じゅあんさんが投稿したレフェルヴェソンス(東京/表参道)の口コミ詳細

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レフェルヴェソンス表参道、乃木坂、広尾/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2010/10 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.6
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

くつろぎの空間で透明感と瑞々しさにあふれるお料理を。

住居表示では西麻布だけど、元々は高樹町という名称だったこちらのエリア。実は六本木通りから一本入ると信じられない位静かなのです。
以前「CITABRIA(サイタブリア)」というイタリア料理店だった場所がそのまま素敵なフランス料理店へと変貌(経営母体はサイタブリア)

オープンから約1ヶ月。店名は直訳すると、興奮とか発泡という意味ですけど、HPを読むと“生き生きと活気あふれる”というニュアンスのようです。
店舗の周りには樹木が植えられ、店内の天井は無垢材を使用して寛げる空間。
ゆったりしたウエイティングスペースとメインダイニング、そして地下の厨房横には多目的個室まで備えています。

メインダイニングにも半個室のようなボックス席があり、デートからビジネスまで色々な用途に対応できますね。
くつろぎの空間に身を委ねつつも、シェフの華麗過ぎる経歴に料理への期待が否応なく高まります。

お料理はコースのみ。お昼は3種同一価格(4800円税サ別)お料理の内容は固定です。
各々に「海」「牧場」「より道」という何ともロマンティックな名前が付けてありました。お料理の特色をイメージしているようです。

どれも魅力的で迷いましたが、パイ包み焼きをメニューに見つけるとオーダーせずにはいられないので「より道」を選択。
恐らく「海」の素材あり「牧場」の素材もあり、なので「より道」なのかなぁ、と。

コースは前菜+主菜+デセールに加えてアミューズとシェフ渾身の「野菜の一皿」、そしてミニャルディーズと食後のお茶という構成。

全体の流れとしては、
アミューズからいきなり素材の力を最大限に生かしたクリアな味わいのもの、そして前菜も同じ流れでやや薫りも添えて。
そしてお野菜使いの凄さをダイレクトに味わえるシェフ自慢の一皿へ続きます。
このまま駆け抜けるのかと思ったらば、主菜でややクラシカルな一面を見せて絶妙なバランス感覚を披露。
デセールでは再び繊細さを満喫させる…こんな感じ。

総じて素材、特にお野菜の持つ底力をそのままピュアに生かした透明感と瑞々しさが印象的でした。
確かに店名に“生き生きと活気あふれる”という意味を込めただけあります。
油脂分が低く食後感が軽いけれど、しっかりと記憶に残るお料理はとても素晴らしく大満足。

サービス陣の細やかな配慮と親しみやすい雰囲気も好印象。初訪なのに何回かおじゃましたかのような錯覚に。。。

今のところはメディア露出が少なく、ゆとりを持って訪問できますが今後はそうはいかない予感。

以下、お料理の内容と感想です。

◆アミューズ
~トマトの冷製スープ~濁りのない透明感。爽やかな酸味が五感を刺激。
~カリフラワームース ニジマスの卵のせ~
◆パン
自家製で同じ生地のものを成形を変えて提供。クラストは香ばしくちょっとくすんだ色のクラムはややソフト。
バターにはお店のロゴを。

◆天然ヒラメの輝き ハチミツ&マスタードのヴィネグレット
透き通るようなヒラメの身にやわらかな酸と甘味を合わせます。ヒラメが本当に輝いています。
添えられたウド・胡瓜・マスカットで食感と苦みのアクセント。

◆お野菜の一皿
青森野辺地産のカブを4時間煮て火入れし、仕上げにグリルしたもの。
畑で生のままのカブをかじっているかのようなミネラル感あふれる味わいに衝撃。4時間加熱したなんて!
ミシェル・ブラス・トーヤ・ジャポンでの経験を生かしたものだとか。
個人的にはラールのお野菜料理より断然好みです。当日の白眉。

◆熊野地鶏ラグー アップルパイ仕立て 赤栗南瓜ソース 時季のサラダ
確かに見た目はリアルにショソン・オ・ポム(笑)
表面パリパリで香ばしく、中はややふんわり感のある繊細なフィユタージュにナイフを入れると…ぽふっ。
湯気と共にラグーの濃厚で甘酸っぱい香りが鼻をくすぐります。
海老とフォアグラが旨みを増幅し深みのある味わいに。

全体的に甘味が支配しかねないお皿にアクセントを付けたのが添え物であるサラダ。
苦みがある葉野菜に切れのあるヴィネグレットが冴えて。

◆軽快なモンブラン
やはり独特なものでした。みなさんの楽しみがなくなるから詳細はひみつ。
一番上のマロンペーストはエスプーマであわあわ化しています。
直球系モンブランがお好きな方には軽すぎかもしれませんね(笑)

◆ミニャルディーズ
これにはシェフの子供時代の思い出を折り込んであるそうです。
同じく詳細を書くと面白くないので省略。
◆ハーブティ

オープンしてまだ1ヶ月なのにスタッフは人数豊富で至れり尽くせり。
お話上手で食事中も和やかかつ楽しく過ごせました。

いきなりフルスロットル状態の当店から今後も目が離せません。

  • アミューズ

  • 輝くヒラメ☆

  • 脅威のカブ

  • chausson aux pommes ?中身は地鶏ラグー

  • パン

  • バター

  • 軽~いモンブラン

  • ミニャルディーズ

  • こういう席もある

  • 見過ごさぬよう

2010/10/18 更新

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