高くて旨いは当たり前さんが投稿したTang Jai Yoo (タイ/チャイナタウン (ヤワラート) / フアランポーン駅周辺)の口コミ詳細

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Tang Jai Yoo チャイナタウン (ヤワラート) / フアランポーン駅周辺/中華料理、タイ料理、肉まん

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥1,000~¥1,999/ 1人

      訪問時点の為替レート換算での金額になります。
      • 料理・味 4.8
      • サービス 4.0
      • 雰囲気 3.7
      • CP 4.5
      • 酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.7

    • ¥1,000~¥1,999/ 1人

      訪問時点の為替レート換算での金額になります。
      • 料理・味 4.8
      • サービス 4.0
      • 雰囲気 3.7
      • CP
      • 4.5
      • 酒・ドリンク -
1回目

2015/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.7
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.7
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。

ヤワラートの路地裏で、潮州料理とタイ料理の素晴らしき融合に舌鼓!

様々な表情を見せてくれる大都会・バンコクですが、中華街「ヤワラート」の喧騒は、必ず訪れたい場所の一つ。
タイには大勢の華僑たちが暮らし、大きな影響力を持っていますし、タイ料理と中華料理は、切っても切れない関係。
抜けるような青空と人々の熱気に包まれながら、アジアの一員である自分自身にも、あらためて活力が漲って来る感じがします。

ヤワラート通りには、先般ご紹介した「Lek and Rut Seafood」や「T&K Seafood」のような、屋台レストランに大勢の人が集う風景がまず目につきますが、老舗、大店の類も、もちろん枚挙に暇がありません。
和盛豊(フアセンホン)などは日本の多くのガイドに載る有名店ですが、今回訪問したのは、ヤオワパニットという路地に入ったところにある潮州料理のお店「陳再裕」(タンジャイユー)さん。
店前には、大きな海老や蟹、南洋の魚が泳ぐ活魚水槽が並びます。
バンコクの華僑には、潮州出身者が過半を占めるから、ヤワラートには潮州料理店が多いのですが、そのなかでも、この陳再裕さんは知る人ぞ知る名店なのだとか。

客室に入ると、ずらり並んだ円卓には、午後のお店でゆっくりと歓談する人たちの笑顔が。
立派なメニューには、タイ語や中国語のほか、日文もしっかり併記されています。
どんな料理なのか想像しやすいように、日本語表現も加えてあるのは嬉しいですね。
それに、サイズ選択が三段階に分かれていて、実に良心的で無駄がありません。
一人での来店、家族連れ、そして宴席と、しっかり量をわけて対応しています。

席に着くとまず、ポットの烏龍茶で一息。
すかさず、ピーナッツ、それに独特の味付けがされた瓜のようなものや薬味、ソース等々が卓上に。
香りのよいお茶を啜りながらピーナッツをポリポリやっていると、間もなく料理が出来上がってきました。

まずは、此処一番のお目当て「生蠔炒蛋」(THB200)を。
縁がカリッとなったオムレツは、油が良く回って艶々。
中ほどには、小粒の牡蠣がごろごろと入っていて、口にするたび、止め処なくどんどん旨みが溢れてきます。
台湾で体験したオアジェン宜しく、潮州料理にも牡蠣オムレツは存在するようですが、これぞ、まさしくタイで言うところの「オースアン」そのものですね。
味付けはあっさりしているが故に、牡蠣の旨みと卵のコクが、最大限活きている。
牡蠣の滋味がジワーッと染みてくるような味わいの妙や、盛りつけの気前の良さをみるに、やはりこれは本場潮州譲りのスピリッツを感じますね。

そして「蟹肉炒飯」(THB200)を。
結構大きな皿にドーンと盛られて、これでSサイズというから気前が良いものです。
一粒一粒油が回って艶々に輝くインディカ米、それに、見るからに大きな蟹肉が、塊を含めてこれでもか!とごろごろ。
味付けは極めてあっさり、塩味と材料の風味、そして火を被せた香ばしさとともに、パラリとしたインディカ米の良いところを出し切った、素晴らしいチャーハンです。

食べ終えてあらためて店内を眺めていたら、店の片隅の円卓に煎ったピーナッツを広げて、荒熱をとっていました。
飾らず、庶民的で落ち着ける、そしてどこかのんびりとした空気に包まれています。
でも、料理たるや絶品中の絶品で、あっさりした味付けの良さと絶妙な火の使い方には本当に感心しきりです。
論より証拠、こんな路地裏のお店なのに、毎年の旧正月には、タイ王女がこのお店にやって来るのが恒例で、ヤオワパニット通りは通行止めにするのだとか。(引用サイト・アジアグルメ図鑑)

華僑がこの街に持ちこんだ、海鮮をふんだんに使い、あっさりした味付けが特徴の潮州料理。
そこにタイ料理の調理法や味付けが程よくミックスされて、独自の発展をしてきたのが、バンコクで味わう「○○シーフード」と冠するお店の料理たち。
ヤワラート切っての名店で味わう素晴らしい料理は、決して忘れ得ぬ、思い出深いものになりました。

  • 生蠔炒蛋(泰:オースアン/カキオムレツ/SサイズTHB200)

  • 小粒牡蠣がごろごろ!

  • 高名なお店ですが、極めて庶民的な設えです。

  • 激しく旨い。

  • 瓜のようなものを甘辛く合えた料理、そしてピーナッツ、全部サービス。

  • こんなに食べて、THB400!

  • プリッキーヌーに生大蒜、そして甘辛いソース。

  • 蟹肉炒飯(THB200)これでSサイズです。

  • 蟹肉が、これでもか!と入っています。

  • インディカ米の良いところを出し切った、素晴らしいチャーハンです。

  • 煎ったピーナッツの荒熱を冷まします。

  • 活魚水槽が並ぶ店前。

  • これも、店のロビーで荒熱を冷ましていました。湯葉薪のようにも見えますが、何でしょうね?

  • menu

  • 撮影お許しいただきました。

  • ヤワラート通り。

  • 円卓の並ぶ店内。

  • いたるところ、フルーツ屋台が。

  • 綺麗な看板が出ています。

  • 華僑とタイのコラボレーション。

  • 路地裏にもフルーツ屋台。お店の前で。

  • ヤワラート通りの賑わい。

2015/07/08 更新

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