『鴨川のほとりに立つ築100年の町家に泊る◆葵 STAY KYOTO 鴨川邸 』akiiさんの日記

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akii (女性・福岡県) 認証済

日記詳細

食べログサポートからメールを受け取りました。
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口コミをご投稿いただきました下記URLのお店に関しまして、確認致しましたところ、弊社の登録基準に満たない店舗でございました。
そのため、口コミを含む店舗ページを、本日より7日後に弊社にて削除させていただくため、ご連絡させていただきました。
誠に恐れ入りますが、何卒ご了承いただけますようお願い致します。
ご不明な点がございましたら、ご連絡ください。
今後とも、食べログをよろしくお願い致します。

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不明点と言われても、規準の何が満たなかったのか理由が書かれていないので。
連絡するのも面倒、日記に避難します。
マイレビュアーさま方のコメントまで避難時間が無かったのは残念です( ノД`)

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京都市下京区木屋町通松原下る材木町429、葵 STAY KYOTO 鴨川邸。
鴨川のほとりに立つ築100年の町家旅館。
自分だけの川床テラスを特等席で贅沢に味わえるという特徴あり。
部屋の利用のみのスタンダードなプラン。食事処の予約手配・紹介あり。全面禁煙。
広さ93㎡、利用人数1名~5名チェックイン14:00~18:00、チェックアウト11:00。
シングル泊(平日)54000円~
(HP) http://www.kyoto-stay.jp/list/kamogawa/
京の風物詩、納涼床の歴史を紐解いてみました。
豊臣秀吉が三条・五条橋の架け替えなどをすることで、鴨川の河原は見世物や物売りで賑わったことが始まりとか。
それに伴って、富裕な商人が見物席を設けたり茶店が出来たり。
江戸時代に入ると石垣や堤が整備されて、付近に花街も形成、歓楽街になっていったそうです。
江戸中期には、400軒の茶屋が床机の数を定めるなどして組織化…
千年の都と京文化を育んできた鴨川。
その鴨川のことを江戸時代に書かれた絵と、宿で遭遇することとなりました。

鴨川の納涼床の店を調べていたら、鴨川沿いに町家旅館があるのを発見。
川床テラスがついているのに惹かれてしまい、結果的には一人でこの広さは不要な宿を予約。
ちょっと変わったシステムです。
先ずは、事前の入金要で支払方法はクレジット決済もしくは銀行振り込み。
当日は、京都の町家宿泊をしている、葵 KYOTO STAY(事務所)と連絡を取って、宿泊する町家で待ち合わせ。
そこで、鍵(カードキーでしたが)を受け取り、建物の説明を受けるのがチェックイン。
チエックアウトもその時に打ち合わせて、詳しく書けませんがカードキーを指定通りに置いて出ることになってます。

看板も何もありません。
場所が分からなくて、事務所の方と近くで待ち合わせ。
案内して貰いました。
ホームページで出されていたのは入口のドアと内部と景観。
建物の外観はないのです。
ちょっとイメージとは違ったかな(^^;
100年は経っているのでしょうが、一般住宅と連なった形で町家らしい外観ではなかったのでした。
それでも中に入ると町屋を感じられる空間。
オーナーの好みとのことでしたが、築百年を超える木造の町家に、骨董のコレクションを設えてあります。
中でも鴨川の江戸時代の絵はインパクト大。
丸々一軒家を借りることになるので空間は贅沢。
ゲストを呼んで使いたい広さですね。
水周りは、バス・トイレは近代的。問題なく使用できます。
アメニティーは一通り揃ってます。
TAMAOHADA使用。お洒落です。浴衣あり。
通信は無線LAN。各部屋にエアコン。1階は床暖房あり。加湿器、テレビ、オーディオ(CD)、スリッパあり。
キッチンには、電気ポット、電子レンジ、コーヒーメーカー、食器(WASARA)。
流しが骨董に手を入れた独特のオリジナル。
冷蔵庫の中は空。電子レンジとポットとコーヒーメーカーと水の用意あり。
お茶のティーバッグとコーヒー粉1袋。
玉屋珈琲店の有機コーヒー豆。
メキシコ・グァテマラ(ペルー)100g。
このコーヒーは朝、川床テラスでいただきましたが、美味しかった(^^

想定外だったことが2つ。
いきなり聞こえる「ドタドタドタドタドタドタドタド……」という音。
頭上でのことのように聞こえ、座敷童子か!!
と色めき立ったのですが、冷静に考えたら町家。
お隣の音です…
そう言えば、お隣には住人、派手に騒がないでとのようなことが説明に書いてありました。
そして一人泊だと分かっていると思うのですが、ベッドルームのツイン以外に2階の和室に布団が2組。
チェックイン時にはもう敷かれており、4つのどの布団で寝ようか迷い…
いやいやそうでなくベッドルームだけで、2階の畳の間は雰囲気の良い和室空間のほうが嬉しい。
食事は付いてなく、仕出しや、お近くの木屋町・祇園などにお出かけ下さいとのことですが、料亭やレストランも多い地域、それが出来る環境ですね。
個人的には、座敷童子より生きた人のほうが恐いので、セキュリティ面で内部からはキーだけでは不十分。
もう一つロックをプラスして欲しいですね。←つっかえ棒のようなものを探していた私。

使い方によっては良い滞在が出来そうな川床テラスのある築100年の町家旅館。お忍び感があります。
サービスを受けることではなく、京都に馴染むかのような使い方をされたい方に良いと思いました。
今回は、鴨川邸を利用しましたが、こちらの事務所での町屋ステイが出来るのは6棟。
今、京都の町屋旅館は増えているようです。
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