3回
2017/10 訪問
ランチでこんなの食べられるとか！！
2017/10/29 更新
これがランチセットで食べられるとか！
ランチはいくつか種類がありますが、
今回は1200円のランチを。
まず前菜のさらに驚いた。
ハムが２習慣もかけた手作りだって
いうのもあったけども（お惣菜が詰め
込まれたショーケース見てたら、他にも
やること山ほどあるんだろうにと思った
ので驚いた）まず、全体をドレストして
いるドレッシングも美味しかったの
だけど、ピールした人参に絡められて
いたのがオレンジドレッシング。
同じようにドレッシングを絡められた
お野菜でありながら、まるで表情の違う
二つはヴィヴィッドに表情を変えていて、
もちろんプロテインであるサーモンや
自家製のハムも場を盛り上げてくれて、
小さなお皿の中なのに、たくさんの
ストーリがあるかのようだ。なんだ
この店すっごいな。
よく通る道に見たことがなかったという
理由だけで入ったのだけど、この前菜の
皿だけで当たりを確信。
次に出てきたミネストローネはよくある
トマトベースじゃなくて、おそらくは
シュエのような手法でゆっくり時間を
かけて作られたんではなかろうか。
シュエ、というのは無水調理みたいな
もので、例えばにんにくや野菜なども
熱い中に入れてグラグラ茹でれば、
素材自体はほっこりなったりクッタリ
するけどニンニクの味は外に移らない。
じっくりと蒸し煮にするようにして
素材の中から味を外に引き出した時の、
それが滲んだスープの味は、全部を
一気にグラグラやった時のそれとは違う。
自分がスープや煮物を作るときがその
手法でやるのだけど、そういう手法で
作った時の味わいに似てる。難しい
ことではないのだけれども、時間と
様子見と愛情がたくさん必要なやり方。
愛を感じる。もうね、一口食べるごとに
（美味しなーっ、いやっ、ほんっと
美味しいなーっ）となんども呟きながら
いただきました。なにこのお店。
そしてメイン。
なんとね、この日のお魚メニューはエイw
それの焦がしバターソースwww
出しますかね、昼からwww
しかもエイ。めっちゃ手間かかりますやん。
手入れちょっとでも怠ると、ひどいアンモ
ニア臭がしてとてもじゃないけど食べらた
ものじゃありません。それをあなたランチに
出すって。。。
こちらのシェフ。さては相当なヘンタ…あ、
いえ、料理マニアですなっ？！いえ、多くの
お店を構えていらっしゃる人はその片鱗を
お持ちなんでしょうけども、なんか知らんが、
前菜のお皿からして突出した何かを感じる。
すっごい自由ですっごい奔放でそれでいて
スタイルがある、みたいな。
エイは熱を入れるとコラーゲンが多いお魚。
それにバターソースとなると、ちょっと
くどいんじゃないかなーと思ったりしたの
ですが、そこはさすがの采配で、キュッと
酸味のあるケーパーと、ソースがしみた
とろとろの白菜をさらなるソースにして
いただくという組み合わせで、まぁとにかく
実に美味しい。この段階でグラスワインを
頼もうかどうか真剣に悩んだほど、
際立って存在感のあるメインだった。。。
これが1200円。
シェフがここまでになられるまでに、どれ
だけのお食事をされてどれだけの時間と
お金をつぎ込んで来られたんでしょうね。
料理は本当、シェフの人生を分けて頂いて
いるようなもの。客はお金を出せばそれに
ありつけるのだから、全くもってありが
たいことです。
以前は大名にあったお店だそうですね。
そこからのお客様も多く来られていると、
このお店を知る友人から聞きました。
それも納得。美味いお店は数あれど、
こんなに生き生きと楽しいお料理を出される
ところは、そうはない。日本人離れされてる
というか、私が知るフランスやイタリアの
シェフにも通じ鮮やかさを感じました。
こんなお料理を日常でいただけるとか、
この周辺の方、羨ましすぎる。
次回は是非、夜にお酒が飲める体制整えて、
じっくりお伺いしたいと思います。
楽しみ。
2017/10/28 更新
2017/10 訪問
2017/10/28 更新
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ランチはいくつか種類がありますが、
今回は1200円のランチを。
まず前菜のさらに驚いた。
ハムが２習慣もかけた手作りだって
いうのもあったけども（お惣菜が詰め
込まれたショーケース見てたら、他にも
やること山ほどあるんだろうにと思った
ので驚いた）まず、全体をドレストして
いるドレッシングも美味しかったの
だけど、ピールした人参に絡められて
いたのがオレンジドレッシング。
同じようにドレッシングを絡められた
お野菜でありながら、まるで表情の違う
二つはヴィヴィッドに表情を変えていて、
もちろんプロテインであるサーモンや
自家製のハムも場を盛り上げてくれて、
小さなお皿の中なのに、たくさんの
ストーリがあるかのようだ。なんだ
この店すっごいな。
よく通る道に見たことがなかったという
理由だけで入ったのだけど、この前菜の
皿だけで当たりを確信。
次に出てきたミネストローネはよくある
トマトベースじゃなくて、おそらくは
シュエのような手法でゆっくり時間を
かけて作られたんではなかろうか。
シュエ、というのは無水調理みたいな
もので、例えばにんにくや野菜なども
熱い中に入れてグラグラ茹でれば、
素材自体はほっこりなったりクッタリ
するけどニンニクの味は外に移らない。
じっくりと蒸し煮にするようにして
素材の中から味を外に引き出した時の、
それが滲んだスープの味は、全部を
一気にグラグラやった時のそれとは違う。
自分がスープや煮物を作るときがその
手法でやるのだけど、そういう手法で
作った時の味わいに似てる。難しい
ことではないのだけれども、時間と
様子見と愛情がたくさん必要なやり方。
愛を感じる。もうね、一口食べるごとに
（美味しなーっ、いやっ、ほんっと
美味しいなーっ）となんども呟きながら
いただきました。なにこのお店。
そしてメイン。
なんとね、この日のお魚メニューはエイw
それの焦がしバターソースwww
出しますかね、昼からwww
しかもエイ。めっちゃ手間かかりますやん。
手入れちょっとでも怠ると、ひどいアンモ
ニア臭がしてとてもじゃないけど食べらた
ものじゃありません。それをあなたランチに
出すって。。。
こちらのシェフ。さては相当なヘンタ…あ、
いえ、料理マニアですなっ？！いえ、多くの
お店を構えていらっしゃる人はその片鱗を
お持ちなんでしょうけども、なんか知らんが、
前菜のお皿からして突出した何かを感じる。
すっごい自由ですっごい奔放でそれでいて
スタイルがある、みたいな。
エイは熱を入れるとコラーゲンが多いお魚。
それにバターソースとなると、ちょっと
くどいんじゃないかなーと思ったりしたの
ですが、そこはさすがの采配で、キュッと
酸味のあるケーパーと、ソースがしみた
とろとろの白菜をさらなるソースにして
いただくという組み合わせで、まぁとにかく
実に美味しい。この段階でグラスワインを
頼もうかどうか真剣に悩んだほど、
際立って存在感のあるメインだった。。。
これが1200円。
シェフがここまでになられるまでに、どれ
だけのお食事をされてどれだけの時間と
お金をつぎ込んで来られたんでしょうね。
料理は本当、シェフの人生を分けて頂いて
いるようなもの。客はお金を出せばそれに
ありつけるのだから、全くもってありが
たいことです。
以前は大名にあったお店だそうですね。
そこからのお客様も多く来られていると、
このお店を知る友人から聞きました。
それも納得。美味いお店は数あれど、
こんなに生き生きと楽しいお料理を出される
ところは、そうはない。日本人離れされてる
というか、私が知るフランスやイタリアの
シェフにも通じ鮮やかさを感じました。
こんなお料理を日常でいただけるとか、
この周辺の方、羨ましすぎる。
次回は是非、夜にお酒が飲める体制整えて、
じっくりお伺いしたいと思います。
楽しみ。