okamoooさんが投稿したたくまんま（福岡/博多）の口コミ詳細

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2014年さぷら伊豆オブザイヤーグランプリ！
博多といえばこの店を素通りすることはできません。

たくまんま

奇しくもこの日はバレンタインデー。
めちゃめちゃ可愛い3歳の娘さんが作っている動画付きのチョコレート。
おじさん最近涙腺激弱系男子なんです。

さて！今回も完全におまかせ。ペアリングの日本酒をしこたま呑んで全部で2万円弱の内容です。
糸島の里芋の子供「おちこ」1ヶ月熟成、6時間蒸した天ぷら

・宮崎の完熟金柑「たまたま」、紅くるり、熊本ばってんなす、自家製豆板醤肉味噌
・九州の品評会で4頭に選ばれた和牛霜降りランクBMS11〜12ローストビーフ55日熟成
・糸島赤大根の自家製ガリしらす和え
・和牛レバーパテ黒トリュフ
・塩かずのこ1.5年熟成枕崎の本枯節
・滋賀県産ぶどう豆クリームチーズ和え

わけがわからないと思います。
いいんです。プライドで書いてます。プライドで作ってくれているんですから。

たくまんまでしか食べれないものを、たくまんまに食べに来ているんです。
熟成料理オタク、それだけじゃない、彼の天才加減はお酒とのペアリングにあるんです。

好きなことに夢中になっている人が好きです。
多少浮いた存在になろうが貫いている人が好きなんです。

シロカワカジキ72日熟成

釣りアジ61日熟成の漬け

スマガツオはここらではヤイトガツオと言うそうです。

ヤイトガツオ87日熟成

・35キロの対馬豊玉産のクエの皮揚げ
・クエの酒盗（エラ・軟骨・小袋・肝・ハツ・小腸・セキ）7キロと12キロの食べ比べ

・白子40日熟成
・45日熟成みかんと60日熟成デンマーククリームチーズ和え

70年もの大蛤
圧巻でした。
これだけのレベルの熟成をお店で出せる技術というのが凄い、もちろん手間暇や時間を惜しまず作っているものを食べてるんだけど、そんな感じよりも・・
タクちゃんの生き様をいただいているような気がします。
保険もかけずに未知のものへ向かって走り続ける料理はボクは他に知りません。

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ワタクシ、どんなに美味しい店を見つけても、もっといろんな店に行きたい。
そんな人間なんですが・・この店だけは本当に別格と言っていいでしょう。
博多に来たらココを無視することだけはできないんです。

たくまんま

この日は用事もあり「ちょっとだけ少な目で」とお願いし、お酒はしっかりたくさんいただいて・・
この豪華さで8000円ちょっと。驚愕です。
まずは海老芋、解禁したばかりの生桜海老、ねぎ、柚子。
もうすでにビールは１杯でヤメて日本酒です。

ばってんなす、鴨の燻製にきなこ豚、看板メニュータコスミ、そして・・

３キロオーバーの八丈島の金目鯛＆糸島のアオリイカの握り。
このソースなんと！
アオリイカの味噌と金目のワタを和えたもの。
タクちゃんもう・・天才超えてきましたねｗ

鯖の骨や皮も余すことなく出してくれるんですが・・

ぜんぜん余りものじゃなくってご馳走になってるから驚き。
鯖より鯖の味がするかもｗ

対馬の鯖は5日熟成
五島の鯖は1日熟成で味比べ
対馬豆酘の鰤は11日熟成
ヤイトガツオ（スマガツオ）のハラモが１週間熟成
ハガツオは腹と背、中骨の食べ比べ

これだけの豪華素材を手間暇かけまくりの作品

タクちゃんワールドが今回も炸裂

もうこの一皿だけでも博多に来てこの店に来ない理由がひとつも見当たらない。

赤ヤガラの肝・イサキと鯵の肝
これが毎回日本酒を加速させます。

こんな天才タクちゃんもこの日おおいそがし。
しかし美人奥様のイヨちゃんの接客が神業。

夫婦で毎日最大のパフォーマンスを出し続けてるこの空気がまたたまらないのです。

ぼらの白子はなんと16日熟成

仙鳳趾の牡蠣がメインなのに下に置き、上には佐賀の小さないろは牡蠣をパクチーでいただきます。

毎回、毎回と、オールスターゲームを見ているようにトイレにもいけない状態で常時の大興奮。

タクちゃん、そして美人奥様のイヨちゃん、ふたりのパフォーマンス。
ボクは心の底からこの店のすべてが好きだ。

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博多出張といえば美味しいものがたくさんありますから、それは色んなお店に行ってみたいです。
それでも・・それでも貴重な夕食はどうしても・・どうしても・・
ここに来てしまう。

たくまんま

この店に来たことがない人にオススメの手順です。
まずは5500円のおまかせコースを予約してみてください。
もちろんそれ以上の値段設定にすれば間違いないです。
でも最初はこの値段でこの店の魅力を知ることから。
そして店に入ったらひとこと、「オーロラ」
ビールはオーロラです。

今回も内容が濃かったんですが前菜もよかった。
地元産の魚のみならず野菜もコダワリが強い。
紅くるり大根・自家製肉味噌・タコ墨・鯛の白子と真子
コレだけ聞いても魅力を感じてもらえるはず。

でも更にコチラは魚の熟成が真骨頂。
熟成マグロはこの店では初めての握りで。

鰯を炙ったおつまみもなんと熟成。
早々と日本酒に移行。
たくまんまさん、なんと日本酒利き酒師の上級資格、酒匠を持つほどの酒オタク。
ペアリングはお任せしてみてはいかがでしょうか。

熟成の鰯や穴子を部位ごとに刺身や炙りで。
つま代わりに三つ葉を使うのが博多流。

唐津の地ダコもストレスを与えない調理方法で柔らかさや旨みに大きな違いが。

刺身・熟成・煮る・炙る・揚げる、どの調理方法も的確、そして口に入るときの温度設定を変幻自在に操る。もちろん日本酒も呑んでいる最中にどんどんチェンジさせたった1杯の日本酒でバリエーションが楽しめる。

本日のメインは霧島鱒。
西京味噌を使ったダブル熟成。

これだけの職人にしてエンターテイナーとしても魅力たっぷりの、たくまんまのタクちゃん。

美味しいものが食べたい。
美味しく食べたい。
楽しく食べたい。
知らない食べ物を味わいたい。
知らない料理法で食べたい。
福岡に行ったらタクちゃんにおまかせ、少なくともボクはそうしてます。

カテゴリ:【自宅めし】東京
さぷら伊豆グルメオブザイヤー2014タイトルホルダー
博多の名店たくまんま

本日お願いしていたオツマミが届きました！
和つまみ　4000円
洋つまみ　4000円
ということで東京までの送料と代引き手数料で1万円ちょっとでした。

魚の熟成などたくまんまの得意技が詰まった玉手箱。

おせちみたいでテンション上がりますね。

中には、高さ調節用と書かれたプラスチックも。
エビデンスがないので確証できないんですが、おそらく・・高さを調節するためのプラスチックだと思っています。

そして、うちでは一番大きな皿に盛り付けたんですが・・
のせきれず！
もう今日は呑むぜ！って感じですよね。

和つまみは、
熟成ニジマスの西京焼、自家製明太鰯のオイルサーディン、熟成モチウオ＆天然とらふぐ
などなど！

洋つまみは、
熟成目鯛のコンフィ、熟成糸引鯛＆紅アコウの水煮、熟成ヤイト＆カツオのチーズ
などなど！
めくるめく、拓ちゃんワールド全開です。

鯛のまこ＆白子燻製

もう・・酒を呑むために生まれてきた料理がずらり。
もし興味あれば、下の食べログリンクから電話したりして注文すればいいんだと思います！
 

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博多の夜はやっぱりココ。
まだ3回目なんですね・・

たくまんま

そうそう。
今回は有明の珍獣ちゃんをお願いしてあるんです。

そしてこの人。
博多の天才です。
今回も5000円のコース。
〆なしのクオリティUPでお願いしました。

天才タクちゃんは料理だけじゃない。
ビールの注ぎ方も天才。
通常のビールに黒ビールの泡を注ぐオーロラ。
中洲の泡姫も美しいですがオーロラの泡も美しい！

ちょっとつまんでみますか？
と出てきたのが今回のメイン、初鰹のハツ。
胡麻油塩でコリッコリの濃厚。

コチラは初鰹の目玉。
どちらもなんというんでしょうか、美しい味。

右から・・
・糸島野菜に5つの味噌
・3/7から熟成させた鰤のワタの発酵燻製
・唐津の赤ウニ味噌和え
・鰤の白子焼き
・焼き枝豆

鰤の白子焼き・・・初めてですが・・
もう奥歯が早く回してくれと騒ぎ出す悶絶のうまさ。

かなぎ、という海藻もコチラならでは。

お造りもたくまんまワールド全開。
3/7から熟成させた鰤と3/14から熟成させた鰤の対決。
鱗せんべいに皮せいべい。

あげまき貝
これも初めてでしたが上品な味にびっくり。

ここで有明の珍獣の登場です。
ムツゴロウさんです！

刺身に肝醤油。
正直・・ムツゴロウがこれほど美味しい魚だということを初めて知りました。
川魚のようにフレッシュな香り。

料理がうまい、酒がうまい、それだけじゃないのが・・たくまんま。

料理と酒が好きすぎる。
オタクすぎるタクちゃんとの会話が楽しくて仕方がない。

たった一回の食事が、一つの映画を見るように・・
ワクワクから始まり、驚き・感動・夢中・余韻・・壮大な時間となる。

ここで初鰹。

もちもちでしっとり、それでいてフレッシュさも。

クエとハタのスッポン出汁のがめ煮

32キロを60日間熟成させた真ハタ。
圧巻です。

地魚だけでなく美味しいものはどんどん取り入れるのも、たくまんま。

富山のホタルイカ

リーズナブルだけど美味しい日本酒を料理に合わせてください。
いつもこの注文。
一つの日本酒も3種類の温度で楽しませてくれる。
サービス精神なんて言葉超えてます。

最後は炙り

煙を頭に当てて頭良くなろうとしているアホ二人。

6.5キロの鰆の藁焼き
鰆も博多で食べるものは美味しいですね。

博多に行ったらたくまんま。
今回日本酒やビールを入れて8000円でした。
料理の内容はその日によって全く違います。
でも、たくまんまは誰もを幸せにしてくれると思います。 

カテゴリ:【福岡周辺】全部
2014の、さぷら伊豆グルメオブザイヤー。
ついに5年の時を経て2回目の上陸です。

たくまんま

前回、http://www.okamooo.jp/archives/8268087.html
スペシャルすぎるメニュー構成でいただき大反響でした。
しかしながらスペシャルすぎるが故に、ボクと一緒に行かないとこういうのは食べれないんですよね？
的なコメントも多く頂戴しました。

なので今回あえて、通常の・・
きままコース　5000円
を注文しこのコースでいかに満足できるのかをお伝えしたいと思いました。
想像を絶する内容に驚いてください。
ビール一杯に日本酒しこたま飲んでも1万円でお釣り来ました。

まず・・もう・・ビールから凄い。
極上生ビールアワード3年連続受賞の実力。
生ビールに黒ビールの泡を注ぎ込むオーロラという飲み方。
ビールの旨味に黒ビールの泡のコク。
5年の月日が更に彼をパワーアップさせていることがこれだけで・・・

1/12から熟成させたヤズ（ブリの子を九州ではこう呼ぶ）
ゆず練りとフランス産のクリームチーズ、そしてヤズの皮をのせる。

ブリの尻尾との付け根の部分。
ここを火で炙るとなんとびっくり・・完全に炙り豚足の味。
しかも皮目の香ばしさも加わって絶品ビールのおつまみ。

右は糸島野菜
そして熊本プレミアム黒毛和牛の和王のローストビーフ
タコ墨には美人奥様イヨちゃんが作った自家製セサミクラッカー、博多ごぼうなどなど。
こういったおつまみに対しても一切手抜きなしどころか攻めまくり！

唎酒師の上級資格、酒匠を取得したタクちゃんの日本酒セレクトはもちろんこの店の最大のウェポンだが・・
それと並ぶのがこの美人奥様イヨちゃん。
可愛いし優しくて大好きです。

今回、安いけど美味しい日本酒だけを料理に合わせてというオーダーです。
ペアリングに関しても日本酒そのもののセレクトに関しても100点満点で5億点くらいです。

豪華お造り。これが5000円のコースにつくんですよ！

1/30から熟成させた五島のイサキ

たった5年で・・この店以上に魚の熟成にたけた店や人を知りません。
素材の旨味を丁寧に時間をかけて作り上げる素材愛。
伝わってきます。

イワシに添えられているのはこれまた熟成させた大葉のヅケ。
イワシと一緒にいただくんですが熟成が完成したものをと途中過程のものを食べ比べさせてくれました。
深みが全然違います。
好みによって熟成期間を選んで食べるのも楽しいかと。

イワシ、鮭でいうとハラモの部分。

真鯖はまだ脂がのってないと言いますが博多名物ゴマサバで。
逆に刺身感が強く美味しいかと。

味付け用のタレもイサキとキンキの内臓酒盗とこだわってますが・・
これそのまま日本酒のつまみとしても最高。

前回のタクちゃん29歳。
現在34歳。
一番脂ノリノリなのは実はタクちゃん。

ゆっくり静かに飲みたいと思っている人からは喋りすぎと言われることもあると言います。
そりゃそうでしょう。
でも彼の喋りは何一つ自慢話もなければ料理に関係ない話もない。
目の前の料理を美味しく楽しんでもらいたいという彼の情熱の表れ。

もしボクが常にゆっくり静かに飲みたいと思う人間であったとしても彼の話は聞きたい。
たくまんまに来た時だけくらいはこういう飲み方をしてもいいんじゃないかと思う。
もちろん人それぞれのスタイルは尊重したいが・・
個人的には彼に巻き込まれることをオススメはしたい。

なんと、2年熟成のブリ。

軽く炙っていただく。

熟成の短いブリとの比較も。
こういった彼の気遣いで食材に対する知識が入る。
知識は食材を美味しくする。
食材を生かすも殺すも食べる側の喜びの度合い次第だ。

生鯨のウネ
炙りと刺身で。
刺身の方は極上の馬刺しに近い味。

白石のレンコン

自家製松前漬けはあえて粘りを強めずおつまみとして。

衝撃だった5年前、更にたくまんまは進化していました。
それも更に驚くほどに。

それでもまだ若干34歳。
今はなきフレンチ、バカール以来2度目の言葉をこのブログで使いたくなりました。
末恐ろしい存在です。 

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博多駅に到着後ビジネスホテルにチェックイン。
駅からほど近いお店にやってまいりました。

こちらのビルの２Ｆと３Ｆ
たくまんま

コースはこんな感じですが、今回特別に食べさせたい料理があることで何日も前から用意してくださっていました。

まずは・・おきゅうと！
地元の方はポン酢で食べることが多いようですが、醤油や薬味も皮がついたまますった生姜やわさび。

お酒は美しい奥様が出してくれます。近づくたびにドッキドキです。

ダリヒーから
紅乙女というブランドのむつ、キンピラ、ロマネスコ、牡蠣の燻製

大きな牡蠣にはピンクペッパー

ほどよく炙ったムツは握りになっていました。
なんとも分厚くきってくれている。

みたことがない大きさの長崎五島のハマグリ

めがぶを添えて柚子をふります。

もうこの大きさって岩牡蠣じゃないのかと・・

河豚は虎河豚と金河豚の食べ比べ

噛むとじゅうぶんな甘味が出てくるトラフグに対してタンパクなキンフグ（カナフグともいう）は昆布締めにしてあります。

キンフグの肝を巻いても旨い。

済州島の鯖

背側と腹側を別々にタベクラベ。

バカールの金山君クリソツの口調で盛り上げてくれるご主人。
もうこの時点で彼の大ファンに。

イカはあえて甲烏賊を出してくれました。
玉子や白子、エンペラ、くちばし

身はワタを塩漬けしたものをライドンさせて☆

次々とクリ広げられるパフォーマンスとご主人大好きな日本酒のまぁ美味しい呑みかたを楽しめること楽しめること。

失礼にも失念してしまったものや間違って書いているものもあるかと思いますがそれはご容赦を。
それくらい楽しかったってコトで！

鐘崎の鰤です。

15キロオーバーのブリも背側・腹側。
少しづつ、サービス精神だだもれです。

ブリは卵や

肝まで

自家製という、からすみ

この後・・・なんと！やっと！メインへ！

アラです。

なんということでしょう！
博多に着いたばかりという初日に！

豪華アラ鍋を頂くことになりました。

水炊き風に濃厚な出汁をとり・・・

炙ったアラ投入！
この世のものとは思えない・・・正直な感想としては・・・
こんな旨いものがこの世の中にあったんだ・・・そんな感じです。

スゴイ・・・スゴイを越えている店です。
若干28歳のご主人は研究熱心で美味しいものの美味しい食べ方呑み方をよく知っている。
でもそれがスゴイんじゃない。

全てを楽しんでいる。このひとことに尽きると思う。
楽しんでいる人と一緒にいたい。一緒にいると楽しい。

東京では食べられないものが食べたい。
そんなワガママなリクエストに期待を遥か超えた料理、酒、時間。
美しい嫁さんに見送られ一緒にビキニキャバクラへ。
3時閉店まで呑みました。