この口コミは、トトロ中さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
-
昼の点数:4.0
-
¥3,000~¥3,999 / 1人
-
-
料理・味 4.0
-
|サービス 4.0
-
|雰囲気 3.5
-
|CP 3.5
-
|酒・ドリンク -
-
-
[ 料理・味4.0
-
| サービス4.0
-
| 雰囲気3.5
-
| CP3.5
-
| 酒・ドリンク- ]
いつまでも、これからもずっと
-
特上にぎり
{"count_target":".js-result-ReviewImage-10905126 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-10905126","content_type":"ReviewImage","content_id":10905126,"voted_flag":false,"count":11,"user_status":"","blocked":false}
-
タコの頭のにぎり(クーポン持参のサービス)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-10905127 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-10905127","content_type":"ReviewImage","content_id":10905127,"voted_flag":false,"count":10,"user_status":"","blocked":false}
-
鮨 しらはた@塩竃市
{"count_target":".js-result-ReviewImage-10905128 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-10905128","content_type":"ReviewImage","content_id":10905128,"voted_flag":false,"count":9,"user_status":"","blocked":false}
2011/12/25 更新
塩竃市の老舗寿司店「鮨 しらはた」さん。
2011年3月の大震災による津波被害が決して少なくなかった塩竃市で、いち早く4月に営業を再開されたとお聞きしています。
港も水産加工場も、道路も町の建物のどこもかしこもまだ復旧が進んでいなかったなかでの再開は、大変なご苦労があったかと思います。
町を元気にしたい、またよそから来てくれるお客さんを取り戻したい、喜んでもらいたいという心意気を強く感じました。
震災から八ヶ月、宮城県内の漁港や市場、加工場もあの大津波の被害にもかからず、少しずつ営業や操業を再開されつつあります。
ほんとうに嬉しく、励まされますね。
再開した「しらはた」さんにはぜひ伺いたいと思っていましたが、なかなか叶いませんでした。
わたくしにとって忙しかった秋が終わり、仕事も一段落した12月になりました。
12月といえば、まぐろが美味しくなる時期ですね。
塩釜近海まぐろひがしもの」、いただけるかな?
ぜひ「しらはた」さんには伺わなくては、と思いました。
土日ランチタイムは混んでいるのかな?と平日休みの日を狙って参りました。
正午前に到着、まだお客は多くなくカウンターに通していただけました。
あまりかしこまった感じのしない、でも凛として気持ちの良い雰囲気の店内ですね。
職人さん3人で調理されてしました。
私の注文は「特上にぎり」(3150円)と、「蟹のみそ汁」(450円)です。
・マグロ(赤身と中トロ) ・あなご ・うに ・いくら ・ボタンエビ ・生ホッキ貝 ・煮あわび ・子持ち昆布 ・鯛 ・玉子焼き です。
それに、お店の公式サイトにあったクーポンを持参したところ、「タコの頭のにぎり」を最後にサービスしていただけました。
・・・上手く表現する語彙がないのですが・・・どのネタも新鮮そのものです。それにただ新鮮で質の良い魚を切っただけの鮨では決してありません。
おいしさを最大に引き出すための丁寧な仕事が施されているのが、わかります。
酢のしめ具合、しゃりの固さや甘さ、にぎり加減。
どれも絶妙です。
仙台市青葉区の「仙一」の少し派手で豪華な見た目のにぎりともまた違う美しさを感じますね。
全体に一体感があって、気品が感じられます。でも気取ってもいなくてどこか親しみやすさや暖かみを感じます。
特に美味しかったのは、やはり「まぐろ」です。
ひがしもののマグロだったようです。赤身も中トロも、しゅっと旨みがやってきてぱっとはかなげに消えていく感じです。
そして、「穴子」。
ふんわりして旨みが濃く、臭みはなく。
そしてそして、クーポンサービスでいただいた「タコの頭」のにぎり。
「梅肉が載っていますので、醤油はつけずにお召し上がりください」とのことでした。
・・・これは凄いです。
きれいな純白の身に、鹿の子模様に包丁が入れられていて、おいしさと食べやすさがめいいっぱい引き出されています!
淡泊だけれどこの甘味と食感!最高です。
デザートの「ラフランスのシャーベット」も美味しく頂き、大変満足させていただきました。
蟹のみそ汁は、毛ガニとキャベツが入っています。
とにかく蟹とキャベツの甘味・旨みが濃く、温度は熱々で体が温まる一品でした。
大変美味しくいただけました。ごちそうさまでした。
震災による津波被害や風評による観光客数の減少は心配ですが、地元の皆さまは負けないでがんばっています。ぜひ他県の皆さま、お越しいただきたいと思います。塩釜仲卸市場や松島の遊覧船、などなどはこれまで通りに再開しています。
こちら「鮨 しらはた」さんも、塩釜を代表する名店です、いつまでもこれからもずっと元気でこの地で続けていって欲しいと切に願います。
わたしは現在、山間部の自治体に居住&勤務しています。
ですが、わたくしは沿岸部の市で育ち、社会人時代前半を名取市閖上や石巻の半島で過ごました。
今回の津波被害を受けまして、自分が思っていた以上に宮城や三陸の海が大好きだったこと、心の風景だったことに気づかされたのです。
いつもでも、これからもずっと、宮城を、三陸を、東北を応援して、愛していきたい、何らかの形で行動していきたいと思います。
(三陸のお魚を買いにいたり食べに行くことは、これまでどおり、いやこれまで以上に行っていきます。)