レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/06訪問 2015/09/29
ホテルサンルート米子1Fのフランス料理レストランです。
2012.12************************************************************
久しぶりのノーブル、今回はランチ利用です。
13:30頃の入店で先客5組10名です。
個室のグループに男性の姿が1人だけ見える以外は、全員女性です。
日替わりランチBon marche。
スープ付きの¥1328をオーダー。
メインディッシュはノーブルのサイトで確認できます。
オードブルは4種盛り。
あらかじめ用意したものを皿に盛り合わせてあるので、提供スピードは早い早い!
オーダーしたメニューに合わせてカトラリーが追加されますが、シルバーがセットされた直後に登場です。
・軽い酸味のあるパプリカのム一ス。
サワークリームの酸味かな?
・マンゴーとモツァレラチーズのサンド。
軽い甘さで、デザートっぽい。
・蕎麦のクレープ。
あらかじめ用意されているので致し方ないですが、温かいとさらにイイかな。
・温玉のツナマヨソース。
なんてことない、名前の通りの温玉にツナマヨのソース。
でも4種の中で、これが一番イイかな。
自家製のパンはちっちゃいのが1ヶ。
私なら二口、三口というサイズなので、最初から2ヶ出ていても良いんじゃないか?
それとも、食べてる間にパンが冷めるので、お代わりをして温かいのを頂けば良いということか。
メインディッシュのソースを頂きたいので、ココでパンのお代わりを予告しました。
パンのお代わりに個数制限はないでしょうけど、肉料理の時に焼きたてのパンを頂きたかったので。
赤ピーマンのポタ一ジュ。
柔らかな赤ピーマンの香りと甘さ。
スープの有無で¥289の価格差がありますが、このお値段は微妙かな。
決して高くはないけど、元々のランチのお値段が¥1039と安いので、スープ付きで¥1328となると、人によっては高く感じる方もあるかと思います。
オードブルのムースとは味付けが違いますが、「赤ピーマン」ちょっと被った感じがあります。
牛ロース プロヴァンス風マリネのソテー。
ラッキーなことに、メインディッシュがビーフです。
ノーブルのランチでも、ポークやチキン、魚が多いのですが、今日はビーフ!
今年は何度か洋食のランチに出かけてますが、ほとんどがチキン。
USと言えど、ビーフはうれしいです。
もちろん和牛よりは硬いお肉ですが、お値段からすれば、文句はないでしょう。
薄めにカットすることで、お肉の硬さはあまり気になりません。
トマトとカレー粉でマリネしたと説明されていますが、ほとんどカレー粉の存在感はありません。
隠し味程度でしょう。
ソースはマスタード、美味しいです。
ガルニチュールはミートソースのペンネ、青梗菜?、人参、椎茸のフリッツ。
肉厚の椎茸が旨い。
デザートは、ガトー・クラシック(ガトーショコラ)とパンプキンプリン。
ケーキは、かなり薄めのカットがしてあります。私の技術じゃ、ここまで薄く切れないな。
ガトー・クラシックはチョコレートか濃厚!
ケーキが薄っぺらでも、味の存在感がある。
ホイップクリームが、この濃厚な味わいを緩和させているような感じ。
赤いソースはフランボワーズ。
フルーツに付けて頂くと、しっかりした酸味がキリリ。
濃厚なガトーショコラの印象をリセット。
彩りだけではなくて、ソースとしての役割をきちんと果たしています。
ソースたるもの、見た目だけじゃなくて、こうあるべきです。
レギュラーカップで出てくるコーヒー。
飲んだか飲んでないかわからないような、デミカップで出てくるコーヒーがありますが、あれはセコい。
ノーブルは、食後のコーヒーはお代わりもできて、うれしい。
今年は、ビストロ・マロンやブラッセリー・アゴラなど、なかなか良さそうなレストランが出来ました。
他にも、キタガキ、舶来亭、Ruiなど、洋食系のお店のオープンが目立ちました。
あまり注目されないノーブルですが、前出のお店と比べるとノーブルのほうがCPは良いと断言できる。
スープなしのMarche¥1,039というお値段で、オードブルもデザートも付いてくる。
今年のベストディナーはフクモトですが、ベストランチはノーブルですね。
ひと歳取ると、人間がくどくなったみたいで、ディナーより長いクチコミになってますが、ご容赦下さい。 (2012.12)
ちなみに、クリスマスに頂いた、ナポレオン(ミルフィーユとチョコレートのハーフ&ハーフ)も旨かった。
2011.04***********************************************************
なかなか日常的には利用する事が少ない(特に夜)レストラン・ノーブル。
今回は法事のあとの会食で利用する事にしました。
2月~4月の期間限定で行っていた、「美食の饗宴」。
日本料理弓ヶ浜とノーブルのどちらでも税込み¥5,000という企画。
名前は違いますが毎年恒例で開催されているようです。以前は味自慢フェアと銘打っていた。
以前のプランタニエールと比べると¥1,352安い訳で、その分食材と皿数が落ちることになります。
オードブル:いたや貝とブロッコリーのパテ
貝殻節にも唄われているいたや貝。めったに見ることもないし、食べることもない。
ブロッコリーのパテのなかに、独特の旨味のある貝柱が入っていました。
スープ:レンズ豆のポタージュ
フレンチではガルニチュール(付け合わせ)で出てくることが多いですが、ポタージュ・スープになってました。
優しい味わいのスープ。
魚料理:的鯛のカニムースのせ オレンジのソース
フレンチの魚料理では定番の的鯛。
カニのムースを乗せてスチーム・コンベクションで蒸し上げてあります。
ポワレ(フライパンで焼いたもの)で出ることが多く、蒸したものを頂くことは少ないかな。
キュッと身が締まって、味が凝縮されるイメージでしょうか。
オレンジのような個性の強いソースで頂くのは意外でしたが、甘味と酸味が上手く活かされていました。
シャーベット:グレープフルーツ
肉料理:国産牛ロースステーキ マスタードのソース
和牛という訳じゃないので、交雑牛とかなんでしょうけど、赤身の美味しいお肉。
マスタードのソースは、風味付けの印象が強いですね。
ディジョンマスタードのように、辛さは少なく、マスタードの風味を味わうソースです。
辛くはないので、お子様でも全然問題なし。
デザート:桜風味のババロア
プリン型で抜いた、色気のないスタイル。
バニラアイスが添えてありました。
見た目はイマイチなんだけど、口に含むと桜の香りが広がる広がる。
旬を捉えたデザートです。 (2011.04)
2011.04***********************************************************
先日の美食の饗宴、なかなか良かったので再利用。
ちょいとお世話になった方にお礼の意味を込めた会食です。
日にちの近い所での再利用ですので、きちんと予約の時点で把握をしてくれました。
オードブル:ジャガイモとホロホロ鳥のテリーヌ&フォアグラのテリーヌ
クラシックなスタイルのテリーヌ。王道フレンチという印象ですね。
ホロホロ鳥はあっさりしてます。濃厚なフォアグラと対照的な取り合せ。
スープ:長ネギのポタージュ
米子名産の長ネギがポタージュになっています。ネギの優しい甘さが印象的。
魚料理:鯛の桜海老バターのせ オレンジのソース
桜エビが香ばしい。桜海老は和風の食材だけど、フレンチにはこんな風に取り入れるんだなあ。
オレンジのソースは先日とかぶってますが、この日のソースは甘味より酸味がポイントになったソース。
先日のカニのムースより、桜海老バターの方が風味が強いから、酸味でバランスを取ったのかも。
シャーベット:グレープフルーツ
肉料理:仔牛のヒレ肉グラタン風
デュクセルソース(きのこが主体のソース)の上にグラタンソース(ベシャメルソース)。
そしてお皿にはソース・マデラ(マデラ酒のソース)。
この、デュクセルソース、大好きなんです。
きのこの旨味が凝縮されていて、たまんないなあ。
世界中の肉料理のソースが、デュクセルソースだけになっても許せるくらい好き。
ガルニチュールは、ニンニクの効いたマッシュ・ポテト。
茄子とラタトゥーユ、枝豆のムース。
デザート:コーヒー風味のババロアと桜のアイス。
見た目は白いババロアなんだけど、ちゃんとコーヒーの風味があるから不思議。
桜のアイスの中には、桜の花びらの塩漬けが入っていて、塩味が良いアクセントになっています。
懐に余裕があれば常用できるんだけどなあ...。 (2011.04)
2009.04***********************************************************
会社の同僚と新年度の決起会で利用しました。
お目当ては期間限定のバスク豚。
メインディッシュにバスク豚が出てくる、春のコース料理のプランタニエール\6,352をオーダーしました。通常時期はシャトレーヌと呼ばれているフレンチのフルコースです。
残念ながら全員マイカーだったので、飲物はノンアルコール。
アミューズ:グリーンアスパラガスのベール(ババロア)、オニエビのジュレ
アスパラガス、青臭いかと思ったけど、何の違和感もなく普通に美味しい。
オードブル:フォアグラのポワレ マデラ酒ベースのフルーツソース(ソースがおいしい!)
ふっくらと焼き上がったフォアグラ、旨いなあ。
火の入り方といい、ソースの合わせ方といい、文句なし。
スープ:ピメントのポタージュ(赤ピーマンの香りがフワリ)
ピーマンが嫌いな方の意識が変わるんじゃないかなと思う。
自家製のパンもおいしくて、ついついパンのお代わりをしてしまった。
魚料理:すずきのポワレ あさりのソース
あさりの姿はないんだけど、あさりの味が凝縮されたソース。
淡白なすずきに、あさりの旨味が加わって、イイ感じです。
肉料理:バスク豚のポワレ 赤ワインのソース
牛肉みたいに結構な赤みをおびていて、脂身が多い見ためにビックリ!
(ちょっと気分が引きました)
肉質はしっかりした噛みごたえ。(硬いって思う人もいるかも?)
脂身が・・・、旨い!とっても旨い!
テレビ番組のレポーターが「脂が旨い」って言うのは、まさにこの感じ。
デザート:カスタードプリンとバニラアイスの盛り合わせ。
もう少し、デザートには華があってもイイかなあ。味は良いけど、ちょっと地味。
コーヒーor紅茶orルイボスティーのチョイス。
ウーロン茶やノンアルコール・ビール以外に、ノンアルコール・カクテルがありました。
頼まなかったけどワインリストには結構たくさん品揃えあり。
こちらの利用目的を伝えていたせいか、サービスの方は控え目ででしゃばりすぎず好印象。
無粋に話の途中に割って入られることもなく、といって料理が遅いわけでなく、とても良いタイミングで料理を出して頂いたと思います。
料理説明はシンプルですが、料理についての質問には全てその場で答えてくれました。
さすが、良くトレーニングされている。
日常的に常用できる単価の店とは言いにくいですが、ここ一番といった時にはベストマッチするレストランだと思います。
誕生日のお祝いや、Xマスにぜひお勧めしたいです。 (2009.04)
2位
1回
2014/12訪問 2015/03/08
米子を代表する居酒屋と言えば、間違いなく名前が出てくるであろう鳥好。
場所がちょっと分かりづらいところにあります。
国道9号線の東倉吉町交差点。
ちょっといびつな変則交差点ですが、松江方向に向かう国道9号線の本線がゆるやかな左カーブを描きますが、そこを直進するように金田ビル(アスタラティーナが入っているビル)の横を入った奥にあります。
2014.12*********************************************
マイレビュアーさんとの忘年会で再訪問しております。
ビジュアルの更新です。
料理と飲物のコストパフォーマンスに優れ、県外からのお客さんを迎えるときは、鳥好かなるこの2択という状況は変わりません。
2階席は、ややサービスに難があるかもしれませんが、団体で利用する場合はやむを得ないところもあるかと許容できます。
少人数でのカウンター利用がベストです。 (2014.12)
2011.04*********************************************
県外のマイレビュアーさん2名が米子に来襲。
お店選びを任されたのだが、名うてのレビュアーのお二人を迎えるとなると、けっこうなプレッシャー。
悩んだあげく選んだのが、こちらの鳥好。
鳥取県西部の居酒屋系のtabelogレビューが駅前に多いのは、県外のレビュアーさんが、駅前で宿を取ることが多いからだろうと考え、レビューのないお店であること、そして県外客のレビューが少ないエリアにあることとしました。
米子の夜の繁華街は朝日町エリア。
(*この鳥好は東倉吉町ですが、米子の人は朝日町に飲みに出るという感覚です)
しかし、近年は人通りも少なくなり、この鳥好界隈もなんだか寂しい感じがしています。
さて、今回は結論から先に参りましょう。
こちらのお店を選んだ理由は、ズバリ、コストパフォーマンス。
特に、日本酒の値付けが良い。
鷹勇の「なかだれ」や月山の純米吟醸が¥550/(150ml?)で出てくるのはありがたい。
日本酒の品揃えが、特別に多いというほどではないですけど、揃えの内容はいいですね。
良質の日本酒を、お手頃なお値段で出して頂いています。
焼酎についてはほぼ門外漢ですが、焼酎に造詣の深い酒呑親父さんが、揃えも値付けも評価しておられたので、間違いなく良いでしょう。
おつまみは、まず、どて煮。お店の名物メニューで、早いのが「ごっつぉ」(米子弁でごちそうです)。
オープン当初から人気の逸品。
鳥皮の味噌煮込みですが、話が弾んでお料理を冷ましてしまったのが申し訳ない。
焼き鳥の盛合わせは、ネギ間、ささみ、肝、砂ずり、皮の5種。これも、冷ましてしまった。
当日の刺身はお任せの盛合わせでオーダー。白イカ、ヨコワ、鯵、平目の4種。
この日のお刺身の単品が¥700~¥800。お刺身の案内メニューの写真は、飲むのが忙しくて取り損ねてしまった。
トータルの飲物オーダー、まず生ビール中@500×2、小@400×1。
日本酒が東洋美人@550×3、鷹勇なかだれ@550×3、月山@550×1。
焼酎が、三岳@500×3、侍士の門@650×1、くらいだったかなあ?
お会計が3名で¥14,650でしたので、逆算するとお刺身は¥1366。
レビュアー3人で楽しい時間を過ごしたので、☆の数は少々甘めだと思います。
さて、ほかのツワモノレビュアーさんの評価はいかがなものでしょうか? (2011.04)
3位
1回
2015/12訪問 2016/08/20
満足度の高いハーフ&ハーフのパスタランチ。ディナータイムもなお良い。
米子空港から内浜を江島大橋方向へ。
通称「ゾウの檻」と呼ばれる航空自衛隊の通信所の先、進行方向の左手にとっても見た目がPOPな「Rumble」があります。
Around 50のおじさんが入るには、ちと抵抗を感じる外観ですね。
店内は60'sをイメージした内装で、Juke Boxやレコードプレーヤーが置いてある。BGMも60'sだ。
ランチはパスタランチとピザランチの2種で、どちらも¥800。プラス¥200でデザートとアフタードリンクのセットを追加できる。
家内と二人で出かけたので、パスタとピザに分けたかったのだが、あいにくピザは売り切れ(13:45頃で出動が遅かった)。
パスタはハーフ&ハーフが出来るという親切な内容。本日のパスタは以下の3種。
・紅ズワイガニのトマトソーススパゲッティ(ナスのトマトソースが終了したので)
・サーモンとホーレン草のクリームソース フリッジ
・トリミンチと野菜のオイルベース スパゲッティ
トリミンチと野菜~を核に、トマトソースorクリームソースのハーフ&ハーフでオーダー。
最初にサラダと自家製のパンが出てきた。
サラダは塩分が薄めのドレッシングがかかっていた。
自家製パンはプチトマトのパン。こちらはちょっとしょっぱい。
パンにオリーブオイルを付けて食べるスタイルなので、やや辛めの味付けか。
トリミンチのスパゲッティ、ソースが旨い。ブロード(ボイルチキンを作ったときの茹で汁)ベースのソースとのこと。食感を残して火の入ったレタスが、いいアクセントになっている。
フリッジ(螺旋状のショートパスタ)のクリームソースは、生クリームとチーズ、塩、胡椒のシンプルなソースと言われたが、これがまた塩梅が良い。
トマトソースは、出過ぎず軽やかな酸味が心地よい。
3種類ともハズレはなかったので、もっとこの店のパフォーマンスを追求してみたいと感じました。
次回は早めの出動で、ピザも試してみたいです。
お店の外観からは予想も付かない、素晴らしいランチでした。 (2010.06)
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ランチに家内と再訪しました。2種類をシェア。
半熟卵とサラダのピザ
ローマ風の薄い生地のピザです。
香ばしくて、パリパリと食感も良いところが好きです。
トロリとした半熟卵とサラダの取り合わせがいいですね。気に入りました。
ホタテとブロッコリーのクリームソースのペンネ。
Rumbleのクリームソースは、実に好みのタイプです。
ペンネのような、太めでソースの絡みやすいパスタとのコンビネーションは最高ですね。 (2010.12)
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今回はディナータイムに出かけてみました。
オーダーは、悩んだあげく、お店の方のサジェスチョンで、おまかせ前菜盛り合わせ¥980(2名分)。
そして、クアロトフォルマッジ(ピザ)¥650、トマトクリームソースのスパゲッティ¥650を家内とシェアです。
おまかせ前菜は2名分の盛り合わせ。
・玉ねぎのキッシュ、・生ハムとカッテージチーズ、・白身魚のマリネ、・酸味のある茄子の煮物、・パテ、・鶏肉のトマト煮。
6種類盛ってあって色々楽しめるのがいいですね。
玉ねぎの甘さを活かしたキッシュとパテの出来は特に良かったと思います。
クアトロフォルマッジ(4種のチーズのピザ)。
ランブルのピザはローマ風の薄い生地。
4種類のチーズの中身は聞き損ねましたが、このピザも旨い。
スパゲッティはトマトのクリームソース。
今までは一般的なクリームソースばかりを頂いていましたが、今回はちょいと違います。
コクのあるクリームソースがトマトの酸味で引き締められて、一味違う美味しさがあります。 (2011.03)
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今回は軽めの食事です。
グリッシーニとフォカッチャ。
オリーブオイルをつけて頂きます。
軽めの晩ご飯(昼が遅かった)とはいえ、さすがに単品パスタだけだと、寂いしい気もするので。
フレッシュトマトとモッツァレラチーズのトマトソースのパスタ¥780。
パスタはやや細めのスパゲッチーニかな。
フレッシュトマトの酸味が、上手く活かされています。
トマトだけだと物足りなさも感じますが、モッツァレラチーズがボリュームアップに貢献しています。
アラビアータ¥680
オーダーがトマト系で重なってしまった。
こちらはピリッとした辛みがポイントで、トマトの味も煮詰めて濃くした感じ。
いつ出かけても、パスタはきちんとしたアルデンテ。
このソースをグリッシーニにつけて頂きました。旨し。
同じトマトベースのパスタが2種類。
酸味にポイントを置くか、コクにポイント置くかで、こんな風に違うというところを見せてもらいました。
なかなかやるなあと感心しました。 (2011.04)
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今回はオーダーのパターンを替えてみましょう。
ディナーセット¥1,580で、生ハムと水菜のクリームソースのパスタ。
相棒はフレッシュトマトとパルミジャーノのピザに、本日のデザートの組み合わせです。
最初にフォカッチャです。
ま、普通に美味しい。
前菜の盛合せ
玉ねぎのキッシュ、エスカベッシュ、田舎風パテ、フレッシュトマトとモッツァレラチーズの4種盛り。
パテが旨いなあ。
セットメニューの盛合せなので、このお値段だから、このサイズで、色々と盛ってあるんだけど…、もっと欲しくなる、このパテ(笑)
キッシュは玉ねぎの甘みが活かされています。
エスカベッシュは、いわば南蛮漬けに近いですが、魚が何だったか聞きそびれました。
生ハムと水菜のクリームソース。(単品なら¥650)
RUMBLEのクリームソースがね、これまた旨いんだ。
クリームのコクを引き出しつつ、サラリと仕上げてあって、けっしてくどくない。
水菜もシャキシャキとした歯触りが残してあって、心地よい食感です。
フレッシュトマトとパルミジャーノのピザ
このビジュアルからも美味しさが伝わるはず。
薄い生地だから短時間で焼いて、カリッと香ばしく、なおかつトマトのフレッシュ感も残せるという、ローマ風の薄いピザの生地の特性を上手に利用しておられますね。
デザート¥380は、ティラミスとカタラーナ。
カタラーナってなんだろうかと思ったら、ブリュレのスペイン語のようですね。
クリームブリュレに似た、カタルーニャ地方のお菓子。 (2011.05)
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スタートはランブルサラダ¥600
日替りのサラダで、生ハムが載っていることが多いかな。
この日は、レタス、サニーレタス、ブロッコリー、貝割れ大根、キュウリ、プチトマトにチーズがふりかけてありました。
ドレッシングはオレンジ色。醤油でも加えてあるのか?聞きそびれました。
ピザはカルツォーネ¥680
半折にしたピザ。
ぷっくらと膨らんでいます。
RUMBLEのピザは、ローマ風の薄い生地。
サクサクと歯触りが良くてイイですね。
パルミジャーノのリゾット¥680
このリゾットが、きちんとアルデンテ!
常に素晴らしいコンディションで出てくる。
ポチっと芯を残した、火入れの加減が絶妙です。
渡り蟹のトマトクリームソース¥980
渡り蟹は食べるところはほとんどないけど、このソースが旨い。
抜群に旨い。
失敗したのは、このパスタに合わせて、グリッシーニかフォカッチャを頼んでおかなかったことだ。
このソースは皿をなめたくなるくらい。
この日も外れのない美味しさでした。 (2011.06)
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この日のスタートはミックスサラダ¥480
シンプルなグリーンサラダにシンプルなビネグレットのドレッシングにパルミジャーノ。
レタス、キュウリ、貝割れ大根、赤ピーマン、ラディッシュ。
カルボナーラ¥680
クリーミーな玉子の美味しさ、ベーコンのコクを黒胡椒でキリッと引き締めたカルボナーラ。
パスタは、やや細めのスパゲッチーニかな。
きっちんとアルデンテ。
このプツッとした歯触りがたまりませんね~。
マルゲリータ¥580
バジルとトマトソースのシンプルなマルゲリータ。
確かにシンプルなんだけど、このお値段でこの美味しさだから、うれしいね。
牛ミンチとインゲン豆のリゾット¥780
キチンとアルデンテのリゾット。
いつも、色んな料理を1品ずつ頼んで、手間をかけて悪いんだけど、提出時間をきちんと計算してあるのか、良いタイミングで料理が出てくる。
しかも、パスタもリゾットもちゃんとアルデンテ。素晴らしい。
ミンチ状の粒々に見えるのが生ハムです。 (2011.06)
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この日のスタートは、再びランブルサラダ¥680
生ハムが載っていますが、前回は脂の多い部位でしたけど、今回は赤身の多いハムです。
貝割れ大根、サニーレタス、レッドオニオン、キュウリ、ブラックオリーブ。
ドレッシングは、フレンチドレシングのような白いタイプ。
パルミジャーノがふりかけてあります。
サラダでも、毎回異なるアレンジを見せてくれます。
ラザニア¥680
ラザニアを出すお店って案外少なくて、中海圏域で食べるのは、ほんとに久しぶり。
単品で食べたのは、いったい、何時以来なのか思い出せないくらい。
チーズの焦げた感じと、酸味の効いたトマトソースのコントラストが良いですね。
こいつは、お代わりしたいな。
キャセロールを抱えて食いたいぐらい好き。
野菜とミンチのリゾット¥780
人参、キャベツ、しめじと、鶏のミンチ。
もちろん、きちんとアルデンテです。
先にラザニアを頂いたので、印象が薄くなるかなとも思ったのですが、案外存在感があります。
鶏のミンチがイイ味出してます。
ジャンボリーピザ¥780
レッドオニオン、ブラックオリーブ、ツナの入ったトマトソースのピザ。
この薄手のローマ風生地が、パリパリ、サクサクと小気味よい食感です。
ブラックオリーブがポイントかな。
この日はブラックオリーブに始まり、ブラックオリーブに終わった感じ。 (2011.07)
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この日もスタートは、ランブルサラダ¥680
赤身の多いハム、貝割れ大根、サニーレタス、水菜、レッドオニオン、ラディッシュ、ツナ、キュウリ、ブラックオリーブ。
ドレッシングは、フレンチドレシングのような白いタイプ。
パルミジャーノがふりかけてあります。
このサラダはホント気に入ったので、このサラダでのスタートが定番化してしまいました。
ピザはクアトロフォルマッジ¥680
先日も頼みましたけど、このローマ風の薄い生地。
食感がたまりませんね。
ナポリ風のパンのようなピザも悪くはないですけど、やっぱり私はローマ派です。
パスタはカルボナーラ¥680
濃厚な味わいのカルボナーラですが、キリリと黒胡椒が効いてます。
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み¥980
柔らかく煮込まれたホホ肉。
赤ワインのソースが旨い。
しまった。
フォカッチャ頼むの忘れてた。
こういう美味しいソースは一滴も残さずに食べたいです。
この日は個室の団体さんと重なり少々待ちましたが、手っ取り早くサラダが出てきたので苦にならずに待てました。
(2011.12)
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この日もスタートは、ランブルサラダ¥680
赤みのあるスプラウト、レタス、人参、玉ねぎ、プチトマト、ブロッコリー、キュウリにツナ。
ドレシングは胡椒の効いた、ビネグレット。
キューピーのイタリアンドレッシングの切れ味を増したタイプと言えばわかってもらえるかなあ。
しかし、毎回毎回、サラダの内容が変えてあるのがうれしい。
ピザはホットブギー¥780
ベーコン、ジャガイモ、ブロッコリー、パプリカのトッピングにピリ辛のトマトソース。
ローマ風の薄くて、パリパリ・サクサクの生地は好みのタイプです。
海老とドライトマトの菜園風オイルベースのパスタ¥780
高さのある盛り付けで、今までに頂いたパスタとはルックスからして、ちょっと違います。
このパスタは全体的にはトマトの味なんだけど、ドライトマトをつまむと濃いトマトの味が来ます。
海老をつまむと、プリッとした食感とともに、海老の味が来ます。
具のつまみ方で、具の味が出てくる仕掛け。
ドライトマトの味がやんわりと全体を包んでいる感じかな。
パルミジャーノのリゾット¥680。
これ、シンプルなんだけどね。
ご飯とチーズと胡椒で、こんなに美味しいものが出来る。
この味の秘密はどこにあるんだろうか?
アルデンテに仕上げるという、火入れの加減は一つの大きなポイントなんだろうけど、味付けのポイントは何かな~。
(2012.06)
4位
1回
2015/12訪問 2016/01/17
米子駅前通りに移転になったなるこ。
イチエイ不動産の並びにあります。
再移転により、長い年月をかけて駅前通りに戻ったことになります。
2015.12*****************************
部署の忘年会が始まるまで小一時間あったので、1人0次会でなるこに。
移転後初登場です。
相変わらず、凄いにぎわい。
カウンターもお座敷も予約で埋まっているようですが、空き席が1つあったので潜り込みました。
土手焼きと熱燗を2号徳利で。
酒燗器には千代むすびの鬼の舌震いが刺さっていました。
日本酒度+12の超辛口の本醸造です。
もっと、アチアチの熱燗が良かったけど、まあいいか。
名物の土手焼きをつまみつつ、至福のひと時。
お会計は¥1,800少々でした。
日本酒のCPがイマイチなのが残念。
純米酒だと良いんだけどな。 (2015.12)
2011.10*****************************
米子駅前通りから、一つ西側に入った通りにある「なるこ」。
米子駅を背にして駅前通りを進み、笑笑の先の交差点を左折、次の芭蕉庵の角を右折すると左手にあります。
このお店は、元々は駅前通り沿いにあったのですが、道路が拡幅(2車線から4車線)されるのに伴い、今の場所に移転しておられます(いったい何十年前の話だろうか)。
無くなった祖父のお気に入りがこちらで、祖父と最後に酒を酌み交わしたのも、この「なるこ」。
また、私の父が駅前の支店に勤務していた時代(駅前通りの拡幅前)、ここの「土手焼き」お土産に買って帰るのが、とても楽しみでした。
米子市内の居酒屋で親父と一緒に飲んだ店は、あちこちにありますが、祖父と一緒に飲んだ店は、こちらだけになったかなあ。
以前は、無口なご主人がおられて、土手焼きの味噌が鍋に焦げ付かないよう、料理の合間に黙々と、ヘラでスジ肉を動かしておられる姿が印象的でした。あのご主人はリタイアされたのかなあ。
最初にここのお店に出かけて、かれこれ30年近くになると思いますが、変わらぬ名物が3種。
「土手焼き、串カツ、湯豆腐が3種の神器」と同級生まわりでは評しています。
いつだってこの3品をオーダーするのがお約束です。
その時々で、夏場のゴマ豆腐や、出汁をたっぷり含んだ出汁巻や、串焼きを頼むといった感じです。
私にとって数少ない贔屓のお店(あちこち食い歩くので、リピートは少ない)で、県外からお越しのお客さんと飲む時は、ほぼこのお店にお連れするパターンです。
最近飲む機会も減って、登場回数も減りましたが、いつも明るい声で迎えてもらっています。
さて、「なるこ」のお料理。
最初に出てくるのが、土手焼き。
下茹でした、牛スジをコトコトと白味噌主体の調味液で煮込まれます。
(白味噌と出汁をあわせたものと思われる調味液を、味噌が煮詰まったときに注がれているのを見ました。)
牛スジの脂と白味噌が、じっくりと煮込まれることで、あの独特な茶色っぽい味噌ダレに変わっていきます。
この、味噌ダレが美味しい。
他のお店じゃまず味わえない、「なるこ」の味です。
お値段の表記が見つからなかったけど、1人前¥600だったと思います。
次に串カツ。
サックリと揚げられたカツが、トロリとして濃厚な味わいの牛スジと好対照。
安心してオーダーできる一品。
そして、湯豆腐。
一般的な湯豆腐と異なるのは、味の付いた出汁の中で豆腐が煮られていること。
土手焼きの隣の鍋で、じんわりと煮られています。
このお出汁でうどん食べると旨いだろうな。
今回はとても楽しい飲み会だったのですが、お声掛けしなかった方に悪いので、誰と飲んだかは秘密です(笑) (2011.10)
5位
1回
2014/09訪問 2015/02/28
東京からお越しになられたゲストの接待、若手も同伴した飲み会になりました。
黙っていると場所から、会計から、なんでも面倒を見るハメに陥ることが多いので、教育の意味も込めて若手におまかせ。
但し、一度も出かけたことのないお店という、高めのハードルを設けてやらせてみた。
任せたA君はB君に相談し、B君は私に相談してきた。
バカヤロー、本末転倒じゃないか。
というわけで、振り出しに戻ったA君は、食べログを頼り、さくら☆さんのレビューにたどり着いた。
米子市の商店街が、90°曲がるDCBの交差点を道笑町方面に抜け、平田楽器店の先にあったのが、こちらの「幸」。
米子の生まれの米子育ちなのに、県外の方からこちらを教わることになりました。
4名の予約だったので、2階のお座敷へ。1階はカウンター席です。
カンナで削ぎ取った杉板にお品書きが書かれています。
期待感を高めるメニューです。
レビューにあった鯖しゃぶ(1人前¥1,200)だけは先にオーダー済みでしたので、丸干¥350、ししゃも¥300、枝豆¥250などをオーダー。
付き出しはゴマ豆腐です。
鍋のお湯が煮えたら、玉ねぎのスライスを投入。
米子で鯖しゃぶを出す店は他にもあるのですが、昆布でダシを取ってるお店が多いかな。
玉ねぎ自体には結構な臭いがありますが、毒を持って毒を制する方式で、鯖の臭みを抑えるようです。
さらに、熱が入って甘味が出るというところも、玉ねぎを使う理由でしょうか。
さあ、鯖しゃぶスタート。
ポン酢に刻みネギ&紅葉卸が薬味です。
今の鯖は、そんなにいい時期だとは思わないのですが、この鯖しゃぶ、旨い!
玉ねぎと意外にイイ、コンビネーションを見せるではないか。
年を越したあたりで、鯖に脂がもっと乗ってくれば、さらに旨いんじゃないかな。
おお、みんなの箸が進む、進む。
飲物はビンのスーパードライでスタートして、冷酒にスイッチ。
珍しく隠岐の島の「隠岐誉」吟醸の生貯蔵酒300mlで¥800。
吟醸じゃなくていいから純米酒があればいいのになあ...、惜しい。
飲物は芋焼酎(白波)の水割り¥400はジョッキで出てきた。
量が多いのは素直にうれしい。
さらに飲物は芋焼酎のロックに替え、全開モードに。
もう一つなにかお料理の目玉が欲しかったので、周囲の反対を尻目に、カンガルー刺し¥600。
他の人は無難に皮はぎのお刺身(値段不明)に逃げる。
馬肉に近いような明るめの赤いお肉のカンガルー。とってもあっさり。
クセがなくて食べやすい。
他の連中も結局、恐る恐る箸を出した。
皮はぎは、肝をポン酢で溶いて頂くのが良いのだが、そのまま口に放りこまれてしまった、あぁ残念。
東京のゲストは、「米子の名物になるよ」といたく鯖しゃぶに感激され、面目を保ちました。
お会計は4名で約¥15,000。
女性1名が飲まなかったので、この予算となりましたが、全員男性ならお1人様¥5,000が、予算となるでしょうか。
鯖しゃぶを米子の名物にしよう!
6位
1回
2014/05訪問 2014/12/02
社内の女性陣に圧倒的な人気を誇る、ル・パティシエ・ミエル。
店名のmielはフランス語で「蜂蜜」だが、パティシエの名前にも由来するそうな。
本来、甘いものはあまり口にしないのだが、ひょんなことで口にした。
ホワイトデーのお返しに悩んでいた時、ミエルの名前が頭をよぎった。
あまりの美味しさに、披露宴の引出物にミエルのスイーツを、わざわざ持込料を払ってまで使ったという話。同僚の出席者からの評価も高かった。
そんな時に、とあるブログ(現在は閉鎖中)で、ミエルの話を見つけた。
プリンがうまい→バケツで食べたい→プリンの風呂につかりたい。
あまりの馬鹿馬鹿しさに呆れたものの、このブログのネタを披露しつつ、ホワイトデーにプリンを使用しました。
渡した相手からは、「私もバケツでいけそう」との、お礼の電話。
そんなにうまいのなら、「自分も食べてみるか」となったのです。
自宅に持ち帰って食べたプリンは、トロトロの食感、キレの良い甘さ。
できの良い日本酒のキレの良さに通じるような、甘さのキレが抜群!
くどくなくて、お話通りバケツでもいけそうな感じでした。
あまりの美味しさに、家で写真を撮るのを忘れましたわ。
昨日は、シュークリームを購入し、こちらは冷静に写真を撮りました。
シュークリームも甘さ控えめ、パリパリのシューに、キレの良いカスタード。旨い!
次回はチーズケーキにチャレンジしたいですね。
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というわけで、NYチーズケーキ¥300.。
ケーキに厚みがあって、見た目にも量がしっかりしています。
濃厚な味わいのベイクド・チーズケーキ。
チーズの味が、ホントに濃厚。
しかし、単純な濃厚さだけでなく、酸味が効いている。
ベイクド・チーズでありながら軽快な酸味が、このケーキにキレをもたらしている。
米子のケーキ屋さん。
クロードの時代があり、リビドーの時代があり、リンツの時代がありました。
今は、ミエルの時代になったのかな。
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自主的にケーキを買いに出かけるお店は、現在はミエルだけという状態になっています。
今回は、お気に入りのNYチーズケーキと、ミルクレープ。
ミルクレープは、カスタードクリームと生クリームが交互の層をなしていて、ちょいと小技が効いてます。
甘さが控えめで、あっさりとした後口の良さが印象的です。
ケーキのサイズがボリューミーというとこも気に入っています。 (2013.09)
7位
1回
2015/12訪問 2015/12/27
松江の蕎麦店で、しっかり人気の定着した、中国山地蕎麦工房ふなつ。
営業時間がランチタイムのみに圧縮されたのが、少々残念ではありますが、これからも旨い蕎麦を食べさせてくれる1軒として期待しています。
2015.02***********************************************
ビジュアルの更新を行おうと、2月に再訪。
期間限定のまつえ暖談食フェスタにリンクした地主さんそば¥1,000です。
増税後にも関わらず、価格維持には頭が下がります。
他のメニューと同様に、揚げ蕎麦がき、蕎麦ぜんざいもセットになった、品数の多いメニューです。
感想は2011年2月のレビューと同じく、堪能させていただきましたので、下記のフレッシュな感想を見て頂く方が良いでしょう(笑)
とも思ったけど、ブログ側にしっかり書いたので、転載。
書くのが遅くなりましたが、2月に出かけて、期間限定の地主さんそば¥1,000に玉子焼き¥450を頂戴しています。
3種類の蕎麦がセットになっている上に、揚げそばがき&そばぜんざいもついているので、とても品数の多い蕎麦です。
最初に出てきた玉子焼きをつつきながら、蕎麦を待ちます。
ドライバーじゃなければ、昼からでも王祿の生原酒を頼みたいところ。
シンプルな玉子焼きだけど、旨いんだよね。
外側がカリッと、中がトロリとした、揚げそばがき。
これもお酒のアテにしたいところ。
3種類の蕎麦は、まず霙そばから。
ちょっと甘口のそばつゆに、舞茸天ぷらのトッピングで、つゆにコクが増して旨いこと旨いこと。
菜の花の僅かな苦さが、アクセントになってます。
蕎麦は丸抜きの細切りで、喉越し重視です。
次におろしそば。
こっちは、粗挽きで、ちょっと蕎麦のつながりが悪くて短いけれど、蕎麦の風味がとっても豊か。
寒暖の差がある中国山地で、しっかり旨味を蓄えた蕎麦の地力が感じられるような気がする。
そして、せりそば。
あんまり旨いので、蕎麦の近影を撮るのを忘れるくらい、没頭して食べた。
シャキシャキしたセリの歯触りと、豊かな蕎麦のコシ。
食感が楽しい。
そばぜんざいと、ちょっと濃いめのそば湯を頂戴して、食後の余韻に浸りました。
米子に、こういう粗挽きで、蕎麦の強さを感じさせるようなそば屋があれば、きっと通い詰めると思う。
ないものねだりか。 (2015.02)
2012.08***********************************************
今回は、いつもとちょっとパターンを変えて、かも汁ざるそば¥1,200です。
最近気に入っている、たまご焼き¥400もオーダー。
この日の蕎麦は奥出雲産の常陸秋そば、川西そば打ちクラブさんが生産者です。
玄そばの出来は良さそうです。
たまご焼きはオーダー後僅か4分で登場。
これをつまみながら、酒が飲めたらなあ。
たまご焼きに遅れること5分で、かも汁ざるそば登場。
おなじみの揚げそばがきと、そばぜんざいも同時に登場です。
そばつゆに鴨の脂が浮いていて、とっても旨そう。
このざるそばは丸抜きで、喉ごし重視の細切りの蕎麦です。
ツルツルと喉ごしの良い蕎麦。
コシもしっかりしています。
そして、鴨のそばつゆ。
も~、この美味しさは反則だ。
普段は蕎麦の美味しさを純粋に楽しむのが好きですけどね。
宗旨替えさせられそうなくらい、そばつゆが旨い。
このつゆだったら、どんなに不味い蕎麦でも美味しく食べられるんじゃないかと、思うくらいです。
脳内のドーパミン濃度、上昇します。 (2012.08)
2011.08*************************************************
今回は暖かいお蕎麦2種。
蕎麦のメニューによって、挽き方を変えておられるので、挽き方の違う温蕎麦を比べてみることにしました。
この日の蕎麦は奥出雲町大馬木産の馬木在来種でした。
かまあげそば¥700とマイタケ天ぷらそば¥900。
さらにたまご焼¥400も頂いてみることにしました。
これをアテに王録を、ちょいと1杯引っ掛けたかったのですが、ドライバーだったのが残念、無念。
お出汁の効いた玉子焼き。
ドライバー役でお酒飲めないのが、ホント、残念。
さて、釜揚げです。
そば湯が注がれた釜揚げ。海苔と鰹節とネギのトッピング。
そばつゆを自分の好みで注いで、味加減を整えるお蕎麦です。
立ち上がってくる蕎麦の香り。
このそば湯の中に浸かりたいくらい(笑)
皮ごと挽いた、粗挽きの挽きぐるみ。
蕎麦の表面を見るとゴツゴツしていて、粒子の粗さが見て取れる。
もちっとした噛み応えも好い。
一方のマイタケ天ぷらそば。
こちらの蕎麦は丸抜きです。
蕎麦の中にホシは見えますが、表面のツルリとした蕎麦です。
のど越し重視です。
天ぷらの香りが良くて、残念ながら蕎麦の香りは感じないけど、これは釜揚げとは別ジャンルの料理。
淡白な蕎麦と天ぷらのマリアージュ。旨いなあ。
日本人に生まれて良かった。 (2011.08)
2011.02*************************************************
冬季限定の「黒田のせりそば¥950」をお目当てに出かけました。
2月末まで頂けるようです。
さっそく、オーダーしようとしたら、ん、何か張り紙がある。
「地主さんそば¥1000」とある。
辛み大根のおろしそば、あたたかい霙(みぞれ)そば、やわらかとうふと黒田のせりそばとなんと3種類の盛り合わせ。
今は「第9回 まつえ暖談食フェスタ」の期間中で、それに合わせた限定メニューなのです。
3種類同時に頂けるのなら、そちらにしましょう。
壁には、本日の玄そばの案内があります。
奥出雲町小馬木のマキ在来種で玉太り「大」、粒ぞろい「A」と非常に良い玄そばです。
揚げそばがき、そばぜんざい、そばカスタードは前回同様なので、レビューを割愛します。
さてさて、お楽しみの黒田のせりそばから。
間違いなく石臼挽きで、蕎麦の粗い粒子が見て取れます。
噛み応えのある、挽きぐるみの蕎麦です。
湯通ししたセリと豆腐とのコンビネーションもよし。
蕎麦は短めで、プツプツと切れている。
でも、蕎麦としては旨い。
ここまで旨ければ、プツプツ短くても許せますね。
温蕎麦の霙蕎麦は、うれしいことに舞茸の天ぷら入り。ムフフな旨さ。
こちらは、せりそばよりきめの細かい蕎麦。
辛み大根のおろしそばは、せりそばと同じタイプかな。
石臼挽きの粒子の粗さが、そそりますね。
こちらも噛み応えしっかりです。
ただ、大根は思ったほど辛くなく、ちょっと弱いかな。
そばつゆは、前回感じたほど甘辛くないです。出汁が効いています。
前回の割子とはタイプの違うつゆなんでしょう。
いや~、旨かったし、ボリュームもあった。
また食べたい蕎麦です。
あ、いつまでやっているのか聞きそびれました。 (2011.02)
2010.08*************************************************
山陰両県のそば屋探索のネタ本として活用している「出雲そば街道―出雲・石見・隠岐・伯耆国のそば屋めぐり」http://www.amazon.co.jp/gp/product/4948756423/ref=oss_product
ゴールデン・ソバリエ小村さんのナイスな書評http://furusato.sanin.jp/p/11/16/17
この本の中で蕎麦の打ち方に付いての説明をしておられるのが、こちらの「ふなつ」さんです。
本来は蕎麦喰いではなかったこの本のライターが、名店ひしめく松江で、なぜこちらを選んで蕎麦の打ち方の話を聞いて、本に取り上げたのか?興味津々で出かけてきました。
島根県庁から西側へ500~600m、松江しんじ湖温泉駅から北側へ500~600mという立地です。
駐車場はお店の北側のスーパーと共用の駐車場があります。
このお店のこだわり、一種独特で、とっても濃厚なんです。
1.地産地消。
店名の「中国山地蕎麦工房」というところから読み取れるように、奥出雲町の蕎麦。しかも、契約栽培と自家栽培ときている。
米作から手掛ける酒蔵はいくつもあるが、蕎麦作から手掛ける蕎麦屋さんは、数少ないですね。
2.自家製粉。
石臼挽きの自家製粉を掲げるお店は数あります。こちらはでは、蕎麦の仕上げごとに挽き方を変えておられます。
a.玄蕎麦の殻ごと挽いた挽きぐるみを「割子」と「釜揚げ」に。
b.脱皮した丸抜きを「ざる」と「種物」に。
3.そばつゆ。
かえしを3種、それに仕上げの蕎麦ごとに枯節、さば節、昆布、椎茸などの配合を変えた4種類のそばつゆを作る。
すごいこだわりようです。
この多面的なこだわりが、本のライターさんに響いたのが、出雲そば云々のコメント対象として選ばれた理由かもしれませんね。
普段なら「ざる」を頂くところですが、殻ごと挽いた挽きぐるみの「割子」をオーダー。
3枚で¥720です。
最初に揚げた「そばがき」が、出て来ました。大根おろしが添えられています。
一口サイズですが、外はこんがり、中はもっちりとして、なかなか面白い。
次に、割子そば。
短めの延し、太くて、厚めの蕎麦切り。
外見は典型的な田舎そばで、「枕木亭」や極端なタイプとして、広瀬の「久保屋」を彷彿させるタイプです。歯ごたえしっかり、風味も強く、噛みしめるタイプ。
喉ごし重視のお江戸の蕎麦喰いが好むスタイルとは、対極の蕎麦でしょう。
好き嫌いが分かれる蕎麦じゃないかなあ。
そばつゆは、甘味があり、やや濃いめか。加減しながら掛けたほうが良いですね。
このあと、蕎麦ぜんざいと蕎麦カスタードの2種の甘味が出て来ました。
ぜんざいは、甘さ控えめの小豆餡に、ゆるいそばがきが掛けられた感じ。
カスタードは、カスタードをそばがきに混ぜて固めたもの。上に蕎麦の実を炒ったものが載せてありました。
揚げそばがきや、蕎麦デザートの2種は女性受けするでしょうね。
蕎麦のタイプが異なる「ざるそば」や「舞茸てんぷらそば」、同じタイプで温かい「釜揚げそば」、それぞれ試してみたいと思いました。 (2010.08)
普段は蕎麦やラーメンを食べることがほとんどですが、ベストと問われると、やはりノーブルだと思います。
常用できるお値段ではないのですが、料理としての完成度は高いでしょう。
誰かを連れて行って、「美味しい」という笑顔が間違いなく見れるレストランでしょう(褒めすぎか)。
一方、鳥好はコストパフォーマンスが高く、安心して使える居酒屋です。
プレミアム焼酎の売値と品揃えは焼酎通を唸らせます。
今年、もっとも出かけたのがランブル。
こちらもお値段が手ごろで、色々な意味で加減が良い。
パスタもリゾットもきちんとアルデンテで仕上げられてる。
なること、幸は甲乙つけ難いが、個人的な思い入れの差です。
なるこの「土手焼き」も、幸の「鯖しゃぶ」も米子の名物に、個人的に認定してます(笑)
ミエルは、点数と順位の整合性が取れてないですけど、スイーツはあんまり食べないので、評価もちょっと甘めか。
蕎麦は、登場回数の最も多かったふなつです。