ムックさんのマイ★ベストレストラン 2015

牛込神楽坂駅至近に、こんな素敵なお店がありました。
用事後の帰り道、お昼を食べようかと思っていた、まさにその時現れました。
『和しょく』と表して、さぞやお高いのでは・・・
と店頭のお品書きを拝見すれば、たまになら良いかな、と自分に許せる範囲内で少し安堵いたしました。
お昼にお魚をいただくのも良いでしょう、引き戸を開けました。

時間は１時半を過ぎた頃。
お昼のメニューはまだいただけますか、とおたずねすると
はい、ございます、と笑顔で歓待していただけました。
１人ですがテーブル席に案内いただき、「お昼のお食事をご用意いたします」とすぐにお茶とおしぼりを出してくださいました。
カウンター数席とテーブル数も少なくこじんまりとした店内ですが、意外にもほっとする空気が流れ、静かでとても居心地が良いです。
着物をお召しになった女性はご店主の奥様でしょうか。
ご店主様もまだお若いと存じますが、厨房でお料理に向き合うお姿が素敵です。

最初は　かぶら蒸し
・・・優しい甘みをもつかぶら、、そして京人参でしょうか、独特の赤が白肌に紅をさしたようにきれいです。ほの温かいあんがそっと包んでいました。
目で楽しみ、静かに味わい終わったあたりに　くみ上げ湯葉が。
・・・添えられた山葵はもちろんおろしたて。
わさびの一瞬の甘みに続き、辛さがみずみずしくわきあがり、香味が引き立ちます。
そのまま湯葉をいただけぱ大豆のもつ風味がふわっと広がり、とろけるようでした。
そして　鯛のあら炊き
・・・蒟蒻、お揚げ、牛蒡、菜の花が彩りを、生姜が添えられています。
お魚はふっくらと炊き上がり、それぞれの素材の味わいを楽しめる一品で、煮汁のお味加減も自分の好みで美味しかったです。
土鍋ごはん、なめこのお椀、香の物
・・・つやつやでふっくらとしたご飯は粘りと甘みを楽しめました。おかわりをいただきました。
なめこは丈の長いシャキ感のあるもので食感が良かったです。
香の物はあやめかぶらのお漬物だそうです。
ぬか漬けではなく醤油を使ったお漬物なのだそうです。
お口がさっぱりし、大変美味しいものでした。

丁寧なお仕事ぶりが垣間見える素敵なお食事。
これで1,100円は料理・ＣＰ・サービス・雰囲気ともに好評価したいと思います。
ごちそうさまでした。

瀬音の湯からの帰路、前々から行きたかった『むべ』さんに相方と訪問。
道筋にある独特なタッチの看板に昔から惹きつけられ、ずっと思い焦がれていました。
裏手の駐車場にクルマを停めのれんが掛かる格子戸をくぐれば、庭木の向こうに芝生が。
お庭に続くお家のドアを開けますと、奥様が笑顔でお迎えくださいました。
太くて立派な木の重厚感のある長いテーブルに並んで座りました。
低くクラシックが流れる店内は、とても落ちついた雰囲気で心が和みます。
コーヒーとチーズケーキをいただきます。
店内撮影禁止とありましたが、コーヒーとケーキの撮影ご了承頂きました。
カップはお好きなものがあればおっしゃってください、とのことで2人とも直感で選択、それぞれお願いすることに。
大きな鉢に立派な百合の花や水盤に植物がいけられています。天井の柱には布で作られた可愛らしいねずみさんがわたしたちをのぞいているのもご愛嬌。
チーズケーキはレアタイプ、フルーツもいっぱい。お持ちいただいたお皿にはフォークが２つ、ちょっと嬉しいですね。
ケーキの上はゆずのソースでしょうか。爽やかな風味です。
葡萄は２種３粒、メロンは食べやすくカットされています。清見オレンジでしょうか、香りがあり甘くてみずみずしいものでした。
コーヒーは自家焙煎の豆を使い丁寧に淹れてくださいます。フルーティなブレンドでケーキにぴったりでした。
美味しいコーヒーも飲めて、ケーキやフルーツも満足したし、さあ、と立ち上がりましたら奥様が「いまお茶をお入れするところだったの、よろしかったらいかがですか。お時間ないかしら」
とお引止めいただいて、大きなお茶碗にておいしいお茶をすすめてくださいました。
手にしたときに温かみのあるお茶碗もとても気に入りました。
緑の濃い、抹茶のようなまろやかな甘みとすっきりとした渋みもある、とてもふくよかな味わいのお茶でした。
有難うございます。
お互いに休みが合った唯一の平日。ここに来て、実にゆったりとした気分になれました。
奥様に送られお店を後にするとご主人様がちょうどお庭にいらして、庭木を拝見していた私どもと少しだけお話させていただくことができました。

またゆっくり気分を味わいに、ぜひ寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。

冬の空にそびえたつ富士山のそばに行ってきました。
寒い日はやっぱりほうとうが食べたくなります。
ちょうど開店する頃あいに到着し、パーキングでき、待つこともなく良かったです。
入り口に段差がありますが気を付けて入ります。
入店するといつものようにスタッフの皆さんの元気な挨拶が店内に響き渡ります。
案内いただき着席すれば、その後に続々とお客さんたちが入店し案内されていきます。
注文ししばし目の前に見える雄大な富士山を眺めていると、出発時は青空だったのにいつの間にか薄い雲が現れて、頂上付近には雲がかかっていました。
10分前後で届いた熱いほうとうの入った鍋をスタッフが静かに鍋敷きの上にセットし、木のふたを開けるとグツグツ煮えていて湯気が立ち上りました。
ほうとうの麺は食べやすい長さで、無理にすすり込まずに熱いので1本ずつ箸で取りゆっくりといただきます。
そして野菜も食べられるのがほうとうの良いところ。
白菜、ねぎは長ねぎに玉ねぎも入って2種使い
にんじん、いんげん、なめこ、かぼちゃ、油揚げと、野菜たちも程よく煮え、味噌仕立てのつゆに野菜の旨みが溶けだして、甘みをも感じます。
ほうとうは年中いつ食べても美味しいけれど、こんな寒い日はやはりお腹に、からだに染みわたりますね。
食している途中で摺りだねを加えていただきました。美味しかった～
周りはもうお客様でいっぱい、奥のほうで案内をしていました。
いやあ、相変わらず平日でも大人気の不動さんです。
ごちそうさまでした。

河口湖エリアのプチドライブ
まだ寒いですからほうとうは食べて帰りたい
いくつか候補店は決めていましたが、予定ルートで行きやすかったこともありこちらに。
平日の訪問でしたがコロナ禍も少し勢いが落ちたか、店内はグループ来店を多くお見受けしました。大箱店舗で空いている客席エリアがある中で、可能であればあまりお客様との間隔を詰めないでご案内いただけたら良いと思います。
どうしてもお話がはずんでしまうグループもありますから声も響きますし、少々気になりました。
スタッフの皆さんの来店退店時挨拶などは元気よく、所作もよろしいのですがそのようなことからサービスと雰囲気を少しだけ辛く評点させていただきました。

ほうとうといなり寿司を１皿お願いしました。
注文後数分で先にいなり寿司が、15分前後でアツアツのほうとうが来ました。
この時季のほうとうはやはり温まりますし、そこがいい。
白菜、かぼちゃ、人参、インゲン、なめこ、長ネギなどのお野菜と厚手の油揚げ
味付けは優しめですが、わたしどもには丁度良いです。
お腹の芯から温まりました。
おいなりさんのお揚げは閉じないタイプ。
お揚げは甘辛の味付けが良く染みており、中の酢飯もサッパリしていてほうとうのお伴に良いですね。チョット食べたい気持ちで、1つずつシェアしていただきました。

ユニークな建物のほうとう不動さんも、すっかりおなじみになりました。
地元郷土料理でもあるほうとうを、これからも伝えて盛り上げていってほしいです。

ごちそうさまでした。
箱根ドライブの続きであります。
湖尻から御殿場に抜け、須走から東富士五湖道路を経て河口湖へ。
遅いお昼を軽めにしていたせいか、２時間弱でお腹がすいてきました。
吉田うどんのことも考えていましたが、クルマを走らせているとちょうど前から気にかけていた、あのほうとう不動さんのユーモラスな外観のお店現る！
マイレビュアーさんも訪問されていたほうとう不動さんに、わたしも潜入します（＾＾）／

白くて雲みたいな形の建物に暖簾が揺れています。
入ってみますと、中は丸いドームのようになっていて声が反響します。ちょっぴり不思議でわくわくな空間。
テーブルはずっしりと重厚感ある厚い木の大きなテーブル。
そして座面に畳を使っている大きな椅子。和の雰囲気を持ち合わせつつモダンな感じがこの建物にマッチしていますね。

相方とわたしは不動ほうとうをいただきます。
向こうのほうで応対されているスタッフの声がまるですぐ隣でしているように聞こえてくるのも面白い。

鉄鍋に入って熱々で運ばれてきた不動ほうとうは銘々に備え付けの鉄の鍋敷きに置いてくれます。
おっ、なかなかボリューミー。
かぼちゃの黄色がいいですね、野菜もいっぱい。
さっそくいただきます。
熱い熱い！口の中を火傷しないように気をつけて。
ほうとうは短冊くらいの長さですが太さがまちまちで楽しいです。
もちもちしていて、食べ応えがあります。
そして煮込んだつゆは野菜の旨みがぎっしり。
つゆというより、食べる感覚。これは残したら勿体ない。
白菜、人参、インゲン、長ねぎ、なめことたっぷりの野菜がいただけてヘルシーです。
つゆは味噌の味が優しく、かぼちゃの味わいを最大限に活かしているのでついつい飲んで味わいたくなります。
肉厚の油揚げが良く合います。大きなかぼちゃが入っていました。
汗をかきながらどんどん食べ進み、完食です。
好きなスポーツで汗をかいたときのような爽快感が。

これだけの内容ならＣＰは良いと思います。
男性スタッフの皆さんは挨拶も元気良く感じの良い応対をなさっていました。

満足感いっぱいの不動ほうとうでした。
満腹で　自分が不動になりそうだ・・・
さあ、おうちに帰ろう。

ごちそうさまでした。

GWもやっと終盤、久しぶりにふさよしさんへ伺いました。
お昼の時間帯も一段落の頃、店内にいらした先客の皆さんも次々帰られテレビの音だけしています。
何にしようか
冷たい蕎麦も良いけれど
ワタシがココに来ると食べたくなるのはカレー南蛮
相方はたぬきそば
ワタシはカレー南蛮をおそばでお願いしました。
いつかは一品料理をいくつかとって、お酒を飲んでみたいと思うのですが、それがなかなかできなくて

相方のたぬきそばはシンプル・イズ・ベスト
三つ葉に紅の蒲鉾が彩りを添えます。
ふさよしさんのおそば、美味しいです。
きょうのカレー南蛮もカレーつゆが丼満面、熱々。
お肉もいっぱい入ってますし、程よいスパイシーなつゆがたまらん
もしかして小ライス頼めば良かったか(笑)
なめらかでコクのあるカレーつゆに、お蕎麦が絡んで旨い！
気が付けばつゆを結構飲んでます。
ネギも火が通って甘くて美味し
きょうも大満足でお腹いっぱいに。
ごちそうさまでした。
相方と外出した帰りにおそばを食べようとこちらへ。
訪問は平日の１時過ぎ、いつもののんびりした空気はなくて何やら騒々しい。
店内にはサークルらしき皆さんの食後の談笑が目立ち少々不快な気分に。
相方はたぬきそば、わたしはカレー南蛮のそばをお願い。
いつものようにそばは少し細めながら温かくても最後まで美味しく食べられる具合。
カレーのつゆは程よいとろみとスパイシーでホット。あったまります。
火の通った玉ねぎは甘みがあって美味しいし、何よりそばの下からも現れる豚肉もわりと多めに入っています。
このカレーつゆでご飯が食べたくなるけどがまんがまん！
メニューにカレー丼があるのですが、これもきっと美味しいだろうなと思いつつ。
わたしどもは食べたらサッとお会計をして、ごちそうさまでした。

この日は寒い日で終日1人、家事の後は好きな音楽を聴きながら読みかけの本を読書して過ごしましたが、それも終えてしまうと今度は外の空気を吸いたくなりました。
お昼がまだで、こんな日は温かいそばが食べたいな、と久しぶりに散歩がてらふさよしさんへ。
時間は平日の昼を過ぎた頃、店内は近隣の方、通りがかりの営業マンのような方、作業員のお仕事の方など。席にはまだ余裕があり、空いてる席へどうぞ、と案内されました。
出された温かいお茶をすすりながらお品書きを眺めつつ鍋焼きうどんもいいな、と思いましたが、冬はやはり牡蠣そばでしょう。心を決めて注文。
テレビで昼のワイドショーが流れる中、心待ちにしていると10分ほどで完成です。
さあ、熱いうちにいただきましょう。
切り三つ葉の良い香りが清々しい。
このつゆが、牡蠣の旨みをいっぱい含んでいて旨いんです。
ウーン、あったまる。
トロトロのねぎも、これまた美味しいんだな。
牡蠣はれんげの上に乗せると鎮座増しましてなかなかのグラマー牡蠣さんです。
一粒ずつ、そばをすすってはゆっくりと愉しみます。
旨いなあ。
口の中に牡蠣の旨みがじゅわーっと広がります。これはたまらん。
久しぶりに来たけれど、変わらぬおいしさでした。
元気がじわじわ湧いてくる。
ごちそうさまでした。

〔4回目〕
日曜のお昼に相方と伺いました。
今日のお店番はお母様かな？いつ行ってもほっとする雰囲気です。
この日はわたしがけんちんそば
相方はたぬきそばの大盛りを。
肌寒い日は温かいおそばがいちばんのごちそうだと思います。
大根、人参、ごぼう、里芋、さつまあげ、紅白のかまぼこ、薄切りの豚肉、麩、三つ葉。
具たくさんで、からだの芯から温まります。
きょうもおいしくいただきました。
ごちそうさまでした。

[あれから３回目]
相方とおそばが食べたくなると、「行こうか」と足が向きます。
寒くなり、店頭には「牡蠣そば」の張り紙が。
いただきましょう。
こちらのお蕎麦は温かいものでも細いのに最後までのびたりせずしっかりとした蕎麦の食感があり、毎回美味しく戴いています。
湯気のたつ温かい牡蠣そば、いただきます。
まずはつゆ、ほんのり甘く出汁のきいたつゆはわたしの好み。
あ、今回は牡蠣の旨みがつゆに乗っています。
葱の甘みがまたいいですね。
三つ葉が香ります。
牡蠣がまた大きくてぷりぷり。実は丼の下のほうからも現れて、なんと５個も入っているのです。
これは嬉しい。そして滋味深い。
牡蠣も硬くならず程よい火の通り。美味しいなあ。
お蕎麦もつゆも、完食致しました。
幸せを感じる一杯。これで940円はナイスCPでしょう。
ごちそうさまでした。

〔2015/9月　初訪問〕
相方が周辺に用事の折、見つけたおそば屋さんです。
気になるねと前から話をしていましたが、平日のお昼、２人で初めて伺いました。
のれんをくぐると「いらっしゃいませ」と明るいお声がかかり、空いているお席に着くとすぐに冷たいお茶が出されました。
ご家族経営でしょうか、お母さんが店内担当のようで温かい雰囲気です。

この日の日替わりランチは『ミックスフライ定食』、これにしようか迷いましたがまずはおそばをいただきたく、相方は冷したぬき大盛り、わたしはたぬきせいろにしました。
先客が３組ほどいらっしゃいましたが、おそばはそれほど待たずに提供されました。
お蕎麦は白くて細く上品な感じ、きりっと冷たくのど越しの良いおそばです。
わたしのたぬきせいろは温かいつゆでいただきます。
つけつゆは三つ葉を散らし、揚げ玉、かまぼこ、わかめ、たまねぎが入っています。辛めのつゆながら、玉ねぎのどこか甘みもあって惹かれる味わいです。
冷したぬきの内容も、おそばも同様、美味しかったようです。

優しい応対で、各お席に蕎麦湯のサービスや、配膳の際も丁寧で、「お茶はいかが」と気にかけていただいたりホッとする気持ちになりました。
おそばがわたしの好みでしたので、お気に入りのお店になりそうです。

多摩ニュータウン創生から幾歳月が経ち、今では愛宕団地の商店街も寂しいばかりですが、ふさよしさんにはお客様が後からも絶えませんでした。
大変なこともたくさんあるかと思いますが、いつまでも続いていってほしい、応援したくなるお店でした。
来て良かったね、とお店を後にしました。
また来ますね。
ごちそうさまでした。

昔井の頭線沿線住民でしたが、東松原に下りたことがありませんでした。
実際下りてみるとのんびりしたやさしくローカルな雰囲気で、なかなか好感がもてる街です。
この日は下高井戸から明大前、東松原一帯を歩いて用事が終わるとお昼になりました。
駅に戻る住宅街の一角、ひっそりとそのお店はありました。
小さなお店ですが、どうやらうなぎがいただけるようです。
お昼に鰻・・・と一瞬立ち止まりましたが、そういえば昨年の長野行き以来、うなぎを食べていなかった。
お店に出逢ったのも何かの縁かもしれません。わたしが一番客、おじゃましてみましょう。
ご店主さまお１人ですべてをなさっているようで、開店前後はお忙しそうです。
テーブル席は２卓、奥に板の間の座卓席が２つの店内。
うな丼ランチのサラダ・茶碗蒸し付をお願いしました。（1,800円）
カウンターに置かれたテレビがついています。
厨房がにわかに忙しくなり、「遅くなりました」と、お茶と温かいおしぼりを出してくださいました。
ほどなくしてサラダと香の物がきました。白菜の浅漬けとしば漬け、つぼ漬け沢庵です。
ミニサラダは小鉢に盛り付けですがレタス、きゅうり、にんじん、水菜、大根など内容は良く、さっぱりとした和風のドレッシングで白胡麻と錦糸卵がトッピングされていました。
次にあつあつの茶碗蒸し。具材は椎茸、かまぼことみつばとシンプル、優しい味わいでした。
おまちかねのうな丼とお吸い物が登場です。
お吸い物にきもはありません。
うな丼もご飯がうなぎの下から見えていますけど、お昼の食事としては十分です。
たれもかかり過ぎてないのがわたしにはちょうど良い。良い照りですね、さっそくいただきます。
うなぎは箸を入れますとふんわりしています。
ひと口ほおばれば、ご飯といっしょにうなぎの香ばしい香りがあふれます。
柔らかくて、美味しい。
「うなぎは注文してから蒸しはじめるのでちょっと時間いただきました」とご店主様。
なるほど、小さくてもばっちりのうな丼です。
お茶のおかわりをさりげなく注いでくださるご店主様と少しだけお話させていただいたのですが、うなぎは一色のうなぎを使っていらっしゃるとのこと。
この頃は量もめっきり少なくなってしまって、と世田谷のお店のほうはお休みされているそうです。
大きいから良い、ではなく、小さくても良いものを提供いただけるというお考えに賛成です。

美味しいうなぎをいただけたことに感謝。
また来させてください。
ごちそうさまでした。


　

緊張の土曜勤務、２回目のランチはこちらにしました。
本店にお邪魔したことはなく、わたしの古奈屋さんとの出会いはスーパーで販売されていたチルド商品、古奈屋さんのカレーうどんです。
初めての味覚に、スープをとっても気に入ってうどんを食した後にご飯を投入、きれいに完食したのでした。
そんな憧れの古奈屋さんのお店が勤務地近くにあることを知ったのですが、平日昼時はいつも行列で諦めていました。
この日は昼に電話応対が集中し、昼休みは時間を皆でずらして取ろうと云うこととなり、１時を周っても上席、上司もまだお昼に行けない中、わたしに「先に行ってきなさい」と有り難く出してくださいました。

三連休初日とあって東京駅周辺はかなり人出がありましたが、なんと2組めで５分ほど待つのみで入店でき幸運でした。
案内いただいたカウンター席は正面がガラス張りでビル吹き抜けに面し、明るくて意外に良い席でした。
海老天やもち天カレーうどんが人気メニューのようですが、わたしは野菜が乗っている旬野菜カレーうどん（1,350円）にしました。
卓上には既に紙のエプロンが準備サービスされており、服のことは気にしないで美味しくいただけ嬉しいです。

お料理はほぼ満席の様子でも10分かからずに提供されました。
レモンゼリーがついています。
紙のエプロンをつけましたらまずはお気に入りのスープを。
マイルドでサラリとしたスープはクリーミーですが、後からスパイシーな辛さが追いかけてきます。
やっぱり、いい。
うどんのコシはあまりなく機械製麺と思いますが、わたしはこのスープに相性が合っていると思います。
野菜は素揚げ等の調理で素材風味を引き立てます。
カボチャ、なす、ごぼう、アスパラ、ロマネスコ、人参、キャベツなど。
楽しく食べ進み、気が付けば丼の底の文字が見えました。
『こちらこそ　ありがとう』
からだもほどよく温まり、エンジンかかってきたかな？
添えられていたレモンゼリーは食後の口中を爽やかにしてくれます。
ちょっぴりビターなレモンピールが心地よかったです。

午後の部もなんとかフォローいただきながら一日を終えることができました。
確かに値段はお高いと感じます、普段気軽にはなかなか来れないかも・・・
ですが、自分の好きなお味でしたのでCPはその点を考慮しました。
お店のメニューで気になっているのが『バナナの天ぷら』。
これから寒くなってきますので、また食べに来たいです。

ごちそうさまでした。

〔2015/7月　再訪〕
時期はまさに夏休み、オアゾも家族連れの姿をたくさんみかけます。
正午からの昼休みではどこも行列です。
１時からのお昼当番の時に、以前気になっていたロールキャベツのランチをいただきました。
キャセロールに盛り付けられたロールキャベツは器もアツアツです。
丁寧にキャベツで包まれた豚の挽き肉はお肉にもこだわりが。
きな粉を食べて育てている豚なのだそうです。スープは味つけ自体は塩味であっさりしていますがベーコンの香味がありしっかりとしています。
キャベツは柔らかくよく味がしみこんでいて、箸でも食べられました。挽き肉も柔らかめでしたが崩れるようなことはありませんでした。
わたしはご飯でいただきましたが先輩が云っていたように満足感があっておいしかったです。

ごちそうさまでした。

〔2015/4月　初訪問〕
チームの先輩方とお昼に行きました。
１時からのお昼休みでそれでもほぼ満席でしたが、運良く待たずに案内いただけました。

つばめ風ハンブルグステーキが有名ですが、ロールキャベツやサーモンもおいしいよ、と先輩のおすすめがありました。週替わりランチも楽しみです。
店頭に当日使用のお肉の生産者様の紹介がされていて、安心感がありました。
お魚が食べたいなと思っていたのでサーモンのムニエルにしました。
みな違うものを注文しても、ほぼ同時に持ってきていただけたのは限られた昼休みなので有難いです。
卓上のカトラリーにお箸も入っていたのも嬉しいし、ご年配の方でも気兼ねなく利用できますね。

わたしのサーモンムニエルは大きくプックリとしたサーモンにノワゼットソースがかかっています。
ソースに不勉強なわたしは帰宅してから調べてみました。焦がしバターソースなんですね。
ノワゼットソースのノワゼットとはヘーゼルナッツのことなんだそうです。
こちらのノワゼットソースは焦がしといっても淡い飴色で、ところどころ黒く見えるのはお醤油です。
お醤油に火を入れた香ばしさが加わり、まろやかな風味。
バターをたっぷり使っているのでやっぱり油っこかったかなと思ったのですが違いました。
いろいろソースのレシピを見ていますとレモン果汁を使うようで、こちらのソースにも使っているように思いました。
お料理をお箸でいただきました。
見た目通り厚切りのサーモンは程よく脂が乗っていて、お箸でも取りやすくお口の中でもプックリしています。
ソースとともにいただく、美味しいムニエル。
そんなふうに満足した、素敵なランチタイムでした。
レビュアーの皆様が召し上がっていたトマトサラダも試してみたいと思いました。
次回はおすすめのロールキャベツをいただきたいです。

ごちそうさまでした。

若い頃、明大前駅からどこをどうしてたどりついたのかはさっぱり憶えていませんが、一度来たような記憶が。
この日、仕事を済ませ周辺を歩いていたのですが偶然現れたお店の外観に・・・
これも何かの縁なのでしょう。
昼食がまだでしたので、こちらでいただくことにしました。
窓辺の席に座りましたが、のんびりした雰囲気が良いです。
音楽も控えめに流していらっしゃるので、落ち着きます。

あのとき食べたメニューを覚えてないのですが、たしか洋食のランチを食べたはず。
そういえば、喫茶店なのに料理がおいしかったんだっけ。
手書きのメニューもほっとする雰囲気があります。
見ていると、あ、ホットケーキがあります。
バリエーションもいろいろあって、力を入れていますね。

プレーンのホットケーキとブレンドコーヒーにしました。
ご店主さまがおひとりで調理から接客までなさっています。
先客は３人ほど、わたしの後に来られた女性客もホットケーキを注文されていました。

「お待たせしました」とお持ちいただいたホットケーキ、おいしそう！
きれいな焼き色で厚みがあり、立方体のようなバターが添えられています。
（御投稿のレビュアー様情報によると、どうやらマーガリンのようです）
パンケーキシロップは少しとろりとした感じがあります。

ナイフを入れると表面はカリッと具合が強めです。中味はふんわりしていながら生地にサックリ感もあります。
ブレンドは苦味とコクもあって食後にもおいしいコーヒーに思いました。
前出の『ルポーゼすぎ』さんもお気に入りですが、こちらのホットケーキも良いですね、好きでした。
ホットケーキは家で焼いて食べることもありますが、やっぱりお店で焼いたのは格別です。
こちらのホットケーキももぐもぐと食べ進みました。

また来れたら、この次はフルーツホットケーキにしようかな。

ごちそうさまでした。

〔2015/2月　再訪〕
前回から何度かコーヒーを飲みに訪れていますが、この日はまた八幡山で用事があり、サービスデーではありませんでしたがここで遅いお昼にすることに。
サービスデーになかなか当たらないもんです。
でも飲み物が割引になりますからプレーンのホットケーキとアメリカンコーヒーを注文。
３時を過ぎたころでしたが相変わらずほぼ満席でした。

パスタを召し上がってからホットケーキも、なんてご婦人がいますね、なのにスリムで羨ましい・・・
奥のちょっと間隔の狭い２人掛けに座りましたが、荷物の多いわたしに
「広い席空きましたがうつられますか？」とご案内が。
でも後から後からお客様がいらっしゃるので、お礼を申し上げそのままの席で利用しました。
心待ちにしていますと来ましたよ！
きれいな小麦色の焼き目、整った形にほれぼれしますねえ。
バターではなく、マーガリンのようです。
でもたっぷりついてて良いですね。
シロップはさらりとしたもので、ホットケーキにすうっとしみ込んでゆきます。
さあ、ナイフを入れてみます。
カリッとした表面、しかしいったんナイフが入るとサクッと、そして切り分けた中味はふわっとしています。
焼きたてケーキから玉子の香りがします。まずはそのままいただきます。
う～ん・・・☆カリふわの食感がいいですね。生地の甘さもほんのり、好みの感じです。
次にマーガリンをのせていただきます。
マーガリンの塩味がこの控えめの甘さの生地にピッタリ。
そしてシロップをかけていただきます。
さらりとしたシロップがホットケーキにしみこんで、じんわりしたのをいくつか口に運んでいると、あっという間に食べてしまいました。思ったより食べちゃいますね。

サービスデーがお得なのは承知ですが、普段の平日ならひとりでもさっと入れますよ。
ここでホットケーキをずっと食べたかったので、嬉しかったです。
いつ来ても、混んでいてもてきぱきと動かれ、ご店主様もどんどん調理をこなしていらっしゃる。
これできちんと分煙になっていたらもっと良いのですが・・・

だけどまた来たいです。
ごちそうさまでした。

〔2011/4月　初訪問・・・次回はぜったいホットケーキ！〕
昼から外出し、２件目の仕事場へ向かう前に時間調整をかねて訪問いたしました。
わたしは昔の八幡山駅しか知らずかなり久しぶりに降り立ったのですが、こんな喫茶店があったとは。
おりしも本日は、こちらのお店でホットケーキが有名らしく、そのサービスデーでありました。

うーん、食べたかったな！仕事じゃなかったら食べてましたっ！

周りでは常連さん　または狙いのお客さまばかりでしょう、ほとんどが召し上がっていらっしゃいました。
ホットケーキの焼けた、いいにおいがそこかしこに漂ってました。
なにげに見ますと（チラ見しちゃった）きれいな焼き色の厚めのホットケーキが！
ホイップバターが・・・
しかも、輪っかの周りに羽根がある～＠ｏ＠

本日はすでに軽くランチを１件目のあとで済ませており、まだ仕事途中でこの後また次の仕事が控えているため、コーヒーだけとなりました。
ブレンド（500円）は軽快な飲み口でした。薄い、ということではないです。
サービスデーにドリンクといっしょにホットケーキを注文しますと150円で食べられるそうです。

お席が狭めで喫煙席エリアのほうが広い構成なのが、少々残念なところです。
今日は禁煙席が満席で、また本日は煙草を吸われる仕事の大先輩もご一緒でしたので、あえて喫煙席に座りました。
満席ですと、煙草を吸わない方は気になってしまうかも。その分雰囲気ポイント減点させていただきました。

でも「お荷物はこちらへどうぞ」と大きなバスケットを床にさっと用意してくださったのは嬉しかったです。
次に周辺で仕事のとき、またお休みの日にでも来てみようと思います。

仕事で護国寺に行ったときのこと。
用事が終わりさあ戻ろうかとメトロ出入口に向かっていると、昔耳にしていた名前のお店ののれんが。
ここは学生の時教えてもらったお店ですが、当時自分で買いに来た事はありませんでした。
この日初めてお店の前を通り、早く来ないとなかなか買えないと聞いていたのに、ご縁でしょう、１時過ぎで買うことができたのです。きょう、ここに来なければ出逢えない幸せ。
お店前の待ち列を、お店は２人の応対でこなしていきます。
少ない個数購入はお客さんを待たせないため、過剰包装をせず紙袋に入れるだけです。
豆がいっぱいの大福を２つ購入。おうちに帰ったら、相方と食べよう。

わたしは購入してすぐに食べなかったのであんの水分でしょうか、帰るころには袋の底が少し湿っていました。
大切に持って帰り、お茶を入れていただきました。
北海道富良野産赤えんどう豆のほどよい塩味でコロコロした食感、柔らかいお餅、さっぱりした上品な甘さのつぶ餡。
バランスがとれてます。20数年越しの豆大福をいただくことができ、嬉しかったです。
亡き父は虎ノ門の岡埜栄泉の豆大福が大好きでしたが、ここのも食べてもらいたかったな。
ごちそうさまでした。