タイガース・ウッズさんのマイ★ベストレストラン 2010

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タイガース・ウッズの「僕を呼ぶ店」

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タイガース・ウッズ (男性・大阪府) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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一昨年・去年共に登録期日切れで、今回初めてのベストレストラン投稿となります。
対象期間中に訪問しているものの、レビューupが間に合わず対象外となってしまっている店も幾つかあるものの、対象店舗320店からの10店舗の選択は、困難を極めました。
同位タイで何店舗か追加したいくらい、あるいは料理ジャンル毎でのランキングも加えるなど機能改善してほしいくらい・・・

ピックアップした各店舗は、出張族ならではのチョイスとなっていると思います。

マイ★ベストレストラン

1位

加賀屋 (和倉温泉 / ホテル)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2010/02訪問 2010/02/05

一生に一度の贅沢?!・和倉温泉

京の焼肉処 弘 木屋町店以来の中学時代の悪友が集結。
今回は前回参加できなかった1名を加えて、ほぼベストメンバーが出揃う。
約10年前から、「将来、みんなで何処かへ、行こうや」と、毎月積み立てしてきたお金が、かなり溜まってきたので、「パーッ!」と盛大にやろうということになる。

で、何故か加賀屋に決定。
しかも、「一番エーとこにしよや」と最上階を予約するも、既にアウト。
天皇が御泊りになられた部屋やそうです。
さすがに人気があったので、1フロア下の特別階「浜離宮」の月のフロア。
駅からの送迎も、専用でセレブ気分満喫。
部屋とは別の月見茶寮で仲居さんが2人、つきっきりで御もてなし。

夕食の最初の旬肴から、ちょっとした演出が仕掛けられています。
能登娘という大根に、柑橘系のものを絞ると、薄紫色から鮮やかなピンク色に替わる。
これが乙女が恥らう様に似ていることから、名前の由来となったらしい。

くちこは、確か乙女寿司で出てきました。
地元の食材をふんだんに取り入れられており、さすがは加賀屋と言われるだけあります。
今回のメンバーには、日本食の現職板前もメンバーにいたのですが、何も文句は言っていませんでした。

ビールの後は、地酒を何種類か、燗と冷それぞれで注文。
飲兵衛が多いので、砂に水を注ぐように酒が無くなっていきます。

朝も含めて、料理は、「これでもか」という量です。
あと、館内の居酒屋で食べた「いしるラーメン」(\1,000)という、能登の魚醤でつくったラーメンが旨く、ペロリと皆で別腹に平らげておりました。

雪が舞う中の露天風呂や、宝塚のパクリ?!的なショー(追加料金なので見ず)があったり、何だかバブリーな感じもする旅館です。
ちなみに周りに殆ど店が無い状態なので、夕食の後、飲みに繰り出すことは出来ず、全て館内で一種、「監禁状態」となります。
血気盛んな方には、ココの温泉は向かないでしょう。

  • 旬肴 石崎産まなこ酢 能登娘(前) 中島菜
  • 旬肴 石崎産まなこ酢 能登娘(後) 中島菜
  • 旬肴 和倉の宝 くちこ このわた

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2位

こいで (北鉄金沢、金沢、七ツ屋 / 居酒屋、海鮮、日本酒バー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2010/10訪問 2010/11/02

『何コレ、むっちゃ濃いでぇ~。今までに食べたのどぐろは何やったん?! ( ̄m ̄*)』・金沢

前回予約を入れるも、既に満杯とのことでアウト、急遽、いたる 本店へスクランブルしたんで、今回こそは!!!とリベンジ。
サクッと予約OKやったんで、出張前から楽しみにしていた先です。
金沢駅から何とか歩いていける距離、ただ冬場で雪が積もっていると少しキツいかも。

辺りは昭和の香りがする店がチラホラある中にポツンと佇む。
よく見れば、プレミア日本酒&焼酎のラベルが飾ってあるくらい外観的には至って普通の店構え。
ご夫婦で切り盛り、先客は若いカップル1組のみ、後から客も無く、たまたま予約がスッと取れたのも納得。

まずは、生ビールで喉を潤し、刺し身盛り合わせを注文。
・氷見産のどぐろ 脂のりのり
・能登産白皮カジキ 背トロ 脂のりまくり
・氷見産本バイ貝 貴重な本バイ貝
・氷見産オニエビ 甘いよ!
・氷見産ボタンエビ プリプリ 超超超おすすめ
・氷見産白ガスエビ
・イカ
・大間産本マグロ カマトロ 貴重なカマトロです!!ぜひ!! 超超超おすすめ
写真の12時がのどぐろ、時計回りの順番で、最後の中心が本マグロ・カマトロ

のどぐろは、いつものベタ・タイトル通り、今まで近江町市場で食べたのどぐろが水のように霞み、ホンマモンはやはり違います。
白皮カジキも珍しく、更にその背中のトロなんて初めてで、見た目よりも脂が乗っています。
ボタンエビも、ブリップリッ具合が最高や~(V^-°)
大間産の本マグロのカマトロは、神戸牛の刺し身と間違うほど、霜降りで旨い!!!v(≧∇≦)v

刺し身の途中で、グビグビ飲み干したビールから、日本酒にスイッチ。
何だかんだで、以下を飲んだはず・・・
・福井・黒龍酒造の「しずく」は飲んだことがあるので、大吟醸純米酒「二左衛門」の半合\2,000。
・青森・田酒の山廃大吟醸の半合\1,300。
・大将オススメの石川県の地酒: 酩酊のため銘柄ド忘れ(^_^;)

アテとしては、大将が山で採ってきたという、自然薯の磯辺揚げ、天然舞茸の天婦羅、秋みょうがの酢の物。
日本酒なんで、更に鱈白子も追加。

大将は、一見すると、スキンヘッドで恰幅良く、派手な柄の作務衣を着て包丁を持っていると、その筋の事務所に監禁されたような?!リアル感があります(>o<)
ただ、ネタの話をすると、(^ニ^)(^コ^)っと内山信二を少しイカつくした感じに変身?!

カウンター越しに、色々お話をさせてもらいました。
素材の仕入れにかける意識は、「King of Pro.」と言ってもよく、自然と客層も「分かる人には分かる」というピンポイントになってきたそうです。
プレミア日本酒の入手も、ココまで取り揃えるのにかなり苦労されたんやと思います。

〆には、天然きのこ汁の味噌味。
かなりのボリュームでしたが、温まりました。
ご馳走様、ドラえもんの「どこでもドア」があればスグにでもすっ飛んで来たい先になりました!!! o(*^^*)o

富山なら、だいどころ屋
金沢なら、ココ。
福井なら、未訪ながらおととやへ寄ってみたい。
北陸三県の居酒屋レベルは、エエもんです。

  • 刺し身盛り合わせ
  • 鱈白子
  • 自然薯の磯辺揚げ

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3位

だいどころ屋 (荒町、桜橋、中町 / 海鮮、日本料理、郷土料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2010/04訪問 2010/05/04

越中の隠れ家的な海鮮料理屋さん

富山で一度は寄ってみたかった先です。
総曲輪(そうがわ)という難読な富山の繁華街エリアではなく、住宅街の中にひっそりと立地。
店内は六角形を半分に切ったような形のオープンキッチン・カウンター10席と、掘り炬燵式の座敷6人掛け1卓。

大将と女性スタッフ3名、合計4名で切り盛り。
事前に予約しておいて正解、後からリーマン1組が来てスグに満席になりました。
先客は、カウンターに20・30・50代のカップル3組、座敷にリーマンの宴会。

・お通し
ツマジロガニの唐揚とゲンゲの昆布〆。
このカニは、爪の先が白いからツマジロと呼ばれているそうです。
ソフトシェルクラブのような感じで、渡り蟹よりも一回り大きく、甲羅ごと全て食べれ、生ビールにピッタリ。
ゲンゲは初体験、深海魚でズワイガニ漁時に一緒に獲れるらしく、コラーゲンのようなゼラチン質のプニュプニュした感じ。
昆布の味が乗っていて珍味。

・刺身盛り合わせ
子持ち甘海老、蛍烏賊、鯵?!、鯛?!、カジキマグロ?!、バイ貝?!(ネタ名失念)。

・焼き魚
先ほどのゲンゲの骨せんべいが添えられています。
2人で寄ったので、メバルとノドグロの2種類から選べれるのも嬉しい。

・紅ズワイガニ
オスのボイルが出てきます。
普通に旨い!!!

・牡蠣のスープ
味噌とキムチのバランスが絶妙な坦々麺風のスープに、鮮度の良い大振りの牡蠣。
牡蠣といえば、広島か、レストラン艸葉で食べた三重県の的矢かきが美味しいのですが、富山の牡蠣も中々です。

・稚鮎と蛍烏賊の自家製一夜干し
蛍烏賊は、5つくらいが串刺しになっていて2本。
大将から、まず焙った温かい状態で、幾つかを食べて、暫らく冷めてから食べると味の違いを感じ取ってほしいとのこと。
稚鮎は、鰯の煮干よりも、やや小振りですが、しっかり鮎の味が凝縮されています。
何れも、日本酒のアテにもってこい。

・氷見うどん
うどんの量を大・中・小と好みで聞いてくれます。
とろろとモズクが入っていて、ツルッと食べれます。

・胡麻アイス

・自家製水出しコーヒー
水出しコーヒーと聞けば、京都人ならからふね屋珈琲のダッチコーヒーが浮かびます。
こだわりの豆で、大将から「今日はこの産地の、この番号の豆(名前失念!)で淹れました!」

最後に出てきたお茶にも、手抜かり無し。

ドリンクは、生ビール2杯、芋焼酎湯割り1杯、大将オススメの地酒2杯。
地元の蔵元まで通われているので、料理・酒共に大将の姿勢が窺えます。

大将の話好きは、京都のくいしんぼー山中のマスターを彷彿とさせます。
元従業員の方が、大阪・西天満のレストラン ラ カントで働いておられるそうです。

  • お通し(ツマジロガニの唐揚)
  • ゲンゲの昆布〆
  • 刺身盛り合わせ

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4位

イチビキ (国際センター、伏見、近鉄名古屋 / うなぎ、海鮮、居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2010/09訪問 2010/10/02

島木譲二もビックリ!!! イチビ「リ」な鰻屋さん・何だかんだ言っても、マイベスト尾張鰻!!!

【2010年9月 再訪問】
思い起こせば、この店から尾張鰻の食べ歩きが始まりました。
近くの宮鍵へ行こうとするも、ココからの香ばしい煙の誘惑に勝てず。
今回は、お目当てのイカ天丼で再訪。
今まで何度か店の前を通ったことがあり、「イカ天丼売り切れ」の張り紙で撃沈してました。
入口で店員さんに尋ねると、この日は大丈夫でした。

この日は、奥の「ピサの斜塔」席ではなく、焼き場近くのテーブル席に案内される。
鰻の香りにメニューを切り替えたくなるも、グッ!とこらえて初志貫徹でイカ天丼(\1,000)を注文。
天婦羅ものは、2階で揚げているらしい。

暫らくしてやって来たイカ天丼もバッチリ、イチビッてます!!!
たっぷりのイカ天で埋め尽くされ、ご飯が見え難くなるほど。
デかいサイズのものが5枚、タレも鰻と同様、他の天婦羅屋さんと比較しても、まったり濃厚の部類に入ると思います。

イカの表面には、食べ易いように、隠し包丁が入っています。
タップリな衣は、腹持ちバツグンです。
さすがに最後の方になると、アラフォーのオッさんには胃にもたれ始めましたが、揚げたてとタレの絶妙なハーモニーでサクッ!と食べきれました。

帰り掛け、焼き場の若大将に、鰻の産地を訪ねました。
台湾産のものを使用しているそうです。
『本来なら、国産です!と言いたいところですが・・・』
それでも、太っ腹の鰻の盛り付けと、特上丼\2,300のCPは超優等生。
老舗の歴史を感じさせるタレの味は、格別です。

この次は、ひつまぶしでも試してみたい。

【2008年12月 初訪問】
名古屋駅南口から少し歩きます。
トヨタ本社ビルのミッドランドスクエア(ロエベ、ディオール、ルイ・ヴィトン、セリーヌなどが入居)を過ぎ、モード学園スパイラルタワーズの交差点を渡って左(東側)へ曲がり、「かに本家」、同じ鰻屋うな善で寄り道せず、三菱東京UFJが角にある交差点(上側は高速)を渡って、サークルKまで来れば、鰻の香ばしい匂いで店がスグに見つかります。

戦災を免れた引き戸をガラッと開けると、入口が鰻の焼き場。
若大将が鰻をテキパキと捌いています。
12:00頃で既に満席。

店内は「昭和の香り」を通り越して、「大正ロマン」か、はたまた「昭和モダン」状態。
TVか、映画のロケで使えそう。
文字通り、「鰻の寝床」状態で奥に細長い造り。
暫く待って2人掛けテーブルに相席。
店の真ん中にあるつい立が「ピサの斜塔」のように傾いていて、歴史を感じさせ?!ます。

先客は「うなぎまぶし」を茶漬けにする段階。
同じものを頼みたい衝動に駆られつつも、やはりこの店の看板メニュー・特上うな丼を注文。
「カンバン方式」トヨタのお株を奪うかのような、「受注生産」で注文を受けてから、鰻を捌き焼いていくため、店が混んでいる場合は時間が掛かります。
この日は約30分ほどの待ち時間でした。

鰻が焼きあがる頃になると、先程の若大将が「行くで」と合図をかけます。
まるで、阪神なんば線案内ポスターの金本のように・・・
http://www.hanshin.co.jp/group/close-up/images/poster_0808b.pdf
すると、店の奥から、御飯を持ったオバちゃんが焼き場へ「急行」、焼きたての鰻を乗っけて完成。

タイトル通り、鰻2匹半のボリュームは、島木譲二の「どうや!どうや!」バリに鰻が「イチビッて」いる感じがします。
4切れが御飯の上に乗っかって、食べ進むと中から2切れが出てきます。
タレも老舗らしく、このタレだけで御飯が進みます。
吸い物付きとメニューにありましたが、肝が入っておりCPバツグン。
大抵の店は、肝吸いにすると追加料金を取られることを思うと、良心的、約60年この店が愛されるわけです。

鰻屋へはあまり行かないので、他店との比較がし難いのですが、今まで食べた中で最高レベルに入ります。
食べ終わった後、「鰻食ったでー」の思いがこみ上げ大満足、1年間の鰻を一度に食べたような気がします。

次回は、2枚看板メニューのもう一つ、イカ天丼にトライ。
その時には、個人的に店の屋号が頭の中で「鰻屋イチビリ」となって、正式名を忘れていることでしょう。

  • 特上うな丼
  • 肝吸い(特上うな丼に付属)
  • (説明なし)

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5位

三ツ島 真打 (門真南 / うどん、カレーうどん、揚げ物)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2010/11訪問 2010/11/28

ウン、これならゼッタイ大阪讃岐の真打やん!!! (v^-^v) ・門真

「大阪鬼門四天王」の内、残すココのみ未訪やったんで、家族で寄ってきました。
・門真: 饂飩 倉
・古川橋: 饂飩 きぬ川
・千林: 山田製麺所

「滝井うどん四天王」も含め、大阪鬼門8店舗が完了。
踊るうどん
手打ちうどん 紅屋
讃岐うどん 凡蔵
五島うどん うまかっ

ココの難点は、アクセスが車でないと寄れない点、なんで最後になってしまいました。
全通した第二京阪沿い。
家族やと頼めるメニューが増えて、色々試食できるので楽しみです。

店内は、やや中央に大人数が座れるテープル席、後は4人掛けテーブル席が何卓か。
スタッフが紺色のTシャツのユニフォームを着ていて、背中には大阪讃岐の以下の各店舗などが白文字で書かれていました。
本格手打 たけうちうどん店
情熱うどん 讃州
極楽うどん TKU
讃岐屋 雅次郎

注文したメニューは、
・ちく玉天ぶっかけ: \780
・カレーうどん: \730
・とんかつ定食: \990
・岡山県邑久町産カキフライ(3個): \360

まずは、カキフライが出てきました。
タルタルソースに青海苔、糸切り唐辛子がかかっています。
カキといえば、広島産、レストラン艸葉で食べた三重県的矢産、岡山県備前市日生(ひなせ)産くらいしか知らない。

同じ岡山でも、瀬戸内市邑久(おく)町虫明(むしあげ)湾には、全国名水100選にも選ばれた千種川がそそぐ。
向こう岸には小豆島の海域で育てられた牡蠣は、今シーズン初めてのカキフライ。
サクッ・カラッと揚げられた衣の中は、プリップリッとした身と、海のミルクのジューシーさ!
邑久産カキも知らなかっただけで銘品ですね、この素材を選ぶとは大将の目利きがいい証拠やと思います。

自分は、初めて寄るうどん屋さんの統一メニュー、ちく玉天ぶっかけを頂きました。
難波・釜たけうどんがルーツの大阪讃岐定番メニューですね。
台形を逆さにしたような大振りの器は、長堀橋・宮田麺児のものとサイズが良く似ています。
大振りの竹輪は半分にカットされて、器からハミ出ています。
半熟の玉子天は、中から黄身トロ~リ。

花鰹ブシ、白胡麻、ワカメ、酢橘がトッピングとして付きます。
酢橘とワカメは徳島の名産ですね。
ワカメも厚みがあって、噛み応えがあります。

メニューで謳っている通り、うどんの麺は、コシが「ビッシバシ」!です。
中津のたけうちでも、コシが強いと感じましたが、ココのは更に上回っています。
「小麦の魔術師」と巷で言われるだけあります。
交野・楽々は圧力鍋で独特のモチモチ感を出していますが、圧力鍋以外のノーマル鍋で茹でた麺では、今まで食べた本場香川県も含めた讃岐うどんでは、ダントツです!!!

チビがカレーうどんを残したので、試食しました。
ルーは、カレーうどん専門店の得正よりも旨いv(≧∇≦)v
ピリ辛なんで、お子チャマにはツラかったんでしょう。
煮込んだ麺も、モチッとしていてルーに絡んで旨い。

とんかつ定食のとんかつも一切れ御呼ばれ。
厚みのある豚肉で、サクッ!と揚がった衣も旨い。

定食に付いていた小うどんの出汁も、試食。
昆布出汁が効いていると感じました。
この出汁で、きつねうどんを食べたら、関西人冥利に尽きますね。

釜たけうどんの大阪讃岐、たけうちの鶏天、讃州のつけ麺、揚げ物のレベルの高さ、季節メニューの目利き。
総合的にバランスの取れた店と思います。
KANSAI 1週間から表彰されるだけのことは、充分に余りあるといえますね。
次回は、今回食べていない鶏天やつけ麺にトライしてみたいと思います。

  • ちく玉天ぶっかけ
  • ちく玉天ぶっかけのアップ
  • カレーうどん

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6位

にかい笹木 (八丁堀、胡町、立町 / 日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2009/12訪問 2009/12/18

エレベーターガール的な?!接客の居酒屋以上、割烹未満のお店・広島三川町

マイレビュアー、プリウス☆さんもオススメされていたので、試しに寄って来ました!
人有喜 蔵有限会社バターケーキの長崎堂からも近く、2階に上がるところは、人有喜 蔵と被ります。
ただ、「蔵」はどちらかというと、居酒屋のチョイ高級路線に対して、ココは割烹・小料理屋に近い居酒屋に感じられます。
流川町の白鷹が老舗の割烹なら、こちらは現代版・新進気鋭の和ダイニングと思います。

取引先との接待用途で使用したため、事前に電話しておきました。
「フルネームでお願いします!」と予約時から、しっかりしています。

店名の通り、2階に上がると、白木のカウンターに板さんが4名ほど。
カウンターと壁との隙間は狭く、入口右手奥にはテーブルか座敷の造り。
少し薄暗い照明に、カウンターが浮かび上がるような演出、エエ雰囲気出しています。

ホール担当の女性スタッフが、さながら高級ホテルの専属コンシェルジェのようにタイミング良くサービスしてくれます。
コース料理もありましたが、アラカルト的に刺身、アン肝ポン酢、天ぷらなどを注文。
「野菜系などをお召し上がられていないのですが、如何でしょうか?」と、人間ドックの栄養士さんのようにオーダーをバランス良く提案してくれるが、薦め上手のやり手、店にとっては売上upに欠かせない存在と思います。

料理の前に、3種類の箸の選択を迫られます。
個人的にはどれでも気にかけないが、これも店のパフォーマンスの一環でしょうか。
刺身用の醤油も、辛いのか甘いのか、つまり生醤油と溜り醤油の2種類からお好みで選択可能。

木桶の氷の上に盛られた、日替りの刺身盛り合わせ。
どこどこ産の旬のどの魚か、食べ方はそのままで、岩塩で、ワサビ醤油で、時計回りに食べてとか、先ほどの御姉さん。
もう、私らの組だけでも本日何回目の説明?と思われるほど、展示会のナレーター・コンパニオンか、はたまたエレベーターガールの各フロアの説明のように、「立て板に水」の如く、スラスラ諳んじているんです。
背後に居る時のスタッフ同士の会話と、説明時の声質が全く別人のように違うんです。
まるで、この刺盛りの説明に全身全霊をかけているかのように、演じきっていてプロ魂を感じさせます。
言われるがままに食べる私達は、言わばエサに辿り着いたブロイラーの如く、ただ単に「旨い!」と唸るばかり・・・

生ビールが空くと、すかさず「次は何にいたしましょうか?」
広島なのに黒霧島の前割りがあったり珍しい店のですが、西条の地酒を注文(銘柄忘れました)。
すると、別の銘柄の割り水をチェイサー替わりに注いで、次への更なる追加注文へ繋げてくれます?!
女性には重い一升瓶を、1合グラスにピタリと表面張力で1滴も零さず注ぐ腕前はご立派。
学生時分にバーテンダーのバイトをしていたので知っていますが、これをやるのは結構、難しいんです。
3種類目の地酒を注文した時には、受け皿に零すよう「督促」してしまいました(^_^;)

注文した料理は、どれもが美味しくいただけました。

帰り掛け、先程の御姉さん、「今日は寒いので風邪をひかない様にお気をつけて・・・」と暖めた使い捨てカイロを手渡すサービス。
取引先と共に「織田信長の気分」にさせてくれる?!、オジさん受けする店でした・・・

  • 刺身盛り合わせ
  • 入口付近
  • 入口付近の看板

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7位

四国三郎 よしの川 (大街道、勝山町、県庁前 / 海鮮、居酒屋、郷土料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2010/04訪問 2010/05/01

専属漁師のネタは、やはり活きが全然ちゃうでぇ~!・松山

松山で海鮮目当て、かなり以前に取引先に紹介されて寄っていた事をすっかりド忘れしてました。
場所は、大入亭から程近く、駿河台料理庵 ごんどうも徒歩圏内。
この界隈は旨い店が集中しています!

まずは、刺身盛り合わせ。
その日のオススメの全メニューを刺身で食べたかったものの、お任せで。
間八(カンパチ)、よこわ、活手長だこのおどりの3種盛り。

間八とよこわの脂の乗り具合は、はしまやの刺身と好敵手。
圧巻は、活手長だこのおどりで、吸盤が舌にくっつきます! (=^^=)
調理後、約1時間弱ほどでも皿の上でまさに「踊っている」生命力・・・
ココでないと、なかなか食べれないと思います。

愛媛では片口鰯のことを「ほうたれ」と呼ぶらしい。
関西人には、「アホタレ!!!」と聞こえます?! (^_^;)
頬が落ちるほど美味しいのが、由来やそうです。
その天婦羅も、サクッ!と揚がっていて酒のツマミには最高です。

紹介してくれた取引先は、ココの釣った魚の調理サービスを試したこともあるそうです。
持ち込み料は、4人までなら1人\1,500。
店で普通に食べた方が、安いと嘆いていました。

〆には、半田そうめん(\600)が珍しかったので、頼みました。
初めて知りましたが、半田そうめんは愛媛ではなく、徳島名産なんですネ。
関西でそうめんといえば、播州の「揖保の糸」か、三輪が浮かびます。

食べログでは、この店はメジャーではありませんが、県外モンが松山の魚を堪能したければ、充分に使える店です。
今まで寄った店の中では、大入亭、はしまやとココが3巨頭と思います。
次回は、看板メニューの「活はぎの薄造り」を試しに再訪したい。

  • 刺身盛り合わせ(間八・よこわ・活手長だこのおどり)
  • 突き出し
  • (説明なし)

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8位

双月 (扇町、天満、南森町 / お好み焼き、焼きそば、うどん)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2010/06訪問 2010/07/08

なんで月が付くお好み焼き屋さんは旨いんやろ?・扇町

恐らく今までに何度ともなく、この店の前を通ったはずだが、ココがお好み焼き屋さんの名店やったとは食べログで見つけるまで全く知らずじまい。
店内は、鰻の寝床のようで、各テーブルが間仕切りがされています。
関西TVに近いからか、芸能人のサイン色紙が所狭しと飾ってあります。
読売TVに近い京橋の焼肉・テッチャン鍋富鶴と被ります。

初めて寄るお好み焼き屋さんは、定番中の定番「豚玉」を注文することにしています。
ここでは\750、生中\500と共に注文。
セルフ焼きスタイルでもあるが、最初なんで若大将にお願いしました。
あとは鉄板の温度管理、お好み焼きの裏返しは、自分にとっては「自動操縦」で出来てしまいます。

関西人にとっては、たこ焼きと並ぶソウルフード。
物心ついたころから、家の近所で馴染みの店の味が、その人のデ・ファクトスタンダードとなることが多い。
自分にとっては、実家近くの千楽がソレ。

ソースは、甘口、辛口の2種類、薬味は青海苔、鰹節、マヨネーズ、一味、変り種でにんにくオイル。
甘口ソースを掛けたら、表面からこぼれ、ちょうどパンダの耳のようになったので、写真のように「お絵かき」してみました( ̄m ̄*)
マヨネーズが、大匙で装うので下手クソなタッチ、エエねん自分で食べるから・・・

山芋のつなぎは、やはり旨い。
にんにくオイルをかけると、イタリアン風にもなるが、意外とお好み焼きと合います。
これは、中々のアイデアと思います。

鶴橋風月 鶴橋本店といい、天三のココといい、月の付くお好み焼き屋さんは、何故か美味しい。
久しぶりに、美味しい豚玉を食べれましたv(≧∇≦)v
次回は別メニューで再訪したい。

  • 豚玉
  • ちょい旨! にんにくオイル
  • (説明なし)

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9位

カドヤ食堂 総本店 (西長堀、阿波座、ドーム前千代崎 / ラーメン、つけ麺、油そば・まぜそば)

2回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/06訪問 2017/09/08

製麺室内は、まさに『カ「ド」ヤマサヒコSHOW』やん?! ( ̄m ̄*)ラーメン屋さん・大阪 西長堀

前回訪問から、実に約7年ぶりの再訪になってしまった。
それくらい、個人的には西長堀は、なかなか寄らないエリアなんである。
折角、所用で近くまで来たので、ココまで足を伸ばしてみることにする。

相変わらずの人気店で、11:40頃に着くも、7~8名ほどの行列になっていた。
暫くして店内に入ると、相変わらず、大将は製麺室に籠りきり。
カウンター内には、スタッフさん3名、ホールにはおばちゃん2名で切り盛り。

前回は、つけそばを頼んでいたので、今回注文したのは、定番品。
少し気になったのは、調理のオペレーションの手際さが、前回の方よりも、もたついているように感じた。
まだ慣れていない方が調理を担当されていたからか?、行列の遠因にもなっている。

中華そば: \880
前回寄った時のメニュー写真を見ると、当時は\700。
7年間で、\180プラスの約25%値上げされていたことになる。
小麦粉の高騰等で致し方なしですね。

トッピングは、チャーシュー、刻み白葱、シナチク、海苔。
麺は、もちろん自家製麺で細麺のストレート、スープ無しの麺だけでも充分に美味しい。
スープは、鶏ガラの他に、魚介の味がほのかに出てきて、旨味のある醤油の味もミックスされて、どこか懐かしいような、それでいて飽きさせない味。
大阪の醤油ラーメンでは、ココと天六・総大醤がツートップですね。

以前には無かった、棒ラーメンがあったので、御土産用として頼んだ。
@\160 x 6食。
こちらは、全てあげてしまったので、店内で食べる味との違いは分からず。

次は、これまた行けず仕舞いになっている今福鶴見店へ寄ってみたい。

PS: ↓タイトル元ネタ。今年3月に放送終了したサンテレビの番組でした。
https://www.youtube.com/watch?v=6TZWBLdQMyU
移転前からBMしていた先だが中々行けず、西長堀に来てからチャンスがあったので早速寄ってみました。
この酷暑にもかかわらず、12:00前に着いても数名の行列、食べ終わって出る頃には更に人数が増えている人気店。
店内の待ちコーナーには、移転を祝う花束やメッセージで一杯。
シャンプーハットてつじの宮田麺児や、同じ麺でも釜たけうどんなど、同じ業界からこれほどのお祝いが来るのも珍しい。

林家こぶ平に似た?!大将は、どんつきの製麺室で、ひたすら麺づくり。
店内は人に任せて、客が居ようが居よまいが、自分の得意とする麺作りに専念している職人気質。
御弟子さん3名と、おばちゃん3名で厨房・ホールを切り盛り。
定番の中華そばを頼みたかったが、さすがに暑さには敵わず、つけそば(並)/\800を選択。

つけダレの中身は、チャーシュー、シナチク、ナルト、刻みネギ。
スープは、もちろんココの定番の醤油味。

麺は、平麺タイプ。
ココまで艶々の麺は、他店で見たことがないほどの美しさ。
表面は、出来立ての茹で卵の皮を剥いた様にツルツル。
大将が麺にこだわって自家製麺機を購入して、日々研鑽している姿が浮かびます。
噛んだ時のモチモチ感は、やはり旨い!!!

つけ麺は、発祥とされる大勝軒の流れを汲んで、濃厚豚骨が多く、醤油味は中々美味しい処が少ない。
上新庄・大鶴製麺処でも、うすつけで辟易したケースがある。
だが、ココの醤油ベースのつけダレは、今までの常識を覆す旨さと思います。
あまりにも美味しかったんで、割りスープを頼んで、結局飲み干してしまいました!

四六時中『もっと旨い麺を作ろう』と、少しずつ改良を重ねているから、この境地に達したように感じます。
同業からも、一目置かれているのも頷けます。
まだまだ進化中なんで、今後の再訪が楽しみです。
次回は中華そばを頼んで、天六・総大醤の黒大醤ラーメンと醤油味対決を図りたい。

  • 中華そば
  • メニュー
  • メニュー

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10位

ROCCO (天神橋筋六丁目、中崎町、中津(大阪メトロ) / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2010/10訪問 2010/10/23

♪ROCCO颪に、颯爽と~♪・・・でもサッカー好きなシェフのイタリアン・天七

天八交差点から城北公園通りを西へスーパー・ライフを越えて本庄交差点を南へ行くと、たこ焼きバーR、とんかつの名店喜多呂を過ぎると、セブンイレブン大阪本庄西2丁目店の向かい辺りに立地。
近くには、フレンチ・桜花 (オウカ)(未訪)もあります。
最初、CucinaHorikaneを予定していたのだが、臨時休業?!かランチ時に開店しておらず、こちらへスクランブル。

戦前らしい旧民家を改造したイタリアン。
店内はやや細長く、1階はオープンキッチンのL字型カウンター10席と、2階にも客席があります。
1階奥の大型液晶TVには、サッカーの試合のDVDが映っていて、壁にはACミランなどのユニホームが飾られています。

先客は、子育て世代のママ組み、仲良し母娘組み、OL2人組み、同じ「O」でもサントリーの「だるま」の方のOL3人組みと、女性に人気。
サッカー好きのシェフと、カロリーメイトのイエローマンを演じる荒川良々に似たサポート・シェフ、ホール担当の女性の3名で切り盛り。
今年の5月に開店したそうです。

キッチンの上には、グレーの雨といがせり出しており、潜水艦の伝令ように、2階の注文が聞こえてきます。
ランチメニューは、
・ROCCO(パスタランチ): \900
・PIRLO(肉or魚メイン): \1,200
・BIGGIO(ROCCOとPIRLO): \1,600
ROCCOに、デザートとドリンクを追加(+\300)しました。

まずは、前菜と一口スープ。
サラダ、前菜3種(南瓜、白身魚のマリネ、バルサミコ漬け蓮根)。
一口スープは、ジャガイモのポタージュで、少量ながらも旨い。

自家製パンは、バスケットに3種類入ったものを持ってきてくれます。
バケット、フォカッチャ、ゼッポレ(海苔の揚げパン)から、フォカッチャとゼッポレを選択。
東京自由が丘・トラットリア チーボでも、ゼッポレがあったのを思い出しました。
注文毎に、フライヤーで揚げてくれるので、出来立てアツアツで美味しい。

本日のパスタ&リゾットは、以下の3種類。
・ミンチ肉と茄子のトマトソース
・剣先イカと白ネギのオイルソース
・セセリとキノコのリゾット

ミンチ肉と茄子のトマトソースをチョイス。
溶けたチーズが濃厚で、トマトよりも勝っている感じのソースです。
黒胡椒を効かせ過ぎの感じがして、やや味付けが辛く感じますが、気にならないレベルです。

デザートは、チーズケーキ。
ホワイトムースとミント、ぶどうが乗っていて、ラズベリーソースとクラッシュ・アーモンドが添えられています。
きっちり仕事のデザートで好感が持て、一杯毎のマシン挽きコーヒーと共に美味しくいただきました ヽ(*^。^*)ノ

天六界隈の隠れ屋的イタリアンとして、レパートリーに入れておきたい店です。
ちなみにトイレは、今では珍しい上部タンクからのヒモを引いて流すレトロ・タイプでした(^_^;)
今度はディナーで寄ってみたい。

  • 本日のパスタ(ミンチ肉と茄子のトマトソース)
  • 一口スープと前菜
  • 自家製パン

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