レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2018/09訪問 2018/11/02
やはり、ココは宮沢賢治ご用達ねんやろか?! ( ̄m ̄*)熟成肉屋さん・長居
少し古くなるが『魔法のレストラン』(2014/7/28 OA)の「新100人の料理人」コーナーで取り上げられて以来、BMしたままやった先。
また、最近読んだ『炎の牛肉教室!』(山本謙治著 / 講談社現代新書)によると、「土佐あかうし」のドライエイジングを出している店は、日本で唯一ココだけらしい。
数か月前に、その「土佐あかうし」目当てで予約を入れるも、あいにく行きたい日では『熟成中で未だ出せるまでに至っていない』とのことやったんで、北新地・南さつまへスクランブルしていた。
今回は満を持して、熟成具合を事前にチェックの上、予約。
店に到着すると、出迎えたバイト君から『予約が入っていないんですけど…』と予想外のサプライズ ( ̄Д ̄;)
暫く待たされたが、事なきを得た。
まずは、喉を潤しましょう。
・生ビール(中ジョッキ): \700
・熟成肉と焼肉を味わうコース
このコースの熟成肉を、一般的な黒毛和牛でなく、「土佐あかうし」に切り替えてもらった。
・高知県産土佐あかうし メス7.9kg 骨付きサーロイン 7/4~熟成
先に、『本日の肉はコレです!』と調理前の熟成肉を見せてくれる。
テーブル担当のスタッフさんの説明では『未経産牛です!』
個人的には経産牛の方が美味しいと思うのだが、好みの問題なのでココでは敢えて深入りせず (^_^;)
牛の個体識別番号が記載されていたので、いつもの様に、家畜改良センターの牛の個体識別情報サービスで調べると、
1460016761 褐毛和種メス 月齢約26ヶ月
2016.04.16に、板垣退助の先祖ゆかりの地である、高知県長岡郡本山町の石原氏の牧場で出生
2016.11.25に、嶺北家畜市場のセリで、大久保氏が落札、肥育。
2018.06.19に、高知県広域食肉センターで屠畜
・特選ももユッケ
通常のコースでは、スターターはスープになっているのだが、何故かユッケが登場、透明なガラス皿が映える。
ユッケが禁止になって、京都・焼肉ダイニング 甲以来の久しぶり。
・前菜の盛合せ
この段階でミニ・ハンバーグが出てくると、肉の前に腹が膨れてしまうので、チト、メニュー再考してほしいところ。
ビールが空いて、そろそろステーキに移るので次に頼んだ一杯は、
メニューに『お薦め 熟成肉と合う赤ワイン』のページがあったものの単価が高いので、
・クリアリー・オーガニック・カベルネ・ソーヴィニヨン&シラー・バリッカ / スペイン・ラ・マンチャ: \600(グラス)
好きなカベルネソーヴィニョンとシラーの組み合わせ。
やはり、松本幸四郎(九代目)ご用達なのかも?! (笑)
・熟成肉の厚切りステーキ 85g
大淀河畔 みやちくで食べた宮崎牛とはまた違った食感。
黒胡椒、塩、アンチョビ・ソースの3種類が添えられているが、塩で食べるのが肉の一番旨味が引き立つ。
黒胡椒は赤ワインと組み合わせると、更にパワーアップ。
・本日おすすめの焼肉 赤身と霜降り4種類とホルモン3種類
この焼肉も美味しいのだが、個人的にはもっと食べたかったので、熟成肉だけのコースにしとけば良かったかも。
・ 一口カレー
熟成肉で仕込んでいるので、やっぱり旨い。
・デザート
2種類選んだのは、
・フルーツコンポートのバフェ
・アメリカンチェリーとカシスのジェラート
パティシェが居るステーキ/焼肉屋さんも珍しい。
個人的には、長居はアウェー・エリアで遠いので、そうそうなかなか来れないが、やはり、ココでしかいただけない、唯一無二「土佐あかうし」のドライエイジングは、さながら全盛期の球児(高知市出身)の「火の玉ストレート」のようであった。
機会があれば、是非ともまた寄りたい!!!
「土佐あかうし」
褐毛(あかげ)和種高知系の品種で、和牛4品種(黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種)の内、高知県内でしか改良されていない褐毛和種・高知系の通称。
年間で約500頭弱しか市場に出荷されていない。
和牛全体の出荷数が約166万頭(その9割が黒毛和牛)なので、約0.03%と超レアな「幻の和牛」なんである。
土佐あかうしの美味しさは、高知県の公式HPを見ると、
『甘みを感じるアミノ酸の総量は黒毛和種の2倍以上で、熟成により4倍にまで増加』
『サシと言われる霜降りは、入りすぎずに適度な量であることからヘルシーであると同時に、そのサシの細かさや融点の低さから、キレがよく喉ごしの良いこの牛独特の風味を生み出します。(黒毛和種が25から33℃なのに対して土佐あかうしは26℃。』
2位
1回
2018/06訪問 2018/07/28
やはり、一「口」頬張ると、 「病み」付きになってしまうお肉どしたんえ~パートⅡ(V^-°)ステーキ屋さん・宮崎
前回は、「一ッ葉のミヤチク」へ寄っていたので、今回は「宮観(ミヤカン)」の方へ繰り出す。
事前に全く知らなかったのだが、宮崎観光ホテルの1Fには、星野/原/侍JAPANの記念品などが飾ってある。
虎戦士として選出されていたのは、歴代で、球児、矢野、岩田、藤浪。
ただ、世間一般的には、やはり2009年の決勝試合、延長イニングでの「千両役者」による決勝タイムリーが記憶に残る。
https://www.youtube.com/watch?v=Hi2pTOPiWOQ
侍ジャパンのメンバーが合宿時に、恐らく堪能していたであろう、ステーキを体験できるとは、夢のようだ。
一ッ葉が得てして、「ファミレス」的に感じられたのに対して、やはりココはホテル内のステーキ屋さんといった雰囲気で、客層も「シャン」とした方たちばかり。
半円形のカウンターに案内される。
メニューには、限定ものの『第3弾 極上宮崎牛フェア』があった。
料理長が、自社・高崎工場(都城市)へ自ら出向き、A5等級、BMS (Beef Marbling Standad) / 脂肪交雑、つまりサシの入り具合がNo.8~12に分かれる中でも、最高級の12を厳選。
品評会のチャンピオン牛クラスの肉が堪能できるとあらば、やはり試してみたくなるもの。
部位によって6種類分かれたコースの中から選んだのは、赤身とサシのバランスが良い、牛のお尻の部位。
・イチボコース (120g): \13,800
牛の個体識別番号「1355498306」が記載されていたので、樟葉・森のロマン亭の時と同様に、家畜改良センターの牛の個体識別情報サービスのページで調べると、
去勢された雄の黒毛和牛なので、言わば昔の支那歴代王朝の宦官か、KABA.ちゃん的と言えるか? (笑)
2015.11.24 宮崎県小林市で出生。
2016.09.07 馬場牧場が肥育開始
2018.05.23 ミヤチク 高崎工場で屠畜。
月齢32ヶ月、ちなみに『宮崎牛』と名乗るには、生まれも育ちも宮崎でなければならない。
まずは、喉を潤すのに、メニューを見ると、一ッ葉では見かけなかった、「宮崎もん」ビールが記載されていた。
折角なので、注文したのは、初めて知ったクラフトビールメーカーのもの。
・ひでじビール 太陽のラガー樽生: \800
延岡市の国定公園「行縢(むかば)山」の麓にある、自家培養酵母に強みを持つ。
1996(平成8)年、第一次地ビールブームの流れで、石油販売会社が前身「株式会社ニシダ ひでじビール」を創業。
2010(平成22)年、経営陣が替わり、宮崎ひでじビール㈱設立。
「太陽のラガー」は、このブリューワリーの「スッキリとした味とキレが特徴」を体現した旗艦銘柄。
担当してくれたシェフさんは、一ッ葉で担当してくれた方の、言わば「お師匠さん」、14年の経歴を持つ。
その辺りの話をしていると、カウンターの距離が、何だか心理的にも近く感じる。
個人的な印象は、髭男爵のひぐち君か、どらえもんに出てくるスネ夫に似ているか?! (スビバセン!)
・前菜
一ッ葉では、ファミレス的にサラダバーやったのが、宮観では小洒落たワンプレートで提供される。
写真左上から、時計回りに
・千切り大根フライ、海老、赤&黄パプリカ、マンゴー、胡瓜などが入ったサラダ
・揚げ素麺の冷製スープ
・北浦町産日向夏ソースと、アグリーナでもあった、黒潮海水・水晶塩さくら
・茄子、トマト、帆立貝柱のカレー風味
・あらびきウインナー・行者にんにく
行者にんにくのウインナーは、直売所やネットでも販売されていて、ビールによく合う。
サラダ用に準備されていた、日向夏ソースと水晶塩さくらを、それぞれ付けると味の変化を楽しめる。
この前菜で、ビールが空いてしまったので、次も宮崎流れのビールを続ける。
・雲海麦酒醸造所 ピルスナー: \800
そば焼酎「雲海」で有名な、雲海酒造が、先述のひでじビールと同様、1996(平成8)年に地ビールに参入。
昨年より「雲海麦酒醸造所」銘柄にリニューアル。
同じピルスナーでも、こちらの方が、スッキリというよりも、ややドイツ風の味に近い。
暫くして、銀のお盆に本日の食材、イチボ、椎茸、茄子が盛られてくる。
8枚切りの食パン、山葵、ニンニクチップ、岩塩、
「骨川ひぐち君」シェフより、『それでは、これから調理に入らさせていただきます』の口上で、調理スタート。
肉の焼き加減は、一ッ葉と同様にお任せで。
・ステーキ 1ラウンド目
ステーキフォークとナイフで、肉を半分にカット、両面を焼いて、一方は休ませる。
一ッ葉の時は、両面を焼かずに、カットした後に退避させていたような?
この辺りは、担当するシェフや、その日の素材の温度などで、微妙に変えているのかも?
フランベの後、更に肉の繊維と交わるようにカット、ミディアム・レアとミディアムの間くらいの仕上げ。
A5のBMS12なら、普通の肉なら、脂がクドくなり過ぎで、食べていてスグに飽きてくるのだが、宮崎牛の脂は、融点が低いのか、頬張ると、口の中でスッ!と融けるので、何枚でも食べたくなる。
・ひでじビール 月のダークラガー樽生: \800
1杯目と同じメーカーのダークラガー。
福岡・THE BREWMASTERでの、「あまおうオートミールブラック」はフルーツエールなので、黒ビールでも甘口だったが、ココのはシュバルツ・タイプで、飲んだ後のキレが良い。
・焼き野菜
椎茸と茄子にはバターを絡めながら、鉄板でじっくりと両面を焼き上げる。
対して、ピーマンには、仕上げにトーチバーナーで一気に炙っていく。
ピーマンの苦みが、黒ビールによく合う。
・ステーキ 2ラウンド目
休ませておいた、半身を鉄板に戻し、同じくフランベで仕上げる。
さり気なく、1ラウンド目と同じ様な、焼き具合。
2枚の写真を並べて見ると、間に時間が経過していることが分からないくらい、プロの妙技。
・チャーハン
白ご飯よりも、鉄板なので選ぶべきはチャーハン、ご飯の品種は「ヒノヒカリ」が使われている。
牛脂を混ぜ込み、牛蒡の味噌煮、紫蘇の実の花が添えられているのが、一ッ葉と異なり、洗練された宮観風。
紫蘇の実の花は、食用なので、枝から箸で掬い取って、チャーハンに振り掛ける。
・味噌汁
器の蓋が、玉虫色の同心円のデザインになっている。
・パンのデザート
肉受け替わりの食パンを鉄板に抑えつけて、更に薄くパリパリに焼き上げる。
と、ココまでは一ッ葉と同じなのだが、盛り付けが素晴らしい。
食用のベルローズが散りばめられ、日向夏とメロン、ブルーベリージャム、兎の耳のようにカットした塩バニラアイス。
・カフェオレ: +\300
食後のドリンクメニューに、『トロントロン牛乳を使った』とあったので、頼む。
「トロン」と聞けば、世界初の全面的CG映画『Tron』(1982年)と、Journeyが歌っていた主題歌♪Only Solutions♪を連想してしまう (笑)
https://www.youtube.com/watch?v=3efV2wqEjEY
https://www.youtube.com/watch?v=Byp9gZlOc7E
アリマン乳業(宮崎県川南町)が作っている低温殺菌牛乳(63℃で30分殺菌)のことらしい。
・デザート
更にもう1品、デザートが出てくるのも、宮観風。
日向夏をチョコで包んだもの、日向夏とパパイヤをホワイトチョコでコーティングしたものの3種類。
「骨川ひぐち君」シェフ、鉄板のメンテナンスも、きっちり。
石鯛の模様になるように仕上げている。
ココの鉄板の厚みは20mm、ガスではなく、電気で加熱するタイプらしい。
ドリンクから食材まで、「オール宮崎」のステーキ屋さんの旗艦店。
侍ジャパンの選手を虜にするのも、納得の先でした。
3位
1回
2018/01訪問 2018/02/17
やはり、ココの女将さんは「お龍」さんねんやろか?! ( ̄m ̄*)割烹屋さん・福岡 薬院
バー アヤへ寄った時、テナント同士での「BEIDEN薬院 ハシゴ酒」をやってみたいと考えた。
で、思いついたら、スグに実行に移したくなってしまう。
そのビルの2Fにあるのがココ、マイレビさん達も来られていますね。
入口から左手がオープンキッチンの白木カウンター6席、右側は4人掛け2卓。
コンクリート打ちっ放しの壁に、白木のテーブルと椅子が映える。
居座火家 喜人、御料理 田佳倉を経た独立した大将一人で切り盛り。
先客は無かったものの、後客でカップルが来店。
コースは、以下の3種類。
一番高額なのは事前予約が必要、初回なのでお試し的に真ん中で頼んだ。
予約時に、その日の献立メモを予め頼んでおいたので、レビュー時に大助かり。
・季節の懐石: \3,500
・ワンランク上の季節の懐石: \5,500
・さか本のフルコース: \7,500
まずは、生ビールで喉を潤す。
注がれているグラスは、薄手のガラス。
・突出し
焼き胡麻豆腐 だし醤油 山葵。
胡麻豆腐を焼いて、出汁醤油をかけて、山葵を添えていただくという組み合わせは初めて。
・先付
長芋寄せ 春菊ソース。
裏漉しした長芋を型に嵌めてから蒸し揚げられていて、ムースのような食感。
春菊をソースに仕立て、黒豆を乗せるアイデアが面白い。
・前菜
生湯葉、寒干し大根、数の子 葱ゼリーかけ。
うの花稲荷包み、葛入り出巻き、鴨の治部煮。
いわしの鯛巻き、唐芋甘露煮。
八寸に盛られた珠玉の前菜類、ビールも空いたので、組み合わせるべきは地酒ですね。
金沢で治部煮は有名なんだが、まさか福岡で頂けるとは不意打ちを食らってしまった。
・玉出泉 純米酒 / 大賀 (おおが)酒造 (福岡県筑紫野市)
1673(延宝元)年創業、福岡県最古の酒蔵、虎党にとっては、「タイガーシュゾウ」と読めるので縁起良い?! (笑)
以前に福蔵で、「玉出泉 TAMA純米 中取り ひやおろし」を飲んでいた。
今回飲んだのは、福岡の酒米「夢一献」を65%精米、辛口の中にも米の甘味が感じられる。
・蒸物
雑煮茶碗蒸し
柚子皮がさりげなく入っていて、出汁の味が旨い。
・お造り
鯛、水蛸、まぐろ。
鯛は、少し寝かせてあるのか? 熟成させた旨味が出ている。
先付での春菊ソースといい、お造りにも葱ソースが半円を描くように添えられている。
この日のネタであれば、やはり鯛が一番このソースによく合う。
刺身が来たので、次の地酒にスイッチ。
地酒メニューで残る福岡の蔵元のものは全部飲んでいたので、九州から豊後水道を渡った先のものを。
・媛一会 無ろ過 純米吟醸 瓶火入 夏越酒 / 武田酒造 (愛媛県西条市)
1904(明治37)年、つまり日露戦争開戦の年に創業し、年産約300石と小さな蔵元。
松山・笠組 本店で、「日本心(やまとごころ) 生原酒 純米吟醸袋絞り無濾過」、「日本心 純米辛口 紅」を飲んでいた。
今回飲んだのは、愛媛県産の酒米「松山三井」を全量使用し60%精米、冷やしてよりも、ぬる燗以上に温めた方が映える芳醇な味。
・煮物
たらの芋 しんじょう巻き。
下仁田葱、白髭葱、揚ゴボウ。
煮物でありながらも、サラダ感覚でのフュージョン・スタイル。
・花の香 純米大吟醸 桜花 無濾過生原酒 / 花の香酒造 (熊本県和水町)
1902(明治35)年創業と県下では比較的歴史が浅い方の蔵元だが、創業家のルーツは1414(応永21)年にまで遡る。
熊本の日本酒バー・花らん香ろんのママさんの実家。
今回飲んだのは、酒米の王者「山田錦」の蔵元地元産のものを全量使用し50%精米、本日飲んだ中では一番香りが立ってフルーティー。
・揚物
豚の角煮と葱味噌の春巻き。
玉葱のピクルス。
横浜か、神戸の中華街の店なら分かるのだが、薬院の割烹屋さんで、こんな料理が出出来たことに、ド肝を抜かれた。
揚げたてのホクホク、この濃い味に、熊本の地酒を組み合わせると、不思議とピタッ!とピースが当てはまる。
・御食事
地鶏の飯蒸し。
この日の昼に釜喜利うどんで食べていた、かしわいなりが霞んでしまった。
お土産メニューで、穴子の飯蒸しがあるのだが、さすがに2個で夏目漱石一人なのでパス (^_^;)
・水物
トマトの蜜煮。
ミントの葉を添えているのが、イチゴみたいにも見える。
スガキヤか、給食で出出来そうな、先割れスプーンで頂く。
マスターと話していると、近くの警固(けご)出身、「朴訥な地方の好青年」といった感じかも?
過去に福岡で☆4.5を付けたのはやまさん、このコースの内容からはCP超優等生と言える。
仕込みや調理を独りでされていることを考えると、もっと取ってもいいくらい。
過去レビが3件のみやったのが『ホンマかいな?』と不思議なくらいだが、これから流行って予約が取れ難くなっても、また叶わんかも( ̄~ ̄;)??
季節が変わったら、また是非とも再訪したい先となりました。
4位
1回
2018/12訪問 2019/01/14
やはり、ココでの〆はチキンカツねんやろか?! ( ̄m ̄*)日本酒バー・仙台
旅籠での「不発弾」を抱えたまま、ホテルに「投下」するわけにもいかず、次に向かった先はココ。
ココも同じくビルの2Fに立地、先ほどの店と比較すると小箱で、カウンター5席ほど、テーブル席もある。
大将とバイト娘2人、計3人で切り盛り。
途中で先輩格のバイトさんは早上がり。
メニューの中から、地元宮城県で飲んだことのないものを探す。
・花ノ文 純米吟醸 雄町50 / 中勇酒造店 (加美町): ハーフ / \580
1906(明治39)年創業、1941(昭和16)年2代目の急逝により、一旦廃業の後、1957(昭和32)年に3台目が復活させ、現在は4台目が率いる蔵元。
以前に、[a:27070728,酒のやまもと 枚方店]で「鳴瀬川 純米酒」を買って飲んでいた。
今回飲んだのは、岡山原産で現存する最古の酒米「雄町」を全量使用し50%精米、雄町らしいズシッ!とした、燗にしたら映える味。
・お通し / 3品: \1,000
1品目: ほうれん草のお浸し
2品目: 鴨汁
割烹屋さんクラスの旨さで、今回のお通しの中ではピカ一!
椎茸、白菜が入っていて、鴨の旨味がジワ~っと融合した滋味に仕上がっている。
3品目: 〆鯖炙り
これも鴨汁と共に甲乙付け難く、酒が進みます。
・鳳陽 特別純米酒 源氏 / 内ヶ崎酒造店 (宮城県富谷市): ハーフ / \580
1661(寛文元)年創業、味にこだわる手造り少量生産の蔵元。
2009~10年インターナショナル・サケ・チャレンジで連続受賞(銀・金賞)、
2009年インターナショナル・ワイン・ チャレンジのSAKE部門/純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部で金賞を受賞。
今回飲んだのは、営国王室御用達のワイン店で初めて取り扱う日本酒銘柄の一つ、宮城の酒米「蔵の華」を55%精米、やや山吹色付きで、鼻腔に広がる華やかな香り。
3軒目で寄りましたが、フードメニューを見ていると、一軒目からでも充分で、日本酒バーと言うよりは、「銘酒居酒屋」とも呼んでもいいかもしれない。
日本酒談義が出来る大将の飯伏銀的な接客は、2軒目の「greenhorn」とはエラい対照的。
〆て、夏目漱石3名ほどでした。
↓タイトル元ネタ。
イラチの方は、1:07頃からどうぞ!
https://www.youtube.com/watch?v=VOUTKvbU194
5位
1回
2018/12訪問 2019/01/13
どうやら、いつ行っても満面の笑みで桃太郎侍がカウンターに座っているらしい?! ( ̄m ̄*) 割烹屋さん・仙台
マイレビさん情報から探し出した先がココ。
凱旋門ビルという、目立つビルの中にある。
テナントの殆どが、所謂「2軒目用途」の先が多い中、異彩を放つ。
店内は、入口から左手にオープンキッチンのカウンター席、テーブル席と座敷卓もある。
ウルフルズのトータス松本にチョイ似た感じのサブ板さんから、「親方!」と呼ばれている大将と、バイト娘の3名で切り盛り。
店を出して25年、この場所に引っ越してきて20年になるらしい。
先客は、スペイン語で会話をしているフランス人とスペイン人の国際カップルを案内してきた、常連さんのヤンエグ的な夫婦、後客は無し。
まずは、生ビールで喉を潤しましょう。
・キリンハートランド (中): \600
ヱビスでもなく、プレモルのマスターズドリームでもなく、ハートランドをあえて使っているところが面白い。
・先付
平目揚げとわかめ
・お造り
平目、平目煮こごり、鯛、岩茸。
昆布柚子が添えらている。
「岩茸 (いわたけ)」とは初耳なので調べると、断崖絶壁に自生する苔に近く、岩手三陸で取れるものが多いんだとか。
刺身が来たので、いつもの通り、地酒にスイッチ。
地酒メニューから、宮城県の蔵元の者から探す。
・栗駒山 特別純米酒 / 千田酒造 (宮城県栗原市): \800
1920(大正9)年創業、「再現性のある酒」をモットーにする蔵元。
以前に、東京・日本酒蔵 六三四 茅場町店で、「栗駒山 特別純米 別誂」を飲んでいた。
今回飲んだのは、ノーマル版、飯米「ササニシキ」を55%精米、栗駒山麓から流れる雪溶け水を使っているので、キレイな後味。
・椀物
鶏団子、三つ葉、白ネギ。
放飼いの鶏を使っている。
・魚膾
平目に海鼠の卵巣乗せ。
酒のアテにもってこいで、盃が進みます。
・日輪田 山廃純米酒 / 萩野酒造 (宮城県栗原市): \800
1840(天保11)年創業、内陸部に立地するため、津波の被害はなかったものの、建物を耐震構造のものに増強。
以前に、以下の各先で各種類を飲んでいた。
・東京月島・築地 本丸}で、「萩の鶴 特別純米」で、「日輪田 山廃純米大吟醸」
今回飲んだのは、新潟原産の酒米「五百万石」を60%精米、協会7号 (真澄) 酵母、コメのうまみが引き立つ食中酒向け。
・鉢肴
カマス焼き
・膾
ミンククジラ・ベーコン
自家製で、脂ノリノリ!
・乾坤一 純米原酒 / 大沼酒造店 (宮城県村田町): \1,000
1712(正徳2)年創業、震災の被害を受けたが、甑(こしき)を使った蒸し米など、手作りにこだわる蔵元。
以前に、広島・石まつ 三代目で、「乾坤一 純米」を飲んでいた。
今回飲んだのは、マンガ『夏子の酒』のモデルになった酒米「亀の尾」を全量使用し、70%精米、キレイさと旨味が同居している。
・強肴
海老の真丈、ピーマン素揚げ
・葉物
レタスとミンククジラ赤身。
中華料理でよくある、レタスと海老の変化球的な感じ。
レタスは、シャキシャキした食感に、濃厚なミンククジラ赤身と、口の中でマリアージュ♪
・キャビア
まさか、キャビアが出てくるとは嬉しい予想外!
・煮物
鱸山椒漬
・蒸物
レタスとシメジ
・食事
鯛茶漬け、自家製漬物
・水菓子
ラフランス
カウンター越しに大将と食材について、いろいろ教えてもらいながら、珠玉の料理を堪能できました。
昔、京都でも修行されたことがあるみたい。
佛蘭西のタイヤ屋さんが注目するだけのことはありました。
ひょつとして、隣の客はその関係者さん達やったりして?! (笑)
PS: ↓タイトル元ネタ。
チト飛躍し過ぎでした (^_^;)
https://www.youtube.com/watch?v=bsMirURrh_g
6位
1回
2018/11訪問 2019/01/02
やはり、ココの大将は、「忠臣蔵」ファンねんやろか?! ( ̄m ̄*)割烹・小料理屋さん・福岡 薬院
マイレビさん情報から、BMしていたココへ向かう。
Googleの地図ポインタで見ても、入口が奥まっていて分かり難く、まさに隠れ家的と言える。
店内は、開店から約2年半も経過しているとは思えないほど、真新しい雰囲気が漂う。
入口から左手にオープンキッチンのカウンター席、右手にテーブル席が何卓か並び、どんつきは小上がりの座敷卓になっている。
先客は、カウンターにカップル2組、奥の座敷に元プロ野球選手か、業界っぽいグループが鎮座。
大将と見習い板さん、ホールはバイトちゃんで切り盛り。
カウンター奥の生け簀には、方向転換できない程の大型の天然クエがいる。
おまかせ料理は\5k~10k、初来店なので、お試し的に樋口一葉で、いつものカタツムリ的レビューのお助け用に献立のメモをお願いしておいた。
席に案内されると、達筆で「お品書き」と書かれてテーブル席の上にセットされていた。
メニューを見ていると、大将のこだわりの意気込みが伝わってきて、これから提供される料理に期待が持てます。
まずは、生ビールで喉を潤しましょう。
・キリンの一番搾り:\600
金沢・鮨木場谷でも見かけた、珪藻土コースターにセットされる。
まず出てきたのは、
・博多がめ煮 と 沖縄糸もずく
県外では「筑前煮」、ご当地では「がめ煮」と呼称が代わるのが面白い。
人参、牛蒡、鶏肉、椎茸、しっかりとした味が付いていて、もずくのサッパリ感と対照をなす。
・お造り
とらふぐ、ごまさば。
鯖の濃厚な味、ふぐは少し寝かせてあるのか、旨味が凝縮している。
で、これらに合わせるのは、自家製 さしみ醤油と、あっぷるポン酢、調味料まで自家製とはスゴイ!
刺身が来たので、いつものように地酒にスイッチ。
まず最初の一杯は、地元福岡の蔵元から飲んだことの無いものを選ぶ。
・h(エイチ) 純米吟醸槽口直詰無濾過生原酒 / 比翼鶴酒造 (福岡県久留米市): 1合 / \800
1895(明治28)年創業、創業家の先祖は、福岡県柳川市本城町にあった柳川城の城主・蒲池氏。
蔵の敷地内に浄水場と精米場があり、筑後川の伏流水と自家製米、昔ながらの日本酒造りを守る蔵元。
以前に春吉・和酒処 博多 酒虹で、「比翼鶴 純米無濾過生原酒 直汲み 酒虹別注品」を飲んでいた。
今回飲んだのは、福岡の酒米「夢一献」を55%精米、槽口(ふなぐち)なので、絞ったまんま、♪獲~れ、獲~れ、ピ~チピチ♪で、♪フレッシュ♪な味。
・愛媛七折小梅 茶碗蒸し
『ミカンの産地の愛媛で、何で梅なん?』と思って調べると、「砥部焼」の産地、砥部町で栽培されている、「種の小ささと果肉の柔らかさ」が特徴の黄色い小梅。
和歌山の南高梅が大粒なのと対照的で、福岡でこの食材を探してきて、しかも茶碗蒸しに入れるとは、その発想に脱帽もんです。
・焼物
唐津かがみあじ、ひょうたん。
カウンターに座っていなかったので、大将にタイムリーに尋ねられなかったが、出身が佐賀なので、恐らく唐津の旧鏡村界隈で獲れた「吟アジ」なのかも?
脂が乗っていて、旨い。
食用ひょうたんは、初めて食べたが、瓜とプチトマトとビーツの合いの子みたいな感じで面白い。
次の一杯は、大将の地元の蔵元から、
・東長(あづまちょう) 純米酒 / 瀬頭酒造 (佐賀県嬉野市): 1合 / \800
1789(寛政元)年、「丸平正宗」銘柄で創業、原温原湿精米機で自家精米、「正直な酒をつくる」ことをモットーにしている蔵元。
1920(大正9)年に法人化したのを契機に、当時の首相、原敬が命名した「東長」銘柄の酒を世に送り出す。
今回飲んだのは、飯米「レイホウ」を68%精米、米の旨みが引き立つ味。
・天ぷら
アスパラ、ばってんなす。
アスパラは本来の甘味が、天ぷらで揚げることで更に旨味が増している。
「ばってんなす」とは、初耳なので調べると、JA熊本宇城(うき)と種苗メーカーが共同開発したオリジナル品種。
水ナス系との事で、最盛期の初夏に食べると、泉州水ナスの感じに近いのかも?
今回のは天ぷらなので、身の噛み応えが柔らかく、これもアスパラと同様、揚げることで糖度が増しているように思う。
・雪男 純米酒 / 青木酒造 (新潟県南魚沼市)
1717(享保2)年創業、新潟と言えば「淡麗辛口」が多い中、「淡麗旨口」を目指している蔵元。
以前に、名古屋・日本酒処 華雅で、「鶴齢(かくれい) 特別純米 山田錦」を飲んでいた。
今回飲んだのは、長野原産の酒米「美山錦」を60%精米、ぬる燗で飲むと、ラベルの雪男のデザインのような、どこか武骨な後味。
・天然あら煮付
冒頭の2文字、達筆過ぎて難読で分かりません (^_^;)
牛蒡と獅子唐が添えられた煮付、程よい味付けが、雪男の純米とよく合います。
・明太茶づけ
平尾・食と酒 なかむたと同様に、ココでも自家製の明太子を土産で売っている。
なかむたが、1腹(2本入) / \1,500に対して、ココは2腹(4本入) / \2,500と微妙なCP。
なので、お茶漬けで試せるとあってありがたい。
・フルーツ
柿、尋ねなかったが、恐らくこの柿も、先日の名古屋・割烹 藪下での「峰屋柿」と同様に、こだわりのものなのかも?
ココの過去レビが2件だけやったんが、不思議なくらい、今後、人気が出てきそうな予感。
店内でのベストポジションは、やはり大将と掛け合いのできるカウンターでしょう。
先日寄ったさか本など、薬院は、こうした若手料理人が、自分がやりたいようにやっている店で、面白い先が多いですね。
7位
1回
2018/09訪問 2018/10/14
やはり、ココは歴代「おけいはん」御用達ねんやろか?! ( ̄m ̄*)焼肉屋さん・京都 久御山
ココは、かなり以前からBMしたままやった先。
何度か予約を入れるも、直前過ぎて空きが無かったりでタィミンングが合わず仕舞い。
今回は満を持して、約2週間ほど前に余裕をもって予約を入れたので、やっとこさ行けた。
長男と共に、もう車の免許を取っているので、「ハンドルキーパー」として「指名」。
ちなみに、これは完全な和製英語、本来は「Designated Driver」、野球で言う「Designated Hitter (指名打者)」の運転手版。
脱線ついでに、パ・リーグが採用している「DH制」はその頭文字から来ている。
大阪方面から行くと、1号線を北上して京滋バイパスの手前辺りに立地、この付近へ来るのは初めて。
入口を入ると、食べログの受賞歴が2009年分から何枚か飾ってある。
店内は、「ザ・焼肉屋さん」という雰囲気ではなく、天井も高く開放的で洗練された感じ。
カウンターに陣取ると壁側に、この日使っている肉の部位毎に、個体識別番号と産地が張り出されていたので、後述。
10桁の数字は、言わば「牛のマイナンバー」、過去に以下の店でも見かけていた。
焼肉屋さんで、ココまできっちり公開されているのは、仕入れに自信がある証拠、期待が持てます。
・宮崎・ミヤチク系列 (ミヤチク、大淀河畔 みやちく、アパス)
・樟葉・森のロマン亭
まずは、喉を潤しましょう。
・サッポロ(生)ビール(中): \500
おまかせコースを選ぶ。
「並・上・特撰」と3種類がある。
初来店なので、姫路・魚路の時と同様、エントリー版から徐々に上げていく楽しみを残しておいた。
・並牛肉のコース: @\2,800 x 2人前
1. タン盛り合わせ 2〜3種類(塩タン・ツラミ・中オチなど)
2. 上牛肉盛り合わせ 5〜6種類(タレ焼きおすすめ)塩でもできます
3. ホルモン盛り合わせ 5〜6種類(塩・タレ)
4. アイス(日替わりで、この日はメロン味)
スタッフさんから、皿毎に部位の説明を受けたのだが、メモ取りしておらず、完全にド忘れ (^_^;)
・野菜セット(サンチェ・にんにくスライス・白菜キムチ・しらがねぎ) :\780
・お鶏飯: \800
京阪沿線の住民としては、このメニューを見ると、思わず注文してしまった (笑)
数量限定メニューで、店のHPにも記載されていなく、キムチがセットになっている。
奄美群島の郷土料理ということで、以前に鹿児島ワシントンホテル・ガスライトの朝食で食べていた。
ココのは、鳥取大山産の「がいなどり」という地鶏を使っている。
これは隠れ裏メニュー的で、ご飯の代わりに頼んで大正解。
ちなみに、心斎橋・WA鶏BAR 本店でも、この鶏を出しているらしく、メモしとこ。
並牛肉のコースの肉質でも、一般的な他店を完全に凌駕しています。
上のチビとも、『これで並やったら、上と特撰はどんな肉が出てくるんやろ?!』と今から楽しみ。
PS: 尊い牛の生命を頂いたので飼い主さんへ共々敬意を表して、牛の個体番号から経歴を一覧に纏めた。
・特撰ロース・上バラ 1511668321 黒毛和種メス 月齢約32ヶ月
2016.02.12に、宮崎県串間市の野川氏の牧場で出生。
2016.11.13に、南那珂地域家畜市場のセリで、島根農場 (島根県太田市) が落札、肥育。
2018.08.06に、神戸市立食肉センターで屠畜。(牧場から約320kmの長旅、お疲れ様でした。)
・特撰バラ 1403850445 黒毛和種メス 月齢約34ヶ月
2015.12.09に、熊本県山鹿市の木庭氏の牧場で出生。
2016.10.07に、熊本県家畜市場のセリで、㈱なか川 (同県菊池郡大津町) が落札、肥育。
2018.07.19に、神戸市立食肉センターで屠畜。(牧場から陸路なら約680kmの長旅、お疲れ様でした。)
・三角バラ・マル (ヒウチ)・ランプ (イチボ)・上モモ 1352365427 黒毛和種メス 月齢約33ヶ月
2016.01.05に、宮崎県西都市の甲斐氏の牧場で出生。
2016.11.11に、児湯地域家畜市場のセリで、島根農場が落札、肥育。
2018.08.06に、特撰ロースの牛と同じ日に、神戸市立食肉センターで屠畜。(牧場から約320kmの長旅、お疲れ様でした。)
・上ロース 1507884582 交雑種(肉専用種X乳用種) 去勢(雄) 月齢約28ヶ月
2016.06.04に、出生、空欄になっているので、人間で言えば、「非嫡出子」なのかも?
2016.08.08に、香川県家畜市場で、宮崎県えびの市の山下氏が落札、肥育。
2018.08.06に、全開連人吉食肉センター (熊本県)で屠畜。
8位
1回
2018/11訪問 2018/12/29
やはり、ココのオーナーさんは、「二匹目のドジョウを狙」ったはるねんやろか?! ( ̄m ̄*)割烹屋さん・名古屋 丸の内
名古屋での割烹屋さん第5弾。
マイレビさん達情報からBMしていた先。
お任せコースが、\8k, \10kの2種類あるとの事で、\8kで予約しておいた。
ファサードは、尾張やのに京都みたいな雰囲気を醸し出している。
鰻の寝床の様に奥行きがあって、オープンキッチンのカウンター席に案内される。
いつもの通り、カタツムリ的レビューになるので、予めコース献立のメモを頼んでおいた。
まずは、生ビールで喉を潤しましょう。
・ザ・プレミアム・モルツ: \650
屋号がシルク印刷されたオリジナルタンブラーで提供される。
ちなみに、サントリーの『ザ・プレミアム・モルツが飲めるお店』で検索すると、ココが掲載されている。
・前菜
写真左から、煮蛸、和牛たたき、金時草おひたし。
金沢では御馴染の加賀野菜の「金時草」を名古屋で見かけるとは面白い。
・お椀
渡り蟹身著、結三葉、松茸。
和食の基本であるお椀に水滴が付けてあります。
松茸に銀杏、秋の名物のお椀が美味しい。
・お造り
旬の盛合わせ
写真左から、鮪、しまあじ、クエ、鰆。
鰆のタタキと言えば、岡山・酒囲屋本店を思い出すが、名古屋でも旨い鰆を出す先があるとは新たな発見でした。
刺身が来たので、いつものように地酒にスイッチ。
メニューの中から、最初の一杯は「愛・三・岐」の地元蔵元のものから探す。
・三千盛 純米からくち 純米大吟醸 / 三千盛 (岐阜県多治見市): \900
1772~1781年(安永年間)、杉田玄白が解体新書を出版したり、アメリカ独立戦争している頃に創業した蔵元。
以前に、大阪天満宮・肴菜八 弦吉 (掲載保留)でも、ココの蔵元のものを飲んでいた。
今回飲んだのは、酒米のスペックは非公開ながら精米歩合45%、キリッ!とした後味。
・煮物
海老芋揚げ出し、貝柱かれい、万願寺。
揚げ出しの出汁が効いている。
・龍神 辛口純米 / 龍神酒造 (群馬県館林市): \800
前身から含めると、南北朝時代(1300年代)の落武者にルーツがある蔵で、「尾瀬の雪どけ」銘柄で有名。
自社精米機を持ち、手作業による伝統の日本酒造りを目指している。
今回飲んだのは、60%精米で日本酒度+15の辛口。
・焼物
スズキからすみ焼、甘海老唐揚げ、玉子焼。
スズキの表面に、からすみを付けて焼き上げるとは、板さんのアイデアもんですね。
からすみで思い出すのは、岡山繋がりで幸市。
・洗心 純米大吟醸 / 朝日酒造 (新潟県長岡市): \2,500
1830(天保元)年、「久保田屋」の屋号で創業、「萬寿」など「久保田」銘柄で有名な蔵元。
酒楽の里 あさひ山のテナントショップを持つ。
今回飲んだのは、3・6・9・11月と年間4回の限定出荷品、長野原産の酒米「たかね錦」を全量使用し28%精米、新潟酒らしい端麗辛口に仕上がっている。
・替
玉ねぎ姿煮、ブロッコリー。
玉ねぎの甘味が、たまらない! v(≧∇≦)v
・食事
自然薯とろろ、おつけもの。
自然薯で思い出すのは、金沢・こいでの大将が自ら収穫してきた自然薯の磯辺揚げ。
やはり、天然のホンマもんは、自然界由来の美味しさが際立ちます。
この後、お茶が振舞われた。
・水物
峰屋柿。
シレッ!と献立に書かれてあって見逃すところだが、お初なので『ミヤネ屋柿???』とボケて尋ねると、若手の板さんが説明してくれた。
岐阜県美濃加茂市蜂屋町の特産で、寄った頃が旬の時期と重なっていた。
カウンターにも何個か並んでいたが、そのまま食べると渋柿になるため、完熟させるまでに暫く時間をおいて、更に焼酎に付け込んでから出している手間もんらしい。
ちょうど熟れたキウイのようにスプーンで頂くのだが、今までの柿の固さのイメージがひっくり返るくらい、トロッ!トロッ!で柔らかい。
〆にお茶を所望すると、1杯目とは違う種類のお茶が出てきた。
石田三成的な?! サービスですね (笑)
名古屋でも知らないだけで、探せばあるもんですね。
【名古屋の割烹 アーカイブ】
・蓬左茶寮
・馳走菴 ひじり
・魯忍
・晴久
9位
1回
2018/08訪問 2018/09/07
やはり、ココのBGMは、Shakatakばかりが流れているんやろか?! ( ̄m ̄*)割烹屋さん・広島 土橋
田心へ寄ったのは、もうかれこれ約8年前になる。
そこで修行されていた大将が、独立して店を構えたのが約2年前。
電停・土橋駅近くに立地。
路面電車が通っている寺町通りの1本西側に並行しているやや細い通りに面している。
外観は、どことなく京都にありそうな感じ。
店内は、入口から左手に小上がりの座敷2卓、その奥右手に一部オープンキッチンのカウンター5席。
大将は、山人・田心の伝統?! 期待を裏切らない?! (笑)、坊主頭。
『この方が、楽なんです』と屈「拓」がない。
この日は奥さんではなく、見習いの板さんと2名体制。
同時ぐらい入ったのは、IT企業的なミドル男女4人。
後客で、カップル1組が来店。
コースは2種類、なかなか来れないエリアで、しかも完全予約制ということもあって、\6.5kで予約しておいた。
・\5,000
・\6,500
まずは、喉を潤しましょう。
・生ビール(中): \600
ヱビスの専用グラスに、黄金比率の上手い注ぎ方。
・先付
素麺瓜 アカモク和え 手長蛸旨煮。
1品目から、意表を突く。
スーパーフードとして注目されているアカモクを素麺瓜と組み合わせ、ネバネバとシャキシャキの食感を同居させる。
そこにプリップリッの手長蛸の旨煮と、計算されたハーモニー。
・椀物
鱧葛打ち 花オクラ。
京都で夏の風物詩の鱧が、広島で頂けるとは!
出汁も、見た目と違って、しっかり鱧の骨から取られているのかも?
生ビールも空いたので、いつものように地酒にスイッチ。
大将に、『広島の蔵元の純米系』とのお題で、『ポン酒ルジュ』
ただ、途中から中国地方と広げてもらった。
・神雷 夏生原酒 純米酒 八反錦 / 三輪酒造 (広島県神石高原町)
1716(享保元)年創業、『神雷』銘柄は、雷が酒造蔵に落ちたが大過なかった事に由来する。
今回飲んだのは、以前に圓屋で飲んだのと同じシリーズで、冬に搾った純米酒のあらばしりを、生のまま熟成させたもの。
広島の酒造好適米「八反錦」を全量使用し65%精米、圓屋の時の2年前の造りでは日本酒度が+4.0に対し、今回は+4.5と若干増えている。
・向付
天然鯛、 太刀魚 焼霜。
太刀魚は、皮の表面に包丁を入れてから、トーチバーナーで炙ってあるので、皮の香ばしさと太刀魚の脂が引き立つ。
鯛は少し寝かせてあって、滋味溢れる。
・日置桜 青冴え 雄町 生酛 純米酒 / 山根酒造場 (鳥取市)
1887(明治20)年創業、「醸は農なり」として、幻の酒米「強力」(ごうりき)を復活させた蔵元。
以前に、以下の各店舗で、各種を飲んでいた。
・大阪・酒や肴 よしむらで、「鍛造生酛山田錦 純米酒」
・鳥取・笹すしで、「純米 穿(うがつ)Ver.銀坊主」
・姫路・日本酒 暮六つで、「日置桜 糸白見 無農薬無施肥純米酒」
今回飲んだのは、現存する最古の酒米「雄町」を全量使用し70%精米、生酛造りなんで、燗映えする味。
・鉢肴
鱸つけ焼き 瓜酢漬 甘長炭焼き。
椀物に引き続き、鱧が登場、甘辛タレに付け込まれて、先ほどの太刀魚同様、焼霜に仕上げ、実山椒が添えられている。
甘長とは、別名「伏見唐辛子」、京の伝統野菜のひとつ、「唐辛子」の名前とは違って辛くなく、ピーマンの感じに近い。
・白鴻 元晴 無濾過純米原酒 / 盛川酒造 (呉市)
1887(明治20)年創業、国立公園・野呂山の麓、蛍が舞う野呂川のほとりで酒造りに適した超軟水で醸す蔵元。
以前に、以下の各店舗で、各種を飲んでいた。
・福本屋総本店 (旧「醸」時)で「四段仕込み純米赤ラベル」
・醸し日和で「純米吟醸 無濾過生原酒」
・自彩菜酒処 渓 で「“ 特別純米酒 ” 緑ラベル」
・時喰 一具で、「白鴻 純米酒65 熟成酒 22BY」
今回飲んだのは、酒販店「大和屋酒舗」(広島市胡町)のOEM品「廣島・創り酒屋シリーズ」、酒米「千本錦」を全量使用し65%精米、2014BYなので、少し熟成されている。
・止め肴
塩鯖と梶谷農園 (広島県三原市) ハーブのサラダ。
このハーブ、土の旨味を吸収しまっくていて、甘く本来の野生の味がする。
それを塩鯖に組み合わせようという、アイデアが面白い。
梶谷農園は初耳やったんで、調べると、現オーナーがカナダの「ナイアガラ・ボタニカル・ガーデン」に留学し実家のハーブ園を引き継ぎ、『名だたる星付きレストランに野菜を届ける』を実現させ、今では売先を選別できるまでに成長。
ココも仏蘭西のタイヤ屋さんから、「タイヤ1本」貰っているので、広島繋がり、オーナー同士で交流があるのかも?
・美和桜 辛口純米 ONIGIRI / 美和桜酒造 (広島県三好市)
1923(大正12)年創業、夏場の閑散期にはウィンドサーフィンをする異色の杜氏さんが居る。
以前に、以下の各店舗で、各種を飲んでいた。
・醸し日和で「にごり酒 八反錦」
・和屋と美酒美肴 はまゐで「純米吟醸別囲い火入れ」
・當巳で、「純米酒」
・日本酒バル カトヤで、「美和桜 御結 生酛超辛口純米 28BY」
今回飲んだのは、これも「大和屋酒舗」の「廣島・創り酒屋シリーズ」、「八反錦」を全量使用し70%精米、『おにぎり弁当の美味しさ』を目指した味と言うだけあって、ぬる燗にすると米の旨味がジワ~ッ!と余韻深い。
・強肴
あこう骨蒸し。
シメジ、豆腐、カット酢橘が添えられていて、ボン酢で頂く。
産卵期が夏なので、脂ノリノリの「あこう」(別名キジハタ)。
・純米清酒 秘傳 / 竹鶴酒造 (広島県竹原市)
1733(享保18)年創業、ニッカウィスキーの創始者の実家。
以前に、以下の各店舗で、各種を飲んでいた。
・たつみ屋で、「竹鶴 合鴨農法米 純米酒 門藤夢様」
・いいお酒 一彩で、「竹鶴 純米 八反」
今回飲んだのは、そらやと全く同じもの。
1970(昭和45)年、県内で一番最初に「純米酒」を投入したのが、この銘柄、無濾過の黄色がかったタイプ。
そらやでは常温で飲んだんやったが、今回はぬる燗にしたので、更に香りが引き立って、旨い!!
・食事
鱧と枝豆炊き込み、味噌汁と香の物。
夏らしく、鱧づくしのコースとなった。
土鍋ご飯と言えば、樟葉・どうひらの「炊き立て釜飯」がココ最近のベストなんだが、ココのは大阪北新地・粋魚 むらばやしの土鍋御飯の感じに近く、お替りをお願いした。
・水菓子
桃のシャーベットとブルーベリー。
大将は、メニュー決めもさることながら、料理に合う日本酒選びも、キラリと光るものがある。
この日は立っておられなかったが、若手の料理人さんが夫婦と共々頑張っているのは、金沢に通じる。
割烹なら五十嵐、ジャンルは違うが、寿司での鮨 志の助、鮨 八や、鮨 みつ川。
何れもご夫婦で切り盛りされている名店、広島でも知らないだけで探せばあるもんですね。
忘れた頃に、またヒョッコリと寄ってみたい先となりました。
PS: ↓タイトル元ネタ。
Shakatakの代表曲♪Night Birds♪
『男女7人夏/秋物語』でもBGMでよく流れていましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=fUxWuoDqfZY
で、実際にBGMでかかっていたのは、Bob Marleyでした。
https://www.youtube.com/watch?v=hpQITqErHng
10位
1回
2018/08訪問 2018/09/13
どうやら、ココの店内には七輪とJR九州の特急「にちりん」のNゲージが置いてあって、板さんはユニサイクルで通っているらしい?! ( ̄m ̄*)割烹屋さん・金沢 主計町
主計町と言えば、以前に下記2軒に寄っているが、偶々か、営業していない先で被る。
・日本酒バー・數(KAZOE) (閉店 → 雇われママさんが独立、ひがし茶屋・日本酒真琴)
・割烹・嗜季 (しき) (掲載保留) → 今回も覗いてみたが営業されている雰囲気無し。
ココの基本のコースは、以下の3種類。
虎党としては、ジャビットを喰らい尽くす意味で?! (笑) 兎コースに触手が動くも、初来店なんでスターターを選ぶ。
レビュー用に、コースの品書きメモを予め、頼んでおいた。
・桜コース: \5,000
・凛コース: \7,000
・兎コース: \9,000
古民家を改装した造り、入口にて靴を脱いで、2階の大部屋に案内される。
畳の上にテーブルのスタイルで、窓からは浅野川が見え、後述するイベント期間中であった。
先客は、仲良し母・娘組、女子旅行組、後客ではミドル夫婦。
男女2名でサーブされていた。
コースには食前酒が付いている。
名古屋の長寿双子姉妹、きんさんぎんさんを髣髴とさせる?! (笑) 金と銀の2種類の盃。
ボトルの写真撮りはしていなかったので、銘柄はド忘れ(^_^;)
確か、メニューに記載されている石川の地酒の内のどれか。
次に、酷暑の時期やったんで、喉を潤しましょう。
・ヱビスビール(生中): \750
縁の薄いグラスに注がれてくる。
・お通し
冷やしトマト。
花びらの様なデザインの器が綺麗。
テリーヌ状になっていて、薄緑色のものは、説明を受けたのだが、『フムフム、なぁーるほど』と後からメモで分かると高を括っていたが、メモには書かれておらず不明。
・前菜
金時草のおひたし
小梅貝の旨煮
ズッキーニのフライ
ホオズキブラックペッパー
生ハムイチジク
ピンクの輪の平皿に、枝豆の様なデザインの蓋付き器で提供される。
夏を感じさせる青紅葉が彩りを添える。
・お吸い物
ハモとじゅんさいのすまし。
瓢箪の柄の入った器で出で来る。
京都で夏の風物詩の鱧、ジュンサイを加えてのお澄ましが、言わば酒の和らぎ水替わり。
・お造り
コチ、水ダコ。
大葉、蓮芋、花穂紫蘇のツマが添えられている。
付け合せは、刺身醤油と酒ベースの2種類で味の変化が楽しめる。
刺身が来たので、地酒にスイッチ。
・伝心 [雪 純米吟醸] / 一本義久保本店 (福井県勝山市): \1,150 / 1合
1902(明治35)年創業、「キレ味の良さ」をモットーにしている蔵元。
今回飲んだのは、限定流通品。
酒米は五百万石と山田錦を使って55%精米、霊峰白山からの雪解け水で仕込んだもの。
・焼き物
穴子の白焼き
とうもろこしの玉揚げ、ナス田楽。
ガラスの器が涼しさを演出している。
・獅子の里 純米吟醸 / 松浦酒造 (加賀市): \1,200
1772(安永元)年創業、山中温泉近くにある蔵元。
以前に、小料理 鈴木や和酒 多わゝで、「獅子の里 超辛純米酒」を飲んでいた。
今回飲んだのは、酒米のスペックは公開されていないものの60%精米、純米酒よりも、サラリとキレのある後味。
・酢の物
海そうめん。
ピンク色の三つ又状の器が面白い。
・加賀鳶 山廃純米超辛口 / 福光屋 (金沢市): \1,100
1625(寛永2)年創業、金沢を代表する最古の蔵元。
ココのは以前に、各種類各店舗で飲んでいる。
・「加賀鳶」銘柄は、味処 一合半 ぶん家やひがし茶屋・照葉で、
・「黒帯 悠々 特別純米」は、寿司 さ々木 、鮨 歴々 百番街店、八十八で
・「福正宗 純米吟醸 生貯蔵酒 旬生春」は、帆夏で
今回飲んだのは、これも酒米のスペックは非公開の65%精米、山廃なんで、ぬる燗でお願いした。
・お食事
鯛のスープカレー。
鰹節が掛かっている和風タイプ。
食べる「ウコンの力」で、飲んだアルコール処理の一助にもなりますね。
・デザート
ブラマンジェ、アメリカンチェリー。
女子受けしそうな組み合わせ。
食後のドリンクは、コーヒーでお願いした。
主計町の雰囲気で、スターターのコースでこの内容なら充分ありやと思います。
PS: この日は偶々、下記イベントに遭遇。
7月下旬から、8月の盆前まで、浅野川左岸の主計町側にて「金沢・浅の川園遊会 白糸川床」が開催されていた。
御席料は@\13,500、3日前までの予約が必要になる。
『本日の御席』ということで掲げられていた先は、金城楼 東茶屋・中むらの2軒。
言わば、京都鴨川の川床に、祇園の舞妓さんが来たみたいな感じ。
このイベントの期間中に、いち凛の窓側の席を予約しておくと、雰囲気の一旦は窺えるので、さながら、京都五山送り火の穴場スポット的。
エアコンの効いた部屋内で、コストも抑えられるので、来シーズンこのイベントに予約そびれた方の一助になれば?! (笑)
【主計町町会 提灯協賛店】
※数が多いので、主計町にある先だけ抽出。
・太郎
・和菓子処 はやし
・鮨処 あさの川
・彩賀
・流寓
・土家
・空海
・Bar 一葉
・麻玉子
・金澤主計 鮨処あいじ
・一葉
・仲乃家
・えんや
・まゆ月
【順位一部修正】
今年は、第4位の店を誤って確定してしまった (^_^;)
意図していた先は、酒盃。
https://tabelog.com/akita/A0501/A050101/5000004/
食べログ・サポセンに修正依頼しても、受け付けてもらえず、コメント欄に追記とした。
2008~9年と投稿期限を過ぎてしまったので、ベストレストランとしては9回目。
対象の選考店舗は 312店と、昨年の295店から微増。
「かたつむりレビューUp」のため、期間対象店ながら、Upが間に合わなかった先が、今年は諸事情により約40軒弱もあった。
毎年の事ながら、10軒だけを抽出するのは非常に難しい。
今年も敢えて夜に寄った店からに限定した。
和食・日本酒で選ぶ傾向は、ここ数年続いているが、今年の特徴としては、肉に注目した年でもあった。
相変わらず、全国の日本酒バーへも神出鬼没しており、今年はエリア拡大もさることながら、良く行く地区での新規店開拓にも心掛けた。
相変わらず、「行きたい」登録店舗は、増えるばかり。
「正しきグルメの探求」への旅は、まだまだ続く・・・