レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/05訪問 2014/02/23
人気の猫カフェは最近良くあちらこちらでみかけるのですが、東京には鳥のいるカフェがないのかな・・・
気に掛かるたび、いろいろ調べまくった結果、な~んだ!仕事先で手が届くエリアにあるじゃないですか!
そしてほどなく、その幸運はやってきました。
近くで仕事の帰りに行くことができました!
神様 ありがとう。
西荻らしい落ち着いた表情の商店街の中に、ことりやさんがあります。
訪問時、一度前を通り過ぎてしまったほど おとなしい外観。
入り口に鳥の絵のサインボードがありますので、それを頼りにね。
店内はカウンター席、余裕を設けたくつろげる雰囲気のテーブル席と、なかなか落ち着いた雰囲気です。
小鳥をモチーフにした可愛い食器や小物、アクセサリーなども店頭販売されていて、訪れる楽しみもあります。
手作りのスイーツやパニーニなどのフードメニューも魅力的。
お昼に当たったらぜひランチで来たいと思います。
店内には2羽の桜文鳥さん、その奥に珍しいヒメウズラの3きょうだいがいます。
小鳥の大好きなわたしは、もう嬉しくて嬉しくて。
客席とは離れて置かれていますので、喫食への影響はないと思われます。
女性のご店主さんは笑顔の素敵なやさしいお方で、鳥が好きで見ているお客のわたしたちをも、やさしく見守ってくださっている感じです。
わたしがヒメウズラちゃんをあんまりにもそばで話しかけながら見ていたもので、
「あとで抱っこしてみますか?」
と、お声をかけてくださいました!
壁に向かった奥のカウンター席に座り、アイスティーをいただきました。
大きめのグラスで冷たいアイスティーは、色味も良く、香りもあっておいしかったです。
鳥さんにも負担になりますので時と場合によると思いますが、ご店主さんのご好意でうずらちゃんをかごから出してくださり
「どうぞ~」
と抱っこさせてくださいました。
ふわふわで、あったかくて可愛い!
うずらちゃんはわたしの手の中で、うつらうつらしてしまいました。。。
小鳥のお話をお客さまとご店主さんを交え自然とはずむ、とっても居心地の良いお店です。
桜文鳥さんは2羽で仲良し。
ときどき、思い出したようにピヨピヨ、と鳴いてすっごく可愛いです!
ヒメウズラちゃんはほとんど声は聞こえないのですが、ホントにちっちゃい可愛い声で鳴くんです。
とっても癒されました。
ここに来たら、また仕事もがんばれそうな、わたしのエナジーカフェになりました。
また来させてください。ご店主様ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
2位
1回
2013/09訪問 2013/09/16
仕事で日本橋へ外出の際、会社に戻る前こちらでお昼をいただきました。
自分が小さい頃は家族で日本橋によくでかけましたが、駅付近を歩くのは本当に久しぶりでした。
駅至近のコレド日本橋内でも良いかと思いましたが、少し近辺を歩いてみました。
白い暖簾が下がる店頭には、人が並んでいます。
時間は1時を周り、長蛇の列とまで成していなかったので7人目で並んでみました。
近隣の会社員の方がほとんどでしょうか、どうやら海鮮丼一品で営むお店のようです。
「きょうは少ないほう」とのこと、運が良かったかな?
『ぜいたく丼』という名前で、特上・松・竹・梅とあり、梅は980円で頼む方が多いです。
わたしも『梅』にしました。
何人か帰られると数組ずつ案内してくださいます。思ったよりも待ち時間は少なかったです。
店頭に麦茶の入ったジャグと紙コップが置いてあり、このさりげないサービスも嬉しかったです。
また、待っている間に、注文をとってくださいますので、店内で着席してから提供が早くこの点も良かったと思います。
店内はL字型カウンター席のみで落ち着いた雰囲気。
板前さんが目の前で次々と丼にお魚を盛り付けて美しく仕立ててゆきます。
柔らかい照明が盛り付けられたお魚に輝きを与えていました。。。
ぜいたく丼と別添の小皿に胡麻しょうゆ漬けの切り身が来ます。
まずは丼のお魚をまろやかな黄味しょうゆでおいしくいただきます。
日によりお魚の内容は多少変わると思いますが、まぐろ、いくら、数の子、小柱、他にも貝が入っていたように思います。
そしてねぎ、小さな角切りの胡瓜。
お口の中に、幸福感が溢れます。
まぐろの旨み、貝のこりっとした食感・・・
いままでいただいてきた海鮮丼ってなんだったのだろう?
待ったかいがあったというものです。
さて、お魚の美味しさを存分に味わうことができたら次は自分の好きなタイミングで、板前さんに鯛のおだしをかけていただくようにお声をかけます。
ご飯は足していただくこともできますので、それもお願いしました。
目の前の打ち出しの鍋にはあつあつの鯛のおだしがいっぱい。
お玉でゆっくりとかけてくださいます。
ほんとうに美味しい。
湯気までも、目を閉じて味わってしまいました。
そこへ先ほどのお魚をのせていただきます。
至福の味わいです。
しょうがの甘酢漬けでお口をさっぱりさせたら、帰りましょう。
1杯の丼で2つの愉しみを味わえる。
これで980円はかなりCP高いと思います。
ここでお昼を食べることができ、満足しました。
時間によってはもっと並ぶかもですが、また行きたい、そんなお店です。
ごちそうさまでした。
3位
1回
2013/01訪問 2013/01/16
お昼に仕事が続くと、空腹も落ち着いてしまうことがあります。
時間が遅くなってがっちり食べるより、やはり夕食に備えて最近は軽くした方が良い事も。
そんなことを考えつつの道すがら、上井草駅から程近いところにサンドイッチのお店がありました。
こちらでは店内でも販売しているサンドイッチがいただけるんですね。
ショーケースのすぐ横にあるドアを開けて入りましょう。
「いらっしゃいませ」
男性と女性、お二人が笑顔で迎えて下さいました。
細長い客席の店内にはコーヒーサイフォンが。
飲みものは他にカフェオレ、紅茶、ミルク、トマトジュースなどもあります。
わたしはハムカツ(170円)とフィッシュ(210円)、飲みものはブレンド(210円)にしました。
一組ずつ包装されている包みを外して、木のトレイにきれいに並べて出して下さいます。
思いのほか、パンがしっとりとしています。
どちらのフライの衣もしんなりしてなく、カリッとした歯触り。しゃきしゃきしたレタスとハムカツのソースも邪魔しない程度の量でおいしかったです。
お聞きしましたらパン粉から自家製とのこと、さすがですね。
フィッシュのほうはオニオンスライスがサンドされていて、心憎いばかりです。
こんな真心あるサンドイッチがこのお値段でいただけるとは!
もう1組食べても良いかな、と思うほど。
コーヒーも主役になるほど、おいしい1杯をいただけました。
近くにあったらきっと毎日通ってしまうでしょう。
看板のお店の名前は懐かしいクルマの名前を思い出す、そんなすてきなサンドイッチのお店でした。
また寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。
4位
1回
2013/07訪問 2013/07/30
この日はひとりでお留守番。
ランチはおいしいもの食べたいな、と近隣のお店を探していました。
マイレビュアーのKさんがいらしたエル・ダンジュはすでに予約でいっぱい。
もう2軒候補があり電話しましたが、どうやらそのうち1つはお休み、もう1つは営業日なのに電話にでません。
もうこちらがだめならおうちで食べようとお電話をしますとご主人がお出になられました。
1名客でしかも当日の予約など、快くお受けいただけるかどうか心配でした。
お電話の声は開店前でお忙しかったのかもしれません。
それでも来店時間と連絡先、苦手な食材はありますか、と受け付けていただけました。
お電話の後、お店、どんなかな・・・と不安になりましたが、行きましたらまったく何のこともなかったです。
ランチメニューはワンコースのみ。(1,890円)
それだけ、ひとつひとつのお料理に心があると思います。
次のお料理との間合いも問題なかったと思います。
実際いただいてみて、CPは良いでしょう。
12時半の予約で、駐車場があることも知っていましたがクルマは出さずに、のんびりとお店の近くを通るおなじみのバスで出発。
なんとなく地理勘はあるので食べログさんの案内とは違う路線でショートカットして大学付近へ。
10分ちょっと歩きましたが、予約の15分前に到着、まだ誰もいなくてこの日の一番目でした。
お店の周りにはプラムやハーブが。お店でお使いになっていらっしゃるようです。
柔らかな日差しが店内に入り、窓辺からは草花が見え素敵な感じ。
天井のほうから心地よい音量でボサノヴァが流れてきます。
2人のテーブル席もあったのに、たった1人のわたしのためにセッティングされた4人のテーブル席に案内してくださいました。
「1人なのに、よろしいのでしょうか?」と聞きますと、奥様が
「はい、ごゆっくりなさってください」
うれしかったです。
まずはドリンクメニューから、自家製のレモネードソーダ(525円)をいただきました。
ちょっぴり甘めでしたが、うだる暑さの中歩いてきましたので、ソーダのはじける感覚と爽やかなレモンの味わいで夏のテーブルにぴったり。
前菜3種は イタリアンサラミ、桜で燻したワラサ、鱧を使ったお魚のテリーヌです。
お料理を奥様がサービスしてくださるときに、簡単に説明をしてくださいます。
イタリアンサラミはこの上なく薄くスライスされていますが、黒い粒胡椒がところどころにあり、これがアクセントになっています。
ワラサのスモークは食前酒に合いそうな脂のり、ほのかな香りが良かったです。もう少し食べたかったかな。
鱧を使ったテリーヌは上品で淡白、かつ繊細な味わいでした。
スープはポテトとポワロ(洋ねぎ)の冷たいポタージュです。
スープの表面にはラテアートならぬ、スープアートが施されています。
こうしたところに、おもてなし感が表れていますね。
ポワロは太くて少し短い長ネギで、下仁田ねぎのように甘みがあります。
冷たいスープにすることにより、ねぎの風味がとても引き立っていたように思います。
丁寧に仕上げられたスープはとてものど越しがよくおいしかったです。
パスタはベーコンとグリーンピースの軽いクレマスパゲティーニ。
粉チーズがふりかけられていましたが熟成が進んでいないものでしょうか、塩気が利いていなかったのでこのパスタには良かったと思います。
グリーンピースの甘み、ベーコンのスモーキーな風味と塩味、それらをうまくまとめています。
ゆで加減はやや芯を残した感じでした。具材量のバランスも調和していたと思います。
最後はブラッドオレンジのソルベです。ソースはミックスベリーだそうです。
クリーム系パスタの食後にぴったりの爽やかなデザートでした。
添えられたフルーツとの相性も良かったと思います。
コーヒーも焙煎強めのイタリアンタイプ。食後にぴったりのコーヒーでした。
帰るころにはすべてお席が埋まっておりました。
帰るときにごあいさつしましたら、ご主人が厨房で調理をしながら
「お1人でも気になさらずまたおいでください」
と笑顔でお声かけくださいました。
ゆったりしたレイアウトなので、大切な人との食事などゆっくりとすごしたくなるお店です。
最近と思いますが、お店のすぐお隣まで新築の戸建て住宅が建っていますので、さらにひっそりしていますからご注意を。
相方とまた来たいです。
ごちそうさまでした。
5位
1回
2013/08訪問 2013/08/23
生田緑地をぐるりと散策、日本民家園、かわさき宙と緑の科学館を見学し、出てきてみれば気温がピークの時間。
暑い暑い!
汗だくになって、また向ヶ丘遊園駅方面へと歩いて戻ると、今度は反対側の出口に向かいます。
のんびりした商店街を進んでいくと、こちらのクラフトビールさんにたどりつきます。
入り口は案外ひっそりしていて、看板や幟を見落とすと通り過ぎてしまいます。
お店に醸造所が隣接しているので、店内に入りますと突き当たりの壁にタップレバーがあります。
毎日販売するビールの種類が少しずつ入れ替わるようで、HPでも確認ができます。
期間限定のビールがあり、二十世紀、柚子などその季節のものも登場します。
わたしたちが訪問したときは『桃エール』が。
わたしはこれにしよう、おいしそう!
キャッシュ・オン・デリバリー方式で、注文をして先にお金を払います。
店員さんはきびきびしていて、迷っている方にはわかりやすくアドバイスもしてくださり、応対も良いです。
アルコール度数や色味など参考になる表も掲示されています。
ビールはその場で注ぎ、渡してくださいます。
お料理のほうは出来上がると席まで持ってきていただけます。
店内は明るい感じで、家族連れの方も多いです。
相方は『多摩の流れ』でまずはカンパーイ!
わたしの桃エールは、桃のフルーティな香りとほんのり甘みを感じるビールです。
最初に言っておきます。
わたしは居酒屋さんは好きで良く行きますが、飲めるタチではありません。
職場で酒席があっても、最初のビールはグッと飲めず、一口でストップ。
つまんない奴なんです。
だからもったいないので、少しだけ注いでもらったりします。
夏だろうが、冬だろうが、風呂上りだろうが・・・あまり美味しいって思ったことがなかった。
それが・・・どうしてなんだろう?
ぐい、ぐい、ぐい・・・って飲めちゃったんですよ!
ひゃっは~!驚いた p(@o@)q
苦くて、のどにキーンと来るんだと思いきや、ゴクゴクと飲める、こんなビールはホント初めてでした!
のどが渇いていたこともあって、ビールがうまいっ、てこうゆうことなんですね、皆さん!
こんな美味しいビールが1杯なんと300円からといいますから、めちゃくちゃCP高いです。
わたしはゴブレットグラスの一番少ないサイズにしたのですが、その上のサイズも同じお値段ですとご案内がありました。
注文したお料理はシェアしていただきました。
本日のウインナーソーセージ盛合せ(600円)
・・・粗挽きでパキッとした歯ごたえのソーセージはビールに合いますね。イカ墨のソーセージもくせがなく、おいしかったです。
なすとトマトのチーズ焼き(500円)
自家製野菜ピクルス(400円)
・・・きゅうり、にんじん、大根、キャベツ。さっぱりとして、すっぱいけどからだも喜びそうなピクルスでした。
2杯目は相方『スピカ』
わたしも『多摩の流れ』でおかわりしちゃいます。
飲み心地が良く、コクもあり、適度な苦味もある。
何しろわたしは、のど越しが良いってこうなんだね!とこの歳になり、実感した次第です。
相方はもう少し飲めそうでしたが、心地よい“酔い”(リラックスするような感じ、でしょうか)をもらい、お店を後にしました。
また行きたいです。
期間限定の他のエールも気になります。
あっ、ビールのアイス、食べるの忘れてた~
ごちそうさまでした。
6位
1回
2013/02訪問 2013/02/28
検索していると目白に美味しそうなラーメン店があるなあ、と。
西武新宿線で1日周る日に訪問しました。
11時半からの営業で、まるでちょっとした料亭のような外観。
見るからにワクワクします。
格子の引き戸を開けますと、和の趣きある通路があり入り口へ。
L字形カウンター席のみのこじんまりした店内は、やはり和の設え、小物飾りも素敵です。
落ち着いた照明の中、ジャズが低く流れています。
厨房とカウンター席はガラス張りで仕切られています。
店内の撮影は自席周りについてはご了解いただきました。
わんたん麺に燻製玉子をお願いしました。
お昼は麺の大盛りかおむすびがサービスになりますので、おむすびをお願いしました。
おむすびは五穀米でしょうか、梅干もついて健康的です。
ご店主の所作を拝見してまして、どんぶり鉢を1つずつふきんでもう一度拭うなど、丁寧さを感じます。
お仕事のなかで余計な音を立てないのです。
わんたん麺がわたしの前に届いてまず感銘したのは、スープが澄んで輝いていること。
飲んでみますと素直ですっきりしたその味に、“美味しい”と思わずつぶやいてしまいました…
チャーシューも丁寧ですね。
食べるとお肉がほろっと崩れ、柔らかい。本来の旨さがあります。
麺はつるつるモチモチです。スープとの相性もバッチリだと思います。
海苔もさんかく、なんですね。
つるりとしたワンタンは、中身のお肉もジューシーで5個入っていました。
燻製玉子はちゃんとスモーキーな香りがしました。味付けも“わたしは玉子です”、って印象に残りました。
食べ進むほどにどんどん惹かれてゆくラーメンはおそらく初めてだったかもしれません。
おにぎりはご飯の握り加減が美味しかったですよ。
気がつけば完食です。
ラーメンに1000円・・・、と最初は思いました。
しかしこちらは価値ある一杯だと、わたしは思いました。落ち着いた雰囲気の中、美味しくいただきました。
近くでまたお昼になったらぜひ行きます。
ごちそうさまでした。
7位
1回
2013/01訪問 2013/02/06
仕事で路線バスに乗るといつもお店の前を通るので、このごろ気になっていたお店です。
わたしはコーヒーが好きなので、いつか行こうと思っていました。
エントランスもとても可愛らしく、店内に入りますとこじんまりとしているのに居心地がとても良いです。
コーヒー豆はエチオピアの野生コーヒー豆をはじめ、ご店主選りすぐりの豆の販売のほか、富山から定期的にお取り寄せしているパンの販売もしています。
カフェのほうも1杯ずつ丁寧に淹れていただけるコーヒーから、お昼時はランチもありますし、スイーツメニューも充実しています。
ご店主は温かく優しいご対応をしてくださいますし、コーヒーも迷いがあれば違いを教えてくださいます。
わたしは『リム』というコーヒー豆でウインナーコーヒーをお願いしました。(500円)
ふんわりとやさしい、雪のように白いクリームにおおわれたカップ。
そっと何度かすすると、そこでコーヒーがあらわれます。
コーヒーの風味は香りが高く、飲みやすいのに適度に苦味、コクがあります。
クリームがたっぷりなのに油っぽくならず、今まででいちばんおいしいウインナーコーヒーでした。
次回はランチをぜひいただきたいです。
それと、フレンチトーストがおいしそうなので、それもきっと近いうちに。
またひとつ、素敵なお店に出会えて感謝。
ごちそうさまでした。
8位
1回
2013/03訪問 2013/04/12
『表』の不如帰さんを知らないうち、いきなり『裏』から訪問したわたし。
ラーメン通レビュアーの皆さま、ごめんなさい!
時々仕事を同行させていただく先輩が、「良かったら一緒に行ってみないか!」と声をかけていただきました。
名前は知っていても、場所が良くわからずとても人気があるのでなかなか足が向かずにいたのでした。
お店到着はもうすぐ1時という頃でしたが、やはり行列が。
しかし、7名待ち後にわたしたちとなり、約20分の待ち時間で入店できました。
「こういうとき1人じゃ待つのもしんどいからね」と先輩。
なかなか行かれないお店に連れて行ってもらい、ほんとうに感謝です。先輩、ありがとう!
店内はカウンター席のみ、食券を先に購入します。
大好きな魚のだしを味わえる、『煮干しそば味玉入り』(850円)にしました。
チャーシュー、海苔、メンマ、刻みネギ、味玉。
海苔の上にちりめんがのっているところがポイントです。
さっそくスープから。
澄んだ神々しい輝きのスープは熱さ加減もまさにベスト。
すっと入っていく味は上品で、どこか燻した香味もありながら煮干の個性を出しすぎず醤油と合わせています。
あまりのスープのおいしさに、思わずうなずきました。
麺はストレートで少し固めに上げておられるのでかんだときの食感や麺の持ち味を楽しめました。
メンマは素材の筋がほとんど気にならず味付けも相性良く、チャーシューも良かったです。
味玉は中のほうまでちゃんと味があり、黄身はゼリー状のちょうど良いかたまり具合。
それなのに味付けがこのラーメンに良く合っていると感じました。
こうしてみますと、すべてのパーツがこの1杯に集結しているんだなあと感心です。
さすが3種のお魚の煮干を使用しているとのこともあって、味に深みのある素晴らしいラーメンでした。
店を後にして、2人とも大感激。
いつもの不如帰さんにも、ぜひまた行こうと話しました。
ごちそうさまでした。
9位
1回
2013/03訪問 2013/05/28
仕事でたびたび訪れる西武新宿線沿線ですが、わたしにとって何ともいえずほっとする感覚を持ち合わせる街ばかりです。
この日も近隣で仕事があり、次の予定に向かう前にこちらのお店に初めておじゃましました。
おしゃれなカフェも良いけど、こうゆうお店も大好きです。
引き戸を開けると「いらっしゃい」、と迎えていただきました。
店内は地元の方とお見受けするお兄さん、そしてサラリーマンの方がお食事中でした。
こちらはご家族で経営なさっているようですね。
おばあちゃまがお茶を持ってきてくださいました。
メインの料理を決めたら、毎日替わる全て手作りのお惣菜から好きなものを3つ選んでいただきます。
大きなお皿のお惣菜が並んでいるところで「何にしよう?」と聞かれ、
「これと、これ・・・」というふうにお皿に取っていただきます。
メインは焼き魚で、しゃけにしました。
お惣菜はマカロニサラダ、白菜とベーコンの炒め物、ブロッコリー。
ブロッコリーをお皿に乗せてくれながら、「マヨネーズはかけるかな?」
「はい、お願いします」
「ほい、こんな感じかな?」
そんなやりとりまでもが、家庭的でほっとするお昼ご飯です。
「おしんこも取っていってね」
「はい」
わたしのだいすきな糠漬け、嬉しいな。
ああ、あったかい気持ちになりますね。
その間にご主人がお魚をもう一度グリルで温めて出してくださいました。
大きな切り身で、食べ応えばっちり。
甘塩で身離れも良い、おいしいしゃけです。
お惣菜も家庭的。
「ご飯も味噌汁もおかわりできるからね」とお声をかけていただきました。
「ありがとうございます」
ごはんもふっくら、お味噌汁はだしがきいてます。具はわかめに豆腐、ねぎです。
洋食もいいけど、お昼にバランスよくいただける和食っていいですね。
食堂のすばらしさってこんなところにあるのではないかしら。
ごはんをもう半膳ほど、いただきました。
これで700円。お腹も幸せです。
普通の献立だけど、バランスの良いおいしいお昼ご飯でチャージができました。
また近くに来たら、ぜひ食べに来たいです。
ごちそうさまでした。
10位
1回
2013/01訪問 2013/01/26
マイレビュアーさんや読者の皆様が多数行かれているのを拝見し、ずっと行きたかったパン屋さんです。
伊勢丹へは買い物によく行くのに、ここへはなかなかチャンスが・・・
この日はやっと願いがかないまして、相方と真冬のタンデムスクーターで行ってまいりました!
土曜日の、時間はもうすぐ3時。
お店の前を確認できずに一度通り過ぎ、「確か、この通りだよねえ」と戻ってきて 見つけた!
『遅い時間だと、品数が少なくなってしまう』とのことで、もうダメかな?と扉を開けました。
確かに種類は少なかったです。
食パンはすべて予約の方の分でしょう、棚の上に何か札がついて別保管されていました。
そんな中、ひと通り拝見しこの日買いたいものを決め、もう一度振り返りますと、『あれっ?な、ない!』
ぐずぐずしてると、どんどん買い手が決まっていきます。
あまり買い込むのもどうかと思い、今回は
ミルククリームパン
栗のパン
ゴルゴンゾーラ
ベーコンのキッシュにしました。
男性のスタッフの方は手際が良く、優しい感じで笑顔もありました。
ゴルゴンゾーラのパンの底に貼りついたチーズの『はね』が包装する際、折れてトレーに残ってしまったのですが、そのかけらをトングで拾って袋に丁寧に入れてくださいました。
ミルククリームパンは柔らかいコッペパンのようなパンにリッチな感じのミルククリームがぽってりはさんであります。
クリームは甘さ控えめで、なかなか良かったです。
栗のパンは栗の渋皮煮のようなごろっとした栗が入っています。
このパンも栗が主役にもかかわらず、甘さ加減が絶妙。
栗の風味、そしてパンそのものの味をも楽しめました。
ゴルゴンゾーラはチーズの中でも個性派なのに、独特のピリッとした風味はそれほどパンに残らず、ブルー系チーズが苦手の方でもこれはいただけるんじゃないかな?チーズの風味が、ほの甘いパン生地を魅力的に引き出しています。
そしてベーコンのキッシュは、ベーコンのスモーキーな香りと、風味が最高。
白ワインのおともに良いんじゃあないでしょうか?
他のパンもまたぜひ買って食べてみたい!
わたしも皆様のようにリピーターになりそうです。
仕事で都内・近県を訪れたり、また生まれ育った街に降り立つ機会ができたりと、多忙な中にも嬉しいお店との出逢いがたくさんありました。普段の自分ならおそらく行けなかったであろう街の素晴らしさを身をもって知ることができ、感謝の一年でした。