レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2009/12訪問 2010/01/19
この日私は,早朝に熊野本宮大社を参詣したのち,中辺路の道の駅を起点に,国道と並行した熊野古道の一部を歩いてみようと計画していました。
しかし・・・和歌山県は,沿岸部はとても温暖ですが・・・山間部はなかなかの寒さ。道路の脇にはところどころ積雪の跡もあります。
古道歩きをしようと車を降りたものの,寒さにめげてしまい。
いえ,熊野本宮大社の参詣と散策の時点ですでに体は冷え切っておりまして。
こうなったら,向かうのはあそこです。龍神村の「龍神温泉」。
同じ田辺市内とはいえ,道の駅からは片道40キロ近くあります。
でも,「龍神村」という村の名前。紀伊山地の山中にある,ひっそりした静かな村・・とのこと。何とも素敵ではないですか。これは行くしかないです。
龍神温泉は,「日本三大美人の湯」とのことなんですね!(嬉)
「元湯」という,日帰り温泉でゆっくりしたのち・・
(日曜日にもかかわらず,ほぼ貸し切り状態で大変贅沢な温泉入浴でございました)
このとき,11時少し前。お腹が空いてきましたね。
またまた携帯版食べログで検索してみますと・・・
素晴らしく評価の高いパン屋さん『もんぺとくわ』さんに目がとまりました。
そうだ,さっき,温泉に来るときに通りました。良い感じのパン焼き小屋のようなお店。あそこですか・・・
私は,パンはそれほど好きではありませんが,これはぜひ行こうと。
温泉街から7キロ程度,田辺市内方向へ戻ったあたりでしょうか。
隣接しているカフェ,食べログではかなりの高評価ですがシーズンオフでお休みのようでした。
お店から少し離れたところにある駐車場に車を停めまして。
階段を上がって,ドアを開けて・・・靴を脱いでおじゃまします。
ウッディな店内の奥には大きなパンを焼く石窯が。
店内は薪とパンの焼ける,なんともいーいー香ばしい香りが漂っています。
まだ開店時刻から間もなかったため。
パンの種類は多くはありませんでしたが,次々に焼き上がっていきます。
私は「コッペパン」「スコーン」「ナッツパン??」を買いました。
パンは,可愛い紙袋に入れてくださりました。
お店を後にして・・・パンを車内に持ち込むと・・・焼きたてのパンのすっごい良い香りが充満します。
半端なく良い香ばしすぎる香り!
もう我慢ならん(笑)
まず,コッペパンからかぶりついてしまいます。
・・・何なんでしょう・・・
焼きたてのふわっ,もち,でもしっかりした食感。
口の中から,鼻腔,喉にかけて。香ばしさとしっとり感,豊かな香りと味が大爆発です。
シンプルなのに,すごく雄大で豊かな味。
初めて体験します。
凄すぎます。
こういうのが,高級でレアな食材とか,手の込んだ料理とは別の次元・・・の贅沢な味なのではないでしょうか。
さらに,私の鞄に入っていたおつまみ・非常食用の「QQBのベビーチーズ・プレーン」も一緒に食べると。
もう最高すぎます。(ちょっと邪道でしょうか)
パンとチーズ。
いやあ,素敵すぎます。パンも洋食も得意でない,純・日本人の私でも分かりますよ。
私は,実はパンは苦手で・・・普段はほとんど食べません。
ですので,表現する語彙がないのがつらいです(泣)
いえ,それ以上に,美味しいパンの素晴らしさを今まで知らなかったことが・・自分の無知さと狭量さに恥じ入るばかりです。
安全でその地で獲れた素材を,シンプルに且つここまでの旨さに仕上げる技術やこだわりに脱帽です。
紀伊山地の奥地の美しい村,龍神村で出会えたこれまた素敵すぎるパンとお店,女将さんと大将。
やはり,人気のあるお店のようで,次々にひっきりなしにお客がお見えになっていました。
いやあ,予期していませんでした。こんな素敵な出会い。
またまた食べログと,そしてお店を営んでいらっしゃる店主ご夫妻に感謝です。
もちろん,また絶対におじゃましたいです。
夏に,北山村の筏下り・ラフティングのためにまた必ずお伺いするつもりでしたので。そのときに。
今度は,休日の正午からお出ししているという,ピッツァをいただいてみたいです。
~余談~
私はよそ者だということを,女将さんはすぐに分かってくださったようで。
「どこから来たの?熊野へひとり旅?」
「宮城からです。熊野をまわってみたくて」
「・・・宮城って言うと,『萩の月』ですね。それに・・・こんばんは,は「おばんです」って言うんですよね。男の人でも。」
「あははははは,はるばる和歌山で「萩の月」「おばんです」を聞けるなんて思っていなかったです。お分かりいただき嬉しいです。」
「いえね,私たちと同じような暮らしをしている仲間や友達が宮城にもいるんです」
「なるほど。私は宮城の山間地で仕事をしていますが,そういう方はたくさん住んでます。素敵ですよね。」
こんな会話も,ひとり旅の身にはとても嬉しく,「来て良かったなあ」「旅って良いなあ」としみじみ思うひとときでした。
2位
1回
2011/05訪問 2011/05/15
【2011/05訪問】
震災直後から、炊き出しなどを行い・・・営業再開も早かったという仙台市泉区高森の「あちゃーる」さんです。
近くで用があった帰りに立ち寄らせていただきました。
震災後の新メニュー、「1%ダルバート」をいただいて参りました。
「ダルバート」とは、ネパールカレーの定食、といったところのようです。
「1%」とは、売り上げの一部を震災の寄付にあてるとの趣旨とのことです。
内容はライス、ネパール風揚げパン、カレー一種、ダールスープ、付け合わせ二種。
カレー一種は私は「マトン」を選びました。
ちなみにこの日は他に、「キーマ」「とても辛いマトンのミートボール」「アルタマ(メンマとジャガイモ、トマトのベジカレー)」がラインナップされていました。
ライスのサイズは「小」を。ご飯茶碗一杯分くらいとのことです。
ちなみに、ダールスープとご飯はおかわり自由のようです。
今回もとってもとっても美味しかったです。
付け合わせのうちの「大根のカレー風味の漬け物(?)」はスパイシー且つさっぱり・爽やか。食感も良いですね♪
付け合わせその二は、名前は失念してしまいましたが、冷製のカレーです。
冷製でもさすがはあちゃーるさん、決して油が固まったりはしておらず、とろりと優しい食感で旨みとスパイスの香ばしさがすんばらしいです。
これを、ダールやマトンのカレーと混ぜながら、ライスや揚げパンにつけていただくと味が変化してさらに、深まりを感じます。
今回初めていただいた、「ネパール風揚げパン」、はまります。
油のしつこさは気になりませんで、むしろ甘みやコクがあり、スパイスのおいしさを引き出している印象です。
うんまい♪(^^)
ダールは変わらず、さっぱり・且つ穀物のもったり感と香り、コクが癖になりますね。
マトンのざっくりした食感と癖の少ない旨み、ルーの複雑で且つ直線的な香りと辛さも、私は大好きです。
本日もごちそうさまでした!!!
震災前は予約メニューと聞いていました「ダルバート」ですが、このような形でいただけるとは思いませんでした。でも嬉しいです。
いわゆる「カレーライス」は、単品料理としては栄養や味に偏りがありそうなですが・・・
「ダルバート」は本格的なネパールカレーの定食、量も栄養バランスも良さそうですし、またぜひ食べたいです。
美味しい料理は、体の栄養も、心も満たしてくれると実感しました。
お話をさせていただきましたところ、震災直後の炊き出しは、小さな石油ストーブで鍋で煮炊きして行われたとのことです。
また、ダルバートの売り上げを寄付に充てられるというあちゃーるさんの、食のプロとしての意識の高さには心より敬意を表したいと思います。
私の居住地より少し遠いですが、ずーーっとお邪魔させていただきたいと思いました。
【2010/11 訪問】
近くに用があった帰りのお昼時に寄らせていただきました。
約半年ぶりです。
席についてお冷やと一緒に・・・恒例の試食タイムです。
今回は、メインカレーは「チキン」(辛さランクは上から二番目とのこと)を、サブカレーは「今日のベジカレー」の「アルタマ」をお願いしました。ライスは小、スープカレーは「ダール」です。
今回初めていただいた「アルタマ」。
動物性の食材を一切使わない「ベジカレー」です。メンマの香りがして、少し不思議な感じです。
が、食べ進むうちに・・・おいしさにぐいぐいと引き込まれます。
フレッシュトマトの爽やかな酸味、ジャガイモのほっこり感、で癒され・・・
たっぷりの黒目大豆はタンパク質と繊維質たっぷりで、体にもお腹にも満足です。
そして、スパイスのすっきりした香りと後からやってくる、奥深いコク。
よそでは味わえない凄いカレーです!
チキン。
さらっとしたルーに具は鶏肉のみ。
こちらのマトンカレーよりはずっと癖がなく食べやすいです。辛さも中辛~辛口くらいでしょうか。
マスターがカレーと一緒にもってきてくれたスパイスを少し足していただきます。
赤い粉状のスパイスを加えると、辛さが倍増します!
なかなかの辛さですねぇ。
でもやはり、スープの出汁の奥深さ、数種類のスパイスの香りと辛さ、酸味、甘み、すべてが重なりあい・・・・おいしさのアンサンブルです!
スパイスの重厚な弦楽四重奏さながらです。
素晴らしいカレーです。
もちろん、スープカレーのダール。毎回いただきますがこちらも、サラサラのち少しもったりした穀物の食感と優しいコクが最高です。
今日も美味しくいただきました。ごちそうさまでした♪
【2010/05 訪問】
休日、泉のアウトレットモールに同僚と一緒に出かけた際に寄らせていただきました。
「泉パークタウンか、泉中央付近で美味しいランチのお店ありませんか?」
「そうだなあ・・・」
と、ピッツァの「del sol」さん、「裁ち蕎麦百全」さん、讃岐うどんの「むら泉」さんなど何店か候補をあげましたが、同僚は「カレーが良い!」と「あちゃーる」さんへ即決です。
午後1時過ぎ。
週末ですし、お客でいっぱいかも・・・
連れは「良いです!それでも待ちます!」と気合い入っています。
幸い、私たちが入ったときは前のお客がはけたばかりだったのか、先客はなし。ラッキー♪
大柄なマスターからカレーの説明と、本日のカレーの試食をさせていただきました。
その中から、注文は
私はメインカレーは「マトン」、サブカレーは本日のカレーの中で一番辛かった、名称失念しましたが鶏団子の入った、さらさらしたカレーにしました。
連れは、メインカレーは「マトン」、サブカレーは「アルタマ(ジャガイモとメンマと野菜のカレー)」にしました。
先に、ダールという、豆のスープカレーと本日のあちゃーる(大根とキュウリのカレー風味漬け物)
の登場です。
・・・このダール!
辛くはないですが、優しいカレーの香りと、後からやってくるもったりした豆の食感、さっぱりとしたコク。
はまりますーー!
連れも「これ、おいしー!はまる!」を連発していました。
すぐに、メインカレーの登場。
我々は二人ともマトンを選びましたが・・・
今日も旨い!!
すっきりとビターなルー。爽やかな辛さとかすかな酸味、辛いですが後を引かずスパッと切れる。
マトンの肉肉しいざっくり感と、ワイルドな風味。
こりゃ、旨すぎです。
私の注文したサブカレー、です。
「名称失念、鶏団子入り、クミンシードのビシバシきいたサラサラしたカレー」(ごめんなさい)。
試食の時は、辛さとクミンシードの香りの爽やかさに惹かれて、ホイホイ注文してしまいましたが。
かなりの辛さ。
舌がびりびりきます。
鼻腔から脳天に突き抜ける芳香と辛さ。
「うう゛゛゛゛ーーーーー 辛い・・・」
とつぶやき、もだえながら何とか最後まで完食。
その様子に、連れは大受けです(笑)
でもただ辛いだけでなく美味しかったです。
連れの頼んだ「アルタマ」、
メンマとジャガイモを中心に野菜たっぷり。
本当に、メンマのあの香りがしまして、私は不思議な感じでしたが。
連れは「野菜が旨い」と気に入った様子でした。
チャパティは、ナンよりさっぱりして素朴で油っぽくなくて、カレーにぴったりだねぇ、とお互い言って美味しくいただきました、
ライスは「小盛」でお願いしましたが、十分過ぎるほど満腹、おなかきっついです。
大満足、ごちそうさまでした。
連れも「すんごい、すんごい美味しかった!!」と笑顔で満足。
良かった、良かった(*^_^*)
いやーー、
美味しくて満腹で、ハッピーになれたカレーランチのひとときでした。
ごちそうさまでした。
==2009年7月訪問時レビュー==
泉に用事があった際に再訪です。
今回も二つのカレーをいただけるという「ドゥイターリー」(1200円)をいただきました。
メインのカレーは「マトン」,サブカレーは「本日のお薦め・キーマカレー(激辛)」をお願いしました。
はじめに出てくる豆のスープの「ダール」,改めて味わいますと・・・美味しいですね。
さっぱりしているけれどコクがあります。
インド・ネパール風の漬け物も青々しく瑞々しくてかなりいけます。
メインのマトンは,こちらも改めて味わいますと・・・かなり旨い!!です。
こちらもすっきり・さっぱりした中にもコクと絶妙な酸味・渋味・旨味が嫌みなくさーっと舌を通過していきます。
上にちょこんと載った生姜の香りと辛さも良いアクセントです。
マトンの肉肉しさも◎ですねぇ。肉好きにはたまりません。
と言いますか,今まで味わったマトンカレーの中では一番美味しく感じました。
サブの「本日のお薦め・キーマカレー激辛」です。
・・・相当,辛いです。ビシッビシッとしたパンチが舌を刺激します。
あまり後をひかない,しつこくない辛さですが。
ダラダラ汗をかきつつ格闘し・・・チャバティの香ばしさと甘さで辛さを中和し・・相性抜群ですね。
こちらも肉の旨味たっぷりでよいですね。
今回,ライスは「小盛」にしましたがそれでもかなりかなりお腹いっぱい・お腹きっつくなります。
大満足です。ごちそうさまでした。
ようやく私の味覚があちゃーるさんのカレーに追いついてきたのかなと感じます。
初回時には美味しさがよく分かっていなかったのですが、今回はじっくりその美味しさを感じることができました。
会計後にお店の方にお声をかけていただき,お話を伺いました。
こちらのご店主さん,相当な数のインド・ネパールでカレーを食べ歩かれて,スパイスや調理のことも本場でかなり学ばれたようです。
その日,八百屋さんからお店に入る野菜が毎日違うので,素材に合わせたカレー,スパイスの配合も毎日考えていらっしゃるとか・・
この半端でない意気込みから作られる本場仕込みのカレーは,何度も何度も味わってこそ,その深さを知ることが出来るのかもしれません。
もちろん再訪必至,評価は上方修正させていただきます!
==2009年4月訪問時レビュー==
仙台市泉区高森に,お洒落なインド・ネパールカレー屋さんがあるという情報を聞きつけ,訪問してみました。
高森はちょっとお洒落な街並みの住宅街。
その立地にぴったりのお店でした。
この日は強い雨でしたが,店内はほぼ満席。
接客されていた大柄なご主人とお客が楽しげに談笑されています。
常連さんが多いのでしょうか。
住宅街ですから,近くの方が固定のお客になっているのでしょうね。
さて
この日私はかなりの空腹でしたので,注文は二つのカレーをいただけるという「ドゥイターリー(1200円)」をお願いしました。
下記のカレーの中からメインカレー(250g)とサブカレー(150g)を選びます。
「チキン」「マトン」「キーマ」。「エッグ」(辛くない)。それに「本日のカレー」の中から2つ選べるとのことです。
これにスープカレー(ダール(ネパールの豆スープ)かラッサム(インドの酸味のある辛いスープ),付け合わせとライス&チャバティのセットです。
ライスの量は小盛り・普通・大盛・特盛から選べます。(追加料金はないようです)
ちなみに,カレーを1つだけ選べるセットの名前は「エクターリー」(1000円)です。
今回私は,カレーは「マトン」と「本日のカレー」(ジャガイモとナスの汁なし)をお願いしました。
待っている間,お店にあった本格カレーのレシピ本などを読んで楽しみつつ・・・
よけいお腹が空いてきます。
15分も待たずに登場です。
はじめに「スープカレー」の「ダール」。
サラサラしたカレー味のスープです。あまり辛くないとのことでしたが,いえいえ,そこそこ辛いです。
見たことのない,つぶした麦に似た形の豆がたっぷり入っていました。
それと一緒に,付け合わせの「カレー味のジャガイモ」←正式名称は失念しました。ごめんなさい。
も供されました。
このジャガイモのしっとり感とカレーの味・香りは好きですねえ。
そして真打ちのマトンカレーです。
真っ黄色なライスと,自然な灰色がかったチャバティの登場です。
それに少し遅れて「本日のカレー:ナスとジャガイモの汁なし」です。
マトンカレー。
ゴロゴロと一口サイズのマトンがたっぷりです(^^)
マトンは羊肉の味と歯ごたえがしっかりしていて美味しいです。臭みはまったく気になりません。
割とサラリとしたルー。
マトンカレーは「辛いです」とのことでしたが,私にはそれほどでもありませんでした。
スパイスの辛さと香り,風味のバランスをよく考えられてるなあという印象です。
甘みや円やかさ,コクはほとんどなく,スキッとした香り。渋くビターで端正な印象のカレーです。
後味もスッキリしています。
本日のカレー:ナスとジャガイモの汁なし。
こちらもビターな感じの味です。
そしていままで体験したことのない味です。ですので適切な表現が見つからない・・・ごめんなさい。
美味しいのですが,ジャガイモがたっぷりで,汁なし。そして付け合わせもジャガイモということで・・・
かなりお腹に来ます。苦しいです。後半はのどを通すのもちょっときつかったです。
ダールスープと一緒にいただいて何とか・・です。
はじめ,ご飯は足りるかなと思いましたが,普通盛りで十分過ぎます。
チャバティまで到達しないのではと思ったくらいです。
計画的に,全体量を考えてライスとチャバティもカレーやスープに付けていただかないといけなかったのね・・と思いました。
手が込んでたくさん考えられて作られていることがよく分かるカレーでした。
ですが,今回私は未体験の味が多かったこと,テンポとバランスを考えずに食べてしまったことから,味は分かっていないと思います。
ですので「味」と「全体」の評価は控えさせていただきます。
なお,お店の雰囲気は良いです。
落ち着いた白とウッディなトーンのしつらえ,大柄なご主人の温かい接客(バリトンのトーンの声が良いですね)。
お客も和やかに会話されて食事されています。
ドリンクメニューには珍しいネパールのラムとかウイスキーも。うーん,気になります。(車で行くので呑めないのが残念です)
近所にあったら足繁く通いたくなるお店でしょう。
次回はカレーは「キーマ」「チキン」を頼んでみたいです。
3位
1回
2014/11訪問 2014/11/12
==2014年11月訪問時レビュー==
秋が深まると、なぜか行きたくなります「カフェモーツァルト」さん。
前回と同じく、12時半過ぎの予定の前に済ませたい・・・早めのランチでお伺いしました。
ランチタイムは11時半からです。
私は時間ちょうどに入店しましたが、その直後からぞくぞくと、女性のお一人様やグループの方が来店されました。
私はランチメニューの「ホエー豚のカレー」(900円サラダとソフトドリンク付き)にいたしました。
20分ほど待って登場です。
「ホエー豚のカレー」
トマトの酸味がきいた、野菜たっぷりのカレーです。
マイルドですが、チリペッパーのぴりっとした辛さもきいていて、なかなか食べ応えがあります。
固めに炊かれた黄色いライス(サフランライス?)もカレーとよくマッチしています。
ホエー豚は、豚の風味と旨みが濃くて美味しいです。
特に美味しかったのは、具のナスです。トマトの効いたルーにぴったりですし、食感、火の通し加減が絶妙です。
野菜たっぷりで、脂も香辛料もきつくなく、女性には特に好まれるカレーだと思いました。
「アイスティー」
香りがよくてとても美味しいアイスティーでした!
業務用とは違うと思います。
さて、店内のシックでオールドな雰囲気はやはり素敵ですね~
私は、古びたピアノの前に陣取りました・・・
こんな素敵なピアノ、ぜひモーツアルトの優しい(易しい?)曲を弾いてみたいなあと思いました(笑)
次回は友人とお邪魔してみたいです。
=2010/11訪問時レビュー「街中の隠れ家カフェ 知的で優しく落ち着いた空間」=
この日私は、午後1時開始のお食事会の待ち合わせの時間つぶしに・・・久しぶりに仙台の街中をぶらりと散策していました。
折しも街路樹が色づき、秋晴れの太陽に照らされて風が吹くたびに赤や黄色の葉っぱが、きらきらと光を帯びて輝くのでした。
晩秋の杜の都・仙台の風情もなかなかよろしいですね(^_^)
とは言いつつも、13時開始のお食事会・・・もうお腹がすいてすいて仕方がありません。
待ち合わせまであと1時間以上あります、途中でお茶と軽く何か食べて本でも読んでゆったり過ごしたい、と思いました。
フォーラス付近をうろついておりました折、携帯食べログで「カフェ」を検索です。
おお、いくつもヒットします。
目にとまりましたのは・・・「カフェ モーツァルト」さん。
ああ、懐かしいです。学生の頃、噂は聞いたことがありました。「モーツァルトの流れる格調高い、珈琲と紅茶の飲めるお店(当時はカフェとは言いませんでした 笑)」と。
ハイソでロココ調とかアールヌーボーなカフェだったら、即刻退散しますが・・・
もしそこまででなけば、(少し年を取った)今なら入れるかな、と。
今日はきちんとツィードの上下ジャケット着てますし、大丈夫かな(笑)
カフェモーツァルトさん、フォーラス近くの「こわめしや」さんのあるビルの二階なんですね。
おお、ここですね。
入り口からしてナチュラル系シックな良い雰囲気です。
横に細長い造りです。入り口は真ん中で、少し細い通路を左右どちらかに進むと、いろいろな形の椅子やテーブルが。
・・・おお、このほっとするナチュラルでオールドな家具達。
とっても素敵です(^_^)
私の注文は
・アイスベリーティー
・チーズとベーコンとポテトのフォカッチャ
です。
先に、「アイスベリーティー」の登場です。
大きなグラスに並々と。
うん、強めの紅茶の香り、でも渋みは少なくすっきりしています。
ミントの葉と、キンキンに凍結した、木イチゴとブルーベリーが浮いています。
紅茶と混ぜて少しずつとかし、ガシガシ噛みつつ、冷たい紅茶をいただきます。
グラスの底の方から優しい甘みが。
なんと、イチゴジャムが沈んでいたようです。このお茶に入れる甘味料には、砂糖やガムシロップより私はこちらのが好きです。
うーーーん、フルーティーですっきりして冷たくて美味しい。
この日は20度近くあって、冬用のジャケットでは暑かったこともあり・・・大変美味しくいただきました。
平行しまして、後から登場しました「チーズとベーコンとポテトのフォカッチャ」。
焼き立ててじゅわっと、ふわっと、熱々!
湯気が立っています。
さっうそくいただきます。
うーーーーん。このさくさく感、中のしっとり感、小麦の甘みと香ばしさ。
それに溶けたチーズが絡んできて、しっとりしたポテトとベーコンのスモーキーな肉の旨み。
渾然一体となって・・・旨すぎます!!
これは、やめられませんねぇ。
この後、イタリアンレストランで食事会が控えていたのですが・・・結構大きなフォカッチャなのに、完食してしまいました←(バカ)
先にも述べましたが、なんと言ってもお店の雰囲気。
BGMは、音質の良いモーツァルトが少し小さめの音量で。
調度品は、オールドだけれど決してごてごてしていない、素朴で小粋な感じ。
古いアルバムやオルゴールを、天窓の付いた屋根裏部屋で開いたときのような・・・そんな雰囲気のお店です。
モーツァルトの楽曲のように、親しみやすく優しいけれど、安っぽくなく知的。
お客さんたちも良いですねぇ。
予想外に若い学生さんが多かったのですが、騒いだりする人は皆無。センスの良い知的な雰囲気と装いの方々が、静かに談笑したり、読書したりされていました。
お一人様で来ている方もちらほら。
ゆっくりと1人でくつろいだり読書したりして静かに過ごせるお店は、なかなか巡り会わないので嬉しいです。
(ちょっと雰囲気の良いお店で、お店の方は良くても・・・お一人様には他のお客の視線や話し声が気になって落ち着けないお店は多数ありましたので。)
すっかり、「カフェ モーツァルト」さんのファンになってしまいました。
また必ずお邪魔したいです。
4位
1回
2010/07訪問 2010/08/11
富山にやって参りました。
富山に来ましたら、「ます寿司」は絶対に外せませんね(^_^)
といいましても、ものすごくたくさんのお店の数があるそうで・・・
見た目や形、値段などはあまり大差ないようですが??
こういうときは、食べログです。
検索してみましたら・・・
富山県の点数ランキングでも上位の「魚づ鱒寿し店」がすぐに目にとまりました。
レビューをお読みしますと、
・鱒の身が分厚い
・鱒は生に近く、他店より日持ちしない
とのことです。
では旅の最終日に買いましょうか。
この日は宇奈月から欅平までトロッコ列車に乗って往復し、戻ってきた後、高速を使って宮城まで戻る道すがら、お邪魔することにしました。
宇奈月からは20キロちょっとですか。
お店はJR魚津駅のすぐ近くにありました。
平日のお昼時、周辺も閑散としていて静かです。
お店の引き戸を開けてお邪魔します。
鱒寿司のディスプレイ等はありません。少し殺風景な感じのお店です??
店頭には、鱒寿司を入れる竹の器と、パッケージのみ山と積まれています。
メニューは2種類のみ。「一段」と「二段」です。
お店の方に聞いてみましたところ、「一段」で約一人前強、とのことです。
私は実家へのお土産にと「二段」と「一段」を一つずつ買いました。
更に、職場でもいただいてみたいと、発送もお願いしました。
地方発送可(クール便での発送)で、到着日・時刻も指定できます。嬉しいですね。
私は、後日届いた職場への分を、同僚や上司と一緒にいただきました。
先行レビューにありましたとおり、ご飯が上で鱒が下になっています。
笹の葉を持ち上げて、ついてきたプラスチックのナイフ?を使って切り分けます。
「二段」は本当に二段構造になっています。上段を先に取り出して切ってから、下の段を切ります。
丁寧にやらないと、崩壊します(笑)
いただきます。
・・・・評判に偽りはありません。
しっとりしていて、分厚い鱒の身。
酢やその他の調味料の味のしみ具合、酢飯との味・食感の一体感。
素晴らしいです。すべてが絶妙です。
鱒の身は分厚いだけでなく、脂がかなり乗っていて風味豊か。
そして、柔らかくて、しっとりとして。確かに他店の鱒寿司よりも生に近く、鱒そのものの風味が生きています。
酢飯のお米自体の味も美味しいです。
なんというか・・・すべてが良い塩梅です。
旨すぎます。
鱒寿司が好きで、普段からコンビニの鱒寿司おにぎりを食べている同僚も
「コンビニの鱒寿司とは全然、別物。すっごい美味しい!!」を連発していました(笑)
素晴らしい鱒寿司でした。
さすが食べログですね。
目立たない外見の、小さなお店だったのですが・・・
ごちそうさまでした!
富山に来ましたら、ぜひお薦めです。
お店は、車でも電車でもアクセスしやすい立地ですので。
追伸
・お持ち帰りか発送のみ。店頭での飲食はできません。
・お取り寄せも可能です。お店のホームページはありませんので、直接電話で注文できます。到着日・時刻を指定可。お支払いは、同封された郵便振替用紙を使います。
・夏季は痛みやすいので、車での持ち運びは特に注意してください、とのことでした。
夏季以外は、常温で持ち運び可のようです(クール便だと、少し酢飯が固くなります、とも言われましたが、私は特に気になりませんでした。)
5位
1回
2010/08訪問 2010/08/15
金木町の斜陽館を中心に津軽のあちこちをふらりと回ってみました。
津軽半島は十三湖、シジミで有名ですね。
一度食べてみたいと思ってました。今回は、国道沿いに比較的大きな駐車場できれいな建物で目を引いたこちら「しじみ亭奈良屋」さんに寄らせていただきました。
お昼時には混むらしいと、先行レビューでお読みしましたので、近くの道の駅の見学もそこそこに、正午前に到着です。
レジの近くにはたくさんの種類のしじみ製品が陳列されてます。食事処は、そのすぐわきの小さなテーブル席、その奥には座敷が数組分あるようです。
ほぼ満席のようでしたが幸い、1カ所だけテーブル席に空きがあり、着席することができました。
メニューの種類はとても豊富です。
セットメニューは
・しじみづくし(釜飯、らーめん、バター焼き、しじみ汁などとにかくたくさんのシジミ料理)
・しじみ三昧(釜飯、チャウダー、佃煮と味噌、バター焼き、シジミ汁)
・しじみ昼定食(ミニしじみらーめん、ごはん、ホタテの味噌貝焼)
単品は
・しじみラーメン
・しじみそうめん
・しじみスパゲティ
・しじみ味噌おにぎり+しじみ汁
などです。
なお、しじみ釜飯がつくメニューは、炊きあがりまで25分ほど要する、とのことでした。
私は非常に迷いましたが結局、「しじみ三昧」(釜飯、チャウダー、佃煮と味噌、バター焼き、シジミ汁)にしました。
やはり、しじみの釜飯とシジミ汁はぜひ味わってみたいと思いましたので。
25分は、気長に待ちますか。
ところが注文して5分もしないうちに、まず「しじみチャウダー」の登場です。
おっと・・・全部のお料理が一度に出てくるものだと思いましたが、意表を突かれました。嬉しいです。
しじみチャウダー。
クリームベースのスープですね。はまぐりやアサリのチャウダーは食べたことがありますが、シジミではどうなんでしょう??
さっそくいただきます。
さらっとしたスープですね。意外にあっさりしています。
・・・しじみの滋味がさらっとしたクリームソースによく合います!
これは旨いです。
どんどん進んでしまいます。
殻付きのしじみがたくさん入っていますが、身をほじって食べられるようにと、細いスティックが添えられています。これは良いですね。スムースにシジミの身を取って食べられます。
このスティック、欲しいなあ(笑)
あっという間にチャウダーを食べ終えまして・・・またしばらく待つのか、と思い、テーブルに置かれていた、周辺の観光情報パンフが綴られたクリアファイルを眺めて待ちました。
ですので、退屈はしません。
残りのお料理の「釜飯、シジミ汁、バター焼き、佃煮&味噌」は、25分どころか、注文から20分弱で登場です。嬉しいですねー、このような配慮といいますか、サービス。
お断りされている待ち時間よりも短いと、嬉しいですよね。
ではでは、またまたいただきます。
・・・最初に、シジミ汁です。
味噌はほとんど入っていないようで、シジミから出る出汁と塩分を生かした汁物となっています。
具はシジミのみ。
・・・・これは旨い!!!!!
あっさり・さっぱりしたシジミの旨み。深い味ですが、舌にまとわりつくことはなく、さっとはかなげに消え、また次の一口でうまさがやってくる。
しじみによくある、苦みや臭み、癖は一切一切ありません。
とにかく、優しく品よく、軽やかで素朴な旨みと滋味・・・・これにしみじみと癒されます。
旨すぎます。
平行して、シジミのバター焼きを・・・
スーパーで売られているシジミよりもずっと大きいサイズです。
ですので、お箸でも簡単に身を外せます。
これも、苦みや癖はまったくなく、またバターの脂っぽさなども気になりません。
旨いですねー
釜飯。
供されてから、2分くらい待ってからお召し上がりください、とのことでした。
固形燃料の炎に熱された、小さな釜の状態です。
小さなしゃもじでよくかき混ぜて、飯椀によそいます。
下の方はお焦げになっています(^_^)
固めのご飯、しじみの出汁がしっかりしみていて・・・酒・醤油の味付け加減は絶妙。
野暮ったさはないです。
とにかく旨いです。
一緒に、佃煮や味噌もいだだくと、もう最高!
いやーーーー
すんばらしい、シジミ料理の数々でした。
心と体にじわーーーっと沁みていく。しみじみ癒されました。
シジミは、ご存じのとおり「オルニチン」というアミノ酸と鉄分が豊富で、酒好きの人や、貧血気味の人、疲れ気味の人にはとても良い食材です。
夏ばて気味、飲み会疲れの私の体には(←バカ)大変嬉しいお料理達でした。
これまでは、シジミは「苦い」「臭みや癖がある」「たくさん食べられない」というイメージがありましたが、見事に覆されました。これだけいただいても、まだまだ食べてみたいと思いました。
また、こちらのお店は女将さんが接客してくださいますが、とても丁寧で且つしっかりした素晴らしい接客です。
良いお店です。
遠すぎて行くのが大変なのが惜しいです。
津軽半島方面に行かれる方には、ぜひお薦めしたいです。
なお、シジミ料理のパウチだけでなく、生のヤマトシジミの通販もやっているようですので、関心のある方はチェックしてみてください。
私は、帰りに真空パックになった、殻付きシジミ汁を買ってしまいました。
6位
1回
2010/05訪問 2010/05/27
つけめん まさはるさん。
福島市は土湯温泉郷に、平成21年秋にオープンしたばかりの比較的新しいお店です。(平成22年5月現在)
オープンしたことは知っていましたが、まもなく雪の季節となり・・・足を運べませんでした。
ところが、です。
haru_pu様の先行レビューをお読みいたしまして。大いに期待できそうです。
今月、結局なんと二回もお邪魔してしまいました。
一回目は、新野地温泉・相模屋旅館さんの日帰り入浴の帰りにお邪魔しました。
開店時刻と同時の11時過ぎでしたが、すでに先客が二組ほど。
私の注文は
・野菜つけ麺(700円) にしました。
醤油味です。並盛りで、ゆであがり重量が350g、大盛り500gは同一料金とのことです。
私は並で十分(^_^;)
ゆであがり6~7分かかるとのこと、先にピンク色の蕪漬けが出されました。甘い漬け物です。
しばらくして「野菜つけ麺」の登場です。
さっそくいただきます。
メニュー写真と違って、野菜はつけ汁の中に沈んでいるようですが?
引っ張り出してみますと、かなりの量です。
量のバランスを考えて、先に野菜からやっつけましょうか。
・・・うーーーん、
ウマい!!!!!
もやし・きゃべつ・ニンジンなどのゆで野菜。
みずみずしい甘みと歯ごたえ。
・・・・それに、この味のしみ具合。
ただお湯でゆでただけの野菜ではないと思われます。野菜にも良い塩梅で味が浸透し、歯ごたえも柔すぎず、生っぽくもなく、絶妙すぎます。
こんなに旨い野菜が、大量に入っています。うれしすぎますねー
麺。
中太・太の中間くらいの太さ。多~中加水タイプでしょうか。
透き通ってはいません。適度な親水度。そしてぎゅーーっと絞められていて歯ごたえ・コシは十分。
でも固すぎてあごが疲れるほどではなく、ちょうど良い。麺から漂う香りや風味も◎。
タレ。
醤油味の、魚介出汁中心に肉系も感じる少し複雑な味わいです。
少し甘めですが、個人的には、オイリーすぎないことと、節臭さがとがっていないマイルドな味わいが気に入りました。
これだけの野菜の量にもかかわらず、つけ麺のタレ薄まったり、つけ麺の味わいを邪魔していません。
むしろ良い引き立て役です。
野菜の甘みとシャキシャキ感、麺のコシ、タレの甘みが相互においしさを引き出しています。
こりゃあ、久々のヒットですよ!
といいますか、今までいただいたつけ麺の中ではナンバー1で好きです!!!!!
すべてが、ちょうど良い。嫌なとがった感じが一切しない。
そしてそして、このうんまい、山盛り野菜♪
山盛り野菜と食べ応えのある麺をひたすらやっつけ、格闘し。
ごちそうさまでした!
二週間後、またまた突撃です。
今度は、味噌つけ麺に野菜トッピングでお願いしました。
前回の野菜つけ麺よりも、野菜が多いような??
器からはみ出して山盛り・ドカ盛りです。
今日も野菜、うんまいねぇ♪
うれしいです。
先に野菜の山を崩さないと、つけだれにたどり着かないのですが(笑)
味噌だれ、あまり味噌味噌していませんね。
こちらも、醤油と同様、甘くてマイルドにまとまっています。
醤油よりもおとなしめの味かも知れませんね。
味噌味は、辛味噌タイプもあるとのこと、こちらも美味しそうです。
こちらのお店に来られましたら、野菜入りのつけ麺が絶対にお薦めです。
なお、つけだれのスープ割ですが・・・マイルドで甘めの味という性格上、つけ麺のタレとしては最高に良いのですが、スープで割ると甘みばかり際だってちょっと、と感じましたが。
(他店の、しょっぱめ・節強めのタレは、スープ割りにすると美味しい)
美味しいつけ麺に仕上がっていれば、それで良いのです!
なお、若い大将と女将さんは明るい接客で好きですねぇ。
お冷やがとても美味しく、またお茶かお冷やか最初に聞かれる心遣いも良いです。
温泉地の真ん中という立地もあるのでしょうが、お客の年齢層は幅広く、シニア世代も目立ちますし常連さんも多いようです。
皆さん、笑顔で召し上がっています。
久々に、良いお店を見つけたなあと思います。
これからも、何度もお邪魔させていただきたいです。
つけ麺は全メニュー制覇したいです。
先行レビューをアップしてくださった、haru_pu様に心から感謝します(*^_^*)
7位
1回
2011/11訪問 2011/11/27
【再訪】幼き日に両親に連れられていった・・・デパート最上階の大食堂そのもの
【2011/11 再訪】
ALL ABOUTの特集記事に惹かれまして、「花巻南温泉峡」に出かけました。
今回。日帰りでお邪魔しました「藤三旅館」さんの温泉のお湯は、今まで経験した温泉の中で一番、超・強烈に効きました。(お湯は無色透明で、においもそんなにないお湯なんですけれどね・・・)
湯上がりに体がだるくなり、頭や首も少し痛く・・・手足の皮膚は真っ赤になってビリビリします。
もちろん体はすごく温まりました。
冬に体調を崩しそうになったら、湯治に来るのも良いかも?と思いました。藤三旅館さんは、食べログでも評判が良いようですしね。
さて、せっかく花巻に来たのですがランチはどちらへと思いつつも・・・、湯あたりでだるくて頭も回らず。
今回も、以前来てとても楽しかった「マルカンデパート大食堂」さんに参りました。
今回も大勢のお客でにぎわっていました。
ですが、広くて席数がとにかく多いことと、スタッフの方がたくさんいるのでまったく窮屈な思いはせずに、しかも格安で懐かしい雰囲気の中で昔のデパート食堂の味を味わえます。
今回は「ハヤシライス」(520円)と「みそ汁」(100円)をいただきました。
昔風のもったりしたハヤシライス、酸味が少し強めです。
癖のない優しい懐かしい味わい。
思っていたほど油やMSGはきつくなく、「いかにもレトルト」という訳でもなく。食べやすかったです。
ただし、肉はひらひらのが一切れのみでした(笑)
ご飯はかなり多めのてんこ盛りです。花巻の「ひとめぼれ」の新米を使ってるとのことで美味しかったです。
みそ汁は、フノリがたくさん入っていてしょっぱくて、いかにもトーホクの味という感じで好きですね。旨いです。このみそ汁は頼んで正解でした。
今回も懐かしく楽しくいただけました。
次回はお腹を空かせて「ナポリカツ」(ナポリタン+とんかつ)か「Aセット(ハンバーグとフライ各種のセット)」に挑戦したいです。
連れがいたら、あの巨大なソフトクリームもです(笑)
※今回の写真は、リコーCX5のショーケースと外観は「ミニチュアライズ」モードで撮影しました。
【2010/02 初回訪問時レポート】
食べログでupされるレビューを読むたびに気になっていました。
また、最近では食べログ岩手県の閲覧数ランキングで常に上位をキープしています、マルカンデパート大食堂さんであります。
「花巻の観光名所としても良いのではないか」とまでおっしゃるレビュアー様もいらっしゃいます。
昭和時代もだいぶ遠くなった平成22年の今ですが、当時の雰囲気そのままの
・「デパート最上階の展望大食堂」
・大人気で休日ともなればお客でごった返している
・巨大な高さのソフトクリームが人気
いつかぜひ突撃したいと思っていました。
週末、近い将来に廃止されるというETC1000円の恩恵にあずかり、花巻南の大沢温泉とセットで行って参りました。
マルカンデパート。
花巻市内中心部、JR花巻駅にほど近いところに建っております、かなり古びた大きくもないデパートです。
駅前商店街は、日曜の正午前だというのに、人通りはほとんどなく。
シャッターを閉めている店舗も目立ちます。
お目当ての、デパート食堂は混んでいて大変と聞いていましたが、嘘ではないか、とさえ思いました。
マルカンデパートに入ります。
うーん・・・昔ながらのデパートの「洋品売り場」ですね。(余談ですが、宮城県内各地に昔あった○○ドーチェーン)を思い出します。
お客はあまりいません。
最上階へと続くエレベーター前へ。
10人前後が待っています。
さらに。
エレベーターが到着しましたら、階段や付近の売り場から人がわいてきました。
「あ!やっとエレベーターがきた!」
「急げ急げ」などと言いながら、どやどやと人が集まりだします。
エレベーターにはほぼ定員いっぱい、ぎゅうぎゅうと乗り込んで。
古いエレベーターはゆっくりとした速度で、最上階の6階へと到着しました。
エレベーターを降りると・・・そこは異次元空間。
紛れもない、「昭和時代のデパート展望食堂」へとタイムスリップしました。
巨大な食品サンプルケースには、数え切れないほどの種類のお料理が並んでいます。
和・洋・中。
どれもフルラインナップ。
・そば ・うどん ・お寿司セット各種 ・親子丼 ・カツ丼 ・ナポリタン ・ハンバーグステーキ ・ビーフステーキ ・お子様ランチ ・カレーライス ・ハヤシライス ・ラーメン ・炒飯 ・クリームソーダ etc.....
いやはやすごいですね。
品揃えもさることながら、仰天したのはそのお値段です。
ナポリタンとチキンライスは420円、サイコロステーキは720円。チーズハンバーグは610円。
オムレツは370円。
うどんやそば類は400円台。(まあ立ち食いそばと同価格帯と思えばそれほど安くもないですか)
洋食系メニューのお値段はびっくりですねぇ。お値段も昭和のまま、停まっているかのようです。
私は「カツカレー」(530円)にいたしました。
(ハヤシライスかナポリタンにも惹かれました。やはり、デパートのレストランと言ったら、洋食ですよねぇ。笑)
お店の入り口で食券を買い、空いている席につきます。
そうしますと、レースのエプロンのメイド姿?のウエイトレスさんが食券を回収にきてくださいます。
あとはお料理の登場を待つだけ、というシステムです。
10分も待たずに、「カツカレー」の登場です。
真っ黄色で、もったりとしたルー。
とろとろ感は少なく、コクやスパイシーさもあまりないです。
もったりとした食感、でも優しい辛味と甘み。
具は小さめのジャガイモとにんじん、タマネギ、ひらひらの豚バラ肉。
白いご飯はてんこ盛り。
あははは・・リアルすぎるほど懐かしい、昔のカレーです。
これはこれで美味しいんですよね。
カツはお値段を考えれば当然ですが、うすーいタイプ。大きくもないです。
うすーい豚ロース肉のカツ。衣もお肉も薄いです。でも油っぽくなくて食べやすいかも、です。
カツにカレーのルーをよく絡ませて。
うまい、うまい。この味です。今はめったに食べられなくなりましたね。
真っ赤っかな福神漬けも、優しい味。しょっぱさやえぐみよりも甘みの方が強いです。
店内に漂う、ナポリタンのケチャップと、洋食メニューの調理に使うラードなどの油の香りも懐かしい。(子どもの頃は苦手でしたが)
懐かしさと優しさを・・大変美味しくいただけました。
噂の「ソフトクリーム」(140円)は、隣の席の人が召し上がっていました。
うずたかくぐるぐるに巻かれたソフト、一人で食べきれないことも前提なのか、三人で分けて召し上がっていました。お店の方が、取り皿も準備してくださっていました。
店内の様子。
だだっ広くて薄暗くて、椅子もテーブルも古びていて少しチープで・・・タイムスリップです。本当に。
そしてお客の多いこと多いこと。
このだだっ広いけれど天井の低いフロアは、お子様連れの若夫婦や年配の方(オールドファン?)を中心にしたお客でワイワイガヤガヤ・・・
良いですねぇ。この感じ。
この賑やかさやおおらかさこそ、昭和の良きころを思い出させてくれます。
お値段が安いと言うこともあるのでしょう、お子様連れも目立ち、あちこちで慌てたりお子様が泣いている姿も(笑)
この感じも懐かしい。
第二次ベビーブーム世代のわたくしですが、少子化の今とは違って、あの頃は比べものにならないくらい、どこへ行っても子どもがたくさんいたものでした。
週末に、よそ行きの服を着せられて人混みの中、両親と買い物をし、最後には食堂でお食事。
・・・幼き日の「ハレ」の休日。
あの感じを今になってまた体験できるとは思いませんでした。
マルカンデパート大食堂さん。
天然記念物ものだと思います。
これからも長く営業されていってほしいと切に思います。
このようなお店が今も在り、長く愛してる花巻市民や岩手県民の皆様の心意気も素晴らしいと思いました。
8位
1回
2010/02訪問 2010/02/21
マイレビュアーに登録させていただいております、高くて旨いは当たり前様のレビューをお読みいたしまして、釘付けになりました。
無化調で且つ素晴らしい味の白河ラーメン、とのことです。
お写真を拝見すると・・・古き良きなつかし系中華そば、でも「美味しい!」オーラがビシビシ感じられます。
これは絶対にお邪魔したい。
住所は宇都宮市、最寄りの駅は氏家ですか・・・
母の田舎が大田原市と宇都宮市だったということもあり・・幼少の頃に付近を通っているとは思いますが、土地勘がありませんで、よくわかりません。
まあ良いです、地図とナビでなんとかなるでしょう。
片道220km,11時半少し過ぎに到着です。
聞いていたとおり、お店は新幹線のガード下にありました。
・・・外観ですが。
北関東の国道沿いでよく、しょっちゅうお目にかかります・・・
「ロードサイドでちょい昔のラーメン食堂」、といった印象です。
あのーーー
ホントにここで、無化調の絶品白河ラーメンがいただけるんでしょうか??
まず、一見の通りがかりでしたら、絶対に入ろうとは思わなかったでしょう。
(高くて旨いは当たり前様、ウィーンの森の物語様のご両名の熱いレビューなしでは、到着後即、Uターンしていたかもしれないです。)
それでも、正午前にもかかわらずお客はいそいそとひっきりなしに入っていきます。
期待をもう一度しつつ、お邪魔しました。
カウンター4席、テーブルと小上がりで20席くらいでしょうか。
それほど広くはない食堂風ですがこぎれいな店内です。
私はあいていたテーブル席へ。
注文は、お勧めメニューという「ワンタンメン」(680円)を。
醤油味の「中華そば」「ワンタンメン」のほかに、「塩ラーメン」「味噌ラーメン」もあります。
味噌ラーメンはピリ辛で辛味付きとのこと。南トーホクのラーメン屋さんみたいですね。宮城県に住む私はちょっとうれしいです。
サイドメニューは餃子とビールです。
あまり待たずに「ワンタンメン」の登場です。
大きめで深めのどんぶりに・・・並々ときれいな醤油味のスープ。
ワンタン4枚、チャーシューも4枚です。
なるとにほうれん草。
このきれいな醤油色に油がほんのり浮きまして。
きらきらと光っています。
いやー、見た目からしてただ者ではない感じです。
いただきます。
まず、スープです。
・・・・・・・スパッとキレのある醤油味。醤油のおいしさがビシビシ伝わってきます。
キレはあるのですが、とげとげしくはないのです。
そしてそして、ひたすらピュアでクリアなすっきりとしたおいしさなんです。
しょっぱうまなんですけれど、舌にまとわりつかない、スパッと潔くキレのある。
「ざらつき」「きたない味」はまったく一片もありません。
何なんでしょう・・
この清冽さ。
こんなラーメンには今まで、一度もお目にかかったことがありません!
麺は、中太、手打ちと思われるボコボコの不揃いなタイプ。
これもまた珍しい食感でした。
ぶっつり切れて、堅めです。コシはそれほどなく、どちらかというと素朴で無骨もんです。
でも、クリアなスープをしっヵり受け止めています。
食べ応えもあり、良いです。
ワンタンです。
私の大好きな、山形県寒河江市の福家そばやさんに似ています。
薄くてチュルチュルして。このふんわり・チュルチュルした食感は好きです。
ワンタンの具は、何なんでしょう?
すり身でしょうか。白くて柔らかい物体でした。
チャーシューです。
・・・炙った香ばしい風味。
白河ラーメンでは、スタンダードなのでしょうか?炙ったチャーシューは。
私は今まで、炙った香りのチャーシューは焦げ臭く感じて苦手でしたが。
こちらのは、焦げ臭さはなく、昇華された香ばしさなのです。
もちろん、炭化した部分がスープに浮くなんて野暮なこともありません。
・・・・うーーーーーん。
確かに、素晴らしいラーメンでした。
ニューウェーブ系のような派手さとか強い印象、おしゃれ感とはある意味対極なのですけれど。
実直で奥ゆかしくて、飾らない、栃木の人たちの優しい気質をそのまま表しているかのようだ・・と私は勝手に思いました。
これは地元の方々にも大人気なのはわかります。
食べログがなければ、決して巡り会うことはなかったお店でしょう。
先行レビューをupしてくださっていたお歴々に心から感謝します。
追伸
個人的でどうでもいいことなのですが。
実は、私のレビュー400件目にupさせていただくお店は・・・と少し前から考えていました。
即座に、こちら、宇都宮市はみうらさんが思い浮かびました。
私の生まれは栃木県宇都宮市だということ、ラーメンは食べ歩きのスタートだったこともありまして。
400件目のレビューにあたりまして、素敵なお店とラーメンに出会えたことを心から感謝申し上げます。
9位
1回
2009/12訪問 2009/12/09
==2009年12月訪問時レビュー==
約3年ぶりにお伺いしました。
登米市は旧登米町(とめし・きゅう・とよままち)のうなぎの東海亭さんです。
初冬の快晴の日曜,久しぶりにのんびりと宮城県北部エリアをぶらりドライブです。
この日は田尻町の「さくらの湯」と「蕪栗沼」,そして「道の駅・米山」に行った後,東海亭さんへランチに参りました。
相変わらず,素敵すぎるお店ですねー。
重厚な入り口,店内はとってもセンスの良いレトロモダン,BGMは綺麗な音質の軽快なジャズ。
居心地が良くて,うなぎを焼いていただくのに待つ20~30分の時間を,もてあますことはないです。私の場合。
今回,いただいたのはうな重(1800円)。
身はやや小振りですが,カリッとしたうなぎ蒲焼きの表面と,しっとり・フワッとした身の中。
臭みやえぐみ,癖はなく,炭火とうなぎの芳香,濃すぎない旨味のみ。
以前と変わららず美味しいです。
タレも濃すぎず甘すぎず好きですね。
今回は,ちょっとだけタレが多すぎてご飯がタレ浸しのようになってしまっていましたが。
ご飯も粒がしっかり際だっていて,固さや味の方も◎。
炊き方が上手なのはもちろんですが。
使われているお米もおそらく地元産でしょう。
実は,登米市のお米は宮城県内でもトップクラスの美味しさだと私は思っています。
きも吸いも相変わらずとても美味しいですね。
苦みや癖はなくて・・・とにかく軽快な旨味だけが濃いのです。
今回もとても美味しかったです。
次回は天然ウナギのシーズンに,二段かさねに挑戦したいです。
実家へうなぎ弁当・並(1300円)も人数分買って帰り,帰途につきました。
本当に,雰囲気・うなぎの味・サービス共に◎の素敵なお店です。
遠いですが,ぜひまたお伺いしたいです。
登米町の渋いレトロな静かに落ち着いたただ住まい,国道45号線の北上川の流れる雄大な景色も大好きですので。
==2006年10月訪問時レビュー==
社会人1年生の頃、先輩に連れられていって以来、8年ぶりに伺いました。
今回は「うな丼」(\1250)を頼みました。
鰻は焼いた面はカリッとした歯ごたえ、身はふっくら、タレのしっとりしたしみこみ具合もいいです。味はタレの甘みも、鰻の脂もが重たくありません。鰻の身の淡泊ながらどっしりした味わいが際だっています。脂っこくなく、癖や苦みは感じられません。
身のふわっ+表面のカリッとした歯ごたえと香ばしさが、素直に美味しい。
卓上にあった、山椒をふりかけてみました。
清々しい爽やかな香りが漂い、さらに鰻の美味しさを強調してくれるようです。
8年前にも美味しいと思った「肝吸い。」
今日も美味しいと思いました。肝の苦みはまったくなく、美味しい出汁の味と具の紫蘇?が良いです。
今回は8年ぶりの来店でしたが、お店が新しくなっていて、まったく違う建物になっていました。はじめ、記憶を疑ってしまいました。
新店舗は、山形県鶴岡市の旧家の建物を移築したとのことでした。
お店の内装は「大正~昭和・レトロモダン」風です。黒塗りの和風テイストのしつらえに、和の間接照明、木の香りがする大きな梁。
BGMは、静かめのジャズ。
大好きです、こちらのようなお店の雰囲気。
私は鰻はあまり得意ではないのですが、もしこちらのお店が近くにあったら、通いたい!と思います。
現在のご主人は4代目の老舗とのことですが。
私が50・60代になる20年後にも、また、食べに伺いたいです。
今年2010年も食べログとユーザーの皆さまのお陰で美味しいお店にたくさん出会うことができました。
この場を借りまして感謝申し上げます。
今年は、カフェやパンなど今までほとんど行かなかったジャンルのお店にも挑戦し、素晴らしいお店に出会うことができました。
これからも、ジャンルにとらわれずに「気軽に行ける」「気を遣わないホスピタリティ」「小難しくないおいしさ」「さりげない個性が光る」お店に出会うことが出来て、皆さまにご紹介できれば幸甚です。
トトロ中拝