9回
2022/11 訪問
緊張感を程よく保ちつつも和やかに心ゆくまで
このお店は一斉スタートが無い。6時ごろから4、7時前後に5、9時前に2皆さんゆるりと入店
椀ものはそれぞれに合わせてベストに仕上げなくちゃいけない。でもいつも美味しい。
自分にとっては今京都の伊勢丹の和久傳と並びもっともくつろげるお店です。
決して広いとは言えない厨房の中での真剣勝負から渾身の一品がほど良い間合いでカウンターへ
仕上げはもちろん井本君。今回もノーミスでした!
1月1日までお店開けてるそうです。何つー精神力! 。
お魚は現地で信頼のおける生簀でコンディションに保たれるので年末年始も鮮度落ちなぞありません。
予約まだ間に合うかもよ。僕は1月中旬かなぁ~
2022/11/11 更新
2022/09 訪問
おそらく九州のカウンター割烹ではトップ
博多を超えて京都の名店に向かいつつあります。
最後の仕上げを自ら丁寧に施す事にこだわってます。
料理は渡りがにと柿の前菜、松茸と名ごりのはも松茸
マダイの煎り酒、丹波栗の飯蒸し。落鮎の柔らか低温じっくり揚げ実山椒
そろそろ旬のかぶの蒸し物、お肉は島根牛の炭火松茸を
添えて。最後にお約束の松茸ごはん。
最後にわらびもち、もちろん自家製です。
全ては淡麗素材の薄塩旨味引き出しが素晴らしく特に
丹波栗の削り(チーズおろし器)と飯蒸しの融合が完璧です!
昔の緒方君を思い出しました。
一時間で行ける博多にこんな素敵なお店があるなんてありがたい
お支払いも二人分払って銀座カウンター割烹ひとりとあまり変わらない…なんとお値打ちな❗
ミドルクラス和食では日本屈指の名店です。
2022/10/05 更新
2021/11 訪問
一年ぶりの井本君は健在だった。
本音はあまりプッシュしたくない
井本君。何故なら予約が取れなくなると困るので(^^;
井本の食べログの点数は常連からすれば不当だろうがこれでいいのだ。
振り返ってみれば自分がありったけの饒舌で応援した緒方君や松川さんは遠い遠い存在になってしまった。
自分の店休んでまで時間と金を注ぎ込んで応援した結末が一年待ちとは
馬鹿げてないか?
別にどこかの誰かのように特別待遇や豪華景品もらったことないし。笑
確かに地元の光洋には良くしてもらってるけど。
東京の高貴な?お方がゴールド
全制覇とか野心を燃やしとる間に
僕らは真にお値打ちなお店で誰の目を気にする事なく悦楽に浸るのであります。さて、今夜はせこがにのフィンガーライム風味、かぶら蒸しの
鱈白子、鯖の押し寿司が大変よろしゅうございました。後半戦はまながつおの焼き物とか
大体オーソドックスなコースなんだけど仕上げまで自分が付きっきりの
誠心誠意は井本君の大きなセールスポイントだ!冬野菜の仕上げも利尻昆布の上品なダシに支えられ相当
皿数多いのですが楽々完食。
たったひとつ、お肉にはもう一捻りの創意が欲しいかな?
若い彼はまだまだ伸び代あり!
季節毎に訪れたい「味な」お店です。
2021/11/29 更新
2020/06 訪問
登り調子のお店に行くのはこんなにも楽しい、を久しぶりに。
博多での新規開拓はギャンブル性が高い。
しかし井本君は再訪するたんびに旨くなっている。
天才とまではいかないかもしれないが、並外れた持続力の持ち主だ。
考えてみると今日本で本当に美味しく食通が占拠している店はこの辺がやっぱり共通している。
予約が取れない店または目ん玉が飛び出るほどお高い店と真味との相関はもはや成り立たなくなった。
シマアジの造り、とうもろこしのかき揚げにバチコの揚げ、ハモの椀、鴨茄子煮物、ヤングコーンにカラスミ振り掛け。
その他も全てが手堅く、だが適度な創造性を伴って美味しい。
お酒のセレクト、管理も全て完璧。
唯一の減点は海ウナギのごくわずかな川魚臭さ。
これが無ければ星5つでした。
また利尻昆布とお酢、お醤油、味醂まで京都の経験を貫き通しているのが大変素晴らしい。
一昔前の博多割烹は食い終わった後のクドさと喉の渇きにウンザリしたものだが田可尾さんと
井本君に限っては当てはまらない。
画像は後ほどに。。。
2020/06/21 更新
2019/09 訪問
博多と京都をいいとこ取りすると。。。
=井本君という事になりそうだ。
小気味好いテンポでささっと出される小料理はどれも美味しい。。
驚嘆させられるのは椀物煮物以外フィニッシュの盛り付けはカウンターの前で彼がチャチャっと。凄い集中力!
これは懐石ではなく鮨のイメージです。
したがって京都の和食が得意としてるはんなり感ってのはどうしてもね。
より高みをを目指す若いリッチ層に超オススメ。
器の審美眼がしっかりしてるのも感心させられるしお酒のコンディション管理も素晴らしい。
季節ごとに通いたいお店。(気づいたらふた月で3度も)
2019/09/28 更新
2019/07 訪問
頑張っとーたい!
天神からタクシーで1000円やから立地はチョイ不利。
だけどコースの組み立てと素材のクオリティと調理の確かさは関西割烹の名店と比較しても
遜色無い。蒸し鮑と地元茄子の生姜餡、海うなぎのクリスピーさとしっとり感は焼きのレベル
も相当なものとみえる。
あらと赤ウニのお向こうは素材に助けられこれも中々。
減点は細かいがシマアジの押し寿司,切り身が薄すぎてこの魚本来の旨味が引き出し切れていない。
もひとつはトウモロコシご飯かな~?好みの問題かもしれないが芯が残っては・・・蒸らし不足?
あっ!忘れてたけど万願寺唐辛子と甘鯛のしんじょのお椀はオールモスト パーフェクトでした!
総評。次代の名店の座はそお、遠くないでしょう。なおいっそうの錬磨を期待します!
再訪は確実。つーかもう入れました^_^
2019/07/14 更新
博多は140万の人口を抱える九州の華の都。和食と鮨は百花繚乱だが、私は井本を外して他の店を試す勇気がない。
レビューは気に入ったお店だけなんで一向に増えない。美山荘みたいにリピート50回とか。地元の
光洋やらんぷ亭なんか100じゃ足りん。
めんどくさいのでいちいち載っけないだけ。
ご主人はくどいようだがスタミナと持続力はプロボクサー並みだ。お客さんのハートもがっちり
つかんでいつも満席です。初訪問以来、味が落ちた事は無い九州カウンター割烹の絶対王者になりつつある。
強いて言えばお肉のお皿ちょっと変化欲しいぐらい?