タベリーナさんが投稿したカフェ・デ・プリマベーラ(東京/神保町)の口コミ詳細

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閉店カフェ・デ・プリマベーラ神保町、御茶ノ水、新御茶ノ水/喫茶店、カフェ

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  • 昼の点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2022/09 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

最後のシチュー

時間帯が厳しいので、何度も通っていたわけではないが、独特な雰囲気がなんとも言えないカフェ・デ・プリマベーラが、9月末に閉店になっていた!

まだ暑さ残るころ、どうしてもこちらのシチューが食べたくなり来店。

薄暗い店内の奥の席に通されると、目の前には、アンティークのすりガラスから光があふれるように差し込み、神保町にいることを忘れます。

昔見たCMに出てくる老夫婦のようなマスターにシチューとアイスティーを注文します。

アールグレイのアイスティーの入ったアンティークのグラスは大人っぽく、今の食器にはない色気を感じます。

薄切りされたトーストが、これまた品良く感じられ、やはり大人な雰囲気。

高齢でも凛としたマダムが作るシチューは、器からあふれんばかりに盛り付けられています。

手作りの家庭的な優しい味わい。

マダムのマスターへの声掛けは、慣れ合ったものではなく、仕事場であることをわきまえた感じですが、それが、ここのお店の品を醸しているような、けして古ぼけた雰囲気になっていない秘訣なのかなと思いました。

食器にしても食事にしても何にしても、薄暗い店内で、それぞれに花を咲かせたよう。

そしてここのカウンターにも大輪のユリの花が飾られていた!

本当の大人な雰囲気を味わえる秘密の隠れ家のようなステキなお店で、マダムもマスターも、全然お元気そうだったのに、突然の閉店は残念すぎる。

2022/10/20 更新

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