北アルプスの山、という響きは、憧れに満ちています。
一昨年の夏に登った「立山」の景色は、一生忘れられないほど美しく神々しいものでした。
北アルプスの山は、初心者が登れる山はそう多くはありません。
しかし、山道具店で見かけた雑誌の特集記事(「初心者でも登れる、景色は折り紙付きの山」)に、「西穂独標」の写真が載っていて・・・その美しさに一目で惹かれてしまいました。
今年の夏も、連続で休めるのは八月中旬の三日間のみ。
そこを狙って、経済的・時間的なことも含めまして・・・宮城から自家用車で、東北道~磐越道~北陸道~長野道を経由して片道520キロ。
松本インターで降りて上高地方面へ。
安房峠の有料道路を抜けたら、岐阜県高山市の穂高山麓の温泉地。
西穂高岳へ行って参りました。
福地温泉に前泊し、二日目の朝に、新穂高ロープウエイの始発8時半に乗りまして・・・
西穂高岳の登山口へ。
本当に幸運にもこの日は、快晴。
往復5時間のコースを歩き始めました。
樹林帯を歩くこと90分、遠くに加賀白山も見えています。
まもなく、最初の目標地「西穂山荘」へ・・・と思いますが、輸送ヘリが通るから、と10分ほど足止め。
なんのなんの、良い休憩ですし、ヘリを間近で見られるのも、私は嬉しい。
(愛読している漫画「岳」のワンシーンを思い出します)
ヘリは、たくさんのビールタンクや食料を下ろして、また飛び去っていきました。
そして、西穂山荘で休憩です。
こちらは、名物というラーメンが売りだそうで。帰りに寄って食べようと思いました。