レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2012/12訪問 2012/12/31
【2012年12月再訪】
2012年も今日で終わりですね~
個人的にちょっと振り返ってみると・・・震災後の復興に関する様々な対応はありましたし・・・・
他にも何かと少し心配されたこともあったものの、無事一つ一つ地道に取り組んでいけた、なかなか良い一年だったと安堵しています・・
さて、今年最後のレビューは!
クリスマス直前に訪れた、宮城県南部が誇るビストロ「緑山」さんのディナーでございます。
この時期に、よく予約が取れたね~とも言われますが・・1ヶ月以上前に予約しましたから。気合い入りまくりです。
さて、今回のディナーは、4000円のコースをお願いしました。メインはお肉料理で。
メンバーがそろい・・・さっそく乾杯。
前菜が登場です。
・・・・!!!
なんと、すごい。ピカピカの海の幸が、てんこ盛り!
・ぷりっぷりのボタンエビ、ねっとりとした食感と甘味が凄すぎます。分厚い身がしっかりしいて、頭からなかなか外れません!
・数の子、マグロ、イクラ、スモークサーモンのマリネ。ぜんぶ、新鮮な魚介に最小限のソースの味付けがまた、旨さを引き出しまくりです。・それに半生のホタテ。もう言うことありません。
・牡蛎とタコのオイル煮、ちょっとスペインバルチックな一品。酒のみには嬉しいです(^_^)
・キッシュ。私は苦手な料理でしたが、こちらのは別です。品が良くて野暮ったさはなく、とにかく美味しい。←ボキャブラ不足
次に、スープです・・・と言って登場しましたのは、「オニオングラタン」とのことです。
・・これまた大きな深い器にみっちりと。てんこ盛りのチーズ!!と、飴色になるまで炒められたたっぷりのタマネギです!
このチーズがまた・・・もっちり、みっちり、びよーんんんと伸びて。たっぷり感、おいしさ共に花丸二重丸、ですよ。
飴色のタマネギの深い甘味にも脱帽。
こんな豪華なスープがコースに入ったのは、私は初めてでした。しかも4000円のディナーですよ。
メインは、「牛ヒレステーキ、マデラソース」です。
私はミディアムレアでいただきました。
素人が焼いたら、たとえどんなに良い肉を使っても絶対、この仕上がりにはならないだろうなと思いまくる、隙のない逸品です。
マデラソースの渋み、こういう硬派だけれど且つどこか親密な味、大好きです。
ステーキというお料理の奥深さを感じさせられました。
お肉のジューシーさや旨さももちろん折り紙付きです!
付け合わせの湯むきトマトや、アスパラ、これもなんてことないようで、きちんと手の加わっていました。大好きです。
甘いものが苦手の私は、デザートは、スイーツ大好きの連れにバスしてしまいましたが・・・メンバーは一同、デザートのおいしさに、はじめは大騒ぎしたのち、無言で味わっていました。
他に、珈琲か紅茶、それにパンと小さなサラダも付きました。
これで4000円!なんて信じられませんね。ホントにもうけがあるのか心配になってしまいました。
私と同年代の連れは前菜はヱビスビール、その後はずっと赤ワインをいただいていました。
赤ワインはとてもライトで癖もまったくない飲みやすいものでした。
ワインは私は全然詳しくはないのですが・・・せっかくの素晴らしいお料理に負けない、もう少し渋みや酸味の強い、やや重めのものでも良いかな?と個人的に感じました。
お料理に関しては、ただただ素晴らしい!の一言です。
気取ってはいないですが、まじめで真心の伝わってくる一皿一皿でした。
ボリュームもかなりのもので、私は前菜とグラタンが終わった時点で、ほぼ満腹でした(笑)
一緒にいったメンバーも全員、大・大満足です。最初から最後まで笑顔でした。
丸森の山の中の冬の夜に・・・燦然と輝く宝石のようなディナー。
今年最後の会食と、食べログレビューをこちら「緑山」さんで終えることができて、本当に幸せでした。
では皆さま、2013年もどうぞよろしくおねがいいたします。良いお年をお迎え下さい。
【2010年10月再訪 「ズワイガニときのこのピラフはど迫力」
約3年ぶりの訪問とレビュー投稿となります。
つい先日、マイレビュアーに登録させていただいております、ゴマピイ様の「ズワイガニときのこのピラフ」のレビューと素晴らしいお写真に惹かれまして・・・さっそく突撃させていただきました♪
注文はもちろん、「ズワイガニときのこのピラフ」(ミニサラダとスープ付き・1400円)です。
10分ちょっとで登場です。
やや幅の細い手作り感のある器に、ぎっしり盛られていますズワイガニのピラフ。
ところどころ、こんがりお焦げにもなっていて、バターとガーリックの香りがとても香ばしいです。
ライスはバターたっぷりでオイリー、且つ見た目以上に量が半端でなく・・・大食いの人でないと完食は少しきついかもしれません(笑)
ゴマピイ様のおっしゃったとおり、ズワイガニはてんこもりで、ほじって食べるのはけっこうけっこう、一苦労。
食べ終わると、凄い量のカニの殻になります。
なお、殻を入れる容器も、カニをほじるスティックもちゃんと用意されているのは嬉しいです。
こんなに大量のカニを思う存分いただいたのは、去年の夏に訪れた・・・北海道は余市の「柿崎商店」さんの「鉄砲汁」以来です。
1400円のピラフというと、ちょっと高いかな?とはじめは感じましたが、この量のズワイガニでしたら納得です。
店主さんの気前の良さに脱帽(^_^;)
カニ好きの方にはぜひお薦めのピラフです。
(個人的には、フラミンゴのいるレストランのカニピラフより好きです。)
ガッツリ系好きの方にもお薦めします。
追伸
前回も感じましたが、こちらのお店は「お冷や」の味も絶品です。
すぐ近くにあります石羽浄水場(簡易水道)から来ているお水とのことですが。湧水を直接・・でないというのに驚きです。
==2007年5月レビュー==
宮城県最南端,福島県境に位置する山里・丸森町に,なかなかナイスなレストランを見つけました。
今回の訪問で3回目です。まだまだ奥深そうですが,ひとまず食べログでご紹介させていただきたいと思います。
丸森町・不動尊公園のすぐ近くにあるこちらのお店。
お店の名前「緑山」の名の通り,周りは濃い緑に囲まれた自然豊かな場所です。
オープンしたのは2,3年前でしょうか。
じわじわと口コミで地元や周辺地域で評判になりつつあります。
営業時間は11:00~18:00とありますが,ランチタイムは14:00まで。14:00~18:00はドリンクとスィーツのティータイムです。
18:00からは要予約のディナータイムとなっています。
ランチタイムは本日のランチ,パスタランチ・カレーランチ
,ピラフランチなどがありまして1050円前後です。
ディナータイムはビストロ風のフレンチです。
3000円コースがメインは魚料理,4000円コースは肉料理です。
~心もお腹も満たされる幸せランチ~
今回いただいたのは,パスタランチの「渡り蟹と小海老とイカのトマトソース。」
シーフードもトマトソースも大好きな私には嬉しすぎのメニューです。
15分ほどで登場しました。
手作り感ある素朴な器に盛られています。パスタのボリュームはたっぷりです(^^)
太めのパスタに優しいトマトの甘みと酸味,パスタの小麦の甘さと香ばしさ。
良いですね~,庶民的なパスタの醍醐味です。ウマイ!
具材の渡り蟹は生臭くなく,殻も柔らかい部位もあり,パリパリといただける軽さも。(ハサミの先などは尖っているので食べない方がいいですが)
小海老もプリプリのがたっぷり。
そしてイカ。
鮮度が良いようで綺麗な赤紫色,味も甘みが濃いです。
実は,丸森町は福島県相馬市のお隣で,新鮮な魚介類は手に入りやすいとのことです。
他に,野菜(キャベツ・タマネギ・にんじん)たっぷりのチキンコンソメスープとサラダも付いています。
このスープがまたしみじみと優しい美味しさ。
キャベツのサラダは白だしベースのドレッシング。
かつお節の良い香りがします。
白だしドレッシングは初めていただきましたが,脂っぽいドレッシングが苦手な私には最高でした。
次に先日いただいたランチのレポートです。
「本日の緑山ランチ」(1200円)。
内容はご飯,前述したスープとサラダ。
前菜。
メインディッシュは「もち豚のソテー。」
醤油ベースのソースのソテーですがキノコソースもかかっておりまして,なかなか手の込んだ味です。
そして豚肉が良いです,肉のうまみがジューシーで濃くて美味しかったです。
~お箸でいただけるビストロ風ディナー~
3月に訪問でしたので少し記憶が曖昧ですが。。
4000円のお肉料理のコースです。
シーフードサラダ,色んなキノコ(マイタケ,アミタケなど)のスープ,和牛のロースト,3種類のケーキ。
和牛のローストはボリュームたっぷりで女性には完食はきつい程でした(^_^;)
でも美味しかったです。
全体的な印象としては,ビストロ風の親しみやすい,お箸でもいただけるフレンチでした。
「カムカムドリンク」(250円)という珍しいドリンクもあります。ビタミンC豊富なカムカムフルーツとのこと,味はアセロラのような梅ジュースのような不思議な味でした。
出来るだけ地元・丸森の食材を使ったという優しく素朴な素材を活かした味ですが,親しみやすくも本格派です。
引き出しがまだまだ多そうなお店で,これからも通って楽しませていただきたいと思います。
追伸
お冷やがすごく美味しかったので,どこのお水か聞いてみました。
答えは「水道水です」とのことですが。。。
浄水場はすぐ近いのですが,謎です!
ちなみにペットボトル持参で水をもらって帰るお客もいるそうです。
私も「次回はペットボトルをおもち下さい」とお話されました(^^)
2位
1回
2012/11訪問 2012/11/17
【2012/11 訪問】
11月になったら、来られずにはいられません・・・
以前は11月~3月までの期間限定営業でしたが、昨シーズンからは10月から5月までの営業に期間が延長しているのですけれど。
私の中では、「琴平荘の中華そば=11月の風物詩」という図式が、鉄板になっています。
宮城から鶴岡までは、基本的に月山越えのルートを通ることになります・・・ので、天気予報をチェックして、気温も天気もバッチリの予報の週末を狙って、今年も突撃です☆
開店時刻の11時過ぎに到着しましたが・・・・すでに、広~い座敷の大広間は、満席。
後ろの待ちスペースで20人くらい待っています(^_^;)
番号札をとりまして・・・・待つこと20分、呼ばれまして、着席。
(こちらは、すべて座敷のテーブル席ですが相席はさせないようです。ほっ)(そのためか、お一人様のお客も目立つます。嬉しいです)
私の注文は「チャーシューメン・あっさり」
・・・・今年ももう、絶品でした・・・
最初の一口の印象は、懐かし系中華そば、なのですけれどね。
神髄は、旨みと美味と上質な甘味の洪水、です。
どうすれば、こんなに美しい管弦楽アンサンブルのハーモニーのようなスープが作れるのでしょう・・・
チャーシューメンは、大きな豚バラ・ロースチャーシューが5枚も載ります。
・・・・これももう、ぷりっぷりの豚肉が美味し!!
自家製の中細麺、表面はぼこぼこして上質スープを存分にすって・・・これも美味すぎます。
今年もめいっぱい、美味しく味わわせていただきました。ごちそうさまでした。
【2012/03訪問 「塩中華も絶品!!」 】
絶品中華そばがいただける、日本海の民宿「琴平荘」さん。
例年ですと、11月から3月までの期間限定営業でした。
昨年2010-2011シーズンの営業は震災後のお客に配慮して5月いっぱいまでの営業でした。
とはいえ、ここ数年、月山道路の雪の心配が減る三月末に「琴平荘」さんへ行くことが毎年の習慣となっていました。
そう、「琴平荘さんの中華そばを食べなくては、今年度は終われない!!」体質?となっていたのです。
去年は震災後ということもあり、5月下旬に参りましたが、今年は一昨年に続いて年度末に突撃です。
開店時刻11:00の30分前に到着です。
駐車場は次々に埋まっていき・・・開店と同時に店内の大広間も満席です。
今回の私の注文は・・・
「塩中華そば」(680円)です。
初めて頼むメニューです。
相変わらず、注文してから出てくるまで早いですね~
さっそくいただきます。
澄んだ、濁りの一切ない・・・クリアな塩スープ。
香りは、醤油ベースの中華そばと基本的には共通していますが、もっと上品でほのかな感じですね。
スープを一口。
・・・・・!!!!
凄い!
いろんな食材の甘味・うまみ・香りがすべて渾然一体となって・・・見事すぎる調和です。
理屈抜きで、ものすごく美味しいです。
このおいしさを伝える語彙がないのが、残念ですし申し訳ないです。
麺は、透明感のある細縮れ麺。
細くてもしっかりとした食感で、縮れ方がスープと絡んでとても絶妙です。
ボリュームもかなりありますね。
チャーシュー。
大ぶりなロースのチューシューが二枚。
チャーシュー麺でなくても、十分過ぎる量です。プリプリとした食感、肉の旨みも十分でとても美味しい。
メンマのシャキシャキ感・コリコリ感と味付けもこれまた絶妙です。
この「塩中華そば」には、こちらから少し南下した、笹川流れに向かう海沿いの国道の地区特産の手作りの塩を使っているそうです。
笹川流れに向かう国道沿い、素朴でいい感じに年季の入った製塩所や塩直売所が並んでいて、とても気になっていました。
塩もかなり旨いのでしょうね。今度、塩の方も買いに行ってみたいですね。
琴平荘さんの中華そば、「塩中華」もかなりお薦めです。
正直、私が今までいただいた「塩」のラーメンの中では間違いなく最高峰のものでした。
【2011/05/23訪問】
日本海の絶景が楽しめる民宿「琴平荘」さん。例年ですと11月から4月までの期間のみ、素晴らしい中華そばを提供してくれています。
今年度の2010-2011シーズンの営業は、本当は4月30日までの予定でしたが、震災後の4月には来たくてもなかなか来られない・・・という被災県のお客に配慮してくださり・・・今年度は5月いっぱいまで営業!とのことです。嬉しすぎますねぇ。
事実、宮城県内はどこも4月上旬まではガソリンは不安定でしたし、その後も仕事や家庭の震災後の対応で、鶴岡まで行くことは難しかったですので・・・・
そのような配慮は泣けます(涙)
更に、2011-12シーズンは、10月から営業開始とのことです。これまた朗報ですね♪
さて、今回は休日勤務の振替日、久しぶりの平日休みに参りました。ずっと忙しくてへとへとでしたが、せっかくですのでがんばって行って参りました。
今回いただいたのは、平日限定という「極太麺」の「中華そば・あっさり」と「味玉」です。
・・・今回も絶品です。シンプルに見えて複雑で奥の深い、上質のスープです。
少し枯れたような節の香り、野菜や昆布、ホタテだしと思われる控えめな甘味・・
それに絡む、ぶっといちぢれ麺も美味です。
脂身までプリプリの、チャーシューも健在です。
味玉は、ほどよい醤油味、ねっとりした黄身が○。
平日にも関わらずお客は途切れず。
ただし平日のためか地元の年配の方々が多く、庄内弁でのんびり談笑しています。海の見える大広間のなかの、この雰囲気も好きですねぇ。
今回も美味しかった!!(^o^)/
ごちそうさまでした。
==2009年11月レビュー==
今年も11月がやって参りました。
11月というと・・・私は,鶴岡市三瀬海岸の民宿琴平荘さんの絶品中華そばをいただくことが何よりの楽しみになっています。
年々,口コミで人気はうなぎ登りとのことで営業初日だった11月1日(日)は,開店前から50人を超えるお客が待っていたという目撃情報がありました。(すごすぎ)
幸い,私は平日休みがありましたので突撃して参りました。
注文はチャーシューメン・平日限定 極太麺にいたしました。
7ヶ月ぶりの琴平荘さんのラーメンとご対面です。
スープです。
・・・いやはや,凄すぎます。ここ数年では最高の出来ではないかと思います。
アゴ(トビウオ),ホタテ,その他魚系出汁。
野菜,昆布,鶏その他・・・
どれも突出しておらず,全てが渾然一体となって融和しています。
円やかさ,奥深いうまさ,優しさ,キレとコク・・・並のラーメンとはまったく別次元です。
麺です。
平日限定の極太麺,同じ庄内地方のケンチャンラーメンを彷彿とさせるボコボコの太麺です。
若干,ケンチャンよりはツルツルして食べやすいですが。
これは食べ応え・スープとの絡みともに良好です。私はデフォルトの麺よりも断然好きです。
最高です。
ニューウェーブ系の派手さとはある意味対極なのですが,究極の一杯ではないかと思っています。
今年いただいたラーメンの中では間違いなく最高峰でした。
そのような訳で,評価は★4.5に上方修正させていただきます。
追伸
丼が変わっていました。福島県郡山市の正月屋さんの丼に似ていますね(笑)
==2009年3月レビュー==
琴平荘さんの営業は冬期間(11~3月)のみとなっています。
今年度の営業最終日の3月31日に開店時刻の11時に到着です。
・・ところが,すでに広い大広間は満席で後の方で待っているお客が10人くらい。
少し早めに開店されたのでしょうか。
それにしてもさすがさすがの大人気ぶりです。
今回は平日限定10食という中華そば・みそ味をお願いしました。
エリクソン様のレビューをお読みしてぜひいただきたいと思っていました。
あまり待たずに登場です。
たっぷりの黒ごまがスープに浮いています。
スープを一口。
程良くスパイスやニンニク,生姜の味が利いています。
出汁は魚系でしょうか。軽やかな味噌味ですね。
麺は中細縮れ。
最後までへたれないのはさすがです。
今回最も感動したのは「チャーシュー」です。
醤油味の中華そばをいただいたときも,良質の豚肉を使ったチャーシューで美味しいとは思っていましたが,このチャーシューは味噌味のスープにとても良く合います。
ベストマッチングです。
お肉の美味しさとスープの力強さが相互に増幅されてとても美味しいです。
全体的になかなか美味しい味噌味の「中華そば」です。「味噌ラーメン」ではなく「中華そば」。
まだまだ進化しそうな予感です。
11月にまたお邪魔するときは,醤油味にするか味噌味にするか迷ってしまいそうです。
今年も美味しゅうございました。また11月が楽しみです。ごちそうさまでした。
===2008年11月レビュー===
今年も11月がやってきました。
・・・私の11月の楽しみは,山形県鶴岡市は三瀬海岸の琴平荘さんの絶品中華そばをいただくことです。
こちらは夏季は海水浴客のための民宿なのですが,11月から3月まではお昼の時間のみ,大広間で中華そばを提供しています。
冬限定の中華そば。
宮城からは基本的に月山越えをしないと行けませんので,雪道が大の苦手の私はシーズンはじめの11月か,終わりの3月にお邪魔しています。
さて,今回は天候にも恵まれ,また高速道路も全線ではないものの開通していることもあり,片道160キロですが自宅から2時間半ほどで到着です。
注文は「中華そば・あっさり」(680円)。
大広間にはたくさんお客が来ていましたが,あまり待たされずに登場するのは相変わらず嬉しいです。
濃いめの醤油色のスープはなみなみと,細縮れ麺も量がたっぷり。
スープは相変わらず素晴らしいですね。
一見,素朴。しかし緻密で繊細。
ホタテ・アゴ(トビウオ)・煮干し・野菜他とにかく色々な種類の素材を使っているとのことですが,味はまったく濁らず,またバランスが良いです。
派手なうまさやインパクトがあるわけではないのですが,とにかく緻密な味。良い材料を手をかけて作られていることが感じられる味です。
麺もまた,スープとよく絡み,適度な固さやコシ。レンゲの中でスープと一緒にミニラーメンにしていただくのが美味しい食べ方です。
麺とスープの一体感が良いと言うことでしょう。
具のメンマは,臭みはなく品良く,程良い味加減と歯ごたえ。お土産用も売られています。(私は買って帰りました)
チャーシューは他店のものとは全く違います。
ロース豚肉はプリプリの弾力ともちっとした歯ごたえ。旨みも香りも豊富。
良い豚肉を使っているのでしょう。
スープ・具・麺,すべて渾然一体となった,しみじみ美味しい中華そばです。
庄内の人たちの,厳しい冬を乗り越える強さと暖かさ,人情,奥ゆかしさを感じさせられるような一杯でございました。
(映画「たそがれ清兵衛」はじめ,藤沢文学ファンには納得していただけるのではと思います)
今年も美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
追伸
お土産用の商品も充実しています。前述した「メンマ」以外に「チャーシューの切れ端」,手作りの「イカの塩辛」も。
年末には「年越しざるラーメン」も予約受付をしているとのことでした。
追伸2
大広間から見える,冬の日本海の荒々しさを見ていると・・・言葉にはできない思いが湧いてきます。(太平洋側の人間には特にそう感じます)
==2007年11月レビュー==
鶴岡市は三瀬海岸に、冬期間しか提供されていない、極上の中華そばがあるという噂を聞きつけました。
冬だけ?
どういうことでしょう。。
正確には11月1日~3月31日まで、とのこと。
宮城から鶴岡まで行くには、月山越えしなくては行けませんので、雪が降らないうちに行かなきゃ、とのことで、今回の訪問となりました。
山形道の鶴岡インターから、国道7号線に入って車で15分くらいでしょうか。
トンネルをくぐると三瀬海岸が見えてきました。
「中華そば 琴平荘」の看板が見えてきたら、信号を曲がって三瀬海岸の集落へ入ります。
そのまままっすぐ進み、小高い丘を登れば到着です。
なんと琴平荘(こんぴらそう)さんは、旅館なんですね。。
夏は海水浴に来たお客を泊めているそうです。。
広い玄関と廊下を通り、大広間へ。。。
50人以上は楽に入れそうな大座敷(宴会場?)にずらりと並ぶテーブル。
お客がいっぱいです。お客は地元の方が多いようで、知り合いを見つけては庄内弁で挨拶をしたり会話を交わしています。
窓からは海が見えています。
こういう雰囲気のラーメンやさんは、ちょっとないですね。
でも結構好きです。
空いているところに着席。
今回は「中華そば」(あっさり)と「味玉(白玉)」をお願いしました。
中華そばには「あっさり」と「こってり」があります。「こってり」は油が多いとのことです。
こんなに広くてお客もたくさん入っているにもかかわらず、なんと10分足らずで登場です。(すごいなあ)
中華そば(600円)。※H19年11月の価格です
鶏ガラベースだそうですが、それに豚骨・魚だし(トビウオなど)・野菜・ホタテダシなど、たくさんの食材が使われているそうです。
ダシの種類を増やすと、味が濁ったりバランスが良くないものになることもあるのですが、こちらのはまったくそのようなことはありません。
濁りはなく、渾然一体となった食材の美味しさのハーモニー。
「昔ながらの中華そば」の味、というのが第一印象ですが、+α以上のダイナミック、でも優しくて懐かしくて美味しい。
醤油の香りと旨みも◎。
自家製という麺は中細の平縮れ。
スープに絡む、絡む。ウマイ。
麺は180グラムとのこと、食べ応え十分です。
チャーシューは薄切りのバラ。
脂身が適度にプリプリです。
良いお肉を使っていますね。
味玉の「白玉」は塩味の味玉です。
ちょっと目新しいですが、白身に塩味がしみていてこれはこれで好きです。
もちろん黄身はトロっとしています。
全体的に、ニューウェーブ系のような目新しさや驚きはないのですが、昔なつかし系に、さらに緻密で、密度の濃い味となっています。
素朴に見えて、実に丁寧に、良い意味で計算されて作り込まれています。
近くにあれば、ぜひ通いたいお店ですね~。
雪が降ったら行けないのが残念!
しかし、こちらのロケーションは良いですね。
日本海と奇岩の眺めが◎。夕日でも見られたら最高でしょう。
冬でもサーファーの方が来ています。
鶴岡や酒田は美味しいお店がた~くさんありますが、こちらもぜひ、食べ歩きのお店候補の一軒に入れていただきたいです。fy
3位
1回
2013/07訪問 2013/08/02
【H25年7月再訪】
夏です。ウニのシーズンです。
震災後も見事に復活してくださった・・・
志津川の「キラキラ丼シリーズ」の、夏バージョンは・・・「キラキラウニ丼」!!でございます。
7月最後の週末に、「南三陸さんさん商店街」へと突撃して参りました。
11時半に到着。まだ空席が目立ちましたが、その後にツアー団体さんが一気にやってきました。グッドタイミングでした。
注文は、もちろん「キラキラウニ丼」(2000円)です。
すぐに登場です。
「ミョウバンを使っていない、生のウニです。そのもののお味をあじわっていただきたいので、まず塩でお召し上がり下さい」とのこと。
ウニに塩?珍しいです。
さっそく、卓上の塩をさっとふって、いただきます♪
・・・おおおおーーー
ピュアすぎる・・・ウニの旨みが!!
臭みやえぐみは皆無。
ふんわり・つるつるした食感、上質すぎる甘味と旨み・・・
これは美味しすぎます。
熱々のご飯も美味しくて、大口開けて「ガブリ、ガブリ」とがっついてしまいました。(お行儀悪すぎますね(^_^;))
笑顔の大将が「いかがですか」と声を掛けて下さいました。
「とっても美味しいです」と応えました。
ウニ丼も美味しかったのですが・・・もう一つ。お味噌汁のおいしさも絶品です。
和食の匠の味です。
去年よりも更にグレードアップした印象です。
店頭の看板の説明書きによりますと、「志津川産の新鮮な生ウニを80g以上使用しています」とのことでした。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。
お店を出る際には「また来て下さいね」と。嬉しいです。
ウニ丼を堪能した後は、新鮮なお魚やタコ、海苔、メカブ、タコの唐揚げなどを商店街でショッピング・・・
こちらの商店街の魚や水産加工品、お値段良心的なのですが美味しいのです。
志津川は私の居住地からはかなり遠いのですが、これからも定期的にお邪魔させていただきたいと思います。
【H24年7月訪問】祝・復活「南三陸さんさん商店街」内の店舗にて営業再開
震災前に伺い、とっても大好きになった南三陸町志津川のお魚が美味しいお店「志のや」さん。
・・・皆さまご存じのとおり、南三陸町志津川は、東日本大震災ではとくにとくに、甚大すぎる津波被害を受けられました。
震災発生直後は、町内すべてと連絡がとれずに孤立し、町全体がしばらく安否不明でした。
その後も報道される被災の内容は、あまりにもひどく、目を覆うものばかりでした・・・
そのようななか、私の大好きだった「志のや」さんが、復興商店街内の店舗で再オープンした、とネットなどで知りました。
震災前の「志のや」さんの店舗からは、海は見えませんでしたが・・・グーグルマップで確認しましたところ、お店は跡形もありませんでした。
お店の方は、避難されて無事だったのでしょうか。とにかく嬉しいです。
復活は嬉しいし、ウニのシーズンに入り、地のもののウニも提供されている、ということで行きたい気持ちは高まりました。
しかし、正直ためらいもありました。
「買って、訪れて被災地を応援しよう」「被災地にお金を落とそう」という意義はわかるのですが・・・
私個人は、ホイホイ軽い気持ちで、「良いことをしているんだし」といった独善的な態度や気持ちで被災地を訪れるのは、どうかと思っていたのです。
でも、今回、志津川にお邪魔して良かったと思いました。
三陸道を「津山」で降りて、国道45号線を北上します。
・・・かつての志津川は、見る影もありませんでした。
カーナビの地図に映し出される街並・・・志津川病院や町役場、スーパー、そしてあの防災庁舎・・・
地図に表示される建物がどれも、建物の基礎か、骨組みの一部しか残っていません。
・・・衝撃と、喪失感で言葉を失います。
復興商店街「南三陸さんさん商店街」は、あの防災庁舎から山側に2キロ弱のところにありました。
立派な仮設商店街です。訪れた人々の気持ちを少しでも明るくしよう、という雰囲気と心意気が伝わってくるかのようです。
復活した「志のや」さん、ほかにも「はしもと」さんや「松原食堂」さん、「山内鮮魚店」さんetc....志津川の有名なお店が並んでしました。
懐かしく、嬉しい気持ちになります。
志のやさん、店頭にはメニューの説明などが書かれたボードが掲げられています。さっそくのれんをくぐります。
店内は、仮設とは思えないくらいきれいで立派です。
「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えていただけました。
私の注文は、もちちん「キラキラウニ丼」(2000円)です。
ほかのメニューは「キラキラ海鮮丼」「穴子天丼」「刺身定食」などもラインナップされています。震災前のお店とほぼ同じメニュー構成ですね。
10分もまたずに登場です。
おお、きれいな山吹色のキタムラサキウニのどんぶりです。
地のものを使っている、とのこと。
さっそくいただきます。
・・・・うーーーん、うまい!!!
生臭さや苦み・えぐみは一切なく、上質な甘さと香り。ふわっとした食感。
キタムラサキウニらしい、さっぱりとした甘さ。
鮮度が良いからでしょう、生ウニでもしっかりと粒が立っていて、デロンと溶け出したりなどしていません!
震災前と変わらず、美味しいウニ丼です。
固めに炊かれた熱々のご飯とウニのハーモニーはすんばらしい(*^_^*)
美味しすぎて、どんどん食べ進んでしまいました。
一緒についてきたお味噌汁も、フノリが入ったしょっぱうまい、昔と同じ♪
いやあ、美味しかったです。また志のやさんのウニ丼が、南三陸のウニが食べられて本当に幸せでした。
ごちそうさまでした。
それにしましても、ここまで来るために、お店の関係者の皆さんのご苦労、志津川の皆さんのご苦労は想像を絶するものだっただろう、と思います。
商店街内では、新鮮な志津川のタコやお魚がとても良心的なお値段で売られていました。そして、皆さんの優しい笑顔・・・「また来て下さいね」
と声をかけて下さるお母さん達・・・
わたくしの方が励まされ、「がんばらなくては」と身の引き締まる思いになりました。
温かく迎えて下さった志津川の皆さまに心より感謝します。
またぜひ、お邪魔させていただきたいと思いました。
【平成22年12月訪問時レビュー「南三陸の新鮮なお魚を、洗練された味と雰囲気で提供してくれる佳店」】
志津川のお隣の・・・登米市出身の同僚が強くお薦め&絶賛していたお店です。
・海鮮丼もウニ丼も天丼も美味しく、きれいで感じの良いお店
・県内の沿岸各地(特に仙台以南)では、意外になかなか出会えないレベルだと思う
とまで言うのです。宮城県南部育ち、過去に石巻にも居住・勤務していた自分としては、どんなもんだろう!と期待且つ見てみようじゃないかという思いで突撃して参りました。
結論から申し上げますと・・・まさにその通りだと思いました。
今回、志津川の観光キャンペーン「南三陸キラキラ丼」シリーズの秋の部であります「キラキライクラ丼」をお目当てに突撃です。
(提供機関は、十月から一月までとのこと)
先日、別のお店に参りましたがやや期待と違う感想でした。リベンジということで再度参りました。
志のやさんの、「キラキライクラ丼」に該当するメニューは、「まぐろ・イクラ丼」(1300円)です。
マグロとイクラの丼、みそ汁とサラダ付きです。ちょっと安いですが??
注文からあまりまたずに登場しました。
いただいてみます。
まずは、丼の上に乗ったまぐろからいただきます。
ビンチョウマグロと黒マグロでしょうか。白身と赤身のきれいなマグロの刺身です。
ビンチョウマグロを、付いてきた小皿に乗ったしょうゆを少量つけまして・・・一口。
・・・・!!???
うまーーーい!!
生臭さや脂臭さ、水っぽさはまったくない、ピュアで爽やかなおいしさ。
私は、正直スーパーや回転寿司のビンチョウマグロは大の苦手でした。
そんな意識を一変させてくれる、素晴らしいお刺身です。
赤身のマグロ(黒マグロ?)も素晴らしいです。
しっとりとした切り口、柔らかさ、後からしゅっとやってくる爽やかなおいしさ・・・
白いご飯とドンピシャリです。
今までいただいていた、安っぽい固くて水っぽくてゴリゴリしたマグロとは何もかも違います!
ビンチョウとクロマグロが3きれずつ載っていました。それにイクラ。1300円とはにわかに信じられません。
素晴らしいーーー
イクラは、ちょっとしょっぱめでしたが、これまたご飯が足りなくなるくらいのてんこ盛り。
しっとりと柔らかく、口にいると後からフレッシュでジューシーな旨みがやってきます。
もちろん、生臭さはありません。
美味しいイクラです。
このマグロとイクラを、あつあつの白いご飯が受け止めています。
海苔と白ごまも乗っていて、香ばしさをプラスして良い味わいに仕上がっています。
旨い!!
値段を考えたら素晴らしすぎどんぶりでした。
なお、一緒に付いてきますお味噌汁。
これもぴったり味が決まっています。なんと言いますか・・・野暮ったさが無い洗練された味です。
具は、大きめの平たい麩と鱈のあら。でも臭みや癖はまったくありません。
付け合わせの、薄切りにされた大根の煮物も田舎くさい味ではなく、これも味が決まっています。
もう一つ頼みました・・・タコ刺し(650円)。
志津川に来たのですから、タコを食べない手はありませんからね。
優しくあったかい雰囲気の大将が、親切に説明してくださいました。
手前の茶色に近い方が、志津川のミズダコ、奥がマダコとのことでした。
「醤油はいりません」とのことです。
確かにかなり塩味か元々ついています。
マダコの方が歯ごたえがありますが、私はミズダコの方が甘みや優しい旨みがあって好きですね。
特に、頭のところが柔らかくて美味しかったです。
ゆでたてなのか、ほんのり温かかったのが印象的でした。
お店のしつらえは、ピカピカですが気取りすぎてもおらず、良い感じです。
店員さんも明るくて親切な印象でしたし、優しい大将も素敵でした。
値段・味・スタッフの方の感じの良さ、三拍子そろった素晴らしいお店だと思います。
どなたにも胸を張ってお薦めしたいお店です。
ごちそうさまでした。
追伸
実は今回の訪問は2回目です。
初回は、八月のウニ丼の時期に参りました。
お店の雰囲気や、丼以外のお味噌汁などについてはまったく同じ感想です。
ウニ丼ですが、やはりこちらもとても美味しかったです。
癖のないキタムラサキウニの甘みと爽やかな風味。癖も苦みもありません。プリンのようなふんわりとした食感。十分過ぎるほどの量のウニでした。
4位
1回
2011/12訪問 2011/12/12
【2011/12 再訪】
寒くなってくると行きたくなります、福島県北部の伊達市保原町の「Wasabi」さん。
震災・原発事故の影響が心配されました・・・・が、なんのなんの、日曜午後のこの日も店内は満席です♪
私のこの日の注文は、
「パスタランチセット」のクリームソースベースのをお願いしました。
私はクリームソースは少し苦手なのです。
でもこちらの「野菜のミネストローネ」は寒い時期には絶対頼みたい!でも・・・トマトベースのパスタですと味がかぶってしまいますし、クリームソースベースは頼んだことがないので、今回はチャレンジです。
ホタテ貝とブロッコリーのクリームソースベース。
パスタはペンネとのことですが、スパゲティにも変更できる、とのことでした。私はスパゲティで♪
先に「ランチセットのサラダ」と、「野菜のミネストローネ」の登場です。
・・・・・野菜のミネストローネ、今回も激旨です。
ずっしりしたトマトベースのスープ。大豆・タマネギ・癖のあるとろりとしたチーズ、インディカ米、トマト、パセリetc...
いろんな具やお野菜がみっちり煮込まれた逸品です。
野菜の甘味と旨みと香りと苦みがいっぱいです。
次に、パスタです。
「ホタテ貝とブロッコリーのクリームソースベース」の、スパゲティです。
細かく刻まれたブロッコリーとホタテがスパゲティにまんべんなく和えられています。それにフレッシュトマトがてっぺんに載っています。
クリームソースはさらっとしていて重すぎませんが、上質の味ですねぇ。
ほっとする味です。
ソースは付いてきたパンにつけて最後までいただきました。うまい、うまい♪
今回も大変美味しくいただきました。
8月にも一度おうかがいしました。
このときはズッキーニのオイルベースパスタでした。夏らしい、さっぱりして且つ野菜のビタミンも補給して夏ばてに効きそうな一品でした。
さて、福島県内は、震災・原発事故による、風評被害が心配です・・・が、がんばっている福島の皆さまや優良店は心から応援させていただきたいです。
私ごときにはできることは少ないですが、せめてこれまで通りに美味しいお店や観光地にはお邪魔させていただいたり、友人や知人には良いスポットはどんどんお薦めできたらなと思います。
【2010/12 再訪 「地産地消 素晴らしいトラットリア」 】
とても久しぶりにおうかがいしました。
福島県保原町の「Wasabi」さんです。
寒くなってきますと、こちらの「この土地のミネストローネ」が恋しくなります。
トマトを中心に野菜とチーズ、ガーリックがたっぷり・ずっしり・・・の心も体も温まる逸品です。
パスタランチ(本日のパスタ三品のうち一つを選択+サラダ、パン、ソフトドリンク付き)に加えて今回もいただきました。
この日の日替わりパスタランチのラインナップは次の通りです。
・トマトベース 冬だらと小松菜のトマトソース、さくさくパン粉をたっぷりからめて
・オイルベース 鳥挽肉と聖護院大根 ピリ辛味
・クリームベース 南瓜と?? ←失念しました(ごめんなさい)
ミネストローネは、ずっしりした濃厚トマト味のスープですので、トマトベースのパスタを選ぶと味の傾向が重なってしまう・・・のですが。
「冬だらと小松菜」にとは大いに惹かれますので、今回はこちらを注文しました。
登場して・・・フォークをいれますと。
超・熱々。ずっしりしたソースが絡まった細めのパスタに、熱が閉じ込められていました。
真っ白い冬だらがコロコロ入っています。トマトベースにドンピシャリの食材ですねー(^^)
それに、小松菜!
濃~い緑色、味の方も青菜の香りと苦み、甘みがビシビシです。濃厚なトマトソースの味に負けていません。
冬だらのさっぱりしているけれどしっかりした白身魚の旨み、小松菜の鮮やかな香りと苦み。それに濃厚なトマトソースの甘みと酸味、ガーリックの風味そに細めのパスタが渾然一体となって・・・重厚な美味を醸し出しています。
これは旨いです!
わかりやすい味のタイプだとは思うのですが、決してチープではありません。
良質の野菜やオイルを使わないとこの味は出せないと思いました。
先に出されました「サラダ」の野菜もとても美味しいです。
サニーレタスの甘みと香りが濃厚、且つみずみずしいです。
最初に美味しいサラダが出てくると、「良い素材を使っているお店だな」と嬉しい予感がしますね。
こちらで使われている食材は、主にこの近辺の農家で栽培されたお野菜と、相馬漁港で水揚げされた魚貝類が中心とのことです。
そして、お客さんたちも老若男女、仕事中のサラリーマンやよそから来た方だけでなく、お国言葉で話されている地元の奥様方やおばあちゃんも目立ちます。
素敵ですね~
地元の野菜を使ったハイレベルなイタリア料理を、良心的な価格で地元の人たちに気軽に食べに来てもらう・・・このコンセプトは素晴らしいと思います。
また、接客の方も非常にスマートで(気取ってはいません)、また来たくなってしまうのです。
また何度も訪れたい、素敵なトラットリアです。
今日もごちそうさまでした。
【2008/01 初訪問】
こちらのお店の前を通ることはよくありまして,以前から気になっていたお店です。
伊達市は保原駅近くにあります,こちらのお店,田舎町(ごめんなさい)にはほんの少し不釣り合いな外観からして洒落てセンスの良さそうな雰囲気でして,行ってみたいと思っていました。
食べログでのレビューではなかなか評判が良さそうでして。(ひょっとして,素敵なお店?の予感が走ります)
とりあえず日曜のランチタイムにおじゃましてみました。
こちらのお店のコンセプトは「地産地消」「スローフード」とのこと。
実際,野菜は伊達市,魚類は相馬市などのものを使っていると,店内の黒板に書かれていました。
ランチセットはピザかパスタから選べます。
サラダとソフトドリンク,スープがついてきます。
ドリンクとスープは選べます。
パスタは三種類。トマトソースベース,オイルベース,クリームソースベース。メニューは日替わりのようです。
私は今回はトマトソースベースのパスタをお願いしました。
スープは「この土地のミネストローネ」を。
先に登場した「この土地のミネストローネ」。
地元産の野菜をスープにしたとのこと。トマト・ジャガイモ・ピーマン,玉ねぎ,セロリetc...
スープはかなりもったりとしていて濃いです。裏ごししたトマトとジャガイモが使われているのでしょうか?飲むと言うよりも食べるスープです。
クルトンでしょうか?香ばしいのと,サクサクした歯ごたえの具が好きです。
味はトマトの酸味よりも甘みが強いです。
トマトソースベースのパスタは,この日はポロモーゼでした。地元で採れた野菜を使っているそうです。
ソースの味付けはかなり濃いめで甘め。
オリーブオイルたっぷり,トマトソースはかなり甘め。
挽き肉もたっぷりです。ですので,「ソースをつけてお召し上がり下さい」と小さなフランスパンも一緒に供されました。
かなり重たいソースで,正直少しきつかったです。
私はトマトソースはもう少し酸っぱくてサラリとしている方が好きです。(あまり酸っぱすぎるのも困りますが)
パスタの麺は好きです。きちんとしたアルデンテです。茹でたりない・固いのとも違う,程良い歯ごたえ。
ツルツルタイプ・モチモチタイプのパスタも嫌いではありませんが,このソースに合うのは少し固めでぷつっとした歯ごたえだと思います。
ミネストローネとパスタは同じトマトベースで,味付けの系統がかぶってしまいました。
メニューのチョイスを誤ったかな,とも思います。
オイルベースのパスタは,この日は「相馬の鱈と海苔」使用とのことでした。こっちも美味しそうでした。
全体的に甘めで濃くて,親しみやすい味付けです。しかしながら野暮ったさや素人っぽさよりも,奥深い実力が感じられます。
違うメニューをいただいてみたら,きっと評価はまた変わってくると思います。
接客は,スマートで都会的です。
内装や雰囲気も,気軽なカジュアルイタリアンというコンセプトのようですが,同時に洗練されてセンスが光っています。
保原にいながらにして,都会のイタリアンレストランにいるような錯覚を起こしてしまうかも,です。
再訪必至店です。
5位
1回
2012/09訪問 2012/09/22
【再訪】ずっと変わらず美味しい。いつまでもいただけることを願って
【2012年9月 再訪】
久しぶりに、九月三連休最終日に、南相馬市原町区の「ゆーから」さんへと参りました。
思いっきりお腹を空かせて、少し早めの11時ちょっと過ぎに原町へ到着です。
常磐道が、相馬から原町まで開通していました。2013/1まで無料供用されているとのことでした。
震災と原発事故さえなければ、もっと広い範囲で開通が進んでいただろうも思いますが、一歩前進していたことは素直に嬉しいですね。
今回の注文は・・・「正油・チャーシューメン・ぺーぱん仕様(味濃いめ・麺固め)」です。
震災前よりも、スープの臭みや癖はまったくと言っていいくらい取れて・・・マイルドになりました、が。より奥深い、調和の取れた味わいに進化したと思います。あるようで、なかなかない、しょっぱさ・こく・まろやかさ・力強さのバランスが絶妙の、醤油とんこつスープです。
チャーシューはてんこ盛り、臭みはなくしっとりとした食感が好きですね。
麺は、低加水タイプですが、ゴキゴキしておらず、スープとの絡みもよくて素直に美味しい。
今日は、普通盛りでもかなりのボリュームに感じてしまい、完食までちょっと大変でした。
大変満足です。今日も美味しくいただきました。
もっと寒くなったら、私が震災前にお気に入りだったメニュー「野菜味噌チャーシューメン」をいただきに、またお邪魔したいと思います。
今回の訪問は、開店時刻まもなくでしたが、先客は何組か。この日はまずまずお客は入っていました。
日によっては空席も目立つとのこと・・・・・震災後も南相馬で頑張っているこちらは、絶対に応援したいですね。繁盛を願っています。
私がこちらのお店に初めてお邪魔してから、もう10年近くになります。
いつまでも、この地で美味しい旭川ラーメンを提供していっていただければ、と心から願います。
【2011年06月 再訪 震災後レビュー】
「再訪】祝・営業再開!!このラーメンをまたいただけることに感謝(涙)」
南相馬市原町区にある旭川ラーメンのお店「ゆーから」さん。
震災後は一時、お店のある地区は「屋内避難地域」に指定され、住民の皆さんの多くは市の用意したバスで県外の避難所へ連れられて・・・避難所での生活を余儀なくされていたとのことです。
屋内避難地域が解除された直後に実は一度伺いましたが、営業していませんでした。(原ノ町でも内陸部なので津波の被害はありませんでした)
電話も取り外されたままで・・・
もう、こちらの濃厚で美味しい旭川ラーメンをいただくことは叶わないのか・・・と悲しい気持ちでいました。
私が最後にこちらにおうかがいしたのは、昨年度の年末です。あのときにはこんなことになるなんて夢にも思っていなかったのに・・・・
ところが、です。
原ノ町に住む知人が「ゆーからさん、どうも昼だけ営業しているようだ」とメールが来ました。
なんと!久しぶりの嬉しいニュースです。さっそくお邪魔して参りました。
真っ黄色い看板、中の電気が煌々と付いています。嬉しい~(涙)
さて何をいただきましょうか。
最近は、「野菜味噌チャーシューメン」ばかり頼んでいたのですが・・・
やはり、復活第一弾ですから、スタンダードなメニューを。
正油・ぺーぱん仕様が良いでしょう。でもこちらの薄めのモモチャーシューは美味しいんですよね。せっかくなのでチャーシューメンにいたしました。
薄めチャーシューが丼を覆っています。そして濃い醤油色に背脂が浮いていて・・・うーん、これですよ♪
さっそくいただきます。
濃厚だけれどキレとコクのある旭川ラーメンの醤油スープ。濃厚でもまとわりつくようなしつこくなく、絶妙です。
震災前よりは若干、ライトでおとなしめかな?とも感じましたが、この味はよそではいただけません。うんまいです。
麺は震災後ということなのか、以前と違って加水率高めの麺でしたが、十分美味しいです。
チャーシューは相変わらず美味です。脂身の少ないモモ肉、固くなくてジューシー。
半熟具合がグッドな煮卵、味付けはライトでスープと合っています。
うーん、美味しかったです!またいただくことができて幸せです。
原町は、現在「緊急時避難準備地域」に指定されていて、様々な不便を強いられています。
たとえば、スーパー、ドラッグストアなどのお店は毎日開いている訳ではないようです。
(セブンイレブンのみ、通常通りの営業中です)
学校もまだ再開しておらず(子ども達はスクールバスで区域外に通学しているとのこと)、会社や工場もやっていないところが多いとか・・・
そのような中でのラーメン店の営業は想像以上に大変かと思います。仕入れなども今まで通りには行かないでしょう。
お店の営業再開を決めた女将さんに、心より敬意を表させていただきたいです。
これからも定期的にお邪魔したいと思います。心より応援いたします。
ファンの皆さんや、お仕事などでお近くに行かれる方、ぜひ!
★現在は、昼のみの営業とのことです。
===2008年6月レビュー===
2008年4月に続き、今年度2度目の訪問です。
夏メニューの「つけめん」が食べたくなりました。(つけめんは、以前に食べたことがあります)
こちらゆーからさんは、麺は旭川風の低加水麺「かた麺」と、ツルツルした「ツル麺」の2種類があります、
麺は旭川風の「かた麺」のつけめんをお願いしました。
・・・注文はしてから、「かた麺は失敗だったかな」と思いましたが・・・
心配無用でした。
「つけめん(かた麺)」。
低加水麺なので水っぽくなく、伸びにくい麺。
適度に固めで、かすかにぼそりとした食感。つけだれとの絡みもバッチリです。
つけだれは、今時の味とは少し違います。
酸味が印象的。酢の酸味のほかに、柚子の香りと酸味も。
それに醤油のしょっぱさ、かすかな甘みと醤油とダシの香り。
酸っぱさと醤油の風味が前面に出ている印象で、今時に多い「ダシ」「脂」が激しく主張するタイプと異なります。
この漬けだれですと、「麺が主役」です。
麺の美味しさを引き出し、麺本来の特長を味わってもらうための味。
具のメンマ、チャーシュー、煮玉子も控えめな味付けながら、固さや切り口の食感、柔らかさはどれをとっても適切です。
つけだれは酸味が結構強いので、おそらく好みが分かれるタイプの味だとは思いますが、この旭川風の中華麺を、美味しいつけめんに仕上げた力作だと思います。
食べ終えたタイミングを見計らい、「スープ割はいかがですか」と声をかけてくださったのも嬉しいです。
つけめんの「スープ割り」のサービスは、あるお店とないお店があります。頼んでも良いか迷うことが多いですので。
===2007年12月レビュー===
2007年のラーメン納めはこちらにいたしました。
寒い日にいただく旭川ラーメンは格別です。
今回は初めて「野菜チャーシューメン・味噌」(950円)に挑戦しました。
いつもは「醤油・ぺーぱん仕様(味濃いめ・麺固め)」なのですが。。
味噌を頼むのも初めてです。
登場した「野菜チャーシューメン・味噌」。
柔らかくてジューシーなもも肉チャーシューがてんこ盛りです。
もやし・キャベツなどの野菜もたっぷり。なかなかすごいボリュームです。
初めて味わう味噌スープですが。。
・・醤油とはまったく違いますが,これもまたウマイ!
やや甘めでちょっとだけピリ辛。
最近ありがちな,「脂」「辛みそ」「ニンニク」でビリビリするタイプではありません。
昔いただいた北海道ラーメンの味わいに近いです。
味噌だれそのものと,スープの出汁(豚骨と鶏ガラをがんがん炊いたもの)の味わいが生きています。
これに炒め野菜の甘みと,チャーシューの肉の旨味,それに真っ黄色な縮れ麺が絡まりまして。。。
・・・・至福です(*^_^*)
久々に
「ああ,美味しかった」
と理屈抜きで笑顔になってしまいました。
ゴテゴテした味ではなくても,ものすごく美味しいです。
それは,ゆーからさんのスープづくりがしっかりしているのと,麺そのものも良質,かつスープとの相性が良いからでしょう。
がつんとした強烈なインパクトの「醤油」に対して,「味噌」はややマイルドで優しいです。
味の方向性は違いますが,どちらも本気で美味しい,素晴らしいラーメンです。
次に行くときは「醤油」「味噌」どちらにしようか迷ってしまいそうです。
===2006年2月レビュー===
本格的な旭川ラーメンを堪能できる、東北では稀少なお店です。
修業先は、旭川市天金の弟子の横浜市にあるぺーぱんというお店とのこと。
(つまり,天金の孫弟子ということになります)
ラーメンは「醤油・ぺーぱん」が一番旭川ラーメンらしいといいますか,こちらの特長を楽しむことができます。
「醤油・ぺーぱん」は濃厚などろっとしたスープに、太めで固い縮れ麺がよくからみます。
ダシはトンコツベースらしいですが、お薦めは骨太なスープに合うのは「ぺーぱん」仕様。味・脂濃いめ、麺固めの通好み。
理屈は不要です。はまる人は、絶対に病みつきになります。
6位
1回
2012/06訪問 2012/07/02
【祝・復活】山元町のOzioさんが、東北福祉大キャンパス内に復活♪
マイレビュアーに登録させていただいております、LOOP様のレビューで、復活の嬉しい便りを知りました!
山元町の浜吉田にありました、知る人ぞ知るピッツァのお店、Ozioさん(オッツィオ)でございます。
山元町にあったお店は、海にほど近い立地でした。平成23年3月の大震災の津波により、お店は壊滅的な被害を受けられました・・・・・。
幸い、お店の方は避難されて無事だったことは、何よりでした・・・。
ブログが震災後も少しずつ更新されていましたので、無事を知りました。復活を待ち望んでいましたので、とっても嬉しいです。
LOOP様のレビューで、東北福祉大キャンパス内に復活、と知りまして、訪問の機会をうかがっていました。
6月中旬のよく晴れた週末にお邪魔してまいりました。
お店は、北環状線のロイホ~予防医学協会~仙台高校~福祉大を結ぶ道路沿いに、見えます。
私は、車で行ったのですが、つい通過してしまいまして、その先のコンビニでUターンしてしまいました(笑)
福祉大の学生寮に隣接した、ログハウス風のお店です。駐車場はお店の下、寮のとなりにたくさん駐められるスペースがあり、安心しました。
週末の11時半でしたが、まだ先客はおらず・・・(その後で続々お客が見えられましたが)
木の香る、ピカピカウッディの店内は雰囲気良し☆
もろ、わたしの好みです。
今回の私の注文は、
・しらす(湘南産、だったような)とゴルゴンゾーラのピッツァ(日替わり限定メニュー)・1200円
せっかくですので、
・ノンアルコールビール(プレミアムモルツ)
です。
旧店舗では、お料理が出てくるまでかなり待った記憶がありましたが・・・この日は10分くらいで登場です。早い♪
さっそくいただきます。
・・・・うーん、このチーズと、生地の香りがすんばらしい☆
濃厚なチーズの旨みと、ジャコの旨みと塩気が良い感じ!
そして、特筆すべきは・・・・さくさくともっちりの両立した、絶妙の食感の生地です。
こういうピッツァはなかなかお目にかかれません。
食べやすく軽めの食感ですが、味わいは本格的且つしっかりしています。
でも、重すぎてもいなくて、もろ、私の好みです☆
ゴルゴンゾーラの旨みが最大限活かされていますね~
そして、ノンアルコールビール(プレミアムモルツ)!
キンキンに冷えた瓶で提供されました。
ピッツァと一緒にごくごく流し込むと・・・・ああ、至福!!!
旨すぎます。
お天気の良い、暑い初夏の週末のお昼の・・・贅沢すぎる時間です。
ノンアルコールでも、プレミアムモルツだけあって全然違和感はなく、むしろ美味しすぎました。
こちらのピッツァとドンピシャリでした。
お店の方はにこにこと笑顔で気持ちの良いひとときでした。
実家へのお土産にと、「手作り焼きプリン」もお願いしました。
ピッツアと同じ手作りの巨大な石窯で、注文してから焼いて下さいました。
実家でいただきましたが・・・これまた、濃厚且つきちんと感のある卵とバニラビーンズの香りと甘味が美味しかったです。
スイーツにはとってもうるさい、我が妹も「美味しいプリンだね~」と申しておりました。
旧店舗よりも更にグレードアップして帰ってきてくださった、と思います。
本当に良いお店です。
ちょっと遠くなってしまったのは残念ですが、復活はとにかく嬉しいです。
復活までは、並々ならぬご苦労があったと思います・・・
末永く、応援させていただきたいです。
次回は友達を連れてお邪魔したいと思います。
先行レビューをアップしてくださった、LOOP様に心より感謝申し上げます。
7位
1回
2012/09訪問 2012/09/30
【2012年9月レビュー】
今年の九月は本当に暑かったですね。三週目まで真夏の暑さがずっと続いていました。
暑さがいったん落ち着き・・・台風の接近によって、再び暑さがぶり返した週末・・・・久しぶりの暑い日にはと、
・・・ふと、山形蔵王の温泉とばんこう花さんのカレーも良いなあと思い立ちました。
早朝・休日の職場で、たまっていた仕事を片付けましたら・・・高速に乗ってそのまま山形へ♪
ばんこう花さんの開店時刻の正午ちょうどくらい到着です☆
ちょうど、開店するところでグッドタイミングでした。
最近、ご訪問されたレビュアーさんのレビューをお読みして惹かれた・・・「ポークカレー」を、今回はお願いしました。
「ポークカレー」は、辛さを「弱」「強」「激」の三段階から選べます。
・・・・私は、激辛ものは苦手です、ので「強」にいたしました。
10分くらいで登場です(^^)
・・・・ぱっと見た目、本当に何の変哲もない、家庭で作ったカレーそのものですね。
黄色い目のルー、大きめのニンジンとジャガイモがごろんと。それに、ほどよい大きさの豚モモ肉がコロコロ。
スプーンを入れて、さっそくいただきます。
さらっとしたルー。とろみは思っていたよりも少ないですが、ふっくらつやつやした、美味しい白ご飯との絡みは良いです。
そして。うーーん、野菜の酸味と甘味、スパイスの辛味、スープのうまみが・・・・なんとも素晴らしい調和です!!!
辛さが円い、のです。ぱっと、旨さと辛さが来て、すーーーっと消えていく。ベタベタした後味が、ない。
一見、なんてことのないカレーのようでいて・・・上手く表現できないのですが・・・
素朴でごてごてした飾り気や奇抜さはまったくないのですが、至極、端正というかまっとうな、と言いますか。
市販のルーやレトルト、チェーン店のカレーにありがちな、あの、嫌ったらしい脂くささや、とがった塩気、うまみ調味料のわざとらしい風味の、どれもみじんも感じさせません。
こりゃ、文句なし、理屈抜きでうまい!!!それに、私の好みストライクゾーンど真ん中、です。
固さや火の通りがドンピシャリ、のニンジン、これも甘くてちょっとニンジンらしい苦みもほんのりあって好きですねぇ。
豚肉と、ジャガイモも○。
宮城県名取市の「楽天ハンモック」さんのような香辛料バシバシ、スパイシーなカレー、がお好きな方、荻窪の「トマト」さんのような複雑系なカレーがお好きな方は、「チキンカレー」の方が好みかと思います。
ですが、私はこちらの「ポークカレー」は、「カレーライス」というお料理の理想型に近いかも、と個人的に感じています。
飾らなくとも、派手さはなくとも、高級食材でなくとも。・・・素材や調理がきちんとしている。スパイスや調味料の配合もおそらく、研究しつくされている。
素晴らしいと思います。
音楽でたとえて言うと・・・モーツァルト、です。
いやあ、本当に素晴らしいカレーライス、大変美味しくいただき、幸せになれました。ごちそうさまでした。
追伸
サイドメニューの「キャベツサラダ」(100円)、こちらもぜひお薦めです。酸味のきいたさっぱりしたドレッシングにキャベツの千切りと、素っ気ない感じなのですが・・・こちらのカレーにはピッタリです。良い箸休め、舌をリフレッシュさせてくれます。
追伸2
こちらのご主人、寡黙な感じなのですが・・・醸す雰囲気が木訥でも優しげで、とても好きです☆
【2008年8月 初回訪問時レビュー「念願の、山形のカレー名店へ」】
やっと参りました、山形のカレーの名店ばんこう花さんへ。
先輩レビュアー方も絶賛、「常連さん多し」、夜は「本格的な日本酒のお店」という営業形態・・・
(山梨県富士吉田市のイトリキ、糸力さんを連想させます)
敷居が高そう・・と思いこみ、なかなか行かずにいましたが。
行ってみたら、案外大丈夫、どころか個人的にはお気に入りのお店になりました。
開店は正午だと言います。定休は日曜。
外観は、地方都市の普通の飲食店です。蔵の造りにはなっていますが・・・
古びた「カレー」の看板。
前情報がないとなかなか入ろうとは思わなかったでしょう。
とはいえ、「チキンカレーあります」の看板が!
「チキンカレー」は、先輩レビュアーの朱胡さんのレポートによりますと、いつもあるわけではないとのことです・・・
今回は初訪問ですが、なんともラッキーでした。
注文はもちろん「チキンカレー」(900円)それと、辛さの箸休めのために「キャベツサラダ」(100円)にいたしました。
ただし、この「チキンカレー」、辛さは選べません。
ちなみに辛さのレベルは「弱」「強」「激」「滅」。
チキンカレーは一番辛いレベル「滅」のみだそうで・・
私は「激辛」は苦手ですが、まあ出たとこ勝負です。(^^;)
カウンターの向こうではご店主さんがカレー鍋の前に立って調理されています。
店内は日本酒の瓶がずらりと並び・・薄暗いです。
少し一見さんは戸惑うかもしれません。
BGMは、洋楽やクラシック、イージーリスニング系のインストルメンタル。個人的には好きですね。
登場した「チキンカレー」(900円)と「キャベツサラダ」(100円)。
スプーンを入れて一口。
辛さは思ったほどでもありませんね。スプーンをどんどん入れて食べ進みます。
一見、無愛想そうなご店主さんですが、心配そうに
「辛さは大丈夫?」
と声をかけてくださいました。
私は「全然、大丈夫です。」と応えました。
「辛いの苦手な人は、水を飲まない方が良いからね、よけい辛くなるから」
先行レビュー通りだ、そうなんだ、と思いつつ
じわじわと辛さがやってきました。
我慢できないほどではないですが、結構な辛さです。
最初はほのかな、嫌みでない自然な甘みが印象に来るのですが、後からじわー、ずしーっとした辛さが追いかけてきます。
辛さに、額にだらだら汗をかき・・・水を飲みたい誘惑と戦いつつ、スプーンを動かし進めます。辛さを中和したいときは、別に注文した小皿にてんこもりの「キャベツサラダ」を、ワシワシといただいて・・
・・・これは確かにウマイカレーです。
ルーは、果物や野菜、スパイスをたくさん煮込んだと思われる、サラサラ+少しピューレ状。
インド風とも欧風ともつかない、甘さとマイルドさと、スパイスの辛さと香りのびしびし感が両立しています。
味の方向性や特徴として、私の中で一番近いのは、宮城の楽天ハンモックですが、ばんこう花さんはもっとルーはピューレ状で、粘度・密度は濃いめ。
具のチキンは、骨付きチューリップ肉が3つ。このルーには合っていると思いますし、良いおかずになっています。
たっぷりめのライスには、干しぶどうが散らされています。良い甘さのアクセント、辛さの中和剤になっていました。
純粋なインド風のような「独特の癖のある香り」「抜けるようなスパイスの香り」ではないのですが、甘みとマイルドさと、それに相反するような、ストレートな辛さ、香ばしさと旨味が後からやってきまして・・・
スパイスもその他の素材の味も複雑でハイレベルなお味で、かつケンカしていない、一体化した美味しさ。
いやあ、ホントに美味しいカレーでした。
近所にこちらのお店があったら、「昼はカレー」「夜は日本酒」で入り浸りたくたりますね。きっと。
次回は、レギュラーメニューの「ポークカレー」を辛さ「激」でいただきたいです。
8位
1回
2012/01訪問 2012/02/02
和歌山旅2日目は、山の中の秘湯、龍神温泉に参りました。
2年前に和歌山に初めて旅行に来た際に、日帰り入浴のみの体験でしたが、すっかりお気に入りになっていました。
「いつか泊まれたら良いなあ」、と思っていたのです。
こちら「上御殿」さんも楽天トラベルで予約できる宿です。ですが、シーズン中は結構予約が取りにくいらしいともお聞きしています。
文豪も通ったという、由緒ある建物・しつらえが特徴の、ラグジュアリーとは少し違いますが上質なお宿です。
今回は、真冬の訪問だったためか一人旅のわたくしでも、予約を受け付けていただけました。
(秋の台風による道路の被害を心配して、お客が減っているともお聞きしました。ですが、南紀白浜から龍神温泉付近までの道路は今はほとんどが補修されていて、交通に障害はありませんでした。)
では、お夕食の感想です。
標準の料金プランより少しお高いですが、鹿肉のしゃぶしゃぶつきのプランを選びました。
盛り付けはとてもきれいで彩りよく。
お正月に訪問したので、おせちっぽい献立です。
そして、鹿肉のしゃぶしゃぶとたたき。
これは旨いです。
赤身のお肉が大好きなわたしの好みにどんぴしゃりです。
鹿肉は、癖のない、クジラと牛肉の中間のような感じです。鉄分が豊富そうな、スタミナの付きそうな香りとかすかな苦みがいけますね~
そして、お肉は柔らかいですね。筋や硬さはありません。適度な歯ごたえでとても食べやすく、どんどん食べ進んでしまいます。
一緒に供されたレタスなどの野菜も甘みが濃くてしっかりした食感です。タフな頑強なお野菜ですね。
これは、うまい、うまい♪
ご飯のお米のお味も相当おいしいですね。トーホクの宮城育ちの自分も思わず唸ってしまいました。
お飲み物は、「熊野の地ビール」をいただきました。
これがまた、うんまい♪のです。フルーティーな香りが豊かです。苦味と甘みのバランスが大変よろしい。飲みやすいれれど物足りなくもない、なかなか絶妙なビールです。
なかなかボリュームがあるお食事でしたが、おいしく全部いただきました。
朝食で提供された「みかん」。
これも相当良いものだと、食べてすぐに感じました。
といいますか、今まで食べたみかんの中で一番おいしかったかもしれません。
さすがは、和歌山のお宿ですね。
さて、今回訪問したのは、まだお正月だったのですが・・・夕食も朝食も、おせち料理の献立が多かったです。
かずのこ、含め煮、なます・・・
おせち料理は調理に手間がかかるのですが、この心遣いはとても嬉しいなと思いました。
若い女将さんの、きどらない自然な感じの接客も良いですね~
こちらが気を遣わない、緊張しない接客というのはとてもうれしいし好感度マックスです(笑)
温泉は小ぢんまりしていますが、かえってこの広さですと、「山奥の秘湯に籠っている」雰囲気が楽しめてグッドです。ピカピカのきれいさと泉質の良さも折り紙つきです。すいていたのが本当に本当にラッキーでした。(やはり、夏はお客が多いそうです。)
お料理・建物の雰囲気・温泉・おかみさん、周囲の景色の良さとすべてそろった、でも気張らない雰囲気とお値段、ありそうでない良い秘湯のお宿だと思います。お食事はお部屋でいただけますので、お一人様でも大丈夫そうな雰囲気でした。(空いている時期だったからでしょうか?)
私の地元・東北を離れて一人リフレッシュしたいときに籠れる、良いお宿を見つけたなと思います。
ぜひまた、お邪魔させていただきたいです。
9位
1回
2012/08訪問 2012/10/13
【再訪】相変わらず、生パスタの麺はむっちり美味しいです(^^)
【2012/08/18 再訪】
久しぶりのブレア・マリーナさん♪
震災直前に、一緒に伺った年上の友人とのランチに・・・お邪魔させていただきました。
震災後の営業再開直後に、私はお一人様でおうかがいさせていただきましたが・・・その時は、お客がとても少なくて心配もしていました。
今回、お盆直後の土曜日の11時半、お客の入りは7割。
その後もどんどん入っていました。人気は戻りつつあるようで安心しました。震災前は行列も出来ていました。それくらい盛り返してくれると良いですね。
私の今回の注文は
日替わりパスタの中の、
・タコと水菜のガーリックソース(麺はリングィネ)
ガーリックトーストとサラダ、ソフトドリンクがセットで900円です。
供される直前に、お店の方に「チーズをおかけしますか?」と聞かれます。
もちろん、お願いします。
その場でチーズを削って、たっぷりかけて下さいます☆
さっそくいただきます。
うーーーーん、このむっちりした食感の生パスタ。旨いですね~
ガーリックとオイルがビシビシ聞いて、実に濃厚で食べ応えがあります。
水菜のさっぱり感が爽やかさを添えていてグッドですね。
削ってくださったチーズも良い風味。
ただ、タコは超・細切れと言いますか・・・みじん切りでちょっと物足りなく感じました。
美味しいのですが・・・こちらのお店、具の海鮮の食べ応えも求めるならば、+200円~の追加料金となるメニュー(今回は、スモークサーモンのパスタなど。前回は「ヤリイカのトマトソース」、その前は「野々島の牡蛎のガーリックソース」)
の方を頼んだ方が良いかもしれません。
でも、今回も生パスタのむっちり感と良質のオイルとガーリックの風味を楽しませていただきました。
港の見える開放的な店内は、やはり好きですねぇ。
また必ずおうかがいしたいと思います。
【2011/05/29 再訪 「2011/05/01から営業を再開していました!」】
塩釜港の真ん前、マリンゲート二階にあります「トラットリア ブレアマリーナ」さん。
震災による津波の被害はどうだったか・・・とずっと気がかりでした。グーグルアースで見ましたところ、建物は残っていたようですが・・・
ところが、他レビュアーさんの情報によりますと、営業を再開しているとか!
お店のサイトでも確認できましたので、この週末にお邪魔してまいりました。
当面は、ランチのみの営業とのことでしたが、メニューはほぼレギュラーに戻っていました。
週末の正午前にもかかわらず・・・かなり空いています(>_<)
震災前はお昼時はいつも満席で、お客でごった返す賑やかな店内の様子とは一変しています・・・
私は「イタリアンプランツォ」(前菜・サラダ・ガーリックトースト・本日のパスタ・デザート・ソフトドリンク)のセットを頼みました。
前菜は三種。
揚げ茄子、カワハギのフリッター、クリームチーズの生ハム添え。
特にカワハギのフリッターが美味でした。穴子のような、フグのような。淡泊ですが旨みが濃いです。
本日のパスタは、「ヤリイカのトマトソース」(+300円)にいたしました。
・・・今日も大変美味しかったです。
麺の太さは、「スパゲティ」です。細めの生麺に、トマトソースの絡みが凄いです♪
むっちりした密度の濃い食感の麺、食べ応えがあります。
トマトソースは酸味や塩味は控えめの、癖のない優しい味です。
ヤリイカはプリプリ、ほうれん草やイタリアンパセリの緑の野菜の風味も良いアクセントです。
サラダは以前よりも盛りが多かったような気がします。トマトが特に美味しい♪
今回初めていただいたデザート、ケーキ二種とフルーツです。
ガトーショコラとカシスですか。
カシスは半端無く酸味がきいていて、旨いです。甘いものが苦手なわたくしも美味しくいただきました。
震災の日には、やはり高い津波が来て少なくない被害があったようです。
一階で開催されていた復興市の会場に、津波が来た瞬間と、震災翌日のマリンゲートのようすを写した写真が展示されていました。
まだ周辺には瓦礫や打ち上げられた船などがあり、津波の爪痕はあります・・・が、だからこそ、元気に営業している塩釜のお店はこれからもずっと応援していきたいと思います!
【2011/01 初訪問】
最近少しご無沙汰をしていた、松島・塩竃方面へ・・・・
友人とともに、休日ランチへ参りました。
本当は、「フローレンス」さんに興味津々だったのですが・・・駐車場がわからなかったことと、塩竃神社の参拝客で人も車もごった返していたので、急遽マリンゲート内のこちら「トラットリア ブレアマリーナ」さんへと参りました。
塩竃への在住・勤務が長かった同僚の評価が高かったことと、先行レビューによりますと「具に海鮮を使った生パスタが美味しい」ということで、期待が高まります。
正午過ぎに到着です。
結構広い店内はほぼ満席でしたが、なんとか空いている席に案内していただけました。
マリンゲートの駐車場は空きが目立つのに、さすがの人気ぶりですねぇ。
ランチメニューの中から我々はパスタランチを選びました。
基本料金は950円で、サラダとガーリックトースト、それにソフトドリンクがつきます。
私は「野々島の牡蛎のオイルベース」(300円+)、友人は「海鮮と白菜のバジルソース」(基本料金の950円)です。
ほとんど待たずに、先にサラダとガーリックトーストの登場です。
【サラダ】
グリーンサラダに、塩竃らしくわかめも入っています。
ドレッシングに使われているオイルが良質な印象で、なかなか美味しいです。
【ガーリックトースト】
ふんわり柔らかいフランスパンです。ガーリックの香りはそこそこですが、温かくてふんわり柔らかいフランスパンは、食べていてほっとします。
【パスタ・野々島の牡蛎のオイルベース】
注文時に、麺の太さを聞かれます。「丸い細麺」「少し平べったい麺」「太いきしめんのような麺」と説明されます。
「スパゲティ」「リングィネ」「フェットチーネ」を指すと思いますが、このような誰にでもわかる気取らない説明はとっても嬉しいです(^^)
私は「少し平べったい麺」でお願いしました。
10分少しで登場です。
混んでいるのに、速いですねーーー (ちょっと驚き)
生パスタだから、ゆで時間が早いのでしょうか。
さっそくいただきます。
リングィネと思われますパスタに、ガーリックオイルが絡んでいます。
生パスタらしい、柔らかい食感ですがふにゃふにゃはしていません。適度な歯ごたえもあります。
パスタだけで味わっていますと・・・おいしさよりもガーリックオイルと少量の唐辛子の風味・苦みが少し気になります。
ところが、です。
パスタに載っている「野々島の牡蛎」、小麦粉の衣にくるまれて軽く揚げられているのですが・・・
この牡蛎と一緒に、パスタもいただくとめちゃくちゃ美味しい!!です。
牡蛎のフレッシュな甘味とすっきりした苦みと、ガーリックオイル、パスタのもちもち感が合わさると、旨い!!
牡蛎の衣の食感も良いですね。
しっとりふんわりして、パスタのオイルをほどよく吸ってさらにおいしさを増しています。
牡蛎の素材自体が新鮮で美味しいということはもちろんですが、それぞれのおいしさを引き出して増幅させている技に脱帽です。
【珈琲】
私は珈琲音痴なのですが、嫌な苦みや癖が無くてまろやかな美味しい珈琲だと思いました。
【全体的に】
値段も味も気軽で食べやすいですが、決して安っぽくない、です。
店内の雰囲気も明るくて、まさに気軽なトラットリアです。(隣の席がかなり近いことなどは少し気になりましたが)
スタッフの方々の接客もとってもスマートですし。
港の見えるロケーションも良いです。
景色や店内のしつらえから受ける印象は、イタリアというよりはアメリカ西海岸です。
うーん、好きです(^o^)/
私が好きな福島県伊達市保原の「Wasabi」さんは、どちらかというと「里山のお野菜やお肉の素材が美味しいトラットリア」だとするなら、こちらブレアマリーナさんは、海の素材が美味しいトラットリアです。
もちろん、どちらも大好きです。
またぜひ再訪して、いろんな種類の海鮮パスタをいただいてみたいと思います(^^)
震災から一年が経った2012年でした。
東北、宮城県の人間として、多くの皆さまのご支援と応援に心から感謝しながら毎日を過ごしていました。
被災県に住む者として・・・・震災の被害(津波被害、原発事故の風評被害など)にも負けずに頑張っているお店、復活を遂げたお店を応援と感謝の意味も込めまして、多く選ばせていただきました。
なお、選ばせていただいたお店は、震災前から味・接客・雰囲気ともに私が高く評価していたお店ばかりです。
まだまだ、宮城・福島・岩手の復興までの道のりは遥か遠いと常々感じています。
ですが、津波の被害にも、原発事故の風評被害にも負けず、大変なご苦労をしながらお店を復活させたり、営業を続けているお店もたくさんあります。
被災県以外に住む皆さまにもご紹介させていただきたく、また、被災県を応援したり訪れて欲しいという思いから、今回のランキングを選ばせていただきました。
皆さまの東北へのご支援と応援を、ぜひ2013年もお願いいたします。
皆さまにおかれましても、2013年が良いお年となりますよう、ご祈念いたしまして、結びといたします。
トトロ中拝