『練習は裏切らない。しかし時として裏切るのも練習の本質だと思う。』far longさんの日記

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far long

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今日は3.11
あれから一年が過ぎた。
当然ながらいろいろと考えるところの多い一日である。
改めてお亡くなりになった方の冥福をお祈りするとともに、復興に向けて個人でもできる範囲を広げて関わっていきたいと思う。


そんな今年の3月11日であるが朝から名古屋ウイメンズマラソンにくぎ付けであった。
ロンドンオリンピックを控え、男子の3つの選考レースが終了、そして女子はオーラスの選考レース。
出走メンバーはアテネの金メダリスト、マラソン6戦5勝連対率100%の野口みずき、世陸&選考初戦の横浜のリベンジを期す尾崎、実力者赤羽&渋井、ダークホースの中里、伊藤など錚々たる顔ぶれ。
競馬で言えばG1馬ばかりの有馬記念と言ったところか。(笑)

臨戦過程や直前の調子など野口、赤羽は不安を抱えながらのスタートだったかと思うが、それぞれに意地とプライド、まさしくひとりのアスリートとしての生き様を賭けた闘いで本当に見ごたえがあった。
デッドヒートを繰り広げる中、抜け出したのは尾崎と中里。そして経験がモノを言ったのか最後の最後は尾崎が抜け出して日本人トップで代表の座を確実なものにした。

しかし尾崎、中里は確かに強かったがそれ程の差もなく渋井、野口、赤羽がゴールするシーンにこそこの日のレースの本質があるようにも思えた。
フルマラソンの練習ほど過酷なものはないはずだが、それぞれに「練習は裏切らない」という事を身を持って知り過ぎている選手たちがあるものはピークを過ぎ、あるものはピークを求めながらも充分な練習が積みきれなかった中でスタートラインに立たねばならなかった思いとは幾ばくのものだっただろうか。

ひと足先に代表の座を確実にしている男子の藤原新選手、山本選手もそれぞれいいみじくも「練習は裏切らない」と同じようなコメントを発していた。
「練習は裏切らない」からこそ、今回こそは裏切られるのではないか…それでも、渋井も野口も赤羽も途中で投げることなく今持っている実力のすべてを使い果たしてゴールした。
確かにロンドンの女子マラソンのスタートラインには立てないかもしれないが、彼女たちにも再び栄光が訪れんことを願わずにはおれない、そんな思いが去来したゴールシーンであった。


ちなみに明日3/12は陸連による選考会。
私の予想は
男子:藤原新、山本、堀端 (補欠:いつでもコンディションOKの川内も捨てがたいが中本)
女子:重友、尾崎、木崎 (補欠:世界を相手にするなら赤羽だけども結果の中里)
まぁ、誰が選ばれても三人目は物議を醸すでしょうね。(笑) 

当の私は来週フルマラソン。
「練習は裏切らない」ことを逆説的に証明することになるだろう…(泣)
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