たいきさんのマイ★ベストレストラン 2018

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

 今年はボチボチ新規開拓もしました。多くは旅先での出会いですが、やはり今年もベナトン詣でですね。
以前と比べるとワインやお酒とのマッチングが重要な条件になってきていますが、それでも常に上位にくるベナトンの存在は
わが家の支えです。
 今年は波乱の一年でしたが、来年はさらに素晴らしいレストランとの出会いがあればいいなと思っています。

マイ★ベストレストラン

1位

ル ベナトン (夙川、さくら夙川、香櫨園 / フレンチ、イタリアン)

6回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2023/12訪問 2023/12/30

2023年も 最後まで お世話になりました

夙川駅徒歩3分。閑静な住宅街に佇むお店です。
ブルゴーニュ、ボーヌの星付きレストランで修行されたシェフは、ジビエの食材を
一からさばく技術をもっておられ、いわゆる「天然もの」のジビエをしかも、美味しいフレンチとして提供できるのが何と言っても強みです。日本での「ジビエ=臭い・硬い」という残念な通念を解消してくれます。
毎年 我が家の記念日は全てこちらのお店で
美味しいものをいただくということに決まっています。

今年はクリスマスに用事が入ってしまい、
予定を こちらにずらしていただき、
ご迷惑をおかけしてしまいました。

今年も最後の最後でこれほど美味しいものをいただくことができて、
幸せな1年と 思うことができました。

今年は ヴィンテージシャンパーニュを
持って行ってたので、それに合わせたコースを
お任せでだしていただきました。

アミューズは他のコースと同じものだったようですが、
次は 我が家はシェフと同じで牡蠣が好きなので、
牡蠣の低温調理の一皿 。

それから 菊芋 のスープと タラの白子、
そして ホタテ のソテー などが入った 1皿。
これはホタテの甘みと菊芋の甘み、
白子のソテーの香ばしさと 塩気 が素晴らしい バランスで、
これも シャンパーニュによくあいました。
白子を多めに食べてしまうとやや 生臭さが出る
というぐらいのバランスです。

そして コブダイ。
これも皮の焼き具合が絶品でしたね。

最後は イノシシの 骨付きバラ肉のグリエ。
ちょっと写真を撮り損ねましたが
ある意味 、本来のT ボーンではないですが、
他の部位 も少しついていて 食べ応えのある一品でした。

妻は何風か分かりませんがカツレツをいただきました。
アンチョビバター と合わせて食べると
本当に美味しかったです。
アンチョビバターという選択肢が
我が家の中に1つ追加されました。

今日は年内最後ということで なかなか 忙しそうな感じでしたが 、
本当に素晴らしい食事を楽しませていただきました。
来年もまたよろしくお願いします
今年のクリスマスのごちそうも
ベナトンでいただきました。

クリスマスには少し早いですが
スケジュールの都合もあるのでこの日です。

シャンパーニュと白を グラスでいただき、
持ち込んだ赤と合わせて 食事を進めていきます。

薦めていただいた白ワインは
果実味も感じられつつ濃厚なシャルドネ。
これもおいしかったです。

今回は持ち込んだワインと料理の相性が特によく、
歴代でも最高レベルの ご馳走になりました。

また、一皿目から今までに食べたことのないものが
ずらりと並びました。
シェフの意欲作だと思います。

最初の ひと皿のうち、
特によかったのがビーツを使った前菜です。
無農薬有機栽培のビーツの良さを
最大限引き出していると感じました。

そして二皿目は は何と焼きナスのアイスでした。
これもかなりの意欲作。
甘いのに焼きなすの味を感じられる
アイスクリームでした。

そして3皿目は アナグマのミンチを使った ラビオリです。
これが 持ち込んだワインに
しっかりとマリアージュしてくれました。
添えられた きのこのソースと合わせても
またとてもよく合いました 。

次にいただいたのが黒鯛のソテーです。
ソースが固形のようになっていて
鯛の皮を包むようにくっついてました。
そしてこの調理法と味付けにより、
やはり赤に マリアージュしました。

さすが料理とワインのどちらもが主役になれる
フレンチの技法、そして シェフの技です。

メインは 我が家の天敵とも言える イノシシです。
3種類の部位 をいただきました。
いつもよりも柔らかく感じる 赤身の肉 には
うまみがしっかりと詰まっていました 。

急がないと硬くなってしまいかねない
脂身の方も今日はなかなか柔らかく頂けたような気がします 。
そして妻がオプションで付けたエゾシカの腎臓のソテー。
これは珍味ですね。

今までいただいた中で 最も
料理とのマリアージュが優れていた 一品だったかもしれません 。
これだけの満足を味わうことができて
いろいろあった今年も
良い年だったなと 思うことができました 。

スタッフの入れ替わりもある中で
いっとき 残念に思っていたパンやデセールも
最近 良くなってきたと思います。

また来年も美味しいものをよろしくお願いします。
我が家の中では
長い間ナンバーワンでしたが、
いよいよ食べログ百名店いりですか。
おめでとうございます。

我が家の記念日は
全て ベナトンで食事をするということになっています。

今回は妻の誕生日 ということで
ワインの持ち込みと シェフのおまかせのコースを頂きました 。
相変わらず、ではなく、
日々進化されていることがわかります。

今回は、サーモンも素晴らしかったですし、
こぶ鯛の松皮焼き風も美味しかったですね。

サーモンは旨味が強いので
あたかも塩味がキツい印象を与えてしまいますが、
その後、水を飲みたくなったかと言えば
全くそんなことはありません。
つまり、味わいが深いだけで
塩気が多いわけではないですね。

ワインとの相性も素晴らしく、
さらにこの価格帯では
実現が難しいはずのサービスや
デセールのレベルも高いです。

今回の塩キャラメルのエクレアはかなりのもので、
これより美味しいものが買えるお店は、
私の知る限り数件しかありません。
今のベナトンスタッフは歴代でも最強レベルに近いと思います。

これからも末長く美味しいものを
食べさせていただきたいものです。
新型コロナの影響で、
レストランもいろいろ工夫して
苦境を乗り切ろうとされています。

わが家の大好きなベナトンも
テイクアウトやデリバリー、
ワインの販売免許も取得されて
ワインやチーズも販売しています。

わが家も少しでもお力になれればと思い、
テイクアウトで3500円のお弁当を
いただきました。

ヒモを引くと温まる形式の
ランチボックスは面白いです。
それだけではなく、
冷めておいしいものを作るのは
それなりにノウハウが必要だったり、
本来のお店の味から離れてしまうので、
こういった工夫をされているのは
さすがだと思います。

ワインと合わせて
今日も素晴らしい食事をいただくことができました。
なんとかこの苦境を乗り切って
またおいしい食事を楽しませていただきたいと
心から思います。


 今や、私の人生で欠かせないものになったこちらのお店に、
またお邪魔しました。
もう何度お邪魔したことでしょう。まもなく10周年を迎えられるわけですが、
わが家は2009年から9年間通い続けました。

 シェフ以外のスタッフはすべて入れ替わっていますが、
変わらず、あるいは今まで以上の料理とサービスを
提供していただいています。

 サービス料なしでソムリエがワインを提供してくださる。
 パンは自家製に切り替わり、デセールやプティフールも
かなり美味しいものになっています。

 今回はイノシシのフィレをいただきましたが、
やわらかく、旨みが凝縮していて、素晴らしい出来栄えでした。

 こちらのお店では解体からシェフがすべてやられるので、
メインだけでなく、ジビエのテリーヌも食べることができます。
 ときおりジビエの解体を見せていただけるので、
命をいただいているという感覚がはっきりとあります。
 
 解体には免許が必要で、肉をさばくことがうまい人、
さばかれた肉を美味しく調理できる人は、
それぞれ日本にもたくさんいるでしょうが、
その両方を兼ね備える方はそういないでしょう。
 
 そうなって初めて、おいしくて安全なジビエを
美味しくいただくことができます。
ワインとの相性ももちろん抜群です。

 これからも末永くお世話になりたいと思っています。 
 
 
 2012年4月

 考えてみるとずいぶん久しぶりの再訪となってしまいました。
 前回の訪問時、2点ほど改善していただきたいポイントを
 指摘させていただきましたが、
 本日、見事に解消されていました。

 1点目、接客に関してはこれは時間の問題で解消さえると思っていました。
 そもそもサービス料がかかってこないお店なので
 過剰な期待をするつもりはありませんが、
 ストレスを感じない程よいサービスレベルに戻っていました。

 2店目、最大の弱点だと思っていたパンがコンセントマーケット
 それに変えられていました。
 いろいろと越えるべきハードルはあったでしょうが、
 改善すべき点は改善するという姿勢は
 さすが一流店だと感心してしまいました。
 
 やはりおいしい料理には一定レベル以上のパンが似合います。
 こうなると我が家にとって、関西最高のお店に返り咲きですね。
 あれからいろいろとお邪魔しましたが、
 このお店ほど満足度の高いところはありません。
 
 今日も、レンコダイのブールブランソースといい、前菜のサーモンのマリネといい、
 魚料理が抜群ですね。
 定番のパテドカンパーニュも一段と旨みが増していたようです。
 
 もともと我が家の好みにぴったりの味でしたが、
 さらに磨きがかかっておられるようですね。 
 大変おいしかったです。


 2010年12月

 今年もベナトンで締めることになりました。
 我が家の一番のお気に入りのお店です。
 こちらのお店の一番気の利いたサービスを
 今回初めて利用させていただきました。
 
 それはワインの持ち込み料のことです。
 こちらでは持ち込み料を2種類から選ぶことが出来ます。
 1律3000円か、お店に1杯寄付するというものです。
 これって実に気の利いたというか、
 粋な計らいだと思います。
 
 さて。今回も非常においしくいただきましたが、
 今回気になった点を指摘したいと思います。

 まず1点目。接客レベルの低下。
 メインのギャルソンはしっかり勤めておられると思いますが、
 アルバイトのレベルが及第点に届いていないようです。
 
 2点目、以前から唯一の弱点はパンにあると思っていたのですが、
 今回のバゲットはいつになく皮がバリバリだと感じました。
 許容範囲を超えるレベルです。
 その後訪れたビゴの店甲陽園店のバゲットが同じ状態だったので、
 ビゴの店さんの問題なのかも知れませんが、
 あれだけ皮がバリバリなのは、少なくとも我が家の好みではありませんし、
 今おいしいとされているバゲットの条件から外れているように思います。

 夙川にはおいしいパン屋さんたくさんあるので、
 それだけに残念です。


 2010年 4月

 今日は記念日のお祝いということで、
 やはり信頼できるお店に行きました。
 昨年度のマイベストレストランの中で、
 関西最高のお店を選ぶのは当然のことです。
 
 夙川は桜の季節ということで時ならぬ人の波で
 ごった返していました。
 もともと急に特急が止まるようになったため、
 駅の規模が小さすぎて危険な状況だと思いました。

 そんな喧騒をはなれ、ベナトンに到着。
 いつもは我が家が一番のりですが、
 今日は先客もいるなど、やはりこの季節の夙川は
 大人気です。

 いつもながらの歓待ぶりなのですが、
 残念なことが一つ。
 いつものなじみのメートルさんがおやめになるとのこと。
 いろいろあるとは思うのですが、接客の面で
 お店の人気に影響が出ないと良いのですが…ね。

 後任の方は若くて物腰柔らかなタイプで、
 タイプが違うので、違った一面が見られると思います。
 
 さて、今日はお祝いなのでシャンパンからスタートです。
 いつものル・ノーブルに加え、ロゼのスパークリングがあるとのことで、
 紅白のスパークリングで乾杯です。

 春のベナトンは初めてなので、前菜からして
 新メニューが目白押しでした。
 まずアミューズからいつもと違います。
 根?セロリのムースは、癖の強いはずのセロリが
 ほんのりと良いアクセントになっています。

 前菜は定番のジャンボンペルシュと
 ホタテとホワイトアスパラをチョイスしました。
 旬のホワイトアスパラは滋味にあふれ、
 ホタテのうまみとガーリックバターソースが 
 たまりません。

 ジャンボンペルシュは相変わらずのおいしさです。
 ほかのお店でも食べるのですが、
 明らかにアタマ一つ抜けています。
 パセリがうまいアクセントになっているのでしょうか?
 
 メインは無理を言って豚バラ肉のコンフィです。
 この一皿ははっきりいって絶品です。
 豚好きを自認される方はぜひ一度は試しいただきたいですね。

 脂身たっぷりなのに、ソースが全体のバランスをうまく整えているので
 最初は甘い印象がありながら、
 噛むごとに塩気が出てきて、最終的に塩味にまとまりますが、
 濃すぎず、くどさを抑えているので、女性でも
 間違いなく完食出来るでしょう。
  
 そしてここの魚料理は外れたことがただの一度もありません。
 今日も料理の内容を聞いて、
 間違いなくおいしいというイメージが浮かび、
 そしてそれ以上の満足感を得ることができました。
 
 なにより火加減が絶妙なのです。
 皮付きの魚を扱わせたら右に出るものがないのでは?
 と思わせるできばえです。
 
 皮のパリパリ加減、それでいて身のほうは火が入りすぎず、
 やはり絶妙な火加減です。
 ソースも毎度おいしくて、ビゴ本店のパンは
 いつもこのソースに染まります。
 
 さらに実はこのお店の野菜は間違いなく
 無農薬、有機栽培のはずです。
 我が家は毎日無農薬の野菜だけを食べているので、
 そうでないものはすぐにわかります。甘みがまったく違いますから。

 市販の野菜で、無農薬、有機栽培とうたってあったとしても
 基準がまちまちで、実は安心できるかどうかは
 それだけではわかりません。
 野菜は本来甘いものなので、
 その甘さが一つのバロメーターだと思っています。
 
 今日はさらに記念日ということで特製のケーキまで
 作っていただきました。
 フォンダンショコラをホールでいただいたのは初めてです。
 これを1500円で提供していただくなど、コスト完全度外視ですよね。
 本当にありがとうございます。

 プティフールまではとても食べきれず、
 包んでいただきました。
 何度回を重ねても飽きるどころか、新たな魅力がましていく
 やはり我が家にとって関西最高のフレンチです。


 2009年 9月 再訪

 久しぶりにベナトンへ行ってきました。
 この間2度ほど振られてしまっていたので、
 期待のハードルが高まっていましたが、
 それを軽くクリアしてしまう、相変わらずのおいしさでした。

 アミューズ バチ海老のフリッター

 前菜    ① サーモン。手の込んだ調理法で、
        半生なんですが、皮だけはパリッと焼き上げてある。
        ごぼうのフリット添え。
        ②ホタテとラクド(豚肉の…ベーコンに近いもの?)と
         秋茄子のペースト

 パン3種。 自家製全粒粉、ビゴ本店のバゲット、ルヴァンが食べ放題。

 メイン   ①豚肉のロースト。詳細は忘れました。
        ②うさぎのロースト。4種類の部位をそれぞれに合わせた調理法で
         提供してくれています。

 デセール 洋ナシのコンポート?
        バニラアイスとバナナと甘いリゾット。(忘れてしまって…)

 プティフール ココアクッキー、フィナンシェ、アメ細工のお菓子

 どれもすばらしい。
 前回の訪問時と同じものは一つもありません。

 ラストのプティフールまで自家製で、手抜きというか
 妥協がありません。
 しかもそれが自己満足的な技の披露ではなく、
 お客のニーズに沿うことに妥協がないのです。

 料理のセンスもさることながら、さすがはシェフなのに、
 オルフェで接客をあえて学んだという方ですね。 
 技や食材のレベルをああだこうだ言う前に、
 どんな姿勢で調理に向かっているのか、これが私にとって
 大きなポイントになります。 

 二度目の訪問でさらに懐の深いところを見せていただきました。
 遠いですが、やはり毎月通いたいお店です。

   過去のレビュー


 バエレンタルショック以来、フレンチを避けてきましたが、
 今日、久しぶりに行ってきました。 
 関西屈指と評価されるこのお店です。

 私の好みからするとここまではルセット
 関西ではナンバー1でしたが、
 今日、ついに塗り変わりました。
 しかもバエレンタルの呪縛をも打ち破ってのことですから
 相当な大差といってもいいでしょう。

 店の雰囲気は落ち着いている。
 隣のテーブルが近すぎるかもと思ったものの、
 実際には、隣の席には入れないようにしていらっしゃるのかも。
 食器も特別高価なものではないが
 センスよくまとめられている。

 接客係はお二人なので、最高レベルというわけではないが、 
 サービス税がかからないということを考えれば
 十分なサービスを受けていると思います。
 サービス税をとられた上に、
 たいしたサービスを受けられない店もあります。

 しかも予約を入れた際にAコースとBコースという選択
 をすんなり受け入れていただけたことも好印象です。
 ランチでは特にそういったチョイスを嫌がられるケースがありますから。

 今回は結局Aコースを二つ。
 前菜も魚料理も肉料理もチョイスできたからです。
 
 まずアミューズ。トマトのムース。
 酸味が抑えられつつトマトの風味がはっきりと感じられる。
 トマトの質の良さとシェフの腕の確かさを早くも予想させる展開。

 前菜は自家製ジャンボンペルシュのサラダと
 古代米のリゾット、穴子の白焼き巻きにホタテ添え。
 どちらも味がしっかりとつけられ、しかもくどくなく、
 深みのある味です。量の方もしっかりあって満足度の高い一品でした。
 
 「パンがほしいな…」と思ったところで
 自家製の全粒粉パンをはじめ、三種類のパンが運ばれてくる。
 パンについては、自家製の方が好きです。
 購入したパンだと、ベストの状態から余分に焼いてしまうので
 満足できないことが多いのです。

 次に別料金のスープ(500円)が登場。
 ジャガイモのビシソワーズ。
 これもはっきりとジャガイモの味が感じられる
 おいしいスープでした。

 そしてメイン。
 スズキのポアレ、アンチョビソース。
 つけあわせの野菜がまた甘くておいしいんです。
 生に近い状態なのにこの甘さ。
 野菜の新鮮さ、栽培方法の安全さがうかがい知れます。
 もちろん肝心の魚のほうも皮はパリッと焼き上げられ、
 中身はふわっとしています。おまけに身はぷりぷりなんです。

 妻はこの時点でバエレンタルを超えたといっていました。
 
 次は本日の肉料理。イベリコ豚のソテー、フレッシュトマトソース。
 トマトソースは主張が強すぎてちょっといやだと思っていたのですが、
 これがまた、きつい酸味がほとんどなく、ひかえめに肉の味を
 引き出していたのです。 

 これはおいしい!

 しかも肉そのものも適度に霜降り状態になっていて、
 中身はやわらかく、外はこんがり。
 量もかなりのもので、豚好きの私としては、
 文句なくナンバー1の評価をしたいと思います。

 あとはデザートとコーヒー、お茶請け。
 フレンチのデザートとしてはこんなものでしょう。
 でも自家製のマシュマロは目を引くものがありました。
 
 総括すると
 味の面では飛びぬけてナンバー1です。
 CPも高め。男性でも満足できる量。
 スノッブではない内装と食器。
 立地も閑静な住宅街の一角ということで
 客層も落ち着いた感じの方が多い。
 
 いや、これでおいしいフレンチを食べたくなっても
 発作的に札幌まで行かなくてもすみそうです。
 
 30軒にも満たない私のフレンチ体験ですが、
 現在のところ文句なく関西ナンバー1だと思います。

 あとはカランドリエ、ラベ、トゥールモンドあたりが
 対抗馬となるわけですが、今年中にすべて訪問してみたいと思います。


 

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2位

座屋 (高知橋、蓮池町通、高知駅前 / 日本料理、海鮮)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2024/05訪問 2024/05/26

二階はコストパフォーマンス最高です。

自分の勘違いとはいえ、
予約の時間まで長いこと待って
ようやく 入店することができました。

久しぶりの座屋さんです。
ただ、今回は大将が仕切る 1階ではなく、
2階のお店で予約をしました 。
2階は別のお店という扱いになっているようです。

とはいえ 座屋は座屋 なので、
食材や料理の味は一流です。
2階を取り仕切る 店長さんは50歳ぐらいの
ベテランの 料理人です。
最後にご挨拶していただきましたが、
貫禄といい 腕といい、
十分 一本立ち してやっていけるぐらいの方だと思います。

2階は 飲み放題をつけたプランになっています。
料理の方は最初がすごい 品数でドーンとやってきますが、
1つ1つ 丁寧に作られています。
暖かい料理も含まれているので 、
もうこれだけで 量的には満足できるぐらいでした。

料理の味もさることながら 、
お酒の方ですね。
ワインはやや残念でしたが、
生ビールのいれ方がとても丁寧で、
もともと 前回訪問させてもらった時も
ソムリエが 和食にワインを
見事に ペアリングさせてくれたことがとても印象的でした。

2階には カクテルメニューなどもあったので 、
ソムリエ だけでなく バーテンダーもおられるのかもしれません。
そういった方がいれた 生ビールというのは
同じものであっても管理 やいれ方が全く違うので、
とても美味しかったです 。

3種類ほどあったカクテルは
妻が喜んで飲んでいました。
和食との相性がいいかどうかはともかく 、
飲み放題とは思えない 美味しいお酒をいただきました。

1階のお店とは別だといい ながらも
座屋さんの名を汚すようなことは一切ない、
ハイクオリティな 飲み放題プランでした。
コストパフォーマンスで言えば、
1階のお店以上と言ってもいいぐらいだと思います。
 高知城の疲れをホテルでとり、徒歩5分ほどのところにある
高知ナンバー1の名店、座屋さんへ。

 昼間はあれほど暑かったのに、夜になると寒いほどの気温差です。
この日だけのことではなく、高知はそういう日が多いとのこと。
近くて良かったです。

 さて、高知を代表する名店ですが、外観は立て直した関係もあって
和食っぽさはあまりありません。1Fはいわゆるカウンターのみの高級割烹で、
禁煙になっています。
2F以上が居酒屋?的なコースメニューがあって喫煙可。
飲み放題メニューもあったりするので、
タバコさえなければそちらにも行ってみたいと思ったほどです。

 御大は高知に家がある関係で比較的こちらにおられることがあるらしいですが、
今回はお会いすることはできませんでしたが、
留守を任されているスタッフの皆さんもレベルが高いので
安心できます。

 今日は6000円のコースをいただき、
ソムリエの方に、料理とのペアリングでお酒を薦めてもらいました。
スタートだけはわたしの大好きな熟撰の生を飲みましたが。
この時点でわが家の趣味と合うことは確信していました。
 
 まず最初は表面をカリッと焼いた胡麻豆腐。
刻んだキノコが数種類ちりばめられ、香りがとても良かったです。
塩麴が効いていていきなり心をワシ掴みされました。

 次が鱧の椀物で、その次がお造りです。土佐と言えばカツオです。
家庭だとカツオのたたきとお酒を合わせるのはなかなか苦労するのですが、
さすが高知、あるいはさすがは座屋さんといったところでしょうか。

 生ニンニクとわさびと塩でいただくカツオの美味しいこと。
そしてこれがカリフォルニアのピノと驚くほどマリアージュしました。
こちらのソムリエさんは若いのに腕がありますね。

 他にもみょうがとイシダイも合いますね。これと安芸郡の特別純米酒美丈夫が
これまたよく合います。


 次の揚げ物は高知の名物であるウツボの唐揚げ。かわえび、青のり。
揚げ物に合うということで二本目、純米吟醸安芸虎を薦めていただきました。
揚げ物に合う日本酒というのは比較的珍しいですが、
これはとてもさっぱりさせてくれました。

 そして焼物は太刀魚ですが、ここで勧められたのがブルゴーニュの
シャルドネです。魚とシャルドネはたしかに鉄板ですが、
醤油がからむとワインとのマリアージュは難しいことが多いので、
ここでの相性の良さも新鮮な驚きでした。

 このあとワタリガニのすり身の真薯、
 四万十川近くで育つブランド豚、栗豚の焼物もとてもおいしかったです。
 
 最後にお米をおいしく食べさせてもらうのが座屋流です。

わが家は基本的に糖質制限をしているのですが、ここまで美味しいものを
食べさせてもらった身としては、一番のおすすめをいただかない理由がありません。

 卵かけご飯も、塩だけでいただくご飯も久しぶりにしびれるような
おいしさでした。

 素材も、料理も、なによりお酒とのマリアージュが素晴らしく、
久しぶりに満点をつけさせていただきました。


  

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3位

イ・カンピ (高槻市、高槻 / イタリアン、パスタ、バル)

3回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2025/09訪問 2025/09/14

どう計算するとこれが3.41になるのか?

高槻が誇るイタリアン、
イカンピさんは
我が家のかなりのお気に入りです。

さすがに物価高騰で
値段も少しずつ上がってきていますが、
相変わらずの前菜盛り合わせの美味しさ、
パスタも色々工夫して
旬の味を楽しませてくれます。

特に冷製のカッペリーニは
いつも大満足で外れたことがありません。
今日のイチジクと生ハムの一品も
合い変わらぬおいしさでした。

よく見ると、こちらの記事を書くのは
もう数年ぶりとなってますが、
我が家にとっては当たり前すぎて
いちいち書いてなかっただけなんです。

カンピさんの点数が3.5を割り込んでるのを見て驚いてます。
他の人の口コミを見ても
どう見ても平均4点以上あるんですが、
一体どう計算するとこんなことになるんでしょうね。
投稿者のクチコミだけで点数を構成したら
大変なことになるのは分かりますが、
これでは我々のつける点数が
ほとんど反映されてないようです。

なんか納得できません。
 このところ、月一回のペースで通っています。
CPが最高なのは変わらず、料理のクオリティの高さも
バリエーションの豊富さも全くかわりません。

 休みの日となるといつも満席。断られたり、
外で待っていたりする人も出てきます。
 もはや予約なしでは入れないお店になりましたね。

 ただ、ランチだとほとんどお酒を頼む人を見かけません。
昼から飲むなんて…なんて言わずに、
こちらのグラスワインのセレクトは料理にかなりマリアージュしています。

 本当にありがたいお店です。
 京都から神戸まで休みとなると食べ歩くわが家ですが、
ワインとの相性を含めると最高のお店と位置付けています。
 最近、京都にイタリアンが増えたと実感していたところですが、
実はひざ元の高槻市にもイタリアンのお店が
増えてきています。

 といってもこちらは大阪に進出した271さんのカフェの
後をほぼ居抜きで使われていて、すでに3年近くやっておられる
ようで、わたしが出向くのが遅かっただけです。

 まだランチで2回しかお邪魔していませんが、
まず前菜の仕事ぶりがとても良いです。

 また、グラスで出されているワインのセレクトがすばらしく、
パスタランチ1000円の価格帯で、
ワインとのマリアージュを楽しむことができます。

 つまり、この価格帯でありながら、
化学調味料など一切使われていないことがはっきりします。

 この料理レベルで、メインをつけても1800円というのは
高槻で、というよりこれよりCPに優れたおいしいお店を
私はこれまでに知りません。

 わざわざ遠出しなくとも、週末にちょっと美味しいものを
食べられるというのは実にありがたいことですね。

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4位

レストラン・バスク (杉並町、中央病院前、五稜郭公園前 / スペイン料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2018/11訪問 2019/11/04

 函館の雄

 今回の旅行で函館に行ったら必ず行きたかったお店がこちらです。
当初の予定がくるくる変わり、予約の時間もずれてしまって
お店にはご迷惑をおかけしてしまいました。

 本来は大沼公園から五稜郭に行き、荷物を持ったまま
こちらへ歩く予定だったのですが、大沼は見ごろではない、
また、五稜郭が案外残念なところだったので、急遽元町のホテルに
チェックインし、荷物を置いて向かうことにしました。

 結果的には市電の停留所から結構離れているので
荷物がなくて助かりました。
 ごく普通の住宅街の中にあって、見つけるまでちょっと
心配になるほどでした。

 ようやくたどり着くと、店内にはトレードマークにもなっている
自家製の生ハムが吊るされ、独特のにおいを放っています。
 柔和な御大と切れ者のマダムにお出迎えしていただき、
幸せな時間が始まりました。

 最初に御大からお店のコンセプトについてお話をいただき、
ゆっくりと考えて注文を決めました。
 やはりお店のコンセプトの一つである、渡島半島の素材を生かしたコース
から6480円のコースにしました。

 ピンチョス9品、黒豚の自家製生ハム、鱈のニンニクパセリソース、
小イカのスミ煮、放牧豚のコンフィ、黒牛のシチュー。

 どれもキレというよりあたたかみと懐かしさを感じさせる
優しい味わいです。驚きと安心が同居している不思議な料理でした。
これを本物だのなんだのと論じる方もいるでしょうが、
バスク料理を体得した料理人が作れば、
たとえ日本料理もバスク料理テイストになる。
こちらの料理の独特さはそういう自信から生まれているのではないかと思います。

 メインではイカのスミ煮が素晴らしく、私の苦手食材なのに
美味しかったです。

 お酒の価格と料理との相性だけがやや残念でしたが、
函館まで足を運んだ甲斐がありました。
 これからもこのお店が末永く続き事を切に願います。

 この後は幸せの余韻に浸りながら元町の洋館巡りをしました。
ライトアップされた洋館や街並みも、翌朝の街並みも
どちらも素晴らしかった。
 
 函館は実に印象的な街だと思います。


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5位

ビストロモナミ (高槻市、高槻 / ビストロ)

3回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999

2020/04訪問 2020/04/27

テイクアウトメニューでおうちピクニック

高槻の名店、モナミさんも
テイクアウトのみの営業となりました。
やはりリスクを避ける方向でいくのが賢明でしょう。
お酒の売り上げがなくなるのはレストランにとっては
かなり痛手でしょうね。

なんとかこの危機を乗り越えてほしいので、
できる限りテイクアウトで利用したいと思います。

この日は名物グジョネットが予約できたのがうれしかったですね。
特製のおしゃれな入れ物に入っています。
メインは牛サガリのグリエ、
前菜とコーヒー、ワイン、プチフールは
自前ですが、バゲット、バゲットサンドもあって、
なかなか豪勢なランチをベランダでいただきました。

美味しかったです。
 
 高槻は地震、台風と大きな被害が立て続き、お店によっては
大変な思いをされていると思います。
 モナミさんがある地域は案外被害が少なかったように見受けられ、
一安心しました。

 わが家はランチで伺うことがほとんどですが、
こちらのお店にはディナー利用で訪れることが多いです。
 基本的にプリフィクスで、大きなポーションの料理を取り分けるため、
ディナーでもCPが極めて高いからです。

 ランチだと逆に選択肢が狭まりますが、
それでも基本的に安くておいしいことに変わりはありません。
 妻はタイのソテーで私は豚です。豚肉はやはり白にするべきだったかもしれませんが、
ピノとの相性がもう一つでした。

 とはいえ、二人ともお腹がいっぱいになった、大満足ランチでした。
お酒の価格がもう少し下がるということなし、なのですがね。
 
 

 レビューもしないままもう4回目の訪問となりました。
 わが家としては珍しく、夜のみの利用です。
 飲むということを中心に据え、美味しい料理と合わせることを考えると、
 このお店が非常にありがたいことが分かります。

特に優れているのはCPです。
 もちろん味の方も折り紙つきですが、
 前菜プレートは外国に来たのかと思うほどのボリュームです。
 あとは人気のグジョネットですね。
 白身魚のフライがとてつもない量でてきます。
 同じ高槻市内の某店と比べると3倍ほどの開きがあります。
 
 プレミアムモルツの生も相性抜群で、
 ワインばかりではなく、ビール党にもお勧めできます。
 黒板に書かれているアラカルトの数々をいつかは全品制覇してみたいものです。
 

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6位

pâtisserie usagui (伊丹(阪急)、伊丹(JR)、新伊丹 / ケーキ、洋菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/01訪問 2018/01/28

伊丹恐るべし。

 伊丹恐るべしですね。

 ワイン飲み放題でお得なボデガさんに続き、
伊丹ですごいお店を見つけてしまいました。

 阪急伊丹駅からJR伊丹駅へ向かう最短経路上に
様々なお店が軒を連ねています。
 こちらのお店はやや目立たない外観ではありますが、
ヨーロッパらしさを感じさせる簡素で古びているが、
センスを感じさせる造りです。

 私自身も、そして妻も一瞬で心をつかまれ、
最初は毎朝の珈琲のお供に焼き菓子だけを
買ったのですが、帰りにもう一度立ち寄り、
気になっていたキャロットケーキと、ショコラのケーキを
追加で買いました。

 正直、これは2年ぶりのことです。
わが家は糖質制限をしていて、コースに組み込まれていない限り
ガトーを食べることはなかったからです。

 しかし、長年の勘がこのお店はすごいと告げていたので、
禁を破って買ってみました。
そして、我ながら大した勘だと思います。
今までにいただいてきた名だたる逸品に何ら劣ることのない
素晴らしいガトーでした。

 例によって投稿者がまだ少ないので極めて低評価になっていますが、
私のレビュアーの皆様には、自信をもってお勧めできます。
こちらのお店も、グルメ旅の訪問先としての伊丹市も。

 近いうちに酒造の蔵開きイベントがあるようなので、
必ず再訪します。

 今日は久しぶりに素晴らしいお店と出会えて気分が良く、
一気に二件のレビューを書いてしまいました。
 

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7位

のんび荘 (切石、飯田、桜町 / そば、天ぷら、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2018/08訪問 2018/08/18

基本的に蕎麦屋さんですが、卵がおいしい!

諏訪神社を後にし、一路高遠へ向かいます。
それにしてもこのゲリラ豪雨はすさまじかったです。
諏訪神社はあっという間に冠水状態になりました。
地元の人が驚くほどの降水量でしたが、高遠へ向かう峠道を進むと、
道中全く雨が降ってない地域があることが分かりました。

 さすがに山岳地帯だなあと感心しながら
さらに山奥へ進んでいきます。
歌舞伎で有名な大鹿町を抜け、松川、飯田と
ドライブして、こちらに到着したのは五時半ごろでした。
 
 いよいよ暑いと評判の飯田市に戻って来ました。
ただ、こちらは山の中で、すぐ裏手に松川というきれいな川が流れているという
立地だったので、夜が更けるにしたがって
どんどん涼しくなっていきました。

 建物はかなり年季が入っていて、本当に「田舎のおばあちゃんち」
を地でいっています。ただし、ここまでの家が在所というのは
最近では珍しいことでしょう。

 夕食は豚しゃぶとコバチ数種、自家産の名古屋コーチンの卵焼き
等が並びました。この卵焼きはチーズを入れるなどの工夫がありますが、
とにかくおいしい!

 朝食の卵かけご飯でその真価が発揮されますが、
この卵焼きも相当美味しかったです。


 お酒はプレミアムモルツの生と近在の酒造の
純米酒です。
 メインのそばとは合わなかったですが、
特にコバチ料理との相性が良かったです。

 そばは手打ちで、今回の旅行で一番おいしかったです。
昔は自分で育てたソバを臼で挽いて一から作っていたそうです。

 夜には雲が切れて、満天の星空が見えました。
じっと見ていると、ペルセウス座流星群も二つほど見えました。
毎年、避暑旅行のメインの一つがこの星空を楽しむことですが、
十和田湖で見て以来、二年ぶりに見ることができてよかったです。

 すぐ近くには日本名水百選に選ばれた猿庫の泉があり、
とてもきれいでした。自然豊かなこういった宿がこれからも
つづいていけるよう願っています。

 

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8位

信州マタギ亭 (茅野市その他 / 郷土料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2018/08訪問 2018/08/16

この業と食文化をいつまでも

 信州は本当に食文化のレベルが高く、
さらにそれで地域おこしをしようという意識の高い県です。

 このお店も信州ジビエというサイトから検索して
食べログでも評価が高かったので早くから決めていました。
ちゃんと旧式のナビにも登録されている老舗です。

 マタギのご主人と二人三脚でもう25年このお店を
切り盛りしている女将さんはとても良い人で、
色々教えてもらうことができました。

 ご自身でとってくる獲物以外にも、知り合いから
罠にかかった獲物をもらってほしいと言われたりするとか、
今どきはGPSで反応がある罠だけを見て回れるから
以前より楽になったとか…。

 メインの猪鍋も良かったですが、かなりの珍味が小鉢に並びます。
ハチの子、岩茸、きゃらふき、そして一番良かったのは
シカ肉の味噌漬けです。3週間ほど味噌に付け込んで
水分を出してしまい、まるで干し肉のような仕上がりです。
でも味の方はどちらかというとシカ肉の漬物といった感じでしょうか。

 私は例によってノンアルコールビール、
妻は女将さんお勧めの地元のお酒、高天をいただきました。

あと3年で県から表彰されるとおっしゃっていましたが、
3年と言わず、これからも元気で頑張ってほしいです。

この後は諏訪神社の残り二つを参拝したのですが、
どちらも大雨に見舞われ、足止めを食らいました。

  • (説明なし)

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9位

M's Cafe (彩都西 / カフェ、喫茶店)

2回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/06訪問 2018/06/17

週末だけの憩いの場

 久しぶりに再訪してみたM’scafeは大きく様変わりしていました。
かつてカフェだった場所は今は音楽のスタジオになり、
かつては入れなかった向かいの古民家が改装され、
何とも雰囲気の良いカフェになっていました。

 季節の良さに誘われて忍頂寺に来たものの、食事をどうするか
迷ってこちらを思い出したわけです。
 思わぬ再発見となりました。

 ビーフカレーセットとラタトゥイユセット
それぞれにドリンクセットをつけて税込み1200円。

 ドレッシングが独特で気に入りました。
どちらもしっかりと手をかけた料理で、おいしかったです。
これは再評価の必要があると思い、すぐに書いてみました。

 すぐ近くに隠れキリシタンの資料館もあり、
無料で見学ができます。
 写真撮影は不可でしたが、教科書にも載っている
有名なザビエルの絵はなんとこの地から出土したそうです。

 茨木市とはいえ、このあたりは本当に自然豊かな
 素敵な土地です。
 八月でも他の場所より5度くらいは気温が低そうです。

 今日は趣味の読書+ウォーキングをするため、
 涼しくて空気がきれいな場所に移動しました。
 そこで食事はここをセレクトしたのです。

 建物は古い別荘をそのまま利用した感じで
 建物をぐるりと囲んだベランダにたくさんの
 テーブルが並べられ、OPカフェになっています。

 食事メニューは日替わりブランチ1000円です。
 デザート、ドリンクのついたワンプレートランチです。
 今日はグリーンカレーにナン。
 けっこうおいしかったので、気分よくすごすことができました。
 
 建物の周りを大きな桜の木が囲むように立っているので、
 桜の季節には満喫できるのではないでしょうか?

  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

創作和食 厨 (伊丹(JR)、伊丹(阪急) / 日本料理、海鮮、居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2018/02訪問 2018/02/11

この価格でいただけるなんてありえない

 今日は白雪蔵開きに行ってきました。

 前回の訪問ですっかり伊丹ファンになったわが家です。
今回、最初は屋台の食べ歩きをしようともくろんでいたのですが、
あまりの人出にそれはあきらめました。

 そこで、休憩も兼ねてどこかでランチをしようと、
珍しく予約なし、下調べ無しで飛び込んだのがこちらです。
ちなみに決定要因は外観の雰囲気とランチメニューの内容です。

 店内は天井が高く、ゆったりとしています。
ランチではカウンターは使わず、料理がおいしい状態で
サーブできるようにされています。

 6品1000円コースと12品2000円コースをいただきました。
内容的に1000円コースも十分満足ですが、
2000円コースのcpは圧倒的です。

 1000円コースはメインもスレートに一緒に盛られてきますが、
どれも丁寧な仕事がしてあります。
汁物は土瓶蒸しで、これもしっかりとお出汁の旨みを感じることができます。

 2000円の方はコース仕立てで、
特にメインの一皿はお造り、和牛の焼物など、
実に上質な味わいです。

 さらにおもしろかったのはアルコールのラインアップと
飲み比べセットの存在です。

 獺祭三割九分や黒龍大吟醸などがグラスでいただけます。
今日は欠品でしたが、獺祭は二割九分も載っていました。
そしてこれらをそれぞれ量はかなり限られますが、
3品1000円でいただけてしまいます。

 当然ながらこれを注文し、おどろくほどハイレベルな
ランチを楽しむことができました。

 このお店の評価が3.06…。
あまりにも低評価なので、引いてしまいますが、
伊丹のレベルの高さには改めて驚くばかりです。

 前回も書きましたが、絶対の自信をもって
お勧めできます。

 ちなみに前回イチオシしたパティスリーウサギさんは
今日は結構な混み具合でした。

 伊丹のレベルの高さは本物だと思います。

  • (説明なし)

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