-
上ロースかつ定食(旧特上ロース定食・1,600円)真ん丸で、リブに近い部位でしょうか。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901513 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901513","content_type":"ReviewImage","content_id":30901513,"voted_flag":false,"count":113,"user_status":"","blocked":false}
-
レアな揚げ方、切り口がそそりますねぇ・・・
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901511 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901511","content_type":"ReviewImage","content_id":30901511,"voted_flag":false,"count":113,"user_status":"","blocked":false}
-
とんかつ屋らしくない店内装ですね。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901455 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901455","content_type":"ReviewImage","content_id":30901455,"voted_flag":false,"count":98,"user_status":"","blocked":false}
-
うわっ、甘そうな脂!
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901507 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901507","content_type":"ReviewImage","content_id":30901507,"voted_flag":false,"count":102,"user_status":"","blocked":false}
-
上ロースかつ定食(旧特上ロース定食・1,600円)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901469 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901469","content_type":"ReviewImage","content_id":30901469,"voted_flag":false,"count":77,"user_status":"","blocked":false}
-
各種岩塩。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901441 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901441","content_type":"ReviewImage","content_id":30901441,"voted_flag":false,"count":72,"user_status":"","blocked":false}
-
生と旨さと、ギリギリの揚げ方です。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901506 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901506","content_type":"ReviewImage","content_id":30901506,"voted_flag":false,"count":74,"user_status":"","blocked":false}
-
飯、漬物、豚汁。大切なキャストたちです。漬物の有料化は本当に残念ですね・・
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901444 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901444","content_type":"ReviewImage","content_id":30901444,"voted_flag":false,"count":75,"user_status":"","blocked":false}
-
ソースがまた旨し!
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901487 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901487","content_type":"ReviewImage","content_id":30901487,"voted_flag":false,"count":69,"user_status":"","blocked":false}
-
付属の豚汁。小間肉の脂身まで旨いですね。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901466 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901466","content_type":"ReviewImage","content_id":30901466,"voted_flag":false,"count":71,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901435 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901435","content_type":"ReviewImage","content_id":30901435,"voted_flag":false,"count":64,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-30901429 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-30901429","content_type":"ReviewImage","content_id":30901429,"voted_flag":false,"count":63,"user_status":"","blocked":false}
未だ残暑の厳しい浅草橋の街を、汗を拭いながら歩きます。
目指すのは、今や注目度の極めて高い気鋭のとんかつ屋「丸山吉平」さん。
なにかちょっと良いことがあったとき、此処に立ち寄るようにして、はや三度目。
日に日に人気は高まる一方で、今回も暑さの中で行列に堪える猛者が数人・・・・
先ずは券売機で食券を買い、カウンターのみの簡素な店内へ。
こういう割り切り、もちろんオペレーションコストを考えてのことなのでしょうね。
毎度、1,600円の「特上」ロースかつ定食を頼んでいたのですが、今回は同じ値段のものが「上」に格下げ?
食べてみたら、ほぼ同内容のものだったので一安心しましたが、消費増税を機にガラッとメニュー構成を仕切り直したりというやり方には、かなり戸惑ってしまいます・・・・
店内はとんかつ屋さんにありがちな和の設えではなく、細かなタイルなどあしらった、カジュアルモダンな感覚。
客層は、明確に男性サラリーマンが中心ですが、女性もちらほら。
皆、黙ってご主人の作業を凝視し、配膳されれば黙々と厚いとんかつと格闘しています。
まるで昔気質の拘りラーメン屋・・・・でも、此処で供されるのは少しは時間をかけて、あるいは和やかに語らいながら賞味すべき、千数百円のとんかつ。
このギャップ、ご主人は百も承知、客も多くはそれを理解しているわけです。
さてさて、いよいよ順番が回ってきました。
先ずは熱々のご飯と豚汁、それに色鮮やかなお新香から。
すかさず、未だ衣から音が出ていそうな堪らないシズル感とともに、分厚いロースカツが。
網の上に並んだ厚手のかつは、切り口が少し顔を覗かせていて、脂身たっぷり、とても綺麗な桃色のレア状態です。
さあ、待望の一口!
密着した衣は薄手でシャクッ!と軽妙な歯ごたえ。
同時に口中に溢れてくる芳醇な脂・・・・
このギリギリレア状態の豚の旨さ、十分に揚げきった豚のコク感とはまた異なる、クリアな旨さがありますね。
脂の単純な甘さや良い意味での癖といった感覚で、しっかり揚げたときが勝るように思うけれども、このレア豚の場合、大げさに言えば、ひき締まった、無垢でシャープな旨さがあります。
丸山さんが使うのは、千葉県東総・東庄(とうのしょう)の林商店から仕入れる「SPF」(特定病原菌排除飼育)の豚。
病原菌から守られて肥育され、もちろん寄生虫云々の心配も少ないから、こういうレア揚げの芸当ができるというのが先ずは一義的な理解でしょうか。
ただ、本当のSPFのメリットは、そんなことより何よりも、抗生剤の使用が抑えられること。
豚が大量に摂取した薬剤が、人間の体にキャリーオーバーしてしまうというのは、気持ちの良い話ではないですよね。
問題はどこまで気にするかなのでしょうが、小バレ消費たるとんかつ屋さんの豚肉で、こういう安心安全が語られるというのは、悪い話ではない筈です。
卓上には、三種類のヒマラヤナマック岩塩が用意されています。
ノーマル、ブラック、レッドと、その違いは残念ながらよくわかりませんでしたが、どれもこの豚の持つ豊かな旨みをストレートに味わえるし、特に甘みにふくよかな「幅」を持たせてくれますね。
ソースや醤油も用意されていて、特にソースは独自のブレンドをしているのだと。
前半は塩、後半はソースと、違いを楽しみのがいつもの食べ方です。
それにしても旨いとんかつですね。
飯も、豚汁も、漬物も、手ぬかりありません。
でも、食べ終えて、脂の過剰摂取には毎度のことながら聊か後悔・・・・
食欲に負けた、この自分自身の不甲斐なさゆえ、誰に文句を言うわけにもいきませんが。
ふとご主人の方を見ると、客と話をするわけでも、ましてや愛想を振りまくわけでもなく、黙々と仕事をしています。
言葉遣いが悪く無愛想だという批判も多いようですが、私は特段気にもなりません。
この店はとんかつと格闘する、道場のような場所だと、ある意味割りきって訪問しているからなのかもしれません。
ただ、客に少しばかり愛想良くして挨拶するくらいのこと、金がかかるわけでなし、損してるなぁとは思いますが。
券売機のとんかつ屋、カジュアルカウンターのとんかつ屋・・・
ある意味、とんかつ屋はかくあるべしという固定観念を否定してかかったと言えなくもない、このやり方。
余計な接客も、華美な内装も捨てて、ひたすらとんかつで勝負!と。
賛否両論あるようですが、私はこの点に関しては大賛成、これで良いのだと思いますけどね。