P. Eaterさんが投稿したコム・ア・ラ・メゾン(東京/赤坂)の口コミ詳細

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コム・ア・ラ・メゾン赤坂、溜池山王、六本木一丁目/ビストロ、フレンチ

2

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 5.0
2回目

2022/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

Comme au Paradis

相変わらず全く増えないどころかどんどん減って行くメニュー。。でも、残っているのは完璧すぎて天国に飛べるくらい美味しいものばかり。シンプルな中の異様に奥深い世界を感じられる幸せ。旧ロットと新ロットのビゴール豚の生ハムの違いを堪能できた。濃縮した生ハムの旨味と香り。白身魚の赤ピーマン詰めの食感たるや。しっとりでも柔らかすぎずギリギリのテクスチャーを保ったツルツルの赤ピーマンの完璧さ。相変わらず希少な宝石のようなラタトゥイユ。こんなに背筋が伸びるスープがあるだろうかというスープドガルビュー。突き詰めすぎた世界の凄み。まあ色々あってできない品も多く、ラインアップが夕食を楽しむビストロとしてほとんど成立しなくなりかけててもこの店の凄さは否定することはできないわけだ。ちなみにブスカセ06が1万円って値段どうなってるのという話。

2022/10/12 更新

1回目

2009/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

最上の家庭料理

追記

大事なお客様と訪問。王様の宝石ラタトゥイユ、キャベクーのサラダ、肉のパテ。塩も火入れも何もかも決まりきった料理の数々。本日もこれ以上、上の世界なんてありっこない家庭料理の数々。。お客様も満足そうで良かったよかった。マディランは激シブだったけどね~。

追記

両親を連れて来訪。ラタトゥイユ、ビゴール豚の生ハム、ピキオ、ホワイトアスパラ(生ハムの骨から取ったスープと共に。このホワイトアスパラ、太すぎ。超ナッティー。個人的にはまだ上げることが出来る料理のような気がする)、スープドガルビューをいただく。

最後には、アルマニャックも50年代の物をいただき、フランス在住経験者の父も大満足。次はあの20年代のやつを。。。。

追記

ラタトゥイユ(相変わらず、宝石のような美しさ。若干普段よりさっぱりか)、セップダケの煮込み(異様なきのこのたっぷり感。若干塩は弱い気もするが、とにかくセップの魅力丸出し。水と生ハムのみで味付けしているとは思えないくらい深みがある)。

今さら言うまでもないが、これ以上の家庭料理には出会うことができないだろう。あまりの正しさに脱帽するばかり。同じ料理を作らせて、ここまで味わいのピントを合わせることができる料理職人は日本にはいないのでは?家庭料理というジャンルの中での最高峰という意味合いで★5.0.

コートドサンモン06(色合いはかなり薄め、グレープフルーツ、ライチの香り、味わいも若干水っぽいが、いかにも現地でがぶがぶやったら美味しそうな味わい)

オートセール05(色合いかなり濃い目、スミレ、茶系の東洋スパイス、プルーンの香り)

追記

ラタトゥイユ、肉のパテ、キャベクーとサラダ、ピキオの白身魚詰め、鴨の心臓を注文。相変わらず、どれもピントがあっていて素晴らしい。強いて感想を書くとすれば、やや鴨の心臓が小ぶりで、少しだけいつものジューシーな印象が弱かったこと(やや内臓くささがあり、瑞々しさに欠ける。こちらの方が癖があって好きと言う人もいる気はするが)、後、白ワイン→赤ワインと飲んでいる以上、順番として、肉のパテ→キャベクーサラダはおかしいと思ったことくらいかな。この順番だったせいで、白ワインは追加の必要ありでした(特にここのハウスワインとキャベクーの相性が抜群なので、追加せざるをえない!)。白、赤ワイン(馬鹿の一つ覚えでいつもオートセールを頼んでしまう。。04は、樽香の豊かさに比して、やや酸が前面に出ているので好き嫌いはあるかもしれないが、5000円であれば誰も文句は言えないだろう。)を二人でたらふく飲んで、一人8.8みなほん。安いな~。料理の完成度をこれだけ保ちながら、このコスパはやはり尋常ではない。感覚としては、一人15みなほんでも特段文句はないところ。

*********

夜の来訪。回数は数え切れず。この店程真っ当なビストロ料理を出すところはなかなかないだろう。出す料理は確かに、フランス南西部のランド地方の料理であり、またワインも南西部の物が多数あるなどややマニアック路線であるが、とにかく料理とワインがうまい!

異常なまでに丁寧に仕事がされている。その職人気質が原因でメニューが増えることはほとんどない。きっと相当程度高い完成度のものが出来ない限り人には出せないのだろう。実際10回以上来訪しているが、味にブレを感じたことは一度もない。

オリーブ、生ハム、フォアグラのパテ、グリーンサラダ、ラタトゥイユ、肉のパテ、いものグラタン、鴨の心臓、スープドガルビューが少しずつ出てくるコース。5000円程度で作ってもらった。

フォアグラのパテもかなり塩をしっかり効かせていて存在感満点。

グリーンサラダもしっかりと水がきってあり美味しい。

この店で一番感心するのはラタトゥイユ。ここまで凝縮感のあるラタトゥイユはなかなかない。野菜の周りに水分が一切出ておらず、うまみがぎゅっと詰まっている。へんに温泉卵をのっけたりとかそんな小細工は不要の王様のラタトゥイユ。

生ハムの骨から取ったスープドガルビューも滋味深い味わい。

ワインも、ジュランソンセックやらカオールやらマイナーの地域の廉価で美味しいワインが多数。

最後は、1988年産と1968年産のアルマニャックで〆た。

全ての料理が、シンプルながらも計算しつくされた味わい。まさに職人の世界。

後は1年にひとつくらい新メニューができるとうれしいかな。。


  • こんな看板でも美味しい

  • 肉のパーティーだっ!

2009/11/06 更新

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