1回
2011/07 訪問
~八寸をいただく前から既に比良山荘のコースは、まわりの景色を楽しむことで始まっていました~
11.7.6 八寸 鮎なれ寿司、うるか子あえ、熊ロース肉醤油煮、川海老、曲筍、青梅柔らか煮
11.7.6 鮎造り、鯉あらい
11.7.6 滋賀 大吟醸 不老泉
11.7.6 温かい順才
11.7.6 一回目の鮎塩焼き
11.7.6
11.7.6 熊なべ
11.7.6 二回目の鮎塩焼き
11.7.6 鰻酒蒸し
11.7.6 三回目の鮎塩焼き
11.7.6 炊き合わせ
11.7.6 鮎御飯
11.7.6 鮎御飯と鯉こく
11.7.6 絶品 鮎御飯
11.7.6 フルーツ
11.7.6 明王谷川
11.7.6 三宝橋
11.7.6 明王院からの三宝橋
2011/07/07 更新
11.7
昔から、このお店の存在も評判も知っていたのですが、
美味しい鮎を頂くことに困って居なかったのことと、
やはりちょっと遠いので訪れる機会がありませんでした。
数年前ここの改築の間だけ 板場の2番さんがしばらく「やました」に居られました。
ふとその時のお話を思い出して予約してみました。
飲むので車は運転できません。京都駅からタクシーで¥8080でした(タクシーによって違うのでご注意です)。
11:30からの予約に早く到着。 山の香りに誘われてお店の周りを散策。
山手へ歩くと地主神社があり、その先の明王谷川に架けられた三宝橋を渡ると
相応和尚が開いた修験道場で天台回峯行の重要な旧跡でもある息障明王院があります。
濃い緑の涼やかな風を楽しんで時間になりました。
鮎食べコース¥21000
冷酒・・・滋賀 不老泉 大吟醸。 凍らせた竹筒なので無くなるまで冷たく飲めます。
八寸・・・鮎なれずし、うるか子和え、熊ロース肉醤油煮、川海老、青梅柔らか煮、曲筍の田楽
造り・・・鮎(1人1匹)は山葵とむらさき、鯉あらいは酢味噌で頂きます。
椀物・・・温かい順才
一回目の鮎塩焼き (1人3匹)・・・・解禁になったばかりの安曇川で取れた鮎です。頭から頂きます、熱々、良い香りが口に広がります。上品な淡い苦み。
熊鍋・・・甘みをつけたお出汁で頂きます。熊肉は山奥で獲れた月の輪熊と水菜。その脂身はほんのり甘く臭みは一切ありません。
二回目の鮎塩焼き(1人2匹)・・・・なんて美味しいんでしょうか~いくらでも頂けます。
鰻の酒蒸し・・・山葵で頂きます。 脂の良く乗っています。
三回目の鮎塩焼き(1人2匹)・・・・まだいただいてもいいのですか~と嬉しくなります。
お野菜の炊き合わせ・・・冷やし鉢です。 里芋、姫筍、糸かぼちゃ、三度豆、うすいエンドウ、鯉の子
鮎御飯(2人で5匹)、鯉こく、香の物・・・・信楽の中川一辺陶さんが焼かれた土鍋で炊かれた鮎御飯は、蓋の開いた瞬間からごちそうです。素焼きした鮎を鮎の骨で取ったお出汁でええお米と炊かれているのですから美味しくないはずがありません。 今日、一番食べたかったお料理です。
眩しい日差しの中、見上げて見る明王院や振り返ってみる三宝橋、河原の景色など心洗われる美しさでした。そこで頂いたお料理の喜びは、言い尽くせないです。締の絶品鮎ご飯にいたるまで、心地好い澄んだ時間の流れを泳いだみたいでした。極楽は比良山の麓にあり!です。
次回は、熊鍋を頂きにきっと来ます。