じゅあんさんが投稿した御菓子司 塩芳軒(京都/今出川)の口コミ詳細

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御菓子司 塩芳軒今出川/和菓子

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/03 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

上品とか繊細という言葉はこちらのお菓子のためにある。

(2011.3)京都で美味しい和菓子を食べた~い!でも行けな~い(泣)そんな時の救世主、新宿高島屋さんの月例航空便(またか)。そう言えば昨夏伺った時に高島屋さんに年1~2回お出しするんですよ、と仰っていたような気が。
毎月チラシを穴を開ける勢いで凝視するも、一向になし。。。ところが3月ついに来るという♪早速予約。6個入りで2520円。

もともと見た目は思い切り地味で型崩れの心配のなさそうなお菓子とはいえ、一応慎重に持ち帰り。

前回は真夏だったので、季節が変わるとどういうお菓子を作るのかなとわくわく。
箱を開けますと、やはり地味(爆)練りきり・蓬入り求肥・薯蕷饅頭ですね。各お菓子の名前は不明。電話で確認しようかと思ったけど航空便の引き渡しが土曜夕方だから帰宅した頃にはお店は閉店してるから機会を逸してしまう。。。ま、いいか。

お花の焼き印や桜色の練りきりに春を感じます。

その地味でどっしりしたビジュアルとは裏腹に、口の中でさらさらと溶けていく。でも一瞬で消える訳じゃなくて、餡やおまんじゅう生地の質感を実感するゆとりはあるの。
甘さも同様。お菓子にはある程度の甘味がないと愉しくないと思うの(勿論クドイのは嫌)。こちらのはすっきりと可憐な甘さなのです。

はぁ~半年ぶりの再会はあっと言う間に過ぎてしまったわ。次は秋かな。

(2010.8)京都で一番食べてみたいお菓子だったのが、こちら塩芳さん。一見お断りと言われても納得しそうになる風格ある佇まい、まさに京都の菓子店です。それでも創業は明治15年。業歴数百年クラスがゴロゴロある京都では新しい方に思えてくるからすごい。

干菓子の一部は京都伊勢丹でも取り扱いがあるのと、上生菓子の事前予約は不要なこと(=訪問時間に合わせて作るのではない)には若干テンション↓↓。それならば可能な限り早く訪問して可能な限り早く食べよう!と発想転換。

お店は住宅地にひっそりありますが、その佇まいは迫力満点。
中に入ると若手歌舞伎役者のような男性が奥から出てきて、ちょっぴり動揺←意味不明 

生菓子の他、干菓子や焼き菓子など種類が豊富。生菓子は5種ほどで見本が陳列してあります。
ざっと説明していただき、ゆっくりと選ぶことに。こちらも応対はやわらかく丁寧。

お盆明けでしたが上生菓子はすべて夏全開のもの。姿は地味です。
水ようかんもありましたが、切り分けられかつ、自立していたので見送りました。

そして選んだのは、敢えてあまり得意でない「ういろう系」と珍しい「米粉使い」の上生菓子と普段あまり食べる機会のない「干菓子」

上生菓子を箱から出そうと手で持ちあげた瞬間…その質感は今まで未体験。粒子が細かいだけでなく、空気を含んでいるのではないかと感じました。
あまりのはかなげさに動揺してしまいました。姿形からは決してそのように見えないのです。今まで食べた中では芳光さんや一幸庵さんから受けた印象と似ています。

実際にいただいてみると、繊細さは半端なく、全く淀み曇りのない口溶け。しっかり甘味はあるもののダイレクトではなく、穏やかに後追いでくる感じ。
全ての味わいが完璧に好みで再び動揺。
和菓子を知れば知るほど秀逸かつ強烈なものに出会ってしまう、ときめきと怖さ。さすが、京都。やはり、京都。

以下今回買ったものです。

◆涼風(ういろう)
今まで食べたういろうはまがいモノなのかと思っちゃう。ただ単に口溶けがいいのではなく、一瞬とどまるういろう。
そしてすっきりと消えていく。中の粒あんもしなやかで舌に障る感触など皆無。
◆緑陰(米粉の水菓子)
米粉ならではのツブツブ感を楽しむお菓子、との説明。道明寺の食感とは全く異なり、ツブツブというより若干ざらりという感覚。
これも初めての味わい。美味しいなあーという陳腐な言葉しか出てこない。
◆水ぼたん
葛でこしあんを包んだもの。滑らかで瑞々しい。

◆小口(こごう)798円
和三盆糖を堪能する為の干菓子。大徳寺納豆を中に込めたものと何もないものの2種入り。
◆ふくべ
黒砂糖羊羹+和三盆の瓢箪形干菓子。何と言う上品さ!かなり甘いんだけど、全然嫌味なし。最高のお茶請け。
◆梅鶴(ばいかく)
梅肉入り餡を粒状にした干菓子。これはプチジャンク(笑)で止まらなーい。

◆雪まろげ
ほのかな抹茶風味の干菓子。原材料欄には「和三盆糖 抹茶」とだけ記載。
ちょっとだけ抹茶味に雑味を感じたかな。

干菓子も地味な姿なのですが、よーく見るとその成形は惚れぼれする美しさです。
上生菓子同様、しっかり甘いのに嫌味のない味わいです。お砂糖の世界も深いですね。

  • ねりきり(2011.3)

  • ねりきり(2011.3)

  • 箱を開けたとこ

  • 涼風

  • 緑陰

  • 水ぼたん

  • こういう包装

  • 小口 箱

  • 小口

  • ふくべ&梅鶴

  • 雪まろげ

  • 迫力の暖簾

2011/05/03 更新

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