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天ちゃん
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1回
夜の点数:5.0
2009/12 訪問
遥かなるカハラ 第Ⅱ印象
再訪。二回目の来店で少し気持ちに余裕を持って。写真は撮るまい、細かいことは書くまい。今夜はひたすら森ワールドに酔いしれたいのだから。前菜、というより日本最高のホントに旨い八寸。国産エスカルゴのネギ味噌。これぞ真の創作。あえて青かび系をブレンドしお子様メニューから見事な大人のエロチシズムへ昇華させた鮑のチーズフォンデュ。兵庫のひたぶるに甘~いネギと精妙なコンソメだけで創った天女の羽衣のごときスープを巨匠自作の漆の丼で。。。極上カラスミの粉末と野性味溢れる十割そば、金時にんじんチェーン、タイム塩の結晶、ここは食のオートクチュールジュウェリーショップか?定番のミルフィーユはやはり冬がそそられる。和食の某大家の「ミリ単位の切れ目にも意味がある。」を眼前で実践している稀有な匠、森義文氏。締めのふぐご飯は京味の鮭ハラスご飯とつい対比してしまうが、しかしこの小宇宙をして、ここが大阪であることを高らかに謳っているようだ。スパイシーだがあくまでもふぐの魔味を殺さず最後まで旨さが途切れない。そして10年前に川添にお土産でもらって感動し、今宵再び出会ったダージリンのチャイをエンディングにかみ締めるように味わいながら想った。5点はあげないはずだった。。。。ではこのタベログの場においていずくんぞあまたの凡百な店が5点を頂戴する道理があろうか?やはり、自分の心の命ずるままを大事にしよう。素直に。。。パーフェクト!!!!!!>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> この店に育てられ、独立し独自の世界を確立した旧友川添と来店。十数年も前からご主人森義文さんの偉大さを彼から散々聞かされていただけに期待はいや高まる一方。。。そしてランデブー8:40,ステージ第二幕開始。カウンターでこんなに緊張したのは初めてだ。発酵を途中でとめた半甘口の国産ワインで宴は始まり、松茸のリゾット、そしてこれもやはり日本産のモッツアレラ、蕎麦がきを洋風にしたてた皿、など珍味佳肴の連続。。。どの皿にも霊妙なるスパイスの香りが魔術師森氏の手によって巧みに調合され、ここ以外では決して味わえない、知的刺激に満ち溢れているのになぜか食べ疲れしないまさに「大人のための店」・・・だが、悲しいかな、この日のためにわざわざ宮崎から運び込んだアンリジャイエのクロパラントゥー88は紹興酒と化してしまっていた。ネクストバッターサークルのDRCグランエシェゾー88はまさに完璧なコンディションでこの日の料理に大輪の花を添えてくれた。枯淡に達したというには余りにも先鋭的な、しかし寡黙なる天才「ムッシュ・モリ」はおそらく日本中の素材を知り尽くしているのだろう・・・ひとつひとつの料理を客に淡々と、丁寧に説明する彼のまなざしの中に僕は彼の国の三ツ星の司教たちと同じ孤高の地平を見てとった。。。クライマックスのミルフィーユはもちろんうわさどおりの美味しさだが止めの温泉卵を下に敷いた山芋ととんぶりのご飯、これがなんとも家庭的で素朴にうまかった。ご主人の手になる漆や吟味しつくされた器、カトラリーも含め全てが別格と思われ、店を出た後も、感動の余韻は其の夜一晩中嵐のように私の魂を揺さぶったのでありました。ブラボー!カハラ、ありがとう、マエストロ!また必ずお伺いします。(今回はおもわずミシュランのような物言いで御免くさい。。。)
2009/12/25 更新
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ペット可
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家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
再訪。二回目の来店で少し気持ちに余裕を持って。写真は撮るまい、細かいことは書くまい。今夜はひたすら森ワールドに酔いしれたいのだから。前菜、というより日本最高のホントに旨い八寸。
国産エスカルゴのネギ味噌。これぞ真の創作。あえて青かび系をブレンドしお子様メニューから見事な大人のエロチシズムへ昇華させた鮑のチーズフォンデュ。兵庫のひたぶるに甘~いネギと精妙なコンソメだけで創った天女の羽衣のごときスープを巨匠自作の漆の丼で。。。極上カラスミの粉末と野性味溢れる十割そば、金時にんじんチェーン、タイム塩の結晶、ここは食のオートクチュールジュウェリーショップか?定番のミルフィーユはやはり冬がそそられる。和食の某大家の「ミリ単位の切れ目にも意味がある。」を眼前で実践している稀有な匠、森義文氏。締めのふぐご飯は京味の
鮭ハラスご飯とつい対比してしまうが、しかしこの小宇宙をして、ここが大阪であることを高らかに謳っているようだ。スパイシーだがあくまでもふぐの魔味を殺さず最後まで旨さが途切れない。そして10年前に川添にお土産でもらって感動し、今宵再び出会ったダージリンのチャイをエンディングにかみ締めるように味わいながら想った。5点はあげないはずだった。。。。
ではこのタベログの場においていずくんぞあまたの凡百な店が5点を頂戴する道理があろうか?やはり、自分の心の命ずるままを大事にしよう。素直に。。。パーフェクト!!!!!!
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この店に育てられ、独立し独自の世界を確立した旧友川添と来店。十数年も前からご主人森義文さんの偉大さを彼から散々聞かされていただけに期待はいや高まる一方。。。そしてランデブー8:40,ステージ第二幕開始。カウンターでこんなに緊張したのは初めてだ。発酵を途中でとめた半甘口の国産ワインで宴は始まり、松茸のリゾット、そしてこれもやはり日本産のモッツアレラ、蕎麦がきを洋風にしたてた皿、など珍味佳肴の連続。。。どの皿にも霊妙なるスパイスの香りが魔術師森氏の手によって巧みに調合され、ここ以外では決して味わえない、知的刺激に満ち溢れているのになぜか食べ疲れしないまさに「大人のための店」・・・だが、悲しいかな、この日のためにわざわざ宮崎から運び込んだアンリジャイエのクロパラントゥー88は紹興酒と化してしまっていた。ネクストバッターサークルのDRCグランエシェゾー88はまさに完璧なコンディションでこの日の料理に大輪の花を添えてくれた。枯淡に達したというには余りにも先鋭的な、しかし寡黙なる天才「ムッシュ・モリ」はおそらく日本中の素材を知り尽くしているのだろう・・・ひとつひとつの料理を客に淡々と、丁寧に説明する彼のまなざしの中に僕は彼の国の三ツ星の司教たちと同じ孤高の地平を見てとった。。。クライマックスのミルフィーユはもちろんうわさどおりの美味しさだが止めの温泉卵を下に敷いた山芋ととんぶりのご飯、これがなんとも家庭的で素朴にうまかった。ご主人の手になる漆や吟味しつくされた器、カトラリーも含め全てが別格と思われ、店を出た後も、感動の余韻は其の夜一晩中嵐のように私の魂を揺さぶったのでありました。ブラボー!カハラ、ありがとう、マエストロ!また必ずお伺いします。(今回はおもわずミシュランのような物言いで御免くさい。。。)