この口コミは、maffinさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.5
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¥15,000~¥19,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
待ち遠しかった再オープン。
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2010年9月:かなり大胆な組み合わせのサンマのお料理。
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2009年7月:トウモロコシムース。ジュンサイと白桃を添えて。
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2009年1月:皮をあぶった筍・・もう春の気配なんですね
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2010/10/07 更新
「9月に装いも新たにリニューアルオープン!」
のお知らせの葉書をいただき、再訪の機会を心待ちにしておりました。
その願いは割合早くかない、ある晩2名で神楽坂のこの店の暖簾をくぐることに・・・。
建物ごと建て替えと聞いていたけれど、確かに坂の途中をちょっと入った、あの場所に復活してます。
嬉しいな。アプローチは前よりゆったり。
中に入ると。。。あ! かなり広くなってる。
前のお店の広さの倍以上でしょうか。
新しいお店のインテリアデザイン・・・この手の和食の店の中では一番好みかもしれない。
(美味しくてもインテリアはあれれ?・・・な店が多いのが和食。)
席の間をしっかりとった直線的なジャパニーズミニマルデザインは落ち着きます。
カウンターは6席かな。カウンターも惹かれますがこの晩はテーブル席へ。
さて、お料理!
ん、以前は10,000円だったコースは13,000円に値上がりしてるけど・・・どうかな?
写真一枚しか撮ってないのでメニューの流れ、少々不確かですが、こんな感じ。
特にはっとしたお料理には★印を付けてみました。
★毛蟹と茄子、柑橘のジュレ
★ゆり根のコロッケ、銀杏とトリュフソース
スッポンのスープ
お造り(鯛)
★鰻、パリッパリに焼いたの(美味しい!)
あと飯蒸しの料理があったような・・・。(失念、すみません)
サンマにイチジク、トマトをあわせた大胆な料理、
茸と和牛の炊き合わせ。カブと
イクラご飯
★黒蜜とジュレのデザート。
お酒はビールに始まってそのあと鄙願をいただきました。
お料理の全体の印象は確実なパワーアップ。
特に素材の食感に以前より心をくだいていらっしゃるように感じました。
クリスピーに揚げた湯葉を散らしたり、鰻もこれでもか、とパリッパリに焼いたり。
気持ちが高揚する食の楽しさが感じられます。
トマトにサンマ、イチジクを会わせたお料理はかなり「冒険」と感じましたが、うん、これもまさにクリエイティブ。
同席した和食に造詣の深いブロンドの長身さんはずっと感激しっぱなし(良かった)。
まだお若い小泉料理長、食の可能性に果敢に挑戦していらっしゃる印象を受けました。
前におっしゃっていたとおり、この1年の休業の間、シドニーのTetsuya'sや元修業先「石かわ」で研鑽を積んでいらっしゃったとのこと。
きっと視野が広がって新しいアイディアも沢山できたんでしょうね。
確かにお値段は少々あがったけれど、それでもこのゆったりとした環境とパワーアップしたお料理、十分納得の内容です。
新生「虎白」の今後がとても楽しみになってきました!
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↓2009年7月
冬にお邪魔して印象的だったここの夏のお料理に心魅かれて久しぶりに2名で訪問しました。
連休明け、当日予約だったけれど、なんとか席をご用意いただいたという感じ。
本日も9品、10,000円のコース。
順番&内容、少々うろ覚えですが、確か以下のとおり。
1.トマトのジュレ
2.鮎をパリっと焼いて、タデを散らしたおつゆで
3.トリュフを散らした飯蒸し
4.アカザエビの熱いスープ
5.アコウダイのお造り
6.とうもろこしのムース、白桃とじゅんさいと併せて
7.鰻をパリっと焼いたお料理
8.〆の御飯・・・3種から選択のうち、焼いた牛肉を載せたショウガ御飯
9.デザート、スイカに塩のジュレ、白ごまのスープ
結論・・・前回よりぐっとお料理の輪郭がはっきりしてテンポもよく、心から「おいしい!」とすっかり堪能しました。前回はテーブルだったけれど、今回はカウンターでいただいたのも楽しかった。
総合評価☆4つから4.5にアップしました。
相変わらずジュレ、とろみ多用は賛否わかれるところかもしれないけれど、夏のお料理は特にちゅるん、としたものが美味しい。
一方鮎や鰻は直感に訴えるカラッとしたお料理で、このコントラストも楽しい。
今回のベストは鮎かな・・・でもとうもろこしのムースにじゅんさいはともかく、白桃をあわせるセンスも好き。トリュフ風味の飯蒸しも反則でしょう、というくらいおいしかった。
何より10,000円でこの内容を提供してくれるのは嬉しいです。
現在の店舗は9月30日まで、そこから約一年間ビルごと改装にはいるそう。
その間店主の小泉さんは石かわに舞い戻りつつも後半は料理修行の旅に出るかも、となかなか興味深いお話をしてくださいました。
さらにパワーアップした「虎白」も楽しみだけど、1年ちょっと先の再オープンは待ち遠しすぎる。
秋口のお料理を楽しみに、滑り込みで9月にまた再訪できたらなあ、と考えてます。
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↓2009年1月
久しぶりに東京に来る友人が和食を所望とのことなので、別の友人と3名で利用しました。
年末に一度利用しようと思ったとき、予約がとりづらかったことを思い出して今回はかなり早めに予約を入れて、土曜日の午後7時半。
神楽坂の小道をちょこっとはいった大変雰囲気のよい佇まいです。
店内はカウンターそしてテーブルがふたつと小さな個室。
我々は個室に通されました。小さい個室ながらテーブル周りは割合ゆったりしていてよい感じ。
寒い夜だったので黒龍をぬる燗でいただきながら、10,000円のコースを。
会話が盛り上がったので料理の順番などかなり曖昧かつ、いくつか飛ばしてしまっているかもしれませんが印象に残ったままに記載すると以下のとおり・・・。
スタートは「甘エビの炊き合わせ」
・・ちぢみほうれん草と一緒に。上にちょこっと小さなあられ(お茶漬けにはいっているようなやつ)がかかっており、これがクリスピーな上に香ばしい。甘エビはとろっと甘く、柔らかなちぢみほうれんそうとのバランスもなかなかのもの。
「ふぐと姫くわいの唐揚げ」・・・ふぐがかなりカリカリッと仕上げてあり、ちょっとフィッシュアンドチップスを思わせる楽しい食感。ふぐとくわい、旬の味わいで気持ちが盛り上がります。
「金目鯛のスープ」
澄んだお出汁をベースにしたスープに脂ののった金目鯛の旨味が渾然一体となって・・・絶品スープでした。
この辺でお酒は冷たい「鄙願」に切り替えて・・・
「山形牛、とんぶりと餅米と一緒に」
山形牛は軽く炙って、上にとんぶりと山葵、下にとろふわっとした餅米。
これは抜群に美味しい組み合わせ。とんぶり、大好きだし、食感の対比の楽しみもある。センスいいですねー。
「鯛のお造り」
シンプルな鯛のお造りですが、鯛に甘みがあって美味しかった。香りのよい岩のり等のあしらいもとても気が利いています。
「筍を焼いたもの」
え、もう筍!正月過ぎとはいえずいぶん早いですね。でも春を先取りするみたいでとても嬉しい。
だけでなく、筍の皮にちょこっと火が灯ったままに出してくれるので炙った香りが素晴らしい・・・龍吟の夏のメニュー、鮎を焼いて笹に火が灯ったまま出してくれるお料理も大変贅沢だけど、こちらはもう少しさりげなく、でもとても幸福度の高いお料理で五感に訴えます。
味はもちろんおいしいけれど、何より風流を楽しむ料理と言えますね。
このあと、確か白いスープのお料理が・・ああ完全に忘れちゃった。
スープの美味しさだけはしっかり覚えているのですが、確か何かお魚と海老芋だったかな?
「ふぐ刺し」
上にふぐ葱が載って、しゃきっと美味しい。ふぐはやさしい味わいながらきりっとしています。
「松葉ガニのスープ」
とろみのあるスープ、松葉ガニの旨味が嬉しいコクのある味わい・・・中には鱈の白子がはいっており、全体にふんわり、ほっとする味わい・・・。
〆はお店の手打ちの蕎麦、鯛茶漬け、フカヒレあんかけご飯の3つからの選択。
「フカヒレあんかけご飯」にしてみました。
フカヒレのとろみとご飯がマッチして大変おいしゅうございます。そして添えてある赤出しがまた美味しい・・・こんがり焼いたお揚げをあわせているのですが香ばしさが端正な赤出しにアクセントを与えてなかなか素敵。
デザート。
きなこでつくったクリームソースに苺とココナッツのムース。その上にラム酒のジュレがかかっていて、一緒にいただいた緑茶がこれまた姿勢が正しくなるほど美味しくて、大変幸せな気分で食事を終えました。
心のこもった接客も大変気持ちよく、サーブのテンポも絶妙、お店の雰囲気もシックで居心地抜群。これはよいお店に巡り会ったなあと大満足。
さらに10,000円懐石でこの内容、高級食材もそこここに取り入れて、かなり頑張っていらっしゃると思います。若いカップルの和食デートにもよいのではないでしょうか。
同じ10,000円懐石でミシュラン☆のラボンバンスよりはこちらの方が個人的にはツボ。
全体に「葛餡」などを多用した「とろみ系」がかなり目立つのが少々気になるとはいえ(個人的には葛餡、ジュレなどとろみ系大好きなんですけれどね)、季節感を取り入れ、サプライズも嬉しいワクワク感のある和食のコースは店主の勢いを感じ、楽しいです。
初筍ご馳走さまでした・・・次回はどんなサプライズがあるか、今から楽しみです。