レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/01訪問 2014/05/14
髙島屋前から一方通行の角盤町通りを、おおよそ300mほど進み、左にある一方通行を入った先にある「櫻川」。
開店時間より少し早めの17:30でしたが、予約で利用しました。
板塀で玄関先が隠された店舗。
塀のあるお店に入るのは何年振りだろうか?
透かしの板塀なので、高級感を持たせつつも、圧迫感を和らげる効果があるか。
カウンターとテーブル席、2階にはお座敷もあるようです。
今回はカウンターで、割烹の魅力を存分に楽しみたいと思います。
料理はおまかせ、@5,000/人の予算。
先付は、鮑の煮物、タラの芽、田作り(からんま)、蕪。
最初から鮑とは、なんとも豪勢な。期待感が上がる一品。
八寸に、自家製の唐墨、白バイ、猛者エビ(かな?)、猪のレバーパテ、赤貝、くわい、空豆、細身の大根。
自家製の唐墨も珍しいけれど、猪のレバーパテなるものは初めてです。
彩りはやや地味ですが、酒肴として一品一品に手抜きがなく素晴らしい。
この時点で、「今夜の料理は間違いないな」と確信しました。
碗物は蛤。
写真でご覧の通り、蛤の旨みをたっぷり引き出した潮仕立て。
イイ味が出ています。
刺身は2種盛り、鯛が盛ってあったが、もう1品は忘れてしまった。
焼物はズワイの焼きガニ。
炭火で焼いてもらいます。
パチッと蟹殻のはぜる音、漂ってくる香り、「割烹ってこんなにイイところだったんだ」と感じさせます。
蟹が焼き上がるまでに、河豚の煮物。
焼きガニは、蟹酢ジュレにて。
多少焦がした蟹の甲羅に蟹味噌、香ばしさがウレシイ。
猪の塩煮、クセがなくて、誰にでもウケそう。
酒が進みます。
河豚の白子と鮑の吉野煮。
河豚の白子や旨し~。
鯛飯の焼きおにぎり。
デザートは柿。
品の良い甘さ。
目の前で料理が仕上げられていく、このダイナミズムこそ、割烹の魅力。
お店は一人で回しておられましたが、提出する料理の順序を入れ替え、料理が停滞しないように提出しておられたのは見事でした。
懐具合にゆとりさえあれば、ぜひともリピートしたいです。
※諸般の事情にて、日本酒の評価は控えます。 (2014.01)
2位
1回
2014/05訪問 2014/08/04
国道9号線の東津田交差点を南下して約100m、進行方向右手に焼肉の若富があります。
アナログのクチコミでも評価の高さが耳に入る焼肉屋さんです。
繁盛店だということも聞いていたので、事前に予約。
その時点で希望の時間が満席でしたので、1時間30分ほど予約時間を遅らせて出かけました。
くねさんも、junpooooohさんも高評価なので、楽しみにでかけました。
お店に到着すると、マネージャーさんから丁寧に、待ち時間に対するお詫びがありました。
座敷に案内されて席に着くと、お冷やを持ってきたサービスの方も、「今日はお待たせして申し訳ございません」と。
次に、オーダーテイクに来られて方も「今日はお待たせして…」と、繰り返しお詫びがあった。
サービスの方、全体がお客さん(しかも一見客)の情報を共有しているということだ。
これには恐れ入った。
座卓にはガスのロースター。
ステンレスが張られていますが、コゲや油飛びなんてものが見当たらない。
多少傷が付いてはいるものの、非常にキレイに磨き上げてあります。
焼肉屋さんなんて、どこに行ってもグリルが油でギトギトと思ってる人、若富は違いますよ。
オーダーは以下の通り。
[※他のお店さんを税込価格で評価しているため、価格表記を基本的に税込としました。小数点以下四捨五入]
幸せカルビ¥1,296(税別¥1,200)。
美味しくて、思わず笑顔になる。ネーミングの通り幸せだ。
至福の若富ロース¥1,296(税別¥1,200)。
ロースも旨い。赤身のお肉は外れがないようです。
夢見ごこちの塩タン¥1,188(税別¥1,100)。
笑福(上)ホルモン¥864(税別¥800)
悪くはないけど、単純な味の評価だけなら焼肉の牛松(米子)の方が好みかなあ。
笑顔になる(上)ミノ¥1,026(税別¥950)nophoto
焼き野菜¥702(税別¥650)nophoto
チシャ(サンチュ)¥346(税別¥320)
若富幸せキムチ¥378(税別¥350)
ごはん(小)¥227(税別¥210)
若富らうめん¥540(税別¥500)
ラーメンはあっさりした鶏ガラスープ。
トッピングはチャーシュー、もやし、ねぎとシンプル。
変わっているのが麺。
何とも言えない、ポソっとした歯触りの麺。
あまりコシがなくて、ポソッとした歯ざわりです。
これは、残念ながら好みとは合いませんでした。
この後、幸せカルビをお代わりしました。
車なので、ドリンクはキリンのフリー¥454(税別¥420)×3本とウーロン茶¥227(税別¥210)。
平身低頭の接客が、やや演出過剰のような気もしましたが、悪い気はしません。
メニューの後ろに、マネージャーさんのご挨拶が記載されています。
これを読むと、このマネージャーさんが心底、食事を楽しんで欲しいという気持ちが伝わってきます。
他のお店さんの参考にもなると思います。
3位
2回
2020/11訪問 2021/01/20
昼も夜も行列ができていて、ファンからの熱烈な支持を受け続けている今を粋ろ。
開店前から行列ができていたり駐車場が満車だったりと、昼休憩での利用が難しくなっており、仕方なしに他店へ出かけることも少なくないです。
相変わらず限定メニューを連発しておられますが、その出来栄えは素晴らしい。
限定メニューは¥950で、ほぼ¥1,000というところですが、圧倒的なボリュームで他店の追随を許さない。
限定メニューは無料トッピングができたり、できなかったりする場合があるので、券売機に張り付けてある段ボールの簡素なお品書きは見逃したらいけません。
無料トッピングは、担担麺の場合は別皿提供、台湾ラーメンは通常通りのトッピングでした。
限定メニューに目を奪われがちではありますが、デフォのラーメンもつけ麺も私は大好き!
基本のラーメンが旨いから、これからもリピートし続けるお店でしょう。
米子市西福原のラーメン花月嵐→為セバ成ル。→ラーメンとろ太郎の跡にできた、二郎系の今を粋ろ米子店。
笑福よりオーナーが独立されて、吹田市にオープンした「ラーメンつけ麵今を粋ろ」の2号店です。
白とグリーンの目立つ看板、強烈なネーミングからも、かなり個性的なラーメン屋さんだと窺わせます。
2015.12**********************************
今年もリピートさせて頂きました。
色々と新作の限定メニューも開発され、飽きさせない工夫も素晴らしいと思います。
中盛(麺量400g)と野菜ましが私の適度な分量と言うとこで落ち着きました。
煮干しがしっかり炊き出された豚骨魚介中華そば、旨かったので定番化して欲しいなと思いました。
2015.09**********************************
辛みそつけ麺中(麺量400g)冷や盛り、野菜ましを頂きました。
相変わらず、この極太の平打ち捻じれ麺の個性は強烈で、この麺に魅了されています。
ワシワシとした食べ応え。
濃厚で、唐辛子とラー油の効いたつけダレとのマッチングも素晴らしい。
これからもリピートを続けると思います。 (2015.09)
2015.02**********************************
暫定的に販売されていた塩ラーメンの販売が中断されました。
辛味噌つけ麺がラインアップに追加されました。
味噌ラーメン、味噌つけ麺、辛味噌つけ麺が、券売機で購入する際にセレクトするように変わっています。 (2015.02)
2014.11**********************************
秘密裏に登場したと噂される、塩ラーメン。
前回、味噌つけ麺を頂いた折に、あとから入ってきた常連と思しきお客さんが、塩ラーメンをオーダーしていたのを、聞き逃さなかったからだ。
味噌ラーメンが登場した折には、「始めました味噌」という張り紙があったのに、今回は何もアナウンスがない。
いつも通り、ラーメンの食券¥700(麺量300g)を購入。
「塩、野菜ちょいまし、ニンニク抜き」とコール。
この時、お店の方がニヤリとされたような気がしました。
「塩ラーメン、出来ているのを知られていたか」みたいな、そんな表情に見えました。
いつも通りの待ち時間は、7~8分。
外見で他のラーメンと異なるのは、鰹節が散らしてあることか。
味噌ラーメン同様、唐辛子も散らしてあります。
塩ラーメンというと、透明感のあるスッキリしたスープを連想しますが、濁っていて背脂がタップリ浮いています。
醤油や味噌の味がない分、豚骨などのスープの濃さや、脂の旨味がダイレクトに感じられる。
醤油や味噌より、こっちが好きになるかも。
野菜の上に、鰹節が散らしてあることもあって、野菜も美味しさが増しています。
麺は、極太のワシワシ歯応え。
並のスープだと、この麺の存在感の強さに負けてしまいそうですが、塩味でも麺をしっかり受け止める強さがあります。
豚(チャーシュー)の味付けは薄めなので、スープに漬け込んでから、ゆっくりとお召し上がりになることをオススメします。
次は、塩のつけ麺食べなきゃな。 (2014.11)
2014.10**********************************
米子市西福原の「今を粋ろ 米子店」に再々々々訪です。
今回は味噌つけ麺です。
前回学習済みなので、つけ麺300g¥700の券を購入。
「味噌、冷や盛り、ニンニク抜き、野菜まし」としました。
先日のつけ麺同様、およそ7分~8分で登場。
つけ麺の場合は、丼の色はデフォと一緒。
おやおや、野菜が別盛りです。
!なるほど、麺が冷や盛りだから、野菜が冷めないように別盛りになっているという芸の細かさ。
これは、気が利いてる。
つけダレは液面が脂で覆われています。
このつけ麺でも、味噌の風味よりもスープの濃厚さが勝っているような感じで味噌には間違いないけれど、味噌感はやや控えめ。
野菜の上には、唐辛子と焦がしたオニオンチップがトッピング。
味噌ラーメンのビジュアルとちょっと変えてあります。
野菜の茹で加減はシャキシャキで安定しています。
この捻じれのある、ワシワシの太麺。
これが好きなんだな。
噂によると、更にバリエーションの追加があるようにも聞きましたが、それはまた後日。 (2014.10)
2014.09**********************************
米子市西福原の「今を粋ろ 米子店」に再々々訪です。
味噌ラーメンができたと耳にしましたので、お出かけです。
「味噌始めました」と貼紙。
ん、しかし、券売機にはボタンが見当たらず。
とりあえず、普通のラーメン300g¥700の券を購入。
「貼紙の味噌は?」と尋ねると、オーダー時にコールすれば良いとのこと。
というわけで、「味噌、ニンニク抜き、野菜まし」としました。
先日のつけ麺同様、7分で登場。
味噌は丼の色が黒です。
丼の色が違うだけでも、イメージが変わります。
まずは味噌のスープから。
濃厚なスープが勝っていて、味噌の味や風味が弱いような気がする。
味噌の味には間違いないのだけれど、味噌以外の濃厚な部分の主張が強いなあ。
野菜の上には、唐辛子が景気よくトッピングされています。
ビジュアルの面でも、味の面でも、この唐辛子は良い働きをしています。
この唐辛子は、デフォルトのラーメンにも追加可能のトッピングになっているのも良いですね。
前回のお出かけ同様、野菜の茹で加減がシャキシャキでうれしい。
ワシワシの太麺も、濃いスープと好バランスを保っています。
つけ麺でも味噌ができるとのことですので、また試してみたいと思います。 (2014.09)
2014.08**********************************
米子市西福原の「今を粋ろ 米子店」に再々訪です。
今回は、豚4枚ラーメンです。
券売機の表示が変更になって、大盛りのシステムが変わりました。
券売機で食券購入時に、麺量を選ぶようになりました。
200g、300gは同料金ですが、200gには煮玉子が付きます。
そして、麺量が100g増えるごとに¥50アップという料金体系です。
ニンニク抜き、野菜チョイましです。
以前は仕上り前にトッピングを確認されていましたが、今はオーダー時に指定するように変わりました。
野菜の食べ方の指南もありました。
極太麺ではありますが、7分ほどで登場です。
どうです、この「豚」の雄姿。
ワシワシと噛みしめる、麺の食べ応えが堪らないです。
そして、今回お願いしてみたのは、野菜のお代わり。
お代わりは、野菜チョイましで。
やや野菜が茹で過ぎで柔らかいかなと感じたことがありましたが、ここのところは加減が良く、シャキシャキと歯触りが良い。
麺のワシワシと、野菜のシャキシャキが良い感じ。
野菜のお代わりは別の丼で出てきます。
こういう具合に頼めば、「天地返し」なる荒技を駆使しなくても、早く麺が頂けますね。
食べ残しの心配もしなくて良いし、お客さん目線では、ありがたいサービスです。 (2014.08)
2014.01**********************************
今を粋ろ 米子店に再訪です。
カウンターに掲示されているトッピングの説明に、野菜の「まし」について説明があります。
ノーマル×1、チョイマシ×1.5、マシ×2.5、マシマシ3.5となっています。
笑福だと、単純に、まし×2、ましまし×2、バカまし×3という倍率。
もちろん基準の野菜のg数が同じかどうかはわかりませんが、今を粋ろの「マシマシ」でも、笑福の「バカまし」を上回りそうなので、これは一度はチャレンジすべきかと。
さすがに麺量を増やしてのコールは自信がないので、デフォのラーメンに野菜だけ「マシマシ」コール、ニンニク抜きです。
ココに来られる方は、見慣れておられるせいか、特に皆さんの目を引くこともなく静かに登場。
圧巻のボリュームです。
寸胴での野菜の加熱時間は、お客さんの回転具合によって、バラつきがあるようです。
普通のラーメン屋さんのように、もやしがシャキシャキだと、咀嚼によって満腹中枢が刺激され、食べきる前に満腹を感じそうですが、ココのもやしは適度に緩い。
もやしと麺には、多少のタレが掛けられており、つけダレが薄くなり過ぎないように、味加減が調節してあるようです。
さて、セロトニンが分泌される前に食べきれるか。
15分で完食。
食べきった後に、ドッとセロトニンがでてきたようで、ウップ、満腹です。
野菜がマシマシになっていると、スープの辛さも頃合いです。 (2014.01)
2013.12**********************************
今回は、つけ麺の大盛りです。
前回のラーメンは少々塩辛かったので、つけ麺なら麺の浸し具合で辛さもコントロールできるので、試してみました。
券売機にはシンプルに「大つけ麺¥800」とあります。
こちらのオーダー時に青の洗濯ばさみを付けて出すと「冷や盛」に、そのままで出すと「熱盛」という、提出方法が選べます。
そして、「大盛りの量は400g~600gで選べますが、いかがしましょう?」と聞かれます。
なんと、同金額で麺の量が選べるのです。
普通のラーメンなら150g見当の麺量ですが、600gを選べば、なんと4玉分ということになります。
まあ、そこまでをいきなり攻めるのもなんですので、麺量500gにしました。
待ち時間8分くらいで、「ニンニク入れますか?」と聞かれましたので、「ニンニクなし、野菜ちょいまし」とアンサー。
(麺500gも食って野菜も増すかよ~)
ご覧の通りのビジュアルです。
丼のサイズもそこそこあるので、この量が写真で伝わらないのが残念。
横から見ると、野菜のちょいまし加減が分かるかと思います。
ラーメンと同様に、極太の麺です。
歯応え十分の麺です。
熱盛ですが、茹で汁が丼に残るのか、それともスープを多少なりともかけられるのか、丼の中に多少の水分があります。
この水分と麺とで糊化が進みますので、極太麺で歯応えはあると言っても、麺の表面は緩くなって行きます。
この糊化と競争で500gを食わなきゃ(笑)
冷や盛なら、熱が無いぶん澱粉のアルファ化が止まりますので、このようにあせって食わなくても良い。
但し、つけダレが冷めるのと、どう向き合うのかということも出てきます。
つけダレが冷めると、脂が固まるんじゃないかとの疑問も湧きます。
このあたりは四の五の言わず、一度試してみるしかなさそうです。
さすがに麺量500gとなると食べ飽きそうな感じもありますが、野菜ちょいましが功を成して、麺を食べてる合間に野菜を挟むと、ガツガツ頂くことができました。
ラーメンでは、ちょっとしょっぱいなと思ったのですが、つけ麺では緩和されて、イイ感じになりました。
この麺500g&野菜ちょいまし、麺400gで野菜まし、麺300gで野菜ましまし、このあたりが私にとって満足度の高いバランスになりそうです。
ふ~、満腹。 (2013.12)
2013.12**********************************
オープン日は駐車場も満車であきらかに満席の様子でしたのでパス。
日を改めて覗いてみると、カウンターに空きがあったので入ってみました。
先客12~13名と賑わっています。
玄関先には開店を祝うスタンド花が飾られ、笑福を運営する富国、製麺屋さんのカネジン食品からのものが見受けられます。
店内には、洋食のリストランテ・キタガキからのものもありました。
お店に入るとすぐに券売機があります。
メニューはシンプルに、ラーメンとつけ麺、お値段は一緒です。
そして、麺量の違いでノーマル(麺量300g)¥700と、大(麺量400g~600g)が¥800。
そして、チャーシューにあたる「豚」¥900と「豚W」¥1,100、大はそれぞれ+¥100です。
お店に入って食券を出して待ちます。
すぐにジョッキに入った冷水が来ました。
テーブルの上には、つけ麺の「ひや盛り」を表す青の洗濯ばさみ(食券を挟んで出す)と、麺量を少なめにする白の洗濯ばさみが置いてあります。
つけ麺で「あつ盛り」希望の場合は、洗濯ばさみを付けずに出します。
カウンターの壁には、「まし」をコールした場合の量がビジュアル化されています。
そして、トッピングのコールのタイミングのお知らせがあります。
「にんにく入れますか?」と尋ねられた時に、「野菜/にんにく/アブラ/カラメ」をコールするというルールです。
その隣には、下げ物の案内と、食べ残しのペナルティの案内が書かれています。
「大ラーメン、大つけ麺の食べ残しは¥200」と表示され、東北震災義援金となるようです。
さて、今回は完全なデフォルトで頂きたいと思います。
ラーメン¥700です。
「まし」のコールは一切せずに、ノーマルです。
こういうタイプのお店は、「まし」がネタ的に多いと思いますので、あえて外してみます。
待ち時間7分で登場。
「まし」のコールをせずとも、もやしたっぷり、1cm厚のチャーシューが2枚載っていて、味付け背脂もトッピングされています。
脂がたっぷり浮いた、濃いスープ。
笑福とは異なり、甘さを抑え、醤油の味を強めにしたスープです。
ちょっと、しょっぱいかな~。
厚手のチャーシューは、味付けもしっかり濃いめ。
濃厚なスープの中にあっても、存在感のあるチャーシューです。
そして、極太の麺。
まるで縮れたフェットチーネか、うどんのような太さです。
ゴワゴワしていて、デフォルトでも歯応え十分の麺です。
ワシワシ噛みしめるような麺で、食べ応えあるなあ。
標準サイズでしたので難なく完食しましたが、笑福と同じ気分で大盛りにしたり、野菜のましましコールをしていたら、食べきれなかったかもしれません。
ボリュームは抜群です。
但し、スープが少々辛かったので、本来は大盛りか、野菜ましに対応した味付けの濃さなのかもしれません。
ノーマルサイズは、もう少しタレの量を控えてもらった方が食べやすいでしょう。
ジョッキで出てきた冷水は、喉が渇いたので全部飲みました。
麺量が600gまで¥100増しで食べられるので、がっつり食べる人の福音となるでしょう。
但し、麺量の多い笑福でさえデフォルトが200gなのに対して、最初からココは100g多いこと、また、「野菜まし」の段階も笑福とは異なりますので、安易に頼むとペナルティーを受けますので、ご注意あれ。 (2013.12)
4位
1回
2015/12訪問 2015/12/27
松江の蕎麦店で、しっかり人気の定着した、中国山地蕎麦工房ふなつ。
営業時間がランチタイムのみに圧縮されたのが、少々残念ではありますが、これからも旨い蕎麦を食べさせてくれる1軒として期待しています。
2015.02***********************************************
ビジュアルの更新を行おうと、2月に再訪。
期間限定のまつえ暖談食フェスタにリンクした地主さんそば¥1,000です。
増税後にも関わらず、価格維持には頭が下がります。
他のメニューと同様に、揚げ蕎麦がき、蕎麦ぜんざいもセットになった、品数の多いメニューです。
感想は2011年2月のレビューと同じく、堪能させていただきましたので、下記のフレッシュな感想を見て頂く方が良いでしょう(笑)
とも思ったけど、ブログ側にしっかり書いたので、転載。
書くのが遅くなりましたが、2月に出かけて、期間限定の地主さんそば¥1,000に玉子焼き¥450を頂戴しています。
3種類の蕎麦がセットになっている上に、揚げそばがき&そばぜんざいもついているので、とても品数の多い蕎麦です。
最初に出てきた玉子焼きをつつきながら、蕎麦を待ちます。
ドライバーじゃなければ、昼からでも王祿の生原酒を頼みたいところ。
シンプルな玉子焼きだけど、旨いんだよね。
外側がカリッと、中がトロリとした、揚げそばがき。
これもお酒のアテにしたいところ。
3種類の蕎麦は、まず霙そばから。
ちょっと甘口のそばつゆに、舞茸天ぷらのトッピングで、つゆにコクが増して旨いこと旨いこと。
菜の花の僅かな苦さが、アクセントになってます。
蕎麦は丸抜きの細切りで、喉越し重視です。
次におろしそば。
こっちは、粗挽きで、ちょっと蕎麦のつながりが悪くて短いけれど、蕎麦の風味がとっても豊か。
寒暖の差がある中国山地で、しっかり旨味を蓄えた蕎麦の地力が感じられるような気がする。
そして、せりそば。
あんまり旨いので、蕎麦の近影を撮るのを忘れるくらい、没頭して食べた。
シャキシャキしたセリの歯触りと、豊かな蕎麦のコシ。
食感が楽しい。
そばぜんざいと、ちょっと濃いめのそば湯を頂戴して、食後の余韻に浸りました。
米子に、こういう粗挽きで、蕎麦の強さを感じさせるようなそば屋があれば、きっと通い詰めると思う。
ないものねだりか。 (2015.02)
2012.08***********************************************
今回は、いつもとちょっとパターンを変えて、かも汁ざるそば¥1,200です。
最近気に入っている、たまご焼き¥400もオーダー。
この日の蕎麦は奥出雲産の常陸秋そば、川西そば打ちクラブさんが生産者です。
玄そばの出来は良さそうです。
たまご焼きはオーダー後僅か4分で登場。
これをつまみながら、酒が飲めたらなあ。
たまご焼きに遅れること5分で、かも汁ざるそば登場。
おなじみの揚げそばがきと、そばぜんざいも同時に登場です。
そばつゆに鴨の脂が浮いていて、とっても旨そう。
このざるそばは丸抜きで、喉ごし重視の細切りの蕎麦です。
ツルツルと喉ごしの良い蕎麦。
コシもしっかりしています。
そして、鴨のそばつゆ。
も~、この美味しさは反則だ。
普段は蕎麦の美味しさを純粋に楽しむのが好きですけどね。
宗旨替えさせられそうなくらい、そばつゆが旨い。
このつゆだったら、どんなに不味い蕎麦でも美味しく食べられるんじゃないかと、思うくらいです。
脳内のドーパミン濃度、上昇します。 (2012.08)
2011.08*************************************************
今回は暖かいお蕎麦2種。
蕎麦のメニューによって、挽き方を変えておられるので、挽き方の違う温蕎麦を比べてみることにしました。
この日の蕎麦は奥出雲町大馬木産の馬木在来種でした。
かまあげそば¥700とマイタケ天ぷらそば¥900。
さらにたまご焼¥400も頂いてみることにしました。
これをアテに王録を、ちょいと1杯引っ掛けたかったのですが、ドライバーだったのが残念、無念。
お出汁の効いた玉子焼き。
ドライバー役でお酒飲めないのが、ホント、残念。
さて、釜揚げです。
そば湯が注がれた釜揚げ。海苔と鰹節とネギのトッピング。
そばつゆを自分の好みで注いで、味加減を整えるお蕎麦です。
立ち上がってくる蕎麦の香り。
このそば湯の中に浸かりたいくらい(笑)
皮ごと挽いた、粗挽きの挽きぐるみ。
蕎麦の表面を見るとゴツゴツしていて、粒子の粗さが見て取れる。
もちっとした噛み応えも好い。
一方のマイタケ天ぷらそば。
こちらの蕎麦は丸抜きです。
蕎麦の中にホシは見えますが、表面のツルリとした蕎麦です。
のど越し重視です。
天ぷらの香りが良くて、残念ながら蕎麦の香りは感じないけど、これは釜揚げとは別ジャンルの料理。
淡白な蕎麦と天ぷらのマリアージュ。旨いなあ。
日本人に生まれて良かった。 (2011.08)
2011.02*************************************************
冬季限定の「黒田のせりそば¥950」をお目当てに出かけました。
2月末まで頂けるようです。
さっそく、オーダーしようとしたら、ん、何か張り紙がある。
「地主さんそば¥1000」とある。
辛み大根のおろしそば、あたたかい霙(みぞれ)そば、やわらかとうふと黒田のせりそばとなんと3種類の盛り合わせ。
今は「第9回 まつえ暖談食フェスタ」の期間中で、それに合わせた限定メニューなのです。
3種類同時に頂けるのなら、そちらにしましょう。
壁には、本日の玄そばの案内があります。
奥出雲町小馬木のマキ在来種で玉太り「大」、粒ぞろい「A」と非常に良い玄そばです。
揚げそばがき、そばぜんざい、そばカスタードは前回同様なので、レビューを割愛します。
さてさて、お楽しみの黒田のせりそばから。
間違いなく石臼挽きで、蕎麦の粗い粒子が見て取れます。
噛み応えのある、挽きぐるみの蕎麦です。
湯通ししたセリと豆腐とのコンビネーションもよし。
蕎麦は短めで、プツプツと切れている。
でも、蕎麦としては旨い。
ここまで旨ければ、プツプツ短くても許せますね。
温蕎麦の霙蕎麦は、うれしいことに舞茸の天ぷら入り。ムフフな旨さ。
こちらは、せりそばよりきめの細かい蕎麦。
辛み大根のおろしそばは、せりそばと同じタイプかな。
石臼挽きの粒子の粗さが、そそりますね。
こちらも噛み応えしっかりです。
ただ、大根は思ったほど辛くなく、ちょっと弱いかな。
そばつゆは、前回感じたほど甘辛くないです。出汁が効いています。
前回の割子とはタイプの違うつゆなんでしょう。
いや~、旨かったし、ボリュームもあった。
また食べたい蕎麦です。
あ、いつまでやっているのか聞きそびれました。 (2011.02)
2010.08*************************************************
山陰両県のそば屋探索のネタ本として活用している「出雲そば街道―出雲・石見・隠岐・伯耆国のそば屋めぐり」http://www.amazon.co.jp/gp/product/4948756423/ref=oss_product
ゴールデン・ソバリエ小村さんのナイスな書評http://furusato.sanin.jp/p/11/16/17
この本の中で蕎麦の打ち方に付いての説明をしておられるのが、こちらの「ふなつ」さんです。
本来は蕎麦喰いではなかったこの本のライターが、名店ひしめく松江で、なぜこちらを選んで蕎麦の打ち方の話を聞いて、本に取り上げたのか?興味津々で出かけてきました。
島根県庁から西側へ500~600m、松江しんじ湖温泉駅から北側へ500~600mという立地です。
駐車場はお店の北側のスーパーと共用の駐車場があります。
このお店のこだわり、一種独特で、とっても濃厚なんです。
1.地産地消。
店名の「中国山地蕎麦工房」というところから読み取れるように、奥出雲町の蕎麦。しかも、契約栽培と自家栽培ときている。
米作から手掛ける酒蔵はいくつもあるが、蕎麦作から手掛ける蕎麦屋さんは、数少ないですね。
2.自家製粉。
石臼挽きの自家製粉を掲げるお店は数あります。こちらはでは、蕎麦の仕上げごとに挽き方を変えておられます。
a.玄蕎麦の殻ごと挽いた挽きぐるみを「割子」と「釜揚げ」に。
b.脱皮した丸抜きを「ざる」と「種物」に。
3.そばつゆ。
かえしを3種、それに仕上げの蕎麦ごとに枯節、さば節、昆布、椎茸などの配合を変えた4種類のそばつゆを作る。
すごいこだわりようです。
この多面的なこだわりが、本のライターさんに響いたのが、出雲そば云々のコメント対象として選ばれた理由かもしれませんね。
普段なら「ざる」を頂くところですが、殻ごと挽いた挽きぐるみの「割子」をオーダー。
3枚で¥720です。
最初に揚げた「そばがき」が、出て来ました。大根おろしが添えられています。
一口サイズですが、外はこんがり、中はもっちりとして、なかなか面白い。
次に、割子そば。
短めの延し、太くて、厚めの蕎麦切り。
外見は典型的な田舎そばで、「枕木亭」や極端なタイプとして、広瀬の「久保屋」を彷彿させるタイプです。歯ごたえしっかり、風味も強く、噛みしめるタイプ。
喉ごし重視のお江戸の蕎麦喰いが好むスタイルとは、対極の蕎麦でしょう。
好き嫌いが分かれる蕎麦じゃないかなあ。
そばつゆは、甘味があり、やや濃いめか。加減しながら掛けたほうが良いですね。
このあと、蕎麦ぜんざいと蕎麦カスタードの2種の甘味が出て来ました。
ぜんざいは、甘さ控えめの小豆餡に、ゆるいそばがきが掛けられた感じ。
カスタードは、カスタードをそばがきに混ぜて固めたもの。上に蕎麦の実を炒ったものが載せてありました。
揚げそばがきや、蕎麦デザートの2種は女性受けするでしょうね。
蕎麦のタイプが異なる「ざるそば」や「舞茸てんぷらそば」、同じタイプで温かい「釜揚げそば」、それぞれ試してみたいと思いました。 (2010.08)
5位
1回
2014/08訪問 2014/11/29
JR岸本駅より国道181号線へ出てすぐに、淀江方面へ向かう県道53号線を500m~600m進むと道なりのカーブの先に井田農園があります。
天気が良ければ、お店から大山が展望できる景観の良さ。
この日はあいにく大山は雲の中でした。
こちらは、元々伯耆町の矢田貝邸・風ごよみをやっておられた方が、こちらへお店を出されたようだと風の噂に聞いていました。
くねさんからの横田小そばという事前情報を得ていたので楽しみに出かけました。
12:00頃のお出かけで、先客は1名、後客は2組3名です。
メニューの説明に、横田在来を南部町で自家栽培とあります。
これは期待できそう。
もりそば¥800、相方は釜揚げ風そば¥800、天ぷら¥500をシェアすることに。
9分ほどで、天ぷらから登場。
海老天2本、南瓜、茄子、玉ねぎ、ピーマン、サツマイモです。
モンゴルの岩塩か?
ピンク色の塩で頂きます。
揚げたてだから、文句なしに旨い。
これで¥500なら、CP文句なしです。
12分後に、もりそばです。
白っぽい蕎麦。
ホシが見えるものの、これは丸抜きか。
蕎麦は良い具合に水を纏って、光って見える。
十割なのにとても細い切りで、コシもしっかりしていて、スルスルっと喉越しも良い。
夏を越えたところなので、さすがに香りが良いとは言えませんが、出来は良いです。
新そばが出たら、ココには再訪したい。
岩塩が添えられています。
このあたりは、風ごよみの時と同じ。
塩だけで味わうと、蕎麦の美味しさを純粋に楽しめる。
マイソルト、持ち歩きしなきゃいけないなあと思っていたけど、なかなか実行できなくて、また検討しようと思いました。
穏やかな香りのあるそばつゆ。
蕎麦の邪魔をしないよう、香りが控えめなのは良いです。
薬味は大根おろし、山葵、ねぎ。
そばがきと梨が添えられています。
そばがきは好物なので、単品メニューでも食べられると言うことないです。
16分後、釜揚げ風です。
わざわざ、釜揚げ風と断ってあるのは、大根おろしが入っているからか。
蕎麦を茹でた釜湯ごと、丼に盛り付けられ、味付けはそばつゆにて、お好みで味を加えます。
深い丼に顔を寄せると、蕎麦の香りに包まれる。
このまま、この香りの中に顔をうずめていたいくらい。
温蕎麦なので、コシは弱いものの、独特なもっちりした歯触りがあります。
そば湯が好きなので、もう少し、釜湯がしっかり張られていてもいいかなあ。
湯呑でそば湯が出てきました。
軽めのそば湯です。
レベルの高い蕎麦屋さんで、またリピートしたいと思います。
6位
1回
2015/09訪問 2016/09/16
北堀橋の北側の一方通行の通りの中にある「ひばり」。
ラーメン激戦区の学園で繁盛店だったように見えていたのですが、突如の休業後、突如再開されたようです。
駐車場へは、北堀橋を渡って武家屋敷方向に進み、カーブにある三叉路を右折して、最初の路地を右折し、次の交差点(岡本そばがあります)をお店のほうへ戻る一方通行には入りません。
そのまま、直進して50mくらいの右手に3台分あります。
観光地に近いエリアですが、このあたりは完全に住宅街という感じです。
2016.05******************************
限定メニューを求めて、麪家ひばりへ再訪です。
営業時間が拡大され、金土日は夜の営業も行われるようになりました。
レギュラーメニューも更新され、新しくなっていました。
全般的に価格改定がなされています。
旨いラーメンゆえ、許容できる範囲でありますが、もう一段お値段が上がるとCPの評価は見直しが必要になるでしょう。
今回は汁なし担担麪¥880です。
デフォルトで麵2玉と表記があったのですが、それ以上の大盛り対応の可否については聞きそびれました。
ひばり流の担々麺。
他のお店さんと漢字の表記を変えているところから、こだわりがありそうな一品です。
担担麪のメニューの中に、ご飯についても記してあればご飯割りも考えたのだが、そこまで気が回らなかったので、デフォルトでオーダー。
11:30過ぎの入店で先客が3組5名。
待ち時間は6分ほどで登場。
麺をかき混ぜると、花椒の香りが立ってきました。
この香りを立てるためにも、景気よくかき混ぜた方が良いと思う。
中細の縮れ麺、シコシコと歯触りが良いです。
味噌ラーメンの平打ち麵も良かったけど、この麺もなかなか良いですね。
香りだけじゃなくて、花椒はシビレも効いてます。
ラー油の辛さと相まって、ダイレクトに食欲を刺激されますね。
どのメニューも外さないのがひばりの魅力です。 (2016.05)
2015.09******************************
再訪してビジュアル追加です。
未食の味噌らぁめん¥750+大盛り¥150。
相方はデフォの白湯らぁめん。
両方とも「麺カタメ」でオーダーしました。
「濃く」と表現されている味噌ラーメン。
濃いめなのは間違いないですが、最近は結構「濃厚」をうたう味噌ラーメンも多いので、突出しているというほどではありません。
アゴ出汁がベース?で味噌の美味しさを上手く下支えしている感じ。
平打ちの太麺。
コレ、食感が良いんですよ。
啜り心地と、麺の硬さの塩梅が良くて、私がひばりに惹かれる大きな理由になってます。
また、再訪します。 (2015.09)
2014.10******************************
再訪しました。
13時過ぎの入店で、ほぼ満席という賑わいぶりでした。
いつの間にやら、食べログのラーメンランキングで、島根県の1位になってます。
食べログのランキングがどうであろうが、ここのラーメンが好きなだけに、ひばりが繁昌しているのは素直にうれしい。
海老潮らあめんの大盛(2玉)¥830と、同行者は魚介つけ麺(並)のオーダーです。
他のお客さんのオーダーが出きった後だったようで、待ち時間は短く6分ほど。
白濁した豚骨スープ。
シッカリと豚骨が炊き出してあって、それだけでも旨いのに、海老の旨さも加えてある。
こりゃ、イイネ。
麺の茹で加減も頃合いで、このあたりの仕事の良さが高評価に繋がっているんじゃないかと思います。
柔らかい、バラ肉チャーシューも旨し。
同行者のつけ麺。
麺が締めてあるので、コシの良さは言うに及ばす。
魚介系の出汁が効いた「つけダレ」もイイ感じ。
この美味しさをいつまでも保ち続けて欲しいと願います。
松江のラーメンでは、私はココがイチオシかな。 (2014.10)
2012.05******************************
お店はかなり年季の入った建物です。
コピー用紙を張り合わせて店名を書き、コルクボードに貼り付けて、店先に掲示してあります。
せめて、模造紙でも紙屋さんで買えばいいのになあ。
店舗サイン(又は看板)はお店の顔となるのに、乱雑なイメージで嫌な予感がよぎりました。
なにがデフォルトなのかよく分かりませんが、一番上に書かれている、あごだしの白湯ラーメン¥650を頂くことにしました。
開店とほぼ同時に出かけましたので、ノーゲストです。
店内はコンクリートの土間で、それなりの古さを感じる店内です。
壁には野鳥の写真が飾ってあります。
これが、野鳥のひばりなのかな?
待ち時間は6〜7分でラーメン登場!
ガツンと魚介の匂いが来る。トッピングの魚粉の匂いかな。
この匂いは好き嫌いが分かれそうです。
私は好きですけど。
白濁したスープ。魚粉の香りで、ケモノ臭はあまり感じません。
コクのあるスープで、旨い。
中太の麺はもっちりとしたコシがあり、個性的なスープとのバランスはバッチリ。
柔らかく仕込まれたチャーシューは薄味であるが、その分肉の美味しさを感じる。
もやしのひげ根は処理済み。
シャキシャキと歯触りの良い太もやし。
肉味噌を溶くとオレンジ色の油が広がりコクを増す。
多少辛みも増しますね。
旨い。
魚介系の匂いが気になる人は評価しないのかもしれませんが、これはイイですね。
お店に入る前に、看板を見て感じた嫌な予感は杞憂に終わりました。
次の日も、続けて出かけたいと思ったくらい。
今年の上半期ベストラーメンかな。 (2012.05)
7位
1回
2014/02訪問 2014/05/24
JR御来屋駅から海岸へまっすぐ下り、旧道(山陰道が9号線扱いだから、旧旧道か?)となる県道269号線を西側へ。
後醍醐天皇が腰かけたという石の看板から、少し手前側の進行方向左手に、林たい焼き店があります。
あまり甘いものは頂かないのですが、食べログの大判焼き・たい焼きジャンルで、米子の「甘味処みらく」を抑えてトップの評価を得ているお店なので、一度は試してみるべく寄り道しました。
このジャンルに精通した人に言わせると、こちらのたい焼きは天然モノという格付けがなされるようです。
複数のたい焼きを、一つの焼き型でまとめて焼くのを「養殖物」と呼び、一つの焼き型で1枚ずつ焼き上げるモノを「天然物」と呼ぶそうな。
同じ型で焼いて同じものを作るのに「天然」という呼び名は、ちょっと違和感を覚えますが、ま、言いたいことが分からない訳でもなし。
1枚¥120のたい焼きです。
バックオーダーがあった模様で、お店の中で待ってくださいと案内されました。
店内からは、店主がたい焼きを焼かれるさまが、近くで見れます。
車の中にカメラを置いてきたので、残念ながらその写真は撮りませんでした。
1枚1枚、焼き型の中で見えないたい焼きの姿を見据えながら、焼き型をひっくり返して焼き上げるのは、長年の技術と勘がなせる技。
焼きたてのたい焼きを、さっそく車の中で頬張る。
香ばしく、パリッと焼き上げられた皮。
たい焼きの皮は、中の餡が透けて見えるぐらい薄く纏われていて、パリッ、カリッとした食感が素晴らしい。
大判焼きや、カステラ状の皮のたい焼きじゃこうはいかない。
もっちりとした皮にも魅力はあるのでしょうが、こっちのタイプの方が私の好みです。
最近は中身を餡から他のフィリングに変えた「たい焼き」を作るお店もあるようですが、こちらのお店はベーシックなたい焼きのみ。
完成の域に達したものは、下手にアレンジせず、1品を極めた方がイイんだなと思いました。
たい焼きも、意外に侮れないなと、感心しました。 (2013.12)
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家内に催促されて、再訪しました。
写真の撮影許可を求めると、丁寧に焼き型を拡げて下さり、また重さが分かるように焼き型を持たせても頂きました。
せっかくなので、お店で待って焼きたてを頂くことにしました。
別途、お土産用も購入。
ああ、この皮の香ばしさ。
アツアツの餡。
この美味しさは、お店に出掛けなければわからない。
夏の間はしばらくお預けです。 (2014.02)
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たい焼きの色合いの違いは、光線の違いによるものと思われますので、撮影条件を付記しました。
8位
1回
2014/03訪問 2014/04/17
その昔、米子の商店街にあった、洋菓子店クロード。
何時の間にやら、米子からは姿を消して松江のみでの営業になってました。
久しぶりにクロードの味を求め、学園通り店へ出掛けてみました。
米子時代に、カスタードクリームの入った、三角形のチョコレートのケーキがお気に入りでしたので、今でも作られているのかなと。
(※お値段は消費税8%への増税前です)
奥出雲の山蜜(アカシア)¥263。
とろとろで柔らかいプリン。
ソフトな甘さ。
スッキリとした甘さで、甘さのキレが良い。
松江だんだんプリン¥158。
奥出雲の山蜜に比べて、やや硬め。
比べると固めとはいえ、大手メーカーで大量生産されるプリンよりは柔らか。
トリュフ¥315。
チョコレートのケーキです。
残念ながら、私が思っていた懐かしいケーキではなかったです。
ココアパウダーの下には、薄いスポンジを、濃厚なチョコレートで挟んであります。
たっぷりのチョコ。チョコレート濃度の高いケーキです。
ガトー・クラシック、ザッハトルテ、オペラなど、チョコレートのケーキはあまたありますが、この濃度には及ばないような気がします。
チョコレート好きの方には、一度試してみられたい。
おなじみクレープ&シュークリーム。
値段の記録漏れ¥120~¥130見当。
カスタードを包んでいるのが、クレープかシューの違いというところか。
トロトロのカスタードクリーム。
手頃で求めやすい価格設定が魅力。
歴史のあるクロード。
なぜ、米子で続かなかったのか不思議です。
9位
1回
2014/11訪問 2014/11/30
松江から国道432号線、国道314号線を南下。
横田駅への進入路入らずに、道なりに進んで500mほど、進行方向右手に一風庵があります。
食べログの評価も高い、人気のそば屋さんです。
11月の上旬から中旬にかけて、奥出雲の蕎麦祭りが行われ、それを機に新そばに切り替わっているそうです。
もう1週間ほど早く出かければ、そのお祭りも、奥出雲を彩る紅葉も楽しめたのになあと、タイミングを逃したことをちょっと後悔。
限定の野の香を頂きたかったので、開店時刻の11:00を狙って出かけました。
お店には一番乗り。
案外、急がなくても良かったんじゃないかと思ったのですが、その後、後客が続々。
お店を出るまでに4~5組入って来られたと思います。
この日はそば屋さんのハシゴを目論んでいたので、野の香¥1,120と、ゆばそば¥900。
あ、そばがきがある。
この後の、お店にはそばがきないからな。
でも、よそにも寄りたいし…。
やはり、追加しよう、そばがき¥540。
そばがきは手間がかかるから、他のお客さんが入るまでなら早いだろうし。
というわけで11分後に、最初に出てきたのがそばがき。
そば湯とともに器に盛られています。
お~、柔らかい。
お箸で持ち上げようとすると、プルンと切れる。
とってもフワフワのそばがき。
口の中で、蕎麦の風味が拡がる。
ちょっと長く炊きすぎたお雑煮のように、口の中で溶けていく感じ。
醤油の効いたつゆとのマッチングも良し。
15分後に、ゆばそば登場。
丼の上を湯葉が覆っています。
ちょっと脇の方から蕎麦を引き出してみます。
石臼挽きが見て取れる、ホシのある蕎麦。
もう、これは見た目から旨いでしょ!
もっちりとした蕎麦のコシ。
そして、とろけるような生湯葉。
この組み合わせは、素晴らしい。
私は、純粋に蕎麦そのものが旨い蕎麦料理が好きですが、その主義を変えたくなる。
ココに来たら、またこれを注文したくなる旨さがある。
そして、ゆばそばの2分後、限定15食の横田在来種の小そばを使用したざるそば「野の香」です。
新そばなれど、出雲そばは殻ごと挽くから、色が黒い(笑)
蕎麦のきっつけがキリッとしていて、蕎麦の粒子やホシが見える、これもルックスからして素晴らしい。
細切りなのに、噛み応えがある、コシのある蕎麦。
ああ、しまった塩だけでも味を試してみれば良かったなあ。
そば猪口には、ほんの僅かにつゆが張られています。
香りが命の蕎麦だから、ジャブジャブつゆに漬けないように、お店からの心配りがある。
薬味はネギと山葵が添えてありましたが、蕎麦が旨いので使いませんでした。
蕎麦には、湯葉の天ぷらが添えてありました。
とろける湯葉で、お代わりしたくなる。
そば湯は、そば粉が溶いてあるのか、開店直後ですが、やや濃いめのものが出てきました。
こんな旨い蕎麦が食えるなんて、奥出雲の人は幸せだなあ。
今年は、鳥取・島根両県から、蕎麦・ラーメン・スイーツを各1店と、ノー・ジャンルで特に記憶に残ったお店という選び方です。
蕎麦・ラーメン・スイーツの評価は、リピートの有無、又はリピートしたいと思ったかどうかを評価の基準としました。
まずは、櫻川。
ジャンルとしてほとんど出かけることのない割烹ですが、目の前で捌く様を拝見しつつ、料理の仕上りを待つのは楽しい。
懐さえ余裕があれば、通い詰めたいと思う。
若富。
サービス面では、やや過剰気味な演出とも感じそうになりましたが、ツボを押さえていて心地よい。
もちろん、焼肉の内容も素晴らしい。
今を粋ろ。
オールジャンルで、リピート回数最多がこちら。
他の方の評はともかく、私は好きです。
ふなつ。
今年も、蕎麦ジャンルでは最多利用です。
文句なしに旨い。
井田農園。
鳥取県西部では、残念ながらリピートした蕎麦屋さんがありません。
リピートするなら、ココということで選んでます。
ひばり。
松江のラーメンで、最も気に入っているのが、ひばりです。
白湯ラーメンもつけ麺も美味しい。
林たい焼き店。
冬季限定の期間営業ですが、リピートしました。
家内のリクエストですけど。
クロード洋菓子店学園通り店。
松江エリアで、唯一リピートしたスイーツ系。
ココも家内のリクエストです。
閉店したのが残念。
純そば一風庵。
種物はあまり頂かないのですが、ココのゆばそば、旨かったです。
近所にあれば、間違いなくリピートします。
種物系で、このゆばそばと、ふなつの鴨汁ザルは、別格の美味しさだと思います。
今年は、洋食系でココ!と言えるような料理に出会えなかったのが残念です。