タイガース・ウッズさんが投稿した幸っちゃん寿司(大阪/香里園)の口コミ詳細

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タイガース・ウッズの「僕を呼ぶ店」

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タイガース・ウッズ (男性・大阪府) 認証済

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幸っちゃん寿司香里園/寿司

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/02 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

年末近くになると、「さそり座の女」が偵察に来るらしい?! ( ̄m ̄*) 寿司屋さん・香里園

「レジェンド会」 ・・・ 後にそう呼ばれるかもしれない?! 集まりであった。
「鶴の一声」で総勢8名、東西約1,000kmも離れた所から集ったメンバー。
以前からBMしたままだったココが会場と聞き、否応にも期待が高まる。

もっと下町で昭和の香りがする老舗の店を想像していたが、ミレニアムになってから開店されており、カウンターの照明が青色になっていて、何だか水族館のような感じもする。
寿司屋さんで、ご夫婦でやっておられる先は、やはり名店が多く、ココも奥さんの接客が、誠にエエ感じなんである。
ゲラゲラ笑う様は、未知やすえのようでもあり?!、さながら、「勝則・やすえ」寿司と勝手に思えてしまうくらい?! (=^^=)

『今日の仕入れは、70点です。』と正直な大将。
東京深川・三ツ木の大将も、『寿司屋は最低3回くらい行かないと、本当のところは分からない』と言っていたのを思い出す。
扱うものは天然物の海産物、しかも天候次第で、日によって収穫される量も質もマチマチなので、致し方ない面もある。
『その中でも、皆様に満足いただけるように、ベストを尽くします!』
これぞ、料理人魂ですネ。

まずは生ビールからでスタート。

[おつまみ]
イクラの醤油漬け
自家製、臭みが消えているものの、醤油の味が勝ち過ぎず、ちょうど良い漬け具合。
「一二の三でドーン!」と、かつての今岡の先頭打者初球HRのような最初の一品です。

ノレソレ
『ノレソレって、何やそれ?』と、ボケをかましつつ・・・(^m^ )
穴子の稚魚で関西では「ベラタ」とも呼ばれ、見た目は透明、それ自体に味は無く、食感を楽しむもの。
昔、築地・すし処 おかめでは軍艦で出てきたことがある。

刺身盛り合わせ
縞鯵、明石産の鯛、生蛍烏賊の3種盛り。
蛍烏賊と言えば、富山が本場ですが、大阪で生、しかも初物が頂けるとは、わざわざサンダーバードに乗って行かずとも味わえてラッキー!
明石産の鯛は、鯛の中でも王様と言われ、早い潮流によって締まった身で旨い。

生ビールで喉を潤した後は、いつものように地酒にスイッチ。
小倉某女史からは、九州の焼酎・地酒を事前に店に届けてくださっており、地酒はちょうど飲みごろになるように冷やしてもらっていた。
本来なら、お迎えする地元モンが手筈しておくべきですが、完全に一本取られました m(__)m

スビバセン!、感謝感激モンです!!! 改めて御礼申し上げます!!!
当然、通常メニューには無い銘柄ばかりだが、敬意を表して、いつもの通り飲んだ種類を調べると、

鍋島 純米吟醸 / 富久千代酒造 (佐賀県鹿島市)
大正末期創業、450石、元々「盛寿」と名乗っていたが、戦後に「千代に栄えて福来る」の願いを込めて改称。
当代が佐賀を代表する地酒を目指し、1998(平成10)年に「鍋島」銘柄をスタート、一般公募から命名、鍋島家末裔のお墨付き。
ココの杜氏は、直「喜」さんなんで、品質的に「倍返し」してくれているかも?! (^m^ )

繁桝 中汲み 純米大吟醸 生々 / 高橋商店 (福岡県八女市)
1717(享保2)年創業、九州ならずとも、全国的にも老舗の蔵元。
この種類は特約店のみでしか入手できないもので、関西ではまず滅多にお目にかかれず、超レアもん!
酒の製造過程で、昔ながらの自然のまま漉した、手間モン、しかも酒米の王者山田錦100%、当然のことながら、味は断トツで旨いんである。

喜多屋 純米大吟醸 しずく搾り / 喜多屋 (福岡県八女市)
文政年間(1818~1830)創業、高橋商店と同じく八女市に立地。
八女茶で有名だが、名水の土地柄だけあり、福島酒造、後藤酒造場、旭松酒造も含め5つ蔵元がある街。
この銘柄は、山田錦を39%まで精米した、超贅沢な酒。

寒北斗 純米吟醸 / 寒北斗酒造 (福岡県嘉麻市)
1729(享保14)年創業、ラベルがピンストライプになっているので、虎党にも馴染みやすい。
これを飲むと、『お前は、もう死んでいる』と宣告されるかもネ?!
確かに、この後でいろいろと、記憶が飛ぶのだが・・・(^_^;)

[にぎり]
平政
身のピンク色と、脂のサシがキレイ。
「冬の鰤、夏の平政」と言われるらしいが、この時期でこの旨さなら、夏場の味はドナイなん???
『青背の王様』とおすすめホワイトボードに書かれているが、これをにぎりの一品目にもって来るとは、藤浪をドラフトで引き当てたようなモン?!

真鱈白子の軍艦
軍艦から、はみ出ている白子は、さながら『がんばれ!! タブチくん!!』のように?! プリプリ。
地酒が、グビクビと進みます。

生蛸
普通、蛸は刺身でも一度茹でて出す所が多い。
ココでは明石産の生蛸を、胡麻油で合わせて。
こんな食べ方は、初めてですが、旨い。

ノドグロ
金沢の寿司屋さんを彷彿とさせます。

蛍烏賊
今度はホイル焼きにしたものを海苔で2杯をまとめて。
刺身と違った食感を楽しめます。


岡山のイメージが強い鰆ですが、大阪でも食べれるとは思いませんでした。

太刀魚
皮の青光りが鮮度を物語っています。
本日初の炙りもの、炙り具合もサッとしてあって、このネタに合っています。


先ほどの刺身が旨かったので、もうちょっと食べたいと思っていたら、にぎりでも出てきました。
『いやぁ~、明石産の鯛ってホンッとぉ~に、イイもんですね〜』 (←水野晴郎風に読んで下さい)

本鮪の大トロ
本鮪のしかも生大トロとは、まさに球児の「火の玉ストレート」的です!!!
シャリが殆ど隠れているくらいのネタの大きさ。
一口頬張れば、口の中で「ズドーン!!!」と旨さが広がります。

アオリイカ+海栗
新庄の敬遠球サヨナラ・ヒットのような組み合わせ。
こんな食べ方は、これまた初めて。
コレを食べると『明日も勝つ!』と、明日の仕事に身が入ります?!

芽葱
これはよくある握りですね。
シャリシャリ感を楽しめます。

和・洋サビ巻き
新喜劇・竜爺の目覚め?!のような一品です。
ツーンとくる刺激は、地酒の酔いも醒まさせられますネ。

〆に、赤出汁、名古屋コーチンの卵が入っています。
コレだけをいただくと何だが、尾張の寿司屋さんみたい?!

これで70点の仕入れなら、100点満点の時には、どんなものが頂けるのか???
なるほど、幹事さんがお気に入りの店になるのも、納得の先でした。
恐らくこの日の寿司であれば、北新地なら福沢諭吉1人ほど、華の御江戸なら更に樋口一葉も足させければ、頂けないのかも知れない。
京阪沿線組ながら、香里園は通り過ぎるだけでしたが、途中下車する価値は充分にあります。

  • 自家製イクラの醤油漬け

  • ノレソレ(穴子の稚魚)ポン酢

  • 刺身盛り合わせ

  • 平政

  • 真鱈白子の軍艦

  • 生蛸

  • 生蛸用の胡麻油

  • ノドグロ

  • 蛍烏賊

  • 太刀魚

  • 本鮪の大トロ

  • アオリイカ+海栗

  • 芽葱

  • 和・洋サビ巻

  • 赤出汁

  • 生中

  • 差し入れ酒

  • 鍋島 純米吟醸

  • 繁桝 中汲み 純米大吟醸 生々

  • 繁桝 中汲み 純米大吟醸 生々

  • 喜多屋 純米大吟醸 しずく搾り

  • 喜多屋 純米大吟醸 しずく搾り

  • 寒北斗 純米吟醸

  • 寒北斗 純米吟醸

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2014/03/10 更新

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