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伊勢藤牛込神楽坂、飯田橋、神楽坂/居酒屋、日本酒バー
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夜の点数:4.0
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 3.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 3.6
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|酒・ドリンク 3.7
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[ 料理・味3.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気5.0
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| CP3.6
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| 酒・ドリンク3.7 ]
酒場の聖地
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2015/03/06 更新
開業が昭和12年という歴史ある酒場。緊張しつつ中へ行くと、酒飲みが驚喜しそうな渋い店内。カウンターの中では店主が真剣にお燗をつけている。その姿を見ていると、こちらまで緊張してしまい、背筋がピンと伸びてしまう。
お酒は日本酒の白鷹のみ。開店してすぐの時間だったので、お通しが段階的に運ばれてくる。通常は一汁三菜がお通しで、3つの小鉢が運ばれてくるそうだ。この日は、豆と味噌(なんていうのかなあ、、、)、エイの煮こごり、練り物の炊いたのの三品。それらをちびりちびりとやりながら、日本酒をグイっと飲む。
この店で、大きい声を出して喋る客はいない。ちょっとボリュームの大きい人には店主が注意する。だいたい、この雰囲気を読めない客が来る場所ではない。伊勢藤という空間に浸る場所。
一汁のお味噌汁は、化調は使ってないなあという味わい。最初の口当たりは物足りないと思う。味覚を表す絵図が四角であった場合、化調はその四角の角まで一気に浸透する味わい、これはこれで美味しいと感じるようになっているのだから、それがダメだということはない。逆に自然の素材だと、旨味が弱すぎて、味覚の四角の角まで埋められない。なので、最初の口当たりは、食べ慣れている化学調味料の方が美味しいと感じる。 だけど、心配ない。味覚の四角をその旨味に自ら合わせていけば、物足りなさが解消されて、実に滋味深い味わいを得ることができる。
って、脱線した。一汁三菜の他に、湯豆腐を注文。これが素敵な器に盛りつけられていて、是非写真を撮りたかったのだが、撮影は禁止とのことで諦めた。こういうのって、バシャバシャ音を立てたりストロボを光らせたりする人で禁止になっていくのだろうなあ。
凄く素敵な酒場だった。けれど、緊張してしまって、あんまり楽しめないのも事実。もう少し年齢を重ねなければ、この空気には溶け込めていけないだろうなあ。