2回
2025/06 訪問
圧倒的な技術
すっかり芦原温泉ファンになった我が家ですが、
今回は芦原温泉以外にも目的がありました。
それはこちら、福井市に
国際的な権威あるコンテストで優勝された
フレンチシェフがお店を構えてる
ということを知ったからです。
月曜日のランチを予約することができました。
住宅地の中に豪邸風の建物があります。
いわゆるプチメゾンといった外観ですが、
ル・ジャルダンの名の通り、
中庭を眺められるような、
しかも他の席の目が気にならないような、
背の高いソファーが円形に並べられている
面白い店内の作りになっていました。
メニューの方も技巧の限りを尽くした
品数の多い構成になっていました。
どれも精緻に作りこまれていて、
とても美味しかったです。
あまり食べたことのない感じの料理が
たくさん出てきました。
そして、無理のある高級食材を並べるのではなく、
旬であり、そして地元の食材をうまくいかした
ラインナップになっていたところが、
やはりすごいなと思います。
まず前半、一番面白かったのは
タコを使った料理ですね。
タコは西洋では縁起が悪いものとされている
と思ってたんですが、
スペインイタリア以外でも、
フランス料理の中にもちゃんとレシピが存在するようです。
でも、フランス料理として
タコを食べたのは初めてだったので、
珍しいやら、そして美味しかったので驚きました。
私は運転があるので、
ノンアルコールのベルギービールを
ゆっくりと飲んでいたんですが、
妻はペアリングのセットをいただくことにしました。
最初はシャンパーニュだったんですが、
その後出てきたワインに対して
妻は白に関しては喜んでいましたが、
赤はちょっと残念だったと言っています。
正直に話料理の評価としては、
普通に考えた時に、1万円という価格で、
これだけの素晴らしい料理をいただけるのは
かなりコストパフォーマンスは高いと思います。
しかもパティシエの方も
シェフに劣らぬ経歴の持ち主のようで、
今回はそのお弟子の方が作られた
デセールだったんですが、
かなり美味しかったです。
とにかくこのレベルで、
この価格の料理を
いつまで提供していただけるのかわからない
というぐらい、今だけの価格だと思います。
なので、なるべく早いうちに
再訪したいと思いました
2025/06/25 更新
前回訪問から約半年で
2度目の訪問を果たしました。
我が家にとっては異例のことですが、
素晴らしいお店に対しては異例ではありません。
以前訪れた時に、お酒がのめなかったので、
料理そのもので私は魅了されましたが、
ペアリングができなかったことが
心残りでした。
なので、次来る時は、必ず電車で来るぞ
と心に決めていました。
そしてその機会が意外にも早く訪れたわけです。
今回はJR の北陸新幹線乗り放題チケットが
わずか3000ポイントで購入できたというところから
この企画が始まりました。
そのスタートを飾るのが
こちら、ジャルダンさんのランチです。
お昼からワインをしっかり飲んでいくのが
我が家のスタイルです。
いただいた料理や
ワインのラインナップは
後ほど掲載するとして、
ワインなしでいただいた場合でも、
そしてワインと共に頂いた場合でも、
どちらでも満足できるような味わいです。
でも、やはり面白かったのは、
2種類のメインに対して
4杯の赤ワインを用意していただいたことです。
一番高いペアリングコースではないので、
無尽蔵にワインを選べるわけではない。
でもその中で料理に最適なワインを選び出すというのが
ソムリエの腕の見せ所というところですよね。
飲んだことのあるものもありましたが、
基本的にあまり聞いたことのない
ワインのラインナップで、
見事に唸らせてくれました。
これだけのお店なので、
ぶどうの品種に合わせて
ワインのグラスも変えていくというのも
当たり前にされていました。
初回の訪問で料理の素晴らしさを堪能し、
そして今回はそれだけでなく
ソムリエの腕の確かさも分かったので、
ますますこちらのお店のファンになってしまいました。
きっとまたお邪魔すると思います。
アミューズ3種
アミューズブーシュ 枝豆と牛のコンソメ
テタンジェ
戻りガツオの藁焼き
キンメリジャン土壌のソーヴィニヨンブラン
ボルドーの熟成したロゼ
カツオとの相性抜群
スズキのポワレ生椎茸を鱗に仕立てた
ジュラのシャルドネ アルボワ
パン3種類
黒いパンがバターにあう
メインは牛フィレ肉のポワレ
牛も肉の赤ワイン煮込み
赤ワインは4種類
りんごのデセール
ムスカデのドルチェワイン