津の銘酒に、マイペースで心地よく酔うことが出来ました。
⑧馬刺し、メインの登場です!これは特筆に値するほど美味しかったです!これまで、熊本や松本などで馬刺しを食べたことがありますが、この赤身は、別世界の馬刺しでした。
馬刺しが市場に出回る背景は色々あるようで、サラブレッドを潰している場合や、純然たる食用まで・・その土地の事情があるとのこと。
熊本の桜肉が霜降り系なのに対して、会津の桜肉は飼育がより自然に近い結果、このようなアッサリ系に仕上がる・・そんなような解説でした。
この赤身が何しろ上品で風味がいいのです!そして、特筆事項2として、このタテガミ(こうね)がこれまた素晴らしく美味い!他地区のタテガミが「脂タップリ」と表現するならば、この会津産は、「コラーゲンタップリ」という感じです!・・もうすっかり会津の桜肉の大ファンになってしまいました。
⑨トマトのおでん、ヒンヤリさっぱりの美味でした。
⑩桜筋煮込み(山椒を利かせて頂きます。)、⑪生梅(自家製たかだ梅)、〆は⑫滝川豆腐・・どれも美味しかったです。
これだけ桜肉が美味しかったので、レバー刺し(880円)を追加しましたが、こちらも抜群の鮮度と深みのある風味に大満足しました。
(懐石コースには、レバー刺しもデフォルトのようです。)
(レバー刺しは辛子味噌で頂くのですが、これがまた!新感覚のピリ辛レバー刺しでした!)
更に!会津の米焼酎を体感しようと、皇貴玄武(1合 1880円)をロックでお願いしました!うぉ~さすが!40度です!謳い文句通り「上質な泡盛に近い風味」です。日頃自宅でも泡盛を呑んでいる僕なので、美味しく完呑です!
更に更に!会津地鶏のレバー焼(380円)と手羽先焼(380円)を追加しましたが、手羽先の上品な脂質に、特に好感を持ちました。
店内はとても賑わっていて、予約客は2F座席に通されていました。写真の鮎の炭火焼きは、その方々のオーダーだと思います。お店にお断りして、撮らせて頂きました。
最後に、限定の「ザルそば」(水だけで繋いだ十割蕎麦です)を頂き、大満足でお店を後にしました。
始めて口にした会津郷土料理ですが、余りの美味しさに感銘いたしました!
そして、その土地のお酒とのマッチングの素晴らしさにも酔わせて頂きました。
会津若松というと、子供の頃にリクエストして連れて行って貰った思い出があります。(その時もやはり雨でした。)
その後、仕事で通過したこと位はあるかもしれませんが、ゆっくり観てはいないので、僕の「じっくり行ってみたいリスト」に会津若松を加えたいと思います。
ちなみに、こちら「鶴我」さんの本店は、会津にあるそうです。
2位
1回
2011/07訪問 2011/08/07
2011年7月23日(土)、お昼時の12時半頃、「うまい鮨勘 一番町支店」さんを久々に訪問しました。
この日は、震災対応業務で仙台出張でした。
今では関東や関西にも店舗進出している「うまい鮨勘」さんですが、本社を仙台に置き、宮城県内を中心に多くの店舗を展開しています。
以前から、仙台の方に「好きな寿司屋は?」と訊ねると・・多くの方が「鮨勘!」と答えるので、仙台市民からとても愛されていることを深く認識していました。
手頃な値段で美味しいお寿司が食べられることがその理由だと思いますが、それはそうでしょう!
何と言っても、こちらの看板「石巻」をはじめ、宮城県内の気仙沼や、時には岩手県の三陸沿岸などから直送されてくる新鮮なネタがとても美味しいのです。
そんなわけで、僕も東北出張が多かった時代には、よく利用していました。
震災後初の訪問です。・・店内はとても賑わっていて、数組の待ち客がいる状態でした。
ランチタイムに往訪となれば、CPのメッチャ高い「にぎりランチセット(2,000円)」を頼むしかないでしょう!
そして、気になっていた「本日のおすすめ」などの短冊に目をやります・・「あった!石巻産!生さば だぁ~♪」
さすが!「石巻港直送」を謳っているだけあって、その経路を堅持していました。
よし!「金華 生さば 三貫セット(460円)」もお願いしました。
以前は、「気仙沼」など超有名な別の漁港の名の短冊も並んでいましたが、今は復興途中!石巻の名前を見付けただけでもかなり嬉しかったのです。
まずは、にぎりランチセットをご覧ください!・・美味しそうでしょ!♪
細かい説明は抜きにして、相変わらずどのネタも美味しいです!☆彡
これで2,000円!・・大袈裟な言い方かもしれませんが、仙台の底力を真剣に感じました。
続いて、「金華 生さば 三貫セット(460円)」ですが、①生さば、②うめわさび、③炙りポン酢の構成です。当然!②と③は味が付いているのでそのまま頂きます。
色々なことを思い出し、三貫全て感動の味わいでした。
特に「生さば」は、新鮮な故の旨味/甘味が深く、石巻に心から感謝しました。
ちなみに、こちらには二種類の醤油が置いてあります。
①生醤油 ②昆布醤油 です。
念のため、「生さばにはどっちがいいかな?」と職人さんに訊ねたところ、「そりゃ~生醤油でしょ!」と笑顔で返ってきました。
また来ます!
※ 新幹線乗車前に利用するのでしたら、より仙台駅に近い名掛丁支店、もしくは仙台東口支店が便利でしょう!
P.S.
7月の仙台出張と名古屋出張時の残りのレビューを何とか1週間位で完結させ、来週後半からは「美味しい東北を食べ尽くそう!」シリーズをお送りする予定です。
(残念ながら、昨年訪れた青森は対象外となりましたが、東北5県の直近レビューをお送りします。)
3位
1回
2011/07訪問 2011/08/08
2011年7月23日(土)夜7時頃、「牛たん炭焼き 利久 中央通り店」さんを訪問しました。
利久さんと言えば、本拠地の仙台市内を中心に多くの店舗を展開しているので、もはや説明不要!抜群の知名度だと思います。
カウンターに着席し、まずは生ビール(390円)をお願いし、「本日のお勧め」を聞いてみると、「宮城県産 天然ほや刺し(735円)と秋田県産 大ぼたん海老刺し(735円)です!」とのこと・・・「うん!両方頂戴ョ!」
ここで焼酎が呑みたくなり、
僕:何かお勧めの焼酎はありますか?・・東北の焼酎がいいんだけど・・
女性スタッフ:(ニコリと)とっておきのがありますョ!
僕:あっそう!では、それを頂戴!
女性スタッフ:浦霞です!
僕:浦霞って日本酒じゃん?
女性スタッフ:浦霞の焼酎があるんですョ!
僕:えぇぇ~!!浦霞に焼酎があるとは知らなかった!凄い!当然!米焼酎だよネ?・・メニューには書いてなかったよネ?
女性スタッフ:(またニコリと)メニューには書いてなくてもあるんです!米がフルーティーに化けていて美味です!
僕:そいつは素晴らしい♪ロックで頂戴な!
浦霞の焼酎、確かにフルーティーながら、しっかり深みがあって・・でもスッキリ感もあって美味しかったです!流石!名門です!
〆に、「牛たん1.5人前定食」(2153円)と麦飯用の「とろろ」(315円)をプラスすることを前もって決めていましたが、
「おつまみ用に、牛タンだけ先行で出せますョ!」とのスタッフさんの言葉を受け、
もう一杯土地のお酒を頂くことに・・今度は日本酒です!
僕:何かお勧めの日本酒はありますか?・・東北の酒がいいんだけど・・
女性スタッフ:(ニコリと)とっておきのがありますョ!
僕:あっそう!では、それを頂戴!
女性スタッフ:ひと夏の恋です!
僕:え?あなたのプライベートの話しではなく・・
女性スタッフ:「ひと夏の恋」という名のお酒があるんです。
僕:えぇぇ~!!知らなかった・・・。
ここで解説:
宮城県の新澤醸造店が造る夏季限定品!その名も"ひと夏の恋" ♪宮城県産『ひとめぼれ』を55%まで磨き上げた純 米吟醸で、爽やかで香りと、上品なお米の旨みがあり軽快な口当たりで適度な酸味が あるお酒です。(スタッフさんお見事です!)
僕:でも、メニューには書いてなかったよネ?
女性スタッフ:(またニコリと)メニューには書いてなくてもあるんです!ひと夏の恋を思い出しながら呑んでみて下さい。(ここだけフィクションです。)
僕:そいつは素晴らしい♪
こちらも、その名にふさわしい、フルーティーで優しい口当たりのお酒でした。
分厚くて歯応えの心地いい、熱々の牛タン・・相変わらず美味しいです!
お酒を呑みきったタイミングで、定食の麦飯、テールスープ、小鉢、プラスしたとろろを持ってきて貰いました。
牛タンには何と言っても「麦飯」!そして「とろろ」が欠かせませんネ!
テールスープ共々美味しく完食しました。
1.5人前の牛タンを、半分はおつまみに、もう半分は麦飯と・・これ、とてもいい戦略です。
久々の利久さん往訪でしたが、あらためてスタッフの対応の良さを感じました。特に女性のホール担当が素晴らしく、メニューには記載のない(裏メニュー?)「お勧めのお酒」についても知識が深く、お客の好みを聞き出して、適切にアドバイスしてくれていたと思います。・・・◎です!^o^v
これまで、お土産用商品の販売やオンラインショップも好調のようでしたが、先の震災ではスタッフの皆さん、とてもご苦労されたことと思います。
前の職場の行事で、国内各ブロックの名産品や銘酒を集め/集う催しがあったのですが、東北ブロックの社員は、いつも利久さんの牛タンを持ち込み、皆に焼いて振る舞っていました。懐かしい思い出です。
これからも、「皆に愛される利久」で頑張って下さい。
4位
1回
2011/08訪問 2011/08/24
「美味しい東北を食べ尽くそう!2011」・・シリーズ その4.
2011年8月19日(金)、開店時間の11時過ぎに、山形駅近くの「山形牛ステーキ&焼肉かかし 駅前店 」さんを訪問しました。
この日は朝6時2分秋田発の「こまち」に乗車し、仙台経由(仙山線)で、山形にやってきたのでした。
ランチメニューを見て、限定の山形牛カルビ定食(1100円)を頼もうとすると・・、
お店のお姉さまから、「お客様!もしよろしければ、少しお値段は高くなりますが、山形牛並カルビ(940円)か山形牛上カルビ(1260円)に、ごはんセット(500円)」を組み合わせては如何でしょうか?きっと山形牛に満足して頂けると思います。やはりお値段はウソをつきません・・。いい肉をお出しします!」との提案を受けました。
これは食べてみるしかない!と思い、ごはんセット(500円)と山形牛上カルビ(1260円)を (タレと塩の選択ができるので) タレでお願いしました。
すると、「お客様!A5でご用意出来ます!」とのこと。
うぉ~!A5ですョ!A5!特上ならいざ知らず!上(1260円)でA5とは大盤振る舞いです!嬉しいです♪
・・普段、上はA4程度での提供なのだと思いますが、価格を考えれば、それでもCPは高いと思います。
写真をご覧ください!・・もう細かい説明は不要でしょう!
まるで厚切りベーコンのようにフンワリ軟らかい最高級の山形牛に、ドップリ酔いしれました!
今まで食べたカルビの中でも最高に上品で美味しいカルビでした!
こんなリーズナブルにA5の世界を堪能出来て、悪天候のことなど吹っ飛んでしまいました。
店内を見ると、子育て支援なのでしょう!、おむつの無料提供サービスを実施していました。社会派のお店でもあるようですョ!やりますネ!(*^^)v
今回、奥羽本線で秋田から山形県新庄に向かい新庄泊する予定が、記録的な大雨で奥羽本線の途中が不通となり、予定していなかった(ちょっとした淡い思い出のある)山形市にやって来たのですが、・・とても美味しい思い出が追加されました。
以前、山形の米沢まで米沢牛を食べに行き・・大満足しましたが、今回はそれ以上に大満足です!
5位
1回
2011/08訪問 2011/09/03
「美味しい東北を食べ尽くそう!2011」・・シリーズ その10.
2011年8月19日(金)の夕刻、仙台駅から徒歩10分弱ほどに位置する「伊達の牛たん本舗 本店」さんを訪問しました。
夕食の時間としては少々早い時間帯でしたが、店内は多くのお客さんで賑わっていて、外人さんも牛タンにかぶりついていました。
生ビールで喉を潤した後、「牛たんスモークと生ハム盛り合わせ(735円)」、「牛たんつくね(450円)」そして、こちらのハウスワインである「伊達の牛たんワイン(赤 フルボトル)2100円」をお願いしました。
初体験の「伊達の牛たんワイン」ですが、とても口当たりよく、その名の通り肉料理とのマッチングを考慮した軽やかさに好感を持ちました。
「牛たんつくね」はとても弾力があり、お出し共々美味しく頂きました。
「牛たんスモークと生ハム盛り合わせ」、こちらは赤ワインが進む♪進む♪
途中、〆となる「極厚牛芯たん定食(1890円)」をオーダーしましたが、牛タン定食の登場と共に、「伊達の牛たんワイン」を飲み干しました!
この夜も得意技、「一人でフルボトル」が鮮やかにキマリました☆彡
真打「極厚芯たん定食」の登場です!ご覧下さい!この厚み♪・・そして肉質も上等です。
※(「芯たん」、こちらの登録商標とのことで、「たん元」の厚い部位をそう呼称しているようです。)
これだけ厚いと噛み応えが何とも心地いいです!
少し濃いめの味付けは、麦飯が進む!進む!テールスープと共に美味しく完食です!
ワインを1本空けてトータル5,700円は、CPも良好と言えるでしょう!
6位
1回
2011/08訪問 2015/05/23
久々の訪問!変わらぬ美味しさの「きりたんぽ」を堪能しました!
「美味しい東北を食べ尽くそう!2011」・・シリーズ その3.
2011年8月17日(水)夜8時半過ぎ、秋田の繁華街「川反」にある「秋田の瀧」さんを訪問しました。
実に!・・5年振りの訪問でした。前職時代は出張が多かったので、元同僚らと時々訪れるお気に入りの一店でした。
カウンターに着席し、まずは生ビールをお願いし、風呂(温泉)上がりの喉を潤します。
さてさて、酒のあては何にしましょうか・・冬場が旬と言われる「はたはた」ですが、今や一年中食べられる時代、男鹿沖産の「天然〆はたはた刺身」(480円)をお願いしました。
身がしっかり締まっていて、また〆具合もよく、いい食感です。
ここで、僕が大好きだった「きりたんぽ」をお願いしました。
実は、皆さんに紹介したかったのは、焼いた石で煮る「石焼きりたんぽ」(参考:小:2600円)なのですが、(小)でも一人で食べられる量ではないので、(アメフト出身大食漢の元同僚と二人で、つまみとしては、(小)が調度いい量でした。)やむなく、「きりたんぽ鍋」(1200円)を選択しました。
ちなみに、「石焼きりたんぽ」について少し解説すると、木製の桶に焼いた石が投入されると、ジュワァー♪という音とともに、湯気が立ち登り・・グツグツ!ときりたんぽ桶が煮上がっていくのです。初めて見た時は、とても感動しました。
では、ここでお酒にしましょう!・・地酒を選らんでいると、懐かしい顔がやってきました。・・ここの女将さんです。
僕:こんばんは!・・5年振りにやって来ました!
女将さん:・・いらっしゃいませ!・・5年振り?
僕:以前、○○さんらと一緒に、時々お邪魔していました。
女将さん:あぁ~!お元気でした?
僕:僕、あれから仕事変わったんですョ~
女将さん:最近、△△さんとか、全然いらっしゃらないのョ~よく言っておいてョ!
僕:分かりました!今でも付き合いはあるので、今度言っておきますネ!
お酒は、土地の辛口淡麗、六舟(四合瓶)(2200円)をお願いし、ずっと楽しみにしていた「きりたんぽ鍋」の登場です!
こちらのモッチモチの「きりたんぽ」、タマりません!
最初の頃、「やはり良質な秋田こまちで作るから、こんなにモッチモチの食感になるのかなぁ?」などと思ったものでした。
女将さんと世間話しをしながら、美味しく完食です!
最後にサッパリ〆ようと、「わかめ酢(350円)」を追加し、お酒も全部呑み干しました。
またの来店を約束し、懐かしのお店を後にしました。
複数人数でお越しの際は、是非!「石焼きりたんぽ」をご賞味下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.
この翌日(8/18)、山形県の新庄に向かう予定が、悪天候で奥羽本線、途中での折り返し運転となったため、秋田に連泊し、8/19早朝仙台経由にて仙山線で山形に行きました。で、・・仙台に戻って来た直後、震度5に遭遇です!
仙台に宿泊し、昨日(8/20)福島で途中下車した後、郡山に宿泊、今日(8/21)東京に戻ります。
ランダムになるかもしれませんが、秋田、山形、仙台、福島、郡山で出会った美味しいものを紹介していきます。
帰宅後、皆さんのページには順次訪問させて下さい!
・・今度の土日は休日出勤、2週連ちゃんで仕事です。タップリ楽しんだ後だから仕方ないですネ^o^;;
7位
1回
2011/08訪問 2011/08/30
「美味しい東北を食べ尽くそう!2011」・・シリーズ その6.
2011年8月18日(木)、こちらの開店時間の11時過ぎに、JR秋田駅 西口 から徒歩3分ほどに位置する、稲庭うどんの名店「七代佐藤養助 秋田店 (秋田西武B1)」さんを訪問しました。
開店時間直後でしたが、(しかもこの日は、電車がストップするような悪天候!)お客さんがゾロゾロ入っていきます。
お客さんの構成は、見たところ・・土地の方/旅行・出張者が半々くらいの感じでした。
こちらの店外に展示されている「お店の由来」などを予め見ての入店でしたが、創業の年「万延元年」がいつなのか分からず、それが1860年と知って、やっとピンときました。・・既に創業150年ということになります。
オーダーには、温かい「かけうどん」(ハーフサイズ)と冷たい「せいろ」(ハーフサイズ)がセットになった、「味くらべ(1100円)」をチョイスしました。
10数分の後に「味くらべ」の登場です!・・「かけうどん」から口にしましたが、とても上品なダシ汁です。しっかりダシも利いていて、鼻からも風味が入ってきて、その輪郭もしっかりしているのですが、味はサッパリ目なのです。
京風とはまた違った上品さを感じました。うどんのコシも心地いいです。
店内に用意されている「七味」・・こちらも上品&美味です!・・「かけうどん」に心地いい風味が更に加わりました。
そして「せいろ」ですが、コシと弾力がより楽しめる仕上がりです。テカテカ・・と「見た目」的にもとても綺麗でした。
つけ汁もダシ汁同様とても上品で、サッパリ系でした。
薬味に、山葵、生姜、葱、紫蘇が用意されていて、組み合せを試してみましたが、個人的には生姜+紫蘇と「せいろ」とのマッチングを気に入りました。
そして特記事項として、こちらの「いぶりがっこ」、これがまた美味しいのです!
スモークし過ぎていない、薄味で上品な「いぶりがっこ」に衝撃を受けました。
それほど多種の「いぶりがっこ」を食べたわけではないですが、自身最高の「いぶりがっこ」でした。
さすが老舗!・・秋田名物の「稲庭うどん(秋田県湯沢市で作られている手延べ製法の干しうどん)」、その深い味わいを堪能させて頂きました。
8位
1回
2011/08訪問 2011/09/01
「美味しい東北を食べ尽くそう!2011」・・シリーズ その7.
2011年8月21日(日)午前11時過ぎ、郡山駅近くの「寿司割烹 魚紋」さんを訪問しました。
こちらは、食べログTOP5000にランクインしており、また、郡山駅グルメランキングでも上位に定着している名店のようです。
開店間もない時間帯、そして日曜日にも関わらずお客さんの入りは上々で、店内には活気がありました。
ランチメニューを見て、「びっくり丼(880円)」に惹かれたのですが、「本日のおすすめ」に「かつおの刺身定食(1200円)」とあったので、素直に従ってみました。
程よい間で登場した「かつおの刺身定食」ですが、構成がなかなか充実しています♪
小鉢3品、サラダ、お椀、茶碗蒸し、デザート・・まずは品沢山の点に嬉しくなってしまいました。
かつおの鮮度は良好で、脂の加減も、戻り鰹の出始めとしては良好な部類だと思いました。
そして、この小鉢類の「天ぷら」が特に気に入りました。タコやインゲンなどを一緒に磯辺巻きにして、それを天ぷらにしたような作りなのですが、とても丁寧に仕上がっていて、海の幸と野菜類との素敵なコンビネーションでした!
そして、タイミングよく、「茶碗蒸し」が蒸したての出来立てホヤホヤで登場!・・熱々でメッチャ美味かったです!
1200円でこの充実度は、CPとても良好です!
そして、こちらは夜の部の評判がすこぶる高く、機会あれば是非!カウンターで一杯やってみたいです。
9位
1回
2016/07訪問 2016/07/27
【第2報】
2016年7月の盛岡出張帰り、久々に「磯よし フェザン店」を再訪しました。新幹線乗車前に軽く一杯やって、早めの夕食を頂きました。
お願いしたのは、晩酌セットのAセットです!生ビールor清酒一合に、刺身3点盛り、更にもう一品小鉢(茶豆orさばたたきorままかり)選べます。これで価格が1,080円(税抜き)という嬉しいサービスセットです。(他のBセット、Cセットの詳細は写真を参照願います。)僕は清酒(地元岩手の「あさ開」でした!)を常温で、小鉢は「さばたたき」をお願いしました。CP良好の嬉しい晩酌セットでした。
〆には「穴子天丼(税抜き840円:小鉢、味噌汁、お新香付き」をお願いしました。食べ慣れた東京の穴子より細身でサッパリとした味わいでした。普通に美味しかったのですが、タレは少々僕には甘過ぎました。それでも美味しく完食して帰路に就きました。
【初報】
「美味しい東北を食べ尽くそう!2011」・・シリーズ その1.
2011年8月17日(水)朝10時過ぎ、「磯よし フェザン店 」さんを訪問しました。
実は、人気の回転寿司 回転鮨 清次郎 フェザン店 にしようか迷ったのですが、「三陸の海の幸に限定したい!」との思いがあり、こちらを選択しました。
店内に入って・・「あれ?・・前にも来たことある!」・・と、5年ほど前、仕事で盛岡を訪れた際に利用したことを思い出しました。
腹ペコだったので、事前にディスプレーを見て、三陸丼(イカ、ウニ、イクラ:1344円)に即断/即決していました。
ところが、平目、かつお、真鯛、イカ刺し・・・などなどが期間限定特売で180~200円ほど値引きされています。
「もう一品頼もうかなぁ~」・・そんな思いを抱きながら入店すると、店内のメニューから鯵の刺身/タタキ も特売対象であることが分かりました。
鯵のタタキにもクラっときましたが、結論は、初志貫徹の「三陸丼(1344円)」と鯵の刺身(530円)です。
三陸丼の生イカ刺し・・鮮度抜群!甘くて/旨くて・・タマりません!
ウニ、イクラ、そして鯵の刺身・・どれも新鮮です!・・美味しく食べ進めていました。
ところが、そんな矢先・・お店のお姉さんが一枚の札(店内用の短冊)を貼り出しました!
そこには、「天然ほや刺しあります。」の文字!・・ぉぉお~神様!何てことだ!
・・よほど僕が熱い眼差しを向けていたのでしょう!お姉さんから「たった今入荷したんです。・・召し上がりますか?」との問い掛けです。
・・「はい!喜んで!」(追加オーダーです!・・朝から飛ばしてしまいました。)
追加で運ばれて来た「天然ほや刺し(557円)」ですが、流石☆彡捕れたてです!瑞々しく、そして歯応えも心地よく、潮の風味タップリという感じでした。
朝からこんなに贅沢をして、まるで漁師にでもなったような気分でした。
盛岡駅から超至近距離なので、列車の乗り換え時間などにも利用でき、利便性は抜群です!
品揃えについては、厳しい流通状態だとは思いますが、懸命に善戦してらっしゃると感じました。
今回、特売期間中ということで、CPも良好!・・どれも美味しく頂きました。
お勘定の際、レジの横に目をやると・・「天かす:御自由にお持ち下さい。」の文字と共に、天かすの袋が並んでいました。
お姉さんにお断りして・・「天かす」を写真に収めていると・・またしても、僕が熱い眼差しを向けていたのでしょう!お姉さんから「是非一つお持ちになって下さい。」と言われました。
「・・・はい!喜んで!」・・と言うわけで、一風変わったお土産が一品手に入りました。
※(今日(8月17日)の夕方、秋田に移動しました。)
※(マイレビュアー様レビューの閲覧/拝読やコメント返し等が、数日間に渡って遅れることをご了承願います。帰宅は、20日もしくは21日を予定しています。)
取り合えず・・温泉にでも浸かります・・。 m(_ _)m
10位
1回
2011/08訪問 2011/09/02
「美味しい東北を食べ尽くそう!2011」・・シリーズ その9.
2011年8月18日(木)夜7時半過ぎ、「さかなや本舗 」さんを訪問しました。
この日は、秋田から山形に移動し、新庄に宿泊する予定だったのですが、記録的な大雨の影響で奥羽本線の途中が不通となり、急遽秋田に連泊することになったのでした。
どこで晩餐を催すか、夜7時過ぎ~のんびり街を彷徨い歩いたのですが、お盆の時期に重なっていたためか、有名店は地元の方々を中心に埋まっており・・満員御礼状態でした。
心海 でフラれ、たかし でもフラれ、ここはベタな路線でいってみよう!と、事前知識なしでこちらを訪れたのでした。
こちらも多くの客で賑わっていましたが、カウンターが空いていたので、何とか座席を確保したのでした。
店内に入って驚いたのは、廊下に「いけす」が設置されていて、その様子を見ることが出来るのです!
居酒屋としては、なかなか見掛けない設備です!
まずは!モルツの生ビール(450円)で喉を潤し、活ホタテ貝刺し(390円)をお願いしようとすると、「すいません!今日の早い時間帯に売切れました!」とのこと。
それではと、活さざえ刺し(380円)、活あわび刺し(580円)をお願いしました。
どちらも新鮮でコリコリと歯応えも心地よく、とても美味しかったです!
その鮮度がいいことの証なのか、どちらも「肝」がマイルドで美味しかったです!
ここで日本酒が呑みたくなり、メニューを見てみると、秋田の辛口清酒、「新政」が二合559円、一合299円と、とてもリーズナブルな価格設定で提供されていました。
「今夜はこれしかない!」と、新政の二合を冷でお願いしました。
都内では、それほど見掛けない「新政」ですが、以前、時々みんなで集っていた都内の酒場にこの「新政」が置いてあり、東北を出身のルーツに持つ後輩(女子)が、いつもこの「新政」を水のようにシュルシュル呑んでいて・・僕も何度か貰って呑んで、その口当たりの良さを気に入っていたのでした。
続くは、穴子1本揚げ(550円)です! さすがに揚げたては美味しかったのですが、江戸前の穴子を食べ慣れている僕としては、脂分の少ないアッサリ系の穴子に感じました。
尊敬する北海道在住レビュアーkeipapaさまも、「穴子は北海道より江戸前の方が脂がのっていて美味い」と書いていましたが、まさにそんな感じです。
日本海秋田の穴子・・正しい表現かどうか分かりませんが、言うなれば、ササミに近い感じの穴子・・です。
そのことをダメ押しで実証するために、念の為、穴子握り(180円)を追加してみました。・・やはりアッサリ系で間違いありませんでした。
好みもあると思いますが、穴子については、江戸前の脂がのってフンワリしたものを個人的には好みます。
この頃には、僕も新政を水のようにシュルシュル呑む状態に陥っていて、もう一合追加しました。とても口当たりよくて、尚且つリーズナブルで美味しい辛口だと思います。
更に、塩昆布キャベツ(280円)もお願いしました。塩分は強めですが、酒のつまみにもってこいの一品です。
そしてそして、〆には最初から決めていた、「船上まかない飯(600円)」をお願いしました。
海の幸を生卵の黄身に絡めて・・美味しく完食しました。
いつか、漁船の船上で、本当のまかない飯を食べてみたいものです。(漁師を目指しているのではなく、あくまで!体験ツァー程度の話しです・・念の為!)
これだけ楽しんで、トータル僅か4,239円でした!
CPの高い優良店と評価いたします。
日本にとって大きな節目となった2011年・・・この年の僕のベスト10は、「東北のお店」に限定させて頂きました。
本当は、順位など付けたくないのですが・・・そうもいかないので、このようになった次第です。
7月に震災対応業務で仙台出張した際と、8月にプライベートで東北5県を周った際に訪れたお店からセレクトしました。
頑張ろう東北!頑張ろう日本!