16回
2025/08 訪問
幸せな気持ちになれるガットネロさんの桃パフェ 『caffetteria gatto nero』
あまりシーズン中に出歩けませんでしたが、ここだけは、
とぎりぎりに駆け込んだガットネロさんで今年も桃パフェを頂きました。
ガットネロさんの桃パフェ、数えてみたら7回目だったみたいです。
桃はいつも終盤に出てくる川中島白桃、 構成も去年と同じでした。
桃に、ヨーグルト(全然、酸っぱくはない)のソルベとブラマンジェを合わせているのが好き。
桃は2玉も使っているのにむやみにお腹が膨れたりせず、むしろ食欲が湧いてくる不思議?な
パフェです。もう1個食べたくなるのもいつものこと。暫し考えた後、お値段もそこそこする
(¥2,200)のでやめておきました。足りないくらいがちょうどいい、けど食べたいんですよねー。
今回は見た感じ、桃がぐずっているかもしれないと思いましたが、食べてみるとそんなことも
なく、逆によくこんなに薄くカットできるなと。果肉が柔らかくて、上品な甘さの桃らしい桃。
なにより香りがよいのが印象的。食べる前から楽しむことができて幸せな気持ちになりました。
2025/08/31 更新
2025/03 訪問
日本の柑橘が満喫できるパフェ 『caffetteria gatto nero』
【2025年3月】
私の中でパフェでは外せないガットネロさん。
毎年、桃と無花果のパフェは必須。
さらに今年は、春に柑橘のパフェも頂いていました。
鹿児島のきんかんや和歌山のレモン、愛媛のみかん/甘平、三重のタンゴール/津之輝など、
日本の柑橘類でまとめたパフェ。とにかく柑橘を満喫できるパフェです。こちらのパフェは
桃や無花果の時もそうなのですが、他のパーツは存在感がないわけではないのに上手く消す
ことができてあくまでフルーツ主体、やたらとお腹が膨れたりもたれたりしないのが好きな
ところ(食事以外のスイーツで必要以上にお腹一杯になるのは本末転倒と思っている)です。
パフェは特にその点難しいので、こちらの後味のよさは貴重。
ただ実は、今回はすっきりしすぎて物足りなさも否めず。クオリティは間違いないのですが、
立地的にわざわざ食べに行くことを考えると、納得できるのはやっぱり、桃&無花果ですね。
※画像お借りしました。
2025/08/31 更新
2024/10 訪問
秋が来れば思い出す② 『caffetteria gatto nero』
無花果パフェは4年ぶりらしい。
そんなに間が空いた記憶はないけど…。
構成は基本的に変わらず、かな?
・フレッシュの無花果
・無花果のコンフィチュール
・カスタードクリーム?(少し)
・マスカルポーネのムースを凍らせたもの
・ヨーグルトのソルベ
・フィナンシェをダイス状にカットしたもの
・ミルクくずもち
・紅茶ゼリー
無花果は3個分。トップが小野市の小野小町、グラスの中に入っているのは淡路島産。
フィナンシェが以前より目立つように感じました。
こちらはアイス一つを取っても食感が際立っていて、マスカルポーネ(初めミルクかと
思いました)はねっとり、ヨーグルトはしゃくしゃくとして、食べていてとても楽しい
ミルクくずもちの固めのもっちり加減も、ちょっと和?な感じもあって、好きなんです。
それぞれ存在感は発揮しつつ、無花果の繊細なニュアンスは邪魔しないで、引き立てる。
完成度が高いからこそ毎年同じものが頂ける定番のパフェになっているのだと思います。
2024/10/08 更新
2024/08 訪問
今年もNo.1はガットネロさん 『caffetteria gatto nero』
毎夏、これだけは欠かさないと決めている、
ガットネロさんの桃のパフェ。
ですが、今年はなかなかタイミングが合わなくて、
シーズンも終わりがけに差し掛かる頃、駆け込みで伺ってきました。
ただ、さすがはガットネロさん。そうは思えない美味しい桃でした。
私がガットネロさんを信頼しているのは、パティシエが作るだけある、各パーツの
クオリティの高さだけではなく、果物の目利きもすごいから。これまでに美味しく
ない桃に当たったことがありません。桃は時期によって変わりますが、今回は今季
4番めに登場した、福島産の川中島白桃でした。しっかりした肉質ととろみのある
果汁が特徴という通りの、甘さも十分でバランスのよい桃でした。トップにはこの
桃をまるごと1個、スライスした後で復元して載せています。またこのスライスが
他のお店でやっているとしてもこんなに薄いところはない、というくらいの薄さで、
しかも崩れたり果汁が失われたりはしないのが職人技だなと。食べやすくて食感も
面白いし、断面積を増やすことで香りが広がりやすい?ような気もします。さらに
グラスの中にカットしたフレッシュの桃が入る他、コンポート、コンフィチュール、
ゼリーでトータル2個分の桃と、ヨーグルトソルベ、ヨーグルトブランマンジェの
構成は例年と変わりません。ソルベの絶妙な出来上がりに唸るのも、いつもと同じ。
今年も、やっぱり美味しかったです。
パフェでも全く重くならず、変にお腹が膨れないのも好きなところ。
桃パフェも、最近はやたら高いわりに大して…だったりすることが増えてきたので、
もう、回るお店は絞ろうかなと思い始めていますが、こちらは間違いなく残ります。
2024/08/31 更新
2023/07 訪問
最後の砦ガットネロさん『caffetteria gatto nero』
※2023年のレビューです。
ガットネロさんの桃のパフェ、今季も無事食べられました。
今年は食べそびれることのないよう、早めのタイミングで出かけました。
こちらは予約ができるので安心ですね。
桃は確か、福島県産の白鳳。パフェの作りは基本、変わっていなくて、トップに
スライスした後で復元した桃と飾りの赤すぐり。グラスの中はヨーグルトのソルベ、
ブランマンジェ、桃のゼリー、桃のコンポート、桃のコンフィチュールだったかな。
でも、いつ食べても新鮮に美味しいと思います。
手はかかっているのに桃に素直に美味しいのもすごいこと。
いまいちのパフェに当たるたびに戻りますがここはほんと外れない。最後の砦です。
2024/02/06 更新
2022/08 訪問
総括するとここのが一番!②『caffetteria gatto nero』
※2022年のレビューです。
大のお気に入りで毎年食べたい、ガットネロさんの桃パフェ。
今年は8月最終日、駆け込みで伺いました。桃は福島県産の川中島白桃でした。
やっぱり、美味しい。大げさでなくもう1個食べようかと考えたくらい。
美味しいのはもちろん、全然くどくないから、食べたら却って食欲が刺激されるんです。
最近のパフェは盛りだくさんなあまりやたら重いのが多いですけど、桃って繊細だから、
ごてごてと飾り立てると持ち味が失われてしまいかねません。これも乳脂肪たっぷりの
生クリームやこってり香りも強いバニラアイスなんかと合わせると台無しになると思う。
ガットネロさんではヨーグルトを上手く使って合わせているのがさすがなんです。また、
このソルベがしゃくしゃくでねっとり、の絶妙な食感がすごく楽しくって大好きですね。
コロナ禍を経て久しぶりにお邪魔したら、レイアウトがだいぶ変わっていました。
ドア脇のオブジェ的なものがなくなっていたり、以前の方が好きだけど仕方ないですね。
2024/02/06 更新
2020/10 訪問
秋が来れば思い出す 『caffetteria gatto nero』
秋が来れば思い出す。
ガットネロさんの無花果パフェ。
初めて頂いた時の感動以来、もう3回目になります。
基本、構成は同じなのでもういちいちレビューしなくてもいいのかなとは思いますが。
今年は、トップに積み上げられた無花果の迫力が増したような。ちなみにこのパフェ、
無花果(小野小町という品種)が3個使用されているとのことです。また、今までは
なかった気がするカスタードクリームも(無花果を固定するためか控えめに)入って
いましたが、マスカルポーネとヨーグルト、紅茶と重ねていく流れが無花果の、品は
あるけどそこはかとなく残る野趣に寄り添い引き立てているのは変わりません。ただ、
全体的に、甘さがちょいup? 紅茶のゼリーとか。はちみつっぽい甘みを感じました。
無花果の状態を見ながら変えたりされているんでしょうか…
これに関しては、私は以前の方が好みかな。
とは言え逸品には間違いなく、来年もまた食べに行くのです。
2020/10/25 更新
2020/08 訪問
総括するとここのが一番!『caffetteria gatto nero』
今年の夏は、
かき氷よりもパフェを重点的に攻めたように思います。
というのも、桃を頂くなら自ずからパフェになるので。
それで(私にしては珍しく)精力的に出かけて、これまでは伺えずにいた
行列店にも足を運んできましたが、今季の桃活も終わりを迎えるに当たり、
総括すると、やっぱり、ガットネロさんの桃パフェに尽きるのかなー、と。
今では見慣れたまるごと桃ですが、ガットネロさんでは薄くスライスした
上で元の形に戻してあるんです。この再構築の技で食べやすさはもちろん、
柔らかさと甘さが増す気がします。断面が空気に触れるから、とか…?笑。
そもそもこちらの桃はほんと外れがない。選択眼に信頼が置けます。今回
使われた山梨産あかつきと白鳳も、品種による違いも含めて楽しめました。
パティシエールさんが作られるパフェだから、毎回のことながら桃以外の
構成も素晴らしいです。ヨーグルトアイスを持ってくるのは他にあっても、
甘みを極力控え円やかな酸味に特化することで桃を引き立てていてさすが。
アイスというかソルベというか独特のかしゅっとした歯ざわりもいい感じ。
いろいろ食べましたが、今年もガットネロさんが一番。ですね。
フルーツパフェはここのだけ食べていればOK!とさえ思ってしまうほど。
(とはいえ、やっぱりいろいろ食べたくなってしまうんですけどね^^。)
2024/08/31 更新
2020/02 訪問
パフェなら外せない…今度はあまおう 『カフェテリア・ガット・ネロ』
春にかけて本格化するいちご活、
主戦場のパフェなら、ガットネロさんを外すわけには行きません。
【あまおう苺パフェ】¥1,500
いちごなら大妃美のパフェもあったのですがそれは去年頂いた時にそこまでと思ったので、
迷わずあまおうチョイス。ちなみに大妃美はお値段¥2,100とさらなる値上がり、いちご
メニュー高いなあと思っていましたが、最近はそんなものなのかも…と見慣れてきました。
・あまおう(飾り用に3粒、中にも)
・パイ生地
・クレープクッキー
・ピスタチオアイスクリーム
・マーブル(バニラといちご)アイスクリーム
・シフォンケーキ
・いちごムース
・カスタードもち
・パンナコッタ
・タルト生地
いちごのパフェって生クリームとバニラアイスクリームだけでも美味しく仕上げられるし、
逆にそのシンプルさを超えるのが難しいと思いますが、さすがガットネロさん。これだけ
凝った構成をうまくまとめています。こちらではいつも生クリームは使われていませんが
アイスもバニラを外してピスタチオとマーブル(しかも表面を覆うように薄くカットした
いちごを貼りつけてあるんです!)なのが個人的には好みで、ありきたりには終わらない
のが好きなところです。これは、食感を変えるにしてもパイ生地-クレープータルト生地、
ムースーパンナコッターカスタードもちと何層も重ねていて、そこは他にないと思います。
惜しむらくは、あまおうがそれほどのコンディションではなかったこと。あまおうの「あ」
がちょっと足りなかったかなーフルーツって状態を見極めるのが難しいとは思うのですが、
ガットネロさんの場合はその点の見極めもレベル高いはずなので少し残念な気がしました。
ということで、これまでの順位は、
1. 桃
同率1.無花果
2. あまおう
ーーーーーーーーーーーーーーーー
3. 大妃美
ーーーーーーーーーーーーーーーー
4. かぼちゃ
って感じですかね。
今後は、去年食べ損ねたシャインマスカットと、次に思案中という柑橘系を狙っています。
2020/03/01 更新
2019/11 訪問
違う方向に意外だったかぼちゃプリン 『カフェテリア・ガット・ネロ』
このところ月一回ペースで詣でているガットネロさんで、
今回は、かぼちゃパフェ。
秋〜冬の定番で、ずっと食べたいと思いながらつい旬の果物に靡いてしまうので、
ようやくです。…とまあ念願だったかぼちゃパフェなんですけど、ごめんなさい。
いったん、点数をちょっと下げています。
かぼちゃプリンがですね、思い描いたのとは違う、変にふわふわと軽い手応えで。
かぼちゃ特有のほっくりした食感(←私はかぼちゃプリンは少しざらつく素朴な
舌ざわりも好きなので、かと言って滑らかでもない)もこっくりした甘みも何も、
なんなら青臭い感じの味、かぼちゃプリンなら間違いないと思い込んでいたから
逆に足元を掬われたよう。あとはかぼちゃクリーム、黒蜜アイス、焙じ茶ゼリー、
ミルクくずもちに小豆、ドライかぼちゃのトッピングという和の趣の構成ですが、
いつもこう来たかと思う点が必ずあるのに今回に限り、驚きはありませんでした。
唯一、カラメリゼしたかぼちゃとくるみのアクセントくらい、印象的だったのは。
パティスリーでこういう系統もあるんだなー。
意外なのは歓迎だけど違う方向に意外だった、かぼちゃプリン。
今思えば、こちらで最初に頂いたのが無花果パフェで、私には最善の選択でした。
一概にかぼちゃプリン、と言ってもいろいろですね。
パフェとしてはまた次の季節、次のフルーツ(そろそろいちご?)に期待します。
2020/08/13 更新
2019/10 訪問
無花果の美味しさに目覚めたパフェ 『カフェテリア・ガット・ネロ』
去年、初めてガットネロさんで頂いたパフェが、この無花果のパフェでした。
以来、季節ごとに伺っていますが、やっぱり無花果は特別。
シーズンが短いのでどうかなと思っていましたが、今年も無事、頂くことができました。
構成は(おそらく)去年と変わらず、
・フレッシュの無花果
・無花果のコンフィチュール
・マスカルポーネのムースを凍らせたもの
・ヨーグルトのソルベ
・フィナンシェをダイス状にカットしたもの
・ミルクくずもち
・紅茶ゼリー
まず無花果自体が美味しいのと(今年も小野市のもののよう)、そこにマスカルポーネ、
ヨーグルト、紅茶の風味を重ねていき、無花果の繊細なニュアンスを引き立てるセンス。
フィナンシェとくずもちで食感的に重みをプラスしているのも秋のパフェらしくて素敵
です。今回のはそのフィナンシェとくずもちの舌触りがちょっと、歯に付くようで前回
に比べると全体のまとまりが今一つかなとは思いましたが、やはりパティシエールかつ
フルーツマイスターが作るパフェならでは、全方位にレベルの高いパフェだと思います。
このパフェで、私は無花果の美味しさに目覚めた、と言っても言いすぎではないくらい。
(いや、パフェの美味しさにも目覚めたのかも?)
また来年の秋にも頂く予定ですがその前に、次はかぼちゃのパフェを頂こうと思います。
2019/11/10 更新
2019/08 訪問
桃のパフェ第2弾! 『カフェテリア ガット ネロ』
桃の季節が終わる前にもう一度、
是が非でも行っておきたい、ガットネロさん。
狙うは、桃パフェ第2弾です!
(…本当はこの前に福島産白鳳バージョンがあって第3弾なんだとか。)
今回は、長野産の白鳳と福島産のまどかを、贅沢にも一度に味わえます。
トップのフレッシュの桃も、半分まどかで、半分白鳳。色が赤みがかっているのがまどかで
綺麗なグラデーションも楽しめます。お味の方は、白鳳が桃のスタンダードのような、桃と
言えば想像する甘さ、柔らかさ、果汁感。とはいえ、同じ白鳳でも福島産のものと比べると
あっさりしていて違いがあるそう。まどかは初めて頂きましたが固めの果肉が特徴的ですね。
桃だけで言うと、第1弾のひかわ白鳳が私好みでした。他の構成は変わっていなかったので、
パフェとしても前回に軍配。ただ、こちらもスプーンを持つ手を止めさせないのは同じです。
改めて今回印象的だったのは間を繋ぐゼリーの香りが、よくある桃もののわざとらしさとは
まるで別物で、ナチュラルに、だけどしっかり「桃」なこと。いくらでも食べていたいです。
あと、こちらはトップに桃が1個鎮座するダイナミックなビジュアルながら、実はきちんと
薄くスライスされています。だから見た目は桃そのままのインパクトがありつつ、取り分け
なくてもそのままで食べやすい。地味だけどこういう手の掛け方こそプロだな、と思います。
この日は無花果のミニパフェも出ていて2個目行こうか暫し悩んだ末夜ごはんに備えて断念
しましたが、無花果のパフェも傑作なのでぜひ食べておきたい。シーズン中に行けるかな?
2020/10/26 更新
2019/07 訪問
最高傑作の桃のパフェ 『カフェテリア・ガット・ネロ』
桃の季節がやってきました。
となれば、ガットネロさんの桃パフェ! 一年越しの念願が漸く叶いますー。
・桃
・ヨーグルトアイスクリーム
・ブランマンジェ
・桃のコンフィ
・桃のジュレ
トップにはフレッシュの桃が一玉分。今の時期は山梨の日川白鳳を使われて
いるそうで、果肉に歯を立てるとたっぷりの果汁が溢れ出してきてとっても
ジューシー。しっかり甘いのに上品な余韻で、その桃を、さらにコンフィと
ジュレで多層的に展開しているので、口の中が桃の甘さと香りでいっぱいに
満たされます。そしてこちらがすごいところは、果物の見極めもそうですが、
それを引き立たせるパーツのクオリティの高さ。安易に生クリームやバニラ
アイスや生クリームで桃の繊細な風味を消すことなく、より優しいタッチの
ヨーグルトアイスとブランマンジェを合わせることで、まるで桃そのものを
食べているような、だけど桃だけで頂くより確実に美味しく仕上げています。
これぞ、パフェの醍醐味。桃はスライスされて食べやすいのもポイントです。
さすが、こちらのパティシェールさんは凄腕。
そしてやっぱり、桃です。
私が食べてきた歴代パフェの中でも、最高傑作だと思いました^^。
使われる桃は、時期によって変わるそうで、
それに伴い構成も考えていかれるとのことなのでまた行かないと。ですね!
2019/08/07 更新
2019/02 訪問
幻のパフェ 大妃美 『カフェテリア・ガット・ネロ』
無花果パフェが感動の美味しさだったカフェテリア・ガット・ネロさん。
そろそろいちごのパフェが登場する頃かなーと伺ったところ、期待した
通りに、いちごのパフェ第一弾としてあまおうのパフェが出ていたので、
オーダーはもうほぼ決まり。でしたが一応確認してみると少しお時間は
かかりますが(←ちょうどムースを固めているところだったみたいです)
お薦めのパフェが…と仰ってメニューボードを出してこられたのがこれ。
「幻のパフェ 大妃美」
大妃美とは2011年に品種登録された超大粒で、あまり市場に出回らない
希少品種らしいです。こちらでも入荷できた日にしか出せないのだとか。
そう言われてしまうと注文せざるを得ない^^;。お値段も1,950円と
お高めですが、こちらのパフェのレベルの高さは実証済なので躊躇なく。
その構成は、
・いちごのムース ・ミルククリーム
・バニラアイスクリーム ・ミルクアイスクリーム
・いちごのダックワーズ?
前回と違って、シンプルすぎたかな…
そもそも大妃美自体、さっぱりとした食味が特徴のようですがすっきり
しすぎというか甘さが弱くて、幻との触れ込みからするとちょっと拍子
抜け。なので、このシンプルな構成だと正直、物足りなさもありました。
同じように組み立てても甘みが強く果汁も豊富なあまおうだったらまた
印象が違ったかもしれませんが。生クリームは普通のと違って(ミルク
クリームと仰っていたと思います)あっさりしていて合っていましたが、
バニラアイスが強すぎていちごが負けてしまっていました。ねっちりと
お餅みたいな食感が面白いミルクアイスだけでよかったんじゃないかな。
ということで、今回だけだとこの評価ですが、
ポテンシャルの高さを踏まえて、また、次のパフェに期待しています!
2020/08/13 更新
2018/09 訪問
無花果がこんなに美味しいパフェに 『カフェテリア・ガット・ネロ』
岡本で、存在だけは知っていたもののなんとなくファンシー系?だとばかり思っていて、
これまで足を向けることもなく…でもパフェが美味しいと聞きつけ出かける気になった、
カフェテリア・ガット・ネロさん。
それが、伺ってみたらなかなかいい感じのカフェで。流れている音楽も洒落た雰囲気で、
なんだかヨーロッパの街角みたい(煉瓦が使われているからそう思っただけ説^^;)。
ほんとは桃のパフェ狙いだったのですが、間に合わず暦はすでに9月に突入><。
今の時期は無花果と、かぼちゃのパフェです。
パフェとすると無花果かな(かぼちゃはサイズも小さめでプリン+αみたいな)、でも
無花果って焼き菓子なんかだと大好きだけど生のままだと野暮ったくなりそう…と躊躇
していたらオーナー?さんがお薦めの理由を丁寧に説明して下さったので、思い切って。
構成は、トップにフレッシュの無花果をたっぷり。そして、
・無花果のコンフィチュール
・マスカルポーネのムースを凍らせたもの
・ヨーグルトのソルベ
・フィナンシェをダイス状にカットしたもの
・ミルクくずもち
・紅茶ゼリー
が、その下に詰め込まれています。
まず、無花果がとっても美味しい!
吟味の結果今年は小野市から仕入れておられるそうでなるほど大正解。無花果の、あの
中途半端な甘みとねっちゃりした食感から来る泥臭さみたいなのが全く見当たりません。
そのすっきりした甘さを引き立てるのに出しゃばらず、でも確かな存在感を示している
のがマスカルポーネ、さらにヨーグルトのソルベ。フィナンシェのほっくり感が意外に
相性よくて味わい的にも重みが加わります。それを紅茶ゼリーが繋ぐところにくずもち
の弾力がやって来て、スプーンを止める間もなく勢いのままに食べ切ってしまいました。
全て自家製だそうですがそれぞれ単独でも、重ねても、どれも美味しい。個々の出来は
もちろん組み合わせた時の計算もばっちり成功していて。パティシェールさんすごい♡
いちごとかマンゴーみたいなはっきりした味の果物なら生クリームを合わせるだけでも
成り立つかも、だけどより微妙なニュアンスが持ち味の無花果の場合そうは行きません。
その、難しい無花果をこんなに美味しいパフェに仕立て上げるとは。
フルーツのパフェとしてもパティスリーのパフェとしてもレベル高くて、びっくりです。
桃を食べられなかったのは残念だけど、結果的には却ってよかったかも?と思ったほど。
そんな無花果パフェですが、路地ものしか扱わないため、今年の不安定な天候では提供
期間が短くなるかもしれない…とのこと。終わるまでにぜひ、一度食べて損はないです。
2018/09/11 更新
毎秋の恒例行事。
ガットネロさんの無花果パフェの季節がやって来ました。
と言っても本当にぎりぎりで間に合うか心配でしたが、無事、今年も頂くことができました。
無花果(いつもの「おのこまち」)の旬も過ぎようとしているタイミングでしたが、むしろ、
甘さも熟し加減もベストに近いもの。こちらはフルーツの状態も悪かったことがありません。
今年は構成を変えられたとのことでしたが、無花果を縦カットだけでなく輪切りにしたもの
を加えたのと、ブリュレしたマスカルポーネクリーム?がトップを飾って見た目が華やかに
なりました。後は要素の増減ではなくバランスを変えたのかな。無花果がより際立つような
構成に感じました。果肉がとろとろなのも相俟って、全体の一体感も増していたと思います。
毎年、桃と無花果は最低限、こちらのパフェを頂けばいいようなところがある。
それくらい信頼を置いているので。来シーズンも出遅れないようにお邪魔したいと思います。