10回
2024/12 訪問
デパートで事実上完全予約制になってしまった驚異の名店
一切嫌味のない利尻昆布の出し汁と的確に京の旬を表現する稀有な大箱がここにある。
昼間っから本気で美味い。盛り付けはシンプルで皿の上に余分なものは一切無い。
チームワークは統制取れまくっていて店内に怒号が飛び交う事は無い。聞こえるのはお客さんの
楽しそうな会話だけだ。
お酒やソフトドリンク、更には水出し玉露まで何もかも美味しい。これだけ繁盛しまくってるのに
東京に出店出さないところに和久傳のプライドが伝わって来る。
ひとりでじっくり、カップルでまったり、ご家族でワイワイ、いかように使っても楽しいひととき
間違いなし。四条界隈や祇園のお芝居御膳に飽きてしまったら迷わずここをおすすめします!
2025/07/27 更新
2022/07 訪問
京都和久傳で昼間っからグランドメニューをやると大変な事になります。
夜が美山荘なので鮎はかぶらないようにと肉料理を外す事を電話でリクエストしました。
そうでもしないと食べ切れないからです。
凄いタフなランチになる事を承知の上で20000越えコースに挑戦。
朝メシ抜きで開店1番11時に始めないと18時半に始まる美山荘の夕食@に自分の消化能力が
追いつきませんので。
それでも全てが美味い、緩急自在のコース構成。祇園の路面店でやったら一体いくら取られるかな?
驚愕のコスパ、いやそれにも増して私の好みをしっかり叶えてくれた心遣いに☆☆☆☆☆あげちゃいまーす!
2022/08/21 更新
2022/06 訪問
気負わずに美味いです。京都のランチはこのところここばっかり。
ハモがそろそろ時期になりましたんで。路面店の名門をすっ飛ばしてここへ。
だって時間ないんだもん。1週間前でもカウンターとれるもん。
コースもアレンジ可能なんだもん。お兄さんたち真面目やけど優しく威張ってないもん。
そしてコスパめちゃ高いんだもん。薄味で喉乾かなくて体にいいもん。
もんもんと書きました。
鱧のお鍋、コチのお造り、ハモ落としお椀、若鮎の焼きもん、名残のエンドウとシラカワかき揚げ、じゅんさいの鱧だしそうめん、岩牡蠣のフライ 鴨茄子、ちまきのあんころ餅、みーんな美味しかったです!
鯛の黒寿司2個しか入らんかった。(^-^;
オリジナルの竹酒2合とノンアルコールビールとトロ〜リ水出し玉露お変わりしてなんとお一人18000円。
東京のボタクリアン割烹をしばきたくなるやおまへんか。
2022/06/07 更新
2021/10 訪問
木山に勝るとも劣らない名店
さしずめ独立して成功をつかみ取るものたちの登龍門とでも言える。
いや、大げさではない。私ここで昼間っから何度もグランドメニューやってるが、
組織力の完璧さはスターシェフが何回抜けてもほころぶことはないようだ。
この日は20000円のコース、お任せより高い1番上のランクのメニュー、松茸をメインに名残はも、京芋、セコガニを取り入れたオーソドックスな構成。
さすがに名残はもは繊維が荒くお椀にはあと一歩だったが焼き物の火加減はよくここまで、
という食感で大変素晴らしかった。感激したのは子持ち鮎の朴葉味噌焼き。美山荘のそれに肉薄!
サービスは素晴らしいのにサービス料取らない事がまた凄い。。
お酒はそれなりの値段だがお会計は実費のみ。
コストパフォーマンスは懐石料理では日本一じゃ無いだろか?
路面店で無いことどうでもよか。だって悪天候でも、観光シーズンのひしめきも無縁の
アクセスの良さがそれを補って余りあるからだ!
2021/11/02 更新
2021/08 訪問
ゆらぎはあるがデパートの日本料理では傑出
今の料理長が誰なのか知らないけどきっと彼は将来ポスト木山か緒方かも知れない。
お椀は利尻昆布の真骨頂。洛中の路面の名店とさして違いません。いや、レベル高し。
甘鯛(シロでは無いがムチムチの赤)の鱗揚げをこの値段で出せるってのは地方でもまず、お目に
かかった事無い。
早松茸のスダチの蒸しものはこの大箱で出せるだけでもびっくりの珍品。
とうもろこしのかき揚げも大変サクサクと甘く文句なしです。
鯛の黒寿司に飽きたらじゅんさい蕎麦でも味噌茶漬けでも、いづれも美味しい。
前回はやや素材の夏バテ感があったけど今回は皆無。
はもの切れもノーミスで火加減も◎
この内容で10000円ちょいってあり得ん。銀座三越の青空3代目と並んで今年のコスパ大賞有力候補でございますっ!
2021/08/09 更新
2015/01 訪問
現在、天ちゃん的にはショッピングモール内の和食で文句なしのナンバー1!
お正月明けグランヴィア京都チェックイン前のお決まりランチコース。
今回は名誉ほぼ挽回\(^o^)/
基本がしっかりしているのもさることながら厨房とフロアのチームワーク、オペレーションがこの大箱にして信じがたいほど完璧。
お向こうの日本海ぶりと薬味の秋田しぼり大根が感動的。こごみの天ぷら、蕪むしも文句無し。
河豚の唐揚げは恐らく養殖だろうし京風でちょっぴり甘口だが悪くない。
たったひとつ、残念なのが看板の鯛の黒鮨(一日に一キロオーバーが8本使われるそうです!)
鯛の品質は秀逸なんだけど流れから計算したとしてもこれは鮨飯甘過ぎ(^o^;)
しんどいやろうが料理長はお客に出す前に全作品のサンプルを必ず試食してください\(^o^)/
とはいえ手厳しくみて減点してもやっぱり南九州にここより美味しい懐石料理のお店はない。
いくら相手が和食の聖地とはいえデパー トのお店に負けるとは何とも複雑なキモチ(ー_ー;)
大阪から京都に移動するのに普通はMKタクシーを使ってる天ですが、今回は紅葉と観光のピークで名神高速の渋滞が危ぶまれたため、あえて新幹線で新大阪→京都駅へ。美山荘チェックインは15時、となるとお昼を洛中でのんびりと、にはちと無理がありますよね~
そこで京都駅直結のJR伊勢丹11階にある、ここへ。もう6回ぐらい来てるかなあ~(*^^*)
ただし、今回は心持ち料理に精細を欠いているような印象が。(゜ロ゜;
まずはひろうすのお椀にいつもの切れがない。悪くはないのだが以前の高級店レベルの「キタアーッ」って感じがないんです。
生姜とだしのバランスにも少しくどさがある。ここのスペシャルの鯛の黒鮨もちょっぴり甘ったるい。。。
使ってる鯛はまあ、このお値段でこれだけの大人数に均質な美味しさを、となると天然ものは厳しいかなあはってのはじゅうじゅう承知の上です。
最後の甘味も熟し柿はいかにも、なんだけどもちっと京の技を見せてほしいところ。
総じて、「デパートの中にあるのに一流カウンター京懐石」の驚きからは一歩後退の印象。
以前は敢えて路面店を飛ばしてでもいく価値があったのだから!
とはいえ天はこれからもここを見守って行くことにします。。。(-.-)
なんつったってアクセスめちゃイージーでコンヴィニエントなんだもん\(^o^)/
今回も5月。GWの中日なので食材に不安があったが天下の和久傳の調理技術はそれを補って余りあるものだった。
鰹のお造り、鯉の揚げ物の御椀、鱸の油焼き、新もずくの酢のもの、アナゴと竹の子の煮物、あさりとあおさの雑炊、そして自家製もなか
誰が献立組み立てるのか知らないが旬を熟知し、限られた原価の中でそれを活かしきる。これぞ日本料理の真骨頂なり。
今回は塩加減が少しきつかったがそれでもデパートのレストランとして文句なしの内容。税サ込みで5250円!
11時開店後、即満席状態。大繁盛なのも納得のウルトラハイコスパ。路面店ならミシュランの☆ついたかも?安定感抜群の「陰の名店」です。
GW明け、美山荘に行く途中の昼飯はやっぱりここに決めた。感想は果たして、「やはりデパートの中とは到底思えぬ」素晴らしい内容だった。5000円のランチから、さわらの焼ききり。オリジナルの丹後の冷酒をやりながら。う~む、さわやかに美味しい。京都では脂の乗りより繊細さが尊ばれるようだ。魚種の乏しい季節だが、さすが和久傳!一寸豆(えんどう)のすり流し。すこし粒子感があるのでみぞれが入ってるかと思いきや、えんどう以外は使わず、あえて豆の食感を残す感性に「さすがっ!」そして走りの二大スター競演、うどと稚鮎の天ぷら。サラダオイルを使い揚げたてをお座敷天真っ青の最速のタイミングで持ってくる。かじるほどに美山の香りが脳髄につきぬけてゆく。。。油は全く感じられない。これぞ究極の脱水作業。ウマ一っ!焼きなすの花山椒添えの火の通し具合も食べるときの温度まで計算されたと思われる餡の甘辛のバランスも全て文句なし。最後は定番の味噌茶漬けで。。。ほとんど完璧といってよい内容に驚嘆。。。悔しいが(夜も含めて)現在九州にはココより美味しい和食店、多分ないのでは?「軽くて旨くて安い」京野菜懐石の真骨頂これにみたりっ!
知人の某イタリアンシェフのおすすめで来店。洛中泊のときはいつもグランヴィア京都なのでアクセス的にも大助かりなのだがホンネを言うと今回は伊勢丹のショッピングのついでに立ち寄ったようなもの。。。だが、これが銀座の一つ星を粉砕してしまうかもしれないほどの?美味しさであった。当日のお献立、5500円のコースより ~イサキのお造り梅肉醤油。万願寺唐辛子の焼き物、加茂茄子の餡かけの煮物、鱧の葛うち御椀、鮎の塩焼き、和久傳スペシャルの鯛鮨、ぶどうのデザート~ 全てに丁寧な仕事ぶりが感じられ、申し分のない完成度、量的にも過不足なし。本店の名を辱めない素晴らしいお店です。お酒の保管状態もよく(回転がいいからだろうが)つかず離れずのサーヴィス、料理の説明も若手のスタッフにいたるまでよ~く教育されているらしく、流暢勝つ優雅。ココがデパート内とは信じがたいほどの完成度です。さすが和食の聖地京都、ブラヴォー!再訪は確実、いや、絶対またいきますっ!当然文句なしの四つ星半献上いたしました。それにしても加茂なすとはもの御椀うまかったな~。。。
2015/01/24 更新
京都に行くと美山荘は別としてここ以外行く気しない。
昼夜通しも何度もやってて飽きない!
コスパがNo.1なのは言うまでもなく、パフォーマンス単独でも日本トップクラスだ。
すごかったのは鮎の北京ダック風。技ありの二層茶碗蒸し、お椀の塩梅も完璧!
鱧飯は米の芯まで鱧の旨みが浸透し、しかも淡麗な後口。
お酒は竹の和久傳オリジナル。丹後のお酒だそう。黒龍のしずくを彷彿とさせる。
水出し玉露をチェイサーとはなんたる贅沢な!
いつ来ても厨房の組織力と若手のモチベーションハンパ無い。
今の料理長はいったい誰なのかも気になる。
一泊三食ここでも構わない。ブラヴォーですっ( ˆoˆ )/