SV01改さんが投稿したガストロノミー ジョエル・ロブション(東京/恵比寿)の口コミ詳細

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ほとんど麺類。

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  • 昼の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2015/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

ナイフで触れた瞬間に、美味しいと感じさせた料理は初めてです

恵比寿駅からスカイウォークで5分と表示してあるものの、実際駅の改札を出て、店にたどり着くには10分以上かかった。
恵比寿の駅からは、スカイウォークへ向かう案内看板があるので、迷うことはないでしょう。

背景の高層ビルが建物の印象を少々スポイルしているにも関わらず、相当に立派なシャトー・レストランです。

1ヶ月前に予約をしていました。
奥の角っこの席ですが、閉塞感のない場所でした。

ジャケット着用のドレスコードがあるにも関わらず、シャツ姿の男性が2名。
うち1名は接待のホスト側の人間に見えたけれど、食事の途中で誰かがジャケットを届けたようです。
この人達は場に不釣り合いに見えたので、ドレスコードは守るべきと思いました。

テーブルにはシワ1つない黒いクロスが掛けられていました。
テーブルに掛けてからアイロンを当てているんでしょうか、凄いですね。
ところで、食事の席で黒のクロスは珍しい。
あまりイイ店に入らないから、見ないだけなのかもしれないけれど。

メニューはA、B、CとGourmandの4種類。
選べる料理の皿数や内容が異なります。

同伴者とメニューを分けて頼んだのですが、並行して書くと流れがつかめなくなるので、今回は私のオーダーのみ紹介します。

5月のGourmandです。
4月に予約した段階のメニューと一部内容が変わっていました。
前菜又はスープのチョイス、魚料理のチョイス、そしてデザートをチョイスする¥12,600のコース。
サービス料は別途12%。

メーテル・ド・テルのみスーツ姿で、黒服のギャルソンが2タイプおられました。
服装によって仕事のヒエラルキーが、キチンと分かれている。

メーテル・ド・テルは笑顔ではないものの、常に凛とした表情で仕事に集中している良い印象を持っている。
声の大きさ、メニューの説明も的を得ていて、質問への回答も間髪を得ず、さすがだなあと感心します。
他のギャルソンは、メニューの説明を2ヶ所ほど聞き直しました。

飲物はお任せでグラスのシャンパン(メーテル・ド・テルはシャンパンと言ったのでスパークリングではないはず)。
後で計算書を見ると¥1,700でした。

最初に、ベーカリーのスペシャリテだという、プチバゲットが登場。
天然酵母を使用しているとのこと。
かなり硬めに焼き上げられたもので、歯応えがカリッとしている。
焦がし加減もイイ塩梅で、香ばしい。

アミューズは、ズワイガニとアヴォガドのフォンダン。
(フォンダン=柔らかい)
アヴォガドの青臭さが抑えつつ、ズワイガニに味の厚みが加えてある感じ。

大山鶏のフィレ モリーユ茸のブレッゼにし、フォアグラのテリーヌと重ねて モリーユ茸のジュレとシャトーシャロンのクリームと共に
名前が長いけど、この通り。
大山鶏がフォアグラの味に負けるんじゃないかと思ったけれど、これ勝ち負けじゃなくて、一緒に食べるように重ねてある。
剥がして食べると、確かにフォアグラが勝る感じはあるけれど、こんなに旨い大山鶏は初めて。

飲物を追加オーダー。
日本酒について尋ねたけれど、獺祭オンリーとのこと。
熟成酒があればなあ。
様子のわからないワインを頼むのも自信がないので、ビールにしました。

ワゴンでパンのサービス。
普通のバゲットをもらうことにしました。
これも、カリッと香ばしく焼いてあります。

魚料理 タチウオ トマトの香るパンを付け、カリッとポワレし、万願寺唐辛子入りガルピュールのブイヨンソースで。
コレ、素晴らしい。
銀色の皮目が、時にグロテスクにも感じる太刀魚。
それを薄いパンで化粧して、さらにポワレでカリッと焼き上げて、見た目と食感を同時に際立たせている。
ナイフを入れて、「カリッ」と音がした瞬間、コレは旨いだろうと直感させる。
火入れも抜群、ジューシーにふっくらと焼き上げられている。

ビールをグラスに注ぐ。
この時に黒いクロスの理由がわかった!
缶ビールの水滴がクロスに沁みても、全然見えない。
缶ビールの水滴が作る、輪っかが見えないんだね。

仮にソースをこぼしたとしても、このクロスならそんなに目立たないだろう。
食事の最中に、ふとしたことでクロスを汚してしまったときの罪悪感を感じさせないってことだ。
食事に集中できる、なんとすばらしい心遣いだろう。

肉料理 和牛 グリエにし、旬の野菜と香り高いジュを添えて。
キレイにロゼに焼いてあります。
口にしてお肉のランクがわかるほど舌が肥えているわけではないので、肉の良し悪しはコメントできません。
ただ、他の料理のインパクトが強かったので、肉料理には驚きを感じるほどではなかったかな。
肉料理が出てくるまでに、かなり精神的な満足感を得ていたこともあるかもしれない。

3種のフロマージュ

アヴァンデセール

デセールはさくらんぼ。
こんなにキレイなの見たことないです。
食感も素晴らしいし、甘味と酸味のバランスも良いです。

カフェとミニヤルディーズ。

ディナータイムに使うには、それなりの収入がないと難しいお店だと思いますが、記念日のランチなら、他の食べ歩きを止めてでも一度は使うべきレストランだと思います。

リピートすると思います。

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション外観(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション テーブル(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション店内(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション メニュー(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション メニュー(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション グラスのシャンパン(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション卓上(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション プチバゲット(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション ズワイガニとアヴォガドのフォンダン(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション 大山鶏のフィレとフォアグラのテリーヌ(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション Yebisu(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション バゲット(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション タチオウのポワレ(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション 和牛のグリエ(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション フロマージュ(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション ソルベ(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション さくらんぼのデザート(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション エスプレッソ(2015.05)

  • ガストロノミー ジョエル・ロブション メルシーキャンディー(2015.05)

2015/12/30 更新

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