33回
2020/09 訪問
秋の豪華美魚ラインナップ
天候の安定が味方して魚河岸は何年かぶりに活況\(^o^)/
伊豆特大キンメダイ、鹿児島釣りもの脂ノリノリシマアジ、五島特大キロサイズ黒あわび。
更にキビレタチウオ、珍味月日貝、唐津の特上ウニ、コリコリヤリイカ、大間本マグロ。
スター軍団が台風の季節、9月にこれだけ揃うのも珍しい事なのだ。
それぞれ1番いいパーツをつまみに、握りにしてもらった!
特にアワビは生と蒸しで300グラムぐらい食ったかな?もうしばらく食いたくなあ~いっ(*_*;
大サービスへのお返し、お彼岸の実家にお寿司テイクアウトさせていただきました!
シマアジキンメ特大
珍味、月日貝
イカの足元
シマアジはらす。まだ活かってた
1キロ特大蒸し黒アワビ
3分の1は天が頂きっ!
生でも美味^_^
キンメ炙り握り
大間マグロ握り
実家のお彼岸にテイクアウト
2020/09/21 更新
2020/06 訪問
鮨屋の夏場のスターはマグロじゃありません!
今なら断然、黒鮑です。空久保くんが仕入れてるのは呼子の飛び切り。
前回まではキロ近いデカバンを一人で独占していたのですが(コロナ不景気で嬉しい暴落)
緩和に伴って悔しきかな、市場価格が再びズキューン↑( ;∀;)
原価がキロ22000円ではちいと遠慮せねば。。。今回は2人で半分。
その代わり、豊洲のタグ付き金目、夏魚珠玉白身のタマメイチ、身入りびっしりのワタリガニ、
名残の甘ーい甘ーいトリガイ、唐津の極上モノ赤ウニ、海苔は銀座超高級系でお馴染みの口溶け
も爽やかなヤツ.。これ、何を巻いても素晴らしい!
赤酢の酢飯はこの一年全く不動のお口でパラパラアトクチさっぱり。いいねっ!
一心鮨は今、まさに第二の黄金期を迎えております。さあ、ここの蒸しアワビとツマミと握りを
存分に堪能したければ諭吉3枚は覚悟してお二人様でどーじょっ( ̄∇ ̄)
2020/06/26 更新
2017/07 訪問
房総大原の黒アワビ700グラム3個を四人での会\(^^)/
有志を募って光洋でまだか(びわっ貝)を除いては世界最高級の大原クロアワビを食いまくる会。
もはや鮨会ではない?大将、カズミツ、ほとんど原価で大サービス。オブリガータm(__)m
一個700グラム、原価で40000円の代物を四人で3個\(^^)/
ワインは持ち込まないとオツレ様に迷惑なので天コレよりユリスコランペリエール12、
ヴォギュエCM1er96,お店よりマッサベッキア10。
ざまあ見ろ!バブリー銀座。お会計トータル133000円。半分を天が持ちました。
向こうだったらツマミ5切れと握り数かんでこの値段だと思います。
2017/07/04 更新
2017/06 訪問
房総大原のアワビ、呼子の蒸しアワビ、徳島吉野川の天然うなぎの豪華饗宴\(^^)/
宮崎にいながらにして、千葉大原の黒アワビ○一個肝醤油と呼子の蒸しアワビぶつきり
更に徳島吉野川の1.6キロ天然うなぎの皮パリ焼きを豪華に「ユリスコラン ペリエールbdb2012」で心行くまで堪能する会、第一弾\(^^)/
さすがにお値段ははるが銀座の半額ですむと思えば。
握りの酢飯塩梅もいよいよ完成度高し。握りまで呼子の蒸しアワビ大サービス。マグロは時期
ハズレの6月でも大健闘。前菜のいちじく液体窒素通しにも(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
さあ、ヒラメとマグロが↓の夏場は当分アワビと天然うなぎでツマミ酒、とするか。
大将、カズミツ。どうやら俺の負けだぜ~♪、
やっぱりあんたら宮崎最強のバッテリーだよ。
2017/06/19 更新
2016/05 訪問
濡れて立って握る(* ̄▽ ̄)
5月、県北の怪人、H先生と。
この日はたいらぎ、とり貝良かったな~。天然うなぎ、焼きは素晴らしいがいかんせん川魚の限界。
赤身はこの季節にして抜群。だが塩水ウニはまだ出力80%。かすご、こはだ、天の大好きな小魚だが仕込んで日が浅し?
銘柄忘れたが燗酒、キリッと切れ味よし。赤ワインはオリビエジュアンの貴重なバックビン、モレ一級ルショ06
素晴らしいコンディションで間違いなく蔵出しと看破したり。官能的でセクシーだが同時に可憐で清楚。
これぞブルゴーニュの理想形!(//∇//)
あと、しつこいがお片付けはお客様が帰ってからだよ!それとボスは厨房にカツを入れる時以外はつけ塲を離れちゃ駄目っ。
それが「さらし」で銭取るカウンター劇場のオキテなのだ(-_-)
1月末。
はりはりの小鍋でグラス泡。サヨリ、赤貝、ヒラメ、コハダつまみ、宮崎北部カワハギの肝ポン、ミズイカゲソの焼き物と来て鮨へ
コハダ、赤身、巻物3連中とろW、ヒモキュウ合間に3週間熟成のぶり照り焼き。
カウンターもテーブル席もボックスも裏の個室も完売なのによくやってくれた。ワインは持ち込み、ルモワスネのジュブレイ97。
ややタニックで低酸だが程なくバランスが取れてブルゴーニュ古酒の魅力満開。
こうなると日本酒より鮨によくあう。さすがにカワハギは小鳥のさえずり熱燗で。
ただ、光洋についてはいつも何かひとつ、喝を入れないではおれないSな私( 〃▽〃)無論、この店に愛があるから故にこそ。
たとえ2回転でヘトヘトでも、最後のお客さんがお帰りになられるまではお片付けはNGだよ!
とはいえコハダが目に見えて上手になってきてるのは◎\(^o^)/
師走の終わりの光洋。うちのファミリーと来たら偶然にもぴんころ君ファミリーも来てた(^o^)
ミズイカとヤイトガツオ、ヒモキュウ最高。あらの煮付けもなかなかよかったよ。
この季節に上がるヤイトガツオは目をつぶって食うとマグロと鑑別するのが非常に難しい。つか、駄目マグロより遥かに旨い。
あんまり旨いんで鉄火手巻きまでヤイトガツオで通してしまった。大間のマグロと穴子まで行き着かず。光洋をもうけさせてしまったぜ、
タハハ(^_^
8月の光洋残念なことにコハダは銀座に持ってかれたよう。釧路より、初物の新さんまの〆がつまみで最高。
ドラピエのノンヴィンで。しばしつまみで竹崎のがざみ、呼子の蒸し鮑。シブダイの造り。
握りに入ってアカウニ、噴火湾のマグロ数種、穴子、がざみ軍艦、玉子。も一度厨房からしぶだいのの頭のお煮つけ、最後は鉄火手巻きでいつものようにフィニッシュ。しめて21000円。
ご馳走さま。
この鮨やのチーフライターを長らく自負していたが、最近いや、度を越した感さえある大人気店となり、ほぼ毎週のように全国から著名レヴュアが大挙、押し掛けてくるようになった。食べログ効果の恩恵を存分に享受したスター軍団の一つと言える。
この日はとりがいの中サイズと終わりの赤貝がまず、ピュアで旨味アミノ酸程よき銀座レベルで、ヒモキュウも最高。ダビッドクロワのボーヌ赤で(^_^)/▼☆▼\(^_^) 鯵は川南から、まだコリコリに活かっとってこれもすしねたじゃなくツマミで。
玄海黒アワビはまだ旨味度70パーセントやがこれもgoo。しかしコハダ少し塩味と酸味のバランス↓。〆て日が浅いので落ち着いてなかったと思われる。
それでもスダチを垂らしてツマミで一皿、握りで2カン。自分て〆ものつくずく好きやねん。
マグロは先日の博多「田可尾」は徳島沖の近海もの(珍しか~!)だったが、この日の光洋のは外人さん。
でもトロ鉄火スゲーウメカッタ。
川南あらのはらすはまだぷりぷりのやつを新料理長がお煮付けに。スタッフは前もって試食したらしく、「甘過ぎやしませんか?」
いや、これは実は正解ですよ。鮨は京懐石と違うよ。気の短い江戸っ子の食文化なの。酸っぱいものは酸っぱく辛いものは辛く、まあそれ以上いわんでもええやろ。要するにメリハリをビシッとつけて飽きさせんように
お客を攻略すべし!酢飯も再びゆるめになりよっど(^o^;)気をつけてね~
因みにこの日は国際音楽祭の関係者も多く、カウンターは驚異の3回転\(^o^)/もうけたぶん天にエエとこ回してねっ。
あっ!Σ( ̄□ ̄;)オミヤに海苔もらってかえるの忘れたあ~( ´△`)
光洋も近頃は全国的に有名になってきました。喜ばしい限りです。
せっかく遠方のお客さまに来て頂くからにはそれにみあった品質と技術を維持し続けるよう天はいつもこの店にたいしては厳しく目を光らせております。一昔前はちょっとでも油断するとすぐポカをやってたので(*≧∀≦*)
地方の鮨屋は、銀座のように分厚い財布をお持ちの方ばかり来られるわけではありません。
また、築地という大東京の胃袋を支えるメガ市場に比べて地方の鮮魚市場はどうしても仕入れる魚の素姓、および品質管理に限界があるのは仕方ないのです。
このお店の虚像を、剥ぎ取ろう、もしくは道場破りをしてやろう、と息巻いてやって来られるのはかまわないですし、お店にとってもご鞭撻になろうというものですが、せめて、おまかせで10000円以上のコースでお願いします。
10年前ならあり得たかもしれんが、ランチタイムに5000円のセットメニューで、飛びきりの鮨が食えるわけないでしょ。一年で一番魚が獲れない春先の、高級魚の相場が一体どれだけ高騰するか貴女はご存じでしょうか?
現在の日本近海の水産資源がどれほど危機的状況になってるのか、鮨通を自認するお方ならちゃんとお勉強してくださいね。
東京の大衆鮨屋を一通り巡ってウンチクたれたってそれなりの目で見られるだけですよ。
2月の光洋
この頃次男坊の小料理も侮れなくなってきた。
お椀の切れ味は既に京都に追いつこうとしているが、筍や走りの空豆に一手間も二手間もかけたお皿がまた、秀逸。
鮨のなかの懐石としては国内トップレベル。
この日は知事も宴に花を添えて頂き、カウンターは大盛り上がり(^_^)/▼☆▼\(^_^)
最後のブルネッロディモンタルチーノはさすがに悪乗りし過ぎたかな~(^_^;)
鮨にはやっぱり辛口の日本酒か芋焼酎やな。
11月下旬
光洋の鮨について東京や博多の名店と比較をあげつらうのは、もうやめた。この店は宮崎らしさを打ち出そうと与えられた条件の中で
一生懸命やっている。。。地方馬の掘り出し物を何とか中央競馬のスターに追いつかせようと散々腐心を重ねた上での結論だ。
そう、自分がワインを通して啓蒙されたフランスのAOCの理念に学ぼうではないか。。。「よそと同じものを作っても価値が無い」、のだ!
この日はこはだ、川南ほんあら(クエ)、子持ち鮎の含め煮、伊勢海老のかぶら巻き、潰して揚げたぎんなん、きはだまぐろ、あらの骨蒸し
有明の赤貝、握りに移ってひもきゅう、新作ねぎとろポンチロール(笑)、煮穴子。ワインはフランチャコルタ、シュレールのゲビュルツ、
あとは日南娘のお湯割りで。ネタケースの中には玄海の極上しめさばが並んでたが実は天は魔のパラサイト、「アニサキス」に7回やられた
記録を作っちゃったので、 昨年から涙を呑んでスルー(TT)
ただし、間違っても「薔薇寿司族」のカゲキ化をこれ以上進行せんように「たこ入道」」たちを調教せんといかんにゃ。マジでやばいぜ。(= ̄▽ ̄=)
11月
光洋がこのごろ「キ・ケ・ン」だ。天ちゃんが多くの女性に言われる「センセイって危険」とは意味合いが異なる。
最高の鮨を♀に提供することに飽き足らなくなったこの「薔薇ずし族」はついにジュネーブ協定を無視したエロ兵器の行使に踏み切った。。。
さあ~ヤイトカツオ=灸かつおだぞ~!「モット欲しいと言えっ!」 そして禁断の「みーたかキミは~!マジンガーZ」=「ポンチロール」
といいつつ純文学的にみてもココの鮨は素晴らしい。
6月
このごろ炭水化物食うとたちまちめたぼっちゃうんで光洋では六割つまみ
唐津の赤雲丹、こはだもまとめてかかってこい~っ!
たまめいちは川南産だがきめがあらくゆるい。残念(TT) 概して宮崎は白身が弱い。どおしても東京のまこちゃんには勝てん。。。
あらの煮付けこれは淡淡煮に飽きちゃったので次男坊に即席でやらせたが美味しかった。
にぎりはオール巻物。実は天は海苔フェチなんです。雲丹をこだわりからか軍艦で出さない店があるがありゃあなんか勘違いしてるよな。海苔とうにのマリアージュはやっぱピッタシと思いますが。
4月の光洋
夜の光洋はつまみの比率が多くなった。なぜかは内緒です。(わかる人はこの店を知り尽くしてる人。)
蒸し鮑は以前から宮崎でダントツなのは間違いない。本当に旨い鮑とは何かを知りたい人はここに来て諭吉二枚はたきなさい!
季節のつまみはまて貝の旨煮、稚鮎の太白胡麻油 対馬北島あなご炙りは「田可尾」と互角の勝負。
こはだに真鯛にサヨリ、みずいか、鯛かぶと骨蒸し、鮑の肝
雲丹は鹿児島産だがいまいちとのことでスルー
しぶだい、光洋では珍しいネタ。お酒はビール→リュリーのクレマンドブルゴーニュ→ドメーヌ ラ クラパス(ジェローム ジュレ)の優美極まりないグルナッシュ2009 抜栓後 二週間!
最近の野村ユニゾンの自然派は名門フィネスとラシーヌを凌ぐほどコンディション素晴らしい。
極めてピュアできらびやかな口当たりのすっぴん美女。 ノンフィルターの真の姿をまざまざと見せつける。 あなごとあわせても全く問題ない。
そして今まであまり褒められたものでなかったネギトロだが。
今回白ねぎを使うことにより一発で大進化。カンゲキで手巻き連発。F水産近海クロマグロのおおとろをわざわざミンチにして。
会計13800円。天にしては珍しくマグロで大赤字にしちゃったな、ゴメン、大将。
今年下半期の10回近い再訪を振り返ってみて、光洋は取りこぼしがほとんどなくなったといえる。
今やつまみも握りも、次男坊のお椀も焼き物も、三男坊の酒肴も、四男坊の酒と自然派ワインのセレクトも、マダムの微笑も、
そのすべてが宮崎を代表する迎賓館として、不服はなくなった。ようやくベルエポックと双肩の地位を確立したようだ。よくやった。。。
2013年カウントダウンに向けて、まずは天からささやかな☆五つのお年玉です♪おめでとさ~ん!
メガトン級台風、15号が日向灘遥か南方で暴れまくり、九州南部の市場からの果報は絶望的のはず。
しかし、博多のエース、「古賀鮮魚」の謎の名バイヤー「ミスターI」はとんでもないつぶよりのお魚たちを光洋に届けてくれましたあ!
なかでも凄かったのは無名の高級魚「たまめいち」一匹だけなのでお造りと「淡淡煮」。
玄海の黒鮑は冷夏のせいかいまだにゼラチン質がぷるるっ。
ひらごいわしも極上の脂。これは〆たらもったいないというもの。つまみと握りで。
赤ウニは前回よりさらに凄いピュアピュア♪。軍艦でふわっとでなくなんと鉄火で旨みを凝縮。
するめいかも酒肴の茹でもくずがにも信じがたいほどに素晴らしい。しかも今夜のお酒は現在絶好調の広島のブランニュースタア、「寶剣」。
いいぞっ。光洋、その調子。ついに完全復活か?
このテンションをこのまま維持できれば食べログ№3の評価も疑いの余地なしとみましたっ!
絶好調に復してからの光洋の画像アップします。
魚の頭は大阪の土居さんの極上真昆布(ハンカチ二分の一の面積で原価500円!)で骨蒸しもしくは徳島風「淡淡煮」がおすすめです。しかし当然ながら優先権は常連さんにあります。頭そのものはすし屋においては破棄されることもあるぐらいでさほど高値ではないですが。こいつを食べたいときは予約時に必ず伝えること!
この店は幾度となくアップダウンを繰り返してきた経緯がなんとも不可解なところのある店であり、またしかしそれがかえって天の心をとらえずには いられなかったのだが。。。
7月以降の三連戦の来訪では握り、つまみ、酒肴ともどうやら旧に復して絶好調のようである。
この日は博多「古賀鮮魚店」からやってきたほんあらのお造りと、蒸し鮑が飛び切りのできばえだった。
握りは今やこの店のスペシャルといってよい金目の炙りのゆずかませと久々のインドマグロが秀逸。
赤雲丹も九州トップクラスの品質、卵も完成度いよいよ高し。どちらかといえば不得手だった光物、〆物もなんとかではあるが克服しつつある。
あらの兜の骨蒸しは素材の凄さがものをいうが、欲を言うならもう少し塩うちをしっかりとねっ!次男坊ちゃん。
酢飯の塩梅もびしっと決まって今夜はほぼパーフェクトでした。この調子でがんばってください。
6月のある夜。蚤の市のご夫妻たちと会食。残念ながら現在光洋は減速モードにいりつつある。鯵と車えびとはやや鮮度不足。
鮭は決して嫌いなねたではないが、旨みが少なく口の中でねとつく(TT)これは普及品レベルですよ。
「○○日寝かせた」という決まり文句はもう聞き飽きました。しかもこの日は何日も前から予約ちゃんと入れてるんですよ!
またもや夏本番に向けオーヴァーホウルが至急必要と見ました。繰り返します!試食を欠かさないこと!
3月にすし屋を試す意義を皆様はおわかりかな?そう。一年でこの時期はもっともすし屋が食材に腐心する季節なのです。
意外と思われる人もいるでしょうが、この時期は日本列島の魚が北から南までほぼすべて端境期に入り、マグロも白身も貝も旬のど真ん中のものが少なくなるのです。
ですが光洋はこの試練に耐えてこの夜もなかなかの内容。鮨が苦戦するならば次男坊のお椀と煮物で補い、三男坊の珍味で挽回する。
美しき兄弟愛はこれからもこの店を支え続けていくことでしょう。
PS ちなみに「光洋」御用達の「このわた」は天の親戚にあたる瀬戸内の音戸の「橋川水産」のものです。手前味噌ですが最高品質です!天は自宅でもこれをご飯にのっけて食べます。一瓶が二日でなくなっちゃうほど旨いっ!
新春1月下旬。今夜の光洋は満員御礼。わたしはかつてここに批判的な記事を書いたがその後の4回の来訪で、ふたたびかつての栄光を取り戻しつつあるのを確認した次第である。これだけの大箱でこんなにきめ細やかなおもてなしが出来るのは光洋だけだ。
全盛期だったころの中州の「河庄」を思い出す。。。お酒も管理度目に見えて向上し、四男坊のセレクトしたビオワインリストも申し分ない。
あとは盛り付けがもう少し垢抜ければなおよし!。(お皿が大きすぎるんだな~)また東日本大震災で壊滅的被害を被った赤貝だが、産地は異なるものの、なんとか工面してくれた博多の魚商、池田君の厚意にも感謝したい。ただ、あの閑上や渡波の潮の香りが今のままではどうしても出てこない。
しかし、天は別のものでこの風味を補うことが可能と密かに考えている。今度大将と作戦会議だっ!
11月中旬。久々に一人でぶらりと。今回からは宮崎のディフェンディング王者として、この店が不動の座を譲ることのないよう、あえて厳しいコメントを付け加えさせていただく。すなわち、減点法の導入だ。
今回のマイナス。
1.以前から気になっていた日本酒のセレクト。はっきりいってここのお酒のベクトルはここの鮨には合わない。少し雑未とあとに残るアルコール感が鮨の旨さをマスキング。なぜ神亀や豊杯など、手堅い食中酒をいつも切らしてるのか?仕入れ酒屋に問題あり。
2・ 〆鯵 新鮮で素材を生かすためにごく浅く〆たのはいいが、それなら生姜や薬味で味を引き締めて供するべし。やり方を変えるときは必ず試食してますか?
3・ 甘エビ あまりにも淡白な宮崎産。カバーするために最上級の昆布で旨みを補おうとしたが昆布が勝ちすぎて成功とはいえない。はっきりいいます。宮崎の甘エビはどう化粧してもよそいきの鮨ネタにはなりえない。
4.げそ塩焼き。 つまみとしての存在感をアピールするためにはあんなに切り刻んじゃだめ。お客に食べやすいように、という心配りも時と場合によっては逆効果ですよ。
5.酢飯がいまだに安定してない。ここの11月の白身と赤身はそれ自体がたっぷり旨みを含んできているのでそろそろ純江戸前の引き算酢飯に
切り替えたほうがいいと思う。
6・ とにかくここは大箱の店なのだから、全てのお客さんを満足させるために厨房と二人目の着け場の板さんたちとのオペレーションを頻繁に
リハーサルやってチェックすべし。とにかく試行錯誤を繰り返すこと。あと何度も言うが日本酒のよくわかる食通さんに来ていただいて謙虚にご意見を伺うべし。
以上、かなり厳しいコメントになったが、これもこの店を愛し、育て上げてきた天の自負からのやむなき諫言と思っていただきたい。銀座のトップクラスに追いつくのは並大抵の努力では難しいですよ。
10月下旬。広島産松茸を持ち込んで乱入、異種格闘技戦。300グラムを一人で食いきった。凄かったのが次男坊作、「松茸のはりはり鍋風。」くじらと昆布と松茸の旨みが渾然一体となって天に襲い掛かる!もちろんマグロとかすごと鰤と、こはだの握りもみんな最高。
四男坊のセレクトによるワインリストもサローネ2007藤巻さん譲りの秀作揃い。ビオでフレッシュで複雑で悪酔いゼロ♪
あとはサービスのタイミングとやはり永遠の課題=酢飯の、特に酸味が完成すれば宮崎二番目の☆5つがみえてきたぜよ!がんばれ光洋。
お盆直前でねたが夏枯れだ~(TT)。。。なんてことは光洋には通用しな~い!玄海の黒鮑はピークすぎるもまだまだコラーゲンプルプル、舌の上にねとーっと絡みつく。しゃこはかつぶし適度に入ってふっくら。白身はこちが活かって旨みも上々。今年の玄海の夏は「こち」がイチオシ!マグロ30キロ噴火湾は中トロがチャーミングな甘味とこくで大健闘。握りと鉄火でいただく。そのほかアナゴ、みるきゅう、みるつまみ、
赤雲丹のりぬき、かつお、金目炙り、いくら小丼、いわし、ねぎとろと夏のオールスター戦を満喫♪「金の露」水割りとクリューガールンプのリースリング1994年3時間で空に。お会計ひとり11000円也、至福のサマーナイトでした。
息子が福岡から帰ってきたので久々に光洋でゴチしてやろうと思ったら家内がもう夕食用意してた。そこで出前。握りのテイクアウトはまず、NG
は常識だが巻物なら。。。。雲丹軍艦、とろ鉄火、あなきゅう巻き、ひもきゅうは赤貝がイマイチとのことで急遽代打の新作、「みるきゅう」=みるがいはひもがないので水管を細切りして。10000円でみつくろってもらった。酢飯きりっと、雲丹は甘く、あなごはしっとり。トロ鉄はちょっとこくが欲しかったが近海ものなので6月ということを考えると仕方ないか。。。でもみな美味しく香りも飛ばさずに我が家に届けてくれた。さすがは宮崎鮨のグランメゾン。たまには出前もいいもんだ♪
新年1月15日。大間の80キロマグロ、藤田さんより。中トロしか残ってなかったので鉄火で。酸味、甘み、コク、繊維のきめ、後味すべて失点なしの飛び切り。(思うにマグロを極めていくと減点法になってしまうのはさびしいが。。。)海苔も銀座一流クラス。カウンター中に香りぶっ飛んでくる
(ただし、青空だけにはまだ勝てない)。貝類ではほっきと青柳が秀逸。天はこの二種はあまり好きではないが今日のは潮の香りとピュアな旨みが際だっていた。そして玄海、4キロ白あまだいかぶとを半身。厨房で焼いてもらう。次男坊さん、焼きもこのごろめきめきと上達!ただし悲しいかな、鮨ネタとしてはもうピークすぎてますよ!ねっとりとしすぎて何の魚か素性が不明に。少し気色悪い。白ぐじの悪い面が強調されるよん。あまだいは絞めてその週のうちに使い切るようにね!繰り返すが白身は寝かしてもマグロのようには向上しないのです。
11月2日。 豊穣の晩秋到来。 大間中とろ鉄火、カジキのづけ、閑上の赤貝、玄海のしゃこ、しめさばこはだみなよろし。 旬のたいらぎ、甘みはXTCへ、贅沢にあらの塩はらすと軽くあぶって酒肴。 旬のいくらは小丼したてで。 煮あなご、すずきの塩〆も完成度いよいよ高し。酢飯がきつすぎたのを除けばほぼ失点なし。銀座スタイルしんじょ入り?たまごつまみも努力の成果が出てきたようだ。 石鎚のぬる燗で今夜もご機嫌モード、ご馳走様。
PS K様、妹さん可愛いですねっ!
8月最後の日曜の夜。いま、宮崎でもっとも季節のハンディを感じさせない店の一つ、光洋。ふじ木につづいて夏の終わりのフィナーレをアベック
ホームランで見事に決めてくれた!画像は昨夜のスターたち。詳しくは「ア・ト・デ・・・」
11月23日夜
三連休の最後とは思えないこの日のスターたち。
赤貝 九州大村 美しき日本の朱鷺色。歯ざわりうまみ香り文句なし。 雲子。鮮度秀逸。ぷっちんぷりぷり エロチック たこ柔らか煮 文字どおり門司、柔らかにほっくりと さより 塩締めでシャキ~ン。 しまあじ 本来夏場が旬なのにこれは。。。二キロ弱玄海の海の神のうれし~いいたずら。 〆さば玄海 リッツの松輪と互角の勝負。 さわら玄海 侮るなかれ、晩秋~新春の顔。 こはだ キリッとジューシー。 赤貝ひも酢の物。一心の苦手とした酸味のバランスを見事に克服。 たいらぎ北日本のどこかより 柱をあぶりで。 あめ色の極上品。 この日のハイライト。歯ごたえ、甘み、香り秀逸。 もうホタテには戻れまい。 みずいか宮崎 ねっとりとセクシーフレンチキッス。 蒸し鮑 玄海 黒300グラム 磯の香り炸裂。 裏旬? 鮭児 贅沢な北の国便り。 ばふん海胆 根室から。小粒でピュア。 まぐろ大間 赤み~中トロ~鉄火の見事な三連作。 あなご 対馬北島 これもみごとな裏旬、ゼラチンたっぷりぷるる~ん。握りもあぶりも完璧!先日のリッツ粉砕。 ぼらの胃袋のオイル漬け。 車えび漬けの握り。 長崎やいと鰹の漬けにんにく玉葱醤油。 以上、ほぼ全て完壁な内容。 コレだけ食っていまだに諭吉一枚。
10月8日、台風一過の翌日で築地からの果報は絶望的、な~んにも期待しないで入店。カウンターを見渡すと、おっと!延岡のスシマスター、ドクトールHが既に鎮座しておられる。そこで以前キープしてた蓬莱泉の「吟」を彼とちびりちびり。この日まったく当てにしてなかったねただが、すかさず大将、「博多の池田さんが11キロのほんあらを送ってくれました。まだ絞めて二日弱ですが。。。」いいじゃないっすか!二つ返事で刺身とかまを塩焼きに。。。これが 信じられん、磯魚がここまでピュアにしあがるのか? あらは死ぬほど喰っているのだがこの日の絞めはまさしく必殺仕事人のなせる技。。。やっぱあたるとすごいじょこの魚。コラーゲンぷりぷりありまくり、脂の乗り具合も繊維のきめ細かさもパーフェクト!この日は閑上の赤貝、玄海のしめさば(五日目)、唐津の赤うにもにぎりでいただいたがこれも「吟」とヴォンマリアージュの極上もの、ああ~旨いっ!しめのイヴニングフェイスロール(かんぴょうまきの隠語ですがこの店でしか通じないので決してマネしないでください。。。(笑)も着地がビシッときまって
トータルポイント9.65メダル確定。
5月上旬、とり貝の美味アミノ酸が日増しに高まってきた。生で刺身によし、ゆでて握りでよし。
さすがのマグロはピークを過ぎたがF水産の博多定置網ものは大健闘。この店はおとづれるたびに
欠点を一つ一つ克服していく.かすごは本日最強のねた、このごろ光物、小魚系ではほぼ日本一の安定度を誇る阿久根からの贈り物。ある意味真鯛より旨い鯛!酒肴のいせえびのみその塩辛、あいなめの御椀、初物の水ナス、づいきの酢の物はきりっと、いづれも秀逸。お酒はこのところひこ孫の大吟醸ぬる燗一本やり。いま、宮崎でもっとも誠実な料理人、木宮一洋はここ数年の試行錯誤の成果をようやく皿の上に結実し始めたようである。あとはどっしりとした安定感がほしいところだが、これにはあと十年はかかるだろう。まるでセラーのなかの偉大なワインが熟成するのと同様に。。。だが、だからこそ楽しみなのだ。これからもずっとそうあってほしい。
1月下旬ついにやってきたF水産の「一本釣り大間120キロ」の大トロ。大将がご主人に何度も何度も頼んでようやくまわしてもらった築地珠玉の赤、熟成14日完璧のコンディション!口の中で溶けていく。。。あとには牧歌的な余韻がひたぶるに続くのみ。しつこさのかけらもない。。。トロ嫌いの私をあっさりねじ伏せ有無を言わせずKO。わが美食人生のなかでもこういう体験は何度あっただろうか。。。 夢では?いやこれは現実だ、しかもここは銀座ではない宮崎なのだ!
11月初旬いよいよ多くの鮨ネタがクライマックスを迎える季節。つまみはぼらのへそ(胃の部分)をあぶって七味で。玄海の真鯛刺しは程よい脂ののりと上品な甘みで旨い!明石に一歩も譲らず。赤貝もつまみで、とかく閑上の陰に隠れがちだがこれも一級品の渡波産、ヘモグロビンと潮の香りがエロチックに誘惑する。。是は銀座レベル、ひもきゅうで食いたかったが売り切れ、残念。。。さよりもいってみるか、大振りだが繊細な東京湾もの。あっ!いかんこのままでは割烹モードだ、鮨に移らねば。。。五島の鰯、いくら軍艦(このごろ特に完成度アップ)大間中トロを手巻きで鉄火に(僕の好きな食い方)ムムム。
。。旨さが途切れぬとはまさにこのことよ。再びつまみにもどってせんぽうしの牡蠣蒸し、いわしがよかったので素朴に塩焼き、また握りに戻ってばふんうに、あなご(対馬)、こはだの三連。ぜ~んぶすばらしい。。。気がつくとなんと大将、三つのシャリを使い分けてる(赤、しろ、桜)なかなかやるなっ!お酒は新亀一本で行くはずだったがとなりのI社長さんにすすめられ森伊蔵お湯割も乱入し五島の生からすみ炙りで酒池肉林、あ~うんめかった。。。。すっかりメートルが上がってふらふらになりお開きに。。。今夜もチョー
満足でした。
9月18日ひとりでふらっと立ち寄る。寿司屋にとって受難の季節だがつまみに関さば、こち洗い、
閑上の赤貝、この時期にしては甘みも十分で三打席連続ヒット。にぎりに変わるとばちまぐろ、大間の鮪、関さばも余興でやってもらう、やはり赤身は「暫くお待ちください」だが鯛は薫り高く秀逸、続く
こはだはやや〆すぎ、またつまみに移って有明のわたり蟹はこぶりだが繊細な身と芳醇な味噌
がたっぷりつまって僕的には香箱がによりもいける。最後に3キロのあらの頭を関西から取り寄せた極上真昆布で骨蒸しにしてもらいフィニッシュ。お酒は体調がいまいちだったので新亀のぬる燗で通す。
大将よ今夜もありがとう。
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このところこの店は宮崎の海味とでも言うべき存在になりつつある。鮨ねた、酒肴の種類は圧倒的で、そのいくつかは銀座の一流店に肩を並べそうである.私はここの若主人からいよいよ目が離せず、毎週のごとく足を運んでいる。だが苦言を呈するとなればシャリが安定しないことや、たまにではあるがアナゴの骨がぬけてなかったりだの、ゆずの香りが乏しかったりだの、初歩的なところでのミスがある。それでも勉強熱心なここの主人が、日々進化を続けているのは間違いない。常に初心に帰って、細部のつめを見直せば、やがては不動の名店の座が待っていることだろう。なお付け加えるにスタッフの心温まるサービス、広々としたカウンターなど居心地のよさも特筆に値する。
虎ふぐではないが白子ウマッ。
たいらぎ、今夜のハイライト
キンメのジュレ、うまいがもひとつ薬味のアクセントを!
ちあゆの素あげ。
牡蠣のオイル漬けと鯛の白子の燻製
のれそれ
ホタルイカ
新たけのこを湯がいて素揚げ
ブルネッロディモンタルチーノ2008
たこ入道の如意棒、ネギトロポンチ巻き(= ̄▽ ̄=)
ほんあらはらす
子持ち鮎
一心鮨珠玉の「ポンチロール」に行っちゃったヘンタイ
ナルシスト大将
穴子の一夜干し
M系の鮨ツウ必食!その名も「やいとかつお」(笑)
銀杏の飯田さんのパクリしかして盛り付けは光洋伝家のH
しゃこ艦隊
蒸し鮑~
唐津赤雲丹
こはだ
あらの煮付け
穴子は対馬北島がいい、「そんなの^じょーおーしーきー♪タッタリラリラ♪」
寶剣の純米吟醸。ドライな仕上がりだが研ぎ澄まされた味わいは「十四代」を超えた。
今年上半期「激ウマ白身」大賞!博多古賀鮮魚より「たまめいち」の淡淡煮。
金目の炙りの柚子風味
広島初の凄い酒。「寶剣」
シンコ、この夏一番。買値一キロ一万円だそうです。(TT)
玄海真鯛 兜の淡淡煮。
珍味と水物の冷製
インドマグロこの日は近海ホンマグロを凌ぐ品質!
4キロほんあらの骨蒸し
はだてブランド雲丹軍艦二隻!
次男坊作ほたてしんじょの椀 吸い地は京都レベル!
赤身浅漬け
次男坊の得意技、石鯛かぶと煮
玄海しまあじ
すみいかげそ焼き
三男坊作 あんきも煮
赤貝、ひも、つまみ
香箱ほぐし
一念発起貝(笑)頑張ろう、光洋!
さより玄海からの春便り
雲丹軍艦
あまだいと中トロ
さび巻きおよびつまみで蝦蛄、蝦蛄の爪。
しぶだいのお煮つけ
2016/05/19 更新
正真正銘のタイザ(間人)ガニ一キロが光洋にやってきました!
相方はお手柔らかにハーフで我慢。
私は食べログ宮崎のメンツをかけて一杯喰いに挑戦٩( 'ω' )و
突き出し茶ぶりナマコ→塩釜のマグロと赤貝つまみ→さてさて蟹コーススタート
まずはセカンド板くんの力作、蟹シンジョのお椀。利尻昆布の淡麗出汁ですっきりといただく!
以後は空久保君がつきっきりで蟹しゃぶカウンターで。でも初挑戦で茹で加減わかんないようです。
思いっきりレアで食感イマイチ。2本目からはミディアムレアで。ばっちり。しかしやっぱり
焼の方がぷりぷりでいいね!ってことで半身のあんよは全部備長炭で炭火焼き。
甲羅の肉は丁寧にほぐして温かいうちに甲羅酒のお供。
そして、トロ鉄火とヒモキュウの巻物を挟んで最後はなんと(鮨屋なのに)カニ雑炊鍋の底まで完食
٩( 'ω' )و
間人蟹を一人でこのおもてなしで食ってお会計55000円。
お酒はラルマンディエのロゼとドイツのゼクト、お酒は伯楽星。いや〜良く食べ切れました!