P. Eaterさんが投稿したキュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ(東京/都庁前)の口コミ詳細

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閉店キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ都庁前、西新宿、西新宿五丁目/フレンチ、レストラン

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2010/06 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

料理はきっちりdroit gros 【食べログ突撃ブラザーズがゆく その④】

一言コメント:幸せすぎる激安ブルゴーニュナイト

概括:思いのほかカジュアルな空間で楽しんだ、ありえない金額のブルゴーニュグランヴァンの宴。特別感にはやや欠けるものの、酸味使いの上手な個性的でありながら安定した小奇麗な料理の数々は、ワインとのマリアージュを含め良好。何も言ってないのに、何故か突然、「お料理しょっぱくないですか?」等と聞いてくるサービスレベルも安定していてかつリラックスできるもの。色々な意味で、安心のtwo starレストラン。

***************

次男より、

ラフォン ムルソー  Clos de la Barres 99
ブシャール シュヴァリエモンラッシェ La Cabotte 00
アルマンルソー ジュヴシャン Clos St Jacques 00
プリウレ ロック シャンベルタン Clos de Beze 02

がグラスで頂けて25Kのコースがあるけど、、とのお誘い。

!?!?!?!

今、小売で全部買ったら150Kレベルですが!?!?

こういうのを出血大サービスというんだろうな。当然参加すると即答。

そんな経緯で開催されたTTB臨時会。

ところが何と四男が欠席。外せない会議があると。。

「仕事なんかやめちゃえば良いのに~。」と暢気極まりない三男。しょうがなく3人で、軽やかなブルゴーニュのクレマンで乾杯。そういえば、こちらもエキュレ同様椅子のひじ置きの部分がやけに高く、なんだか落ち着かないスタート。まあ、酔っ払ってくれば気にならなくなるのだけど。

料理は総括すると、柑橘系等のフルーツの酸や甘みを多用した、SALONE 2007でも慣れ親しんでいるスタイル。やや甘みが突出したような一品もあるように思えたし、全体的に驚くような食材のコンビネーションは少なかったが、素材も上質だし、総じて、軽やか・小奇麗・安心。

ワインは、当然ながら、本当に真っ当。しかも、分量も結構しっかり。6杯取りくらい?ムルソーの格、シュバモン(そんな風に言わないか)の意外なミネラル感と上品さ。ジュブシャンであそこまで赤い可愛らしい果実味を感じたのは初めてだったし、堂々としたシャンベルタンも凄い。ただ、ジュブシャンもシャンベルタンもやや温度が低めでもったいない感じもあったし、グラスもベーシックなリーデルやSCHOTTで、グラスがワインに負けてるのが非常にもったいない。バカラとかリーデルのお化け系のグラスで飲んでみたかったな~。

マリアージュも基本的に王道系。ちょっと面白味にはかけるけど、グランヴァンで冒険するものでもないか。車えびとラパンに何故ジュヴシャンをあてたのかは、説明を聞いてもイマイチ理解できなかった。

サービスもしっかりとしつつ、ユーモアも交えて。皿を下げる時に、何故か毎回「ありがとうございます」と言って頂けるのは面白い。突然、何故か料理の塩加減を確認してきた時には3人とも笑ってしまった。

料理で印象に残ったのは以下の要素。

アミューズ前の一皿(聞いたのに名前忘れた。。。)

グリンピースの濃いムースにはレモン、クスクスの玄米あられ?にはライムの甘み。いずれもクレマンと綺麗にマッチ。

鯖とクランベリージェリーのワンスプーン。合わなくはないが、甘酸っぱさがやや勝っていて、かつ少々鯖の臭さを消しきれていないのでやや難あり。クレマンで洗い流せば特段問題はないけど。

アミューズ

ハマグリ白ワイン蒸しとキャビア、リンゴゼリー等。こちらも、リンゴゼリーの甘みを強く感じすぎなのがもったいない。ぷくっとしたハマグリは美味しいのにな。まあ、勿論リンゴゼリーとクレマンは合うけど。

帆立貝 セップ茸 セージ ニンニクの香りノワゼットバター

ホタテ、ノワゼットバターとムルソー。ド直球。薄くてパリパリのパンは本当に薄く。こういうのがちょっとでも分厚いと野暮ったいので、ご立派。凝縮したセップ茸の旨味が素晴らしい。

フレッシュモリーユ茸のリゾット ヘーゼルナッツオイル エシャロットのコンフィ

モリーユ茸、ヘーゼルナッツに隠れたエストラゴンバターの合わさった香りが魅惑的。リゾットは、ツーオーダーではないのかな。ややひび割れ気味。

車海老とラパン レモンのコンフィ ほうれん草とコロナータのラルド

ウサギ肉にくるりと美しく包まれた車海老。思いのほか車海老の磯臭さが強め。ラパンのしっとりとした仕上がりは流石。

豆腐のラヴィオリ

見た目通りの謎の食感のラビオリ。コーヒーの香りも含めて、初めて頂くと、目がきょとんとするような味わい。

ピジョン フォアグラとチェリー

鳩、フォアグラ、チェリーのソース、赤キャベツ、キャベツ、にんじんのピュレの配置が可愛らしいビジュアル系。鳩のソースは後がけ。点々と散らしてあるキャベツには塩味がきれいに入っていたり、赤キャベツは酢漬けだったりと芸が細かい。味わいはある意味文字通り予想通り。

デセール

球体のチョコレートが可愛すぎる。生姜アイスも個性的。今日一番の味わいと感じたのがマンゴーシソソース。酔っ払っていた自分の背筋に旋律が走る味わい。もう一品目の赤いビーツのシートも可愛くて美味しい酸味。

ミニャルディーズ

お腹いっぱいになりながらも頂いた。酔っていて細かいことは覚えていないが、あのパイ生地状の一品は香り豊かだったな~。

最後は、リュバーブのワインをあてて。グランヴァンの偉大な香りに慣れすぎていた鼻には、こちらの香りを感じ取ることができず。爽やかな甘みは心地よかったけど。一口ソーテルヌがあったらもっと幸せなんだけど、って贅沢すぎだね。

相変わらず、飲みすぎで最後はグダグダ。だが、それにしても、このワインのラインアップは何だろう。在庫放出キャンペーン?こんなのであれば、いつでも行っちゃうよ。

  • もう目がハート

2010/06/24 更新

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