『別府・日田・鳥栖』トトロ中さんの日記

レビュアーのカバー画像

トトロ中の「今日はどこ行こう?何食べよ?」

メッセージを送る

日記詳細

別府を後にして・・・
次は、「日田」へ。「日田天領水」の湧く町、どんな町か興味があったのです。
道の駅「水辺の里 大山」へ。山奥の秘境チックな国道沿いに位置するのですが・・・大きめの道の駅で、どこから湧いてきたのかというくらいお客がたくさん来ていました。商品の種類や陳列の仕方、包装も巧みで魅力的でした。奥は農家レストラン(バイキング)のようです。

その後、日田天領水の会社が運営する「元気の駅日田」へ。
ホントに大きな物産館です。ここで私は実家と職場に八女茶を買いました。奥は種類豊富な焼酎を中心にしたリカーショップ。東北では売っていない焼酎が芋・麦・米・黒糖それぞれずらりです。自分用には地元でしか流通していないという大分麦焼酎「ふしぎ屋」(国際コンクール受賞作とのこと)を、職場の仲良し同世代の先輩には梅酒を買いました。

その後は日田の町をドライブ。「豆田の町」は、岐阜市の長良川沿いの街並とか、宮城県岩出山町の街並に似ています。古い商家やお蔵の並ぶ町です。
日田は、田畑の広大で、山に囲まれたなかなか良いところでした。

最後は、高速で佐賀県鳥栖まで。
・・・鳥栖といえば、サロンパスを作っている「久光製薬」のお膝元です。それに関連する博物館があると聞き、行ってみたかったのです。
中冨記念くすり博物館」。
久光製薬の会長が設立した博物館です。
鳥栖市周辺で古くから行われてきた「田代売薬」の歴史、日本や世界の製薬の歴史、製薬に使う機器の展示、世界の薬や薬局の復元した一角などが展示されいます。「サロンパス」が世に出たのはなんと、昭和9年のことだったそうです。爆発的なヒットとなりましたが、当時は法が緩く、類似品が多く出回ったたとのこと。実際の類似品も展示されています!
「ロマンパス」「コリンパス」などのネーミングに大受けしてしまいました。
入館料300円は安いです。かなりおもしろかったです。

二泊3日の強行軍でしたが、意外にタイトすぎることもなく、(往路の飛行機は始発でしたが)充実した旅でした。

九州はやはり、食べものがとにかく美味しいです。熊本市のお祭り出店で買った「地鶏の炭火焼」は500円で山盛り、そして激うまでした。
阿蘇のレストハウスでいただいたジャージー乳のソフトも、阿蘇の牛乳も。別府の「地獄蒸しプリン」も、旅館でいただいた「大分牛の鉄板焼き」も。

そして、「だんご汁」。
とろりとした白味噌に、大根・ニンジン・ゴボウ・青ネギ・豚肉。それに、小麦粉を水で練ってすいとんやはっとのようにしたもの(だんご)が具です。これがまた、素朴でボリュームもかなりあり、美味しい。

九州は、馬肉・鶏肉・牛肉・黒豚などお肉がとにかく美味しいです。しかも、肉は「霜降り系」ではなくて「赤身がしっかり美味しい」「手の混んでいない素朴な料理が美味しい」ところがたまりません。

また、水も美味しいのです。南阿蘇は、名水で有名です。軟水で柔らかく、甘いお水です。
(トーホクの水は、軟水でもどこか森や土の香りのようなものが感じますが、阿蘇周辺はまた違いますね)

由布岳や阿蘇山の、荒々しく雄大で、麓に広がる草原の眺め、町には色鮮やかな草木と花・・・心がゆったりとしてきます。
温泉も、どこもはずれはいっさいありません。とにかく温泉施設は豊富です。私の地元やお隣の、宮城・山形よりもずっとたくさんあると思います。

本当に行って良かったです。いつか、友達と一緒に、湯布院や別府でもう少しのんびり滞在してみたいです。
ページの先頭へ