4回
2023/04 訪問
朝食はいくらかけ放題の海鮮丼:ホテル川久
記事URL:http://blog.livedoor.jp/rgfesubah/archives/52314975.html
2023/04/03 更新
2023/04 訪問
王様のブュッフェ2023春:ホテル川久
白浜温泉に来ています。
ホテル川久に再訪しました。
1989年から2年間の歳月を費やし、総工費400憶、延床面積2万6千平米の会員制ホテルとして誕生しました。
イタリア職人によるローマンモザイクタイルの床、フランスの人間国宝による金箔ドーム天井、中国の紫禁城のみに使用されていた瑠璃瓦など、まさにバブル期ならではの贅を尽した豪華絢爛ぶりは他を寄せ付けない圧倒的な迫力があります。
ホテル川久の黄金色に輝く屋根は、その紫禁城のみに使用が許される「瑠璃瓦」です。
築城以来当時と変わらない製法で補修のためだけの瓦を焼き続けてきた窯「瑠璃青磚廠」に依頼して造られました。
中国では皇帝にだけ許された「老中黄」と呼ばれる黄金色の30種類の屋根瓦を47万枚と気が遠くなるような枚数を使用しています。
この瓦を焼くためだけに「瑠璃青磚廠」では工場を改装し運搬のための道路を建設するなど莫大な尽力が注がれました。
ロビーにさりげなく置かれたピアノは名機スタンウェイです。
金ぴかの天井はフランスの人間国宝であり世界一の金箔職人、ファブリス・ゴアール氏が手掛けた22.5金で1ミクロンのドイツ製金箔が約19万枚貼り巡らされています。
金箔の天井を支えるのがウィーンのオペラハウスなども見られる「シュトックマルモ(石膏擬石技法)」と呼ばれる特殊な技法で作られた24本の柱です。
この柱1本1億円だそうです。
サラ・チェリベルティ洋宴会場です。
イタリアの画伯ジョルジオ・チェリベルティによって「愛と自由と平和」をテーマに描かれた巨大な天井画が広いホールいっぱいに描かれています。
「斗酒千吟」と名付けられた和の宴会場です。
豪華なシャンデリアや中尾淳氏が描いた「六曲一双」の絵画が彩りを添えます。
春は桜と舞妓さんですが、秋になると紅葉と舞妓さんに入れ替わります。
背の高いエレベーターはブラジル産のブルーバフィア石を壁面に使用した1基1トンもあります。床はフランスの木工工房よりジル・ゴベール氏の手がけた寄木細工です。金のかかった床はもれなく寄木細工です。
チェックインを済ませラウンジでウェルカムドリンクをいただきます。
ベンネヴィス・デュー40℃と超炭酸水でセルフでハイボールを作りましょう。
おつまみも用意されています。
ラウンジは上から見るとこんな感じです。
夕食は王様のビュッフェです。
小さな前菜は色とりどりで工夫がされています。
あさりと紀州うすい豆のすりながし寄せはうすい豆の緑色がきれいです。
汲み湯葉豆腐いくらみかん山椒は湯葉のトロッとした舌触りといくらの塩気、みかん山椒のピリッとした味わいが美味しいです。
にぎりは寿司職人の方に握ってもらえます。
土瓶蒸しの中味ははまぐり、伊勢海老、ふかひれと豪華な食材が記載されてます。
伊勢海老とふかひれはどこにあったのだろう?という程度でしたが優雅な気分になれました。
知多牛ロースステーキです。
目の前で焼いてもらえるステーキです。
脂がくどくなく赤身が旨さが光ります。
和歌山産猪肉と龍神シイタケのラグーラザニア ボロネーズソースです。
1つ1つ手の込んだ料理が専属スタッフに提供されるのが王様のビュッフェで普通のビュッフェ料理とは一線を画しています。
和歌山県西牟婁郡白浜町3745
記事URL:http://blog.livedoor.jp/rgfesubah/archives/52315033.html
2023/04/02 更新
2018/09 訪問
王様のビュッフェ2018秋
バブル時代全盛期に作られた贅沢を極めた建築が一際目立つホテル川久に宿泊しました。
屋根瓦には中国天安門の紫禁城と同じ、皇帝だけに許された瑠璃瓦が47万枚も使用されています。
その下には高知城にも使用された土佐漆喰がカリスマ左官・久住章氏によって塗り継が出来ないよう施されています。
その下の丸いエンブレムはこのホテルをデザインした永田雄三氏によるものです。
ロビー天井を手掛けた金箔職人・ロベール・ゴアール氏による金箔が施されています。
イギリスIBSTOK社製の煉瓦でデザインされた城壁は73種類140万個使われています。
形状様々な煉瓦の組みあわせで巧妙な模様を作り出しています。
左手には熱田神宮に織田信長が桶狭間の戦いで勝利し、奉納した築地塀を再現した信長塀が見えます。
信長塀の上にはゲストを迎えるうさぎが跳躍しています。
イギリスの環境彫刻家として著名なバリー・フラナガン氏によるブロンズ像です。
その昔、空腹のあまり倒れていた僧侶に自らの命を差し出たという兎の逸話に基づいているそうです。
うさぎの上にはオランダIBSS社の技術指導のもと、構造体から離して煉瓦を積み上げる中空構造と言う特殊な技法が用いられています。
高さが10mあるロビーの天井には、3200坪にわたってフランスの金箔職人・ロベール・ゴアール氏の指導の下、1枚1枚手作業で純度22.5金の金箔を貼りつめてられています。
柱はシュトックマルモと呼ばれる技法で作られてます。
石膏マーブルという人造大理石で仕上げられた直径1.6m、高さ約6mの柱は当時の制作費で1本1億円だそうです。
それがロビーに24本も並んだ姿は圧巻です。
5,040坪に及ぶ床のモザイクはヨーロッパ最大のモザイク集団であるイタリアのフリウリ地方の職人が大理石を刻んで、一枚ずつ手作業で埋めていったものだそうです。
ロビーにさりげなく置かれたピアノはわざわざイタリアに輸送され、クレモナ大聖堂にあるオリジナルの象牙細工を忠実に再現した、スタインウェイ&サンズ社の特注のグランドピアノです。
壁に埋め込まれたモザイク画は、およそ1800年前のビザンチンモザイク、シリアで発掘された超一級美術品だそうです。
エレベーターは高い天井までブラジル産のブルーバフィア石を壁面に用いた、世界一重量感のあるシースルーエレベーターです。
エレベーター床面はジル・コベール工房の寄木細工が施されています。
金色の螺旋階段は天井から太いワイヤーで吊り下げられているので、空中に浮かんでいるように見えるデザインを採用しています。
館内のアンティーク家具はアルバニーコロンボ社製です。
モダンな家具はデルファブロ社製をはじめ他にも色々な国の家具を使用しています。
最近では紀州のドンファンが溺愛した愛犬イブのお別れ会が開かれる予定だったホテルとしても一躍脚光を浴びたのは記憶に新しい所です。
さて夕食はと言うとメインダイニング「フォルナーチェ」でいただきます。
入り口にはアーノルド・ドゾ工房によるムラノガラス(ヴェネチアンガラス)のシャンデリアが輝きます。
壁面にはアンティーク煉瓦で装飾されてます。
煉瓦造りのワインセラーは中世ヨーロッパの図書館をイメージして造られた2階建ての構造です。
室内は12℃〜14℃、湿度70%に保たれており、秘蔵のワインを常にベストな状態で保存しています。
そんな雰囲気の中でいただく夕食は紀州と北海道の逸品を集めた「王様のビュッフェ・2018秋」です。
ゑびす生ビールを喉を潤します。
王様のビュッフェと命名されたビュッフェは他のビュッフェとは飾り付けの華麗さや繊細さなどまるで次元が違います。
前菜ですが生ハムメロンです。
メロンに薄くカットされたハモンセラーノをのせていただきます。
ハモンセラーノの塩加減とメロンの甘さがよく合います。
ズワイガニの蟹酢です。
う〜ん、これはかなりパサ付いてますね。
蟹に関しては人一倍うるさい方なのでこれには及第点は与えられません。
メロンのガスパチョと海老のタルタルです。
メロンの甘味と海老の甘味がよく合います。
チーズ盛り合わせです。
ミモレット、カマンベール、ブルーチーズと野菜のマリネを盛り合わせました。
ホテル川久特製の長期熟成麦焼酎です。
香ばしくてまろやかな麦焼酎です。
仔羊のトマト煮込み(ナバランダニュー)です。
臭みもなく柔らかい仔羊の旨味とトマトの酸味で引き立ちます。
これは旨い。
魚介類と秋野菜のジェノベーゼ・ナンチュア風です。
バジルが薫るジェノベーゼですが、甲殻類を炒めて辿り着いたオレンジ色のソースが印象的です。
松茸の鱧の土瓶蒸しです。
秋の定番松茸と名残の鱧の土瓶蒸しは出汁の旨味はたまりませんね。
大根となめことフォアグラのポトフです。
フォアグラが大根やなめこの出汁で美味しく食べられます。
板さんにオーダーして握ってもらえる中トロの握りです。
酢飯はには赤酢を使用しています。
口の中でほろりとほどけて蕩けました。
十勝ハーブ牛のステーキです。
シェフが最大限に美味しさを引き出すステーキは柔らかいだけでなく肉の味もしっとりと味わえます。
デザートはハロウィンにちなんだ可愛いデザートがいろいろありました。
ハロウィンにちなんだ器が可愛いです。
プリンの容器もハロウィン仕様です。
シェフによるクレープ・シュゼットのパフォーマンスが繰り広げられました。
暗闇に辺り一面にオレンジの香りが広がりました。
出来上がったクレープ・シュゼットです。
デザートまで美味しく食べられました。
蟹以外はすべて美味しく食べられました。
和歌山県西牟婁郡白浜町3745
記事URL:http://blog.livedoor.jp/rgfesubah/archives/52214011.html
2018/09/10 更新
2018/09 訪問
王様のビュッフェ2018秋朝食編
ホテル川久朝食編です。
朝食も王様のビュッフェと名付けられた他のホテルでは見られない圧倒的なパフォーマンスを繰り広げます。
サラダにスモークサーモン、カマンベールチーズ、グリルポークをトッピングしました。
中でもシェフが焼き上げた大きなポークの塊をシェフ自ら切り分けるポークは柔らかくてジューシー、眠りから目覚めるサラダにはぴったりでした。
調理スタッフがその場で作るすき焼きです。
溶き卵を付けないで食べるので割下も薄味に仕上げられています。
肉が柔らかいので美味しく食べられました。
自分で作る勝手海鮮丼です。
マグロといくらだけで作りました。
ワサビと海苔を添えて完成です。
自家製の手造り豆腐です。
おろし生姜、カツオ節、ネギをトッピングして美味しくいただきました。
野菜のレモン煮です。
ツルムラサキの苦味が爽やかです。
レモンをギュッと絞っていただきました。
お腹いっぱいで食べられなかったのですが、種類豊富な自家製パンを紀州備長炭で焼くパフォーマンスは良かったです。
よくあるオーブントースターで焼くよりも非日常を演出するのがとても良かったです。
後、あったらいいなあと思ったのはコールドプレスジュースバーですね。
コーヒーはコーヒーサーバーに大量に作り置きするのはあまり感心しないので、そこは改善してもらいたいですね。
和歌山県西牟婁郡白浜町3745
記事URL:http://blog.livedoor.jp/rgfesubah/archives/52214092.html
2018/09/10 更新
ホテル川久に宿泊しました。
全室スイートルームのだだっ広い部屋の窓からは白浜の綺麗な海が見えます。
朝風呂とサウナで整った後、1階の海が見えるレストランで朝食を食べます。
天井が高く気持ちのいいレストランです。
ホテル川久朝食編です。
朝食もビュッフェスタイルで楽しめます。
焼き立てのパンやスタッフが作るオムレツやフレンチトーストも人気を集めてました。
スタッフが作る和牛のすき焼きもご飯が進みました。
昨夜は寿司を握ってた寿司職人が握る一口おにぎりも行列ができる程人気がありました。
ただ料理の並べただけのビュッフェよりスタッフが提供するライブ感のある料理が人気があります。
一番のお気に入りはいくらかけ放題の海鮮丼です。
まぐろのねっとり感、イカのコリコリした食感、イクラのプチプチ感が楽しく美味しい3色海鮮丼ができました。
いくらを心おきなくかけられるのは嬉しいです。
和歌山県西牟婁郡白浜町3745