うりこさんのマイ★ベストレストラン 2011

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うりこの夢見るレストラン、恋するレストラン ~ 世界中のすべてのワインが好き♪

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うりこ 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2011年という年は、私にとって少しだけ食べる分別がついてきた・・・そんな年だったように思えます。
まだまだ初心者ではありますが、どういうシチュエーションで、どのようなお店に訪問するとご機嫌になれるのか・・・そんな基本的なことが少しわかるようになった年でした。

とはいえ、、、年を追うごとに、ありがたいことですが、忙しさは増すばかり。
その分、外食の機会は減っていきます。
だからこそ1回1回のレストランの時間を今以上に大切に過ごしたい、そう思った年でもありました。

来るべき2012年。
わかっているのは、今年以上に忙しい年になり、一生懸命な日々を生きなければいけないこと。
そんな一生懸命な毎日を助けてくれるのは、やっぱりレストランで過ごすかけがえのない時間なのかもしれません。

レストランで過ごす時間。
そこには、お皿、ワイン、お店のサービスや雰囲気だけでなく、一緒のテーブルを囲む大切な人々の笑顔があります。
来るべき2012年もレストランで過ごす時間をパワーに変えて走って行きたいと思います。

忘れられない食事の記憶。
それは大切な宝物です。
そんな宝物がひとつ、またひとつと積み重なる1年になりますように♪
そして、そのパワーで、ひとつでも多くのいい仕事をしていきたいと思っています☆

今年出会った皆様、こうしてブログを読んでくださる皆様、今年も1年ありがとうございました☆
来年もどうぞよろしくお願い致します。

うりこ

マイ★ベストレストラン

1位

ロオジエ (銀座、新橋、内幸町 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2014/06訪問 2014/11/09

やはりここがNo1のサービスを誇る場所~銀座「ロオジエ」

(2014年6月)
リニューアルオープン初日にディナーにお邪魔したのは個室のお部屋。
本日はメインダイニングへディナー訪問。
抜群の安定度と心地よさを誇るサービスとともに、飲み頃となったボルドーワインとお皿を楽しみました。
お店の方に撮っていただきました写真をアップしますが、お皿のメモは残していません。いくつかのアミューズの後、キャビア、鴨のジュレとフォワグラ、オマールエビ・マッシュルーム・トリュフ、ジロール茸と味噌のソース・ルッコラとニョッキ等を楽しみました。

絶対に満足できる空間があるという幸せをかみしめつつ、また次回、少し肌寒さを感じる頃にお邪魔します。
誰と一緒でも心地よいサービスを楽しめるレストラン。
間違いがないお店を選ぶのなら、絶対にロオジエと私は答えます。

(2013.10)2013年10月25日ロオジエ再会の日
2年半という時間は、過ぎてみればあっという間。
もちろん色々なことがあったわけですが、過ぎてしまえば今、ここで笑顔で過ごしている。
当時思っていた自分にはなり切れず、まだまだ道の途中ではあるけれど、またこうしてここに、こうして来られたのも何かの縁なのかもしれません。

「このお店にふさわしい女性になりたい」

その思いを新たにしてまた明日からがんばりなさい、ということなのかしら(笑)。

ロオジエリニューアルオープンのこの日、階段を上がるのではなく、下りてお邪魔した先は、新しくなったプライベートルーム。
車で来る場合には、プライベートエントランスからの入場になるそうで、メインダイニングとは反対の場所に位置する個室は、階段を下りて右側に。

写真禁止となったことを知らずにとってしまった一枚は、個人ブログにひっそりと載せておきます。

ボトルでいただいたワインにそれぞれベストマッチしたお皿を上げるならば…
まずは、アミューズ。
すべてがお菓子のようにかわいらしい写真の一皿(個人ブログのみ)。
テーブルの上の清楚ないくつもの白い生花と一緒に眺めると、本当に心が和らぎます。
ルイナールのシャンパーニュのコクを楽しみつつ、大切にいただきました。

白トリュフがアクセントのリゾットには、コントラフォンのムルソーがぴったりマッチ。
その前の、キャビア、キクイモといった食材にも合わなくはなかったけれど、やはりきのこ類がないと何か物足りない気がするのはある程度の白ワインの宿命なのかしら…?などと思いつつ。

モメサンの99年クロ・ド・タールには、アマダイよりも和牛かしら?
アマダイ自体は、細工をしっかり、けれど、とてもシンプルにソースなしでいただくお皿。
その付け合せのカブの酸味が、ワインのまだフレッシュなところに合っていたものの…
シンプルな和牛のロースト香とワインのロースト香、加えて和牛のオイリーなテイストにピノのチャーミングさを合わせた時に生まれる複雑な甘やかさと爽やかさがぴったりだったように思います。

フロマージュ、小さなデセール、デセール、お茶菓子と続いた中での、一番は、フロマージュのアイスクリームの下に宝石のようなグレープフルーツ、マンゴーが敷き詰められていた1品。
ワインの最後を一口を飲み終えた後、しっかり気分を切り替えてからいただきました。

この日に訪れられたことに感謝。
そこに何か意味を持たせるとすれば、
これからも人とのご縁を大切に、仕事とのご縁を大切に、初心を忘れずに生きるということ。
それぞれのプロフェッショナルの道で生きる皆様とのかけがえのない時間に、そして生まれ変わったロオジエに…
ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(2011.3)
再会の日も、きっと最愛のお店~銀座『ロオジエ』
3月31日でひとまずお休みに入った最愛のレストラン、銀座「ロオジエ」。
一時休店を間近に控えた3月下旬、少しだけドレスアップしてディナータイムにお邪魔しました。
この場所で最後のディナー。
忘れたくない時間の始まりです。

華やいだディナータイムの始まりは、ほころび始めた桜色のシャンパーニュから。
いただいたのは、トリュフ尽くしの下記のお皿たち。
コース料理に多数アレンジを加えていただき、ありがとうございます。
(アミューズ・ブーシュ)

(ホワイトアスパラガスのサラダ、黒トリュフ風味)

(ホワイトアスパラガスのスープ、トリュフのロワイヤル)

(帆立貝のポワレ、黒トリュフ添え、ポテトのニョッキとオニオンのジュ、ジンジャー風味)

(ジビエのパイ包み、サルミソース)

(それについてきたサラダにはやっぱりトリュフが・・・)

(チーズ)

(りんごのコンポートと蕎麦風味のアイスクリーム←さすがにここからはトリュフなし、です♪)

(最後はジェラートのみチョイス・・・画像なし)

多数の常連客を抱えるロオジエにとって私はまだまだ日の浅い再訪客です。
このお店に似合う女性になってまた訪問したい。
そう思った感激の初訪問は多分まだ2~3年前のこと。
けれどそれ以降、私の中では一番再訪を重ねたのがこちらのお店です。
結局、お店に似合う女性にはまだまだ遠い私のままでしたが、その課題は再会の日以降に持越しです。
そんな客であるにもかかわらず、訪問するたびに優しく愛おしい時間を楽しませていただきました。

2013年秋、またどちらかの場所で再会できることが楽しみです。
もう少しお店に似合う私を目指しつつ、その日を待ちたいなと思っています。
ここは私にとって愛さずにはいられないお店。
最愛のレストランです。
だから再び会えるその日も、うかがうのなら最愛の人と。
そう心に決めているお店です。

(2011.1一時休止前最後のランチのため追記)愛さずにはいられない~銀座『ロオジエ』
気が付けば3月末はもうすぐそこ。
1月某日、最後のランチタイムを噛みしめに、再びロオジエを訪問しました。
ディナータイムはディナータイムなりの、ランチタイムはランチタイムなりの楽しみ方があって、その表情の豊かさがとても好きなロオジエ。
いろんな違いに加え、時間帯に応じたワインの楽しみ方がちゃんと用意されていること。
それがとても楽しい。
まだディナーの予定はありますが、ランチは恐らくこれが最後。
そんなこの日は、バイ・ザ・グラスでワインを楽しみました。
まずは、アミューズ、カリフラワーのムース・ウニのブラン。
ブラン・ド・ブランのシャンパーニュがまだ残る中、早めにオーダーしたのはドニ・モルテの白。
合わせたかったのは、ラパンのガランティーヌとリエット、ベルジュ風味、パンポワラーヌ添え。
しっかりした食感を楽しみながら、白ワインの(お昼にしては)しっかりした凝縮感を合わせて。

デュガの赤をオーダーし、お次は的鯛のポワレ、キノコとキャベツのピューレ、マトロートソース。
鯛⇒白、ではなくソースに合わせて赤を。
もちろん、お店にエスコートされながらの選択ですが…

デザートは、メレンゲとレモンクリームのタルト。

この日のオーダーは、一番皿数の少ないブルーのコース。
それなのに、ビックリするほど満腹感を感じたこの日。
最後のランチを噛みしめようとゆっくりゆっくり楽しんだからかしら。
ワインを堪能し過ぎたからかしら。
あ・・・人の分まで手を出してパンを4個(いやそれ以上?)いただいたから…ですね(^^;
そうだ!次回は写真も撮らなくちゃ!
幸せな笑顔が写真に収められるよう、次の訪問までの日々も充実した時間を過ごしたいな。
万全の体調と精神状況でうかがいたいお店。
ロオジエ、らぶ♪なのです。

(2010.6)
今回の訪問で心に残ったのは、やっぱりロオジエのサービスは素晴らしいな、ということ。
今までこちらのお店に通う私を見ていて下さったお店の方。
サービスに対する感性を把握して下さり、そのとおりにサービスができるお店の力量。
大切な方と過ごせる安心できる場所です。

(2010.5)
5月某日、初めての土曜日ディナーに訪問。
平日に比べると明らかにドレスアップした女性の多い店内。
そして、相変わらず男性比率の高いディナータイム。
年配に愛されるお店はとても素敵なお店だと信じている私ですが、この日の客層はまさに「素敵」の一言。

フォワグラ、乳飲仔羊に合わせてチョイスしたボトルワインは、2000年のサン・ジョセフ ヴィーニュ・ド・ロスピス(E.ギガル)。
落ち感も香りも楽しめそうなこちらのワイン、とりあえずコースに先駆けて抜栓いただきました。
なお、この日選んだコースメニューは以下の通り。
・アミューズ・ブーシュ
・鴨フォアグラのコンフィ リンゴとリュバーブのチャツネ
・ホワイトアスパラガスのスープとパセリのフラン
・帆立貝のヴァプール キャビア添え ポワローとからすみのクリーム
・乳飲み仔羊のロースト ガーリック風味のジュトランシェ
・フロマージュ
・イチゴのハンバーガー シナモンとレモンのクリーム ルバーブのシャーベット

この日予定されていた複数のイベントも無事終了し、追加で嬉しいニュースも飛び込んだこの日。
そんな一日の終わりに訪れたロオジエ。
この約2ヶ月、私にしてはとても頑張りました。
一区切りついて、ふと視界が広がったのがこの日。
そんな夜に花を添える素敵なプレゼントまでいただき、大好きなレストランの思い出がまた一つ増えました。
よく頑張った自分をちょっと誇らしく思う気分で眺める景色は…ずっとずっと見ていたいと思う、心に残る素敵な景色でした。

(2010.4)
こんなに足しげく通うのは自分の意志というよりも単なる巡りあわせ。
ご一緒する方からこちらのお店をリクエストされる幸運が加担するから。
大好きと想うほどに心地良くなっていくお店で、この日もとても幸せなランチタイムを過ごしました。

いただいたお料理は、アミューズ・ブーシュの後、
フォワグラと青森産シャモロックのテリーヌ、ヘーゼルナッツのオイルと春野菜を添えて
静岡産ニジマスのポワレ、カレー風味のレタスソース、スペッツル添え
ヴァニラと赤いフルーツのパルフェ、ヒナゲシの香り
デセール前に少しだけフロマージュも。

考えてみたら一番皿数の少ないブルーのコースをいただくのはこれが初めてです。
でも…以前もこちらでいただいたブラン・ド・ノワールのシャンパーニュ(2000年)とシャンボール・ミュジニィ・レ・クラ、それにグラスでオーストリーのグリューナー・フェルトリナーをいただきましたので、カロリー的にはブルーでも120%満腹、満足です。

次回予約はまた来月。
その日ちょっとしたことが見える予定だから。
人にとってはささいなこと。
でも私にとっては価値のあること。
その日、きっと私の手に。

(2010.3)
いつもながら、そのサービスには頭が下がりっぱなしのこちらのお店。
この日私が癒されたのは…
お店の方が覚えてくださった過去に受けた数々のサービス。
そして、素敵な言葉の贈り物。
それがこの日の私を復活させてくれました。
やはりここは愛さずにはいられないとても大切なお店です。

(2010.2)
お店に向かう私を見つけて「お待ちしていましたkey様」と声をかけていただくところから楽しみなロオジエタイムがSTART。
私の顔だけでなく、食の好み、これまでにいただいたワインやご案内いただいたテーブルなど。
お店の方が色々覚えて(控えて?)くださっているのは素直に嬉しい。
従業員の定着率がよろしいようで、初対面の顔が存在しないことも、「行き慣れた」と勘違いさせてくれて居心地が良いもの。

お邪魔すると心から温まる気がするのですが、それが私にとってのこちらのお店の価値です。
来るだけでリフレッシュ出来るなんて、ある意味お手軽?と思います。
私が愛さずにはいられないお店、分不相応な店であることは否めないけれど。

(2009.11)
よくグランメゾンはお昼と夜の顔が全く違うと言います。
グランメゾンのディナー自体ほとんど未経験の私ですが、この日はお皿の数を除いてはほとんどランチと差がないように見えました。
しいて違いを挙げるとすれば、スタッフの笑顔が昼より柔らかいこと。
自分でも「なんじゃ、それ???」の感想です。
単純に顔を覚えていてくださるお店の方が増えたためであって、昼と夜の違い、という理由ではないかもしれません。
この部分は、次回お昼と夜にあまり間をおかず訪問する機会があるので、その時に確認してみたいと思います。

(2009・8再訪)
ランチに再訪。
そして、サービス、ワイン、味の傾向がやっぱりとても大好きだと改めて実感。
評価を5に引き上げて、これからも大切なお店として愛していこうと思った訪問でした。
(今回の予約では、電話の応対で何度か不快な対応があったのですが、これからも大好きなお店であり続けて欲しいという気持ちから、思い切ってお店の方に伝えました。快く聞き入れていただいたように思っています。)

前回訪問時よりややワインに詳しくなった私の目から見ると、全般的なサービスはもちろんワインに関するサービスも本当に素敵。
例えばこの日のムルソーは、ホストテイスティング時にワインの温度を教えてくださいましたので、
「あと2度ほど下げて、徐々に適温まで温度を上げてほしい。1杯目は涼感を、2杯目は香りを立たせるように。」
などというオーダーも可能でした。

次は秋のディナーを予約済み。
特にディナーはなかなか気軽に誘えるお店ではありませんが、賛同してくださる方と2人ひっそり行ってまいります(^^)。
~オーダーしたお料理、ワインはブログにて詳細に記載しました。
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念願のロオジエ。
ディナーでお邪魔するには敷居が高くて、大人気の土曜ランチを3ヶ月前から予約して訪問しました。
誇り高き銀座のグランメゾン、その扉を開けると、そこには大人の女性だけに入国が許されたエレガントなお菓子の国がありました。

3つ星レストランとして数々のメディアに登場するロオジエ。
写真で見知った店内は、スタッフの皆様の心遣いによって、想像していたよりずっとずっとリラックスして過ごせる空間でした。
入店時には、迎えるスタッフ、メニューを配るスタッフ等々ダイニング内に溢れるスタッフの数に、ミーティングに紛れ込んでしまった(笑)かのような印象を受けてちょっと身構えてしまいましたが、間もなくそれぞれの持ち場について、堅苦しさは消えました。
お客様以上のスタッフの数で上質のサービスを維持しているんだなあ、と実感。

本日は9000円の真ん中のコースをオーダー。
アミューズブーシュ、前菜(鴨肉のタルタル、グリーンペッパーのアイスクリームとベルガモット風味のキャロットピューレ)、スープ(グリーンピースのスープ)、メイン(ホワイトアスパラガスのロワイヤル イカのクルスティーニと共に)の後には。。。。お菓子の洪水が!

プレデセールとして、ソルベ、クリームブリュレ、マカロン、ローズゼリー、焼き菓子等々が供され、続くメインデザートは苺のサヴァラン キルシュのアイスクリーム、その後プティフールとしてデザートワゴンに20種はあろうかというプティフールの数々。
もうお腹いっぱい!と言いつつ、ついついミニシュークリームとゆずのタルトをオーダー。

最後のデザートの打ち上げ花火のようなフィナーレは感動でしたが、心に残ったお皿は、メインのホワイトアスパラガスのロワイヤル。
格調を下げる言い方をしてしまえば、洋風茶碗蒸しに綺麗にそろえたアスパラが林立した一皿。
ですが、、、もちろん美しさと味の上品さはそんな言葉じゃ表現できないもの。
是非写真でこの美しさをご覧ください!

ついでに、メインデザートのすばらしい彩りも。(もちろん味もグッド)
デザートは全体的に甘さ控えめ。
パティスリーが別に10名近くいるそうですから、甘さでごまかさない繊細なデザートが作れるんだと思います。
お腹いっぱいのはずなのに、この美味しさ!ついつい進んでしまいました。

また、ワインの品揃えもさすが。
どれを選んでもハズレがないのはもちろん、赤ワインを綺麗に開いてくださったサービスも見事でした。

このお店で颯爽とサービスを受けられる、そんな素敵な女性になってディナーにお邪魔したい。
心からそう思いました。

  • アミューズ・ブーシュ
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

マダム・トキ (代官山、中目黒、神泉 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999

2025/09訪問 2025/12/14

懐かしさを超えて新しく美味しく、そしてやはり好きな場所

最後に訪問してから約10年が経過し、再訪を果たしたこちら。
東京のレストランシーンは目まぐるしく変わるけれど、ここは変わらない進化を遂げつつも一層要求水準が上がっているお客様を受け止められるお店であり続けていることがとてもうれしく、素晴らしい時間を過ごしました。
働いている人も、私も、それぞれ相応の月日が流れたのだけど、数々の美味しかった、楽しかった、幸せだった日が思い出されながらも、今のほうがもっと自由で、もっと美味しく、もっと幸せな日々を過ごせていることを実感させてくれる場所に変化していることがとても嬉しい。
また、新しい再訪店リストに加えて、お店が続く限り細々と再訪を続けたいと思います。
本日のお皿は以下の通り。
とてもクオリティの高いお皿に、すべてが「とてもおいしい」満足を感じました。

アミューズブッシュ(トウモロコシのムースが◎)
白桃のヨーグルトスープ
タラバガニとマリネしたメークイン、焼きナスのムースリーヌ
オマールブルーと白イカ
フォアグラとアナゴ、イチジク
ピジョンのロティ
チーズプレート
デザートワゴンから気持ちだけ

また来年行けるといいな。
(2013.12)
今年1年を締めくくるファインダイニング
会場に選んだのは、お世話になっているマダムトキ
定期的にこちらを訪れていたい方、一度は訪れてみたいと思っている方、そんな方々と一緒に今年最後のご褒美ディナー
1年間頑張ったね、私たち…的な意味合いを込めて選んだのは、12600円(サービス料別)のコース

ヴィンテーシャンパーニュから始めたお料理のみを振り返ると以下の通り

アミューズギュールは、タスマニアサーモン、カモのリエッ、フロマージュブランの変化を楽しみながら

オーガニック蕪のブランマンジェ、色鮮やかなその葉のムースリーヌ

天然ホタテガイのポワレ、ソースピストゥー、カリフラワーとアンチョビのムースリーヌを添えて

青森産天然ヒラメのロティ、しっとりと香ばしいポテトのコンフィとソースラヴィゴット

エゾ鹿ロースのロティともも肉のカルパッチョ、2種の調理法を楽しむエゾ鹿

フロマージュを挟んでいただくデセールはあまりにお腹がいっぱいのため、バニラアイスクリームのみ

さぁ、張り切って来年に向かいましょう
1年間はあっという間だけれども、それなりに信念を持って過ごせば、1年間というのは、それなりの何かを残せる時間
来年の終わりに、今年もいい年だったと振り返れる時まで、しっかり前を向いて歩かなきゃ
そんな風に思わせてくれた…こちらはやっぱり私にとって、大切なお店のひとつです。


(2012.11)今年最後の~代官山「マダムトキ」
一度くらいはご一緒に。
そんな言葉に誘われて、11月のある日、大好きなマダムトキのディナーに再訪しました。
1階のメインダイニングでは、演奏付きのウェディングパーティー
そんな最高のBGMが上って来たのは、大好きな2階のダイニングスペース
こじんまりとした空間に幸せのお裾わけをいただきつつ、この日はコース料理をいただきました。
こちらのお店が初めての方が多かったならば、チョイスはコース料理から。
それが私のセオリーです。
暗い店内で、写真に収めたのは、こちらだけ

また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
そのサービスの素晴らしさに、同行者一同が感激して下さったところに、「さすが」と感じさせていただきました。

(2012.6)みなさんにありがとう!
6月の初めの平日。
皆さんと少し豪華なディナーを、と訪れたのは私の大好きなお店「マダムトキ」。
皆さんにとってお祝いのひと時を心地良く過ごしていただきたく、大好きな2階のフロアで過ごしたこの日。
最初から最後のデザートまで。
盛り上がり過ぎて、過ぎた時間はあっという間の4時間。
仲間っていいな。
つくづく思ったこの日。
楽しいばかりじゃないけれど、苦しい時も頑張ろうと思えるのは、皆さんのおかげだと思うのです。
ありがとうございました。

(2011.12)今年もありがとうございます。
代官山のマダムトキ。
私にとっては、定期的に訪問していたいお店の一つ。
年内にもう一度、と、訪問したのは12月もほとんど終わりかけた、ある日のディナー。
「せっかくならご一緒に」と言って下さった皆さまとグループで訪問です。

白子に惹かれてオーダーしたのは7,900円のリーズナブルなコース。
一応1枚だけ写真を撮りましたが、その作品は以下の通り。
(食べログでは写真はカット・・・)

相変わらず私の腕では綺麗な写真は難しい…
というわけで、この日の写真はこれで終了。

簡単にいただいたものを記すと
・アミューズは、タスマニアサーモンのマリネとコンソメのジュレ等
・まぐろと野菜のテリーヌ、マグロの中トロを軽くマリネして表面を網焼きしたもの
・カボチャのブルーテ、サバイヨンソース
・底にコンソメのロワイヤルを敷いた鱈の白子
・メインに選んだのは蝦夷鹿のパイ包み、フォアグラ、紅玉林檎、黒トリュフが、香りと味の隠しスパイス
・グラニテは、はちみつレモン
・最後のデザートはワゴンデザートはやめて、オーダーでいただく軽めのモンブラン

一年間、ポイントポイントのお食事で大変お世話になりました。
来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
当初に比べて、ワインもどんどん面白くなるこちらのお店。
お皿、雰囲気、サービスにワインが加われば、こんな心地良い場所はありません。
クラシック好きな私にぴったりはまったお気に入りのレストラン。
次の訪問が今からとっても楽しみです。

(2011.6)
記念日には興味がない私ではありますが、去年に引き続き、今年の誕生日も、素敵なレストランで。
豚に真珠とはまさにこのこと・・・すいません・・・
今年、とても幸せな時間を過ごしたのは、私の大切なレストラン「マダム・トキ」。
日も長くなってきたこの日、暮れゆく陽の光を味方に、お皿の写真も撮影。
いつもは光量が足りずに断念するのですが、2階の窓辺席をいただいたからこそ、の特典です☆

アミューズは、フルーツトマトとイチゴを使ったムースにトマトとリンゴのジュレを乗せて
そして、シャラン鴨のリエットです

1本のワインを大切に大切に飲むのが好き。
ということで、グラスシャンパーニュの後は、いきなり赤ワイン。
私にとって大切な年のエルミタージュをいただきます。

本日のチョイスは、カルトから。
当店のスペシャリテ、ラングスティーヌのカダイフ巻き。
このおデブちゃん具合がとても愛しいラングスティーヌ。

本日のお肉料理は、鴨。
とてもいい鴨が入りました、とお勧めされたお皿ですが、「とてもいいカモが入りました」と書くと…なんだかヤクザな世界になっちゃいます(>_<)

まだ残るワインをゆっくり楽しみたく、フロマージュもいただきます。
ワインの酸味とチーズの酸味がぴったり。
とても幸せな時間です。

せっかくのお祝いならば、やっぱりデザートワゴンも楽しまないと!
と言いつつ、この日は3つのケーキをチョイス。

通いなれたお店で記念日を過ごすということ。
思い起こせばあまり記憶にない行動です。
自分の行動パターンに縛られて生きるのは、とてもつまらないこと。
ひとつ年を重ねるにあたり、これからも「いつもとはちょっと違う」にためらわない私でありたいな、と思います。
素敵なお誕生日を本当にありがとうございました♪

(2011.4)
4月某日、お気に入りの「マダム・トキ」にディナー訪問。
レストランには昼と夜の顔があると思っていますが、こちらのお店もそんな感じ。
前回うかがったランチとは全く別の夜の顔を堪能してまいりました。
なお、落とした照明の下で撮った写真は相変わらず炭のよう…
せっかくの美味しさが伝わらないのが不本意ですので、写真はUPしません。

震災の影響でこの日の営業は10,500円のプリフィックスメニューのみ。
冷前菜、温前菜、お魚、お肉とそれぞれが2種類からのチョイス。
デザートはいつも通りデザートワゴン又はプリフィックスデザートのチョイス。
今回いただいたのは以下の品々。
・アミューズ:フルーツトマトとイチゴのスープ
・冷前菜:ホワイトアスパラのブランとグリーンアスパラのオランデーズソース
・温前菜:ラングスティーヌ、リードヴォーにたっぷりの春野菜を添えて
・お魚:桜でスモークした鰆のミキュイに24カ月のミモレットを散らして
・お肉:被災地支援メニュー、岩手産のホロホロ鶏のバロティーヌ、ラタトュイユを添えて
・デザート:ベリーのミルフィーユにアイスクリームを添えて

落ち着いた夜のマダムトキ。
週の初めは、特にその落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
繰り返し繰り返し訪問して、その良さを何度も味わっていたいお店です。

(2011.1)私を幸せにしてくれるお店
私の中で特に気に入っているフレンチのひとつがこちら。
初めて訪問したのは確か一昨年のこと。
それ以降すっかりお気に入り。
季節ごとには訪問していたいお店のひとつとなっています。

そんなお店に年明け早々ランチ訪問。
これまでの訪問は全て夜でしたからランチトキは初!

休日出勤後の少し遅めのランチタイム。
お席をいただいたメインダイニングは、ちょうどデザートワゴンがスタートする一番あわただしい時間帯。
休日ランチを楽しむ方で満席の店内は、(恐らく)全てのスペースを使用してのフル稼働状態。
まずはその店内の様子にこれまで見てきた夜の姿との違いを感じます。

アミューズにいただいたのはりんごのジュレ、アボガドのエスプーマです。
その差し出し方にいつものトキの柔らかい接客を感じながら。

前菜は蝦夷鹿もも肉のカルパッチョとグリエした野菜のマリネ。
しっかりした野菜の歯ごたえが良質を感じさせる一皿です。

栗かぼちゃのブルーテ、セップ茸の軽いサバイヨンと塩鱈のブランダードを浮かべて
自然な甘味とちょうどいい固さの食感がこの日の気候みたいだな、と思った一皿。

ここで南フランスの白ワインをグラスでいただき、アンコウのムニエル、豚バラのヒュメ、下にはラタトュイユとその中にクスクス。
白ワインの中に混じるかすかなヴィオニエの香りはお皿を邪魔しない程度に控えめに。

ラングスティーヌのポワレ、季節の野菜、ブイヤベースのジュ。
プリップリのラングスティーヌは大好物。
こちらでオーダーしたラングスティーヌのお皿に今までハズレはなし、です♪

そして、お楽しみデザートワゴン。
ちょうど2回転目のデザートワゴン。
新しく乗せられたホールケーキも二つ三つ。
まだ完璧な形を留めたホールを見ていると、あれもこれもとほしくなり、結果6品も!

夜のお席でここまでの満席は経験ないので、正しい比較かはわかりません。
けれど私は夜のほうが断然好きだな、と思います。

昼間の明るさ、お得感、昼ならではの良さもありますが、夜にはまた違う良さがあります。
満席の夜はわからないけれど、静かで温かくて、タイミングが良いのに決して邪魔をしないサービス。
それが夜ならではの特別な表情のように感じるのです。

窓から漏れる洋館の明かり。
その明かりの中に向かっていく高揚感。
迎え入れていただいた扉の内側に見える「ようこそ」の微笑み。
そしてゆるやかに流れるように進んでいくディナータイムのくつろぎの時。
そんな途切れないストーリーを感じるのもやっぱり夜ならでは。

ランチはランチで楽しいけれど、次はディナーに行きたいな。
大好きなお店の良さがきちんとそこにあることを確認していたいな、と思うから。
ここは私の大好きなお店。
だから大好きなままずっとそこにあってほしいと願う気持ちも強いお店なのです。

(2010.7)
7月某日。珍しく3人で訪問したので更新。
そこまで好きなお店なら是非一緒に行ってみたいわ、とおっしゃっていただけた方々とともに。
この日のお席は1階のメインダイニング。
初訪問なら一番オーソドックスなスタイルを知っていただきたくてチョイス。
昔ながらの洋館に使われる昔ながらのすりガラス。
そんなクラシカルな場所でお皿とワインを楽しめば、日々の細かい仕事のことなど頭からすっかり飛んでしまいます。
いつもいらしていただいている大切なお客様、と言わんばかりのサービスは…
今の私にはまだちょっとこそばゆいのだけど、でもいつかそう言われるお客様になりたいお店。
私の中のお店への信頼感も加わって、いつも確認する「やっぱりここは好きな店」の気持ち。
自分を大切にしてあげたくなる時、思い出す大好きなお店。
だから、大切な人と一緒に訪問したいお店です。

(2010.4)
この日も1階で幸せなカップルの結婚式。
2階の小さな空間に案内されてディナーを楽しみました。
予約の際、「2階で窮屈」と言われるのですが、個人的には1階よりも2階のほうが落ち着きます。
一人の訪問が多いから…というのもひとつの理由かもしれませんが、このこじんまりとしたスペースの温かさが私の中の『マダムトキ』のイメージなのです。

この日もカルトオーダーでいくつかのお皿とワゴンデセールを堪能し、優しい時の流れを存分に楽しみました。
上手にお皿を組み合わせていただいたこの日。
同行者のお皿に合わせて、好んでいただけそうなワインをいくつか提案したこと以外…ただただほわ~っとお気楽に過ごさせていただいた幸せな時間。
お店の雰囲気、テーブルの温かさ、サービスして下さる皆様の笑顔、一緒の空間に居合わせる他のテーブルのお客様、素敵なワインと素敵なお料理…どれもこれも私を幸せにしてくれる大好きなお店。

これからも定期的にお邪魔したいと思います。
概ね一人で。たまには二人で。もしかすると三人以上で…
でも、ここは私を幸せにしてくれるお店。
ご一緒するとしたらやっぱり私を幸せにして下さる方がいいな、と。
(それはわがままかしら…?)

お見送りいただいた初対面のシェフもやっぱりとても優しそうな方。
「どんな方かと思いまして」の言葉に、大抵お一人様でうかがう私に対するもの珍しさ?を感じつつも…
きっとまたお一人様でお邪魔します!
こんな奴ですが…これからもどうぞ末長くよろしくお願いしますね♪

(2010.1)
たくさんの自家製パン、落ち着いた雰囲気、アラカルトも可能なメニューなど。
私にとってとても魅力的な代官山『マダムトキ』。

この日は披露宴が行われているため、初めて2階のレストランスペースへ。
アプローチから別の扉へ。
階段を上がって、楽屋裏見学の気分で2階のお部屋に案内いただきました。

1階に比べると随分こじんまりとしたスペースには、テーブルが5卓。
1階とは違った心地良いスペースです。
より家庭的な雰囲気があり、これはこれでとても良い感じです。
先客は、この雰囲気にぴったりな家族連れ2組、カップル1組。
そんな中、一人ぼっちのディナー…

今年の目標は一人フレンチディナー!だったのですが、そういえば一人フレンチはこの日が初めてではありません。
年始に思ったほどの大きな覚悟は必要なく、気付いたら行きたい時に行きたいお店に訪問していました(^^;。

この日オーダーしたのは、アラカルトでチーズ含め3皿。
ワインはハーフボトルを1本。
Beaune 1er Cru "CLOS DES PERRIERES" 2005/ Francois GAP et Fils
食前のシャンパーニュは最近やや食傷気味のブルーノ・パイヤールだったためパス。

(まずはアミューズ、白インゲンのスープとタラのブランダード。添えられた網目のクラッカーが香ばしくて!)

(本日のスープ2100円。フランスと日本のごぼうをミックスしたスープにユリ根を入れ、真ん中にはイタリアの栗を練り込んだラビオリでフォワグラとホタテを包んだものを浮かべます。ラビオリの周りにはアサリで香り付けしたミルクのエスプーマ。ごぼうの苦みに賛否両論があるこちらのスープだそうですが、いただいている赤ワイン、ボーヌ1er Cru2005年の若いタンニンとマッチしていてとても美味しかったです。)

(本日のジビエ5000円、蝦夷鹿のローストに濃厚な赤ワインソース。添えてあるのはトリュフを混ぜたポテトのピューレと日仏のキノコのソテーに丹波産イノシシのベーコン、トリュフを加えたサラダ仕立てです。通年食べられる蝦夷鹿ですが、一番美味しくいただける季節に味わうのがやっぱり幸せです。)

1階の披露宴には47名のお客様が入っているそう。
直接は見えませんが、その幸せな熱気は2階にも伝わってきます。
歌のプレゼントやお祝いの言葉が時にはっきりと聞こえるから。
そんな音量を気にして、お店の方が入れ替わり立ち替わり2階をさり気なく確認しにいらっしゃいます。
そんな気遣いも素敵なお店なのですが、個人的には誰かの幸せの瞬間に微妙に立ち会えたことはとても光栄なこと。
階下のざわめきさえも、人のぬくもりを感じる心地よい時間となりました。

(デザートではなく、最後にチーズを。チーズの風味に合わせて選んでいただいた桜のはちみつ。お店の方の想いがこもった素敵なお話も聞かせていただき、チーズタイムも大満足。合わせて優しいジュヴレイ・シャンベルタンもちょっとだけ味見させていただきました。)

レストランに求めるものはきっと人それぞれ。
私も、ワインだったり会話だったりムードだったり…個々の要素をあげれば色々あるのでしょうが、要は幸せになれることが一番の条件。
ここは私を幸せにしてくれるレストラン。
頑張った誇らしい気持ちの中、真っ先に浮かんだお気に入りの1軒。
まだ満席で断られたのは1回だけという幸運なお店でもあります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。
また幸せになるためにお邪魔しようと思います。

(2009.7)
「きっと気に入る予感がする」
そういうお店ってありませんか?
行ったこともないのに、なぜかそのお店の空気が自分に合うと思えるお店。
この日うかがったマダムトキは私にとってそういうお店の1軒。
訪問したい気持ちがありながら10年近く経ち、ようやく初訪問です。

結論から言うと、予感は当たり。
総合評価4.5としたのは、2回以上訪問したお店にしか最高評価を付けないポリシーだから。
年内に再訪問を果たしたいと思っており、その時に今回と変わらないお店の空気を感じたら、評価を5に上げたいと思っています。

今年30周年を迎えるこちらのお店が提供するのはまさに正統派のフレンチ。
いつもの私なら、正統派のフレンチは重くて・・・
ランチならまだしもディナーなんて・・・
となるのですが、クラシカルな店内で心地のよいサービスを受けながらいただくお料理は、「このお店にはこういうお皿でなきゃ」と素直に思えました。
「一番あっさりしているお皿はどれですか?」などという無粋な質問もせず、この日は10500円(税込み、サービス料10%別)のコースに沿ってお店の世界を堪能しました。

今回お料理写真はありません。
照明抑え目の店内でフラッシュなしで撮影したのですが、画質は厳しく、せっかく美味しかったお料理の良さが見えない写真しか撮れなかったので。
代わりに、10500円のコースメニューと同行者のオーダーした7900円(かな?)のコースメニューの写真を掲載します。
お皿ごとの優劣をコメントするより、お店の雰囲気、サービス、お皿の構成、各お皿の味の調和がとても素晴らしかった、というコメントを残したいと思います。

このメニューだと分かりませんが、たっぷりのバターとともに供される自家製のパン6種、最後のデザートワゴン11種はいずれも秀逸。
数で勝負!の世界ではなく、どれも1品オーダーに耐えられるもの。
アヴァンデセールもとってもレベルが高かった。
最後まで「美味しいね」の言葉が絶えないお食事を楽しませていただきました。

ワインは、グラスでシャンパーニュ1種、白1種、ロゼ1種、赤3種の品揃え。
この日はシャンパーニュ以外私が最初のお客さんだったので、ボトルオーダーと変わらない雰囲気でいただけてラッキーでした。

うかがったのは平日の夜。
お客様は3組だけでサービス陣とお客様の数がほぼ同数。
2ヶ月前に週末ディナーを予約しようとした時には満席で断られたことを考えると、週末に混み合うお店なのかもしれません。

いずれにしても、年内にもう一回。
是非訪問してみたいと思いました!

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3位

ラ・ロシェル 南青山 (表参道、外苑前、明治神宮前 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2012/06訪問 2012/09/09

夢のような現実を〜表参道「ラ・ロシェル南青山店」

(2012・6)ふるさとのできる日~南青山「ラ・ロシェル」
長年過ごした場所を離れる日。
それは、新しいふるさとができる日。
そんな人生の中で何度もない記念日には…ぜひとっておきのお店で過ごして欲しい。
綺麗なだけじゃない、美味しいだけじゃない。
今日が特別だよって、貴方が特別だよって扱ってくれる場所。
だから、この日はこちらを選択。
お世話になった方のその日を祝っていただきました。
いただいたお料理の中で写真を残すのは、本日はこの一枚のみ。

気軽に行けるお店ではありませんが、何かあった時に訪れたい。
そんな素敵な場所を持っていることを幸せだと思った初夏の一日。
本日もありがとうございます。
たくさんの笑顔を作っていただきました。

(2012.2)イベントに訪問
2月某日、久しぶりに訪れたのは、狙ったわけではなく、たまたま記念ディナーの日のこと。
これもきっと何かの縁と、踏み入れたのはいつもとはだいぶ違ったお店の中。
レストランというより式場のイメージ。
ウェディング利用も多いと聞いているこちらのお店。
きっとその時、会場はこんな風にコーディネートされるのだろうな、と思います。

いつもの丸テーブルに、この日は、6人で合い席(と言いますか?)。
この日のお皿に合わせた(という)4種のワインを待ちわびている空のグラスが、テーブル狭しとぎっしり並びます。
オーナーシェフと石井シェフの共演の夕べ、楽しんだお皿は、以下の通りです。

ボルドー産白アスパラを桜海老の香りとキャビアで(石井さん)、シャラン産鴨肉のタルタルにオレンジのパルファン(坂井さん)

北海道生うにのフラン仕立てに白ミル貝と聖護院カブのソースで(坂井さん)、赤ビーツのコンソメにブレスさんの若鶏と生ハムを入れて(石井さん)、ブルターニュ産オマール海老のコンソメとムース(石井さん)

カオール産のフォアグラと茸を根セロリセルフィーユの味覚で(石井さん)

日本海真鯛のベーコン巻きロティーと白子のフリット、黄カブを添えて酸味のあるコキヤージュのケッパー風味(坂井さん)

エゾ鹿のフィレ肉をゆっくり日をいれ、股肉を春巻きの皮で包み、黒トリュフのエレガントな香りで(石井さん)

大きな金柑とみかんにイタリアンパセリのアイスクリームと軽い洋ナシの風味を乗せて

デザート類は省略

いつもとはかなり雰囲気を異にしたこの日のイベント。
これはこれで楽しいものですが、落ち着いたディナー、ゆったり楽しむワイン…そんないつもの楽しみ方がやっぱりちょっと恋しいかな。
また季節が変わる頃、きっとお邪魔します。
楽しいイベントをありがとうございました。

(2011・9再訪)
9月某日、ディナータイム。
これで3度目となった同店への訪問。
このお店にあるのは、精緻な構成の上に、絶妙なバランスで成立しているお皿。
それを一番の楽しみに訪問するお客様がたくさんいらっしゃる中で…
相変わらず、お目当てのワインを楽しみに訪問している私。
今日いただくのは、珍しく白ワイン。
そして、味わいがとても個性的な1本です。

初めての平日訪問だったこの日。
休日より客層が落ち着いているように感じるのは、ビジネスマン利用が多いからでしょうか。
いつもにも増して、しっとりした雰囲気を感じながら、この日は以下のお皿を楽しみました。

(最初の一口は、小平のきゅうりと、生ハムを使って、そして、クレーム・ド・トリュフ)

(三つのお楽しみは、左側が透明なガスパチョ、そしてその中にピーマン、キュウリと帆立の燻製を入れて。真中は、エピスで華やかな香りを添えたシラスのフライ、右側はカボチャのスープの中に、鴨の胸肉のローストとお米で作った麺を揚げたもの)

(最初のオードブルは、イカ墨のジュレ、トマトのマリネ、海老のムースには新玉ねぎの甘さやキャビアがアクセント、ソースは海老を活かして)

(2番目のオードブルは、大好きなエスカルゴを使って。使われたセップ茸はソテーと蒸したものの味わいの違いを感じられるように仕上げたお皿。グリーンピースのジュレ、下にはポレンタがしっかりと脇役。エスカルゴのフライに使っているのは、パートブリックを細く切ったもの。ベトラブの上にフライした丸いエスカルゴ、その上の焼きトマトさんのアクセントはゴマとエスカルゴバター。なお、白いお花はニラの花。ベトラブの上のエスカルゴの丸いフライにはトマトと)

(低温で火入れしたノドグロ。添えられたムースには、海老、帆立、イカのムース。ユウガオのブレゼとオゼイユを散りばめて。ズッキーニの花とラタトュイユが少し南欧アクセント。ソースはレモン果汁ベースにクリーム、バターを使ったもの)

(メインは、ホロホロ鶏。左は紫ジャガイモ、白い小豆や黒キャベツで彩りがとてもきれい)

(カモミールのグラニテ)

(右側は梨のジュレ、ピスタチオ付きのパルフェにはゆずの香りのアクセント、左側は梨のコンポートで上に蜂蜜ミルクの泡)

(ラストデセールは、木イチゴのカスタードシューとカボチャのシューです)

う~ん…毎回工夫がいっぱいあって、メモを取りきれないのが悲しい…
けれど、美味しく楽しい記憶がいつまでも大切な思い出に残ればいいのかしら?なんて(^^;
今宵も楽しい時間をありがとうございます。
またひとつ、思い出をいただきました。
次回のお約束が今から楽しみです。

(2011.8再訪)
初訪問時にお約束した2回目のディナー。
楽しみに待ったその再訪は、8月のとある日のこと。
ふわ~り優しいお皿たちに合わせたのは、厳選した?ワイン。
明るさの中におしとやかな繊細さを感じさせるブルゴーニュのワイン。
ワインがあって、お皿がある。
そんな贅沢な楽しみ方を許していただけるお店でこの日味わったお皿から2点のみご紹介。

(アマダイに3種のバジルの風味とクスクスのピュレ)

(最後に、ブラックベリー、プラムなどベリーたっぷりのパイです)

本当に「ふわ~り」の語感がぴったり来るこちらのお店。
次回は来月。
その日がとても楽しみです☆

(2011.6)
グルメサイトのレストラン検索で何度もお見かけしたこちらのお店。
けれど、これまで私の心をあまりキャッチしなかったのは、いくつかの支店の存在のせい。
こちら南青山店のほか、渋谷店、溜池山王店など同じ名前が付いたお店の存在がもたらすのは、良く言えば安心感。
けれど…私が無知なせいかもしれませんが、それぞれのお店に個性を感じることが難しくなってしまい…あえて訪問する機会を作らずに、ここまで来てしまいました。

そんなお店に訪問するきっかけは、例によって提案から。
レストランで過ごす時間は、日によって、お皿によって、そして、ご一緒する人によって大きく彩りを変えるもの。
私と過ごすディナーの時間、そんな提案をいただいたから。

教会と同じ敷地内にあるこちらのお店。
数少ない土日の営業日には、かつてこちらのレストランで挙式をなさった大勢の新婚さんたち。
記念日の1日を本当に大切そうに過ごす皆さまの中に混じって、何でもない普通の1日を記念日のように大切に過ごそうとお店に足を踏み入れました。
肩の凝らない程度にドレスアップして向かった表参道。
楽しい時間の始まりは、コーナーのテーブル席で。
口の中でほろほろと溶けて行くような優しい味わいのお皿たち。
そこに秘めた精緻な構成は、残念ながら今の私にはハイレベル過ぎて理解できません。
けれど入門者の私でも、包み込むような優しさに素直に嬉しさを感じられるお皿たち。
出会ったのはそんなお皿たちでした。

十分素敵なレストランを、とても素敵なレストランに変えたのは、見せていただいたワインリスト。
見つめているうちにあっという間に時間が過ぎたそのリスト。
ワインがないフレンチなんて…と、つい言ってしまいたくなるほど私好み。

とても素敵なレストランを、必ず再訪するレストランに変えたのは、そんな私の楽しみ方を本当に喜んで下さった方々の存在。
この日選んだワインは、乾杯のシャンパーニュの後に、珍しくボルドー。
世界中のすべてのワインを愛しているけれど、こういうお店でいただくボルドー、ブルゴーニュにはやはり特別な魅力を感じます。

いただいたコースは12,600円(サ10%別途)。
出てきたのは以下のお皿たち。

最初のアミューズ

エクルビス&スナップエンドウ豆のブイヨンにフレッシュ・アマンドを入れて

編み笠茸とアスパラガスにエスカルゴのフライをアンサンブルにして

ヒラメを二つの味覚に変化させて

鴨さんの写真は省略して・・・
フロマージュで残るワインを

お口直しのデザートの後にパイナップルと抹茶(だったかな?)のアイス

レモンのパルファンに3種のハーブ

楽しい時間はあっという間。
一瞬で過ぎ去った4時間は、こちらのレストランに魅了された何よりの証拠。
絶対に再訪するレストランが、再訪予定ありのレストランに変わったのは、そんな時の流れを感じた時。
ワインが好きです。
ワインを囲みながらゆっくり過ごすひと時が好きです。
そんな時間が心地良ければ、そこは私にとって再訪確実なレストランです。

だから、タイトルは「ありがとう」。
次のお約束なしには帰れない、そんなお店に出会ったのは、とても久しぶりのこと。
この空間に私というパーツを当てはめて下さったその嬉しい想像力。
永遠なんてものは存在しないから、幸せな時間には一生懸命向き合っていたい。
そんな時間を過ごしました。

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4位

カーザ ヴィニタリア (麻布十番、赤羽橋、白金高輪 / イタリアン、パスタ、ワインバー)

10回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥10,000~¥14,999

2025/06訪問 2025/06/08

何度来ても大好きなお店~Casa Vinitalia

もう何度目かの訪問か数えることもできないほど。
本日は、主催する働く女性同士のお食事会にて利用。
私を含め、このお店を愛する方がたくさんいるので、お誕生日の時などにはこちらを選ぶと大変喜ばれます。
そんなこの日は5人でアラカルト。
お皿に合わせて適宜オーダーを調整いただき例えば2.5人前にしていただいたり、2人前にしていただいたり。
やや控えめ(?)に飲んだワインとともに合わせたのは以下のお皿たち。

トリ貝とジロール茸、枝豆のピューレに青のりを添えて
とうもろこしの冷製スープ、サマートリュフのアイスクリーム添え
イカ墨のラグーとアオリイカのソテー
本日のお肉のチョイスは、鴨とラム、それぞれを一皿に乗せて
これにチーズプレートを(写真は割愛)

いつまでも大切にしていきたい素敵なお店。
この季節は開け放った窓からそよぐ風も気持ちよく、夕刻から夜への時間の移り変わりを心地よく堪能しました。
本日もありがとうございました。
新年最初の訪問はこちら最愛のお店、Casa Vinitalia。
本日は主催する働く女性同士のお食事会にての利用です。
グラスで泡を楽しんだ後は、ボトルの白、最後に赤をグラスでという多彩なワインに合わせたのはこちらのお皿たち。
ブルネロを最後にいただくために、お肉はワイン基準で選びました。

クルマエビのフリット
菜の花のズッパ
そば粉のパスタ
白子のリゾット黒トリュフ添え
イノシシのロースト
最後はチーズ

いつ行っても、落ち着いて楽しめることが約束されている、私にとって安全な大好きな場所です。
本年もよろしくお願いいたします。
今回いつもよりややお会計が控えめなのは、一人当たりのワインの本数がいつもより少なかったから。居心地の良さや楽しさや美味しさ。あ~外食ってこれが楽しいんだよな、と思う要素はいつもと同じ、またはそれ以上に一杯!
本日いただいたのものは以下の通り。
全てアラカルトで。
栗とポルチーニと鶏白レバーのグリル
馬もも肉のタルタル仕立て
サンマの天日焼きとキノコのタヤリン
エゾ鹿のバラ肉の香草グリル
仔牛牛すね肉とキノコのクリーム煮込み・ポレンタ添え

最愛の場所、年始に戻るつもりです
この日はお祝いの席で利用。
アラカルトでPiemonteのネッビオーロのボトルとともに以下のお皿を堪能。
何度来ても戻りたい場所。
最愛のイタリアンであり、最愛のレストラン。
ボタンエビと柑橘の一皿
花ズッキーニのフリットにトマトのシャーベット
仔牛、白ワイン、バター、トマトのラグーパスタ
ヤングコーンとサマートリュフのリゾット
牛ホホ肉赤ワイン煮込み
ダークチェリーの焼きココット

今夏のPiemonte旅行の予習ワインとともに素敵な夜を過ごしました
この日主催するWWN(Working Women's Network:働く女性同士のお食事会)で訪れたのは、私の最愛レストランのCasa Vinitalia。
WWNにもファンが多く、いつ行ってもまた行きたくなる。
そんな場所です。

本日いただいたのは以下のお皿たち。
メニューから皆で1~2品ずつ選んで、シェア。
空間やサービスが居心地がいいのはもちろんで、使い方がとてもフレキシブルなところも大好きな場所です。
そして、ワイン好きの私にとってはこちらのワインリストがとても魅力的。
何度通ってもきっと飽きない、私にとってここはそういう場所。
本日いただいたのは以下の品々。
菜の花のソテーと白エビのフリット、羊のチーズ
うさぎのインサラータ
カニのリゾット
ラザニア
蝦夷鹿の赤ワインと胡椒のステーキ
羊のカスレっぽいお皿
それぞれのお皿に多様なワインを合わせて楽しみました!

かれこれもう10年以上、WWN(Working Women's Network:働く女性同士のお食事会)を開催していますが、この会でもプライベートでも利用させていただいているお店で流れる大好きな時間。
いつもありがとうございます。
もう何度目の訪問かは、数えることもできなくなってしまったほど
嬉しいことがあった時、大切な友人と語り合いたいとき
時には、ビジネスの関係とはもはや言えないほどに強いトラストで結ばれた仕事の同志とのお食事会に
色々なシチュエーションで楽しませていただいているのがこちらのお店
この日は女子会にて
コロナ後、本当に久々の再会
アラカルトで気になるお皿を全部選んで、4人でシェアしつつ楽しませていただきました
いただいたのは以下のお皿たち
スタートは、カデルボスコのフランチャコルタで
バーニャカウダ~コースではなくても、ここからスタートしたくなる定番の一品
白子の天火焼きココット仕立て
オレキエッテ マテ貝とブロッコリーのプーリア風
栗とロビオラ・ディ・カプラのリゾット 秋トリュフ添え
骨付き子羊ロースの香草ニンニクグリル
蝦夷鹿のロースト、ソースはポワブラード
チーズの全種類盛り合わせ

ワインは全部で3種類のボトルに、最後はグラスでロゼを追加
4人で約3.5本、ヴィニタリアらしく、楽しませていただきました

大っぴらに声に出さずとも、とても幸せな気持ちを堪能したい日がある
そんな日に頭に真っ先に浮かぶのが、私にとってのカーザ ヴィニタリア
これからも、たくさんの幸せを感じながら、たくさんの訪問を重ねられたら、と思っています。
本日もありがとうございました。
本日で何回目かのほうもんかわかりませんが、写真をいくつかとったので追加。
時が流れても、このお店に近づくたびに、これから始まる素敵なレストランタイムにワクワクさせてもらえるお店。
過去これまでにこちらで過ごした数々の素敵な時間という思い出の上に、今日の日が成り立っているから、時代は変わり、どんなに時が流れてもきっと通い続けたいと思うお店だと思っています。

本日も素晴らしいお皿、素晴らしいワイン、そして友との最高にリラックスした時間を過ごせました。
いつもいつもありがとうございます。
何度目の再訪かわからないけれど、間違いないワインがあり、間違いないお皿があり、何よりもその空気の中で自分がリラックスできることが約束されているレストラン。
こちらのお店は、私にとってそういうお店。
誰をお連れしても満足していただける空間の上質感。
その中で、もてなす自分がリラックスできていることはホストとしてとても大切なことだと思うから。

珍しく数点写真を撮ったので、追加。
6名までという制約はあるものの、完全ビジネスユースでも、プライベートユースでもこのプライスで、この満足感。
最も大好きなレストランは?と聞かれたら、私はこちらを答えます。
見た目も味も素晴らしい
そんな、お料理が心に沿う
カジュアル価格からハイクラスまでのイタリア全土のワインが揃うことも心に沿う
柔らかで温かいサービスも
特に中庭に面した席のオーラも

これらすべてが個々に、また混ざり合って私を魅了してやまないレストランが、ここ、カーザ・ヴィニタリア
去年も今年も夏の旅行先はイタリア
もしかすると私をイタリアに傾倒させたのもこのお店かしら?と時々思う
全土のバラエティに富んだワイン、それを素晴らしく良い状態で飲ませていただけるから、毎回の出会いがとても楽しく、あのワインリストに会いに行く、そんなワインラバーのためのお店なのかもしれません

カジュアルな価格帯のワインも豊富に取り揃えているこちらのお店ですが、本日はいつもより少しだけハイクラスのワインを合わせつつ、いつものコース

バーニャカウダーの写真は割愛して
まずは前菜に選んだサマートリュフとトウモロコシの冷たいスープ、真ん中に乗っているのはミルクのジェラート

ソーセージ、そら豆、ペコリーノのストラッチ

牛ハラミ

差し替えチーズ

私の周囲にいるたくさんのワインラバーの友人たち
許されるなら、その一人一人の方とこちらを訪問し、ゆっくりとワインを通じて友好を温めたいと思っている大好きなお店です
本日もありがとうございました。

(2015.9) ※本当は2015年中に更新したかったのですが…大好きなお店!!
タイトルに込めた感情通りです!
お料理の写真をいくつか追加いたします。
9月のとある日のディナータイムにいただいたお皿たちです。

カルパッチョ
蠣と野草のリゾット
牛ほほワイン煮込み
ジェラート

やっぱり今年も、私の中でNo1イタリアンはこちら
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

(2015.6)この日も心からの満足で~麻布十番「カーザ・ヴィニタリア」

私の中で最も大好きなイタリアン
ワインリストも
お店の雰囲気も
もちろんお皿の数々も
一つ一つの要素を挙げたらきりがないけれど、とにかく総合的に満足感を味わわせてくれる
私の中でNo 1イタリアン

この日もコースでオーダーし、以下の品々を楽しみました
熟成したネッビオーロと共に

バーニャカウダー
プラターチーズとトマト
牛のピーチ
牛ほほ肉赤ワイン煮込み
ティラミス

次回は女子会でお邪魔します。
本日もありがとうございました。

(2013.6)意識せずに定期的に~麻布十番「カーザ・ヴィニタリア」
6月の日曜日、大好きなランチとディナーのちょうど真ん中の時間に再訪。
結局この日もコースをオーダー。
いろいろ楽しめて、すべて込々の7500円は、やっぱりお得だと思います。

1階のワインショップがいつの間にか、和食レストランに変化していたこの日。
少し空間の自由度を奪われた気がしたのですが、2階には全く影響なし。
中庭を見ながら、ゆっくりとワインを堪能しました。

この日写真に収めたのは、以下の2品。
フルーツトマトとモッツアレラ

ソラマメのリゾット

相変わらず、イタリアンなのに繊細そうなお皿が魅力的。

意識せずに定期的に訪問を繰り返しているこちらのお店。
自然に再訪したくなる。
そんな数少ないお店の一つです。


(2013.4)
お店のレイアウトが変わり、お店のスタッフが変わり…
それでもなお、移りゆく魅力が私を魅了し続けるこちら、「カーザ・ヴィニタリア」。
多くの訪問の全てがジャストフィットなわけではなくても、連続して「あれ?」と思わせることは決してなかったこれまでの訪問。
多分それがリピートの最大の理由。
これまで何度通ったかしら。

この日は、大好きな日曜日のおやつ時間の訪問で。
新生ヴィニタリアの訪問の中で、一番心地よかったこの日いただいたのは、いつものコースにお勧めのサンジョヴェーゼのボトルワイン。
そんなこの日の一品はこれ。

次回は、初夏の訪問です。
大切にしたいお店があるって幸せなこと。
この日も満足と満腹を味わいました。


(2012.3)
女子会利用が多いこちらのお店。
この日は珍しく共学?使用。
ソファ時代の雰囲気も大好きだった半個室がテーブル席に生まれ変わってから、これが初めての個室使用。
共学使用にはテーブルのほうが気が楽かもしれませんね。

こちらのお店で重ねた記憶は、もう数えられないほど。
ワインバー利用、お食事利用を織り交ぜつつ、2人から6人まで様々な人数でお邪魔しました。
広くなって以来、確かにお店の雰囲気は変わったけれど…
いつ訪れても会話が弾む嬉しいお店。
それが私にとってのヴィニタリア。

この日いただいたのはコースメニュー。
そのうち2つだけを紹介すると以下の通り。

光量不足なので、暗くてごめんなさい・・・
カプレーゼ

蒸しアナゴと山菜のリゾット

行きつけのお店なんて言えるほどの客でもないし、「ここなら間違いない!」と人様に断言できるほどの舌もないけれど・・・。
それでも断言できることがあって、それは、こちらのお店で重ねた記憶のすべてが心地良いものであったということ。

心の中に去来した様々な記憶とともに、この日もまた嬉しい思い出を重ねました。

(2011.9)※写真の追加はなし。
こちらのお店に通ったのは、かれこれ何回目でしょう。
9月の、とある平日、急なお呼び出し。
時刻は21時頃。
こちら都合で決めさせていただいたお店は、ここ「ヴィニタリア」。
以前より広くなったお店の当日予約席に滑り込んで、ひと時、懐かしい方との時間を楽しませていただきました。

こちらのお店で会話が弾まなかった記憶はないけれど、それはやっぱりこの日も同じ。
仕事の疲れも吹き飛ぶほどに弾んだ会話を例えると、エネルギーの交換会でリフレッシュ、といった感じでしょうか。
こちらのお店の内装、照明、ワインリスト、お皿の感覚…これらがきっと、とても心地いい空気を作るから、いつでも私はここで楽しいひと時が過ごせるのではないかしら。
変わってしまったサーヴィスが完全フィットしていない割に(すいません…)、なぜか変わらず自然体で会話が弾む、私にとって不思議なお店。
とりあえず、間違いなく私のTOP5に入るイタリアン。
大好きなお店です。

当時、尽きぬほど語った話。
今の生活に何一つ結びついているものはないような気がするけれど…
昔から互いが持っていたパワーや情熱はお互い今も変わらぬまま。
歩いている道は違うけれど、意外と近くを歩いているのかな…?
そんな風に感じたひとときは、懐かしくも、とても新しい時間でした。

(2011.4)
アロマフレスカが抜けて新しく生まれ変わった「カーザ・ヴィニタリア」。
何が変わったのか、何が変わらなかったのか…
そこらへんを知りたくて、4月のとある日曜日、大好きな14時半スタートでお邪魔してまいりました。
久しぶりの口コミ更新です。

私の中で好きなイタリアンをあげるとすれば、間違いなく名前があがる「カーザ・ヴィニタリア」。
初夏の天気が気持ち良かったこの日は、オープンエアになった空間でお食事を楽しみました。

この日選んだのは、サービス料、税金込み7,500円のコース。
一部追加料金のかかるお皿もありますが、私の選んだお皿はすべてコース料金内です。

私史上一番のバーニャ・カウダー。
生野菜でここまでガッツリ感を感じさせてくれるお皿は他のお店では未体験。
毎回とても嬉しくいただいています。

前菜に選んだのは、やりいかの丸焼きに香草、グレープフルーツ、トマト、ケッカ等を添えたもの。
軟骨は処理済みですが、内臓もイカ墨もそのまま残して若干ワイルドに仕上げたお皿。

焼き筍とリコッタチーズのニョッキ。
柔らかく濃厚な味わいには、香りに少し甘いニュアンスを残したピノグリを合わせます。

メインは牛肉のほほ肉の赤ワイン煮込み。

ポモドーロは30g。(写真略)

デザートは、ソルベの盛り合わせ。

フレンチに近いイタリアン、あるいは懐石に近いイタリアンもありますが、私にとって心地いいイタリアンはこんな感じ。
カジュアル過ぎず、ちょっと澄ましているんだけど、でも、やっぱりイタリアンの力強さもあって…というさじ加減が好き。

でも一番好きなのはこちらのお店で過ごす時間の居心地です。
それを言葉ではっきりと説明することは難しいのですが…気が付けば3時間超の盛り上がり、という経験を何度もしていることが何よりの証明。

いつかやってみたいのが、ぶらりお一人様訪問。
少し遅い時間、又は今日のように日曜の14時半~。
一人でも大勢でも心地良い時間が待っているような予感がするのです。

(2010.2)カーザ・ヴィニタリアに再訪。
前回、私だけでなくご一緒した皆様の評判も非常に良かったお店。
相変わらずお料理の出てくるタイミングはゆったりペースでしたが、ある意味それもこちらのお店の良さだと割り切って、この日は早い時間から訪問。
おかげで、とてもゆったりと、心地よいお食事を楽しめました。

今回のお皿も前回同様すべてレベルが高く、この場所で6500円(サービス料10%、コベルト500円別)というお値段を考えると十二分に満足♪
滞在時間も(なんと)4時間半に及びましたので、お店を存分に堪能した!という感じ。
1階のワインショップで売られているワインが2倍以下のお値段で味わえることもあり、お料理だけでなくワインのCPも非常に高いのが嬉しい。
赤ワインの品揃えが妙にトスカーナ州に偏っていることを除けば、そのリストの充実ぶりもワインショップ併設のお店ならでは。

6人でお邪魔して、4本ワインを開け、お値段は一人12000円くらい。
帰りにワインを2本お買い上げし、大満足で帰宅しました。
今回の訪問で食べログの評価を、暫定の4.5点から5点満点に格上げしました!

今回いただいたお皿は以下の通り。
(先付け??:ご存知 野菜のバーニャカウダー)
(前菜:車えびのカルパッチョ 海老の頭のせんべい風も美味しい!)
(パスタ:完熟トマト、リコッタ、サラータ、バジリコのキタッラ)
(メイン:もち豚のローストと付け合せは赤ナスのココット イタリアンでありながら(?)メインの風格十分。火入れが上手なんですね。)
(簡単なパスタ:チーズのパスタ、チーズの種類は失念 最後まで美味が続いて嬉しい!)
(デザート:ジェラートの盛り合わせ ラムレーズン、バニラ、かんきつ類のソルベ)
(プチフールはいつもの通り見ただけ・・・)

特に心に残ったのは、簡単なパスタ。
こちらは30gの一番小さなものですが、細いパスタにチーズがよく絡んで、まるでフロマージュ感覚でいただくことができました。

なお、選んだワインは以下の通り。
ある意味シャンパーニュよりシャンパーニュらしいフランチャコルタ。
ミネラル感が魚介類にピッタリ合ったグレコ・ディ・トゥーフォ。
果実味あふれる南の赤。ほのかに甘みすら感じます。
微発泡の赤いスパークリング。リスト外から登場です。一度は飲んでみたったランブルスコ。

再訪したいお店、初訪問したいお店・・・色々増えていく今日この頃ですが、大切なお店の一つとして永くお付き合いしたいな、と思いました。

(以下2009年2月)
2ヶ月前から予約をし、キャパ6人の半個室を確保。
完全個室ではありませんし、入口付近は、スタッフ、お客様含めかなり人が往来するので隔離感はまったくありません。
しかし、ソファ席を含む6人スペースは追加料金なしで利用できる居心地のよいスペースです。

本日は、コース料理6500円(コベルト500円別、内税)をチョイス。
2種のソースでいただくバーニャカウダー、前菜、パスタ、メイン、口直しのパスタ、デザート、パン、コーヒーと続くコースは、食べ盛り対応(?)のしっかりボリュームのある内容。
締めのデザートも、どか〜んとめいっぱい1人前出てきます。
パンも数種類、それぞれにおいしいのでついつい完食しちゃう。
食後の満腹感は只者ではない。

今回最も心に残った一品は、前菜でいただいた桜肉のタルタルに香味野菜をたっぷり添えた1品。
桜肉の臭みなど微塵も感じさせず、まるでまろやかなトロのような仕上がり。
とても新鮮なお味。
香味野菜とあわせていただく桜肉は、いかにも体によさそう。
タルタルの味が勝つわけでもなく、混然一体の素敵な味のハーモニーを楽しみました。

特筆すべきは、最高のコストパフォーマンス。
イタリアの地場ぶどうを使ったワインを中心に4本いただいて一人1万円ちょい。
ワインリストもかなりの品揃えで、チョイスするのも楽しいイベント。
お手ごろ価額のワインも多数あり、うれしい限り。

ただし、、、コースの最初から最後まで急いでいただいてもたっぷり4時間。
キッチンのキャパの問題が大きいようです。
予想はしていたものの予想を上回る長居になりました。
次回お邪魔するときは、開始時間を早めよう!と決意。
多分そのうちまたお邪魔します。

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5位

igrec (学芸大学 / イタリアン、フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥2,000~¥2,999

2012/04訪問 2012/05/19

夜も昼も平日も休日も(笑)~学芸大学『イグレック』

(2012.4)
いつも心地の良い時間を下さるこちらのお店で、本日はしっかりめの白ワインをボトルで堪能。
前菜、パスタ、メイン、チーズ、デザートとひとしきり頼んだものは、イタリアらしい果実味にぴったりあうお皿ばかりだったから。

ひとしきり堪能したこの日のお皿のうち、一皿だけを紹介すると以下の通り。
桜海老のパスタです。

一通り食べて、ワインを楽しんでも一人約8500円。
学芸大学ならではの贅沢かもしれません。
そんなお店ですから、今年も私の強い味方でいてくれそうです。

(2011.12)
ここ2~3年、自分なりのお店の価値観が出来てきたかしら?と思うことがあります。
それは理屈ではなくて感覚。
もう一度行きたいと思う気持ちが長続きして、再訪したお店。
そんなサイクルが繰り返されたお店。
そういういくつかのお店が、自分なりの価値観の存在を示唆してくれる。
間接的な実証研究みたい(笑)。

この日お邪魔したイグレック。
お一人様ばかりの訪問でしたが、この日は初めてグループ訪問。
ともに食卓を囲むことの意味をとても大切にして下さる方々と。
オーダーしたのは、いつものトリッパの煮込みグラタン風味(写真は省略…)。

ヒグマのカイエット

パテ・ド・ジビエ

ヒグマのラグーソース、パッパルデッレ

ビゴール豚のロースト

キノコのタリオリーニ

黒鯛のアクアパッツァ

一応デザートも初注文。

肉食系のメニューばかりです(笑)。
楽しく秋の味覚(キノコ、ジビエ)を楽しんで、軽さの異なる2本の赤ワインを堪能。
そう、こちらに惹かれるポイントの一つがワイン。
この日も期待を裏切らず、素晴らしいワインを堪能させていただきました☆
これからも長い付き合いでよろしくお願いいたします。
ご一緒した皆さまにも、こちらのお店にも心から♪

(2011.10)
休日はものすごく混むんですよ。
とは言われてはいたけれど…そう言われると、どんなものか見てみたくなるのが人情?
ということで、初めての休日ランチに潜入。
運良く一つだけ空いたテーブルの2回転目に席をいただき、味わったのは以下のお皿。

まずはNZのソーヴィニオン・ブランをいただきつつ、前菜の盛り合わせ。
これだけお得な盛り合わせが付くのなら、これからもランチの劇混みは確実。
そう確信させてくれる一皿です。

お次は、サンジョベーゼをいただきつつ、ソフトシュリンプのポルチーニ風味のリングイネを。

食事の間にもしょっちゅう訪れるお客様。
2回転目を待つお客様が、入口近辺の椅子でしっかりスタンバイされています。

本当は、夜がお勧めなんですけどね…とはお店の方の言葉。
私もそう思いますが、たまたま席が空いていればランチにも来ちゃうかな、というのが正直なところ。
だって、これだけいただいて、お会計は3000円未満…優秀ですもの!

(2011.3)
3月某日、ビストロ感覚で利用させていただけるところがお気に入りのイグレックへ。
仕事を終えた時、ふと頭に浮かんだお店がこちらだったのは、きっとこちらが普段着感覚でお邪魔できる居心地の良いお店だから。
少なくとも私にとっては平日の夜ごはん好適店なのです。

まずはスプマンテをいただきつつ、フランス産ホワイトアスパラガスのオーブン焼きとトリュフ風味のたまご、生ハムを使った温前菜。
この組み合わせ、この後すぐに訪れたロオジエでもお見かけしました(^^)。

大きなソーセージと合わせたのは、2007年メルロー主体のボルドーワイン

少し残ったワインは、タレッジョ、ブリーと共にいただきました。

前菜2皿とチーズ。
このくらいが遅めの夕ご飯にはぴったり。
本当に使い勝手の良いお店です。
いつもありがとうございます。

(2011.1)平日の夜ならお気軽に~学芸大学『イグレック』
オープンしてまだ1年という学芸大学『イグレック』。
どんどん評価が高くなり、いまや立派な高評価店。
学芸大学という立地のハンデを抱えながらも、なかなか立派だなぁ、と思います。
お客様が集中するのは、ランチ・ディナーとも休日と聞いた前回の訪問時。
再訪もやはり休日を避け平日の夜に。
訪れたのは20時くらい。
満席ではないものの7~8割は埋まっている店内に「さすが」と。

相変わらずお店の外にはイタリア国旗。
メニューにはイタリアとフレンチの香りが半々。
揃えるワインはワールドワイド。
とても私好みの楽しいお店です。

この日もお一人様の訪問でしたが、ニュージランドとフランスのワインとともに以下の二皿を楽しませていただきました。

まずは一人分に調整していただいたサラダ。
コリコリした野菜の食感がしっかり楽しめます。

そして、白子のムニエル、ケッカソース。
こちらには、ふだんは補助品種でしかお目にかかったことのないサンソーのワインをいただき、その凝縮感(珍しい!)を楽しませていただきました。

学芸大学という意外な場所で、気どりのない面白いワインをいただけるこちらのお店。
私にとってはとても有り難いお店です。
多くのファンに愛されているお店ですから、そのうちふらりと寄れることもなくなってしまうのかもしれません。
が…今のうちは平日ならまだ大丈夫。
また近いうちにふらりと寄って楽しませていただきたいな、と思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(2010.11)意外な場所の人気店〜学芸大学『igrec』
東急東横線沿線の学芸大学。
それは私にとって生活の匂いのする街。
個人的な感覚でいえば、中目黒までがよそいきの街。
祐天寺以降が生活の街、そんな風に感じています。
そんな学芸大学にある『igrec』。
お店の外にあるのはイタリア国旗ですが、お料理にもワインにもフランスが。
こちらは食べログのカテゴリー通り、イタリアンもフレンチも楽しめるお店です。

平日の夜遅く、ふらりとこちらを初訪問。
生活の街にあるこちらのお店は、土日が一番混むそうです。
平日は比較的ゆったり。
無音声で流れるビデオはローマの休日。

ワインに詳しいお店の方との会話も楽しめるから、平日のほうがお得かしら(^^)。

がっつり食べる時間は過ぎた平日の夜。
今日も私のメインはワイン。
時期的にボジョレーも楽しみながらいただいたのは以下の2皿。

(まずは、前菜の盛り合わせ。通常ポーションだと2人前。色々なプレートを楽しみたかったこの日は、1人前のポーションに調整していただきました。)

いただいたボジョレー(ヌーヴォー)はグラスに注がれた瞬間から砂糖菓子のようないい香り。
第2アロマはもちろんですが、しっかりとした第1アロマが楽しめる1杯。
今年の出来を聞く限り、これはかなり異色の出来かもしれません。

(次いで、トリッパのグラタン風味。こちらはしっかりとしたトマト味。合わせたグラスはミディアムボディのサンジョベーゼ。)

地元のお客様が多いように感じた平日の夜。
土日も恐らく地元の方がメインカスタマーのようにお見受けします。
こういう1軒を持った街はいい街だなぁ。
お店を出る瞬間、ぼ〜っと考えていました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

アッカ (広尾、恵比寿 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2011/02訪問 2012/02/18

やっぱり素敵なお店です~広尾『アッカ』

(2011.2)
新装開店後、初めての『アッカ』。
お店の温かいイメージをそのまま内装に変えたような新しい店内。
こんなチャーミングな人形も、このお店のイメージにぴったり。

再開前より席数を少なくしたお店には、丸テーブルがいくつかと、四角いテーブルがひとつ。
以前とは大きく違うのですが、木のニュアンスを前面に出したほか、ところどことに白っぽいレンガを使ったところが特に印象的。
お店の雰囲気を以前よりずっと上手に体現している空間だな、というのが第一印象。

再訪したのは2月の寒い休日のランチタイム。
あいにく体調を崩されたお母様には会えませんでしたが、きっと近いうちにまた訪問します。
再開後も変わらずに存在した美味しいお皿たち、そしてお店全体に漂うゆるゆるで温かい空気。
その全体的な空気が相変わらずとても素敵だと思ったから。
大切な人を連れて少人数で訪れたいお店があるとしたら、それはきっとこういうお店を言うのかもしれません。

ランチコースはお任せの4,500円のみ。
お皿の撮影は不可なので、簡単にいただいたものを列記します。
・ミネストローネのイメージで作られたイイダコのスープ
 すっかり体を温めていただいてくれる一皿には、米、麦、野菜、ジャガイモなど具だくさん
・高麗キジと白菜のサラダ
 白菜のシャキシャキの食感を残した爽やかなサラダ
・アサリとからすみのリングイネ
 シンプルなお皿がどうしてこんなに美味しいの?パスタに興味を示さない同行者も猛スピードでペロリ。
・鶏モモ肉の猟師風
 アンチョビ、ケッパー、オリーブのソースでいただきます。
・フレッシュなイチゴの上にアイスクリームを乗せて
 チョコレートのかかったミルフィーユがいただけない私のための代替品です。

私の中で大切なイタリアンがまたひとつ。
素敵なお店は素敵な思い出としていつまでも心に残るもの。
そんな思い出をいつまでもつむいでいたいから、ずっと残ってほしいお店です。
長く長く、ずっとずっと。
2月のある日、またひとつ、素敵な思い出をいただきました。

(2010.3)やっと出会えたお皿たち〜広尾『ACCA』
親しい後輩から「私史上一番のイタリアン」と聞いたのはすでに4年くらい前。
行きたい気持ちを抱え続けた広尾『ACCA』にようやく初訪問。
個人的に最近このあたりの区画に縁があるような…

訪れたのは休日のランチタイム。
広尾駅から5分弱のビルの1階、奥に長いお店の造りはやや無機質な感じが漂う空間。
後からうかがった話によれば、イタリアから帰国直後にオープンさせたこともあり、シェフの意向が十分に反映されたお店の造りではないそう。
3月で一旦お店をCLOSEし、7月に内装等もリニューアルしオープンするそうです。
次の内装やお店のスタイル等詳しいことは決まっていないそうですが、「今」のシェフの気持ちにフィットする素敵なお店の誕生を心からお祈りしております。

それはともかくこちらのお店は、基本的にシェフお任せコース1本のみ。
この日はコースとシャンパーニュをオーダー。
ランチコースらしく、ポーション的にパスタやリゾットの比重が高い構成に合わせ最初から最後までシャンパーニュを楽しみました。

個人的に、ジャンルにかかわらず素朴なお料理がおいしいお店は素敵だと思っています。
この日いただいたハタハタの素朴なグリルにレモンをかけていただく1皿も、絡めたオリーブオイルだけがイタリアらしい素敵なお皿でした。

また、オマール海老とブロッコリーのパスタもどこでも味わえる1皿ではありますが、だからこそお店の技術(シェフがすべて調理しているとのこと)がうかがえるものなのだな、と。
メインは北海道産仔羊。
出てきた部位は、イタリアンでは予想しなかったハツ、そしてモモ肉。
モモ肉に添えられたキノコ?かと思ったハツはエシャロット、ガーリック、白ワイン等でしっかり味付けされた1品。
イタリアンでメインが美味しい確率は必ずしも高くないと思っていたのでとても嬉しい一皿でした。

最後にいただいたイチゴのミルフィーユ。
パイ生地、カスタードクリーム、イチゴが計算された無造作で散らされたとても素敵なお皿。
濃いのに飽きずに最後まで食べられちゃう美味しさが嬉しい1品。
近年のミルフィーユの中でナンバーワンのお皿。

やっと出会えたお皿たち。
まだまだ美味しかったお皿はあるのですが、それはまた7月以降訪問した時に。

サービスが遅い、無愛想等好意的でないコメントも散見されるお店ですが…
そんなコメントの一端も見つけることのできなかった私の初訪問。
代わりに見つけたのは、サービス担当のお母様のシェフとお店を思う熱い気持ち。

何度も閉まりかける自動扉の中と外でお店を去りがたくしばしご歓談。
…最後は自動扉のスイッチをオフにして下さる心遣い。
リニューアルのお話をゆっくりなさるお母様の言葉のベースにある温かい気持ちに触れ…
「7月以降また絶対に訪問しよう」と思ったのと、「是非またいらしてください。」と母としての表情で言葉をいただいたのはほぼ同時。
想いがいっぱい詰まった素敵なお店だなあ、心からそう思いました。

  • お料理写真は禁止なのでせめてお店の雰囲気を

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7位

ル・ジュー・ドゥ・ラシエット (代官山、恵比寿、中目黒 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999

2013/05訪問 2013/10/06

その後の変化を知りたくて~代官山「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」

(2013.5)
人が変わればお店も変わる
たとえ、その他の全てが変わらなくても
そんなお店のその後を知りたくて、またもやこちらを訪れたのは、5月の休日のランチタイム
お店の内装は何も変わっていないけれど、やっぱり人が変わればお店の雰囲気もがらっと変わります
小さなお店であれば、人のもたらす空気の変化がとても大きく感じられます。
そんな変化に、とまどいつついただいたのは、以下のお皿たち

新玉ねぎのブランマンジェと黒コショウで作った泡

冷製のフォワグラテリーヌに添えた花は甘いビーツのお菓子みたい

ホワイトアスパラのパイ包みの下にはキノコのソース、付け合わせのグリーンアスパラにはサバイヨンソース

カサゴのプレートは桜エビを皮目に付けて、マコモダケ、筍のグリルに桜エビのソース

ちょっと味見に仔羊の内臓はいかが?
ハツ、レバーそしてバゲット

この日チョイスさせていただいたのは、仔羊のシンプルロースト

デザートはイチゴのバシュラン、イチゴのムース、メレンゲ、バニラアイスなどのパルフェ仕立て

変化を楽しむ気持ちとさびしく思う気持ち
二つの気持ちが併存したこの日のランチタイムを振り返ると、ところどころに遊びが少なく感じられたことでしょうか

ゲストを連れて行くその日には、私を通し、その先にあるゲストをもてなしてほしい。
回り道に見えたとしてもそれはとてもうれしいサービス
壁を隔てた先にいるシェフとの唯一の接点は、効率化のためには、省くのもやむないこと
ゆとりが遊びにつながると知りつつも

いろんなものが変わっていくけれど
いつかまた戻ってみようと思う
そんなお店であることは確かなこちらのお店
いつかまた、と思いつつ、お店を後にした5月の休日のお話


(2012.12)
12月30日ディナータイム
今年の営業最後の瞬間は、鹿島マネージャーの最後のお席
あいにくの激しい雨の中ではありましたが、その席を目に焼き付けようと間をおかずのディナータイムの再訪を果たしてまいりました。

いただいたのは、12000円のコース。
一部だけ写真を載せますが、メニューはすべてを記載しておきます。
温度の違いが印象的な、キノコのアイスとスープ

ホタテとカブのミルフィーユ

オーシャントラウトのコンフィ

白子のムニエルにブールノワゼット
ひらこのフランに魚のスープ

キジ肉のラビオリに黒トリュフを添えたもののコンソメとキジのホットサラダ
オマールエビのクリームコロッケ

エゾ鹿のロースト

リンゴとサフランパスティスのデザート

どのお皿も運ばれてきた瞬間から楽しめること、どのワインもそれぞれに想い出深いこと。
それに加えて、小さなお店を満たすホスピタリティの精神が、何よりレストランの魅力を教えてくれること。
私がここに通うのはそういう理由。

時間と共に、お店のスタッフが変わるのは淋しいけれど仕方のないこと。
けれど、その変化の先に、きっとまた進化がある。
そんな予感がするから、また絶対にお邪魔しようと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そして、お疲れ様でした!

(2012.12)大志を抱き~代官山「ル・ジュー・ドゥ・ラシエッ ト」
そのサービスが素晴らしく秀逸で、フレンチの醍醐味のひとつって絶対にサービスといつも実感させてくれる。
箱の豪華さばかりをフレンチの象徴のように言われてしまうと、それとは違った豪華さを主張したくなって、そんなお店を知っていることを、ちょっとだけ誇りに思ってしまう。
小さな小さなこの店は、目立たないところに、存在していて…
いつも誰かを迷子にさせちゃう困ったお店なのだけど…
たくさんのリピートの理由があって、一番私を惹きつけているのがそのサービス。

この日、ぜひ一度ご一緒に!とおっしゃっていただいた女性の皆さまと、鹿島Mのサービスを楽しみに、訪問させていただきました。
なお…本日いただいたもののうち、いつものアミューズは割愛…
サバの燻製にフルーツトマトとナス

蝦夷鹿のカルパッチョ
(ロース肉とビーツと黒大根)

赤カブ、小カブの岩塩包み焼き

カブのスープ

フォアグラのパテアンクルート

きのこづくしのお皿

甘鯛のうろこ焼き

ハト

フルーツいっぱいのデセール

モンブラン

本日もありがとうございます。
その勲章もののサービスを味わえるのは年内限り。
大志を抱いて別の道に旅立つ前にもう一度訪問いたします。
本日もありがとうございました。

(2012.5)だからやっぱりラシエットなのです
6月から新メニューが開始するこちらのお店。
滑り込みの5月にうかがったのは、あまりにもお得なランチタイム。
これまでも、そのお得さにお店が可哀そうになってしまうほどでしたが、ようやく新コースへと衣替え。

今後のランチは、約1000円ほど値上げするそうですが、それでもお得感は抜群。
プリフィックスをおやめになる代わりに、7皿構成のコースへの変更ですから、ぐっとボリューム感が増すようです。

なお、この日も大いにワインを楽しませていただきながら、以下のように色とりどりのお皿を楽しみました。

帆立をオレンジやグレープフルーツでマリネしたサラダ

オーシャントラウトのコンフィ

乳のみ仔羊の様々な部位とミンチのロールキャベツ

メダイのミキュイ
貝とホワイトアスパラの泡で、ラビオリの中にはアサリやシジミも

キャラメルのシブースト

メニューの変わる6月以降も是非よろしくお願いいたします。
その上質なサービスを、私はグランメゾン級と嬉しく感じます。
ランチもディナーも、どちらも楽しみにしている大好きなお店。

(2012.2)
ご無沙汰してました、と言うべきかどうか…微妙な時間が空いたこちらのお店。
ご一緒した方の笑顔が確約されている大好きなお店。
この日は休日のランチ訪問。
またまたお世話になります!

この日は、シャブリのプルミエクリュ、95年ビンテージのブル赤とともに、おまかせで以下のお皿を楽しみました。
この日も期待を上回る素敵なサービスでおもてなしいただき、本当にありがとうございます。

カニと根セロリのサラダは、下に根セロリのペースト、カニのエキスのジュレ、カニみそで作ったチュイルが添えられています

さわらの低温ロースト、タラの芽、菜花とそのピューレ、ふきのとうのソースなど、一足早く春の彩りが満開です

仔羊のローストにそのジュのソース、またモモ肉で作ったメンチカツにはパセリのパウダーを

リンゴと蜂蜜のデザートは、上からメープル風味のクッキー、蜂蜜ムース、リンゴのキャラメリゼ、バニラアイス、リンゴチップ

誰もが笑顔になれること。
気が付けばあっという間に時間が過ぎてしまうこと。
それが、このお店であることの証明。
いつも素敵な時間を本当にありがとうございます!

(2011.5)質の高さは変わらぬままで
お店の訪問は約1年ぶり。
知らぬ間に支配人の方が変わっていたこちらのお店。
以前の糸澤さんも、今の鹿島さんもスタイルは違ってもサービスの質の高さは一緒。
こじんまりとしているのに洗練された素敵な空間で、この日も女性同士楽しいランチタイムを楽しんでまいりました。

3500円(サ10%別途)で、お魚もお肉も味わえちゃうお昼のプリフィックスコース。
その一皿一皿の可愛らしい色使い。
そして繰り返しになりますが洗練されたサービス。
これらがいつも女性の心をキュッと掴むから、このお店で開催するランチタイムの評判はいつも上々。
幹事の気分も上々になれる有り難いお店なのです。

グラスワインはランチといえどもそれなりの価格になるのは、オー・グーグループとしてこちらも同じですが、全体としてはお得な部類に入るのかな?と思います。
本日の楽しい時間をありがとうございました。
その軽やかなお皿に表現された綺麗な彩り、本日もすっかり皆さんの心を魅了していただきました♪

(2010.7)
6月某日、ランチに訪問した代官山『ル・ジュー・ドゥ・ラシエット』
その記憶がまだ鮮やかな7月初旬、今度はディナーで再訪してまいりました。
お店の前に着くと、中からさっと開いた扉の向こう側に笑顔のご挨拶。
ご案内いただいたのは、前回同様のとても落ち着くお席です。

とても小さいけれどテーブルをゆったり使わせていただけるこちらのお店。
その配慮が適度な独立感をもたらします。
それぞれのテーブルで交わされる会話は、それぞれのテーブルの中だけに。
この日同じ空間に居合わせたのは結婚記念日を祝う素敵な御夫婦を含め何組かの2人組のお客様たち。

蒸し暑いこんな日は…と思っていたら、出していただいたシャンパーニュはやっぱりブランドブラン。
以心伝心が嬉しいスタート。
メニューは皿数違いで3パターン。
この日選んだのはスペシャリテ(13650円、サ10%別)、一番皿数の多いコースです。
選んだボトルワインは、メインのラパンに合わせてヴォルネイ1997年。
プスドールです。
序盤のお皿にはシャンパーニュ、そしてグラス白ワインを合わせました。

いただいたメニューはどれも少なめに出していただいていますので写真はその点を割り引いてご覧ください。

(まずはシャンパーニュと一緒にアミューズ。こちらのお店の定番とのことですので、写真は省略。)

(続いてオーシャントラウトのコンフィ、周りにはアーモンドの粉末とアーモンドのクリームで、レモンの香も効いています)

(オマール海老のフランとオマール海老のサラダ。エビ好きの私の目尻を下げるお皿)

(マグロのスパイスローストとフォアグラの「ロッシーニ」スタイル。右手前にはルッコラのシャーベット。フォワグラのまったり感を消すのにちょうどよいと言われたシャーベット。ピノー・デ・シャラントと共に)

(ウナギの下にはいかすみのパンをクリスピー状にしたもの。黒米のリゾットが下に隠れており、ソースはポルト酒風味)

(私のお魚はコチ。前回訪問とかぶらないように配慮していただいたお皿。泡のなかには帆立のクネルが隠れています。泡はアサリのエキス等をカプチーノ風に仕上げたものだそう。)

(こちらがメニュー選びの決め手となったラパン。ハツ、レバーを使ったコロッケ、背肉のロースト、内またのお肉でロニョンとフォワグラを巻いたもの、そしてモモ肉を低温調理したもの。ソースはジュ・ド・ラパンでシンプルに。)

(アヴァンデセールはココナツのデグリネゾンですが写真は省略。)

(こちらはチョコレートが苦手な私のデザート。たくさんのベリーを飴細工で包んだ可愛いお皿です)

(こちらが一般のお皿。チョコレートの球体にアツアツのソースをかけますと…がらっと形が変わってしまうのですが、それは実際に行って見てのお楽しみ☆ということで)

昼はコストパフォーマンスが素晴らしいこちらのお店。
夜は、皿数とバリエーションがとても魅力的なお店。
昼夜の価格差は皆さんが言うほど開きません。
夜は昼の2.5倍。
他のお店とあまり変わらない気がしませんか?

昼間の太陽が隠れても、お店の清潔感は変わらぬまま。
けれど若干「静けさ」が加わるので、強調されるのはお店に漂うしっとり感。
ランチ訪問時もお店のサービスに支えられて弾んだ会話。
だからこそ、きっとパワーアップする夜の姿を見てみたかったお店。
大切な方と二人で訪問するなら絶対に夜。
多くの方がおっしゃる言葉はその通り。

落ち着いて過ごす夜の『ル・ジュー・ドゥ・ラシエット』
安心感をベースに、いつもより穏やかな口調で会話が弾みます。
そんな時間を過ごした後は、ご一緒した方と確実に距離が縮まる気がします。
お食事を重ねるたびに少しずつ縮まっていく二人の距離。
時にそのペースをちょっとだけ上げたくなったら、こちらのお店を思い出してみてください。
夕方よりも相手を近くに感じられる夜が待っている…
そんな不思議な3時間半が味わえることでしょう♪

(2010.6)
昨年の春、大きく変動があったこちらのお店。
変動前からずっと気になっていたお店です。
私の友人にはこちらのお店のファンがたくさんいます。
そして皆さん「変わる前も良かったけれど、変わった後もとても良かった!」とおっしゃいます。

そんなある日、皆さんと御一緒する機会を待つのももどかしく、お食事会をこちらでセッティング。
魅力的なシャンパーニュリストに惚れ惚れしつつ、楽しいお食事会が始まりました。
当日は、休日のランチタイム。
休日といえど「ランチタイム=女性の時間」というお店が多い中、こちらのお店にはたくさんのカップル。
(最近の私の感覚では)ちょっと意外な客層です。

そんな中、幅広い世代の女性で構成された私たちのテーブル。
元気な女性の明るい笑いが溢れる時間。
前向きな会話、夢見る女の子的な会話…そして、たくましい男性的な顔が見えるような会話…
お店の皆さんの行き届いたサービスに支えられ心ゆくまでおしゃべりを堪能させていただきました。

そんな時間を盛り上げてくれるお皿たちは美味&エレガント。
合わせたワインはそれぞれのお皿や好みにフィットする心地良さ。
いただいたのは、3500円(サ10%別)のプリフィックスコース。
事前に聞いてはいたけれど、その抜群なお得感。
特にワインを楽しみたい私たちにとってはとても良心的な価格設定です。

この日、いただいたお皿は次の通り。
(アミューズ色々。面白かったのは、手前右側にあります、一口でいただけば「ピザ」。ピザ生地に包まれた中味はトマトジュースです。)

(前菜はブーダン・ノワールをチョイスした皆さんに対し、私のオーダーは豆の冷製スープとブランマンジェ。ワイン選びに悩んだ結果、マルサネロゼ2007年を。綺麗な色合いで華やかなお皿をさらに華やかに盛り上げます。)

(60度で火入れしたお魚は、しっとりしていてまるでとろける様な印象です。蛤を使ったソース、グリーンアスパラ、ウドのソテーなどが添えられ、とてもヘルシーで綺麗なお皿。ここでメインに合わせて選んだ南仏のワインも登場。とてもカジュアルな価格ですが、シラーとグルナッシュを50%ずつ使ったワインは、シラーの上品さのほうが引き立つ仕上がり。お魚に合わせると少し強いのですが、香りはとてもフィットしていて楽しい組み合わせでした。)

(メインは豚と鶏の選択。私が選んだのは鶏。胸、もも、手羽先と3種の部位を楽しめるお皿です。根セロリのピューレ、レモンとタイムで香りづけしたジュで爽やかにいただきます。彩りが綺麗で味わいが軽やかなお皿は、女性のランチタイムを嬉しく彩ってくれるから素敵だと思います。)

(選んだデザートは、マンゴーとパッションフルーツのシブースト、添えられているアイスクリームをチョコレートからヨーグルトに変更していただきました。)

(自分でバースデー予約をするのもどうかしら?と思いつつも、いただいたバースデープレート。おめでたい年齢でもありませんが、こうして別プレートでお祝いしてくれるお店ってやっぱり嬉しいものです。)

この日は訪問直前にちょっとした予定変更。
わがままを聞いていただいたお店の方には本当に感謝。
色々ありましたが(詳細は割愛)、その素晴らしいサービスのおかげで、通常以上に楽しい時間を過ごすことができました。
私にとってサービスはお店選びの重要ポイント。
そんなサービスをいただけると、「すぐにもディナーで訪問してみたい」と思うもの。
そんな欲求に素直に従って、お会計時に近々のディナーを予約。

きっと心に残る素敵な時間が待っているはず。
そう思わせてくれたのはひとえにこの日のサービスへの信頼感。
お別れのあいさつ代わりに「また来ますね。」との約束を交わせることは本当に喜ばしいこと。
「初訪問」を「出会い」と感じさせてくれるとても嬉しいお店でした。

  • (説明なし)
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8位

横濱元町 霧笛楼 (元町・中華街、石川町、日本大通り / フレンチ、カレー、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999

2012/06訪問 2012/07/19

かけがえのないお店なのです~元町『霧笛楼』

(2012.6)
6月のある休日のディナータイム。
元町まで足を延ばしたくなったのは、そこに霧笛楼があるから。
こちらのお店のディナータイムは、なんとも嬉しい17時スタート。
これなら、夜の早い母とでもいっしょにうかがえます。

ということで、本日は母と二人ディナー。
いただいたのは、以下のお皿。
それぞれにワインを合わせて計4杯。
大好きなお店でくつろぎの時間を楽しみました。
突き出しはつぶ貝の一口パイ

そしていつもの、辛味大根のブランマンジェ(写真は略)

ロブスターのポワレ

牛すね肉のコンソメスープと乳のみ仔牛の牛タン網焼き

すずきのソテーとうもろこしのリゾット添え

地鶏もも肉のコンフィ

びわのコンポートとその種のエッセンスのアイスクリーム

これからもここは私の大好きなお店。
横浜にある沢山の思い出と共に存在するお店。
母が元気なうちは、母と沢山お邪魔します。
そうやってまた新しい想い出が出来て、ますますかけがえのない場所となっていく予感がします。

(2011.5)私にとって神奈川代表のフレンチ
私にとって神奈川NO1フレンチの霧笛楼。
特に年配の方とご一緒するには間違いのないお店だと感じています。
そんなお店のランチタイムに再訪したのは母の日のこと。
「もうカーネーションはいらないからね」というさり気ない(?)その他の物品の要求に応える形でこちらのお店を訪ねました。

この日選んだのは、3500円のコース。
お皿数はいただけないわ、という母に合わせての選択です。

グラスシャンパーニュをいただきながらいつもの一皿目。
小エビのタルタル、ホワイトアスパラガスのブランマンジェ。

マコンの白をグラスオーダーし、お次はスズキの網焼き、うどと春キャベツを添えてプロヴァンス風に仕上げた一皿。
岩のりと貝類のソースがとても爽やかです。

横浜ならではの、はまポークのローストは、黒こしょうソース、ジャガイモのガレットを合わせていただきます。
可愛らしいポーションが、デザート腹を残したい母の胃にちょうど嬉しいサイズなのです。

デセールは、パイナップル、ヨーグルトのババロア、清見オレンジに乗せたのはグランマニエゼリー。

母のお皿には「祝・母の日」と書かれているところがお店の優しさです。
…あれ???でも母と一緒に行きます、とは言ってなかったような気が。
お店の方のさり気ない気配り。
素敵です☆
やっぱり私の中で横浜No1フレンチのこちら。
またうかがいますね。

(2010.5)
私にとってこちらは、特に年配の方とご一緒する時に間違いのないお店。
いつかはディナーに、と思うものの、横浜という場所でありながらLOの早いこちらのお店。
同行者選びが難しく、まだランチ利用の経験しかありません。
この日もやっぱりランチ。
半年ぶりくらいの訪問となりました。

いただいたお皿は次の通り。
(海老のタルタル、辛味大根の軽いムースとそのピューレ、青ゆずの風味。もはや定番かと思いますが、定番が定番としてちゃんとそこにあることが安心感になってしまっている私は…完全な霧笛楼フリークだと思います。)

(富士山嶺の湧き水で育ったマスの自家製フュメ、ガレット仕立て、数種の夏野菜と帆立貝のサッと網焼きと共に)

(スズキのソテー、とうもろこしのリゾット、ほのかなトリュフの香り~5,000円でしっかりお魚もお肉も味わえるのは、横浜価格と言うことなのでしょうか。)

(地元はまぽーくのベーコン巻き、茄子のコンフィとそのディップ風)

(びわのフレッシュコンポートとその種の香りのグラス、ライチのババロアとアメリカンチェリーの赤ワイン煮。今日のデザートは重層構造じゃなく、とてもシンプル。この感じはこちらでは初めてかもしれません。)

1年に1~2度は訪問していたいこちらのお店。
私にとっては、随分前から大切なお気に入りのレストランです。
そんなお店にご一緒したのは、私にとって大切な二人の方。
お二人が私を大事にして下さるお気持に、何度感謝したかわからないくらい大切な方。
初対面とは思えないそんな二人の会話を聞きながら…
出会いはとても不思議なもの。
縁はとても素敵なもの。
心からそう思った5月某日でした。

(2009.10.12追加)
最近月替わりコースの内容が実質的に2ヶ月に1回しか変わりません。
内容も季節にかかわらずかぶっているものも多いのですが、お店の名前が入ったシャンパーニュも美味しいですし、野菜をふんだんに使って軽やかに仕上げたお皿はとても好みです。
また、年が明けた頃、機会があれば訪問したいな、と思っています。

(2009.5.16)
写真数点追加。
いつでも安心しておまかせ出来る大切なフレンチのお店。
刺激的過ぎない味付けが私の心にも体にもピッタリフィットするのです。

今日は、ワインリストが市価の1.5倍~1.8倍の価格付けであることを発見し、ますますこのお店を好きになりました。
特に他の店に行く必要がなければ、このお店に通い続けるだけでCPの高いワインの勉強が出来る!
ぜひこれからもよろしくお願いいたします。

(以下2008年以前)
久しぶりに、こんなにおいしくって幸せ♪なフレンチをいただきました。
予約せずに入れたためしがないのも納得納得。
本日は1週間前から予約してテーブル席でランチコースをいただきました。

前菜:小エビのブランマンジェで辛味大根クリームソースが絨毯になっている一品
合わせたシャンパン:Agrapart Blanc de blanc led 7crus
さっぱりとした一品。
海老のブランマンジェと言う発想も面白い。
食感よし、辛味大根でクリームに奥深さを出したソースもマッチ。
微かに甘みを感じるシャンパンがまたよく合います。

お魚料理:ヒラメのグリル、きのこと秋野菜のバルサミコソースをたっぷり乗せて。
    つけあわせはカブのミルクリゾット。
合わせたワイン:Gentil d'Aisace と ブルゴーニュブラン(Simon Bize)
野菜の素材はもちろん、少しムニエルっぽいお魚もGOOD.
何より、持ってきてくれるワインがいちいちとっても合う!

お肉料理:横浜ポークのロースグリル黒胡椒風味、ポテトのカリフラワークリームソース
ワイン:ブルゴーニュルージュ(Gerard Mysneret)
こってりポークを黒胡椒で締めてあります。
ポークはとろとろなので、少し固めのポテトの食感とのバランスが絶妙。
ワインも、カベルネではなくピノノワールを合わせたことでポークのコックリ感が引き立ちます。

デザート:桃のコンポートにクリームブリュレを乗せ、その上にアセロラのソルベの3重構造
こってりしたブリュレをさっぱりしたデザートではさんでいるので、食後は爽快感。

サービスも、自然なのに欲しいものが欲しいときに来る。
目配りしているのにそれを感じさせない接客もとっても良かったです。

メインダイニングの内装も素敵!

こんなに幸福でこのお値段。
要予約は当然ですね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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9位

ル・マノアール・ダスティン (銀座、有楽町、日比谷 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥6,000~¥7,999

2013/02訪問 2013/06/01

近くて遠い、そんなお店~銀座「ル・マノアール・ダスティン」

(2013.2)
銀座と有楽町の境目があるとしたら、私にとってこのお店がちょうどそのライン上。
銀座は休日の匂い、有楽町は平日の匂い。
自分勝手なそんな感覚が妙にぴったりとくるのは、こちらのお店を利用する方にビジネス利用の方が多いことも影響しているのかもしれません。
確か、私も前回の利用はビジネス利用。
そして、今回はプライベート利用。
どんな利用にも器用にフィットしてくれるから使い勝手の良いお店なのです。

本日は、アラカルトから好みのメニューをチョイス。
シェフが歩まれてきた時間を楽しむには、アラカルトのほうが楽しそう、そんな予感を感じたからかもしれません。
ボトルオーダーしたピノノワールのワインを楽しみながら、合わせたのは以下のお料理。

まずはアミューズのフリット

ブーダンノワール

ウニと人参のムースにコンソメジュレは、小さいサイズでオーダー
基本に帰る、そんな意味を込めて

ウナギのマトロート
これも、ワインを学んだ経験のある人にとってはある意味基本のお料理かしら?

仔羊のロースト
若過ぎないピノノワールだからこそ、こんなお料理にも合わせられます

誰にも受け入れられる美味しいお皿をいただきつつ過ごしたこの夜
自分たちのテーブルに飛び交う会話が、どこか違うテーブルで交わされる会話のように聞こえたのは、個室利用にしていただいた空間に、微妙に会話がこだましているように感じたから

ここは、フランス料理の大切な一時代を築いた方のお店
私がフレンチ好きになったことだって、まわりまわって考えれば、きっと五十嵐シェフの貢献があったからだと思うのです。
だからここは近いんだけど遠いお店。
訪れれば絶対に美味しいと分かっているのだけど、それを日常にしてしまうのはとてもおそれ多い気がしてしまう…そういう感覚。

古いような新しいような、そんな言葉が似合うお店。
たとえば長年の友と過ごすには、このお店はピッタリの舞台のような気がします。

(2012.1)たくさんの笑顔の中で〜銀座「ル・マノアール・ダスティン」
昨年の思いもかけない素敵なランチタイムを過ごしてから早3か月。
今度はディナーを楽しみたく、こちらを訪問。
貸切のパーティーでお邪魔しましたので、普段のディナーとはちょっと違うメニュー構成です。
簡単にご紹介しますと、この日いただいたのは、下記の通り。
まずはアミューズとしてブーダンノワール

鱒のマリネとホワイトアスパラ

白子を使った一皿

牛ほほ肉のマデラ酒煮込み

アーモンド風味のブランマンジェ

最後にお茶菓子(写真は省略)

相変わらず、安心のサービスの中で楽しませていただきました。
色んな幸せの形がありますが、大好きな方々と大好きなお店で過ごす幸せは、何にも変えられない無形の財産だと思っています。
この日過ごしたのはそんな時間。
だからこそ、このお店を選びました。

普段あまり外食にお出かけしない人も、素敵なお店に数多く訪問している人も…
色々な方が集まったこの日のこの空間を、幸せに和やかに進めてくださってありがとうございました。
出席した皆さんからいただいたありがとうの言葉は、お店の皆さまのおかげです。

(2011.10)
フレンチに詳しい方であればもちろん、そうでない方でも、このお店の名前を知る方は多いのではないかしら?
ご存知、という枕詞をつけられるお店は、実はそんなにないと思うのですが、こちらはきっと、「ご存知 マノアール・ダスティン」と言っても良いお店。
いつか行こうと思っていた初訪問が、今日の日まで引き延ばされてしまったのはきっと何かの縁。
訪れた10月某日、一歩足を踏み入れたお店の雰囲気が私好みであることを確認したのと、とても嬉しい偶然の再会に喜んだのは、どちらが先だったかしら…?
安心のサービスを確信して、初訪問のランチタイムはスタートしました。

まずは、一般的なブレンドのシャンパーニュをいただき、メニュー決め。
最初のシャンパーニュが2種類あるお店って、最近は少ないように思います。
しっかり説明して下さるお店の方の言葉を聞きながら、この先のグラスワインが早くも楽しみになってきます。
ワインに力を注いでいる。
私の好きなお店の条件です(^^;

アミューズはブータンノワール

前菜は・・・まずは、これを味わわねば…と定番のスペシャリテ。
菊池さんの作品しか味わったことのない不届きものの私ですから、ここでしっかりと元祖とご対面です。

メインは、黒タイのロースト。添えられているのはたくさんのお野菜とアナゴのフリット。海老のジュだけではなく、フォン・ド・ヴォーも使われているので、合わせようと思えば赤ワインでも大丈夫な一皿です。

とはいえ、私がチョイスしたのは白。
期待を裏切らない、珍しいブレンド、珍しい個性を楽しませてくれる南フランスの白ワイン。

デザートは、パイナップルのブランマンジェとブドウのコンポートとジュレ。
爽やかな中にも味わいやコクがあって、ほろ酔い気分のお昼時にぴったりのデザートです。

最近、いくつかのレストランで思わぬ出会いがあります。
初訪問なのに、なぜか懐かしさを感じるお店で出会った、ビックリと縁と…。
このお店が積み重ねて来た時間の上にある、お店の雰囲気。
そこには、余裕があるからこその温かさや包容力を感じます。

心からリラックスできる時間を、これまで何度もいただきました。
今度はこちらのお店で、またよろしくお願いいたします。
次のお約束は、ディナーですが…どうぞ同行する方々にも、心からのくつろぎをプレゼントして下さいね。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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10位

エレヴァージュ (広尾、乃木坂、六本木 / ワインバー、バー、イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2011/07訪問 2011/09/03

サラリと寄るのもしっかり飲むのも使い方いろいろ〜西麻布『エレヴァージュ』

(2011.7)
あ~、やっぱり香りが素晴らしい。
改めて唸らされたのは、西麻布のエレバージュ。
やらなければいけないことを抱えながらも、衝動的に美味しいワインが飲みたくなったのは、このところしばらくご無沙汰していたことの禁断症状だったのかもしれません。

最近メニューに加わったドイツはミュンヘンのヴァイスビア。
現在、ドイツかぶれ&ヴァイスビアかぶれの私にとって、非常に魅力的ではありましたが、ご無沙汰しているこちらのお店ではやはりワインを味わいたいな…と…
悩んだ挙句に折衷案でいただいたのは、シャンパーニュ。
泡だけしか共通ではないんですけどね(^^;

お店の滞在時間、1時間弱。
その間にご一緒したのはお店の常連さんと思われるお客様。
やっぱりこちらのワインは素敵だな、と改めて感じながら、ファンの多いお店を楽しんでまいりました。
またしばらくしたら香りを楽しみに行かなくちゃ☆

(2011.4)
ワイン単体だけで楽しむ方がとても多いこちらのお店。
本当にワイン好きの集う場所なのだなぁと改めて思ったのは4月のある日のこと。
次の予定まで小一時間ほど。
軽くワインと軽くお食事を、ということで立ち寄ってまいりました。
まずは、この日のシャンパーニュ(70ml・1,200円)をいただきつつハーフポーションのレバーのパテ(500円)を。

サーモンのサラダ(1,600円)には、大好きなアンリボワイヨのピュリニィ・モンラシェ(70ml・2,100円)を。

70mlでオーダーすれば、2杯いただいても次の予定に響かない(?)のも嬉しいところ。

いつ行ってもお一人様の女性が私だけじゃないところも嬉しいこちらのお店。
またどこかのタイミングでふら~っとサクッと利用させていただく気がします。

(2011.2)
少々のワインと少々のお皿があればそれで十分満足☆
そう言える人にとってワインバーはとても有り難い存在。
西麻布の「エレヴァージュ」は真のワインファンにはとても重宝なお店ですが、私にとってはもったいないお店。
こだわりのある貴重なワインを取り揃えたこちらのお店。
カジュアルなワインでも十分満足しちゃう私は、ここでなくてもいいんじゃない?と言われかねない存在。

予定の見えない平日の夜。
思いもかけず20時半頃、お仕事終了。
「あら?どっかに寄れちゃう時間だわ」と電話をかけた先がこちらのお店。
一人でもふらりと寄れるカウンター。
その雰囲気が残像として残っていたため電話は反射的。

前回の訪問からおよそ1カ月。
2回目の新参者でしたが、びっくりしたのはその応対。

電話で告げた苗字。
間髪入れず返ってきた「あ、●●さんですね。」と私の下の名前。
う~ん…営業の鏡だぁ!!!
あっぱれです(^^)♪

というわけで気持ち良く訪問。
気持ち良く数杯をいただき、ついでにご一緒したお客様にワインのおすそ分けまでいただいてこの日は終了。

オーダーしたのは下仁田ネギ。チーズの盛り合わせ。

そして・・・ひとつまみだけいただいた滅多に口にしないチョコレート。

ふむ。
また気が向いたらふらりと寄ってみたいと思います。
楽しいお一人様タイムを過ごせる西麻布のエレバヴァージュ。
私にはちょっともったいないお店だけど。

(2010.12)
ワインラヴァーの方の間でとても評価の高いこちらのお店。
いつかは行ってみたいと思いつつずーっと未訪のまま。
それは勝手に抱いていたイメージのせいもあるのですが、もっとワインがわかるようにならないと行ってはいけない場所、そんな近寄りがたい印象があったのです。

今年もまた行きたい気持ちだけで終わってしまうかしら?などと思っていた12月のある日、最終営業日を問い合わせれば年内休まず営業中、と。
その電話の応対が私の抱いている勝手なイメージとはまったく違って(失礼致しました・・・)、とても丁寧で、電話の向こう側に笑顔を連想させる温かいもの。
そんな応対に、近日中の訪問を決意。
それからまもなく、初訪問を敢行させていただきました♪

現金なもので、いつもなら尻込みしてしまう青い看板のクールな印象もこの日の私にはクールに見えず。
無機質な金属製の扉もまったく気にならず(^^;
楽しみに扉の向こう側に飛び込んでいきました。

ワインの色味を楽しめるように工夫された照明。
それが心地よい清潔感を演出している店内。
思ったよりずっと明るい店内の照明は、すべて間接照明。
女性一人でもリラックスして楽しめる空間がそこにあったことがちょっと驚きでしたが、それはとても嬉しい発見です。

70mlから楽しめる(一部40ml〜)グラスワインの中に興味の引かれるものをいくつか発見し、こちらの人気の秘密の一端を知ります。

カウンターではオーナーの吉田さんと常連の方々の会話が弾みます。
そんな会話をBGMにワインを選ぶのもとても楽しい時間です。

純粋にワインだけを楽しまれるお客様が大半の中、小腹を満たすためにオーダーしたチーズの盛り合わせはこちら。

パンは渋谷ヴィロンのもの。
パンとワインとチーズさえあれば、十分ステキなディナータイム。
心からそう思える私ですから、そんな過ごし方を許していただける場所はとても魅力的。

常連さんの多いカウンターですが、初訪問のお一人様も自然と受け止めてくれる空気があります。
人見知りをする私ではありませんが、勝手にバリアを感じていただけに、その空気にホッとしました。

早めの時間なら比較的空いているそう。
朝型なので次回寄るとしてもきっと早めの時間帯。
とても使いやすそうです。
帰宅前、1〜2杯のワインをいただきたい時、またふらっと寄りたいな、と。

丁寧な電話応対で背中を押していただいた吉田さん。
どうもありがとうございました!

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • この日のシャンパーニュ(70ml・1,200円)

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