この口コミは、うりこさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.0
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¥8,000~¥9,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.5
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|CP -
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.5
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| 酒・ドリンク4.0 ]
やっぱり素敵なお店です~広尾『アッカ』
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お料理写真は禁止なのでせめてお店の雰囲気を
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2012/02/18 更新
(2011.2)
新装開店後、初めての『アッカ』。
お店の温かいイメージをそのまま内装に変えたような新しい店内。
こんなチャーミングな人形も、このお店のイメージにぴったり。
再開前より席数を少なくしたお店には、丸テーブルがいくつかと、四角いテーブルがひとつ。
以前とは大きく違うのですが、木のニュアンスを前面に出したほか、ところどことに白っぽいレンガを使ったところが特に印象的。
お店の雰囲気を以前よりずっと上手に体現している空間だな、というのが第一印象。
再訪したのは2月の寒い休日のランチタイム。
あいにく体調を崩されたお母様には会えませんでしたが、きっと近いうちにまた訪問します。
再開後も変わらずに存在した美味しいお皿たち、そしてお店全体に漂うゆるゆるで温かい空気。
その全体的な空気が相変わらずとても素敵だと思ったから。
大切な人を連れて少人数で訪れたいお店があるとしたら、それはきっとこういうお店を言うのかもしれません。
ランチコースはお任せの4,500円のみ。
お皿の撮影は不可なので、簡単にいただいたものを列記します。
・ミネストローネのイメージで作られたイイダコのスープ
すっかり体を温めていただいてくれる一皿には、米、麦、野菜、ジャガイモなど具だくさん
・高麗キジと白菜のサラダ
白菜のシャキシャキの食感を残した爽やかなサラダ
・アサリとからすみのリングイネ
シンプルなお皿がどうしてこんなに美味しいの?パスタに興味を示さない同行者も猛スピードでペロリ。
・鶏モモ肉の猟師風
アンチョビ、ケッパー、オリーブのソースでいただきます。
・フレッシュなイチゴの上にアイスクリームを乗せて
チョコレートのかかったミルフィーユがいただけない私のための代替品です。
私の中で大切なイタリアンがまたひとつ。
素敵なお店は素敵な思い出としていつまでも心に残るもの。
そんな思い出をいつまでもつむいでいたいから、ずっと残ってほしいお店です。
長く長く、ずっとずっと。
2月のある日、またひとつ、素敵な思い出をいただきました。
(2010.3)やっと出会えたお皿たち〜広尾『ACCA』
親しい後輩から「私史上一番のイタリアン」と聞いたのはすでに4年くらい前。
行きたい気持ちを抱え続けた広尾『ACCA』にようやく初訪問。
個人的に最近このあたりの区画に縁があるような…
訪れたのは休日のランチタイム。
広尾駅から5分弱のビルの1階、奥に長いお店の造りはやや無機質な感じが漂う空間。
後からうかがった話によれば、イタリアから帰国直後にオープンさせたこともあり、シェフの意向が十分に反映されたお店の造りではないそう。
3月で一旦お店をCLOSEし、7月に内装等もリニューアルしオープンするそうです。
次の内装やお店のスタイル等詳しいことは決まっていないそうですが、「今」のシェフの気持ちにフィットする素敵なお店の誕生を心からお祈りしております。
それはともかくこちらのお店は、基本的にシェフお任せコース1本のみ。
この日はコースとシャンパーニュをオーダー。
ランチコースらしく、ポーション的にパスタやリゾットの比重が高い構成に合わせ最初から最後までシャンパーニュを楽しみました。
個人的に、ジャンルにかかわらず素朴なお料理がおいしいお店は素敵だと思っています。
この日いただいたハタハタの素朴なグリルにレモンをかけていただく1皿も、絡めたオリーブオイルだけがイタリアらしい素敵なお皿でした。
また、オマール海老とブロッコリーのパスタもどこでも味わえる1皿ではありますが、だからこそお店の技術(シェフがすべて調理しているとのこと)がうかがえるものなのだな、と。
メインは北海道産仔羊。
出てきた部位は、イタリアンでは予想しなかったハツ、そしてモモ肉。
モモ肉に添えられたキノコ?かと思ったハツはエシャロット、ガーリック、白ワイン等でしっかり味付けされた1品。
イタリアンでメインが美味しい確率は必ずしも高くないと思っていたのでとても嬉しい一皿でした。
最後にいただいたイチゴのミルフィーユ。
パイ生地、カスタードクリーム、イチゴが計算された無造作で散らされたとても素敵なお皿。
濃いのに飽きずに最後まで食べられちゃう美味しさが嬉しい1品。
近年のミルフィーユの中でナンバーワンのお皿。
やっと出会えたお皿たち。
まだまだ美味しかったお皿はあるのですが、それはまた7月以降訪問した時に。
サービスが遅い、無愛想等好意的でないコメントも散見されるお店ですが…
そんなコメントの一端も見つけることのできなかった私の初訪問。
代わりに見つけたのは、サービス担当のお母様のシェフとお店を思う熱い気持ち。
何度も閉まりかける自動扉の中と外でお店を去りがたくしばしご歓談。
…最後は自動扉のスイッチをオフにして下さる心遣い。
リニューアルのお話をゆっくりなさるお母様の言葉のベースにある温かい気持ちに触れ…
「7月以降また絶対に訪問しよう」と思ったのと、「是非またいらしてください。」と母としての表情で言葉をいただいたのはほぼ同時。
想いがいっぱい詰まった素敵なお店だなあ、心からそう思いました。