1回
2011/09 訪問
秘密の地下室もあります(笑)「le 6eme sens d'oenon(ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン)」
おしぼり
アミューズ
アミューズ
アミューズ
パン
バター
前菜
スープ
ラングスティーヌ
魚料理
お口直し
お肉料理
メインの鴨料理
イチゴのジュース
スフレ
小菓子
秘密の地下室
個室
シャンパン
シャンパン
アミューズ
赤座海老のポワレ
キャビアピラミッド
キャビアピラミッドをアップで
トリュフをピケした真鯛のブレゼ
豚背肉のロースト
豚背肉のロースト
ポトフ
お口直し
チョコレートスフレ
小菓子
アミューズ
フォアグラ
ホワイトアスパラガス
ホワイトアスパラガス
ヒラメの岩塩包み焼き
ブルーターニュ産ヒラメ
オーストラリア産ソルトブッシュラム
伊賀牛フィレ肉のロースト
お口直し
苺の赤ワインマリネ
小菓子
アミューズ
サーモンのミキュイ
ブルターニュ産オマール海老①
ブルターニュ産オマール海老
ヒラスズキ①
ヒラスズキ②
ブレス産若鶏
シャラン産鴨肉
デザート
小菓子①
小菓子②
CORTON-CHARLEMAGNE/BONNEAU DU MARTRAY 1999
記事URL:http://ridgewoodpearl.blog45.fc2.com/blog-entry-1217.html
2011/09/27 更新
2011.09.27 何度目かの訪問
久しぶりに、銀座のコリドー通りにある「ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン レストラン(le 6eme sens d'oenon)」に母とパチ(仮名)の3人で訪問。ゴールデンウィーク前に行って以来だから、かなり久しぶり。
そろそろ行こうかなぁと思っていたら、タイミング良くメートルの方から葉書が来まして
シャンパーニュ 一杯サービスします
と書いてあったので、飛びついてしまったわけです(笑)
ディナーのコースは12,000円、15,000円、18,000円、24,000円の4つのコースがありますが、いつものようにアラカルトにしました。アラカルトは前菜、魚料理、肉料理と各6~8種類くらい取りそろえてあり、値段は各6,000円~12,000円くらい。男性のメニューにのみ値段表記があって、女性のメニューに値段表記がないのはお約束です。3人で、下記のように注文しました。
・前菜2皿・・・同じものだったので、3人でシェア
・魚1皿・・・ワタクシだけ
・メイン3皿・・・一人一皿
・デザート3皿・・・一人一皿
【アミューズ】
【サーモンのミキュイ】
アミューズからサーモンのミキュイが出て来てしまいます。鼻腔をくすぐる優しい燻製の香りと、しっとりとした舌触り。この夜も大いに期待できそうなスタート。
【ブルターニュ産オマール海老のサラダ仕立て 牡蠣のクリームソース】
【ブルターニュ産オマール海老のサラダ仕立て 牡蠣のクリームソース】
3人ともこれが食べたい!と思えた前菜。オマール海老の上にある半球状の物の中には、牡蠣のクリームソースが閉じ込められています。オマール海老もまるで生か?と思えるくらい、とっても繊細な火入れの仕事ぶり。頼んで良かったです。
【ヒラスズキのポワレ】
【ヒラスズキのポワレ】
見た目的にも面白い一皿。皮目はカリッと、中はふっくら焼き上げられたヒラスズキの食感は秀逸。
【シャラン産鴨肉のロースト ジュニニエーブル風味】
ランド風ポテトとトリュフのガトー仕立てとともに。素晴らしく肉厚な鴨肉。これまた皮目がカリッと焼き上げられて、濃厚な鴨肉の味わいにも負けないベリーのソース。
【ブレス産若鶏の胸肉の蒸し焼きワサビ風味とシソ薫るモモ肉のコンフィ】
真ん中には野菜と柚のカネロニ。ブレス産の若鶏を胸肉とモモ肉で違った調理法で。胸肉はワサビ風味の蒸し焼き、モモ肉はカリッと香ばしく。どちらかと言うより、ワタクシは断然胸肉の蒸し焼き派です。しっとりとした質感と重量感がより強調されていて、食べ応え十分。時折顔を出すワサビのアクセントも面白い一皿でした。
【デザート】
フルーツサラダとマスカルポーネのクリーム、マンゴーとパッションフルーツのソルベ。
【小菓子】
【小菓子】
料理は相変わらずのクオリティ。量はしっかりあっても重さを感じさせず、爽快な食後感があります。ソースの最後の一滴まで残すことが出来ません。
またサービスも素晴らしいです。シェフソムリエの方、メートルの方、どちらも元アピシウスの方でその頃から存じ上げているのですが、いつ伺っても安心感があります。もちろん、グラスで頼めばなみなみと注いでくれますし、空になったグラスがいつの間にやら復活していることもしばしばです(笑)
なお、この夜はエグゼクティブ・プロデューサーのドミニク・コルビ氏ともお話しすることが出来て、根がミーハーなワタクシとしては、非常に満足度の高い夜となりました。個人的には銀座でちゃんとした食事会をするならこの店だと思っています。
【CORTON-CHARLEMAGNE/BONNEAU DU MARTRAY 1999】
この夜はこれをいただきました。最初はちょっと堅いのでデキャンタージュしてもらったのですが、少し経つとふわっと力強い香りが。10年以上経っていても若々しく、それでいてしっかりと熟成感も感じるとっても美味しいワインでした。
来月あたり、再訪したいと思っています。
お会計:105,000円/3人
http://ameblo.jp/tamatama124/entry-11030616964.html
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2011.04.02 三度目の訪問
土曜日のランチタイム、席は9割方埋まっていました。地震の影響で一週間ほど店を閉めていたとのことですが、やっとお客さんの出も戻り始めたんだとか。
お昼のコースは4,500円からと比較的リーズナブルなコースが揃えてありますが、今回もコースではなくアラカルトにしました。
【アミューズ】
【アスパラガス、平貝、ヘーゼルナッツのフリカッセ】
ソースはグリーンアスパラガスのピューレ。
【アスパラガス】
【フォアグラ】
リンゴのコンフィチュール、ヤーコンのガトー仕立て 山椒風味。
【お口直し】
【ブルターニュ産ヒラメの岩塩包み焼き】
【ブルーターニュ産ヒラメ】
白ワインクリームソース、アオリイカと穀物のリゾット。
【オーストラリア産ソルトブッシュラムのロースト】
【伊賀牛フィレ肉のロースト ソース・ペリグー】
リードヴォー、ロニョン、フォアグラとともに。
【苺の赤ワインマリネ マスカルポーネアイス】
【小菓子】
ワタクシはアスパラガス、ブルターニュ産ヒラメをいただきました。アスパラガスはパイのはこの中に入っており、芳醇な甘さのホワイトアスパラガス、平貝、そしてパイという3種の食感が楽しめます。ソースは色彩的に春らしいグリーンアスパラ。
メインのブルターニュ産ヒラメは、そのでかさにビックリ。こんな身厚なヒラメは見たことないし、鯛でもそうそうお目にかかれないレベル。聞いてみるとこの大きさでも1/16カットだそうだ。お、思わず
オヒョウじゃないよね!?
と聞いてしまったくらい。いや、失礼だけど(笑)
それにしてもアラカルトはボリュームがかなり。お連れさん)が注文した伊賀牛フィレ肉のローストなどは伊賀牛とフォアグラ、リードヴォーとロニョンがサンドウィッチ状になっていて食べても食べても一向に減る気配を見せません(笑)普通なら途中でギブアップになりそうですが、そこはペリグーのソースが全体の印象をキリッと引き締めててくれました。
ランチでもまた、大満足でお店を後にしたのであります。結構飲んだので、お店の外に出た時の日差しは辛かったです・・・。
お会計:30,000円/人
http://ameblo.jp/tamatama124/entry-10851627506.html
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2011.03.04 二度目の訪問
銀座の「ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン レストラン (le 6 d'oenon )」に訪問。こちらではディナーとランチの両方を楽しんできました。
約1年ぶりの訪問になりましたが、ディナーで訪れたらワタクシの想像以上に良かったこともあり、あまり日を空けずにランチでも再訪。
今回は順番どおりディナー編をお送りしますが、訪問したのは3月4日。人数は家族4名。
以前アピシウスで色々とサービスしていただいたソムリエの方がこちらのお店に移籍したとの話を聞きましたので、ご挨拶も兼ねて。そういえば前回もアピシウスのメートルの方が移籍しての訪問だったっけ(笑)
前回はコースメニューでの注文だったのですが、今回はアラカルトで。コースの印象も悪くなかったのですが、アラカルトはワタクシの想像を超える素晴らしさでした。
アラカルトはかなりボリュームもあるとのことで、前菜とメインの2品で十分とのこと。パチ(仮名)と母は前菜とメインの2品、ワタクシとポチ(仮名)はその他、お魚を一つシェアしました。
【アミューズ】
【赤座海老のポワレ】
オレンジ風味の南瓜と里芋のクリーム、黄パプリカとパッションフルーツのソース。
【キャビアピラミッド】
キャビアとカリフラワーのムースがサンド状態。
【キャビアピラミッド】
アップで。こうしてみると、とても美しく、ため息。
【トリュフをピケした真鯛のブレゼ】
平貝を鱗に見立てて、ナベット・オイルの香り。
【お口直しのシャーベット】
【豚背肉のロースト】
注文は2名から。香草と一緒にじっくりじっくり焼き上げます。
【豚背肉のロースト】
季節野菜、ミミガー、豚足のポトフとともに。
【ポトフ】
【生姜風味のチョコレートスフレ】
マンゴーとパッションフルーツのソルベ。
【小菓子】
女と猫は呼ばない時にやって来る。-小菓子
前菜のキャビアピラミッドでまず殺(や)られました。こちらのメニュー、コルビシェフのスペシャリテですが滅多に作ることはなく(笑)、しかもメニューに載ることはないのだとか。
それが幸いなことに一つあったので、この機会を逃すまいと注文。うろ覚えですが、キャビアをオマール海老の出汁で取ったスープに2日ほどくぐらせて臭みを取り、それとカリフラワーのムースを合わせてピラミッド状にしています。
黒と白のコントラストが綺麗ですし、キャビアとカリフラワーのムースは定番の組み合わせというか良く合うのは分かっているのですが、それより何より手間を掛けられたキャビアの美味しいこと。特有の塩気がまろやかになっているだけではなく、ほんのりと出汁の香りも移って印象がより強く、色気すら感じる一皿。
パチ(仮名)に一口くれと言われたのですが、正直あげるのを躊躇ったくらいです(笑)
対してメインの豚背肉のローストはジューシー。2名からの注文なので大きなブロックで調理できるせいなのか、非常に力強い印象。皮目がこんがりと焼かれている上、脂身もしつこくなく、何よりお肉自身に甘味と旨味があります。味的にもボリューム的にも大満足。
というわけで、明日はランチ編です。とはいってもアラカルトだったので、昼からガッツリには変わりないのですが(笑)
お会計:30,000円/人
http://ameblo.jp/tamatama124/entry-10850557051.html
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恒例の食事会です。今回は「le6emesensd'oenon(ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン)」をチョイス。店名の由来は
第6感(シックス・センス)
とのこと。第6感に響くような、今までにない感動する料理を提供するのがテーマだとか。ちなみに小宇宙(コスモ)を燃やすのに必要なのはセブン・センシズですので、お間違いなきよう。
お店は銀座のコリドー通りにあります。通りに面しているのはカラス張りのカフェですが、そのカフェの扉を開けるとレストランがあります。ちなみに通りからレストランの中を窺い知ることは出来ません。
【店内】
こちらのお店、シェフは元トゥール・ダルジャンの方なのだとか。なので、鴨料理には自信があるとのこと。
【おしぼり】
おしぼりに店名が刺繍されております。ゲイが、いや芸が細かいですな。
今回このお店を選んだ理由の一つに、お店の方から葉書が届いたという点があります。というのも葉書の主は元アピシウスのスタッフで、何度か接客していただいた方。その方が年末を持ってアピシウスをお辞めになり、こちらのお店に勤めるようになったのだとか。
葉書を出して、ワタクシ達が初めてのお客さんなんだそうです^^
ディナーのメニューはアラカルトの他、コースが3種類。ワタクシは一番品数の多いメニューC(18,000円)をチョイスしました。
【アミューズ】
スターターに、マスカルポーネのクリームをパイで包んだもの。アクセントにトリュフ。見た目はロッテのパイの実っぽいですね(笑)
【アミューズ】
鮑とコンソメのゼリー、キャビア添え。素材で勝負と言った風のメニューであり、鮑は鮮度が良く分かるものでした。
【アミューズ】
じゃがいもとフォアグラのテリーヌ。幾重にも層になった見た目からして楽しい作り。アミューズにするにはもったいないほどです。
【パン】
パンは3種類。変わり種は紅芋とほうれん草。特にほうれん草は甘みがあって、それだけでもいくらでもいけそうなくらい。
【バター】
有塩と無塩と療法用意されていますが、パン自体が美味しいのであまり使わなかったかな。
【前菜】
雲丹のクリーム、みかんのムース、春菊入りコンソメゼリーのガトー仕立て。雲丹とみかんだけだとフワッと軽い印象なんですが、そこに春菊が加わることによってオトナの味へと変貌しています。オリジナリティを感じる一皿でした。
【スープ】
芽キャベツのスープ。スープにキャベツと、そして刻んだベーコンのエキスが濃厚に溶け出しているのを感じます。飲むと言うよりも食べるスープですな。
【ラングスティーヌ】
芽キャベツのスープについていた、カダイフと黒胡麻をまとったラングスティーヌ。見た目はたこ焼きなんだけど(笑)カダイフによってラングスティーヌはカリッカリ。スープと交互に食べると不思議とリフレッシュされますな。
【魚料理】
甘鯛の松笠仕立て、小イカと野菜のフリカッセ添え。熱した油をとろーりとかけることによって、甘鯛の鱗が松笠のように逆立ちます。この食感がとってもシャリシャリ。逆に甘鯛の身はかなり脂が乗っていて、とても甘みが利いていました。
【お口なおし】
柑橘のフルーツゼリー、ヴァン・ショーとともに。ヴァン・ショーとは平たく言えば熱した赤ワイン。柑橘のフルーツゼリーの上には、タンニンを抽出したクリームが。ゼリーと交互にヴァン・ショーをいただくと、これまたオトナの味(笑)交代でやってくる酸味と苦みが独特で、感心する一皿。
【肉料理】
伊賀牛フィレ肉のポワレ、アバ入りソース・ペリグー。ポテトと茸のガトー添え。ワタクシが注文したメインなんですが、レア気味に仕上げて欲しいとお願いしたところ、まさに火入れが抜群。表面はしっかり焼きが入っているものの、中は不思議としっとり柔らかく、絶妙な熱の通り具合。美味いなぁ。思わず無心で食べ進めてしまいました。
【肉料理】
パチ(仮名)が頼んだメイン。シャラン産鴨肉のロースト。これもさすがの一皿。元トゥール・ダルジャンの方だけあって、熟知しているのが伺えます。ナイフで切ると弾力あるのですが、口の中に入れると柔らかいんですよね。それでいて身には脂を残さず、皮目はコンガリ。美味でした。
【イチゴのジュース】
とちおとめの濃厚なジュース。あまおうだったらどうしようかと思いましたが、ひとまずホッとしました(笑)
【デザート】
オレンジのスフレ、マンダリン・アンペリアル風味。ラムレーズンのアイスクリーム。シェフのスペシャリテ。マンダリン・アンペリアルというリキュールをふんだんに用いた、満足度の高いスフレ。
【小菓子】
料理は必要以上に飾り立てることはなく、むしろ和食のテイストを取り入れた創作性が豊かなもの。どちらかといえば素材勝負に近いのですが、この日に関してはどれもこれも美味しいものばかり。そして素材を損なうことなくきめ細やかに調理がしてあって、一皿一皿の満足度は非常に高いと思えます。
気に入るか気に入らないかは個人の嗜好でしょうが、ワタクシ的にはとっても気に入りました。ちなみにサービスチャージは無しです。ビックリですね^^
なお、食事のあとに、件のアピシウスから移籍したスタッフ氏が秘密の地下室に案内してくれました。
【地下室】
地下室と行っても、ワインセラー兼個室です。所狭しとヴィンテージワインが並ぶ部屋で食事が出来るなんて、何とまぁ贅沢。
【地下室】
そして何より贅沢なのは、シェフが目の前で調理してくれること。しかも、追加料金無しで。いやー、ビックリ。家族の記念日利用にピッタリですな。
【シャンパン】
これ、実はワインセラーの中にあるシャンパンで最も根が張るもの。アメリカの沈没船から引き上げられたシャンパンで、一つ一つにナンバリングがしてあります。お値段、おいくらかと思います??
【シャンパン】
な、なんと。
なんとなんと。
壱百弐拾禄万円也。
ア、アンタ、ひゃくにじゅうろくまんえんですよ(笑)泡となって消えるとはまさにこのことですが、恐ろしいことにこのお店がオープン以来、一本出たそうです・・・。
もし飲まれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想を教えて下さいませ(爆)