レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2010/10訪問 2010/10/23
比叡山がこんなに良いところとは。
途中、京都の夜景、滋賀の夜景が綺麗に一望できます。美しい。
歴史の教科書に出てくる、和なイメージの比叡山からは程遠い、
本格的だけど、居心地の良いフレンチレストランです。
コースは8,000円、10,000円、13,000円。
8,000円を選択。
ワインはコート・デュ・ローヌのバルベレッティを選択。
7,000円。
・Amuse-Bouche
「本日の小さなオードブル」
琵琶ニジマスを酢漬けにした切り身の下には
小さく角切りにされたパプリカが敷き詰められており、
上には泡になった水尾柚子のソースが盛られている。
ソースはラズベリー。最初の口の中を整えるのには良い、
さわやかな一品でスタート。
・Entrée
「京もち豚、滋賀日野町の鹿、フランス鴨を合わせた自家製、
地元風パテディジョンとオーガニック・タスマニアマスタードの球状と小さな地元野菜のマリネ」
テリーヌはしっかり歯ごたえもある、大きめのサイズ。
岩塩を好みで乗せて食べる。お皿にはそのほか、生のナス、ピクルス。ワインとよく合う。
・Entrée
「パン」
ミルク、オリーブといただく。焼きたてのもっちり感がある。
・Poisson
「淡路、近海で水揚げした海の幸の“ロテル・ド・比叡風ブイヤベース”を
透明な耐熱ラップとリボンで香りを閉じ込めた、パピヨット仕立て」
最初、リボンで口を閉じられた状態で盛られ、テーブルでカットされる。
その際にあふれ出るブイヤベースの香りを堪能して欲しいとの粋な演出。
瞬間に立ち込める、魚介系の旨みダシの味わいはそれだけでワインが進むような妖艶な香りである。
スープを飲んで思わずため息が出るおいしさ。パンを浸してもおいしい。
中には奥琵琶湖の澄んだ湖畔で獲れたブラックバスが入っているとのこと。
高たんぱく低脂肪、すずきのような味わいでした。
それにムール貝、淡路ヒイカ、小さなジャガイモやインゲンも。
・Viande
「国産牛ほほ肉の赤ワイン煮込みと新ジャガの“パルマンティエ風”季節の野菜、ゴーフルフライ、
ハーブ、クミン香る姫にんじんのキャラメリゼ」
赤ワインソースがかかった、牛ほほ肉とジャガイモペースト。フォークで崩れ落ちるほどのやわらかさ。
ここにブラックトリュフのソルトをかけて食べることが出来る。このソルトが絶品。
トリュフの香りがする危険なおいしさ。麻薬的な香りに取り付かれて、ワインも進む。
・Avant Dessert
「秋香るフレッシュ巨峰のコンポート 庭のオーデコロンミント香るクリームと弾けるヒアルロン酸ジュレ」
微炭酸のヒアルロン酸ジュレが爽やか。
・Desserts de saisonn saron I’humeur du Patissiere
「本日のパティシェールの気まぐれデザート」
じっくり焼き上げた、温かい秋りんごのローストに6スパイス香る、
冷たいアイスクリームのコンビネーション
6スパイスはクローブ・ジンジャー・ナツメグ・ブラックペッパー・シナモン・ヴァニラが入っている。
・Les Mignardises
「食後の小さなお菓子」
・エスプレッソ
金の金棒のような、棒にまきついたシュガーが面白い。
溶け込ませて甘くする。エスプレッソはダブルの量があって、味も香り高くおいしい。
3位
1回
2010/06訪問 2010/06/19
鶏の旨みが詰まったスープを飲み続けて、大満足でこの安さ。
中洲川端駅から結構歩いて、
ここであってるのかな?と思っていると現れます。
店の外観は小さそうなのに中に入ってびっくり。
3階建ての建物は奥行もあって、各階にびっしり人が。
みんな楽しそうに盛り上がって食べています。
すごいのが
着物を着たお母さん方がしっかり鍋奉行をしてくれます。
このサービスをしてくれて、酒も飲んで1人4000円だったのはビビりました。
安すぎるやろ。
最初は酢モツ。さっぱり、臭みも全くなく、おいしく頂きます。
そしてお鍋に入った骨付け鶏肉をグツグツにて、最初のスープをいただきます。
澄んだスープに、上品な鶏のうまダシ。あ~幸せ。
少しネギを入れて、足りなければ塩を入れて。
いよいよ鶏肉。柔らかくて、臭みもなくて、おいしい。
そのあとは鶏団子を入れて、またスープ。またこれが旨みが増えている。
そして食べると柔らかくてうまくて当然。
その後もモツをいれて、またスープ。また旨い。
そして食べてホワホワの柔らかさ。砂肝もいけます。
また、野菜を加えることでスープが甘くなります。
おふがスープを吸ってこれまたうまい。
合い間には鶏のから揚げも。
最後はおじやでしょう。
最高でした。
4位
1回
2010/07訪問 2010/07/18
何かうまいもんはないかなあとふらふら歩いていて見つけました。
うまいもの見つけちゃいました。
テーブルのカゴに山盛りのたまねぎが特徴的です。
これを濃厚つけだれに入れると絶品です。
少なめ麺にすると茹で野菜がサービスで付きます。
もやしとキャベツがたっぷり。
少なめといっても、最後は食べきれないかと思う程腹いっぱいになります。
スープですが、たっぷりの熱々できます。
魚粉で香り高いスープです。
この中にはめんま、なると、のりがありますが、
なんといってもチャーシューが豚を細く裂いたような状態でたっぷり入っています。
ローストした香りがあって、スープとも、麺とも絡み、うまいです。
たまねぎをたっぷり入れた濃厚スープはベジポタを思わせる
とろとろなうまさ。
でも柑橘系のさっぱり感もあり。
おいしゅうございました。
5位
1回
2010/07訪問 2010/07/18
初宇都宮でした。
まずはみんみんの本店でしょう。
店内はにぎわってます。
メニューは餃子とビールとライスだけ。
さすが宇都宮。そして餃子は240円という安さ。
それでも良い値段の方とのこと。安い。
最初に瓶の地ビールで口を潤します。
琥珀色で香りが良く、品があります。
最初は焼きから。
羽根がはえてます。良い焼き加減。
口に入れて、半分に割ると、
しっかり目の皮、そして中からジュワッと肉汁が溢れます。
餡は思いのほかあっさり目。だから何個でもいけちゃいます。
これにビール。合わないわけが無い。
私は酢のみ派です。
いくらでもいけそう。
続いては揚げ。
熱々のやけどに注意。
こちらは肉汁が出ない、
衣のカリカリさを楽しむ餃子。
おつまみ感覚でこれまたおいしい。
そして水餃子。
ボールのような容器に入っており、
ここにダイレクトにしょうゆを入れます。
とろけるような柔らかい餃子は、ヘルシーさも感じます。
ちょうど1000円程。安いわ。
6位
1回
2010/07訪問 2015/07/24
横須賀に来て、さてどこで食べようかと彷徨っていたときに
パッと目に入って吸い込まれるように立ち寄りました。
店名ななんともくだけた感じですが、
店構えは日本情緒が漂い、店内も着物を着た女性がいて、
上質な雰囲気があります。高いのかな?
ところがめっさ安いです。びっくり。
メニューを見て本日の献立の多さに満足。
魚は近場の横須賀や葉山の方で取れたものが中心です。
お通しはマグロの酢味噌和え。
さっぱりとしていてビールと一緒に。
さて、「葉山牛のたたき」¥980からはじめます。
大きな皿とお肉の量の多さにまいりました。
外側は香ばしく焼いてあるので、口に入れたときに至福の香りが漂います。
そして柔らかく、あっさり入りながらも、のちに旨みがジュワッと出る葉山牛。
最高です。
「佐島の豆味南蛮漬け」¥520
かわいくも、美味しさが詰まった豆味。
少ししょうゆが強めで、お酢のさっぱりさがビールを誘います。
カルシウム取ったど~。
「安浦の穴子の天麩羅」¥560
大き目の穴子が3切れでこの値段。
揚げたてサクサクをてんつゆにくぐらせて口に運べば、もう・・・
サクッ、ほわ、ふーん。油の質も良く、香りが広がります。
穴子の品のある美味しさ。そろそろ日本酒です。
バランスの良い「天狗舞」とよく合います。
「鴨居の地たこから揚げ」¥520
これまた安い。小さめの身ながら、味は濃いです。
歯ごたえがあるので口の中で噛み締めながら
酒をくいっといきます。
「かにみそ焼き」¥680
悶絶。
大好きなかにみそですが、ここのは一番。
ホタテの貝殻に、下にはカニの実を一面にたっぷり敷き詰められ、
その上にどっぷりかにみそが乗せられています。
それをオーブンで焼いて、熱々の状態で出されます。
箸を入れると外はカリッと中はふんわりの加減。絶妙。
カリッと部分と、濃厚部分と、カニを一緒に口に入れたときに
広がる極上の磯の世界。日本酒に合いすぎます。
「浦霞」でいきました。
飲んで食って3000円代。恐れ入りました。
7位
1回
2010/01訪問 2010/01/17
横浜でハンバーグといえばハングリータイガーでしょう。
ということで、行ってきました。
1969年創業の老舗です。
内装は天井が広く、窓が大きくて、日差しがたっぷり注いで、開放感があります。
日曜日の昼までしたが、年配夫婦や、ファミリーで満席。
会話があふれる活気のある店内です。みんな満足げにハンバーグを平らげています。
オリジナルハンバーグステーキ220グラムのスペシャルセット+チーズ150円を注文。
オニオンスープ、サラダ、ライス、ジンジャーエールにしました。
ここの特徴は、最後の焼き方はテーブルで、店員さんが行うこと。
800度にも達する炭火で焼かれ、熱々の鉄板に乗せられた
米俵のようなフットボール型に成型された肉の塊のハンバーグが運ばれてくると、
まずテーブルでそれを横に半分にカットし、カット面を鉄板で最後焼いてくれること。
さらに上から特製ソースをかけ、肉汁と、ソースが飛び跳ねます。
客はこれに対して、ナプキンを高く上げて自分を守ります。
このときの香りと音は食欲をそそります!
熱々のお肉は、
つなぎを使っていない100%ビーフです。スパイスが入っていて、お肉は細かいミンチで、
肉のうまみが詰まった、どちらかというと固いくらいの肉の塊です。
香りが良く、素材の良さを感じさせます。肉自体に塩味は強く付いていません。
これにかけるは特製ソース。
見た目はデミグラス系とは違い、カレーのように黄色く、上に黒い粒粒の胡椒が見えます。
性状はとろみが強く、ぽってりしていて、クリームのような感じです。
ソースだけを舐めると、温かくて、最初は苦みすら感じるくらい塩味が効いています。
隠し味には醤油を使っているとのこと。
そして、肉汁がたっぷり入っているような、強い肉エキスの旨味を感じます。
さらに、さっと引いて、最後はたまねぎ系のような甘みすら感じる、
ここでしか味わえない特製ソースです。
安くはないですが、値打ちはバッチリです。
帰りにハンバーグのおいしそうな肉の臭いが付いている自分もアリかなと。
食べるぞ!という日にオススメします。
8位
1回
2010/10訪問 2010/10/17
わざわざ行って良いと思います。美味しい料理とワイン。カジュアルな雰囲気が良いです。
周りは寂しげな感じですが、
この店だけは人があふれています。そして外国人も多い。
ビールで喉を潤しながら、タパスの盛り合わせ。
これがボリューム満点。
ラタトゥイユ、厚切りのハモンセラーノ、スペイン風オムレツ等があって、1200円だったかな?
おいしいのに、すごく安いと感じました。
少し外が寒かったので、
キャベツとソーセージの煮込みを。
これもオイリーな感じですが、ほっこり温まりワインが進みます。
このあたりから白ワインのグラス。
これがすごくおいしい。
「クアトロラヤ」というものを勧めていただきましたが、
少し枯草臭がするような独特の香りがあるのがまたよく、
芳醇な口当たりなのに、最後すきっとした辛口で、
大好きな味。思わずおかわり。
700円だったかな?割安感がすごくあります。
そして、〆は「イカ墨のリゾット」
芯の残り方がよく、コクのある味で、
パスタ感覚で進む。これも白ワインとよく合う。
マスターや店員さんの心温かい笑顔もよく、
わざわざ行きたいお店です。
9位
1回
2010/03訪問 2010/03/21
妙にナシゴレンが食べたくなって、伺いました。
Hanakoが本音で選んだ
東京のおいしい店150軒「東京で最高のレストラン!」に、
インドネシア料理では都内唯一の店として紹介されたそうです。
駅からは結構歩きます。
夜だと暗いし、坂も登り、この辺かな?と若干不安になっていると、
オープンテラスのアジア風な店が見えます。
中に入ると、バリのリゾート気分。
寛ぎカフェをイメージしているようで、
南国特有の心地よいゆったりとした時間が流れています。
ダークトーンの木材やインドネシアの布や調度品をつかっており、
アジアンモダンの雰囲気が好きな人には、あ~癒されると。
経営者の夫妻以外のスタッフは全員インドネシア人とのこと。
おいしいワケです。
食べたものは、
● イカン リチャ リチャ
カラッと揚げた魚をトマトと香辛料で炒め辛口ソースをからめたもの。1,470円
「サンバルソース」を使っているとのことで、発酵させたエビの香りが立つ、
辛いけど、甘旨いそーすです。さくっと揚がっている魚の揚げ物と絶妙に合います。
魚の上にたっぷり野菜も乗っていて、満足な一品。
● バミ ゴレン
最もポピュラーなインドネシアの焼そば。1,050円
少しとろみがあるソースです。
麺は少し太くて短く、野菜とソースとよく絡まってます。
文句なしにうまい。野菜たっぷりなのもうれしい。
●ナシ ゴレン
エビ、卵、鶏肉入りのあっさり塩味のインドネシアの代表的ご飯料理 1,050円
半熟卵をかき混ぜて、コクが増しておいしいチャーハンです。
香り良く、ごはんんを焼きあげているので軽いふんわりした食感です。
強い火で煽っているのでしょう。
これもサンバルソースのような旨みを感じます。
ナンプラーは使っていないとのこと。
渋谷で、落ち着く内装の中で、本格料理。
これは穴場です。
10位
1回
2010/06訪問 2010/06/26
扉の向こうは酒を愉しむ至福の空間です。
静かだが、ウイスキーの知識とこだわりが深いマスターと
会話をしながら愉しむウイスキーの数々。
酒が飲めて良かった。
こんな時間の愉しみ方を知れてよかった。
樽で生まれた作品をいただく喜び、
人の想いが浮かぶお酒を飲みながらARTの世界に浸りましょう。
最初にハイボールをいただきましたが、
シンプルに見えるこのお酒も
マスターが作ると口に入れた瞬間の炭酸のはじけ方と、
鼻に抜ける爽やかな香りが違います。
真夏ののどの渇きよりも、梅雨の時期の湿気の多い時に
飲む方がおいしいなと思います。
そしてカスクの数々。
口に入れ、鼻に抜け、一回落ち着き、
また口から鼻から、自分の体全体から幸せな香りが吹きぬけます。
お酒を飲む空間、時間の流れも大事だなと思いました。
いや、最高のバーです。
色々な気付きを与えてくれます。
ちなみに店名のFingal、
スコットランドの西ハイランドのオーバン辺りを治めていた
ケルト民族の領主の名だそうです。
こだわってるなぁ。
丸の内ブリックスクエアという、
まだ知らない人も多そうな、都会的でスタイリッシュな空間にあります。
でも値段も高くなくおススメです。
お通しはガリ。変わっています。お代わり自由だそうで。
ビールでのどを潤しながら、最初はサラダです。
「あきらのNEW白菜サラダ」 600円
みずみずしくしゃきっとした白菜に
塩昆布が絡みつき、ソースはフレンチドレッシング系の
さっぱりとして香りが良い。
続いて七輪が席に届き、ここからは自分で焼きます。
「あきらの鶏七輪焼 鶏カルビ」 480円
アバラのお肉だそうで希少品だそうです。焼くうちに脂がしたたり、
旨みが詰まっていて柔らかくうまいです。
「鶏ムネ」580円
小さめのバットの一面が青ネギでおおわれた状態で来ます。
これを網の上までもってきて、そっとスライドさせて、ねぎをこぼさなように焼き上げます。
最後にレモンをかけて食べるとうんま~い。
「つくね」 580円
当然うまいでしょう。
この店の面白いところは、
たれと塩も別でもってきてくれるところ。
お好みの調味料をつけていただきます。
ここでビールから焼酎へ。
「伊佐大泉」 600円
非常にバランスの良い芋焼酎でおいしいです。
香りもほどよく、まろやか。
「鶏ももたたきポン酢」980円
縦長の器にふたが付いた状態で運ばれてきます。
開けた途端のたっぷり盛り付けられた野菜と鶏肉の見た目に心躍ります。
鶏もも肉を炭火で軽めに焼き上げたレアの状態で、
野菜がたっぷり上に乗っています。
炭火の香ばしさと、歯ごたえのあるお肉。
噛むたびに旨みが出てきます。そしてさっぱりしたポン酢との相性。
量もタップありで大満足です。
「鶏だし茶漬け」 600円
あつあつの白濁した鶏だしをかけて食べます。
ご飯の量は少ないですが、スープがおいしいです。
最後の〆にあっさりおいしいです。
また行きたい店です。