この口コミは、snowdropさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
-
昼の点数:4.5
-
¥6,000~¥7,999 / 1人
-
-
料理・味 4.5
-
|サービス 3.0
-
|雰囲気 3.5
-
|CP 3.0
-
|酒・ドリンク 3.0
-
-
[ 料理・味4.5
-
| サービス3.0
-
| 雰囲気3.5
-
| CP3.0
-
| 酒・ドリンク3.0 ]
シンプルに美味しい、と思う 『リョウリヤ ステファン パンテル』
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-71119008 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-71119008","content_type":"ReviewImage","content_id":71119008,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-71156303 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-71156303","content_type":"ReviewImage","content_id":71156303,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-71156304 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-71156304","content_type":"ReviewImage","content_id":71156304,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-71156305 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-71156305","content_type":"ReviewImage","content_id":71156305,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-71156306 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-71156306","content_type":"ReviewImage","content_id":71156306,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-71156309 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-71156309","content_type":"ReviewImage","content_id":71156309,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-71156311 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-71156311","content_type":"ReviewImage","content_id":71156311,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
2017/08/17 更新
京都の有名フレンチでシェフを歴任した、
ステファン・パンテル氏がオーナーを務めるお店。となると、
「和の食材とフランスの技法を自由な発想で融合したクリエイティブなフレンチ」
と意義付けするのがたぶん、定義としては一番近いのでしょう。
なるほど設えから見ても独特というか一本筋の通った美意識が感じられましたが、
お料理は、そういう固定観念は抜きでもっとシンプルに、美味しいと思いました。
この日のおまかせ(お昼は5,400円のコース一本です)の中で、
(※料理名は覚えているキーワードを並べただけで適当ですm(_ _)m。)
・茄子のムース 長野サーモン
・胡瓜のスープ 紫蘇のゼリー クミンのプレッツェル
・鱧のフリット スモモのソルベ 夏野菜のクスクス
・鱸のソテー バジルとミント(だったかな?)のソース
・仔羊のローストと春巻仕立て
・デセール
(ビスキュイ・ド・サヴォア、桃のコンポート、バジルのヨーグルトゼリー、スカンポのムース)
・珈琲と小菓子
特筆すべきは、メインの完成度。
近頃のフレンチはどこも視覚的にも楽しめるよう工夫を凝らしていて、特に前菜
の華やかで洗練されたビジュアルは素晴らしい。ですがそこがピークでメインに
向かってテンションダウン、ということが多い…ようにも個人的には感じていて。
でもこちらはちゃんと、メインまで盛り上げてくれます。
味の組み立てがばっちり決まって、見た目も美しいけど、香りや特に食感が秀逸。
低温調理を駆使、鱸のふわふわに仕上げた身とかりかりの皮とのコントラストは
ここ最近食べたお魚料理でベストと思えるほどでしたし、2種類の異なる調理法
(春巻の中身、確か36時間火を入れ続けたと仰っていました)で一皿に仕立てた
ラムは、スパイスの使い方が北アフリカ風でもあり(春巻=ブリックもそうかな)
レモンのコンフィと合わせるのは南仏由来かもしれませんが、何よりお肉自体の
臭みも全くない、典雅とも呼べそうな味わいを引き出していてびっくりしました。
ととりあえず書いてはみましたが結局のところ、私の口に合うなと思って。
…そんなふうに明快に括れるフレンチというのもちょっと新鮮、かもです(笑)。