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ぬのめだけのロワイヤル
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ホロホロ鳥のパテホアグラソース,プルーンと豚の血のテリーヌ
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秋のチャウダー
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ヒラメのクネル
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黒豚の頬肉のポアレ
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サツマイモとエシレバターのアイスクリーム
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イチジクのシャーベットとタルト
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エスプレッソとお菓子
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カシェット池上
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カシェット(隠れ家)
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おみやげ
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カシェット池上は,営所通のマンションの一室にあるそれは小さなフレンチ.
テーブル2つの8席しかなくて,一日2組限定の完全予約制.
料理はこちらの好みや予算を伝えると、お客に合わせたコースを作ってくれます。
やっと予約が取れた土曜日の午後7時に蒼いドアを開けると,そこは本当に小さな空間で,
テーブル2つにカンター越しに池上シェフが料理を作っているのがよく見えます.
池上シェフはここに移ってもう1年になるそうですが,テーブル2つでも前よりずっといきいきして見えます.
本日はシェフおまかせのコースにしたので,何が出てくるのか楽しみ.
スタッフもメニューの説明から,サーブに至るまで,非常に丁寧に応対してくれます.
初めにオリーブオイルとエシレバター,笹川流れの藻塩の3点が盛られたお皿と
熱々のジャガイモを練り込んだ自家製フォカッチャが届けられた.
このフォカッチャがエシレバターと相まって美味しくて,お皿に伸ばす手が止まりません.
次に届いた品は,「ぬのめだけのロワイヤル」.この秋初の天然キノコ.
熱々のカップからはキノコの香りが漂う.これぞ天然!!
茶碗蒸しの中にはたくさんのぬのめが入っており,天然キノコの香りに極上のブイヨンが相まってたまりません.
鍋ごといただきたい衝動に駆られます.
やはり池上さんの料理は場所は変われど相変わらず突き抜けた美味しさです.
次の料理は「ホロホロ鳥のパテホアグラソース,プルーンと豚の血のテリーヌ」.
パテは生臭さがみじんも無くて薄味ホアグラソースをからめて食べても,フォカッチャに塗って食べても
非常に上品で美味でした.また添え付けのプルーンとその間に挟まった豚の血のテリーヌも,
生臭さが全く無く,ワインによく合い,おいしくいただきました.何気なく添えられたミョウガのピクルスが美味でした.
ワインがすすみます.今日いただいたグラスワインもボルドーの,香りのよい非常に美味しいものでした.
「秋のチャウダー」はクルミと栗に紅葉を型どった生麩が入った秋らしいスープ.
薄味なのに十分なコクが感じられ, 本気でおかわりしたい味でした.
本日のお魚は「ヒラメのクネル」.平目のすり身の上にはザウワークラウトがのって,
緑のネギと赤のドライトマトがちりばめられた一皿.クネルはホクホクした食感でさっぱりとした
極上の味付けで,見た目にも食べても楽しめました.
本日のメインは「黒豚の頬肉のポアレ」.
口の中に入れて咬んだ瞬間の、柔らかくもしっかりした歯ごたえと、独特の味わいに驚きました。
薄味のバルサミコソースも絶妙で,添えられたジャガイモのラクレットも
揚げ茄子も玉葱も非常に美味しかったです.
ワインもフォカッチャもお代わりしまくって,お腹も限界に近づいた頃,デセールの登場です.
「サツマイモとエシレバターのアイスクリーム」は,サツマイモの香りとエシレバターの香りが
混ざった,甘みを抑えたそれは濃厚な美味しいアイスクリームでした.
まだまだ続くデザート.次は「イチジクのシャーベットとイチジクのタルト」.
甘さ控えめのイチジク100%のようなシャーベットと,対照的にタルトの方は煮詰めて濃厚な味の組み合わせ.
イチジク好きにはたまらない味でした.
最後に美味しいエスプレッソをいただきながら,余韻に浸っていると,大きなガラスのお皿に大量の
焼き菓子がのって登場!!もうまいりました.
とりあえず,溶けるので最初にと言われた生チョコをいただく.カカオの濃い美味しいチョコレートでした.
エスプレッソのお代わりまでいただいてしまって,最後まで気遣いの行き届いたお店でした.
残った焼き菓子はきれいラッピングして,お土産にしていただきました.
おみやげのラッピングには,「食に心を」の文字が.
まさに心にしみいる味 シェフの人柄が伝わるフレンチでした.ほんとうに教えたくないカシェット(隠れ家)です.