レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2009/12訪問 2010/05/29
(2009.12)
10名で利用し、おひとり様では味わえない土鍋ご飯等色々なメニューをいただいてまいりました!
お料理を色々アレンジくださったお店の方、本当にありがとうございます。
また、体調を崩されているオーナーシェフ不在でも頑張っているお店の方々を見てこれからもやっぱり応援したいお店だな、という気持ちを新たにしました。
(2009.11)
初めて写真を撮ってみました(ただし、オーナーシェフではなく、今年デビューした2番手さんの炭火焼写真です)。
これからもどうぞよろしく。
たま~にふら~っと一人で訪問し、定食屋チックに使っています。
2番手さんの炭火焼は今一歩ですが、評価はそのままで様子を見たいと思います。
今回は接客で頑張っていただけたし♪
そういえば・・・ここのワインはボトルがたったの10種程度。
でも、なぜか気にならないのはいつもおひとり様だからでしょうか?
(2008.8)
またまた再訪。
やっぱり現時点で私好みの味と言ったらここ。
これからもちょくちょくお訪ねしますが、変わらず実直なお料理をいただけるお店であって欲しいです。
(以下2008.7)
前から気になっていたグリルのお店。
日を置かずに2回訪問。
野菜も魚もお肉もグリルの火の入れ方がとても上手。
焼き加減がよくてふっくら。
素材もよさを感じます。
塩加減と塩の粒の大きさもお料理にマッチして好みです。
シェフも気さくな方ですが、つかず離れずの感じが心地よいです。
仕事の疲れを癒すくつろぎのひと時を過ごせました。
ワインと野菜と肉か魚を少々、ときにデザートもいただく。
そんな私の食事スタイルと好みにぴったり合った大切なお店です。
3位
1回
2008/11訪問 2009/12/27
目を楽しませるお料理、竹林、歴史を感じさせる家屋、そして案内を待つ中庭のわびさび。
和菓子あるいは別ブランドで出している洋菓子で有名な日影茶屋。
念願かなって葉山の本店、日本料理店に行ってきました。
昔旅籠であった時代から続く家屋は趣のあるどっしりとした重厚なつくり。
案内を待つ中庭でその姿を見ているとこれから味わうお料理への期待が大きくなります。
人気店のこちらは本日も予約でいっぱい。
11時半~の1回転目のお客様が時間より少し早くぞくぞく到着するので、中庭でしばし案内待ちとなるのですが、この演出がなかなかすばらしい。
お料理は、このお店の雰囲気の中で食べるとどれも格調高くおいしく感じてしまうのですが、あえてよかった点を3つに絞ってみると、、、
①野菜の質
鎌倉野菜を使っているらしいのですが、地元の取れたて野菜であるだけでなく、厳選されたものを使用しており、野菜の表情を見ながら味わえるお料理に仕上げられています。
②前菜の季節感
日本料理特有の季節感。
どのお料理にも旬のものが使われているだけでなく、前菜はうずらの卵を醤油で煮て柿に見立てて創作。
もみじの葉が添えられたいろどりある盛り合わせで舌と目で喜びを食せます。
③サーブのタイミング
5500円のランチコースにもかかわらず、ほぼ一テーブル一人の割合で給仕してくださいます。
ですので、お料理が終わって、ほんの少し一呼吸を置いた頃次のお料理がサーブされるテンポの良さ。
帰り際、併設の和菓子屋さん(蔵を改造してお店にしているよう)にも寄りました。
雰囲気があるので、寄るだけでも是非寄ってみてください。
おすすめ。
4位
1回
2008/10訪問 2010/02/23
人里離れた山奥にぽつんと一軒のおいしいおいしいレストランがありました。
セッティング的には物語又は昔話に出てきそうな、資本主義としては珍しいパターン。
そこは、新羽の山の中、不便であまり人も来そうにない山の中腹に1軒のレストランがありました。
人の良さそうな夫婦が力を合わせて二人で営業しています。
ここには、毎昼、毎晩、どこからともなく人が集まってきます。
テーブル5つのこじんまりとしたレストランには、幸せな笑顔が並んでいます。
お客さんのほとんどはカップルです。
南欧調のレモンイエローのお店は、幸せそうな雰囲気が良く似合います。
ランチメニューは3つ。
パスタコース、メインのみのコース、メインとパスタのついたコース。
本日はメインとパスタの付いたコース3,500円(税別)をオーダー。
心に残ったものをいくつかご紹介。
ポルチーニと茸のパスタ:白ワインソースでいただくこの一品は、テーブルに運ばれたとたんポルチーニ茸が贅沢に香る一品。ポルチーニの香りを存分にまといながらいただくパスタは、味覚、嗅覚、視覚を刺激する素敵な一品です。
リコッタチーズケーキ:チーズケーキといっても、生地がしっかりしているので半分タルトのような感じ。クリーミーなリコッタチーズに加えた甘さがちょうど良く、口の中で溶けていくような味わいのケーキは、追加オーダーしたい衝動に駆られる1品でした。
紅茶:紅茶の入れ方がとても上手。ちょうど良く開いた茶葉から抽出したと思われる薫り高い紅茶です。
全体的に、丁寧な接客と新鮮な野菜で、高得点!
口コミってなんだかんだであてになるなあ、と思いました。
5位
1回
2015/11訪問 2017/04/28
(2015.11)リーズナブルなワインたち~広尾「アトリエ・ド・アイ」
絶対にいつか訪れたいお店の一つだったこちら
この場所にあった時のシェ・トモが大好きだったというのが一つの理由
ラ・ピッチョリー・ド・ルルがとても居心地が良かったというのが一つの理由
この場所につながる複数の良いイメージから、ここにリーズナブルでおいしいワインがあることは確実だったはずなのに、そこになぜが強く確信を持てずに訪問がずるずると後回しとなり…ようやく2015年11月にワイン好きな女性たちとともに初訪問を果たしてまいりました
リーズナブルでおいしいワインたち
白のイメージから茶色のイメージに変わった店内の落ち着いた雰囲気
たくさんのお客様が入ったり出たりはするものの、終始和やかに会話を楽しめるワインバー特有のリラックスした雰囲気
もっと早く訪れていればよかったと後悔した分、次回の訪問を早めて楽しみたい!そんな感想を持った初訪問でいただいたお皿たちはこちら
アミューズはオリーブフライにリエット
つぶ貝、エビのアヒージョ
イワシとナスのパン粉焼きとトマト(写真失念)
カスレ
白身魚のカダイフ
蝦夷鹿のロースト
もちろん高額なワインも用意しているお店ではありますが、この日いただいた5本のワインは、1本を除いていずれも定額ワインからのチョイス
それでも、十分に楽しく、おいしく、そして、心地よくいただくことができましたのでこの日のお会計は一人1万円未満
一人1本換算で1万円を切っているにもかかわらず、これだけ楽しくワインがいただけるお店って本当にうれしい!
楽しい時間と発見をありがとうございました。
2008年4月(シェ・トモ時代)野菜がおいしい、ボリュームはしっかり
後輩とちょっとしたお祝いのディナーを楽しむために二人で訪問。
白金のバス通りでも、ひときわ目を引く白壁のおしゃれなお店。
こじんまりとした店内ですが、清潔感たっぷりでデートにはぴったりかも。
お隣では、老齢の外国人夫婦と中年の日本人夫婦がお上品にお食事。
反対のお隣では、女性二人がWine2本目に突入して楽しくディナー中。
でも、大声で騒ぐようなお客様もいなく、テーブルの間は狭いのに店内の雰囲気は良い感じ。
野菜好きの私にとっては、なんと言っても前菜の30種近い野菜のプレート。
これ何の野菜かなあ?ってわからないものも結構ありましたが、味も単調でなくそれぞれバラエティに富んでいてとてもおいしかったです。
メインのお魚もデザートの桜のアイスもすべて平均レベル以上。
初めてなんです、と言い訳しつつ給仕してくれたウェイターさんもとても感じがよかったです。
コースとWINE合わせてグラス5杯で二人で18千円弱。
早速他の後輩にもお勧めしたところ、翌週チャレンジに行ってくれました。
まだ感想聞いてないから、来週にでも聞かなくちゃ。
東京のフレンチって年々良い店が増えている気がするな。
6位
1回
2008/06訪問 2010/02/21
会社の同僚5人で訪問。
ここの評判を見ていてどうしても行きたくなって、待望の訪問です。
広尾駅の真上の小さなお店。
奥行きは意外と広いのですがそれでも30人入るかな?くらいの大きさです。
白っぽく清潔感あふれる店内は、ちょっとしたおしゃれ空間。
カフェっぽい店内といいましょうか。
また、その雰囲気と接客がマッチしています。
過剰じゃないけれど決してぞんざいでもないちょうどよい感じ。
特別にピザを小さく切ってくれたり、さりげなく料理の適量を教えてくれたり、期待以上のサービスでしたが、かといってかしこまらない程度で居心地がよい。
評判のピザは3枚いただきました。
生地のモチモチ感は確かに絶品。
ポンテケージョ的な、ベーグル的なそんなモチモチ感。
お客さまは大人の素敵な雰囲気を漂わす方が大半。
モチモチを求めて、年内にもう1回は行きたいな。
7位
1回
2008/01訪問 2010/02/20
和菓子の焼き菓子!!見た目麗しく、しっとりした舌触り、味はバランス良く。
焼き菓子の5種計10点セットをいただきました。
味にうるさい知り合いの好物なので、期待していましたが、その期待をさらに上回る絶品☆
隙のない上品な和菓子ですが、洋菓子のコクや満足感もあるんです。
餡も、こしあん、栗あんなどどれもきめ細かくかつ適度に詰まって収まっています。
包んである生地の見た目は美しくもち肌風で、食べるとしっとりとあんこと調和するんです。
和菓子の焼き菓子で、私史上一番のおいしさ。
いくつでも食べられちゃう感じでしたが、ひとつひとつを堪能したくて、毎晩1個ずつたべました。
もちろん、素材が良いので胃もたれなしです!
8位
1回
2014/01訪問 2014/04/20
(2014.1)
いつか一人で訪れたいと思ってから、気が付けば5年以上の時が流れたみたい。
少しおしゃれになった間口を抜けると、変わらぬ空気が嬉しいカウンター。
いつか見たおひとり様の女性のように、本日はおひとり様。
軽く白ワインをグラスで。
次に日本酒を。
遅い時間の夕食は軽めが嬉しいから、本日いただいたのは以下の品々。
おつくりのハーフ
天ぷら(野菜)のハーフ
アナゴ茶漬け
一人で食事をするということ
一人で自由にお店を選べるということ
そんな幸せをかみしめながら、いつかおひとり様を目指したカウンターで
頭に描いていた以上にゆったりとした気分で味わったおひとり様
明日の元気をいただきました
(2008.8)
意外な発見で得した気分。
こんなに駅近なのに今まで気付かなかったこのお店。
あまりに普通なのれんと間口のせいで、どこの町にもある小料理屋にしか見えてませんでした。
1階はカウンターだけの和風ダイニング。
カウンターの中には常時3~4人の料理人の方々がいて、お客さんに応じた距離感で接客してくれます。
気を使わなくてよいのがうれしいです。
得した気分にさせてくれたお料理は、串焼き、野菜焼き(特に男爵芋、金時芋!)、鮎の炊き込みご飯。
とてもおいしい。
炊き込みご飯は茶碗軽く4杯分あるので、2人以上で行かないと厳しいですが、串焼きはそれぞれ単品でオーダーできますので、一人でも好みに合わせてお食事できそうです。
女性のお一人様(たぶんお得意さま)もいました。
お酒も、大体なんでもそろっています。
グラスワインもあるからうれしい。
あれもこれもとオーダーしたのに、会計は一人5000円ちょっと。
ほんとうに得した気分!
9位
1回
2010/01訪問 2010/02/08
(2010.1)
オープンから数カ月後、ディナーにお邪魔したのはもう1年半ほど前のこと。
なかなか近くに行く用事もなくそのままとなっていた『ビストロ・トゥ・ソル』。
当時、場所的にはかなり厳しいと思うものの、きっと人気店になるんだろうな、と思ったお店。
それから1年半。
何回か見たグルメサイトのレビューから感じたのは、思った以上の地の不利(?)と、それゆえの苦戦状況。
なんだかとても気になってついつい大人数で再訪してしまいました。
オーダーしたのは前回と同じ、前菜、お魚料理、肉料理、デザート、コーヒーと続く5000円のコース。
これに約1人1本のワインをオーダーし、ちょっと遅めの新年会。
追加で小料理1品を足していただき、お一人様1万円ちょっとのお会計。
値段設定は以前のままです。
(前菜フォワグラと有機野菜のサラダ)
(すずきのムニエル~以前お邪魔した時よりちょっとボリュームダウンした・・・?)
(シャラン産鴨のロースト~5000円のコースでこれはとてもリーズナブルだと思います。)
(チョコレートケーキと差し替えでイチゴにアイスを乗せたもの)
再訪して感じたのは、以前と変わらないクオリティ。
何かが違うとすれば、それはお店の方の自信。
そしてたぶんそれは立地がもたらした客足の状況から。
食材の仕入れ、ワインの仕入れも極力在庫を抱えないように苦心されている様子も見え、なんだかまたしても応援したい気持ちになってしまいました。
これだけのお料理がこのお値段ってやっぱり凄いことだと思うんです。
でも、この場所っていうのはやっぱり厳しいと思うんです。
飲食店の経営って難しいんだろうな、と感じた訪問でした。
(2008.8)
芝公園、外食処の少ない土地。
町中のラーメン屋が数件立ち並ぶ商店街。
そこからさらに細い道を入ります。
少ししてまたさらに少し入るとお店の入り口。
通りすがりに見つけることはほぼ不可能!
着席するとちょうど目の高さがガラス窓。
外の人と視線が合うのが気になる?
いえ、そういう場所だから全く気になりません。
価格とポーションはビストロ、お味とコース設定はちゃんとしたフレンチです。
やはり場所がら集客が厳しいのかなあ、最近は夜もアラカルトなし、コースのみのようです。
5千円のコース、前菜、メイン×2、デザート、エスプレッソまたは紅茶
28百円(!!)のコース、前菜、メイン、デザート、エスプレッソまたは紅茶
写真は5千円のコース、ポーション少なめ(6~7割)で作ってもらってこの量。
前菜はこの時期にしか味わえない種類の海老(名前忘れた)とフルーツトマト、1皿目はホタテのローストとたっぷり野菜、2皿目はきのこの上に鴨肉(料理方法忘れた、、、)、最後に大きな桃丸ごと使ったコンポート。
海老は、ポーションを減らさずに持ってきてくださったのですが、ぷりぷり感がたまらなくおいし~くいただきました。
ホタテはしっかりしたお味にびっくり。
鴨肉はおいしかったのですがかなり満腹になっており、色々なきのこが肉厚でおいしかったのを堪能するくらいでもう余裕が、、、
でも、桃のおいしさは格別で、別腹で完食!
夏にピッタリの自然なすっきりとした甘さが、帰宅後も舌に余韻を残す一品でした。
ワインはグラスだと700円、ボトルは3千円からあります。
料理を味わい分ける優秀な舌を持たない私でも、おいしいなあと素直に思いました。
金曜日なのに、半分もお客さんがいませんでしたが、つぶしちゃうのはもったいない。
せっせと通わなきゃ。
でも、口コミで場所に似合わず予約困難なお店になりそうな予感もする。
10位
1回
2010/04訪問 2011/05/24
(2010.4)
「CP」はその他の4つの項目に反映されていると考える私は、「味」、「雰囲気」、「サービス」そして「お酒」の4項目だけを評価指標としています。
こちらのお店が私にとって最高評価になりえるのは、「お酒」と「サービス」ゆえ。
もちろん「味」も「雰囲気」も、さすがは三ツ星、さすがはロブション。
でもそれは安心感というものと似て、そこにあるべきものが、思った通りにちゃんとあるよね、という感じ。
わがままな感覚ですが、感動とまではいかないもの。
「お酒」とはもちろんワインのこと。
価格的にも、性質的にも…そして流れ的にも、選ばれるワインは、いつも私にとって面白いもの。
ロブション的には金額的制約の多い私たちかもしれませんが、それでも十分楽しめる1本をご提供して下さる信国さんにはいつもいつも「さすが」と思うばかり。
「サービス」とはワインにまつわるサービスも含め、当然に心地よいとされてしまうお店の状態を常に維持していることに対する敬意。
このワインと、ワインを中心に展開されるサービスが、今の水準である限り、私はきっと年に1~2回はこちらに訪問し続けるような予感がします。
とは言っても最近「行くならマカオのロブションへ」…という話も周囲になくはないので、次回行くならもしかして、マカオ…?
いつも「外さない」そして驚きを誘発する「嬉しい」ワインをありがとうございます。
おうかがいした後に、いつも感謝の気持ちを感じることができる素敵なそして貴重なレストランです。
(2010.1)
私自身そんなに意識はしていなかったのですが、こちらのお店に対するサービスの要求水準が気が付かぬうちに相当高まってしまっていたようです。
気が付かなかったのは、訪れるたびに期待を上回るサービスで応えて下さっていたからなのですね。
この日は、本当に小さなお店側のミスをきっかけに二つのびっくりを体験し、結果としてますますこのお店が好きになりました。
(途中略)
二つ目のびっくりは、ほんの小さなミスでも「災い転じて福となす」がごとく、全力でリカバーしてくださること。
結果として、マイナスどころか大きなプラス評価という形で私の心に残る訪問となりました。
たまに仕事で「ピンチはチャンス」と食いしばる状況に陥りますが、その時は、サービスに全力で取り組むこちらのお店のプライドを見習って、精一杯誠実に対応しようと励まされました。
(再訪にてコメント追加、評価も修正)
前回訪問時、浅はかにも車で訪問し、ワインを楽しめず、恐らくお店の魅力の半分も理解できぬままレビューコメントを残しました。
このようなお店で(飲めるにもかかわらず自己の不注意で)ワインをいただかないのはなんとも無粋なこと。
そう認識したのはお恥ずかしながら3ヶ月前。
この日は真新しい気持ちで再訪をさせていただきました。
お料理、お店のサービスは多くの方のレビューで賞賛の言葉があるとおり。
なのでこの日の訪問で一番心に残ったことを簡単に書きたいと思います。
皆様ご存知の通り、こちらのお店のポイントとして筆頭に上げられるのがワインのセレクトと品揃え。
ワインリストにないもの(こちらのほうが多いとか)も地下2階セラーにはたくさんストックされ、その種類約1000種とか。
本日は、ワインリストの価格帯(ボトル2万円~、中心は4万円前後?)はなかなか厳しい私のために、リスト外から1本の白ワイン(コンドリュー「ラ ドリアーヌ」2007/E・ギガル)を選んでいただきました。
滅多に食事とあわせて飲むことのないヴィオニエですが、4人でいただく分にはしつこくない程度に楽しむことが可能です。
厳しい予算の中で、折り合いをつけながら素敵な1本を選んでいただけたこと、とても嬉しい気持ちでした。
もちろんそのほかの泡、赤の選択も素敵でした。
お写真でしかお顔を拝見したことのない信国ソムリエはじめ、多くの方の温かいサービスがとても心地よく
「フレンチに車で行くべからず」
「ワインがあってこそのフレンチ」
を深く深く心に刻んだ訪問となりました。
失敗の多い私ですが、これからもお店にスマートに受け入れてもらえる&お店を十分に楽しめる客になれるよう、洗練されていきたいものだ、と思ったランチ訪問でした。
ワイン2本の写真を追加します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一度は行ってみたかった憧れ店。
雑誌、テレビで何度もみかけた、黒とシャンパンゴールドでいろどられたその内装。
初訪問なのに、来たことがあるように思ってしまうから不思議。
写真だけではわからなかったのは、テーブルがとても重く、席を立つためだけにスタッフの手を借りること。
壁側の席は空調の空気が上から降ってくるので、結構寒いこと(お店ではそのためにストールを用意してくれています)。
さて、本日は12000円のコースをオーダー。
アミューズから始まり全部で7皿だったかな。
もっとも心に残ったお皿は2品目の前菜、大シイタケの上に、ゆっくり温めた卵(いわゆる温泉卵)を乗せ、さらにシイタケの乾燥させたもの、チーズを和えながらいただく1皿。
この発想ってすごい。
面白いし、日本料理のような味のしみ込んだシイタケに、純粋フレンチ風味で仕上げた温泉卵がおいしくフィット。「へぇ~」です。
ただ、私の舌があまりに庶民なため、お魚料理以降はこちらのよさを堪能しきれなかった気がします。
コクのあるお料理が最後まで一気に続いたため、残念なことにあまり味わい分けができずに、どれも似たような味に感じてしまったのです。
魚料理のベースがクリームソース、魚は真鯛のため結構コクがあります。
続く牛肉はグリルですが、上等な霜降り肉のため結構こってり。
そしてお口直しはゼリーの上にアーモンドのソルベ。
ソルベですがアーモンドなのでまったりしたお味。
最後は洋ナシのコンポートでしたが、添えられた蜂蜜ベースのアイスクリームに濃いコクが。
結論としては、私の味覚には高級すぎて分不相応。
お店に失礼だと思いました。
もっと修行して高級なフレンチを味わえる舌を養えたらまたその時にチャレンジしようと思いました。
追伸:帰りの車の中、霧笛楼のフレンチが恋しくて。それが霧笛楼に申し訳ない気になりました。
(2012.6)
6月のある休日のディナータイム。
元町まで足を延ばしたくなったのは、そこに霧笛楼があるから。
こちらのお店のディナータイムは、なんとも嬉しい17時スタート。
これなら、夜の早い母とでもいっしょにうかがえます。
ということで、本日は母と二人ディナー。
いただいたのは、以下のお皿。
それぞれにワインを合わせて計4杯。
大好きなお店でくつろぎの時間を楽しみました。
突き出しはつぶ貝の一口パイ
そしていつもの、辛味大根のブランマンジェ(写真は略)
ロブスターのポワレ
牛すね肉のコンソメスープと乳のみ仔牛の牛タン網焼き
すずきのソテーとうもろこしのリゾット添え
地鶏もも肉のコンフィ
びわのコンポートとその種のエッセンスのアイスクリーム
これからもここは私の大好きなお店。
横浜にある沢山の思い出と共に存在するお店。
母が元気なうちは、母と沢山お邪魔します。
そうやってまた新しい想い出が出来て、ますますかけがえのない場所となっていく予感がします。
(2011.5)私にとって神奈川代表のフレンチ
私にとって神奈川NO1フレンチの霧笛楼。
特に年配の方とご一緒するには間違いのないお店だと感じています。
そんなお店のランチタイムに再訪したのは母の日のこと。
「もうカーネーションはいらないからね」というさり気ない(?)その他の物品の要求に応える形でこちらのお店を訪ねました。
この日選んだのは、3500円のコース。
お皿数はいただけないわ、という母に合わせての選択です。
グラスシャンパーニュをいただきながらいつもの一皿目。
小エビのタルタル、ホワイトアスパラガスのブランマンジェ。
マコンの白をグラスオーダーし、お次はスズキの網焼き、うどと春キャベツを添えてプロヴァンス風に仕上げた一皿。
岩のりと貝類のソースがとても爽やかです。
横浜ならではの、はまポークのローストは、黒こしょうソース、ジャガイモのガレットを合わせていただきます。
可愛らしいポーションが、デザート腹を残したい母の胃にちょうど嬉しいサイズなのです。
デセールは、パイナップル、ヨーグルトのババロア、清見オレンジに乗せたのはグランマニエゼリー。
母のお皿には「祝・母の日」と書かれているところがお店の優しさです。
…あれ???でも母と一緒に行きます、とは言ってなかったような気が。
お店の方のさり気ない気配り。
素敵です☆
やっぱり私の中で横浜No1フレンチのこちら。
またうかがいますね。
(2010.5)
私にとってこちらは、特に年配の方とご一緒する時に間違いのないお店。
いつかはディナーに、と思うものの、横浜という場所でありながらLOの早いこちらのお店。
同行者選びが難しく、まだランチ利用の経験しかありません。
この日もやっぱりランチ。
半年ぶりくらいの訪問となりました。
いただいたお皿は次の通り。
(海老のタルタル、辛味大根の軽いムースとそのピューレ、青ゆずの風味。もはや定番かと思いますが、定番が定番としてちゃんとそこにあることが安心感になってしまっている私は…完全な霧笛楼フリークだと思います。)
(富士山嶺の湧き水で育ったマスの自家製フュメ、ガレット仕立て、数種の夏野菜と帆立貝のサッと網焼きと共に)
(スズキのソテー、とうもろこしのリゾット、ほのかなトリュフの香り~5,000円でしっかりお魚もお肉も味わえるのは、横浜価格と言うことなのでしょうか。)
(地元はまぽーくのベーコン巻き、茄子のコンフィとそのディップ風)
(びわのフレッシュコンポートとその種の香りのグラス、ライチのババロアとアメリカンチェリーの赤ワイン煮。今日のデザートは重層構造じゃなく、とてもシンプル。この感じはこちらでは初めてかもしれません。)
1年に1~2度は訪問していたいこちらのお店。
私にとっては、随分前から大切なお気に入りのレストランです。
そんなお店にご一緒したのは、私にとって大切な二人の方。
お二人が私を大事にして下さるお気持に、何度感謝したかわからないくらい大切な方。
初対面とは思えないそんな二人の会話を聞きながら…
出会いはとても不思議なもの。
縁はとても素敵なもの。
心からそう思った5月某日でした。
(2009.10.12追加)
最近月替わりコースの内容が実質的に2ヶ月に1回しか変わりません。
内容も季節にかかわらずかぶっているものも多いのですが、お店の名前が入ったシャンパーニュも美味しいですし、野菜をふんだんに使って軽やかに仕上げたお皿はとても好みです。
また、年が明けた頃、機会があれば訪問したいな、と思っています。
(2009.5.16)
写真数点追加。
いつでも安心しておまかせ出来る大切なフレンチのお店。
刺激的過ぎない味付けが私の心にも体にもピッタリフィットするのです。
今日は、ワインリストが市価の1.5倍~1.8倍の価格付けであることを発見し、ますますこのお店を好きになりました。
特に他の店に行く必要がなければ、このお店に通い続けるだけでCPの高いワインの勉強が出来る!
ぜひこれからもよろしくお願いいたします。
(以下2008年以前)
久しぶりに、こんなにおいしくって幸せ♪なフレンチをいただきました。
予約せずに入れたためしがないのも納得納得。
本日は1週間前から予約してテーブル席でランチコースをいただきました。
前菜:小エビのブランマンジェで辛味大根クリームソースが絨毯になっている一品
合わせたシャンパン:Agrapart Blanc de blanc led 7crus
さっぱりとした一品。
海老のブランマンジェと言う発想も面白い。
食感よし、辛味大根でクリームに奥深さを出したソースもマッチ。
微かに甘みを感じるシャンパンがまたよく合います。
お魚料理:ヒラメのグリル、きのこと秋野菜のバルサミコソースをたっぷり乗せて。
つけあわせはカブのミルクリゾット。
合わせたワイン:Gentil d'Aisace と ブルゴーニュブラン(Simon Bize)
野菜の素材はもちろん、少しムニエルっぽいお魚もGOOD.
何より、持ってきてくれるワインがいちいちとっても合う!
お肉料理:横浜ポークのロースグリル黒胡椒風味、ポテトのカリフラワークリームソース
ワイン:ブルゴーニュルージュ(Gerard Mysneret)
こってりポークを黒胡椒で締めてあります。
ポークはとろとろなので、少し固めのポテトの食感とのバランスが絶妙。
ワインも、カベルネではなくピノノワールを合わせたことでポークのコックリ感が引き立ちます。
デザート:桃のコンポートにクリームブリュレを乗せ、その上にアセロラのソルベの3重構造
こってりしたブリュレをさっぱりしたデザートではさんでいるので、食後は爽快感。
サービスも、自然なのに欲しいものが欲しいときに来る。
目配りしているのにそれを感じさせない接客もとっても良かったです。
メインダイニングの内装も素敵!
こんなに幸福でこのお値段。
要予約は当然ですね。