トトロ中さんが投稿したばんこう花(山形/山形)の口コミ詳細

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トトロ中の「今日はどこ行こう?何食べよ?」

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掲載保留ばんこう花山形/カレー、日本酒バー

1

  • 昼の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/09 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

【再訪】ポークカレーも逸品です・・・!!

【2012年9月レビュー】
今年の九月は本当に暑かったですね。三週目まで真夏の暑さがずっと続いていました。
暑さがいったん落ち着き・・・台風の接近によって、再び暑さがぶり返した週末・・・・久しぶりの暑い日にはと、
・・・ふと、山形蔵王の温泉とばんこう花さんのカレーも良いなあと思い立ちました。
早朝・休日の職場で、たまっていた仕事を片付けましたら・・・高速に乗ってそのまま山形へ♪

ばんこう花さんの開店時刻の正午ちょうどくらい到着です☆
ちょうど、開店するところでグッドタイミングでした。

最近、ご訪問されたレビュアーさんのレビューをお読みして惹かれた・・・「ポークカレー」を、今回はお願いしました。

「ポークカレー」は、辛さを「弱」「強」「激」の三段階から選べます。
・・・・私は、激辛ものは苦手です、ので「」にいたしました。

10分くらいで登場です(^^)

・・・・ぱっと見た目、本当に何の変哲もない、家庭で作ったカレーそのものですね。
黄色い目のルー、大きめのニンジンとジャガイモがごろんと。それに、ほどよい大きさの豚モモ肉がコロコロ。
スプーンを入れて、さっそくいただきます。

さらっとしたルー。とろみは思っていたよりも少ないですが、ふっくらつやつやした、美味しい白ご飯との絡みは良いです。

そして。うーーん、野菜の酸味と甘味、スパイスの辛味、スープのうまみが・・・・なんとも素晴らしい調和です!!!

辛さが円い、のです。ぱっと、旨さと辛さが来て、すーーーっと消えていく。ベタベタした後味が、ない。

一見、なんてことのないカレーのようでいて・・・上手く表現できないのですが・・・
素朴でごてごてした飾り気や奇抜さはまったくないのですが、至極、端正というかまっとうな、と言いますか。

市販のルーやレトルト、チェーン店のカレーにありがちな、あの、嫌ったらしい脂くささや、とがった塩気、うまみ調味料のわざとらしい風味の、どれもみじんも感じさせません。

こりゃ、文句なし、理屈抜きでうまい!!!それに、私の好みストライクゾーンど真ん中、です。
固さや火の通りがドンピシャリ、のニンジン、これも甘くてちょっとニンジンらしい苦みもほんのりあって好きですねぇ。
豚肉と、ジャガイモも○。

宮城県名取市の「楽天ハンモック」さんのような香辛料バシバシ、スパイシーなカレー、がお好きな方、荻窪の「トマト」さんのような複雑系なカレーがお好きな方は、「チキンカレー」の方が好みかと思います。

ですが、私はこちらの「ポークカレー」は、「カレーライス」というお料理の理想型に近いかも、と個人的に感じています。
飾らなくとも、派手さはなくとも、高級食材でなくとも。・・・素材や調理がきちんとしている。スパイスや調味料の配合もおそらく、研究しつくされている。
素晴らしいと思います。
音楽でたとえて言うと・・・モーツァルト、です。

いやあ、本当に素晴らしいカレーライス、大変美味しくいただき、幸せになれました。ごちそうさまでした。

追伸
サイドメニューの「キャベツサラダ」(100円)、こちらもぜひお薦めです。酸味のきいたさっぱりしたドレッシングにキャベツの千切りと、素っ気ない感じなのですが・・・こちらのカレーにはピッタリです。良い箸休め、舌をリフレッシュさせてくれます。

追伸2
こちらのご主人、寡黙な感じなのですが・・・醸す雰囲気が木訥でも優しげで、とても好きです☆

【2008年8月 初回訪問時レビュー「念願の、山形のカレー名店へ」】
やっと参りました、山形のカレーの名店ばんこう花さんへ。

先輩レビュアー方も絶賛、「常連さん多し」、夜は「本格的な日本酒のお店」という営業形態・・・
(山梨県富士吉田市のイトリキ糸力さんを連想させます)
敷居が高そう・・と思いこみ、なかなか行かずにいましたが。

行ってみたら、案外大丈夫、どころか個人的にはお気に入りのお店になりました。

開店は正午だと言います。定休は日曜。

外観は、地方都市の普通の飲食店です。蔵の造りにはなっていますが・・・
古びた「カレー」の看板。
前情報がないとなかなか入ろうとは思わなかったでしょう。

とはいえ、「チキンカレーあります」の看板が!
「チキンカレー」は、先輩レビュアーの朱胡さんのレポートによりますと、いつもあるわけではないとのことです・・・
今回は初訪問ですが、なんともラッキーでした。

注文はもちろん「チキンカレー」(900円)それと、辛さの箸休めのために「キャベツサラダ」(100円)にいたしました。
ただし、この「チキンカレー」、辛さは選べません。
ちなみに辛さのレベルは「弱」「強」「激」「滅」。
チキンカレーは一番辛いレベル「滅」のみだそうで・・
私は「激辛」は苦手ですが、まあ出たとこ勝負です。(^^;)

カウンターの向こうではご店主さんがカレー鍋の前に立って調理されています。

店内は日本酒の瓶がずらりと並び・・薄暗いです。
少し一見さんは戸惑うかもしれません。
BGMは、洋楽やクラシック、イージーリスニング系のインストルメンタル。個人的には好きですね。

登場した「チキンカレー」(900円)と「キャベツサラダ」(100円)。

スプーンを入れて一口。
辛さは思ったほどでもありませんね。スプーンをどんどん入れて食べ進みます。

一見、無愛想そうなご店主さんですが、心配そうに
「辛さは大丈夫?」
と声をかけてくださいました。
私は「全然、大丈夫です。」と応えました。
「辛いの苦手な人は、水を飲まない方が良いからね、よけい辛くなるから」

先行レビュー通りだ、そうなんだ、と思いつつ
じわじわと辛さがやってきました。

我慢できないほどではないですが、結構な辛さです。
最初はほのかな、嫌みでない自然な甘みが印象に来るのですが、後からじわー、ずしーっとした辛さが追いかけてきます。

辛さに、額にだらだら汗をかき・・・水を飲みたい誘惑と戦いつつ、スプーンを動かし進めます。辛さを中和したいときは、別に注文した小皿にてんこもりの「キャベツサラダ」を、ワシワシといただいて・・

・・・これは確かにウマイカレーです。

ルーは、果物や野菜、スパイスをたくさん煮込んだと思われる、サラサラ+少しピューレ状。
インド風とも欧風ともつかない、甘さとマイルドさと、スパイスの辛さと香りのびしびし感が両立しています。

味の方向性や特徴として、私の中で一番近いのは、宮城の楽天ハンモックですが、ばんこう花さんはもっとルーはピューレ状で、粘度・密度は濃いめ。

具のチキンは、骨付きチューリップ肉が3つ。このルーには合っていると思いますし、良いおかずになっています。

たっぷりめのライスには、干しぶどうが散らされています。良い甘さのアクセント、辛さの中和剤になっていました。

純粋なインド風のような「独特の癖のある香り」「抜けるようなスパイスの香り」ではないのですが、甘みとマイルドさと、それに相反するような、ストレートな辛さ、香ばしさと旨味が後からやってきまして・・・
スパイスもその他の素材の味も複雑でハイレベルなお味で、かつケンカしていない、一体化した美味しさ。

いやあ、ホントに美味しいカレーでした。

近所にこちらのお店があったら、「昼はカレー」「夜は日本酒」で入り浸りたくたりますね。きっと。

次回は、レギュラーメニューの「ポークカレー」を辛さ「激」でいただきたいです。

  • ポークカレー・辛さは「強」

  • ばんこう花・チキンカレー・辛さは「滅」

  • ばんこう花@山形市

2012/09/30 更新

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