最後のディナーは世界遺産メディナの中にあるレストランへ。
ここはもとは商人の館だったらしく、雰囲気たっぷり。
鉄の輪をコツコツ叩いて黄色のチュニジアンドアを開けてもらい、
民族衣装の男性から薔薇水をふりかけられて送り出されるまで、
全てが優雅なお店でした。
供されるのは伝統的なチュニジア料理ですが、フレンチとの融合も。
ここではチュニジアのスパークリングワインも頂くことができました。
(それまでどこでも出会えず、やっと><です。)
やっと、と言えば、いちごジュースも。
いちごジュースがフレッシュで飲めるというので楽しみにしていましたが、
結局、カフェで1回見かけただけ。もちろんすかさずオーダーしました。
いちごが濃くって満足♪ 実はこれにも薔薇水が入っているらしいです。
お洒落ですね。
でも、いちごジュースがなければレモンジュースがあるので。
レモンジュースは本当に定番で、街中でスタンドも出ているし、
レストランにも。市販のしか置いてない場合もありますが、
フレッシュがあればラッキー。
もしくは国産ビールのCeltia、のどちらかを飲んでいました。
Celtiaはあっさりしているので、昼から飲んでも大丈夫(?)なんです。
そして夜はチュニジアンワイン、
という感じで水分補給に勤しむ^^日々でした。
最後の一枚は、これも国民食オジャ。
スペインでも同名の料理があり、雑炊のことですね。
アフリカにありながら、文化的には地中海圏に属し、
より大きな影響を受けていることがわかります。
チュニジアでは魚介類や野菜をトマトソースで煮込み、
卵を落としたものです。ちょっとスパイシーだけど、
普通に想像できるというか、親近感が持てるお味。
(なんだか、家で適当に作った料理みたい^^。)
これで代表的なものはだいたい網羅したと思います。
あ、もちろんクスクスも食べましたよ!食べ切れなかったですけど。
クスクス、わりと好きだったんですが、最近苦手になったかな…^^;。
チュニジア料理って、エスニック系のお料理にしては、
香辛料がきつすぎず、味のトーンに比較的変化もあるので、
日本人にもなじみやすく、美味しく食べられると思います。
そのおかげもあって、量を除けばほとんど問題なく、
食に関しても充実の旅でした!