5回
2019/12 訪問
ムニュ ノエルデギュスタッション 2019◆L'Orchidée Blanche
ホテル入口
ウェルカムプレートにメニュー
スペシャリテ3種のアミューズブーシュ
中央は、サーモンと赤座海老にキャビア
テタンジェ・ブリュット・レゼルブ
卵黄のコンフィとコニャックでマリネしたボタン海老と天然鮮魚
パン
テタンジェ・プレステージュ・ロゼ
パテクルート世界選手権大会2019アジア大会3位入賞作品
パテクルート オーヴェルニュ風
クロッシュを開ける所作も揃っていて美しいです
フランスブルターニュ産オマール海老のベニエと冬野菜のア・ラ・ヴァプール
地物天然クエのロースト 生海苔とカボスのポトフ仕立て
ジュヴレ・シャンベルタン
和牛フィレ肉の低温調理 根菜と茸 シャンパーニュ風ガストリック
和牛フィレ肉
アヴァンデセール
テタンジェ・ノクターン
チェイサー
デセール
タルトシトロン
コーヒー
桐箱オープン
プチカドーノエル
限定ペアリングにテタンジェのキーホルダーのプレゼント
店内
2020/07/18 更新
2018/04 訪問
白亜のホテルもミシュラン掲載に◆L'Orchidée Blanche
福岡県宗像市神湊600、L'Orchidée Blanche(ロルキデ・ブランシュ)。
高級リゾートのような白亜のホテル、HOTEL GREGES(オテルグレージュ)内のフレンチレストラン。
エグゼクティブシェフは、兵頭賢馬さん。
JR東郷駅より車で15分。世界遺産、宗像・沖ノ島と関連遺産群内。
DINNERは完全予約制。子供の利用は13歳以上。ドレスコードはスマートカジュアル。
ランチコース 5000円(税別)、ディナーコース 10000円(税別)。別途特別メニューあり。
詳しくはHPで https://www.greges.jp/restaurant/
営業時間11:30~14:30(L.O.)、17:00~20:00(L.O.)。
定休、火曜(祝日除く)。
兵頭シェフ、先々月のボキューズドール2021日本代表選考会ひらまつ杯2019準優勝おめでとうございます。
そして、本年はホテルとレストランともにミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019への掲載。
合わせておめでとうございます。
世界で活躍するカトリーヌ・メミが日本で初めてプロデュースし、カッシーナ・イクスシーがデザインしたファニチャーを使用する日本で唯一のデザイナーズホテルとそのレストラン。
玄界灘を望める環境で、ウェディング利用の方も多いです。
料理は、期待を裏切らない創作フレンチ。
立地からは想像出来ない一流のサービス。
このギャップを面白く感じるのですが、もう少し世に知れ渡っても…
と思っていましたら、ミシュランの掲載。
祝福レビューをと思い、以前の利用で眠らせていたものですがこのタイミングで。
その日、仲のいいレビュアーさんとの食事で、事前にワインを預けていました。
持込は抜栓料で可でした。高級ワインの扱いには慣れている店ですので安心です。
大きな窓から見える玄界灘に夕日が海に沈んだ時間帯利用。
白で統一されたシックな趣のダイニング。クラッシックのBGM。
個室に通され、旬の素材を活かした創作フレンチの口福時間が始まります。
糊の効いたテーブルクロスに置かれているウェルカムプレート。
アレルギーや苦手な食材は、都度確認があり、代行タクシーの手配も確認され。
この日の予約は、期間限定の「穴ツバメの巣」特別ディナーでした。
食事に合わせて、ハウスシャンパーニュを1本。
シャンパーニュは、H. Lanvin & Fils。エチケットは、グレージュ オリジナル。
・入口 アミューズ
シェフのスペシャリテ。パリソワールのアレンジ。
コンソメのジュレをヴィシソワーズのムースで包んで。
北海道の生海胆とイタリア産のキャビア。
・五感 〜前菜〜
宗像ヒラスのカルパッチョ。塩とシャンパンのソース。ラディッシュにカプセルオリーブオイル。
いんかのめざめやトマトを使った、ニース風サラダのような見た目。
黄身に見立ててあるのはミモレット。下の方はタプナードソースも。
・パン
小さなフランスパンと、四角いライ麦パン。
硬くなりやすいフランスパンからどうぞとのこと。
バターが添えられています。
・旬菜 〜スープ〜
人参の滑らかなポタージュスープ。
乾燥させた黒オリーブとパン粉を中央に食感のアクセントとして。
魚料理と肉料理は、温かい皿にクロッシュ。
皿は高さを保ち運ばれ、人数分同時に置かれるタイミングも綺麗な所作。
カトラリーに触れるタイミングだけでなく、どのシーンも手には手袋。
・地産 〜魚料理〜
黒鯛。皮目をパリっと仕上げて中はフワフワ。
季節の走り、アーティチョークを丸いピュレ状に。ベビーバジルで彩り。
ソースはオイルをベースにバジルとトマトでシンプルに。
パンのおかわり、2つの好きな方をとのこと。
赤ワインを1本持ち込みました。
古いワインでしたので、コルクも結構傷み。丁寧な扱いをして貰って。
古酒のデキャンタ―ジュして下さいました。説明も聞けて良かった。
・加熱 〜肉料理〜
メインディッシュは、ボルネオ島の穴ツバメの巣を使って。コンソメスープ仕立て。
巣は中央に鎮座。周囲には、宮崎牛のフィレ肉、ブルガリア産のフォアグラ。
下には、ほろほろ食感の和牛のテール煮込み。
スープに肉たちの旨味が溶けだしてます。
・瞬間 〜デザート二皿〜
定番の特製ヌガーグラッセのアイス。グラスでの提供。
二皿目は、口の中で苺のタルトの完成イメージ出来るデザート。
木苺のジュレの中は、ピスタチオのブリュレ。
フランス産クリームチーズのアイスに、フレッシュの苺とホワイトチョコレートをあしらい。
周りは刻んだピスタチオ、抹茶のパウダー、クランブル。
外側から中央までスプーンをすすめすくう。口内で味を合わせる。う〜ん、タルト♡
食後のコーヒーか紅茶。コーヒーにしました。
味にも華麗さにもしっかり満足して、食事時間は2時間程度。
ワインは1本持込ですが、3名利用で41000円。
福岡は日本で東京に次ぐ、人口に対し料理店が多いエリア。
先日、テレビ西日本の番組で、福岡の料理人さんたちの深夜の集まりを特報されてました。
福岡一流料理人だけの勉強会。そこに兵頭シェフも。
料理長は教わる人がいない、同世代の異業種の人だと遠慮なく聞けるとのことのようで。
厳しいエリアで切磋琢磨する料理長たち。
食事する者にとっては有難い話(ㅅ•͈ᴗ•͈)
店入口
店内
セッティング
いつものシャンパーニュを1本
乾杯
アミューズ
前菜
華やか!宗像ヒラスのカルパッチョ
カトラリー
パン
スープ
魚、肉料理の皿はクロッシュでの提供
魚料理
パンのおかわり
持込ワイン
古酒デキャンタージュに感謝
肉料理
中央に燕の巣
デザート①
デザート②
口の中で完成させるタルト
給仕マナーは一流
コーヒー
ドリンクメニュー
スタッフさんの集合写真
オリジナルラスクあり
ホテル入口
テレビ西日本でシェフたちの勉強会で紹介され
2019/12/10 更新
2017/12 訪問
世界遺産エリアの白亜のホテルで忘年会◆HOTEL GREGES
福岡県宗像市神湊(むなかたしこうのみなと)600、オテルグレージュ。
2009年10月1日オープンの神湊の丘に建つ白亜のホテル。
玄界灘を望むロケーションにあり、全室オーシャンビューの客室は6部屋のみ。
フランス人デザイナーのカトリーヌ・メミが日本で初めてプロデュースしたホテル。
サービス項目は、レストラン宿泊・ウエディング・カフェバー・パーティー。
レストランは、兵頭賢馬エグゼクティブシェフがプロデュースする、ロルキ・デ・ブランシュ。
JR東郷駅から車で15分。最寄駅までの無料送迎は予約にて。
禁煙。12歳以下の宿泊NG。ルームサービスなし。カード可。
予約受付は宿泊日の3日前18時まで。
チェックイン16:00~22:00。チェックアウト12:00。
日々同志レビュアーさまのおかげで情報を得ることもでき、楽しく食べ歩いております。
誰に頼まれるでなく利益無く、自費で食べレビューしている仲間のレビュアーさま方。
コミュニケーションの機会があればとオフ会を始めて何度目かの冬です。
今年も忘年会をと希望のお店にアプローチ。
今年は7月に福岡県宗像市・福津市にて「神宿る島」宗像・沖ノ島関連遺産群に登録されました。
その地で出来ないかしらと思い始めて、世界遺産を結ぶルートにあるこちらのホテルにお願いしました。
ウエディングをされているだけあって演出がお上手。
宴会場のご担当をして下さるスタッフさんと打ち合わせをし日没時間に乾杯の出来る17:00をスタート時間に。
卓盛りですが、フレンチのコースでフリードリンクも可能。
最寄駅の東郷駅からの送迎も可能で、それが有難く決定。
食べロガーの宴会ですので良くも悪くも、そのご了解もいただいて。
当日。会場へ早めに入りました。
ほぼ準備は出来ており、打合わせをさせていただいて受付にスタンバイの私。
日頃は用意されない各人へのメニューも食べログの会なのでと用意して貰いました。
ウエディングでも人気の出ているこちら。
世界遺産の宗像大社で式をして、こちらで披露宴って良いですものね。
この日もバンケットの見学者が数組あっていたようです。
祈ってましたが、水平線へと向かう太陽が出ています。
希望の日没乾杯が出来そうです!
バスが到着すると皆さん続々と会場へ。
初めてお会いする方も多かった今回。
お会いしたかった方にも会えて、嬉しい宴会のスタートです。
◆Menu
・前菜3点盛
(若鶏胸肉の低温調理ソースチュミチュリ)
(ブリのカルパッチョ)
(イカとマグロのタルタル)
・グレージュ特製サラダ
・カリフラワーのポタージュ
・目鯛のポワレ ソースマリニエール
・牛ホホ肉のビール煮込み
・ビーフピラフ
・グラスデザート モンブラン仕立て
・コーヒー
◆フリードリンク
・ビール
・ワイン(赤・白)
・焼酎(芋・麦)
・ウィスキー
・ノンアルコールビール
・ウーロン茶
・オレンジジュース
・ジンジャーエール
途中、抽選会などしてましたので料理の写真が後半雑なのはお許し下さい。
ホテル側に、とても配慮していただいたと思います。スタッフさま方、色々と有難うございました。
2時間半の宴会はあっという間。
終了後はまた東郷駅へバスで。
ご参加いただいたレビュアーさま。
有意義な時間を有難うございました。
年内のレビューは、これにて終了です。
今年お誘いいただいたオフ会のレビューなどが終わっておらず心苦しいのですが、来年頑張ります(^^;
来年は平成最後の年。
いつもお読みくださる方への多謝を胸に、食べログレビュー10年目を迎えたいと思います。
どなた様も、良いお年をお迎えください。
ご多幸(口福)を心より祈念しております。
オテルグレージュ
ホテルに入ると案内
バンケット入口
バンケットの前の映像
夕陽が期待できそう!
16:00のバンケットからの西の空
準備の出来上がった会場
私なりにチェック!
楽しんでいただけますように…
乾杯の時間
前菜三点盛り
カリフラワーのポタージュ
グレージュ特製サラダ
白ワイン
目鯛のポワレ
卓盛りフレンチでしたので、取り分けて
牛ホホ肉の煮込みとビーフピラフ
グラスデザート
コーヒー
バンケットをテラス側から(別日)
2018/02/16 更新
2017/07 訪問
白亜のホテルでリゾートランチ◆L'Orchidée Blanche
福岡県宗像市神湊600、L'Orchidée Blanche(ロルキデ・ブランシュ)。
高級リゾートのような白亜のホテル、HOTEL GREGES(オテルグレージュ)内のレストラン。
三ツ星レストラン出身のシェフがプロデュース。
JR東郷駅より車で15分。
DINNERは完全予約制。子供の利用は13歳以上。ドレスコードあり、男性はジャケット着用。
アレルギー等は予約時に受付。記念日にデザートプレートにメッセージ可。
営業時間11:30~14:30(L.O.)、17:00~20:00(L.O.)。
このたびは、福岡市の女性レビュアーさま方とのランチで利用しました。
何度か福岡ランチでお世話になっていて、北九州レビュアーとしては近場にお招きしたいところ。
中間地点の宗像で、女性に喜んで貰えそうなランチを計画。
当日。悪天候だったのですが、その時間は雨も止みました。
JR赤間駅を集合場所にして、HOTEL GREGESの車で送迎して貰うことにしていました。
車の中には冷えたスパークリングワインの白とロゼ、ビールとソフトドリンク。
喜んでくださるかしら…
赤間駅南口駅前にて車中待機。
送迎車HUMMER内(動画) https://www.youtube.com/watch?v=acRNDwrTvww&feature=youtu.be
HUMMERに女性5名で乗り込み、ホテルまで遠回りのクルージング。
響灘沿いを宗像の神湊へ向かいます。
車内で乾杯!
…おっとっとっと!
揺れてスリリングなシーンはお約束。
音楽とお酒を楽しみながら、お喋りしていると道のりもあっと言う間。
ホテル前にはスタッフさんが迎えに出ており、レストランへとエスコートしてくれます。
白亜のホテルは景観も含め、昼間が美しい。
レストラン個室の窓からは海が広がっています。
席につくと、温かいおしぼりの提供。
コース料理はシェフのおまかせ。
この日のプランは、乾杯ドリンクが一杯ついてます。
シャンパンでも可とのことで、ほぼボトルを1本あけるかのようにたっぷりと。
グレージュ オリジナル ハウスシャンパンを一杯。
シャンパーニュは、H. Lanvin & Fils。エチケットがホテルのものになっています。
乾杯!
ナフキンは卓上に置いてなく、利用タイミングで配られます。
カトラリーは沢山並べて置かれず、使う都度使うものを。親切ですね。
マナーは上級クラスの白手袋着用での給仕。
◆入口 アミューズ
料理長の自信作。ジャガイモのエスプーマ。ヴィシソワーズの現代風アレンジ。
雲丹とキャビアのトッピング。縁のグリーンはオリーブオイル。中にコンソメゼリー。
儚い食感を楽しみます。
◆五感 前菜①
夏の最新作、ホワイトアスパラガスのブラン・マンジェ。上につぶ貝や穴子や半生の車海老。
上から生ハムで作ったジュレ。ジュレはゼラチンを使っておらず室温で溶けます。中にはジュンサイ。
器もスプーンも冷やされており「あ、おいしーい!」喉でも味わう食感に皆さんの笑顔が広がります。
ここで、あおさを練り込んだパンとバケット。温かい。バターが添えられて。
おかわりは声掛けして貰えます。
◆融合 前菜②
温かい料理。クロッシュに守られて席へ。
兎のロース肉。複雑味を与えるためにシャンピニオンやマッシュルームやエシャロットを刻んで詰め込んで。
ヘルシーな兎肉にコクを与えるために自家製ベーコン巻き。周囲が黒い色なのは竹炭で色をつけたから。
周りの茸はフランス産。スライスがサマートリュフ。茶色のジロール茸、黒いトランペット。
牛をベースとしたソースは、トリュフの入ったソース・ぺリグー。肉と絡めて。
そろそろ追加ワインが欲しくなります。
先に飲まれていた方のワインを味見させて貰って同じものを。
・白ワイン(グラス) 1200円(税込)
◆地産 魚料理
温かい料理。こちらも席までクロッシュ。
金目鯛。備長炭の炭火焼き。
下に蓮根餅。中にトリュフやチーズを入れアクセントに。
両サイドのコンフィチュールはルバーブ。
お肉に合わせる赤ワインが欲しくて。
こちらも好みを伝えてグラスで。
・赤ワイン(グラス) 1200円(税込)
◆加熱 肉料理
肉料理は、最後のクロッシュオープン。
むなかた牛のサーロイン。厚みがあります。一番良い状態のミディアムで。
ソースは牛をベースに、黒にんにくを使って仕上げ。
小茄子のグラタン添え。自家製のボロネーズが入っており表面にはコンテチーズ。
◆別腹 デザート①
ヌガーグラッセ。ベースはメレンゲ。ドライフルーツとナッツが入って柔らかい仕上げ。
底にパッションフルーツのソース。
◆瞬間 デザート②
イメージはチェリータルト。口の中でチェリータルトを完成。
九州産のクリームチーズを使ったムース。タルト生地。カスタードソース。チェリーソース。
アメリカンチェリーを赤ワインとカシスで炊いたもの。食感にピスタチオ。それらを一緒に口の中へ。
カシスのシャーベットが添えられて。
食後は好みの飲み物を。
コーヒーをいただきました。
会話の内容の大半が、食と飲食店に関する情報交換。
総支配人との話をする時間はあまり取れませんでしたが「素敵な会ですね」とおっしゃってました。
利用者の苦手食材が数種ありましたが、完全にどのお料理に出されることもなく、心地いいサービス。
本日のグラスワインは全て1200円(税込)。
日本酒のグラス対応も可能で同価格。
今回の価格はプライベートプランで内緒♡
なのですけども、ご興味のある方はHOTEL GREGESに「ハマープラン」でお問い合わせください。
帰りも駅までHUMMERで送って貰い、行きと同じく車内で飲む…
大人の女性たちの遠足は、宗像・神湊のリゾートランチ。
優雅に過ごした非日常。
ご一緒頂いたマイレビュアーさま、色々と有難うございました。
ユネスコ第41回世界遺産委員会は7月9日「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産への登録を決定しました。
構成資産は登録をめざしていた8資産のすべてが認められ、関係者様はお喜びのことでしょう。
おめでとうございます。
登録名称は「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群。
ここ神湊から、船に乗り「大島」へ渡ると4つの世界遺産を見ることが出来ます。
これから注目されるスポットでの先取りランチでした(^^
HUMMERで駅にお迎え
車内でドリンク
HOTEL GREGESに到着
L'Orchidée Blanche入口
本日は個室で
テーブルセッティング
乾杯ドリンクはシャンパーニュ
グレージュ オリジナル ハウスシャンパン
乾杯!
アミューズ
前菜①
パン
温かい料理には全てクロッシュ
前菜②
ワインとのマリアージュ
グラスの白、店のセレクトはこれ
グラスの白
魚料理
金目鯛を備長炭の炭火焼で仕上げて
パンのおかわり
ワインとのマリアージュ
グラスの赤、店のセレクトはこれ
グラスの赤
お店の水はFUJI
肉料理は、牛肉をリクエスト
肉料理
むなかた牛のサーロイン
デザート①
デザート②
口の中で完成するチェリータルト
コーヒー
個室の横のレストランフロア
HOTEL GREGES エントランス
HUMMERで駅にお送り
2019/12/05 更新
2017/04 訪問
白亜のホテルでリゾートフレンチ◆L'Orchidée Blanche
福岡県宗像市神湊600、L'Orchidée Blanche(ロルキデ・ブランシュ)。
高級リゾートのような白亜のホテル、HOTEL GREGES(オテルグレージュ)内のレストラン。
三ツ星レストラン出身のシェフがプロデュース。
JR東郷駅より車で15分。
DINNERは完全予約制。子供の利用は13歳以上。ドレスコードあり、男性はジャケット着用。
アレルギー等は予約時に受付。記念日にデザートプレートにメッセージ。
営業時間11:30~14:30(L.O.)、17:00~20:00(L.O.)。
オテルグレージュに宿泊の際、ホテル内のレストラン・ロルキデ・ブランシュをディナー利用しました。
ホテルのある、宗像の神湊(こうのみなと)には「水の門」の意味があり、古くは接岸部の水上部分を港、陸上部分を湊と区別していたそうです。神湊は内陸部の宗像大社と「海の正倉院」と称される沖ノ島とを結ぶ神聖な場所。
沖合の玄界灘は豊富な海の幸に恵まれています。
神湊と玄界灘の間には美しい砂浜が広がり、地島に囲まれていて比較的波が穏やか。
近くにある「北斗の水くみ海浜公園」では、9月下旬~10月下旬には北斗七星の柄杓が海水を汲むように見える展望スポットもあります。
オテルグレージュで提供されているのは、レストラン、宿泊、ウエディング、カフェバー、パーティー。
6室だけの宿泊はリゾートのような使い方ができ、何もしないオフ利用でおすすめ。
宿泊はまた別の機会でレビューします。
ディナーをセットした宿泊でした。
フレンチコース数種から選べる様になっています。
(コース内容) https://www.greges.jp/restaurant-dinner/
◆cristal クリスタル 10000円
・入口 アミューズ
・五感 前菜①
・融合 前菜②
・地産 魚料理
・加熱 肉料理
・別腹 デザート①
・瞬間 デザート②
店内に一面はガラス貼りで、夜は周辺に街の広がりはなく闇ですが、日中は美しい景観が広がっています。
クロスのかかるテーブルに灯りと花。
利用したフロアにはテーブル席が5つ。
ホテル総支配人の里さんがメートルを務められてます。
優秀なシェフの経歴を持つ方なので、説明の造詣が深くて感心しきり。物腰が綺麗。
久しぶりにカトラリーや器に触れる手に、白い手袋のシーンを見ました。
温かいおしぼりを渡す手にも手袋。
カトラリーのクリストフルは磨き、ラギオールは研ぐ。
このレストランの姿勢が伝わってきます。
シャンパーニュを1本。
エチケットがホテルのもの。ハウスシャンパンです。
◆グレージュ オリジナル ハウスシャンパン 9000円
淡いゴールドの輝き、きめ細かな泡立ち、繊細な味わい。
グラスだと1400円。
アミューズは、ジャガイモのクリームのエスプーマに雲丹とキャビア。下にコンソメのゼリー。
ヴィシソワーズの現代風とか。
前菜の一皿目。ヒラスのカルバッチョ。シャンパンのヴィネグレットソース。
マスの玉子やアーティチョークや朝鮮アザミ、生マッシュルーム、カシスで炊いた牛蒡など。美しくて味も遊べる一皿。
土台はバケットを焼いたもの。周りのソースは、空豆と菜の花とオリーブオイルとスペイン産の香辛料。
ここで温かいパン。プチフランスパンとライ麦のパン。バターが添えられて。
前菜の二皿目。手袋をはめた手でクロッシュを同時オープン。
フランスロワール産のホワイトアスパラガス、ブルガリア産のフォアグラ。
アスパラにはサバイヨンソース、フォアグラには刻みトリュフのソース。
魚料理の一皿。手袋をはめた手でクロッシュを同時オープン。
魚は大きな平目。輪切りにされた状態。減圧調理法で仕上げ。温かい料理は皿も熱々。
柑橘系ソース。ベースはレモン。青柚子も入る。レモンは皮のままで苦味のアクセント。添えてあるのは島らっきょう。
肉料理の一皿。手袋をはめた手でクロッシュを同時オープン。
むなかた牛の焼き加減が抜群。申し分ない肉質。
ヤングコーンとモリーユ茸(アミガサ茸)。黒にんにくの入ったソース。
赤ワインが欲しくなりました。
おまかせでグラスをと話しましたらテーブルに2本持って来てくれました。
◆CANTEMERLE 2013 1200円(グラス)
開けて1日経っているほうのワインにしました。
酸味がとげとげしくないだろうと。
シャトー・カントメルル。
メルロー種の比率が高く、他のグラン・クリュ・シャトーに比べてより早く飲み頃になるそう。
ボルドーワインのフルボディ。色合いが美しく、長く楽しめるブーケ。
しなやかさと力強さを併せ持った味わい。
アヴァンデセールは、ヌガーグラッセ。
ドライフルーツとナッツが入って柔らかい仕上げ。底にパッションフルーツのソース。
口直しですが、良い意味で濃厚。
デセールは、マカロンをイメージ。
メレンゲベースの生地で、上のホテルマークが入ったものはパリッと食感。下はしっとりとした生地。
苺の下に餡子のような味付けの甘いレンズ豆や、中に抹茶のアイスクリーム。苺のソース。
バリバリと割って混ぜて、色んな味を楽しんでくださいとのこと。
食後の飲み物は紅茶とコーヒーを選べて、コーヒーにしました。
妥協なき宗像のシェフ。五感で楽しめるフレンチでした。
厳選された食材を最高の状態で提供することを使命とされてます。
総支配人の里さんと総料理長の兵頭さんがタッグを組むことで生まれる相乗効果。
失礼ながらここ宗像で、このマナーレベルと内容を楽しめるとは思いませんでした。
アクセスが今一つですが、リゾート使いとしては最高です。
美しい海が一望できる最高のロケーション。
雄大な自然に囲まれた、心潤うひと時を過ごせることが分かりました。
大切な人達と、また利用したいと思います。
レストラン入口
席
シャンパーニュ ボトル 9000円
グレージュ オリジナル ハウスシャンパン
入口
五感
ヒラスのカルパッチョ
パンとバター
融合
ホワイトアスパラガスとフォアグラ
地産
平目と島らっきょう
加熱
むなかた牛とヤングコーン
グラスの赤を希望、二本の説明
飲み頃のものを
グラスワイン 1200円
美しい火入れ
別腹
果実
沢山の味と食感を味わうデセール
コーヒー
店内
ホテル外観
2019/12/05 更新
福岡県宗像市神湊600、L'Orchidée Blanche(ロルキデブランシュ)。
高級リゾートのような白亜のホテル、HOTEL GREGES(オテルグレージュ)内のフレンチレストラン。
エグゼクティブシェフは兵頭賢馬さん。
JR東郷駅より車で15分。世界遺産、宗像・沖ノ島と関連遺産群内。
ディナーは完全予約制。子供の利用は13歳以上。ドレスコードはスマートカジュアル。
ランチコース 5000円(税別)、ディナーコース 10000円(税別)。別途特別メニューあり。
詳しくはHPで https://www.greges.jp/restaurant/
営業時間11:30~14:30(L.O.)、17:00~20:00(L.O.)。
定休、火曜・水曜(祝日除く)。
ミショランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版にミシュランプレートにて掲載あり。
昨年のクリスマスの日。平日でしたが私自身は休日でした。
遠出したい気分でしたが、近場で愉しむことに。
オテルグレージュの宿泊プランがとても魅力的だったので(´∀`人)*:.。☆..。.
ディナーの付いたプランなのですが、そのディナーに興味津々!
ホテルレストラン「ロルキデブランシュ」での期間限定クリスマスディナー。
2019年10月2日開催の「パテクルート世界選手権アジア大会」で兵頭シェフが3位入賞。
その入賞作品のパテクルートがメニューに入ったディナーとのこと。
同年シェフは「ひらまつ杯2019」ボキューズ・ドール2021日本代表選考会準優勝。
兵頭エグゼクティブシェフのクリスマスディナーが楽しみで予約しました。
当日。客室にもクリスマスプラン特典のシャンパン&フルーツサービス。
その後、レストランへ。
アイボリーカラーの壁、グレーのカーペット。
テーブルには真っ白なクロス。テーブル花は一輪の胡蝶蘭。
カトラリーへも拘りもかなり高め。
世界で最も歴史ある陶磁器メーカー、ビレロイ&ボッホ。
フランスの王室御用達の、ベルナルド。
老舗のシルバーウェアの最高級ブランド、クリストフ。
口吹きハンドメイドのガラス製品、リーデル、等々。
スタッフさんの手にはスムス手袋。指紋の一つも付けない高いサービス。
料理は、地産地消だけでは伝えきれない素材への想いを、良産良消という考え方で提供。
クラシックなフランス料理を、現代風に昇華。
◆クリスマスディナー「ムニュノエルデギュスタッション2019」
・スペシャリテ 3 種のアミューズブーシュ
(パリソワール・サーモンと赤座海老・自家製生ハム)
・卵黄のコンフィとコニャックでマリネしたボタン海老と天然鮮魚
・パテクルート オーヴェルニュ風
(パテクルート世界選手権大会 2019 アジア大会 3 位入賞作品)
・フランスブルターニュ産オマール海老のベニエと冬野菜のア・ラ・ヴァプール
(宗像まるよし醤油を使ったソースシャルキュティエール)
・地物天然クエのロースト、生海苔とカボスのポトフ仕立て
・和牛フィレ肉の低温調理、根菜と茸、シャンパーニュ風ガストリック
(or)
・ブレス産小鳩のクレピネットとそのタルティーヌ、黒スグリの香るソース
・アヴァンデセール
・タルトシトロン 2019 濃厚なショコラのアイスクリーム添え
・プチカドーノエル
客室でシャンパンを1本用意いただいてましたが、限定ペアリングあり。
シャンパーニュ、テタンジェの様々なキュヴェと食事が楽しめるようになってました。
それをいただくことに。
◆クリスマス限定シャンパーニュペアリング 7000円(税別サ込)
1.テタンジェ・ブリュット・レゼルブ
2.テタンジェ・プレステージュ・ロゼ
3.ジュヴレ・シャンベルタン
4.テタンジェ・ノクターン
アミューズ3種のスペシャリテでスタート(^^
左、ヴィシソワーズのエスプーマ、パリソワール。
中央、キャビア缶の中身は、手長海老とサーモンのタルタル。
ピンセットで仕上げたという繊細さ。キャビアを添えて。
右、自家製の生ハム2種(糸島豚のロースの生ハムと、むなかた牛のサーロインの生ハム)。
前菜一皿目。
北海道産の牡丹海老と天然真鯛をアルコールを抜いたコニャックでマリネ。
下仁田ネギのフォンデュソース。北海道産の海胆。細く揚がったものはジャガ芋。
パン2種。四角いのはフォカッチャ、丸いのはライ麦パン。温かで美味しい。
おかわりは違うパンの用意があるとのこと、バケットなどの用意あり。
前菜二皿目。これを楽しみに予約しました。
300年の歴史がある古典フランス料理、シャルキュトリの王様、パテクルート。
世界大会のある一品です。
フォアグラと白レバー、ピスタチオを使ったパイ包み焼き。
この日いただいたものは、シェフがここ最近焼いた中で一番の出来だとか!
うん。そうおっしゃるだけある。
コースの分量を考えてでしょうが、倍の量食べたい(^^
カット前のブロックを見せて貰いましたが、まぁ見事。美味しいものは美しい。
三皿目。ここから温かい料理でクロッシュをお皿にかぶせてあります。
オープンの所作が揃っていてサービスが綺麗。
ドーバー海峡のブルーオマール海老のベニエ。
ふわふわメレンゲとビールと全粒粉でカラッと揚がってます。
うん、身が締まってる。
付け合せに3色のカリフラワー。セロリの新芽。ヘーゼルナッツのパウダーオイル。
ソースはベーコンと玉葱に白ワインとバターを加えたもの。
四皿目。
クエに焦がしバターを表面にまとわせて調理、香ばしくプリプリの食感。
クエの骨の出汁をベースにカボスと宗像の生海苔と紫蘇で仕上げたソース。
宮崎のジャンボ椎茸とミニ白菜。
イメージはクエ鍋とか。確かに。
五皿目。
選べたメインは和牛に。見た目にデリケートな火入れが分かる断面色。
表面は香ばしく網焼き。その香ばしさを纏ったジューシーな和牛フィレ肉。
ソースは肉の出汁をベースにシャンパンビネガーで心地いい酸味。
アヴァンデセール。
ノンアルコールのサングリア。
フルーツはコンポートにしてノンアルスパークリングワインを使用。
デセール。
シチリアレモンを使用。イメージはタルトシトロン。
食べられる表面のシートは寒天系。透けたクリームのデザインが面白い。
クリームは、外側にレモンクリーム。
中心にカスタードクリームを軽い食感にしたもの。
フランス産チョコレートのアイス添え。
食後はコーヒーをいただいて。
今日は、小菓子も凄い!桐箱オープン。わぁ♡
フランボワーズのトルテ。カシスのマカロン。
トリュフショコラ。ホワイトチョコのケーキ。
余韻まで大満足なクリスマスディナーでした!
ペアリングを楽しんだ人に、テタンジェのキーホルダーが用意されていました。
プレゼントを貰って上機嫌。
レストランフロアは厨房と接しておらず、シェフを利用中にお見かけすることはありません。
ですが、翌朝に館内でお見かけして。
「シェフ、昨晩のディナーとても美味しかったです」
と伝えましたら、満面の笑みで応えてくれました(^^
この立地で、このサービスとクオリティなのには驚きます。
定期的に訪れたいレストランです。
マナーコードのある本格的なフレンチでランチもあり、価格も手頃。
景観と環境は最高。
もっと多くの方に知って貰いたいなと思います(^^