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昼の点数：5.0
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￥1,000～￥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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［ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク- ］
永月のお付き合いを
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穴子刺身の食感！
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凛としたお和食
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2010/12/28 更新
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一言コメント：やっと巡り会えた、赤坂ナンバーワンランチ
概括：1200円の穴子茶漬けの脅威。一言で言えば、鯛茶漬けの穴子版。穴子の刺身のごりごりの歯ごたえが脳裏に刻まれてしまう。後からかける出汁は、明らかに万単位の和食のそれの洗練度合い。炊き合わせ等の小鉢も抜かりなく、良好な出汁を使った丁寧なもの。箱自体には多少突っ込みどころがあるものの、京都を少しだけ感じさせる品のある造り。向上心とおもてなしの心を持ったご主人との対話も心地よい。メディア露出は完全にゼロ。見つけてしまった幸せの小箱。これだから食べ歩きはやめられない。
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見慣れぬ小さな木の看板。
見ると、プロカンジャンケジャンの入っているスナックばかり集まったビルの中に和食店が。
穴子茶漬けと焼き魚の定食が1200円と。おお、デフレ気味の赤坂ランチの中で、なかなか挑戦的なお値段がまた何かそそるものあり、と言うことで入店。
入店すると、超小箱の店内は、カウンター5席（ほとんど4席で、1席は入り口前のおまけ席）と、テーブル席6席。
店の構造的には、トイレの引き戸を占めると厨房からの出入り口がふさがるという衝撃の建て付けだが、料理を食べてしまえば、それもかわいく見えてきてしまう。
まずは、里芋とお揚げなどのたきあわせを頂くと、その繊細かつ、力を備えた出汁にびっくり！1200円の定食でこんなものを頂いてしまってよいのか！？目が丸くなり、若干瞳孔が開いてしまう感覚。雑魚を使った一品も丁寧な仕上がり。
穴子を頂く。刺身を食べる機会はあまりないが、これがなかなかの鮮度のもので、臭みもなく、歯ごたえは抜群。短冊状に切ったものであり、〆たての白身魚のような歯を跳ね返す弾力。胡麻和えの塩加減もしっかり目でかなり好み。若干の骨のあたる部分もあるが、1200円のランチなので、これはやむをえないところか。このアナゴの歯ごたえが妙に記憶に残り、食べた次の日にはまた食べたくなってしまう一品。
穴子は無造作に盛り付けられていて結構少ないな、と思いきや、一枚一枚の満足感が高いため、そうすぐになくなったりもしない。しかも、こちらのわさび、注文が入るたびにおろされ、香りもかなり良好な本わさび。
こちらをご飯と頂いた後は、後からお持ちいただいたお出汁と頂く。出汁を穴子の刺身にかけると、若干火が入ることにより身が縮まり、急に柔らかな食感に。火が少し通った半生の穴子の幸せ。身の大きさに応じて火の入り加減が異なるその食感も一々楽しい。そして、やはり品を感じる出汁が幸せ。出汁も一回一回使用する量だけ火にかけていて、忙しいランチであることを一切言い訳にしてない。干した海苔、三つ葉、あられ等が茶漬けのトッピングでこれらも香りヨシ。
昆布？の細切りや柚子の入った白菜の漬物や大根の醤油漬け、塩昆布にも手抜かりなし。土鍋で炊かれたご飯も程よい火加減で、茶漬けにするのにまさに適したもの。
昼は丁寧に仕事をしつつ、時間がかかり過ぎないようにしているため、多少バタバタはしている感じはあるが、それでもご主人、女将共に丁寧で心のこもった接客。
夜にも少々人の付き合いでお邪魔したが、時間がなかったので、数品だけ。中でも海老芋を炊いたものはかなりの出来栄え。海老芋の甘い仕上がりと謹厳な出汁の仕上がりに衝撃。本来は8400円～のお任せ中心のよう。隣のスナックが少々盛り上がり過ぎていて、やや耳に入ってくるが、かなり良質な魚やきっちりした調理は想像通り。今度しっかりで頂くまではとりあえず昼だけの評価。
すぐにまた夜行きます！